JP7160222B2 - 非水電解質二次電池電極用バインダーの製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1では、エチレン性不飽和カルボン酸単量体を構成単量体とし、中和度90モル%において特定の水分散液粘度を有する架橋重合体(塩)を含むバインダーを開示している。特許文献2では、カルボキシル基を有する架橋重合体又はその塩であって、中和後に塩水中に分散させた際の粒子径が十分小さい重合体を含むバインダーを開示している。
一般に、結着性を高めるためには、バインダーとなる重合体の分子量を高めることが効果的である。また、分子量の高い重合体を製造するためには、モノマー濃度の高い条件で重合反応を行うことが有効であることが知られている。さらに、得られる重合体は、分散安定性に優れ、電極組成物中において、合一等することなく小粒子の重合体粒子として存在するものの方が、電極合剤層における均一分散性に優れるとともに、活物質等との接着点が増えるため、結着性を向上する観点からも好ましいと考えられる。
特許文献1に記載のバインダーは、実施例において、20質量%を超える高い単量体濃度で重合して得られた架橋重合体が開示されているが、結着性には更なる向上の余地があった。架橋重合体の粒子径が十分小さいものでない点に起因するものと推定される。特許文献2に記載のバインダーも優れた結着性を示すことが開示されているが、実施例において開示されている各架橋重合体の重合時の単量体濃度は、約10質量%程度である。特許文献2に記載の架橋重合体について、結着性の更なる改善を目的に重合時の単量体濃度を高めた場合には、重合安定性及び重合体の分散安定性が十分ではなく、結着性を大きく改善することは難しいことが分かった。
〔1〕架橋重合体又はその塩を含有する非水電解質二次電池電極用バインダーであって、
前記架橋重合体は、エチレン性不飽和カルボン酸単量体に由来する構造単位を含み、有機アミン化合物存在下、単量体成分を重合して得られたものである、非水電解質二次電池電極用バインダー。
〔2〕前記有機アミン化合物は、当該有機アミン化合物に存在する窒素原子数に対する炭素原子数の比で表される値(C/N)が3以上である前記〔1〕に記載の非水電解質二次電池電極用バインダー。
〔3〕前記架橋重合体の重合に用いる単量体の総量に対する前記エチレン性不飽和カルボン酸単量体の濃度が、10質量%以上、100質量%以下である前記〔1〕又は〔2〕に記載の非水電解質二次電池電極用バインダー。
〔4〕前記エチレン性不飽和カルボン酸単量体に対する前記有機アミン化合物の使用量が、0.001モル%以上、4.0モル%以下である前記〔1〕~〔3〕のいずれか一に記載の非水電解質二次電池電極用バインダー。
〔5〕非水電解質二次電池電極用バインダーに用いられる架橋重合体又はその塩の製造方法であって、
有機アミン化合物存在下、エチレン性不飽和カルボン酸単量体を含む単量体成分を沈殿重合法により重合する重合工程を備える、方法。
〔6〕前記〔1〕~〔4〕のいずれか一に記載のバインダー、活物質及び水を含む非水電解質二次電池電極合剤層用組成物。
〔7〕負極活物質として炭素系材料またはケイ素系材料を含む前記〔6〕に記載の非水電解質二次電池電極合剤層用組成物。
〔8〕集電体表面に、前記〔6〕又は〔7〕に記載の非水電解質二次電池電極合剤層用組成物から形成される合剤層を備えた非水電解質二次電池電極。
尚、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、アクリル及び/又はメタクリルを意味し、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート及び/又はメタクリレートを意味する。また、「(メタ)アクリロイル基」とは、アクリロイル基及び/又はメタクリロイル基を意味する。
本発明のバインダーは、カルボキシル基を有する架橋重合体又はその塩を含む。カルボキシル基を有する架橋重合体又はその塩は、エチレン性不飽和カルボン酸に由来する構造単位を有していてもよい。
<エチレン性不飽和カルボン酸単量体に由来する構造単位>
架橋重合体は、エチレン性不飽和カルボン酸単量体に由来する構造単位(以下、「(a)成分」ともいう)を有することができる。架橋重合体が、係る構造単位を有することによりカルボキシル基を有する場合、集電体への接着性が向上するとともに、リチウムイオンの脱溶媒和効果及びイオン伝導性に優れるため、抵抗が小さく、ハイレート特性に優れた電極が得られる。また、水膨潤性が付与されるため、合剤層組成物中における活物質等の分散安定性を高めることができる。
上記(a)成分は、例えば、エチレン性不飽和カルボン酸単量体を含む単量体を重合することにより架橋重合体に導入することができる。その他にも、(メタ)アクリル酸エステル単量体を(共)重合した後、加水分解することによっても得られる。また、(メタ)アクリルアミド及び(メタ)アクリロニトリル等を重合した後、強アルカリで処理してもよいし、水酸基を有する重合体に酸無水物を反応させる方法であってもよい。
本発明の架橋重合体は、(a)成分以外に、これらと共重合可能な他のエチレン性不飽和単量体に由来する構造単位(以下、「(b)成分」ともいう。)を含むことができる。(b)成分としては、例えば、スルホン酸基及びリン酸基等のカルボキシル基以外のアニオン性基を有するエチレン性不飽和単量体化合物、または非イオン性のエチレン性不飽和単量体等に由来する構造単位が挙げられる。これらの構造単位は、スルホン酸基及びリン酸基等のカルボキシル基以外のアニオン性基を有するエチレン性不飽和単量体化合物、または非イオン性のエチレン性不飽和単量体を含む単量体を共重合することにより導入することができる。これらの内でも、(b)成分としては、耐屈曲性良好な電極が得られる観点から非イオン性のエチレン性不飽和単量体に由来する構造単位が好ましく、バインダーの結着性が優れる点で(メタ)アクリルアミド及びその誘導体等が好ましい。また、(b)成分として水中への溶解性が1g/100ml以下の疎水性のエチレン性不飽和単量体に由来する構造単位を導入した場合、電極材料と強い相互作用を奏することができ、活物質に対して良好な結着性を発揮することができる。これにより、堅固で一体性の良好な電極合剤層を得ることができるため好ましい。特に脂環構造含有エチレン性不飽和単量体に由来する構造単位が好ましい。
(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸フェニルメチル、(メタ)アクリル酸フェニルエチル等の(メタ)アクリル酸アラルキルエステル化合物;
(メタ)アクリル酸2-メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル等の(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル化合物;
(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル及び(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル化合物等が挙げられ、これらの内の1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。活物質との密着性及びサイクル特性の観点からは、(メタ)アクリル酸アラルキルエステル化合物を好ましく用いることができる。
本発明の架橋重合体における架橋方法は特に制限されるものではなく、例えば以下の方法による態様が例示される。
1)架橋性単量体の共重合
2)ラジカル重合時のポリマー鎖への連鎖移動を利用
3)反応性官能基を有する重合体を合成後、必要に応じて架橋剤を添加して後架橋
上記の内でも、操作が簡便であり、架橋の程度を制御し易い点から架橋性単量体の共重合による方法が好ましい。
架橋性単量体としては、2個以上の重合性不飽和基を有する多官能重合性単量体、及び加水分解性シリル基等の自己架橋可能な架橋性官能基を有する単量体等が挙げられる。
架橋重合体の粒子径には特段の制限はないが、合剤層組成物において、架橋重合体が大粒径の塊(二次凝集体)として存在することなく、適度な粒径を有する水膨潤粒子として良好に分散している場合、当該架橋重合体を含むバインダーが良好な結着性能を発揮し得るため好ましい。
なお、上記水膨潤粒子径は、本明細書実施例に記載の方法により測定することができる。
なお、上記乾燥粒子径は、本明細書実施例に記載の方法により測定することができる。
架橋重合体は、溶液重合、沈殿重合、懸濁重合、乳化重合等の公知の重合方法を使用することが可能であるが、生産性の点で沈殿重合及び懸濁重合(逆相懸濁重合)が好ましい。結着性等に関してより良好な性能が得られる点で、沈殿重合、懸濁重合、乳化重合等の不均一系の重合法が好ましく、中でも沈殿重合法がより好ましい。
沈殿重合は、原料である不飽和単量体を溶解するが、生成する重合体を実質溶解しない溶媒中で重合反応を行うことにより重合体を製造する方法である。重合の進行とともにポリマー粒子は凝集及び成長により大きくなり、数十nm~数百nmの一次粒子が数μm~数十μmに二次凝集したポリマー粒子の分散液が得られる。ポリマーの粒子サイズを制御するために分散安定剤を使用することもできる。
尚、分散安定剤や重合溶剤等を選定することにより上記二次凝集を抑制することもできる。一般に、二次凝集を抑制した沈殿重合は、分散重合とも呼ばれる。
上記の内、粗大粒子の生成や反応器への付着が小さく重合安定性が良好であること、析出した重合体微粒子が二次凝集しにくい(若しくは二次凝集が生じても水媒体中で解れやすい)こと、連鎖移動定数が小さく重合度(一次鎖長)の大きい重合体が得られること、及び後述する工程中和の際に操作が容易であること等の点で、メチルエチルケトン及びアセトニトリルが好ましい。
また、有機アミン化合物の存在下において、エチレン性不飽和カルボン酸単量体を含む単量体成分を重合した場合には、重合安定性が向上し、高い単量体濃度であっても架橋重合体を安定に製造することができる。上記単量体濃度は、例えば10.0質量%以上程度であってもよいが、結着性の観点から好ましくは13.0質量%以上である。単量体濃度はより好ましくは15.0質量%以上であり、更に好ましくは17.0質量%以上であり、一層好ましくは19.0質量%以上である。単量体濃度はなお好ましくは20.0質量%以上であり、より一層好ましくは22.0質量%以上であり、更に一層好ましくは25.0質量%以上である。一般に、重合時の単量体濃度を高くするほど高分子量化が可能であり、一次鎖長の長い重合体を製造することができる。本発明の架橋重合体は、十分に長い一次鎖長を有する重合体に適度な架橋を施した微架橋重合体であるため、その一次鎖長を直接測定することは、分析的に困難である。一般的には、重合体の一次鎖長は溶液粘度と相関することが知られているが、架橋重合体の場合にはその架橋度によっても溶液粘度は変動する。よって、上記の方法で得られた架橋重合体を、当該重合体の構造又は特性で規定することは非常に困難である。
なお、本明細書において「単量体濃度」とは、重合を開始する時点における反応液中の単量体濃度を示す。
これらの内でも、結着性の観点からアンモニアを除く有機アミン化合物が好ましい。また、長鎖アルキル基を有する疎水性アミンを用いた場合、より大きな静電反発及び立体反発が得られることから、単量体濃度の高い場合であっても重合安定性を確保しやすい点で好ましい。具体的には、有機アミン化合物に存在する窒素原子数に対する炭素原子数の比で表される値(C/N)が高い程、立体反発効果による重合安定化効果が高い。上記C/Nの値は、好ましくは3以上であり、より好ましくは5以上であり、さらに好ましくは10以上であり、一層好ましくは20以上である。
上記重合工程により、架橋重合体には、エチレン性不飽和カルボン酸単量体に由来する構造単位((a)成分)が10質量%以上、100質量%以下導入される。エチレン性不飽和カルボン酸単量体の使用量は、また例えば、20質量%以上、100質量%以下であり、また例えば、30質量%以上、100質量%以下であり、また例えば、50質量%以上、99質量%以下である。均一性に優れた小粒子径の重合体微粒子を得易い点で、上記重合工程は、沈殿重合法によることが好ましい。
また、有機アミン化合物の使用量の上限は、4.0モル%以下であることが好ましい。4.0モル%以下の有機アミン化合物存在下で重合反応を行うことにより、重合安定性を向上することができ、高い単量体濃度条件でも円滑に重合反応が進行する。エチレン性不飽和カルボン酸単量体に対する有機アミン化合物の使用量は、好ましくは3.0モル%以下であり、より好ましくは2.0モル%以下であり、さらに好ましくは1.0モル%以下である。
尚、本明細書では、有機アミン化合物の使用量は、エチレン性不飽和カルボン酸単量体に対して用いた有機アミン化合物のモル濃度を表したものであり、中和度を意味するものではない。すなわち、用いる有機アミン化合物の価数は考慮しない。
また、レドックス開始の場合、亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート、アスコルビン酸、亜硫酸ガス(SO2)、硫酸第一鉄等を還元剤として用いることができる。
重合温度は、使用する単量体の種類及び濃度等の条件にもよるが、0~100℃が好ましく、20~80℃がより好ましい。重合温度は一定であってもよいし、重合反応の期間において変化するものであってもよい。また、重合時間は1分間~20時間が好ましく、1時間~10時間がより好ましい。
架橋重合体粉末中に含まれる残存溶剤及び未反応単量体は、臭気、電池性能及び安全性(ガス化による電池の膨れ等)への懸念等から少ない方が好ましい。具体的には、架橋重合体粉末中、好ましくは2.0質量%以下であり、より好ましくは1.0質量%以下であり、さらに好ましくは0.5質量%以下であり、一層好ましくは0.1質量%以下である。
金属除去工程では、数十~数百μm以上のサイズの磁性を有する金属異物が除去される。金属異物除去工程後の架橋重合体に含まれる金属異物は、該架橋重合体に対し、好ましくは10ppm以下であり、より好ましくは1ppm以下であり、さらに好ましくは0.1ppm以下であり、一層好ましくは0.01ppm以下である。
本発明の非水電解質二次電池電極合剤層用組成物は、上記架橋重合体又はその塩を含有するバインダー、活物質及び水を含む。
本発明の電極合剤層組成物における架橋重合体又はその塩の使用量は、活物質の全量に対して、例えば、0.1質量%以上20質量%以下である。上記使用量は、また例えば、0.2質量%以上10質量%以下であり、また例えば0.3質量%以上8質量%以下であり、また例えば0.4質量%以上5質量%以下である。架橋重合体及びその塩の使用量が0.1質量%未満の場合、十分な結着性が得られないことがある。また、活物質等の分散安定性が不十分となり、形成される合剤層の均一性が低下する場合がある。一方、架橋重合体及びその塩の使用量が20質量%を超える場合、電極合剤層組成物が高粘度となり集電体への塗工性が低下することがある。その結果、得られた合剤層にブツや凹凸が生じて電極特性に悪影響を及ぼす虞がある。
上記共重合体中における上記その他の単量体に由来する構造単位は、例えば、0~30質量%の範囲とすることができ、また例えば、0~20質量%の範囲とすることができる。
本発明の非水電解質二次電池用電極は、銅又はアルミニウム等の集電体表面に上記電極合剤層用組成物から形成される合剤層を備えてなるものである。合剤層は、集電体の表面に本発明の電極合剤層用組成物を塗工した後、水等の媒体を乾燥除去することにより形成される。合剤層組成物を塗工する方法は特に限定されず、ドクターブレード法、ディップ法、ロールコート法、コンマコート法、カーテンコート法、グラビアコート法及びエクストルージョン法などの公知の方法を採用することができる。また、上記乾燥は、温風吹付け、減圧、(遠)赤外線、マイクロ波照射等の公知の方法により行うことができる。
通常、乾燥後に得られた合剤層には、金型プレス及びロールプレス等による圧縮処理が施される。圧縮することにより活物質及びバインダーを密着させ、合剤層の強度及び集電体への密着性を向上させることができる。圧縮により合剤層の厚みを、例えば、圧縮前の30~80%程度に調整することができ、圧縮後の合剤層の厚みは4~200μm程度が一般的である。
セパレータは電池の正極及び負極間に配され、両極の接触による短絡の防止や電解液を保持してイオン導電性を確保する役割を担う。セパレータにはフィルム状の絶縁性微多孔膜であって、良好なイオン透過性及び機械的強度を有するものが好ましい。具体的な素材としては、ポリエチレン及びポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリテトラフルオロエチレン等を使用することができる。
(製造例1:架橋重合体塩R-1の製造)
重合には、攪拌翼、温度計、還流冷却器及び窒素導入管を備えた反応器を用いた。
反応器内にアセトニトリル567部、イオン交換水2.20部、アクリル酸(以下、「AA」という)100部、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル(ダイソー社製、商品名「ネオアリルP-30」)0.60部及び上記AAに対して1.0モル%に相当するトリオクチルアミンを仕込んだ。反応器内を十分に窒素置換した後、加温して内温を55℃まで昇温した。内温が55℃で安定したことを確認した後、重合開始剤として2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)(和光純薬工業社製、商品名「V-65」)0.040部を添加したところ、反応液に白濁が認められたため、この点を重合開始点とした。単量体濃度は15.0%と算出された。外温(水バス温度)を調整して内温を55℃に維持しながら重合反応を継続し、重合開始点から6時間経過した時点で内温を65℃まで昇温した。内温を65℃で維持し、反応開始点から12時間経過した時点で反応液の冷却を開始し、内温が25℃まで低下した後、水酸化リチウム・一水和物(以下、「LiOH・H2O」という)の粉末52.5部を添加した。添加後室温下12時間撹拌を継続して、架橋重合体塩R-1(Li塩、中和度90モル%)の粒子が媒体に分散したスラリー状の重合反応液を得た。
上記で得られた架橋重合体塩R-1を含む重合反応液を、アセトニトリルを分散媒とするレーザー回折/散乱式粒度分布計(マイクロトラックベル社製、マイクロトラックMT-3300EXII)にて粒子径測定を行った。体積基準メジアン径は0.35μmであった。
上記で得られた架橋重合体塩R-1の粉末0.25g、及びイオン交換水49.75gを100ccの容器に量りとり、自転/公転式攪拌機(シンキー社製、あわとり錬太郎AR-250)にセットした。次いで、撹拌(自転速度2000rpm/公転速度800rpm、7分)、さらに脱泡(自転速度2200rpm/公転速度60rpm、1分)処理を行い架橋重合体塩R-1(中和度90モル%)が水に膨潤した状態のハイドロゲルを作成した。
次に、イオン交換水を分散媒とするレーザー回折/散乱式粒度分布計(マイクロトラックベル社製、マイクロトラックMT-3300EXII)にて上記ハイドロゲルの粒度分布測定を行った。ハイドロゲルに対し、過剰量の分散媒を循環しているところに、適切な散乱光強度が得られる量のハイドロゲルを投入したところ、数分後に測定される粒度分布形状が安定した。安定を確認次第、体積基準の粒度分布測定を行い、平均粒子径としてメジアン径(D50)を求めたところ、1.2μmであった。また、以下の基準に従い単分散性を評価した結果、(体積基準メジアン径/個数基準メジアン径)で表される粒子径分布は1.2であり、単分散性は「◎」と判断された。
評価基準;
◎:体積基準メジアン径/個数基準メジアン径が1.5未満
○:体積基準メジアン径/個数基準メジアン径が1.5以上、3.0未満
△:体積基準メジアン径/個数基準メジアン径が3.0以上、10未満
×:体積基準メジアン径/個数基準メジアン径が10以上
各原料の仕込み量を表1又は表2に記載の通りとした以外は製造例1と同様の操作を行い、架橋重合体(塩)R-2~R-22を含む重合反応液を得た。各重合反応液について製造例1と同様の操作により膨潤前平均粒子径を測定し、表1及び表2に示した。
各重合反応液について、製造例1と同様の操作を行い、粉末状の架橋重合体(塩)R-2~R-22を得た。各架橋重合体(塩)は、水蒸気バリア性を有する容器に密封保管した。
得られた各重合体(塩)について、製造例1と同様に、水媒体中での平均粒子径を測定した。結果を表1又は表2に示す。尚、製造例19では、LiOH・H2Oの粉末52.5部の代わりにNaOHを用いることにより。架橋重合体Na塩(中和度90モル%)を得た。
AA:アクリル酸
IBXA:アクリル酸イソボルニル
DMAA:N,N-ジメチルアクリルアミド
P-30:ペンタエリスリトールトリアリルエーテル(ダイソー社製、商品名「ネオアリルP-30」)
T-20:トリメチロールプロパンジアリルエーテル(ダイソー社製、商品名「ネオアリルT-20」)
TMA:トリメチルアミン(C/N値:3)
TEA:トリエチルアミン(C/N値:6)
TOA:トリオクチルアミン(C/N値:24)
TDA:トリドデシルアミン(C/N値:36)
TSA:トリステアリルアミン(C/N値:54)
ピリジン:(C/N値:5)
ジブチルアミン:(C/N値:8)
ヘキシルアミン:(C/N値:6)
DMAN:1,8-ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン(C/N値:7)
AcN:アセトニトリル
V-65:2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)(和光純薬工業社製)
負極活物質として、黒鉛、又は、ケイ素粒子及び黒鉛を用い、各架橋重合体をバインダーとして用いた合剤層用組成物について、その塗工性及び形成された合剤層/集電体間の剥離強度(すなわちバインダーの結着性)を測定した。黒鉛としては天然黒鉛(日本黒鉛社製、商品名「CGB-10」)、ケイ素粒子としては(Sigma-Aldrich、Siナノパウダー、粒子径<100nm)を使用した。
天然黒鉛100部に粉末状の架橋重合体Li塩R-1を3.2部秤量し、予めよく混合した後、イオン交換水160部を加えてディスパーで予備分散を行った後、薄膜旋回式ミキサー(プライミクス社製、FM-56-30)を用いて周速度20m/秒の条件で本分散を15秒間行うことにより、スラリー状の負極合剤層用組成物を得た。
可変式アプリケーターを用いて、厚さ20μmの銅箔(日本製箔社製)上に上記合剤層用組成物を塗布し、通風乾燥機内で100℃×15分間の乾燥を行うことにより合剤層を形成した。その後、合剤層の厚みが50±5μm、充填密度が1.70±0.20g/cm3になるよう圧延した。
<塗工性判定基準>
○:表面に筋ムラ、ブツ等の外観異常がまったく認められない。
△:表面に筋ムラ、ブツ等の外観異常がわずかに認められる。
×:表面に筋ムラ、ブツ等の外観異常が顕著に認められる。
上記で得られた負極電極を25mm幅の短冊状に裁断した後、水平面に固定された両面テープに上記試料の合剤層面を貼付け、剥離試験用試料を作成した。試験用試料を60℃、1晩減圧条件下で乾燥させた後、引張速度50mm/分における90°剥離を行い、合剤層と銅箔間の剥離強度を測定した。剥離強度は15.2N/mと高く、良好であった。
活物質及びバインダーとして使用する架橋重合体塩を表3又は表4の通り用いた以外は実施例1と同様の操作を行うことにより合剤層組成物を調製した。なお、実施例2及び実施例3では、天然黒鉛及びケイ素粒子を、遊星ボールミル(FRITSCH社製、P-5)を用いて400rpmで1時間撹拌し、得られた混合物に粉末状の架橋重合体Li塩R-1を3.2部秤量し、予めよく混合した後、実施例1と同様の操作を行うことにより合剤層組成物を調製した。各合剤層組成物について塗工性及び90°剥離強度を評価した。結果を表3又は表4に示す。
実施例12では、20%という高い単量体濃度条件下であっても架橋重合体が安定に得られ、当該架橋重合体を含むバインダーは優れた結着性を示した。
Claims (7)
- 架橋重合体又はその塩を含有する非水電解質二次電池電極用バインダーの製造方法であって、
有機アミン化合物存在下、エチレン性不飽和カルボン酸単量体を含む単量体成分を重合して前記架橋重合体を得る重合工程を備え、
前記有機アミン化合物は、当該有機アミン化合物に存在する窒素原子数に対する炭素原子数の比で表される値(C/N)が3以上であり(但し、C/Nが3である有機アミン化合物を除く。)、
前記エチレン性不飽和カルボン酸単量体に対する前記有機アミン化合物の使用量が、0.03モル%以上、2.0モル%以下である、
非水電解質二次電池電極用バインダーの製造方法。 - 前記架橋重合体の重合に用いる単量体の総量に対する前記エチレン性不飽和カルボン酸単量体の濃度が、10質量%以上、100質量%以下である、請求項1に記載の非水電解質二次電池電極用バインダーの製造方法。
- 前記架橋重合体の重合に用いる単量体の総量に対する前記エチレン性不飽和カルボン酸単量体の濃度が、50質量%以上、100質量%以下である、請求項1に記載の非水電解質二次電池電極用バインダーの製造方法。
- 前記単量体成分を沈殿重合法により重合する重合工程を備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の非水電解質二次電池電極用バインダーの製造方法。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の製造方法により得られる非水電解質二次電池電極用バインダー、活物質及び水を混合する工程を備える、非水電解質二次電池電極合剤層用組成物の製造方法。
- 負極活物質として炭素系材料またはケイ素系材料を含む、請求項5に記載の非水電解質二次電池電極合剤層用組成物の製造方法。
- 集電体表面に、請求項5又は6に記載の製造方法により得られる非水電解質二次電池電極合剤層用組成物から合剤層を形成する工程を備える、非水電解質二次電池電極の製造方法。
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