JP7165337B2 - 光結合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の光源から出射されたビームを1本のファイバコアに結合させる光結合装置に関する。
従来の光結合装置として、複数のレーザダイオード(LD)から出射されたビームを1本のファイバに結合させ、ファイバから高出力を得る光パワー合成光学系や合波光学系が知られている(特許文献1,2)。この光結合装置では、光源からのビームを単レンズやテレスコープ等の縮小光学系を通した後、集光レンズでファイバに集光している。
この光結合装置では、中心に配置されたレーザダイオードのビームは、単レンズやテレスコープの中心軸に入射されるが、中心に配置されたレーザダイオード以外のレーザダイオードのビームは、単レンズやテレスコープの中心軸から離れたところに入射される。
特開2005-114977号公報 特開2007-163947号公報
しかしながら、これらのビームは、集光レンズでファイバに集光した場合に、球面収差を起こすため、ビームの集光径が大きくなる。このため、ファイバ結合効率が低下してしまう。
本発明は、複数の光源からの光の球面収差を抑制してファイバ結合効率を向上させることができる光結合装置を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1は、複数のビームを1本のファイバに結合させる光結合装置であって、各々が所定間隔毎に配置され、前記複数のビームを出射する複数の光源と、前記複数の光源と対向して配置され、前記複数の光源から出射される前記複数のビームを平行にさせる複数のコリメートレンズと、前記複数のコリメートレンズで平行にされた複数のビームのビーム径を縮小する縮小光学系と、前記縮小光学系で縮小された複数のビームを前記ファイバに集光させる集光レンズとを備え、前記縮小光学系の中心を通るビームに対応して配置された前記光源と前記コリメートレンズとの第1距離に対して、前記縮小光学系の端部を通るビームに対応して配置された前記光源と前記コリメートレンズとの第2距離が異なる。
請求項2の光結合装置は、前記縮小光学系の球面収差が正の場合には、前記第1距離よりも前記第2距離を小さくし、前記縮小光学系の球面収差が負の場合には、前記第1距離よりも前記第2距離を大きい。
さらに、請求項3の光結合装置は、前記縮小光学系の端部を通るビームに対応して配置された前記光源と前記コリメートレンズとを一体化したコリメータを備え、前記コリメータは、ビームが前記縮小光学系に斜めに入射するように所定の角度に傾斜されている。
請求項4の光結合装置は、複数のビームを1本のファイバに結合させる光結合装置であって、各々が所定間隔毎に配置され、前記複数のビームを出射する複数の光源と、前記複数の光源と対向して配置され、前記複数の光源から出射される前記複数のビームを平行にさせる複数のコリメートレンズと、前記複数のコリメートレンズで平行にされた複数のビームのビーム径を縮小する縮小光学系と、前記縮小光学系で縮小された複数のビームを前記ファイバに集光させる集光レンズと、前記縮小光学系の端部を通るビームに対応して配置された前記光源と前記コリメートレンズとを一体化したコリメータとを備え、前記コリメータは、ビームが前記縮小光学系に斜めに入射するように所定の角度に傾斜されている。
請求項5の光結合装置は、複数のビームを1本のファイバに結合させる光結合装置であって、各々が所定間隔毎に配置され、前記複数のビームを出射する複数の光源と、前記複数の光源と対向して配置され、前記複数の光源から出射される前記複数のビームを平行にさせる複数のコリメートレンズと、前記複数のコリメートレンズで平行にされた複数のビームのビーム径を縮小する縮小光学系と、前記縮小光学系で縮小された複数のビームを前記ファイバに集光させる集光レンズとを備え、前記縮小光学系の中心を通るビームに対応した配置された前記光源と前記コリメートレンズとは、光軸上に配置され、前記縮小光学系の端部を通るビームに対応した配置された前記光源と前記コリメートレンズとは、前記光源の中心に対して前記コリメートレンズの中心がずらして配置されている。
本発明によれば、縮小光学系の中心を通るビームに対応して配置された光源とコリメートレンズとの第1距離に対して、縮小光学系の端部を通るビームに対応して配置された光源とコリメートレンズとの第2距離が異なるので、複数の光源からの光の球面収差を抑制してファイバ結合効率を向上させることができる。
図1は本発明の実施例1に係る光結合装置の全体構成図である。 図2は本発明の実施例1に係る光結合装置に用いられるレンズの集光特性を示す図である。 図3は本発明の実施例1に係る光結合装置のレーザダイオード1bからのビームを集光レンズで集光した位置での収差を補正する前後での収差を示す図である。 図4は本発明の実施例2に係る光結合装置の全体構成図である。 図5は本発明の実施例3に係る光結合装置の全体構成図である。 図6は本発明の実施例4に係る光結合装置の全体構成図である。 図7は本発明の実施例5に係る光結合装置の全体構成図である。 図8は本発明の実施例6に係る光結合装置の全体構成図である。 図9は本発明の実施例7に係る光結合装置の全体構成図である。 図10は本発明の実施例8に係る光結合装置の全体構成図である。
(実施例1)
以下、本発明の実施形態に係る光結合装置を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施例1に係る光結合装置の全体構成図である。光結合装置は、複数のビームを1本のファイバ5に結合させるもので、複数のレーザダイオード1a~1cと、複数のコリメートレンズ2a~2cと、縮小光学系3と、集光レンズ4と、ファイバ5を備えている。
複数のレーザダイオード1a~1cは、本発明の複数の光源に対応し、各々が所定間隔毎に配置され、各々がレーザ光を出射する。この例では、3つのレーザダイオードを配置したが、これに限定されることはなく、4つ以上のレーザダイオードを所定間隔毎に配置してもよい。
また、光源としては、複数のレーザダイオード1a~1cに代えて、発光ダイオード、面発光レーザ(VCSEL)やエレクトロルミネッセンス(EL)を用いても良い。
複数のコリメートレンズ2a~2cは、複数のレーザダイオード1a~1cに対向して配置され、複数のレーザダイオード1a~1cから出射される複数のビームを平行にさせる。
縮小光学系3は、凸レンズ3aと凹レンズ3bを有するテレスコープからなり、複数のコリメートレンズ2a~2cからの複数のビームのビーム径、ビーム間隔を縮小して、集光レンズ4に導光する。
凸レンズ3aと凹レンズ3bは、球面レンズからなり、球面収差を有する。集光レンズ4は、縮小光学系3で縮小された複数のビームをファイバ5に集光させる。
また、縮小光学系3の中心を通るビームに対応して配置されたレーザダイオード1aとコリメートレンズ2aとの第1距離Z1に対して、縮小光学系3の凸レンズ3aの端部を通るビームに対応して配置されたレーザダイオード1b(1c)とコリメートレンズ2b(2c)との第2距離Z2が異なる。
凸レンズ3aと凹レンズ3bを有する縮小光学系3の球面収差が正である場合には、第1距離Z1よりも第2距離Z2を小さくする。
次にこのように構成された実施例1の光結合装置の動作を説明する。図2に、光結合装置に用いられるレンズの集光特性を示す。凸レンズに入射されたビームは、レンズの中心Oに近いほど焦点f4が長く、レンズの端部P1,P2に行くほど、焦点f1,f2が短くなる。
このため、球面収差が発生する。レンズの周辺から入った光がレンズの中心付近から入射した光による焦点よりもよりレンズに近い側に集光する場合、正の球面収差と呼ぶこととする。図2では正の球面収差が発生している。
図1に示す実施例1では、凸レンズ3aの端部に対応して配置されたレーザダイオード1b(1c)とコリメートレンズ2b(2c)との距離がZ1の場合には、コリメートレンズ2b,2cから出射されるビームBM1は、平行光となる。ここでは、凸レンズ3aの外側にビームが入射する場合に正の球面収差が発生すると考える。
これに対して、実施例1では、凸レンズ3aの端部に対応して配置されたレーザダイオード1b(1c)とコリメートレンズ2b(2c)との距離Z2を第1距離Z1よりも小さくしているので、ビームBM2が発散(平行光ビームBM1に対して外側に角度φだけ拡がる)して凸レンズ3aのより端部側(外側)に入射される。
このため、発散したビームBM2は、凸レンズ3aで集光され、焦点位置は、ビームBM1を凸レンズ3aで集光したときの焦点位置よりも伸びることになる。従って、正の球面収差を抑制することができる。
図3に、レーザダイオード1bからのビームを集光レンズで集光した位置での収差を補正する前後での収差を示す。縦軸は、収差量であり、横軸は、コリメートレンズ透過後の像高を示す。距離Z2を距離Z1と等しくした場合の球面収差補正前の収差量と、距離Z2を距離Z1とは異なえた場合の球面収差補正後の収差量とを比較している。
収差補正前では、像高が大きくなると(例えば、像高が1)、収差量が増加してしまう。
これに対して、実施例1の収差補正後では、像高が大きくなった場合に、補正前よりも収差量が減少していることがわかる。例えば、図1に示すように、100μmのコアのファイバ5に集光する場合、図3に示す収差量が100μmを超えると、ビーム径も100μmを超えるため、ファイバ5でパワーがロスしてしまう。
これに対して、実施例1の収差補正後では、どの像高でも100μm以下であり、収差補正前よりもファイバ5でのロスを減らすことができる。
このように実施例1の光結合装置によれば、縮小光学系3の中心を通るビームに対応して配置されたレーザダイオード1aとコリメートレンズ2aとの第1距離Z1に対して、縮小光学系3の端部を通るビームに対応して配置されたレーザダイオード1b(1c)とコリメートレンズ2b(2c)との第2距離Z2が小さいので、レーザダイオード1a~1cからの光の球面収差を抑制してファイバ結合効率を向上させることができる。
(実施例2)
図4は本発明の実施例2に係る光結合装置の全体構成図である。実施例2に係る光結合装置は、凸レンズ3aと凹レンズ3bを有する縮小光学系3を有し、集光レンズ4の中心軸から遠ざかった位置にビームが入射した場合、球面収差が正となると考える。実施例2の光結合装置は、縮小光学系3の端部を通るビームに対応して配置されたレーザダイオード1b(1c)とコリメートレンズ2b(2c)とを一体化したコリメータ10b(10c)を備えている。
コリメータ10b(10c)は、ビームが縮小光学系3に斜めに入射するように所定の角度φに傾斜されて配置されている。より具体的には、コリメータ10b(10c)は、コリメータ10b(10c)から出射されるビームBM2が、平行光からなるビームBM1に対して外側に所定の角度φ(φ>0)だけ傾斜するように配置され、ビームBM2を凸レンズ3aに斜めに入射させる。
図4に示すその他の構成は、図1に示す実施例1に係る光結合装置の構成と同一であるので、同一部分の説明は省略する。
このように構成された実施例2の光結合装置によれば、コリメータ10b(10c)は、ビームBM2がビームBM1に対して外側に所定の角度φだけ傾斜するように配置されているので、ビームBM1に対してビームBM2が発散して、ビームBM2が凸レンズ3aに斜めに入射される。従って、レーザダイオード1a~1cからの光の球面収差を抑制してファイバ結合効率を向上させることができる。
(実施例3)
図5は本発明の実施例3に係る光結合装置の全体構成図である。実施例3に係る光結合装置は、凸レンズ3aと凹レンズ3bを有する縮小光学系3を有し、集光レンズ4の中心軸から遠ざかった位置にビームが入射した場合、球面収差が正となると考える。図5に示す実施例3に係る光結合装置は、凸レンズ3aの端部に対応して配置されたレーザダイオード1b(1c)とコリメートレンズ2b(2c)との距離Z2を第1距離Z1よりも小さくしている。
また、コリメータ10d(10e)は、ビームBM1に対してビームBM2を発散させるように所定の角度φだけ傾斜させて配置され、ビームBM2を凸レンズ3aに斜めに入射させる。
このように構成された実施例3の光結合装置によれば、レーザダイオード1b(1c)とコリメートレンズ2b(2c)との距離Z2を第1距離Z1よりも小さくし、且つコリメータ10d(10e)がビームBM1に対してビームBM2を発散させるように所定の角度φだけ傾斜させて配置されているので、実施例1の光結合装置の効果と実施例2の光結合装置の効果とを併せた効果が得られる。
(実施例4)
図6は本発明の実施例4に係る光結合装置の全体構成図である。実施例4に係る光結合装置は、凸レンズ3aと凹レンズ3bを有する縮小光学系3を有し、集光レンズ4の中心軸から遠ざかった位置にビームが入射した場合、球面収差が正となると考える。実施例4に係る光結合装置は、縮小光学系3の中心を通るビームに対応した配置されたレーザダイオード1aとコリメートレンズ2aとは、光軸上に配置されている。
縮小光学系3の端部を通るビームに対応した配置されたレーザダイオード1bとコリメートレンズ2bとは、レーザダイオード1bの中心に対してコリメートレンズ2bの中心Oが正のX方向(X>0)にずらして配置されている。
縮小光学系3の端部を通るビームに対応した配置されたレーザダイオード1cとコリメートレンズ2cとは、レーザダイオード1cの中心に対してコリメートレンズ2cの中心Oが負のX方向(X<0)にずらして配置されている。
実施例4に係る光結合装置によれば、レーザダイオード1bの中心に対して、コリメートレンズ2bの中心Oが正のX方向(X>0)にずらして配置されているので、ビームBM1よりも外側に発散したビームBM2が凸レンズ3aに入射される。
また、レーザダイオード1cの中心に対してコリメートレンズ2cの中心Oが負のX方向(X<0)にずらして配置されているので、ビームBM1よりも外側に発散したビームBM2が凸レンズ3aに入射される。このため、実施例1の光結合装置の効果と同様な効果が得られる。
(実施例5)
図7は本発明の実施例5に係る光結合装置の全体構成図である。実施例5に係る光結合装置は、縮小光学系3を有し、集光レンズ4の中心軸から遠ざかった位置にビームが入射した場合、球面収差が負となると考え、第1距離Z1よりも第2距離Z2を大きくしている。
図7に示すその他の構成は、実施例1に係る光結合装置の構成と同一構成であるので、同一部分については、同一符号を付してその説明は省略する。
実施例5に係る光結合装置によれば、縮小光学系3に起因した球面収差が負であり、第1距離Z1よりも第2距離Z2を大きくしているので、レーザダイオード1b(1c)からコリメートレンズ2b(2c)を透過したビームBM3は、平行光ビームBM1に対して内側に角度φ(φ<0)だけ集束して、凸レンズ3aのより中心側に入射される。このため、実施例1の光結合装置の効果と同様な効果が得られる。
(実施例6)
図8は本発明の実施例6に係る光結合装置の全体構成図である。実施例6に係る光結合装置は、縮小光学系3に起因した球面収差が負である。
コリメータ10d(10e)は、コリメータ10d(10e)から出射されるビームBM3が、平行光からなるビームBM1に対して内側に所定の角度φ(φ<0)だけ傾斜するように配置され、ビームBM3を凸レンズ3aに斜めに入射させる。
図8に示すその他の構成は、実施例2に係る光結合装置の構成と同一構成であるので、同一部分については、同一符号を付してその説明は省略する。
実施例6に係る光結合装置によれば、実施例2の光結合装置の効果と同様な効果が得られる。
(実施例7)
図9は本発明の実施例7に係る光結合装置の全体構成図である。実施例7に係る光結合装置では、縮小光学系3に起因した球面収差が負であり、第1距離Z1よりも第2距離Z2を大きくしている。
コリメータ10d(10e)は、コリメータ10d(10e)から出射されるビームBM3が、平行光からなるビームBM1に対して内側に所定の角度φ(φ<0)だけ傾斜するように配置され、ビームBM3を凸レンズ3aに斜めに入射させる。
図9に示すその他の構成は、実施例3に係る光結合装置の構成と同一構成であるので、同一部分については、同一符号を付してその説明は省略する。
実施例7に係る光結合装置によれば、実施例1の光結合装置の効果と実施例2の光結合装置の効果とを併せた効果が得られる。
(実施例8)
図10は本発明の実施例8に係る光結合装置の全体構成図である。実施例8に係る光結合装置は、縮小光学系3に起因した球面収差が負である。
実施例8に係る光結合装置は、縮小光学系3の中心を通るビームに対応した配置されたレーザダイオード1aとコリメートレンズ2aとは、光軸上に配置されている。
縮小光学系3の端部を通るビームに対応した配置されたレーザダイオード1bとコリメートレンズ2bとは、レーザダイオード1bの中心に対してコリメートレンズ2bの中心Oが負のX方向(X<0)にずらして配置されている。
縮小光学系3の端部を通るビームに対応した配置されたレーザダイオード1cとコリメートレンズ2cとは、レーザダイオード1cの中心に対してコリメートレンズ2cの中心Oが正のX方向(X>0)にずらして配置されている。
実施例8に係る光結合装置によれば、レーザダイオード1bの中心に対して、コリメートレンズ2bの中心Oが負のX方向(X<0)にずらして配置されているので、ビームBM1よりも内側に集束したビームBM3が凸レンズ3aに入射される。
また、レーザダイオード1cの中心に対してコリメートレンズ2cの中心Oが正のX方向(X>0)にずらして配置されているので、ビームBM1よりも内側に集束したビームBM3が凸レンズ3aに入射される。このため、実施例1の光結合装置の効果と同様な効果が得られる。
なお、本発明は、上述した実施例1乃至実施例8の光結合装置に限定されるものではない。実施例1乃至実施例8の光結合装置のいずれか2つ以上の実施例を組み合わせても良い。
本発明は、レーザ加工、露光、照明、画像表示、医療等に適用可能である。

Claims (3)

  1. 複数のビームを1本のファイバに結合させる光結合装置であって、
    各々が所定間隔毎に配置され、前記複数のビームを出射する複数の光源と、
    前記複数の光源と対向して配置され、前記複数の光源から出射される前記複数のビームを平行にさせる複数のコリメートレンズと、
    球面レンズを含み、前記複数のコリメートレンズで平行にされた複数のビームのビーム径を縮小する縮小光学系と、
    前記縮小光学系で縮小された複数のビームを前記ファイバに集光させる集光レンズとを備え、
    前記縮小光学系の中心を通るビームに対応して配置された前記光源と前記コリメートレンズとの第1距離に対して、前記縮小光学系の端部を通るビームに対応して配置された前記光源と前記コリメートレンズとの第2距離が異なり、
    前記縮小光学系に起因した球面収差が正の場合には、前記第1距離よりも前記第2距離を小さくし、前記縮小光学系に起因した球面収差が負の場合には、前記第1距離よりも前記第2距離を大きくする、光結合装置。
  2. さらに、前記縮小光学系の端部を通るビームに対応して配置された前記光源と前記コリメートレンズとを一体化したコリメータを備え、
    前記コリメータは、ビームが前記縮小光学系に斜めに入射するように所定の角度に傾斜されている請求項記載の光結合装置。
  3. 複数のビームを1本のファイバに結合させる光結合装置であって、
    各々が所定間隔毎に配置され、前記複数のビームを出射する複数の光源と、
    前記複数の光源と対向して配置され、前記複数の光源から出射される前記複数のビームを平行にさせる複数のコリメートレンズと、
    前記複数のコリメートレンズで平行にされた複数のビームのビーム径を縮小する縮小光学系と、
    前記縮小光学系で縮小された複数のビームを前記ファイバに集光させる集光レンズとを備え、
    前記縮小光学系の中心を通るビームに対応した配置された前記光源と前記コリメートレンズとは、光軸上に配置され、前記縮小光学系の端部を通るビームに対応した配置された前記光源と前記コリメートレンズとは、前記光源の中心に対して前記コリメートレンズの中心が前記光軸に近づく方向にずらして配置されている光結合装置。
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