JP7166875B2 - 養生シート布設方法 - Google Patents
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Description
(1)特殊な材料を用いることなく、すなわち市場で提供されているビス等を利用して面状材を布設することができるため、従来に比して容易に作業することができる。
(2)端部や周辺部に限らず面状材の中間部でも固定することから、風によるバタつきや中間部の弛みなどが生じることなく、確実に面状材を布設することができる。
(3)既設の基礎材(樹脂製アンカーや孔埋め補修材)を利用することによって、コンクリートに損傷を与えることがなく、また煩雑なアンカー打ち付け作業を回避することができる。
(4)テープ類を要することなく面状材を布設することができるため、コンクリート表面が濡れているケースでも好適に実施することができる。
(5)アクアカーテン(登録商標)工法やリペアカーテン(登録商標)工法にも好適に利用することができ、さらに吸引装置が停止した場合であっても面状材は堅固に固定されることから、天井面に布設したケースでも面状材や機材等が落下するおそれがない。
図2は、樹脂製アンカー400を基礎材として利用するビス方式の養生シート布設方法を説明するステップ図である。図2(a)は、コンクリート構造物CSに設置された樹脂製アンカー400を示しており、この樹脂製アンカー400を基礎材として養生シート300を固定していく。なお、既にコンクリート構造物CSに樹脂製アンカー400が設置されているケースではそのまま既設の樹脂製アンカー400を基礎材として利用し、樹脂製アンカー400が設置されていないケース、あるいは養生シート300を布設するには樹脂製アンカー400が不足するケースでは新たに樹脂製アンカー400を設置するとよい。
次に、磁石方式の養生シート布設方法ついて図を参照しながら説明する。なお、ビス方式の養生シート布設方法で説明した内容と重複する説明は避け、磁石方式の養生シート布設方法に特有の内容のみ説明することとする。すなわち、ここに記載されていない内容は、ビス方式の養生シート布設方法で説明したものと同様である。
120 止水材
210 磁石
220 磁性体
230 磁性体用ビス
300 養生シート
400 樹脂製アンカー
500 孔埋め補修材
600 梁材
601 (梁材の)挿通孔
700 管材
CS コンクリート構造物
Rm 外部電極
Rb 鉄筋
Rm 外部電極
Co コンクリート
Es 電解質溶液
Sc 養生シート
SP セパレータ
PC プラスチックコーン
GP セパ孔
Claims (6)
- コンクリート構造物の表面に養生シートを布設する方法であって、
前記コンクリート構造物に基礎材としての樹脂製アンカーを設置する工程と、
前記養生シートを穿通して、前記基礎材にビスを打設するビス止め工程と、
複数個所の前記基礎材においてビス止めすることによって、前記コンクリート構造物の表面に前記養生シートを布設する養生シート布設工程と、
前記養生シートを布設した後に、前記コンクリート構造物に対して給水養生又は電気化学的補修を行う工程と、
給水養生又は電気化学的補修を行った後に、前記養生シートを取り外して撤去する工程と、を備え、
前記養生シート布設工程では、中間部を含んで全体的に前記養生シートが前記ビスによって固定される、
ことを特徴とする養生シート布設方法。 - 前記養生シートの表面側であって複数の前記基礎材の前方に位置するように、梁材を配置する梁材配置工程を、さらに備え、
前記ビス止め工程では、前記梁材に設けられた挿通孔に前記ビスを挿通したうえで、前記養生シートを穿通して前記基礎材にビスを打設し、
前記養生シートの表面を前記梁材で押さえながら、前記コンクリート構造物の表面に前記養生シートを布設する、
ことを特徴とする請求項1記載の養生シート布設方法。 - 前記梁材配置工程では、長孔形状の前記挿通孔が設けられた前記梁材を配置し、
前記ビス止め工程では、長孔形状の前記挿通孔に前記ビスを挿通したうえで、前記養生シートを穿通して前記基礎材にビスを打設する、
ことを特徴とする請求項2記載の養生シート布設方法。 - 前記梁材配置工程では、断面視がコ字状の前記梁材を配置する、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の養生シート布設方法。 - 前記コンクリート構造物の表面と前記養生シートとの間に、管材を配置する管材配置工程を、さらに備え、
前記梁材配置工程では、前記管材を収容し得る程度の空間が設けられるように前記養生シートを配置したうえで、該管材を挟んで平行又は略平行に2列の前記梁材を配置し、
前記管材は、2つの前記梁材の間の前記養生シートに支持される、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の養生シート布設方法。 - 前記基礎材のうちビスを打設する該基礎材を選出するとともに、選出された該基礎材に対してマーキングするマーキング工程を、さらに備え、
前記ビス止め工程では、マーキングされた前記基礎材にビスを打設して、前記コンクリート構造物の表面に透明又は半透明の前記養生シートを布設する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の養生シート布設方法。
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- 2018-10-26 JP JP2018201560A patent/JP7166875B2/ja active Active
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