JP7168256B1 - 重心移動補助具およびその使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、重心移動補助具に係る実施形態を示す図である。なお、図1中の(a)と(b)は同じ構成の実施形態を異なる方向から示したものである。これらの図に示されるように、本実施形態の重心移動補助具Aは、概略、本体部1と掛止部2とで構成される。本体部1は、概略矩形の環状に形成されており、対向する2つの縦軸部11,12と、横軸部13,14とで構成されるものを例示している。また、掛止部2は、上記本体部1の片方の縦軸部11に固着されるものであり、基片部21と、係入片部22と、連続部23とで樋状に形成されたものである。本実施形態は、この樋状に形成された掛止部2によって帯体を引き上げるように使用するため、補助具Aの上下方向は、樋状が上向きに開口する状態となるものである。
本実施形態は、上記のような構成であるから、本体部1における把持領域を把持することにより使用することができる。その際の把持状態の一例を図4に示す。
上述の重心移動補助具に係る実施形態(図1)の説明において、本体部1を構成する一方の縦軸部11と、これに連続する横軸部13と中間位置に、貫通部3を設けるものであることを示した。そこで、第2の使用形態については、当該貫通部3を用いた場合の使用態様を説明する。
掛止部2は、被用者Zの腰部Z1に装着した帯体4に掛止するものであるが、ここで、その掛止の状態について詳述する。図11は、一端的な帯状の紐によって形成される帯体4に対して掛止部2を形成された状態を示す。この図に示されているように、帯体4は、基片部21と係入片部22の間に挿入され、底部の連続部23に到達する状態で停止した状態で係止されるものである。
本発明の実施形態は上記のとおりであるが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。従って、一部の構成を変形したものであってもよい。
2 掛止部
3 貫通部
4 帯体(ベルト)
4a,4b 掛止領域
5 紐状部材
6 支持軸
7 ズボン
11,12 縦軸部
13,14 横軸部
20 係止片部の上端縁
21 基片部
22 係入片部
22a,22b 係入片構成部
23 連続部(底部)
24 切り込み部
71 ベルト通し
X,X1,X2 手
Y 使用者(補助者)
Z 被用者
Z1 被用者の腰部
Z1a 被用者の腰部背後
A,B,C 重心移動補助具
Claims (9)
- 歩行姿勢もしくは走行姿勢の矯正または要介護者に対する移乗を補助するために、被用者の腰部周辺に予め装着した帯体を吊り上げることによって、被用者の重心を移動させることができる補助具であって、
被用者に装着した帯体を掛止する掛止部と、この掛止部が固着されている本体部とを備え、
前記掛止部は、二枚の略平行な片部と、両片部を底部で連続する連続部を備え、全体として断面略U字状とする樋状を形成するものであり、前記本体部は、前記掛止部から適宜離れた位置に把手領域を有するものであり、
前記掛止部を構成する片部の一方は、前記本体部に固着される側の基片部であり、他方は、前記基片部との間に所定の間隙を有して設けられた係入片部であり、
前記本体部は、対向する一組の縦軸部および対向する一組の横軸部によって矩形の環状に形成されており、前記掛止部は、前記本体部を形成する縦軸部の任意の一方に前記基片部が固着されるとともに、前記底部を形成する連続部が該縦軸部とこれに連続する横軸部との境界近傍に配置されるものであることを特徴とする重心移動補助具。 - 前記係入片部は、その先端縁から適宜範囲において所定幅の切り込み部を有している請求項1に記載の重心移動補助具。
- 歩行姿勢もしくは走行姿勢の矯正または要介護者に対する移乗を補助するために、被用者の腰部周辺に予め装着した帯体を吊り上げることによって、被用者の重心を移動させることができる補助具であって、
被用者に装着した帯体を掛止する掛止部と、この掛止部が固着されている本体部とを備え、
前記掛止部は、二枚の略平行な片部と、両片部を底部で連続する連続部を備え、全体として断面略U字状とする樋状を形成するものであり、前記本体部は、前記掛止部から適宜離れた位置に把手領域を有するものであり、
前記掛止部を構成する片部の一方は、前記本体部に固着される側の基片部であり、他方は、前記基片部との間に所定の間隙を有して設けられた係入片部であり、
前記係入片部は、その先端縁から適宜範囲において所定幅の切り込み部を有していることを特徴とする重心移動補助具。 - 前記本体部は、環状に形成されており、前記把手領域は該環状の本体部の一部によって形成され、前記掛止部は、環状に形成された前記本体部の外周部の一部に固着されるものである請求項1~3のいずれかに記載の重心移動補助具。
- 歩行姿勢もしくは走行姿勢の矯正または要介護者に対する移乗を補助するために、被用者の腰部周辺に予め装着した帯体を吊り上げることによって、被用者の重心を移動させることができる補助具であって、
被用者に装着した帯体を掛止する掛止部と、この掛止部が固着されている本体部とを備え、
前記掛止部は、二枚の略平行な片部と、両片部を底部で連続する連続部を備え、全体として断面略U字状とする樋状を形成するものであり、前記本体部は、前記掛止部から適宜離れた位置に把手領域を有するものであり、
前記本体部は、前記把手領域の一部または該把手領域から独立した位置に、さらに貫通部を備えるものであることを特徴とする重心移動補助具。 - 前記本体部は、環状に形成されており、前記把手領域は該環状の本体部の一部によって形成され、前記掛止部は、環状に形成された前記本体部の外周部の一部に固着されるものである請求項5に記載の重心移動補助具。
- 前記本体部は、前記把手領域の一部または該把手領域から独立した位置に、さらに貫通部を備えるものである請求項1~4のいずれかに記載の重心移動補助具。
- 請求項2または3に記載の重心移動補助具の使用方法であって、被用者が着用するズボンのベルト通しに通されたベルトに対し、被用者の背後から前記掛止部によって掛止させると同時に、前記切り込み部にベルト通しの一部を係入させ、前記把手領域を把持しつつ該掛止部を引き上げることにより、被用者の腰部背後を支持して重心を移動させることを特徴とする重心移動補助具の使用方法。
- 請求項5~7のいずれかに記載の重心移動補助具の使用方法であって、被用者の腰部周囲を包囲するように装着された帯体に対し、被用者の背後から前記掛止部によって掛止させ、前記貫通部に吊り下げロープを挿通するとともに、該吊り下げロープを操作して前記本体部を介して該掛止部を引き上げることによって、被用者の腰部背後を支持して重心を移動させることを特徴とする重心移動補助具の使用方法。
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JP2021136729A JP7168256B1 (ja) | 2021-08-24 | 2021-08-24 | 重心移動補助具およびその使用方法 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3039332U (ja) * | 1996-12-27 | 1997-07-15 | モリト株式会社 | 介護用ベルト |
JP2013102830A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Katsumi Morihira | 脚力補助装置 |
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