JP7160130B2 - 作業車両 - Google Patents
作業車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7160130B2 JP7160130B2 JP2021060132A JP2021060132A JP7160130B2 JP 7160130 B2 JP7160130 B2 JP 7160130B2 JP 2021060132 A JP2021060132 A JP 2021060132A JP 2021060132 A JP2021060132 A JP 2021060132A JP 7160130 B2 JP7160130 B2 JP 7160130B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- motor
- pump
- parking
- variable hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
駐車状態検出手段(43,44)が駐車ブレーキ操作具(18)の駐車ブレーキ作動操作を検出する駐車センサ(43)と作業機(5,8)への駆動の切り操作を検出する作業系クラッチセンサ(44)であることを特徴とする作業車両である。
請求項1記載の本発明によれば、駐車ブレーキで機体は停止状態を維持するか、仮に移動したとしても超微速移動しかせず安全である。
請求項2記載の本発明は、低速の作業速度の範囲内で変速操作具(15)が中立位置(N)から増速されている時は、可変油圧モータ(41)のモータ容積を走行モードステートのままで、変速操作具(15)の増速側への操作量に比例させて可変油圧ポンプ(40)のポンプ容積のみを増加させて増速し、高速の路上速度の範囲内で変速操作具(15)が増速されている時は、変速操作具(15)の増速側への操作量に比例させて可変油圧モータ(41)のモータ容積を走行モードステートから減少させ、可変油圧ポンプ(40)のポンプ容積を増加させて増速することを特徴とする請求項1記載の本発明の作業車両である。
本発明に関連する第1の発明は、走行装置3への動力伝動系に可変油圧ポンプ40と可変油圧モータ41で構成される静油圧式無段変速装置14を設け、変速操作具15にて静油圧式無段変速装置14を変速操作すると共に、走行装置3を制動する駐車ブレーキ操作具18を設けた作業車両において、機体が駐車状態であることを検出する駐車状態検出手段43,44を設け、該駐車状態検出手段43,44が機体の駐車状態を検出すると、変速操作具15の操作位置に関わらず、可変油圧ポンプ40のポンプ容積を最小にし、可変油圧モータ41のモータ容積を最大にする作業車両である。
コンバインは、車体1の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラ2,2を有するクローラ走行装置3を配設し、車体1の前端側に分草杆4を備えた作業機としての刈取部5が設けられている。刈取部5の後方には、操縦席6を備えた操縦部7があり、また車体1の上方には刈取部5から搬送されてくる穀桿を引き継いで搬送して脱穀・選別する作業機としての脱穀部8が操縦部7の左後方に設けられ、該脱穀部8で脱穀選別された穀粒を一時貯溜する作業容器としてのグレンタンク9が脱穀部8の右側に配置されている。グレンタンク9の後部に排出オーガ10を起伏可能に連接して、グレンタンク9内の穀粒をコンバインの外部に排出する構成としている。
操縦部7の前側及び側部の操作パネル11には、左右走行クローラ2,2のサイドクラッチ及びサイドブレーキを操作して機体の操向操作を行なう操向レバー12と、左右走行クローラ2,2へディーゼルエンジン13からの駆動力を変速して伝達する静油圧式無段変速装置(以下、走行HSTという)14を中立及び前後進変速操作する変速操作具としての変速レバー15と、刈取部5及び脱穀部8への駆動を入り切り操作する刈脱クラッチレバー16と、左右走行クローラ2,2や刈取部5を駆動させずに脱穀クラッチを入りにして脱穀部8のみを駆動させる手扱ぎ作業に切り換える手扱ぎレバーと、脱穀部8で脱穀した穀粒を貯留するグレンタンク9内の穀粒を機外に排出する排出オーガ10を入り切り操作するオーガ排出レバーとが設けられている。
刈取部5は、立毛穀稈を引き起す引起し装置19と、引起し後の穀稈を刈り取る刈取装置20と、刈取後の穀稈の株元部を挟持して揚上搬送する株元搬送チエン及び穀稈の穂先側を係止保持して揚上搬送する穂先搬送チエンとからなる構成としている。
脱穀部8は、扱胴21を内装軸架した扱室の下半周部に沿って受網を張設している。扱室の上方部を覆う扱胴カバーは、扱胴軸方向に平行な軸芯回りに揺動開閉可能に構成している。
図3に示すように、ディーゼルエンジン13の一方の出力軸22から走行HST14の入力軸23へベルト伝動によって動力が伝動され、走行HST14からミッションケース24へ伝動され、ミッションケース24から左右に突出する左右駆動軸2a,2aにて左右走行クローラ2,2の駆動スプロケット2b,2bが駆動回転されて、左右走行クローラ2,2は駆動回転する。
操縦部7側部の操作パネル11に設けた変速レバー15の操作にて、ディーゼルエンジン13の動力をミッションケース24に付設の走行HST14で変速し、左右の走行クローラ2,2に動力を伝動して任意の速度で走行する。
5 作業機(刈取部)
8 作業機(脱穀部)
9 作業容器(グレンタンク)
14 静油圧式無段変速装置
15 変速操作具(変速レバー)
18 駐車ブレーキ操作具(駐車ブレーキペダル)
40 可変油圧ポンプ
41 可変油圧モータ
43 駐車状態検出手段(駐車センサ、駐車ペダルスイッチ)
44 駐車状態検出手段(作業系クラッチセンサ、作業系クラッチスイッチ)
N 中立位置
Claims (2)
- 走行装置(3)への動力伝動系に可変油圧ポンプ(40)と可変油圧モータ(41)で構成される静油圧式無段変速装置(14)を設け、変速操作具(15)にて静油圧式無段変速装置(14)を変速操作すると共に、走行装置(3)を制動する駐車ブレーキ操作具(18)を設けた作業車両において、機体が駐車状態であることを検出する駐車状態検出手段(43,44)を設け、該駐車状態検出手段(43,44)が機体の駐車状態を検出すると、変速操作具(15)の操作位置に関わらず、可変油圧ポンプ(40)のポンプ容積を最小にし、可変油圧モータ(41)のモータ容積を最大にし、
駐車状態検出手段(43,44)が駐車ブレーキ操作具(18)の駐車ブレーキ作動操作を検出する駐車センサ(43)と作業機(5,8)への駆動の切り操作を検出する作業系クラッチセンサ(44)であることを特徴とする作業車両。 - 低速の作業速度の範囲内で変速操作具(15)が中立位置(N)から増速されている時は、可変油圧モータ(41)のモータ容積を走行モードステートのままで、変速操作具(15)の増速側への操作量に比例させて可変油圧ポンプ(40)のポンプ容積のみを増加させて増速し、高速の路上速度の範囲内で変速操作具(15)が増速されている時は、変速操作具(15)の増速側への操作量に比例させて可変油圧モータ(41)のモータ容積を走行モードステートから減少させ、可変油圧ポンプ(40)のポンプ容積を増加させて増速することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021060132A JP7160130B2 (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021060132A JP7160130B2 (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 作業車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022156439A JP2022156439A (ja) | 2022-10-14 |
JP7160130B2 true JP7160130B2 (ja) | 2022-10-25 |
Family
ID=83559937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021060132A Active JP7160130B2 (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 作業車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7160130B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577661A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-03-30 | Kubota Corp | 作業車の走行変速構造 |
JPH1194073A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-09 | Kubota Corp | 作業機の変速操作構造 |
JP4462543B2 (ja) * | 2004-08-24 | 2010-05-12 | ヤンマー株式会社 | 油圧式無段式変速装置 |
JP4605605B2 (ja) * | 2005-09-27 | 2011-01-05 | ヤンマー株式会社 | 油圧式無段変速装置 |
JP2016084872A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | 作業車輌 |
-
2021
- 2021-03-31 JP JP2021060132A patent/JP7160130B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022156439A (ja) | 2022-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5576152B2 (ja) | 作業車 | |
JP2010187583A (ja) | 作業車両 | |
JP7160130B2 (ja) | 作業車両 | |
JP4897744B2 (ja) | コンバイン | |
JP4827134B2 (ja) | 作業車両 | |
JP4795563B2 (ja) | 移動農機の作業部補助出力装置 | |
JP2000087772A (ja) | 作業車のエンジン出力制御装置 | |
JP5204948B2 (ja) | コンバイン | |
JP5762073B2 (ja) | コンバイン | |
JP5928641B2 (ja) | コンバイン | |
JP2736884B2 (ja) | 収穫機の車速制御装置 | |
JP3798846B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP5848408B2 (ja) | 作業車 | |
JP2659304B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP7145418B2 (ja) | コンバイン | |
JPH0613651Y2 (ja) | 作業用車両 | |
JPH09262022A (ja) | 農作業車の車速制御装置 | |
JP2011188757A (ja) | 作業車 | |
JP2698265B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP5843035B2 (ja) | コンバイン | |
JP2659305B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP2698264B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP4988277B2 (ja) | 作業車両 | |
JP5225127B2 (ja) | コンバイン | |
JP2549738Y2 (ja) | コンバインの車速制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7160130 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |