JP2004077779A - 合波レーザー光源 - Google Patents

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Takashi Yoshida
吉田 敬
Satoshi Ajino
味埜 敏
Yoji Okazaki
岡崎 洋二
Kazuhiko Nagano
永野 和彦
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Abstract

【課題】高出力が得られる低コストの合波レーザー光源を得る。
【解決手段】複数の半導体レーザーLD1〜8を例えば正多角柱状のヒートブロック10の各側面上に固定することにより、光照射を受ける側から見て2次元状に並べて配設し、それらの半導体レーザーLD1〜8からそれぞれ出射したレーザービームを、例えばコリメーターレンズ11〜18および集光レンズ20からなる集光光学系で集光した上でマルチモード光ファイバー30に結合させて合波する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は合波レーザー光源に関し、特に詳細には、複数の半導体レーザーから発せられたレーザービームを光ファイバーを利用して合波する合波レーザー光源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、紫外域のレーザービームを発生させる装置として、半導体レーザー励起固体レーザーから発せられた赤外光を紫外域の第3高調波に変換する波長変換レーザーや、エキシマレーザーや、Arレーザーが実用に供されている。
【0003】
さらには近時、例えば1998年発行のJpn.Appl.phys.Lett.,Vol.37.p.L1020に示されるように、400nm近傍の波長のレーザービームを発するGaN系半導体レーザーも提供されている。
【0004】
このような波長のレーザービームを発する光源は、350〜420nmの紫外領域を含んだ所定の波長域(以下「紫外域」という)に感度を有する感光材料を露光する露光装置において、露光用光源として適用することも考えられている。その場合の露光用光源は、当然ながら、感光材料を感光させるのに十分な出力を備えることが求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記エキシマレーザーは、装置が大型で、コストやメンテナンスコストも高いという問題がある。
【0006】
また、赤外光を紫外域の第3高調波に変換する波長変換レーザーは、波長変換効率が非常に低いことから、高出力を得るのは極めて困難になっている。現在のところは、30Wの半導体レーザーで固体レーザー媒質を励起して10Wの基本波(波長1064nm)を発振させ、それを3Wの第2高調波(波長532nm)に変換し、それら両者の和周波である1Wの第3高調波(波長355nm)を得る、というのが現在の実用レベルである。その場合の半導体レーザーの電気−光効率は50%程度であり、そして紫外光への変換効率は1.7%程度と非常に低いものとなっている。そしてこのような波長変換レーザーは、高価な光波長変換素子を用いるために、コストがかなり高いものとなっている。
【0007】
またArレーザーは電気−光効率が0.005%と非常に低く、寿命が1000時間程度と非常に短いという問題がある。
【0008】
一方、GaN系半導体レーザーについては、低転位のGaN結晶基板が得られないことから、ELOGという成長方法によって約5μm程度の低転位領域を作り出し、その上にレーザー領域を形成して高出力化と高信頼性を実現する試みがなされている。しかし、こうして作製されるGaN系半導体レーザーにおいても、大面積に亘って低転位の基板を得るのが難しいので、500mW〜1W級の高出力なものは未だ商品化されていない。
【0009】
また、半導体レーザーの高出力化の別の試みとして、例えば1つで100mWの光を出力するキャビティを100個形成することで10Wの出力を得るようなことも考えられているが、100個程度の多数のキャビティを高歩留まりで作成することは、ほとんど現実性が無いと言える。特に、シングルキャビティの場合でも99%以上の高歩留まり化は困難であるGaN系半導体レーザーにあっては、なおさらである。
【0010】
本発明は上記の事情に鑑み、高出力が得られる低コストの合波レーザー光源を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による合波レーザー光源は、
光照射を受ける側から見て2次元状に並べて配設された複数の半導体レーザーと、
1本のマルチモード光ファイバーと、
前記複数の半導体レーザーからそれぞれ出射したレーザービームを集光した上で前記マルチモード光ファイバーに結合させる集光光学系とを備えてなることを特徴とするものである。
【0012】
なお上述の構成において、2次元状に並べて配設する複数の半導体レーザーは、より具体的には、光照射を受ける側から見て共通の円周上に並ぶ状態に配置することが望ましい。そのようにするためには、例えば正六角柱や正八角柱などの正多角柱からなるブロックを、その中心軸がマルチモード光ファイバーのコア軸の延長上に有る状態に配置して、この多角柱の各側面上に1個ずつ半導体レーザーを配置するような構成を採用することができる。その場合、複数の半導体レーザーを円周の全周に亘って所定の角度間隔で配置してもよいし、あるいは、この円周の一部、例えば半周部分にだけ所定の角度間隔で配置してもよい。
【0013】
さらには、複数の半導体レーザーを共通の円周上に配置する他、光照射を受ける側から見て縦横に直線状に並べて配置するようなことも可能である。その場合には、複数の半導体レーザーをマトリクス状、あるいは千鳥状に配置するようなことが可能である。
【0014】
またそれらの半導体レーザーの各々としては、発光点を1つだけ有するシングルキャビティの半導体レーザーも、また複数の発光点を有するマルチキャビティの半導体レーザーも、シングルキャビティの半導体レーザーが複数並設されてなるアレイレーザーも共に適用可能である。さらに、この半導体レーザーとしては、発光幅が1.5〜5μm、さらに好ましくは2〜3μmのものが用いられるのが望ましい。そしてこの半導体レーザーとしては、GaN系半導体レーザーが用いられることが望ましい。
【0015】
一方上記集光光学系を構成する複数のコリメーターレンズは互いに一体化されて、レンズアレイとして構成されることが望ましい。つまり、例えば半導体レーザーがN列×M行のマトリクス状に配設されている場合は、N×M個のコリメーターレンズを2次元状に一体化してレンズアレイを構成すればよいし、あるいは各半導体レーザーとしてm個の発光点を有するマルチキャビティ半導体レーザーや、シングルキャビティの半導体レーザーがm個並設されてなるアレイレーザーが適用されている場合は、m個のコリメーターレンズを一体化してレンズアレイを構成すればよい。
【0016】
また上記マルチモード光ファイバーとしては、コア径が50μm以下で、NA(開口数)が0.3以下のものが用いられることが望ましい。さらに、このマルチモード光ファイバーとしては、コア径×NAの値が10μm以下のものが用いられることが望ましい。
【0017】
本発明の合波レーザー光源は、上述したマルチモード光ファイバーを1本だけ用いて構成されてもよいが、好ましくは、該マルチモード光ファイバーを複数用いて、それらのマルチモード光ファイバーの各々に複数の半導体レーザーおよび集光光学系を組み合わせ、各マルチモード光ファイバーから高出力のレーザービームを発するように構成することもできる。そのようにする場合、複数のマルチモード光ファイバーは少なくとも出射端部において1次元アレイ状、あるいは、バンドル状に配設されるのが望ましい。
【0018】
【発明の効果】
本発明の合波レーザー光源は、複数の半導体レーザーからそれぞれ出射したレーザービームを集光してマルチモード光ファイバーに結合させる極めて簡単な構成のものであって、特に作製が困難な要素も必要としないので、低コストで形成可能となる。
【0019】
また本発明の合波レーザー光源においては、複数の半導体レーザーを光照射を受ける側から見て2次元状に並べて配設しているので、1次元状に並べて配設する場合と比べると、同一スペースに同数の半導体レーザーを配設するのであれば、半導体レーザーどうしの間の間隔を大きく確保できるのでそれらや集光光学系の取付け、調整作業がより容易になり、他方、半導体レーザーを同一間隔で配設するのであれば、小さなスペースにより多数の半導体レーザーを配設可能となって、光源の高出力化および小型化が実現される。
【0020】
また、複数のコリメーターレンズが互いに一体化されてレンズアレイとして構成される場合は、複数のコリメーターレンズが1個ずつ別体に形成される場合と比較して、各レンズの周辺部に大きな非有効領域ができてしまうことを避けられるから、各レンズを互いにより近接させて配置可能となる。そうであれば、複数の半導体レーザーをよりさらに高密度に配置できるので、合波本数をより多くして高出力化する上で有利である。さらにこの場合は、コリメーターレンズの位置調整作業が、1つのレンズアレイの位置を調整するだけで済むので、この作業が簡素化される。
【0021】
また、印刷、医用画像の分野や、PCB(プリント・サーキット・ボード)、PDP(プラズマディスプレイ)、LCD(液晶ディスプレイ)等による画像を感光材料に露光する場合等においては、上記マルチモード光ファイバーとしてコア径が50μm以下のものを用いると、露光スポットを微細なものにして高精細な画像を露光できるようになる。また、そのマルチモード光ファイバーのNAが0.3以下であると、上述のような高精細画像を露光する上で十分な焦点深度が確保され、鮮鋭度の高い画像を露光可能となる。
【0022】
また、マルチモード光ファイバーとしてコア径×NAの値が10μm以下のものを用いる場合、それらの組合せとしては例えば50μm×0.15、40μm×0.188、30μm×0.25、25μm×0.3等が挙げられる。このような特性のマルチモード光ファイバーを用いると、そのNAと同程度のNAのコリメーターレンズで各半導体レーザーからのレーザービームを平行光化でき、NA=0.3の集光レンズで25μm以下のスポットに合波レーザービームを集光させることも可能になる。それにより、高解像度と十分な焦点深度を確保できるようになる。
【0023】
また本発明の合波レーザー光源において、半導体レーザーが3個以上設けられれば、従来知られている偏光合波では2個の半導体レーザーからのレーザービームしか合波できないのに対し、それを上回る高出力の合波ビームを得ることが能になる。ただし、1つの半導体レーザーの実装歩留まりが通常その程度であるように98%であるとすると、半導体レーザーを10個設ける場合には、実装歩留まりが82%まで低下する。それ以上の歩留まり低下は現実上避けなければならないないので、本発明の好ましい実施の形態においては、この半導体レーザーの数の上限を10個とする。
【0024】
さらに、半導体レーザーの数が10個一列に並べて配置される場合、画像形成用のコア径50μm以下でNA0.3以下、もしくはコア径×NA=10μm以下のマルチモード光ファイバーを用いたとき、求められる実装精度は0.1μm未満と非常に厳しい値になってしまうが、一列に並べる半導体レーザーの数を6または7個としておくことにより、求められる実装精度は0.3〜1μm未満と著しく緩和される。また、半導体レーザーの数が6または7個の場合は、3個の場合と比べて2倍以上の高出力を得ることができる。
【0025】
また半導体レーザーとして発光幅が1.5μm以上のものを適用することにより、例えばそれがGaN系半導体レーザーである場合は、完全単一横モード構造のものの最大出力(30mW程度)と比較して、高い出力(50mW以上)を得ることができる。一方、半導体レーザーとして発光幅が5μm以下のものを適用することにより、画像形成用のコア径50μm以下でNA0.3以下、もしくはコア径×NA=10μm以下のマルチモード光ファイバーに対して半導体レーザーが3個以上の集光結合系を構成可能となる。また、半導体レーザーとして発光幅が2〜3μmのものを適用することにより、前記の画像形成用の光学系において半導体レーザーが6または7個の集光結合系を構成可能となる。
【0026】
他方、本発明の合波レーザー光源が、複数のマルチモード光ファイバーを少なくとも出射端部において1次元アレイ状、あるいはバンドル状に配設してなる場合は、それらの光ファイバーから高出力のレーザービームを1次元あるいは2次元に整列した状態で出射させることができる。そうであれば、整列して出射する複数のレーザービームの各々を、変調部がライン状、あるいは2次元状に配列されてなるGLVやDMD等の空間光変調素子の各変調部に入射させて、画像露光等のために効率良く変調させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0028】
図1は本発明の第1の実施の形態による合波レーザー光源の斜視形状を示すものであり、また図2はこの合波レーザー光源に用いられた半導体レーザーの取付状態を示している。
【0029】
この合波レーザー光源は、銅からなる正八角柱状のヒートブロック10の各側面上に配列固定された一例として8個のチップ状態の横マルチモードGaN系半導体レーザーLD1,LD2,LD3,LD4,LD5,LD6,LD7およびLD8と、各GaN系半導体レーザーLD1,LD2,LD3,LD4,LD5,LD6,LD7およびLD8に対してそれぞれ設けられたコリメーターレンズ11,12,13,14,15,16,17および18と、1つの集光レンズ20と、1本のマルチモード光ファイバー30とから構成されている。
【0030】
なおこの図1は、本実施の形態の合波レーザー光源の基本構成を示すものであり、コリメーターレンズ11〜17の形状は概念的に示してあり、その正確な形状と取付状態、および集光レンズ20の取付状態の詳細については後に説明する。
【0031】
GaN系半導体レーザーLD1〜8は、発振波長が例えば全て共通の405nmであり、最大出力も全て共通の100mWである。これらのGaN系半導体レーザーLD1,LD2,LD3,LD4,LD5,LD6,LD7およびLD8から発散光状態で出射したレーザービームB1,B2,B3,B4,B5,B6,B7およびB8は、それぞれコリメーターレンズ11,12,13,14,15,16,17および18によって平行光化される。
【0032】
平行光とされたレーザービームB1〜8は、集光レンズ20によって集光され、マルチモード光ファイバー30のコア30aの入射端面上で収束する。本例ではコリメーターレンズ11〜18および集光レンズ20によって集光光学系が構成され、それとマルチモード光ファイバー30とによって合波光学系が構成されている。すなわち、集光レンズ20によって上述のように集光されたレーザービームB1〜8がこのマルチモード光ファイバー30のコア30aに入射してそこを伝搬し、1本のレーザービームBに合波されてマルチモード光ファイバー30から出射する。なおマルチモード光ファイバー30としては、ステップインデックス型のもの、グレーデッドインデックス型のもの、およびそれらの複合型のものが全て適用可能である。
【0033】
次に、この合波レーザー光源からなる紫外光高輝度合波ファイバーモジュールについて詳しく説明する。図3および4はそれぞれ、この紫外光高輝度合波ファイバーモジュールの側面形状および平面形状を示すものであり、図5はこの紫外光高輝度合波ファイバーモジュールを図4のA−A線の部分から見た状態を示す部分正面図である。なお図3および4では、煩雑さを避けるために8個のチップ状態の横マルチモードGaN系半導体レーザーについては、まとめてLD1〜8として示してある。また同様にコリメーターレンズについては11〜18と、レーザービームについてはB1〜8とまとめて示してある。
【0034】
本例においてモジュールを構成する光学要素は、上方が開口した箱状のパッケージ40内に収容され、このパッケージ40の上記開口がパッケージ蓋41によって閉じられることにより、該パッケージ40およびパッケージ蓋41が画成する閉空間内に密閉保持される。なお、光学要素を収容するパッケージは、本例のようなバタフライ型のものに限られるものではなく、その他例えば、一側面が開放されてそこがパッケージ蓋で閉じられる構造とされたピグテール(円筒)型のパッケージ等を採用することもできる。
【0035】
パッケージ40の底面にはベース板42が固定され、このベース板42の上面にホルダ43を介して前記ヒートブロック10が取り付けられ、そしてこのヒートブロック10にコリメーターレンズ11〜18を保持するコリメーターレンズホルダ44が固定されている。なおこのコリメーターレンズホルダ44は、中心をヒートブロック10の中心軸と揃えて該ヒートブロック10に固定された円板状部材44aと、この円板状部材44aに等角度間隔で設けられた8個のビーム通過孔44bの各近傍位置において該円板状部材44aに固定されたレンズ受け部44cとを有するもので、コリメーターレンズ11〜18は各々上記ビーム通過孔44bと整合する状態にしてレンズ受け部44cに固定されている。さらにベース板42の上面には、集光レンズ20を保持する集光レンズホルダ45と、マルチモード光ファイバー30の入射端部を保持するファイバーホルダ46が固定されている。またGaN系半導体レーザーLD1〜8に駆動電流を供給する配線類47は、パッケージ40の横壁面に形成された開口を通してパッケージ外に引き出されている。
【0036】
ここで図6の(1)および(2)にそれぞれ、コリメーターレンズ11〜18の正面形状、側面形状を要部の寸法(単位はmm)も入れて示す。図示の通りこれらのコリメーターレンズ11〜18は、非球面円形レンズの光軸を含む領域を細長く切り取った形とされたものであり、例えば樹脂あるいは光学ガラスをモールド成形することによって形成される。このような形状のコリメーターレンズ11〜18はそれぞれ、光軸がGaN系半導体レーザーLD1〜8の発光軸の延長上にあり、そして光軸に対して垂直な長軸(図6(1)の中のV)がヒートブロック10の中心軸と交わる状態にして、放射状に配設されている。
【0037】
一方GaN系半導体レーザーLD1〜8としては、発光幅が2μmで、活性層と平行な方向、直角な方向の拡がり角が一例としてそれぞれ10°、30°の状態で各々レーザービームB1〜8を発するものが用いられている。これらのGaN系半導体レーザーLD1〜8は、その活性層が正八角柱状のヒートブロック10の各側面と平行になる向きにして該側面上に実装される。つまりこれらのGaN系半導体レーザーLD1〜8は、レーザービームB1〜8が照射される側からみると、各発光点が共通の円周上に等角度間隔で並ぶ状態に配置されている。
【0038】
したがって、GaN系半導体レーザーLD1〜8の各発光点から発せられたレーザービームB1〜8は、上述のように細長い形状とされた各コリメーターレンズ11〜18に対して、拡がり角最大の方向が開口径大の方向と一致し、拡がり角最小の方向が開口径小の方向と一致する状態で入射することになる。つまり、細長い形状とされた各コリメーターレンズ11〜18は、入射するレーザービームB1〜8の楕円形の断面形状に対応して、非有効部分を極力少なくして使用されることになる。本例では具体的に、コリメーターレンズ11〜18の開口径は横方向、縦方向で各々1.1mm、2.64mmであり、それらに入射するレーザービームB1〜8の横方向(活性層に平行な方向)、縦方向のビーム径は各々0.9mm、2.6mmとされる。また、コリメーターレンズの各焦点距離f=3mm、NA=0.6である。
【0039】
一方集光レンズ20は開口径が9mmの円形の非球面レンズであり、その焦点距離f=12.5mm、NA=0.2である。この集光レンズ20も、例えば樹脂あるいは光学ガラスをモールド成形することによって形成される。
【0040】
他方、マルチモード光ファイバー30としては、三菱電線工業株式会社製のグレーデッドインデックス型光ファイバーを基本として、コア中心部がグレーデッドインデックスで外周部がステップインデックスである、コア径=50μm、NA=0.2、端面コートの透過率=99.5%以上のものが用いられている。本例の場合、先に述べたコア径×NAの値は10μmである。なお本発明で用いるマルチモード光ファイバーとしては、コア径が上述のように50μmであるものに限らず、適宜用途に応じて、例えば10〜100μm程度の範囲にあるその他のコア径のものも適用可能である。
【0041】
本実施の形態の構成においては、レーザービームB1〜8のマルチモード光ファイバー30への結合効率が0.9となる。したがって、GaN系半導体レーザーLD1〜8の各出力が30mWのときには、出力216mW(=30mW×0.9×8)の合波レーザービームBが得られることになる。
【0042】
以上説明した実施の形態では、複数のGaN系半導体レーザーLD1〜8を共通の円周上に配置しているが、複数の半導体レーザーを光照射を受ける側から見て縦横に直線状に並べて配置するようなことも可能である。その場合には、複数の半導体レーザーをマトリクス状、あるいは千鳥状に配置するようなことが可能である。またそれら複数の半導体レーザーに対して1個ずつ設けられるコリメーターレンズに代えて、複数のレンズ要素が一体的化されてなるレンズアレイを用いることもできる。
【0043】
また、複数の半導体レーザーを固定保持させるブロックは、必ずしも前記ヒートブロック10のように多角柱形状である必要はなく、その他例えば、分割した四角ブロックステムに予め半導体レーザーを実装しておき、これを基準面に対して多角形状に並べて実装してもよい。
【0044】
次に、図7を参照して本発明の第2の実施の形態による合波レーザー光源について説明する。なおこの図7において、図1中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要のない限り省略する(以下、同様)。
【0045】
この第2の実施の形態の合波レーザー光源は、図1に示した合波レーザー光源と比べると、半導体レーザーの数が異なるものである。すなわち本実施の形態では、銅からなる正六角柱状のヒートブロック10’の各側面上に1個ずつチップ状態の横マルチモードGaN系半導体レーザーLD1,LD2,LD3,LD4,LD5およびLD6(LD4〜6は図示せず)が固定され、それらに各々対応させて6個のコリメーターレンズ11,12,13,14,15および16が設けられている。
【0046】
以上の構成において、横マルチモードGaN系半導体レーザーLD1〜6から射出されたレーザービームのマルチモード光ファイバー30への結合効率が第1の実施の形態と同じ0.9であるとすると、GaN系半導体レーザーLD1〜6の各出力が30mWのときには、出力162mW(=30mW×0.9×6)の合波レーザービームBが得られることになる。
【0047】
ここで図8〜10を参照して、本発明の効果について説明する。図8、9はそれぞれ、細長いコリメーターレンズCLを図1の構成、図6の構成に適用した場合の概略正面形状(半導体レーザーより光照射を受ける側から見た形状)を示しており、それに対して図10は7個の半導体レーザーを1次元に配列し、各半導体レーザーに対応させて上記と同様のコリメーターレンズCLを配設した場合の正面形状を示している。これら図8あるいは9の構成と図10の構成とを比較すると明らかなように、後者と比べて前者の方が、複数のコリメーターレンズCLを、隣接するものどうしの間で空間的に余裕をもって配置可能となる。したがって本発明によれば、コリメーターレンズの取付けや調整を容易化することができる。なお図8〜10では半導体レーザーは示していないが、それらは各々コリメーターレンズの光軸と発光軸を揃えて配置されるものであるから、取付けや調整が容易化されるという点は半導体レーザーについても同様である。
【0048】
複数の半導体レーザーを等しい角度間隔で配置するためには、上記実施の形態で用いた正多角柱状のヒートブロック10あるいは10’に限らず、その他の手段を用いることもできる。例えば図11に示すように、正多角形(この例では正八角形)の板状のヒートブロック51に放射状に複数個のサブマウント52を固定し、これらのサブマウント52の外端面にそれぞれ半導体レーザーLD1〜8を固定するようにしてもよい。さらには図12に示すように、正多角形の板状のヒートブロック51に放射状に複数個のサブマウント52を固定し、これらのサブマウント52の内端面にそれぞれ半導体レーザーLD1〜8を固定するようにしてもよい。
【0049】
次に、図13を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態の合波レーザー光源は、図1に示した合波レーザー光源と比べると、横マルチモードGaN系半導体レーザーLD1〜8に代えて、8個の半導体レーザーアレイLDA1〜8が用いられ、またコリメーターレンズ11〜18に代えて8個のコリメーターレンズアレイ11A〜18Aが用いられた点が基本的に異なるものである。
【0050】
図14は、1つの半導体レーザーアレイLDA1および1つのコリメーターレンズアレイ11Aの詳細形状を示すものである。ここに示される通り半導体レーザーアレイLDA1は銅等からなるブロック60の上に、一例として3個の半導体レーザーチップ61、62および63が並列固定されてなるものである。これらの半導体レーザーチップ61、62および63は、各々の活性層の延びる方向と平行に並べて配置されている。またコリメーターレンズアレイ11Aは、上記半導体レーザーチップ61、62および63から発散光状態で出射したレーザービームB11、B12およびB13を平行光化する3つのレンズ要素65、66および67が、1つの円形の透明部材64と一体的に形成されてなるものである。
【0051】
本実施の形態では、半導体レーザーアレイLDA1において半導体レーザーチップ61、62および63の各出力は30mW、幅は0.35mm、それらの配置ピッチは0.45mm、ブロック61の全幅は1.35mmである。またコリメーターレンズアレイ11Aにおいて、レンズ要素65、66および67の焦点距離は1mm、各有効幅は0.35mm、それらの配置ピッチは0.45mm、アレイ全幅は1.35mmである。他の半導体レーザーアレイLDA2〜8およびコリメーターレンズアレイ12A〜18Aも、上記と同様の構成を有する。一方、集光レンズ20およびマルチモード光ファイバー30は、図1の第1実施の形態におけるものと同様である。
【0052】
以上の通り本実施の形態では、半導体レーザーアレイLDA1〜8およびコリメーターレンズアレイ11A〜18Aのサイズを、図1の横マルチモードGaN系半導体レーザーLD1〜8およびコリメーターレンズ11〜18とそれぞれ略同サイズにしているので、この図1の合波レーザー光源と比較すると出力当たりで3倍の高密度化(小型化)が実現している。しかしながら本実施の形態では、光学倍率が12.5倍となるので、コリメーターレンズアレイ11A〜18Aのアライメント精度は図1の装置に比べて3倍厳しくなる。反面、合波本数は24本となり、トータル出力は648mW(=30mW×0.9×24)と3倍になる。
【0053】
次に、図15を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態の合波レーザー光源は、図1に示した合波レーザー光源と比べると、横マルチモードGaN系半導体レーザーLD1〜8に代えて、8個のマルチキャビティ半導体レーザーMCD1〜8が用いられ、またコリメーターレンズ11〜18に代えて8個のコリメーターレンズアレイ11A〜18Aが用いられた点が基本的に異なるものである。
【0054】
マルチキャビティ半導体レーザーMCD1〜8は複数の発光点を有するものであり、このようなマルチキャビティ半導体レーザーMCD1〜8を用いることにより本実施の形態でも、第1の実施の形態と比べて、出力当たりで考えると高密度化(小型化)が実現される。例えば、マルチキャビティ半導体レーザーMCD1〜8が各々3個の発光点を有するもので、各発光点からのレーザービームの出力が30mWであれば、第1の実施の形態と比べて出力当たりで3倍の高密度化が実現される。
【0055】
上述のようなマルチキャビティ半導体レーザーが安定して低コストで提供されるようになれば、半導体レーザーアレイを適用するよりは、低コストでピッチ精度の高いマルチキャビティ半導体レーザーを用いる方が望ましい。マルチキャビティ半導体レーザーの発光点数が多くなり、それらのピッチが小さくなった場合は、より高密度に実装可能となる。ただしその場合は光学倍率がより大きくなるため、ビーム径がその分大きくなるので、コリメート調整やファイバー結合の構成の組立精度がより厳しくなる方向となる。したがって、実装精度と高密度化との兼ね合いを考慮して、歩留まりの良いところで設計する必要がある。
【0056】
以上、合波本数を8本、6本とした4つの実施の形態について説明したが、本発明の合波レーザー光源における合波本数はこれらの数に限られるものではなく、2本以上のいずれの数が選択されてもよい。ただし好ましい合波本数は、先に述べた通りである。また半導体レーザーアレイにおける半導体レーザーの設置数や、マルチキャビティ半導体レーザーの発光点数も前述の3個に限定されるものではなく、2個以上のいずれの数が選択されてもよい。
【0057】
ここで、本発明の合波レーザー光源を製造する装置の例について、図16を参照して説明する。ここに示したものは、一例として図1〜5に示した合波レーザー光源を製造する装置であり、前述の正八角柱ヒートブロック10は予めコリメーターレンズホルダ44(図3,4参照)を固定した状態で8分割インデクス回転装置100のチャック101に把持される。そしてこの回転装置100がインデクス回転する毎に、ヒートブロック10の正八角柱の一側面が順次、所定の基準面に平行な状態に設定される。
【0058】
そして、図示外の半導体レーザーチップトレイにある半導体レーザーLD(前述の半導体レーザーLD1〜8となるものの1つ)を、セラミックヒータを有するコレット102によりピックアップし、ヒートブロック10のAuSn(金錫)が蒸着されている側面に実装する。次に5軸を有するステージ103に固定された図示外のレンズ保持チャックによりコリメーターレンズCL(前述のコリメーターレンズ11〜18の1つとなるもの)を把持し、概略位置まで位置決めする。また5軸を有するステージ105に固定された図示外のレンズホルダ保持チャックによりコリメーターレンズホルダを把持し、概略位置まで位置決めする。
【0059】
半導体レーザーLDに図示外のプローブを当てて給電、発光させ、コリメーターレンズCLの光軸先に設置されている集光測定系にレーザビームBLを収束させる。なお測定系は集光レンズ20と、それを位置調整するための集光レンズ調整ステージ104と、NFP(近視野像)光学系107と、それを位置調整するためのNFP光学系調整用ステージ106と、CCDカメラおよびその出力を処理する演算処理手段等からなるビーム形状測定装置108とから構成されている。
【0060】
その後コリメーターレンズホルダステージ105を動かしてヒートブロック10に突き当てた後、コリメーターレンズステージ103を動かしてレンズホルダに突き当て、その後Z方向(光軸方向)にビームが最も細くなる点に位置決めして、紫外線硬化型接着剤でホルダとコリメーターレンズとを固定する。この固定後はレンズ保持チャックを開放する。次にビーム強度重心が中心位置に来るようにコリメーターレンズホルダステージ105を動かし、XY方向(光軸と垂直な方向)にアクティブ調芯して位置を決め、ホルダとヒートブロック10を紫外線硬化型接着剤で固定する。
【0061】
以上の通りにして正八角柱ヒートブロック10の1つの側面に1つの半導体レーザーLDが実装され、この実装が終了する毎にヒートブロック10が45°インデクス回転されて、次の側面に対する半導体レーザーLDの実装に移る。このようにして8回上記の実装を繰り返すことにより、8個の半導体レーザーLD1〜8および8個のコリメーターレンズ11〜18の組立てを効率良く行うことができる。
【0062】
なお、上述のような装置を用いて半導体レーザーを実装するに当たっては、一連の行程を連続的に行ってもよいし、あるいは複数行程に分割して行ってもよい。また上記コリメートレンズホルダは、コリメーターレンズの焦点方向位置をパッシブ的に合わせてしまえば、必ずしも必要ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による合波レーザー光源を示す斜視図
【図2】上記合波レーザー光源の要部を示す斜視図
【図3】上記合波レーザー光源を備えた紫外光高輝度合波ファイバーモジュールを示す側面図
【図4】上記紫外光高輝度合波ファイバーモジュールの平面図
【図5】上記紫外光高輝度合波ファイバーモジュールの部分正面図
【図6】上記合波レーザー光源に用いられたコリメーターレンズの正面図(1)と側面図(2)
【図7】本発明の第2の実施の形態による合波レーザー光源を示す斜視図
【図8】本発明の合波レーザー光源におけるコリメーターレンズの配置例を示す概略正面図
【図9】本発明の合波レーザー光源におけるコリメーターレンズの別の配置例を示す概略正面図
【図10】従来の合波レーザー光源におけるコリメーターレンズの配置例を示す概略正面図
【図11】本発明の合波レーザー光源における半導体レーザーの配置例を示す平面図
【図12】本発明の合波レーザー光源における半導体レーザーの別の配置例を示す平面図
【図13】本発明の第3の実施の形態による合波レーザー光源を示す斜視図
【図14】図13の合波レーザー光源の一部を拡大して示す斜視図
【図15】本発明の第4の実施の形態による合波レーザー光源を示す斜視図
【図16】本発明の合波レーザー光源を製造する装置の一例を示す側面図
【符号の説明】
10、10’、51  ヒートブロック
11〜18  コリメーターレンズ
11A〜18A  コリメーターレンズアレイ
20  集光レンズ
30  マルチモード光ファイバー
30a  マルチモード光ファイバーのコア
52  サブマウント
61、62、63  半導体レーザーチップ
CL  コリメーターレンズ
LD1〜8  GaN系半導体レーザー
LDA1〜8  半導体レーザーアレイ
MCD1〜8  マルチキャビティ半導体レーザー
B1〜8  レーザービーム
B  合波されたレーザービーム

Claims (1)

  1. 光照射を受ける側から見て2次元状に並べて配設された複数の半導体レーザーと、
    1本のマルチモード光ファイバーと、
    前記複数の半導体レーザーからそれぞれ出射したレーザービームを集光した上で前記マルチモード光ファイバーに結合させる集光光学系とを備えてなる合波レーザー光源。
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