JP2007163947A - 合波光学系 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の半導体レーザーから出射した各レーザービームを光ファイバーに入射させて1本に合波する合波光学系において、レーザービームを高い入力効率で光ファイバーに入射させる。
【解決手段】半導体レーザーLD11〜14から発散光状態で出射したレーザービームB11〜14を平行光化するコリメーターレンズC11〜14と、該レンズC11〜14を通過したレーザービームB11〜14を、半導体レーザーのストライプ幅方向を含む面内およびストライプ幅方向に直角な方向を含む面内の一方のみで集光する第1集光レンズ15と、この第1集光レンズ15を通過したレーザービームB11〜14を集光する第2集光レンズ16と、集光されたレーザービームB11〜14が入射するように配された光ファイバー20とからなる合波光学系において、第2集光レンズ16として、レーザービームB11〜14を第1集光レンズ15と共働して前記2つの面内の双方に集光するアナモルフィックレンズを用いる。
【選択図】図1
【解決手段】半導体レーザーLD11〜14から発散光状態で出射したレーザービームB11〜14を平行光化するコリメーターレンズC11〜14と、該レンズC11〜14を通過したレーザービームB11〜14を、半導体レーザーのストライプ幅方向を含む面内およびストライプ幅方向に直角な方向を含む面内の一方のみで集光する第1集光レンズ15と、この第1集光レンズ15を通過したレーザービームB11〜14を集光する第2集光レンズ16と、集光されたレーザービームB11〜14が入射するように配された光ファイバー20とからなる合波光学系において、第2集光レンズ16として、レーザービームB11〜14を第1集光レンズ15と共働して前記2つの面内の双方に集光するアナモルフィックレンズを用いる。
【選択図】図1
Description
本発明は合波光学系に関し、特に詳細には、複数の半導体レーザーから出射した各レーザービームを光ファイバーに入射させて1本に合波するようにした合波光学系に関するものである。
従来、例えば特許文献1および2に示されるように、複数の半導体レーザーから出射したレーザービームをレンズ系で集光して1箇所に収束させ、その収束位置に入射端面が位置するように配した光ファイバーにそれらのレーザービームを入射させて、複数のレーザービームを1本に合波するようにした合波光学系が知られている。
特許文献1に示された従来技術では、より具体的に上記レンズ系として、半導体レーザーから発散光状態で出射したレーザービームをそれぞれ平行光化する複数のコリメーターレンズと、該コリメーターレンズを通過したレーザービームを集光する1つの軸対称レンズからなる集光レンズとからなるものが用いられている。
特許文献2には、より高出力の合波レーザービームを得るために、半導体レーザーとしてストライプ幅(発光幅)がより大きいブロードエリアレーザーを用いることが示されているが、そこで用いられているレンズ系は、基本的に特許文献1に示されているものと同様である。ここで、半導体レーザーのストライプ幅をWとし、上記レンズ系の倍率をMとすると、光ファイバーの入射端面上における、ストライプ幅に対応する方向の集光サイズはMWとなる。ブロードエリアレーザーのようにストライプ幅Wが大きい半導体レーザーを用いると、当然MWのサイズも大きくなって光ファイバーのコア径を上回り、光ファイバーに対するレーザービームの入力効率が低くなってしまうこともある。
このような問題を解決する方策の一つとして、特許文献3に示されるように、複数の半導体レーザーを同心円上に配置して極力密集させることにより、レンズ系として倍率Mがより低いものを適用可能とし、それにより集光サイズMWを小さくすることが考えられている。
また特許文献4に示されるように、半導体レーザーから出射したレーザービームを集光するためのレンズ系として、半導体レーザーのストライプ幅方向(以下、これを便宜上「slow軸方向」という)を含む面内でのみパワーを持つ倍率Msのシリンドリカルレンズと、ストライプ幅方向と直角な方向(以下、これを便宜上「fast軸方向」という)を含む面内でのみパワーを持つ倍率Mfのシリンドリカルレンズとを組み合わせ、そして倍率の関係をMs<Mfとすることにより、レーザービームの集光サイズが一方向に大きくなってしまうことを防止するようにしたレンズ系も知られている。
特開2002−202442号公報
特開2003-158332号公報
特開2004-77779号公報
特開2002-48491号公報
特許文献3に示される構成は、所期の目的を達成できるものであるが、その一方で、実装の形態が非常に複雑になるという問題がある。
また、特許文献4に示されるようなレンズ系を、特許文献1および2に示される合波光学系に適用することも考えられるが、その場合はレーザービームの集光形状が、光軸外側に向かって尾引きしたものとなって集光性が劣化し、ひいてはレーザービームの光ファイバーに対する入力効率が低下するという問題が認められる。
なお図9には、半導体レーザーが2×4=8個並設された場合の例について、上記尾引きの現象を概略的に示してある。この場合、半導体レーザー(LD)の発光位置ではレーザービームB11,B12,B13,B14並びにB21,B22,B23,B24が同図(1)に示すように配列しているのに対し、2つのシリンドリカルレンズで集光された後のそれらのレーザービームの集光面(光ファイバー入射端面)での集光状態は、同図(2)に示すようなものとなってしまう。つまり、光学系の光軸からより外側に位置する半導体レーザーから出射したレーザービームほど、尾引きの程度が高くなる。そこで、コア径が50μm程度の光ファイバーに、それらのレーザービームを効率良く結合させることが難しくなるのである。
本発明は上記の事情に鑑みて、複数の半導体レーザーから出射した各レーザービームを極めて効率良く光ファイバーに入射させて合波することができる合波光学系を提供することを目的とする。
本発明による合波光学系は、平行光化された複数のレーザービームを集光する光学系を第1集光レンズと第2集光レンズとで構成し、第1集光レンズにはシリンドリカルレンズを適用する一方、第2集光レンズにはアナモルフィックレンズを適用することによって、レーザービームの光ファイバーに対する入力効率の向上を図ったものである。
すなわち、より具体的に本発明による合波光学系は、
複数の半導体レーザーから発散光状態で出射したレーザービームをそれぞれ平行光化する複数のコリメーターレンズと、
該コリメーターレンズを通過したレーザービームを、前記半導体レーザーのslow軸方向を含む面内およびfast軸方向を含む面内の一方のみで集光するシリンドリカルレンズからなる第1集光レンズと、
この第1集光レンズを通過した前記レーザービームを、第1集光レンズと共働して前記2つの面内の双方で集光する、これら両面内での形状が互いに異なるアナモルフィックレンズからなる第2集光レンズと、
この第2集光レンズを通過した複数のレーザービームの収束位置に入射端面が位置するように配された光ファイバーとから構成されたことを特徴とするものである。
複数の半導体レーザーから発散光状態で出射したレーザービームをそれぞれ平行光化する複数のコリメーターレンズと、
該コリメーターレンズを通過したレーザービームを、前記半導体レーザーのslow軸方向を含む面内およびfast軸方向を含む面内の一方のみで集光するシリンドリカルレンズからなる第1集光レンズと、
この第1集光レンズを通過した前記レーザービームを、第1集光レンズと共働して前記2つの面内の双方で集光する、これら両面内での形状が互いに異なるアナモルフィックレンズからなる第2集光レンズと、
この第2集光レンズを通過した複数のレーザービームの収束位置に入射端面が位置するように配された光ファイバーとから構成されたことを特徴とするものである。
ここで、上記の「これら両面内での形状が互いに異なる」ということは、どちらか一方の面内におけるレンズ形状が全くパワーを持たない形状となっていることは、含まないものとする。すなわちこの第2集光レンズはあくまでもアナモルフィックレンズであって、通常のシリンドリカルレンズが適用されることはないものである。また、上述の通り第2集光レンズの形状は、前記2つの面内のいずれにおいても必ずパワーを持つ形状とされるが、それは一般的な円弧の一部をなす形状に限られるものではなく、例えば近軸位置では曲率を持たず、そこから周辺側に離れた位置のみにおいて曲率を有するような形状とされてもよい。
なお上記の構成において、複数の半導体レーザーが、ストライプ幅方向と平行な方向および直角な方向にそれぞれ複数並べてマトリクス状に配置される場合は、ストライプ幅方向と平行な方向への半導体レーザー並設数より、ストライプ幅方向と直角な方向への半導体レーザー並設数が多いことが望ましい。
また、上記の構成においては、半導体レーザーのストライプ幅方向を含む面内のNA(開口数)が、ストライプ幅方向と直角な方向を含む面内のNA(開口数)よりも小さいことが望ましい。
本発明の合波光学系は、共にシリンドリカルレンズからなる第1および第2の集光レンズを備えてなる特許文献4の光学系においては、集光したレーザービームに前述のような尾引きが生じることに鑑み、第2の集光レンズとして、第1集光レンズを通過したレーザービームを、半導体レーザーのslow軸方向を含む面内およびfast軸方向を含む面内の双方に集光する、これら両面内での形状が互いに異なるアナモルフィックレンズを適用したことにより、このアナモルフィックレンズの上記2つの面内の形状を適切に設定して前記尾引きを低減できるものとなっている。そこで本発明の合波光学系によれば、複数の半導体レーザーから出射した各レーザービームを、高い入力効率で光ファイバーに入射させて合波することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1および図2はそれぞれ、本発明の第1の実施形態による合波光学系を備えたレーザーモジュールの一部破断平面図および一部破断側面図である。図示の通り本実施形態のレーザーモジュールは、図1の上下方向に並設された一例として4個のチップ状態の半導体レーザー素子LD11,LD12,LD13,LD14および同様に並設された4個のチップ状態の半導体レーザー素子LD21,LD22,LD23,LD24の計8個の半導体レーザー素子と、半導体レーザー素子LD11〜14を内側面にロウ材により固定したCu製のLDブロック10と、同様に半導体レーザー素子LD21〜24を内側面にロウ材により固定したCu製のLDブロック11とを有している。
なお、上述の通りマトリクス状に配置された8個の半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24は、すべてストライプ幅方向が図2中で上下方向となるように、互いのストライプ幅方向を平行に揃えて配置されている。
またこのレーザーモジュールは、上記半導体レーザー素子LD11,LD12,LD13,LD14から発散光状態で射出されたレーザービームB11,B12,B13,B14を各々平行光化する4個のコリメーターレンズC11,C12,C13,C14と、これらのコリメーターレンズC11,C12,C13,C14を各々個別に保持するレンズホルダLH11,LH12,LH13,LH14と、これらのレンズホルダLH11〜14を固定して前記前記LDブロック10に固定されたCu製のヒートブロック(放熱ブロック)12とを備えるとともに、半導体レーザー素子LD21,LD22,LD23,LD24から発散光状態で射出されたレーザービームB21,B22,B23,B24を各々平行光化する4個のコリメーターレンズC21,C22,C23,C24と、これらのコリメーターレンズC21,C22,C23,C24を各々個別に保持するレンズホルダLH21,LH22,LH23,LH24と、これらのレンズホルダLH21〜24を固定して前記LDブロック11に固定されたCu製のヒートブロック(放熱ブロック)13とを備えている。上記LDブロック10および11は、第1のパッケージ50を構成するパッケージベース板51上に固定されている。
上記コリメーターレンズC11〜14の各々は、例えば有効高さ2.0mm、有効幅3.6mm、焦点距離3mmのトランケート型レンズであり、互いの隙間を0.15mmとして並設固定されている。他のコリメーターレンズC21〜24も同様である。
また、ヒートブロック12のレンズホルダLH11〜14を固定する面は、平坦度が0.3μm以下の高精度・高平坦加工がなされている。このヒートブロック12にレンズホルダLH21〜24を介してコリメーターレンズC11〜14を固定する構造において、固定時にレンズホルダLH21〜24の位置を調整することにより、コリメーターレンズC11〜14のy、z方向(図2参照)位置を調整することができる。またヒートブロック12をLDブロック10に固定する構造において、固定時にヒートブロック12の位置を調整することにより、コリメーターレンズC11〜14のx、y方向(図2参照)位置を調整することができる。本実施形態では、レンズ固定精度はx、y方向に関して±0.5μm、z方向に関して1μmである。以上の点は、別のヒートブロック13側においても同様である。
第1のパッケージ50は、上記パッケージベース板51と、その上に固定されて周囲4面を囲う側壁52と、この側壁52に突き当て固定された蓋板53とから構成されて気密封止され、半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24と、コリメーターレンズC11〜14およびC21〜24と、その他の上述したホルダ類等を内部に収容している。なお蓋板53には、レーザービームB11〜14およびB21〜24をパッケージ外に出射させる、例えば光学ガラス等からなる透明板54が嵌め込まれている。
さらにこのレーザーモジュールは、平行光となって上記透明板54から出射したレーザービームB11〜14およびB21〜24を、図1に表れている面(半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24のストライプ幅方向と直角な方向、つまり前述のfast軸方向を含む面)内のみで集光するシリンドリカルレンズ15と、このシリンドリカルレンズ15を通過したレーザービームB11〜14およびB21〜24を、図2に表れている面(半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24のストライプ幅方向、つまり前述したslow軸方向を含む面)内で集光するとともに、上記シリンドリカルレンズ15と共働して上記fast軸方向を含む面内で集光するアナモルフィックレンズ16と、これらのシリンドリカルレンズ15およびアナモルフィックレンズ16によるレーザービームB11〜14およびB21〜24の収束位置に一端(入射端面)20aが位置するように配設された光ファイバー20とを有している。
上記シリンドリカルレンズ15およびアナモルフィックレンズ16は、気密封止された第2のパッケージ40内に固定されたレンズホルダ41および42にそれぞれ固定されて、該第2のパッケージ40内に収納されている。このパッケージ40の前板43には、円筒状のフェルール保持孔22aを有するフェルール保持部品22が例えばフラックスフリー半田23によって固定されている。前述した光ファイバー20は、その入射端面20a近傍の樹脂被覆を除去し、それにより剥き出しになったファイバー素線20bを円筒状のフェルール24の中心の細孔に通し、そして該フェルール24をフェルール保持部品22にフラックスフリー半田25で固定することにより、第2のパッケージ40に接続されている。
半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24としては、発振波長が350nm〜500nm程度の範囲にあるGaN系半導体レーザー素子が用いられ、それらは各々サブマウント17を介してLDブロック10、11に実装されている。そのような半導体レーザー素子の具体例としては、例えば特開2004-134555号公報に開示されているInGaN系半導体レーザー素子等が挙げられる。一方サブマウント17としては、例えば熱伝導係数が600W/mKであるスチール・ダイヤモンド複合材料からなる、1×1×0.25mmのサイズのものが使用されている。このようなサブマウント17を用いることにより、発熱密度が高い半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24の活性層からの熱拡散を容易にし、それにより、該素子駆動時の温度上昇を抑え、素子の信頼性向上を実現している。このようなサブマウント17の実装方法としては、例えば直接半田でLDブロック10、11に固定する方法等が採用可能である。また、該サブマウント17を複数の部品に実装するようにしてもよい。
上述のようにマトリクス状に配置された半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24は、電極パッドを介したボンディングによって、図示外の引出し配線に接続されている。その引出し配線は、第1のパッケージ50の内部と外部とを気密に保つ状態にして、該第1のパッケージ50から外部に引き出されている。
本実施形態では、シリンドリカルレンズ15およびアナモルフィックレンズ16がそれぞれ、平行光となったレーザービームB11〜14およびB21〜24を光ファイバー20の入射端面20a上で収束させる第1集光レンズ、第2集光レンズを構成しており、それにより、収束したレーザービームB11〜14およびB21〜24のビーム断面形状の真円化が図られている。
このレーザーモジュールにおいて、半導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24から発散光状態で射出されたレーザービームB11〜14およびB21〜24は、それぞれコリメーターレンズC11〜14およびC21〜24によって平行光とされ、透明板54を透過して第1のパッケージ50外に出射する。平行光となったレーザービームB11〜14およびB21〜24は次にシリンドリカルレンズ15およびアナモルフィックレンズ16により集光されて、光ファイバー20の入射端面20a上で(より詳しくはそのコア端面上で)で収束する。それにより該レーザービームB11〜14およびB21〜24が光ファイバー20に入射してそこを伝搬し、合波された高強度のレーザービームBが光ファイバー20から出射する。
次に、光ファイバー20とともに本実施形態の合波光学系を構成するコリメーターレンズC11〜14並びにC21〜24、シリンドリカルレンズ15およびアナモルフィックレンズ16についてさらに詳しく説明する。
先に説明した従来技術におけるように、互いに直交する方向にパワーを持つ2つのシリンドリカルレンズを用いて集光されたレーザービームに尾引きが生じるのは、第2集光レンズである2番目のシリンドリカルレンズに入射するレーザービームが平行光ではなく、そこに斜めに入射するためである。そこで本発明においては第2集光レンズを、前述の通りのようなアナモルフィックレンズ16とすることにより、斜め入射によるレーザービームの収差を補正して、上記尾引きを低減する。
基本的には、本発明による上記構成を採用して、アナモルフィックレンズ16の前記両面内の形状を適切に設定することによりレーザービームの尾引きを低減可能であるが、光学系の光軸から遠い位置にあるレーザービームに依然として尾引きが残ることもある。そのようなレーザービームの収束位置における強度分布を、計算によって求めた結果を図3に示す。同図(1)は光学系の光軸に近い方のレーザービーム(上述の例ならばレーザービームB12、13、22および23)のうちの1つについての計算結果、(2)は光学系の光軸から遠い方のレーザービーム(上述の例ならばレーザービームB11、14、21および24)のうちの1つについての計算結果を示している。同図(1)に示される通り、光軸に近い方のレーザービームにおける尾引きはほとんど解消されているが、それに対して、同図(2)に示される光軸から遠い方のレーザービームには、尾引きが残っている。したがって、コア径が50μm程度の光ファイバーにレーザービームを結合させる場合は、かなりの損失が生じることが分かる。
本実施形態の合波光学系は、以上の点も考慮して、さらに入力効率を高めるようにしたものである。上述のように光軸から遠い方のレーザービームに尾引きが残る原因は、fast軸を含む面内のシリンドリカルレンズの焦点距離と、slow軸を含む面内のアナモルフィックレンズの焦点距離が近いためであって、それぞれの焦点距離の差を大きくすれば良いことが分かった。そこで本実施形態においては、図4の(1)、(2)にそれぞれ図1、図2中の要部の数値を入れて示すように、上記2つの焦点距離の差を大きくした構成を採用している。
すなわち本実施形態では、図1に表されている面(fast軸方向を含む面)内において、コリメーターレンズC11〜24のNA=0.6、焦点距離=3mm、シリンドリカルレンズ15のNA=0.134、焦点距離=55.3mm、アナモルフィックレンズ16の焦点距離=∞である。この面内においてアナモルフィックレンズ16はほとんどパワーを持たないが、あくまでもシリンドリカルレンズではないので、全くパワーを持たないということではない。そのようなアナモルフィックレンズ16の形状については、以下で詳しく説明する。
一方、図2に表されている面(slow軸方向を含む面)内において、コリメーターレンズC11〜24のNA=0.333、焦点距離=3mm、アナモルフィックレンズ16のNA=0.134、焦点距離=15.5mmである。一方、光ファイバー20のNA=0.19である。
ここで、アナモルフィックレンズ16の形状について詳しく説明する。このアナモルフィックレンズ16を光軸方向から見た状態を図10に示してあるが、この面内におけるレンズ面上の位置を、光軸Oを原点として図示の通りのX座標およびY座標で規定する。すなわち、X方向は前述のslow軸と平行な方向であり、Y方向は前述のfast軸と平行な方向である。そしてレンズ面上の位置(X,Y)における光軸方向位置Zは、該レンズ面上の光軸Oの位置を原点として、下の数1式で規定されている。ここで、数1式における各係数の値は表1の通りである。なお、X,YおよびZ方向位置の単位はmmであり、またZ方向位置については、図1および図2における右方向が+(プラス)、左方向が−(マイナス)である。
上記数1式で規定されるアナモルフィックレンズ16のレンズ面形状を概略的に説明すると、図10の紙面に垂直でslow軸と平行な断面内の形状は、光軸Oからの距離が異なるfast軸方向のどこにおいても異なる形状であり、他方図10の紙面に垂直でfast軸と平行な断面内の形状は、近軸曲率が0(ゼロ)で、そこからレンズ周辺側に離れた位置では収差補正のためのパワーを有し、また光軸Oからの距離が異なるslow軸方向のどこにおいても異なる形状である。
なお図11には、上記アナモルフィックレンズ16の具体的なレンズ面形状を、曲率を誇張して概略的に示してある。同図(1)は図10の紙面に垂直でそれぞれAA′線、BB′線、CC′線を通る断面内の形状を示し、また同図(2)は図10の紙面に垂直でそれぞれDD′線、EE′線、FF′線を通る断面内の形状を示している。なおこのレンズ面形状は、図10において上下対象かつ左右対称であり、したがって光軸Oからの距離がBB′線の光軸Oからの距離と等しいbb′線を通る断面内の形状は、BB′線を通る断面内の形状と等しくなっており、以下、CC′線とcc′線とを通る各断面に関しても、またEE′線とee′線とを通る各断面に関しても、そしてFF′線とff′線とを通る各断面に関しても同様である。
この構成に関して、レーザービームの収束位置における強度分布を計算によって求めた結果を図5に示す。同図(1)は光学系の光軸に近い方のレーザービームの一つであるレーザービームB12についての計算結果、(2)は光学系の光軸から遠い方のレーザービームの一つであるレーザービームB11についての計算結果を示している。ここに示される通り本実施形態では、光軸に近い方のレーザービームB12では勿論のこと、光軸から遠い方のレーザービームB11でも尾引きが解消されていることが分かる。
以上説明した第1の実施形態では、光ファイバー20の入射端面で必要なNAが縦と横とで同じになるようにシリンドリカルレンズ15およびアナモルフィックレンズ16の焦点距離を選んでいる。集光特性は上述の通り良好であるが、その一方で、fast軸方向の倍率は18倍程度となった。この倍率が大きいと、レーザービームB11〜24の集光点と光ファイバー20とが位置ずれしやすくなる。光学系および半導体レーザーの調芯時や接着固定時に、環境温度の変化等により半導体レーザー素子LD11〜24とコリメーターレンズC11〜24とが相対的に例えば1μmずれると、光ファイバー20の入射端面上では、レーザービームB11〜24の集光点と光ファイバー20とが約18μmも位置ずれしてしまう。
このような位置ずれを少なく抑えるために、光学系の倍率を小さくする方法について説明する。そのようにしたい場合は、slow軸方向とfast軸方向のNAが互いに異なる状態で集光するようにシリンドリカルレンズ15およびアナモルフィックレンズ16の焦点距離を調整し、それによってシリンドリカルレンズ15の焦点距離を小さくする。以上の観点から、slow軸方向とfast軸方向のNAを種々に変えた場合の、光学系の仕様例を表2に示す。
なおこの表2において、「θ」は図6に示すように光ファイバー20の入射端面上でほぼ矩形になる集光点Pの対角線がfast軸となす角度(°)、「NA:slow」と「NA:fast」はそれぞれslow軸方向のNAとfast軸方向のNA、「slowの幅」と「fastの幅」はそれぞれシリンドリカルレンズ15に入射する前のレーザービームB11〜24全体のslow軸方向、fast軸方向のビーム幅(mm)、「slow f」と「fast f」はそれぞれslow軸を含む面内、fast軸を含む面内の焦点距離(mm)、「slow倍率」と「fast倍率」はそれぞれslow軸方向、fast軸方向の光学系倍率、「slowビーム径」はslow軸方向のビーム径(μm)を示している。
上記第1の実施形態は、θ=45°で、NA:slow=NA:fast=0.134としたものである。それに対してθが45°よりも小さくて、slow軸方向のNAがfast軸方向のNAよりも小さくなると、fast軸を含む面内の焦点距離がより短くなるので、fast軸方向の倍率を小さくすることができる。なおそのようにすると、slow軸方向の倍率が大きくなる。例えばθ=30°のとき、slow軸方向の倍率は4.89となり、この方向の半導体レーザーのストライプ幅(発光幅)が7μmであるとすると、光ファイバー20の入射端面上でのビーム径は34.26μmとなる。
したがって、50〜60μm程度のコア径の光ファイバー20にレーザービームB11〜24を結合させる場合は、θ=30°程度が最適であると言える。このときfast軸方向の倍率は15倍となり、θ=45°の場合の18倍より小さい倍率にすることがでる。このθ=30°とした本発明の第2実施形態による合波光学系の要部の仕様を図7に示す。ここで同図の(1)、(2)はそれぞれ、前記fast軸を含む面内の形状、slow軸を含む面内の形状を示している。なおこの場合もコリメーターレンズC11〜14の各々は、互いの隙間を0.15mmとして並設固定されている。他のコリメーターレンズC21〜24も同様である。
なお、この第2実施形態で採用されているアナモルフィックレンズ16′の形状も前述の数1式で規定されるものであり、その各係数の値は表3の通りである。
この第2の実施形態に関して、レーザービームB11〜24の収束位置における強度分布を計算によって求めた結果を図8に示す。同図(1)は光学系の光軸に近い方のレーザービームの一つであるレーザービームB12についての計算結果、(2)は光学系の光軸から遠い方のレーザービームの一つであるレーザービームB11についての計算結果を示している。ここに示される通り本例では、シリンドリカルレンズ15とアナモルフィックレンズ16との焦点距離差がθ=45°の場合より小さくなることから、集光特性は図5に示したθ=45°の場合のそれよりもやや劣化するが、レーザービームB12、B11に大きな尾引きは発生しない。
以上説明した第2の実施形態の合波光学系を用いて、図1および図2に示したものと同様の基本構成を有するレーザーモジュールを作製した。その場合、導体レーザー素子LD11〜14およびLD21〜24としては、ストライプ幅が10μmで、発振波長が405nmのものを8個用いた。他方、光ファイバー20のコア径は60μm、NAは0.22である。
そのようなレーザーモジュールを5台作製し、各々No.1〜No.5と名付けたそれらのレーザーモジュールにおいて、レーザービームの光ファイバー20への入力効率(%)を調べた結果を表4に示す。
なおこの表4において「1」、「2」、「3」・・・「8」の各欄の数字は、各々1〜8の番号を付けた8個の半導体レーザー素子のうち、その番号の半導体レーザー素子のみを点灯駆動したときの入力効率を示し、また「Σ」欄の数字は8個の半導体レーザー素子に関する各入力効率の平均値を、そして「全点灯」欄の数字は8個の半導体レーザー素子を全部点灯させた場合の入力効率を示している。ここに示される通り、8個の半導体レーザー素子を全部点灯させた場合の入力効率は大略64〜68%と極めて高い値を示している。
なお、本発明の合波光学系に組み合わされる半導体レーザー素子は、上記実施形態に示したディスクリートなシングルキャビティチップをアレイ状に配置したものに限らず、1つのマルチキャビティ半導体レーザー素子(LDバー)、複数のマルチキャビティ半導体レーザー素子をアレイ状に配置したもの、あるいはシングルキャビティ半導体レーザー素子とマルチキャビティ半導体レーザー素子の組み合わせ等であってもよい。
また、合波するレーザービームの本数も先に説明した各実施形態における8本に限られるものではなく、それ以外の本数のレーザービームを光ファイバーによって合波するようにしてもよい。
また、本発明において第2集光レンズとして用いられるアナモルフィックレンズの形状も先に説明した形状に限られるものではなく、複数の半導体レーザーの配置状態等に応じて適宜その他の形状を採用可能である。例えば、先に説明した第1実施形態は、半導体レーザー素子がfast軸方向に4個、slow軸方向に2個の合計8個配設された構成に適用されたものであるが、これとは反対に半導体レーザー素子がfast軸方向に2個、slow軸方向に4個の合計8個配設された構成に対しては、下記の表5の係数で既定される面形状を有するアナモルフィックレンズを好適に用いることができる。なお、この場合の面形状の既定の仕方は第1実施形態におけるのと同様であり、前提となる面形状の式は数1式である。
15 シリンドリカルレンズ
16、16′ アナモルフィックレンズ
20 光ファイバー
20a 光ファイバーの入射端面
B11〜14、B21〜24 レーザービーム
C11〜14、C21〜24 コリメーターレンズ
LD11〜14、LD21〜24 半導体レーザー素子
16、16′ アナモルフィックレンズ
20 光ファイバー
20a 光ファイバーの入射端面
B11〜14、B21〜24 レーザービーム
C11〜14、C21〜24 コリメーターレンズ
LD11〜14、LD21〜24 半導体レーザー素子
Claims (3)
- ストライプ幅方向を互いに平行に揃えて配置された複数の半導体レーザーから、発散光状態で出射したレーザービームをそれぞれ平行光化する複数のコリメーターレンズと、
該コリメーターレンズを通過したレーザービームを、前記半導体レーザーのストライプ幅方向を含む面内およびストライプ幅方向に直角な方向を含む面内の一方のみで集光するシリンドリカルレンズからなる第1集光レンズと、
この第1集光レンズを通過した前記レーザービームを、第1集光レンズと共働して前記2つの面内の双方で集光する、これら両面内での形状が互いに異なるアナモルフィックレンズからなる第2集光レンズと、
この第2集光レンズを通過した複数のレーザービームの収束位置に入射端面が位置するように配された光ファイバーとからなる合波光学系。 - 前記複数の半導体レーザーが、ストライプ幅方向と平行な方向および直角な方向にそれぞれ複数並べてマトリクス状に配置され、
ストライプ幅方向と平行な方向への半導体レーザー並設数より、ストライプ幅方向と直角な方向への半導体レーザー並設数が多いことを特徴とする請求項1記載の合波光学系。 - 前記ストライプ幅方向を含む面内のNA(開口数)が、ストライプ幅方向と直角な方向を含む面内のNA(開口数)よりも小さいことを特徴とする請求項1または2記載の合波光学系。
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