JP7169954B2 - 歩行型管理機 - Google Patents

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Description

本発明は、給油の際に用いられる燃料容器を支持する支持部を具備する歩行型管理機の技術に関する。
従来、給油の際に用いられる燃料容器を支持する支持部を具備する歩行型管理機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の歩行型管理機は、ハンドル部(操縦ハンドル)及び給油タンク載置プレート(支持部)等を具備する。ハンドル部は、作業者が操縦可能な使用位置と、使用位置から前方へ揺動された折り畳み位置と、の間で揺動可能に設けられる。給油タンク載置プレートは、ハンドル部に取り付けられる。
特許文献1に記載の歩行型管理機においては、ハンドル部が使用位置に揺動された状態において、給油タンク載置プレートに給油タンク(燃料容器)を載置して、給油作業を行うことができる。しかしながら、給油タンク載置プレートは、ハンドル部の揺動に伴って回動するため、ハンドル部が折り畳み位置に揺動されると、給油タンクを載置できなくなってしまう。
このように、特許文献1に記載の歩行型管理機では、ハンドル部が折り畳み位置に揺動された場合に給油タンクを支持することができず、給油作業における作業者の負担が増大してしまう点で改善の余地があった。
特開2018-46776号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、給油時における作業者の負担を低減することが可能な歩行型管理機を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ハンドルフレームと、前記ハンドルフレームに対して、使用位置と折り畳み位置の間で揺動可能な操縦ハンドルと、前記折り畳み位置に揺動された前記操縦ハンドルの下方に配置され、燃料容器を載置可能な支持部と、前記支持部に載置された前記燃料容器の水平方向の移動を規制する規制部と、を具備し、前記規制部は、前記操縦ハンドルに設けられる第一規制部を含むものである。
請求項2においては、前記支持部は、前記ハンドルフレームに設けられるものである。
請求項3においては、前記支持部は、前記ハンドルフレームの前側、かつ燃料タンクの後側に設けられるものである。
請求項4においては、前記操縦ハンドルは、左右一対の揺動部を具備し、前記支持部は、前記操縦ハンドルが前記折り畳み位置に揺動された状態において、平面視で少なくとも一部が前記左右一対の揺動部の間に位置するものである。
請求項においては、前記規制部は、前記支持部に設けられる第二規制部を含むものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、給油時における作業者の負担を低減することができる。また、燃料容器を安定して支持することができる。
請求項2においては、支持部を安定して支持することができる。
請求項3においては、燃料タンクに比較的近い位置に支持部を配置することで給油作業を行い易くすることができる。
請求項4においては、左右一対の揺動部の間のスペースを利用して燃料容器を支持することができる。
請求項5においては、燃料容器を安定して支持することができる。
本実施形態に係る歩行型管理機を示す斜視図。 同じく、側面図。 歩行型管理機の前部を示す拡大側面図。 (a)揺動部、係合部及び連結部を示す斜視図。(b)同じく、側面図。 (a)同じく、背面図。(b)同じく、平面図。 (a)支持部を示す斜視図。(b)同じく、平面図。(c)同じく、側面図。 操縦ハンドルを折り畳み位置まで揺動させた状態における歩行型管理機を示す左前方斜視図。 同じく、左後方斜視図。 同じく、側面図。 同じく、平面図。 (a)支持部に燃料容器を載置した状態を示す拡大側面図。(b)同じく、拡大平面図。 (a)変形例に係る支持部を示す側面図。(b)変形例に係る操縦ハンドルを示す平面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、図1から図3を参照して、本発明の一実施形態に係る歩行型管理機1について説明する。
歩行型管理機1は、機体フレーム2、エンジン3、燃料タンク4、ボンネット5、カバー6、ミッションケース7、耕耘爪8、クラッチ機構9、フェンダ10、固定フレーム11、移動輪12、抵抗棒13、成形体14、ハンドル連結部15、操縦ハンドル20及び支持部30等を具備する。
機体フレーム2は、板材を適宜折り曲げて形成される部材である。機体フレーム2の前部には、開口部を下方に向けた正面視略U字状のバンパー2aが設けられる。エンジン3は、機体フレーム2に載置される。燃料タンク4は、エンジン3の後方に配置される。当該エンジン3及び燃料タンク4は、ボンネット5によって覆われる。また、燃料タンク4のキャップ4aは、ボンネット5の上面から露出するように設けられる。エンジン3の左側方には、エンジン3の動力をミッションケース7に伝達するクラッチ機構9を覆うカバー6が設けられる。
ミッションケース7は、機体フレーム2の後部に固定される。ミッションケース7は、エンジン3からの動力が伝達されることで回転する回転軸7aを有する。回転軸7aには、耕耘爪8が固定される。クラッチ機構9は、耕耘爪8の回転及び回転の停止を切り替えるためのものである。本実施形態のクラッチ機構9としては、プーリに巻回されたベルトに張力(テンション)を付与することで動力を伝達可能とする、いわゆるベルトテンションクラッチを想定している。
ミッションケース7の左方及び右方には、耕耘爪8を上方から覆うフェンダ10が配置される。また、ミッションケース7の後部には、固定フレーム11が固定される。
図3に示す固定フレーム11は、ブラケット11a及びハンドルフレーム11b等を固定するためのフレームである。固定フレーム11には、ブラケット11aを介して移動輪12、抵抗棒13、成形体14が回動可能に設けられる。
図1及び図2に示すハンドルフレーム11bは、操縦ハンドル20を支持するためのフレームである。ハンドルフレーム11bは、後上方へ延びるように形成される。ハンドルフレーム11bの後上端部には、ハンドル連結部15が連結される。ハンドル連結部15は、ハンドルフレーム11bと操縦ハンドル20とを連結するものである。ハンドル連結部15は、ノブ付きボルト15aを締めることで、操縦ハンドル20をハンドルフレーム11bに対して固定することができる。
操縦ハンドル20は、作業者が操縦するためのものである。操縦ハンドル20は、操作可能なレバー24を具備する。レバー24は、ケーブル(不図示)を介してクラッチ機構9と接続される。支持部30は、予備の燃料が貯溜された持ち運び可能な燃料容器A(図11参照)を支持するためのものである。なお、操縦ハンドル20及び支持部30については後述する。
以上の如く構成された歩行型管理機1は、操縦ハンドル20のレバー24が操作されることで、前記ベルトに張力が付与されてクラッチ機構9が作動される。これにより、エンジン3からの動力が回転軸7aへと伝達される。これによって、歩行型管理機1は、耕耘爪8を回転させて圃場を耕耘することができる。このとき、図2等に示すような成形体14を下方に向けた状態とすることで、耕耘爪8で耕耘した土を押圧して畝を成形することができる。また、抵抗棒13を適宜回動させて下方に向けることで、圃場に抵抗棒13を挿して抵抗を生じさせ、歩行型管理機1の前進速度を調整することができる。
また、歩行型管理機1は、レバー24の操作が解除されることで、前記ベルトへの張力の付与が停止され、クラッチ機構9の作動が停止される。これにより、耕耘爪8の回転が停止される。
以下では、図1から図6を参照して、操縦ハンドル20及び支持部30について説明する。
図1及び図2に示す操縦ハンドル20は、揺動部21、係合部22、グリップ23、レバー24及び連結部25を具備する。
揺動部21は、ハンドルフレーム11bに対して前後に揺動する部分である。揺動部21は、略筒状の部材を適宜折り曲げて形成される。揺動部21は、後上方に延びた端部を後方へ曲げたような側面視略L字状に形成される。揺動部21は、左右一対設けられる。図4及び図5に示す揺動部21は、前側取付部21a、第一延出部21b、第二延出部21c及び把持部21dを具備する。
前側取付部21aは、後述する係合部22が取り付けられる部分である。前側取付部21aは、板面を左右に向けた略板状に形成される。
第一延出部21bは、前側取付部21aから略後方へ延出する部分である。より詳細には、一対の第一延出部21bは、それぞれ前側取付部21aから左右外側に広がりながら後上方へと延出するように形成される。第二延出部21cは、第一延出部21bからさらに略後方へ延出する部分である。より詳細には、一対の第二延出部21cは、それぞれ第一延出部21bから左右外側に広がりながら後上方へと延出するように形成される。平面視において、第二延出部21cの傾斜角度(前後方向に対する傾斜角度)は、第一延出部21bの傾斜角度よりも小さく(緩く)なるように形成される(図5(b)参照)。また、側面視において、第二延出部21cの傾斜角度は、第一延出部21bの傾斜角度と同一となるように(側面視で一直線状に延びるように)形成される(図4(b)参照)。
把持部21dは、作業者が歩行型管理機1を操縦するときに握る部分である。把持部21dは、第二延出部21cから略後方へ延出するように形成される。把持部21dには、グリップ23が設けられる(図1及び図2参照)。
係合部22は、ハンドル連結部15と係合する部分である。係合部22は、略円板状に形成される。係合部22は、左右一対の前側取付部21aの左右内側面にそれぞれ固定される。係合部22の左右内側面には、複数の凹凸が形成されている(不図示)。
図1及び図2に示すレバー24は、作業者が耕耘爪8を回転させる(クラッチ機構9を作動させる)ときに握る部分である。レバー24は、左側の揺動部21の後上端部に揺動操作可能に設けられる。
連結部25は、左右一対の揺動部21を互いに連結する部分である。連結部25は、軸線方向を左右方向に向けた筒状に形成される。連結部25の左端部は、左側の揺動部21の中途部(第一延出部21b)に固定される。連結部25の右端部は、右側の揺動部21の中途部(第一延出部21b)に固定される。
このように構成される操縦ハンドル20は、ハンドルフレーム11bに対して揺動可能に設けられる。具体的には、前側取付部21a(係合部22)は、ハンドル連結部15を左右外側から挟むように配置される。この状態でノブ付きボルト15aを締めると係合部22がハンドル連結部15を左右から挟みこみ、係合部22の凹凸がハンドル連結部15と係合する。これによって、操縦ハンドル20をハンドルフレーム11bに対して固定することができる。また、ノブ付きボルト15aを緩めることで、係合部22とハンドル連結部15との係合が解除され、操縦ハンドル20をハンドルフレーム11bに対して任意の位置まで揺動させることができる。
図6に示す支持部30は、前述の如く、燃料容器Aを支持するためのものである。支持部30は、板面を上下に向けた板材の前部を上方へ折り曲げたような側面視略L字状に形成される。また、支持部30は、長手方向を左右方向に向けた平面視略矩形状に形成される。支持部30の左右方向幅は、操縦ハンドル20の前側取付部21aの左右方向の間隔と略同程度となるように形成される(図10参照)。支持部30は、底部31及び突出部32を具備する。
底部31は、支持部30のうち、板面を上下方向に向けて配置される部分である。底部31の上面は、燃料容器Aを載置可能な左右方向幅及び前後方向幅を有するように形成される。
突出部32は、底部31の前端部から上方へ突出するように形成される。突出部32の突出幅(上下方向幅)は、比較的小さい幅となるように形成される。具体的には、突出部32の突出幅は、底部31の長さ(前後方向幅)よりも短くなるように形成される。
このように構成される支持部30の後端部は、図3に示すように、ハンドルフレーム11bの上端部に固定される。当該支持部30は、ハンドルフレーム11bから前方へ延出するように設けられる。こうして、支持部30は、ハンドルフレーム11bの上端部(固定される部分)よりも前側に配置される。また、支持部30は、燃料タンク4の後方に配置される。このような支持部30の底部31は、燃料タンク4の下端部と略同程度の高さに位置する。
歩行型管理機1は、操縦ハンドル20が図1及び図2に示す揺動位置(第一延出部21b及び第二延出部21cが側面視においてハンドルフレーム11bと一直線状に延びる揺動位置)で固定されて操縦される。具体的には、グリップ23が把持されると共に、レバー24が揺動操作されて耕耘爪8が回動され、耕耘作業が行われる。以下では、図1及び図2に示す操縦ハンドル20の揺動位置を「使用位置」と称する。
操縦ハンドル20が使用位置に揺動された状態(使用状態)において、燃料タンク4と操縦ハンドル20とは、互いに前後に間隔をあけて配置される。よって、作業者は、支持部30の底部31に燃料容器Aを載置すれば、燃料タンク4と操縦ハンドル20との間のスペースを利用して、給油作業を行うことができる。
また、操縦ハンドル20は、所定の場合(例えば、収納される場合等)において、図7から図9に示す折り畳み位置まで揺動される。折り畳み位置は、操縦ハンドル20が使用位置から前方(エンジン3側)へ揺動された位置である。操縦ハンドル20を前方へ揺動させると、当該操縦ハンドル20は、エンジン3及び燃料タンク4に近接する。当該操縦ハンドル20をさらに揺動させると、揺動部21は、エンジン3及び燃料タンク4の左右外側方を略下方へ移動する。そして、操縦ハンドル20は、図7から図9に示す状態となる。
本実施形態では、図7から図9に示す状態において、所定の揺動規制部(不図示)によって操縦ハンドル20の前方への揺動が規制されている。本実施形態では、このように揺動が規制される位置(最大限揺動させた位置)を「折り畳み位置」と称する。
折り畳み位置まで揺動された状態(折り畳み状態)の操縦ハンドル20は、ハンドルフレーム11bから前下方へ延びるように形成される。当該操縦ハンドル20の揺動部21は、エンジン3及び燃料タンク4の左右外側方、かつ、フェンダ10の上方に配置される。また、第一延出部21b及び第二延出部21cのハンドルフレーム11bに対する角度(側面視における角度)は、約35°となる。また、グリップ23は、ボンネット5の左右外側方に配置される。
本実施形態に係る支持部30は、このような状態であっても、燃料容器Aを載置可能に構成されている(図11参照)。以下、図9から図11を参照して具体的に説明する。なお、図10及び図11(b)では、説明の便宜上、ボンネット5を外した状態の歩行型管理機1を示している。
図9に示す支持部30は、折り畳み位置まで揺動された操縦ハンドル20の下方に配置される。より詳細には、支持部30は、側面視において、操縦ハンドル20の第一延出部21bに対して下方に間隔をあけて配置される。当該支持部30は、図10に示すように、平面視において、左右一対の揺動部21の左右内側に配置される。また、支持部30は、平面視において、揺動部21に対して左右に間隔をあけて配置される。また、支持部30は、平面視において、燃料タンク4とハンドル連結部15との間(前後のスペース)に配置される。
また、支持部30の突出部32は、連結部25の下方に配置される。より詳細には、突出部32は、後面の前後位置が連結部25の後端部の前後位置と一致するように配置される。これにより、支持部30の底部31は、平面視において、ハンドルフレーム11b(支持部30が固定される部分)から連結部25までの間に亘るように形成される。
これによって、本実施形態では、操縦ハンドル20が折り畳み位置まで揺動された状態であっても、左右一対の揺動部21と連結部25とハンドル連結部15とに囲まれたスペースを利用して、底部31に燃料容器Aを載置可能となっている。これによれば、図11に示すように、操縦ハンドル20が折り畳み位置まで揺動された状態であっても、作業者が燃料容器Aを持たずに給油作業を行うことができるため、給油時における作業者の負担を低減することができる。
また、支持部30に載置された燃料容器Aは、左右一対の揺動部21、連結部25及びハンドル連結部15と対向するように配置される。このような構成によれば、燃料容器Aの水平方向の移動を規制することができる。具体的には、燃料容器Aの前方への移動を連結部25により規制でき、燃料容器Aの後方への移動をハンドル連結部15により規制でき、燃料容器Aの左右方向への移動を揺動部21(第一延出部21b)により規制できる。これによって、燃料容器Aが水平方向へずれるのを抑制し、給油作業を安定して行うことができる。
また、本実施形態においては、支持部30に突出部32を設けているため、当該突出部32によっても、燃料容器Aの前方への移動を規制することができる。特に、本実施形態では、突出部32と連結部25との前後位置が一致しているため、燃料容器Aの前方への移動を、連結部25でも規制することができる。これによれば、燃料容器Aを安定して支持することができる。また、連結部25により、突出部32よりも高い位置で燃料容器Aの前方への移動を規制することができるため、燃料容器Aが傾くのを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態において、支持部30の底部31は、燃料タンク4の下端部と同程度の高さに配置されている。このような構成により、燃料容器Aの高さ位置を燃料タンク4の高さ位置に合わせることができるため、給油作業を行い易くすることができる。
以上の如く、本実施形態に係る歩行型管理機1は、ハンドルフレーム11bと、前記ハンドルフレーム11bに対して、使用位置と折り畳み位置の間で揺動可能な操縦ハンドル20と、前記折り畳み位置に揺動された前記操縦ハンドル20の下方に配置され、燃料容器Aを載置可能な支持部30と、を具備するものである。
このように構成することにより、給油時における作業者の負担を低減することができる。
また、前記支持部30は、前記ハンドルフレーム11bに設けられるものである。
当該ハンドルフレーム11bは、操縦ハンドル20を支持するために、ある程度の剛性が確保されている。このように剛性が確保された部材(ハンドルフレーム11b)に支持部30を設けることで、支持部30を安定して支持することができる。
また、前記支持部30は、前記ハンドルフレーム11bの前側、かつ燃料タンク4の後側に設けられるものである。
このように構成することにより、ハンドルフレーム11bと燃料タンク4の間のスペースを利用して支持部30を配置することができる。また、燃料タンク4に比較的近い位置に支持部30を配置して、給油作業を行い易くすることができる。
また、前記操縦ハンドル20は、左右一対の揺動部21を具備し、前記支持部30は、前記操縦ハンドル20が前記折り畳み位置に揺動された状態において、平面視で少なくとも一部が前記左右一対の揺動部21の間に位置するものである。
このように構成することにより、左右一対の揺動部21の間のスペースを利用して燃料容器Aを支持することができる。
また、前記支持部30に載置された前記燃料容器Aの水平方向の移動を規制する規制部(連結部25及び突出部32)をさらに具備するものである。
また、前記規制部は、前記支持部30に設けられる突出部32(第一規制部)を含むものである。
また、前記規制部は、前記操縦ハンドル20に設けられる連結部25(第二規制部)を含むものである。
このように構成することにより、燃料容器Aを安定して支持することができる。
なお、本実施形態に係る連結部25及び突出部32は、規制部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る突出部32は、第一規制部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る連結部25は、第二規制部の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、歩行型管理機1は、耕耘作業を行うものとしたが、歩行型管理機1の用途はこれに限定されるものではなく、他の作業を行うものであってもよい。
また、本実施形態では、図1から図3に示す位置(第一延出部21b等が側面視においてハンドルフレーム11bと一直線状に延びる揺動位置)を使用位置としたが、使用位置は必ずしもこれに限るものではない。使用位置は、操縦ハンドル20が、耕耘作業等の作業を行う際に歩行型管理機1の操縦を行うことができる揺動位置であればよい。
また、本実施形態では、操縦ハンドル20を最大限揺動させた位置を折り畳み位置として説明したが、折り畳み位置は、必ずしも操縦ハンドル20を最大限揺動させた位置である必要はない。折り畳み位置は、使用位置(耕耘作業等の作業を行う際に歩行型管理機1の操縦を行うことができる揺動位置)から前方へ任意の角度だけ揺動させた位置とすることができる。具体的には、折り畳み位置は、例えば、操縦ハンドル20(揺動部21)が側面視で燃料タンク4と重複するような位置や、第一延出部21b及び第二延出部21cが前後方向に対して平行となる(又は下方へ傾斜する)位置等であってもよい。
また、支持部30の構成は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の構成を採用することができる。支持部30は、例えば、図12(a)に示す変形例に係る支持部30Aのような構成であってもよい。変形例に係る支持部30Aは、底部31及び突出部32に加えて、左右一対の側壁部33を具備する点で、本実施形態に係る支持部30と相違する。左右一対の側壁部33は、底部31の左右両端部から上方へ突出するように形成される。このような側壁部33によれば、燃料容器Aの左右の移動を側壁部33によって規制することができる。
また、操縦ハンドル20の構成は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の構成を採用することができる。操縦ハンドル20は、例えば、図12(b)に示す変形例に係る操縦ハンドル20Aのような構成であってもよい。変形例に係る操縦ハンドル20Aは、左右一対の揺動部21等に加えて、左右一対の凸部26を具備する点で、本実施形態に係る操縦ハンドル20と相違する。左右一対の凸部26は、揺動部21から左右内側へ突出するように形成される。また、左右一対の凸部26は、操縦ハンドル20Aが折り畳み位置まで揺動された状態において、連結部25よりも後方(燃料タンク4から遠い側)に配置され、燃料容器Aと当接可能に配置される。このような凸部26によれば、燃料容器Aの左右の移動を規制することができ、給油作業をより安定して行うことができる。
また、支持部30は、ハンドルフレーム11bに設けられるものとしたが、支持部30が設けられる部材はこれに限定されるものではない。支持部30は、例えば、操縦ハンドル20等に設けられるものであってもよい。
また、支持部30は、ハンドルフレーム11bと燃料タンク4との間に設けられるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、燃料タンク4の左右外側方等に設けられるものであってもよい。
また、支持部30は、必ずしも全体が平面視において左右一対の揺動部21の間に配置される必要はなく、例えば、一部が平面視において左右一対の揺動部21の間に配置されるものであってもよい。また、支持部30と左右一対の揺動部21との平面視における位置関係は特に限定されるものではなく、例えば、支持部30の全体が平面視において左右一対の揺動部21の左右外側方に配置されるものであってもよい。
また、操縦ハンドル20及び支持部30は、連結部25及び突出部32によって燃料容器Aの水平方向の移動を規制するものとしたが、これに限定されるものではない。操縦ハンドル20及び支持部30は、必ずしも燃料容器Aの水平方向の移動を規制しなくてもよい。
1 歩行型管理機
11 ハンドルフレーム
20 操縦ハンドル
30 支持部
A 燃料容器

Claims (5)

  1. ハンドルフレームと、
    前記ハンドルフレームに対して、使用位置と折り畳み位置の間で揺動可能な操縦ハンドルと、
    前記折り畳み位置に揺動された前記操縦ハンドルの下方に配置され、燃料容器を載置可能な支持部と、
    前記支持部に載置された前記燃料容器の水平方向の移動を規制する規制部と、
    を具備し、
    前記規制部は、
    前記操縦ハンドルに設けられる第一規制部を含む、
    歩行型管理機。
  2. 前記支持部は、
    前記ハンドルフレームに設けられる、
    請求項1に記載の歩行型管理機。
  3. 前記支持部は、
    前記ハンドルフレームの前側、かつ燃料タンクの後側に設けられる、
    請求項1又は請求項2に記載の歩行型管理機。
  4. 前記操縦ハンドルは、
    左右一対の揺動部を具備し、
    前記支持部は、
    前記操縦ハンドルが前記折り畳み位置に揺動された状態において、平面視で少なくとも一部が前記左右一対の揺動部の間に位置する、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の歩行型管理機。
  5. 前記規制部は、
    前記支持部に設けられる第二規制部を含む、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の歩行型管理機。
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