JP7163647B2 - 電池 - Google Patents
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Description
なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
本発明の実施形態に係る電池の一例として非水電解質二次電池の1種である双極型リチウムイオン二次電池について説明する。ここで、双極型リチウムイオン二次電池とは、直列接続された双極型電極を含み、正極と負極との間をリチウムイオンが移動することで充電や放電を行う二次電池である。なお、本発明を適用する電池は双極型リチウムイオン二次電池に制限されない。例えば、本発明は、発電要素において電極が並列接続されてなる形式のいわゆる並列積層型電池などの従来公知の任意の二次電池にも適用可能である。以下の説明では、双極型リチウムイオン二次電池を単に「電池」と称する。
外装体12は、高出力化や冷却性能に優れ、EV、HEV用の大型機器用電池に好適に利用することができるという観点から、ラミネートフィルムによって構成することが好ましい。
緩衝部材13は、積層体11の端部と外装体12との間に配置されて、両者の接触による擦れを抑制する。緩衝部材13は、積層体11の端部と外装体12との間に配置される限りにおいて、その配置は特に限定されないが、外装体12の少なくとも1つの角部12aに配置されることが好ましい。図4に示す本形態では、緩衝部材13は、外装体12の4つの角部12aに配置される。
単セル14は、図3に示すように、正極29および負極59を電解質層40を介して積層して構成される。正極29は、正極活物質層30が正極集電体20の表面に配置されてなる。負極59は、負極活物質層50が負極集電体60の表面に配置されてなる。
集電体20、60は、正極活物質層30と接する一方の面から、負極活物質層50と接する他方の面へと電子の移動を媒介する機能を有する。集電体20、60を構成する材料は、特に限定されないが、例えば、導電性を有する樹脂や、金属が用いられうる。
電極活物質層30、50(正極活物質層30、負極活物質層50)は、電極活物質(正極活物質または負極活物質)を含む非結着体からなる。また、電極活物質層30、50は、必要に応じて、被覆剤(被覆用樹脂、導電助剤)、導電部材等を含んでもよい。さらに、電極活物質層30、50は、必要に応じてイオン伝導性ポリマー、リチウム塩等を含んでもよい。
正極活物質としては、例えば、LiMn2O4、LiCoO2、LiNiO2、Li(Ni-Mn-Co)O2およびこれらの遷移金属の一部が他の元素により置換されたもの等のリチウム-遷移金属複合酸化物、リチウム-遷移金属リン酸化合物、リチウム-遷移金属硫酸化合物などが挙げられる。場合によっては、2種以上の正極活物質が併用されてもよい。好ましくは、容量、出力特性の観点から、リチウム-遷移金属複合酸化物が、正極活物質として用いられる。より好ましくはリチウムとニッケルとを含有する複合酸化物が用いられる。さらに好ましくはLi(Ni-Mn-Co)O2およびこれらの遷移金属の一部が他の元素により置換されたもの(以下、単に「NMC複合酸化物」とも称する)、またはリチウム-ニッケル-コバルト-アルミニウム複合酸化物(以下単に、「NCA複合酸化物」とも称する)などが用いられる。NMC複合酸化物は、リチウム原子層と遷移金属(Mn、NiおよびCoが秩序正しく配置)原子層とが酸素原子層を介して交互に積み重なった層状結晶構造を有する。そして、遷移金属1原子あたり1個のLi原子が含まれ、取り出せるLi量が、スピネル系リチウムマンガン酸化物の2倍、つまり供給能力が2倍になり、高い容量を持つことができる。
負極活物質としては、例えば、グラファイト(黒鉛)、ソフトカーボン、ハードカーボン等の炭素材料、リチウム-遷移金属複合酸化物(例えば、Li4Ti5O12)、金属材料(スズ、シリコン)、リチウム合金系負極材料(例えばリチウム-スズ合金、リチウム-シリコン合金、リチウム-アルミニウム合金、リチウム-アルミニウム-マンガン合金等)などが挙げられる。場合によっては、2種以上の負極活物質が併用されてもよい。好ましくは、容量、出力特性の観点から、炭素材料、リチウム-遷移金属複合酸化物、リチウム合金系負極材料が、負極活物質として好ましく用いられる。なお、上記以外の負極活物質が用いられてもよいことは勿論である。また、(メタ)アクリレート系共重合体等の被覆用樹脂は特に炭素材料に対して付着しやすいという性質を有している。したがって、構造的に安定した電極材料を提供するという観点からは、負極活物質として炭素材料を用いることが好ましい。
導電助剤は、被覆用樹脂とともに電極活物質の表面を被覆する被覆剤として用いられる。導電助剤は、被覆剤中で電子伝導パスを形成し、電極活物質層30、50の電子移動抵抗を低減することで、電池の高レートでの出力特性向上に寄与し得る。
導電部材は、電極活物質層30、50中で電子伝導パスを形成する機能を有する。特に、導電部材の少なくとも一部が、電極活物質層30、50の2つの主面同士を電気的に接続する導電通路を形成していることが好ましい。このような形態を有することで、電極活物質層30、50中の厚さ方向の電子移動抵抗がさらに低減されるため、電池の高レートでの出力特性をより一層向上しうる。なお、導電部材の少なくとも一部が、電極活物質層30、50の2つの主面同士を電気的に接続する導電通路を形成しているか否かは、SEMや光学顕微鏡を用いて電極活物質層30、50の断面を観察することにより確認することができる。
電解質層40に使用される電解質は、特に制限はなく、液体電解質(電解液)、ゲルポリマー電解質などが制限なく用いられる。これらの電解質を用いることで、高いリチウムイオン伝導性が確保されうる。
集電板34a、34bを構成する材料は、特に制限されず、リチウムイオン二次電池用の集電板として従来用いられている公知の高導電性材料が用いられうる。集電板34a、34bの構成材料としては、例えば、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル、ステンレス、これらの合金等の金属材料が好ましい。軽量、耐食性、高導電性の観点から、より好ましくはアルミニウム、銅であり、特に好ましくはアルミニウムである。なお、正極集電板34aと負極集電板34bとでは、同一の材料が用いられてもよいし、異なる材料が用いられてもよい。
枠体80は、外形が集電体20、60の縁部の形状にほぼ等しい矩形枠状を有する。枠体80は、電解質層40と集電体20、60との間に配置されて両者の間隔を保持する。これにより、枠体80は、電極活物質層30、50の積層方向の厚さの変形を規制するスペーサ機能を発揮する。特に、高エネルギー密度の観点から厚膜化した非結着体からなる電極活物質層30、50は、乾燥電極に比べて柔らかく変形しやすい。電極活物質層30、50が変形すると内部抵抗が高くなって、電池性能が低下する可能性がある。このため、枠体80を配置することによって、電極活物質層30、50の変形を抑制し、変形に伴う電池性能の低下を抑制することができる。
次に、図8および図9を参照して、変形例に係る電池の構成を説明する。なお、前述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
11 積層体(発電要素)、
11a 角部、
12 外装体、
12H 開口部、
12B 底部、
12S 傾斜面、
12a 角部、
13、113 緩衝部材、
14 単セル、
20 正極集電体、
29 正極、
30 正極活物質層、
40 電解質層、
50 負極活物質層、
59 負極、
60 負極集電体、
80 枠体、
90 シール部材。
Claims (6)
- 正極活物質を含む非結着体からなる正極活物質層が正極集電体の表面に形成されてなる正極と、負極活物質を含む非結着体からなる負極活物質層が負極集電体の表面に形成されてなる負極とが、電解質層を介して積層されてなる積層体と、
前記積層体を覆って密封する外装体と、
前記積層体の端部と前記外装体との間に配置された緩衝部材と、を有し、
前記積層体は、前記正極集電体および前記負極集電体の縁部に沿って枠状に配置された枠体をさらに有し、
前記緩衝部材は、前記枠体の外側に配置され、
前記正極活物質層および前記負極活物質層は、前記枠体の内側に、前記枠体との間に隙間を設けて配置される、電池。 - 前記外装体は、角部を有し、
前記緩衝部材は、前記外装体の前記角部に配置される、請求項1に記載の電池。 - 前記緩衝部材は、前記積層体と接触する複数の接触面を有する、請求項1または2に記載の電池。
- 前記外装体の少なくとも一部は、前記積層体を収容するための凹部が形成されたカップ形状を有し、
前記緩衝部材は、前記外装体のカップ形状の開口部側の厚さが底部側の厚さよりも厚くなるように形成される、請求項1~3のいずれか1項に記載の電池。 - 前記緩衝部材は、樹脂材料を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の電池。
- 前記積層体の外形は、積層方向から見て4つの角部を備える矩形形状を有し、
前記緩衝部材は、前記積層体の4つの前記角部のそれぞれに配置され、
前記積層方向から見た前記積層体の長辺および短辺が前記外装体と接している、請求項1に記載の電池。
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