JP7153750B2 - 為替差損益管理装置、為替差損益管理方法、および、為替差損益管理プログラム - Google Patents

為替差損益管理装置、為替差損益管理方法、および、為替差損益管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、為替差損益管理装置、為替差損益管理方法、および、為替差損益管理プログラムに関する。
特許文献1には、仕入計上時に、第1の通貨による債務データの入力を受け付ける債務データ受付手段と、第1の通貨による仕訳データによる支払いを第2の通貨で行う旨の通貨の変更を受け付ける通貨変更手段と、第2の通貨で支払いデータを作成する支払データ作成手段と、第1の通貨による円換算債務金額と、第2の通貨による円換算支払金額との差額を計算し、その差額を為替差損益として計上する為替差損益計上手段とを備える債務管理システム、債務管理方法及びプログラムが開示されている。
特開2009-301412号公報
しかしながら、このような特許文献1にあっては、通貨の変更や外貨支払に伴う担当者の負担を軽減して外貨用の支払いデータを作成したり、入金単位で為替差損益の管理を行ったりすることはできるが、入金金額における為替差損益をさらに部門別、品種別、サービス形態別、あるいは、契約別といったセグメント単位で収支を正しく把握して、管理することができないという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、為替差損益の元となる取引明細単位での管理をセグメント単位で収支を正しく把握して管理することができる為替差損益管理装置、為替差損益管理方法、および、為替差損益管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る為替差損益管理装置は、制御部を備え、異なる通貨間で取引を行う際に生じる為替差損益を管理する為替差損益管理装置であって、前記制御部は、前記取引に伴う金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レート及び取引明細情報入力部により入力された、セグメントの情報を含む取引情報を明細単位で含む取引明細情報中の前記取引時の為替レートとの差に、前記取引情報に含まれる前記取引明細情報毎の消込額であって前記金銭移動に対応するものを掛けて明細単位の為替差損益を算出する算出手段と、前記セグメント単位で前記為替差損益を集計して収支管理を行うセグメント集計手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理装置は、前記算出手段は、金銭移動のあった前記取引明細情報の中の消込額を伝票単位で集計し、前記金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レートとの差を掛けた値と、前記算出した明細単位の為替差損益を伝票単位で集計した値との差を伝票調整額として更に算出すること、を特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理装置は、前記算出手段は、金銭移動のあった前記取引明細情報の中から金銭移動単位での為替差損益を算出した値から、前記算出した明細単位の為替差損益を伝票単位で集計した値と、前記伝票調整額とを引いた値を決済調整額として更に算出すること、を特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理装置は、前記算出手段は、伝票単位で発生する差額を調整する前記伝票調整額を、集計した伝票単位の明細金額の中で一番大きい明細に付けること、を特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理装置は、前記算出手段は、決済時に発生する差額を調整する前記決済調整額を、集計した金銭移動単位の明細金額の中で一番大きい明細に付けること、を特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理装置は、前記セグメント集計手段は、前記セグメント単位で、前記伝票調整額及び前記決済調整額の少なくとも一つを集計して収支管理を行うこと、を特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理装置は、前記セグメントの情報は、部門、取引先、商品、品種、サービス形態、伝票、あるいは、契約のうち少なくとも一つを備えていること、を特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理方法は、制御部を備え、異なる通貨間で取引を行う際に生じる為替差損益を管理する為替差損益管理装置で実行される為替差損益管理方法であって、前記制御部で実行される、前記取引に伴う金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レート及び取引明細情報入力部により入力された、セグメントの情報を含む取引情報を明細単位で含む取引明細情報中の前記取引時の為替レートとの差に、前記取引情報に含まれる前記取引明細情報毎の消込額であって前記金銭移動に対応するものを掛けて明細単位の為替差損益を算出する算出ステップと、前記セグメント単位で前記為替差損益を集計して収支管理を行うセグメント集計ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る為替差損益管理プログラムは、制御部を備え、異なる通貨間で取引を行う際に生じる為替差損益を管理する為替差損益管理装置に実行させるための為替差損益管理プログラムであって、前記制御部で実行させるための、前記取引に伴う金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レート及び取引明細情報入力部により入力された、セグメントの情報を含む取引情報を明細単位で含む取引明細情報中の前記取引時の為替レートとの差に、前記取引情報に含まれる前記取引明細情報毎の消込額であって前記金銭移動に対応するものを掛けて明細単位の為替差損益を算出する算出ステップと、前記セグメント単位で前記為替差損益を集計して収支管理を行うセグメント集計ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、為替差損益の元となる取引明細単位での管理をセグメント単位で収支を正しく把握して管理することができるという効果を奏する。
図1は、為替差損益管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、為替差損益管理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態における入金入力画面の一例を示す図である。 図4は、本実施形態における取引明細情報入力の一例を示す図である。 図5は、本実施形態における入金消込情報入力の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
国内と海外との間で行われる商取引では、使用通貨が異なるため、為替レートの変動によって取引時(売上時や仕入時)と金銭移動時(入金時や支払時)とでレートが異なると、為替差損益が生じる。従来は、入金伝票単位でしか為替差損益を管理することができず、計上部門も入金部門の1部門に限定されているので、例えば部門別のようにセグメント別の収支管理を正しく把握することができなかった。このため、経理担当者は、入金のあった金額を管理したい単位、例えば計上部門毎のようなセグメント単位に分解してから処理する必要があった。
そこで、本実施形態では、外貨を用いて取引を行う場合に、取引時(売上時や仕入時)と金銭移動時(入金時や支払時)との為替レート差によって発生する為替差損益を、その元となる取引明細単位で管理できるようにすることで、セグメント別といった収支管理も行えるようになった。つまり、取引発生時の明細に対する為替差損益額を管理することにより、例えば契約別といったセグメント別の会計仕訳を容易に作成することができる。この他のセグメント例としては、部門別、品種別、サービス形態別といった様々な要素が考えられるが、基本的には為替差損益を明細単位で管理することで、売上計上時における様々な情報に基づく為替差損益の管理が可能となる。
[2.構成]
本実施形態に係る為替差損益管理装置の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、為替差損益管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
為替差損益管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、為替差損益管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
為替差損益管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。為替差損益管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、為替差損益管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、為替差損益管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。ここで、記憶部106は、取引明細情報記憶部106a、消込情報記憶部106b、消込明細情報記憶部106c、集計結果記憶部106d等を備えている。
取引明細情報記憶部106aは、異なる通貨間で取引が行われると、取引明細情報入力部102aにより明細単位で取引情報が入力されて記憶される。この取引情報は、国内から海外へ商品(あるいは、サービス)の売上、あるいは、海外から国内へ商品(あるいは、サービス)の仕入があると、回収予定GU(Globally Unique Identifier)により一意に識別された明細単位の取引情報として入力される。例えば、図4に示すように、各回収予定GUに対しては、“売上伝票”、“行NO”、“事業所”、“部門”、“得意先”、“商品”、商品を分類する“品種”、“売上レート(取引時の為替レート)”、“外貨回収予定額($)”、および、“回収予定額(¥)”などの取引情報が入力される。なお、上記“品種”は、企業によってどのような分類分けをするかは様々であるが、会計上はセグメントとして区分けされている。
消込情報記憶部106bは、商品(あるいは、サービス)の売上または仕入に対して金銭移動(入金または支払)があると、消込情報入力部102bにより、図3に示す入金情報の入力と、入金消込情報の入力と、合計金額情報の入力とが行われ、記憶される。つまり、図3に示すヘッダ部の入金情報入力域には、どの部署(事業所、部門)に対し、いつ(入金日)、どこから(入金請求先)、どのようにして(入金区分)、どの金種で(入金額)、どのレート(為替レート)で、いくら入金(邦貨入金額)されたかの入金情報が入力される。これにより、図5に示す“入金”情報としては、入金NOに対応した、事業所、部門、外貨入金額、邦貨入金額が記憶される。ここでは、外貨入金額が$20で、邦貨入金額が¥2071であるので、入金レート(金銭移動時の為替レート)は、¥103.55/$となる。従来は、図4に示す外貨回収予定額の合計$20を売上レートで算出した邦貨の回収予定額の合計¥2030に対し、図5に示す入金された外貨入金額$20を入金レートで算出した邦貨入金額¥2071との差額を入金単位(あるいは、支払単位)の為替差損益金額¥41としか把握できなかった。
消込明細情報記憶部106cは、取引に伴う金銭移動(入金または支払)があると、算出部102cにより金銭移動に対応した図4に示す回収予定データとその消込額とを決定し、明細単位の為替差損益を算出した後、これに基づいて伝票調整額と決済調整額とを算出して、記憶する。例えば、図5に示す“入金消込明細” 情報として、“入金消込NO”に紐付けられた、“行NO”、“回収予定GU”、“外貨消込額”、“邦貨消込額”、“為替差損益”、“伝票調整額”、“決済調整額”などが消込明細情報記憶部106cに記憶される。
集計結果記憶部106dは、算出部102cで算出された明細単位の為替差損益、伝票調整額、決済調整額を用いて、セグメント集計部102dが部門別、商品別、品種別、サービス形態別、あるいは契約別といったセグメント単位で振り分けて集計を行い、その集計結果を記憶する。集計結果記憶部106dに記憶されている集計結果は、例えば、部門別収支管理の仕訳や品種別収支管理の仕訳のように、セグメント別に仕訳を行う場合などに利用してもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、為替差損益管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。ここで、制御部102は、機能概念的に、取引明細情報入力手段としての取引明細情報入力部102a、消込情報入力手段としての消込情報入力部102b、算出手段としての算出部102c、セグメント集計手段としてのセグメント集計部102d等を備えている。
取引明細情報入力部102aは、異なる通貨間で取引が行われると、その取引情報を明細単位で入力する。国内から海外へ商品(あるいは、サービス)の売上、あるいは、海外から国内へ商品(あるいは、サービス)を仕入れる場合は、回収予定GUにより一意に識別された明細単位で取引情報が入力される。例えば、図4に示すように、各回収予定GUに対して、“売上伝票”、“行NO”、“事業所”、“部門”、“得意先”、“商品”、“品種”、“売上レート(取引時の為替レート)”、“外貨回収予定額($)”、および、“回収予定額(¥)”などの取引情報を入力する。この明細単位の取引情報に含まれるセグメントは、明細単位で為替差損益を算出後、収支管理単位をセグメント別に集計し直すことで、より詳細な収支管理を行うことができる。
消込情報入力部102bは、商品(あるいは、サービス)の売上または仕入に対して金銭移動(入金または支払)があると、金銭移動に関する情報と、金銭移動による消込に関する情報と、合計金額情報に関する情報とが入力され、消込情報記憶部106bに記憶される。具体的には、図3に示すヘッダ部の入金情報入力域に対して、どの部署(事業所、部門)に対し、いつ(入金日)、どこから(入金請求先)、どのようにして(入金区分)、どの金種で(入金額)、どのレート(為替レート)で、いくら入金(邦貨入金額)されたかの入金情報が入力される。これにより、図5に示す“入金”情報として、“入金NO”に紐付けられた、“事業所”、“部門”、“外貨入金額”、“邦貨入金額”などが消込情報記憶部106bに記憶される。また、図3に示す明細部の入金消込情報入力域には、図4に示す回収予定データを集計した結果(売上計上したときの明細情報を集約したもの)として、“請求先”、“回収予定日”、“請求額”、“消込済額”に、外貨ベースの消込結果である“今回消込額“を入力する。さらに、図3に示すフッタ部の合計金額情報表示域には、ヘッダ部の入金情報と明細部の消込結果からその合計金額を表示し、邦貨入金額(¥2071)と邦貨今回消込金額(¥2030)との差額を、入金単位の為替差損益金額(¥41)として入力する。これにより、図5に示す“入金消込ヘッダ”情報として、“入金消込NO”に紐付けられた、“事業所”、“部門”、“為替差損益金額”などが消込情報記憶部106bに記憶される。
算出部102cは、取引に伴う金銭移動(入金または支払)があると、金銭移動に対応する図4の回収予定データとその消込額とを決定し、明細単位の為替差損益を算出した後、これに基づいて伝票調整額や決済調整額を算出し、それを図5に示す“入金消込明細” 情報として、“入金消込NO”に紐付けられた、“行NO”、“回収予定GU”、“外貨消込額”、“邦貨消込額”、“為替差損益”、“伝票調整額”、“決済調整額”などを消込明細情報記憶部106cに記憶する。以下、明細単位の為替差損益の計算式と、伝票調整額の計算式と、決済調整額の計算式の例を(a)式~(f)式に示す。
[明細単位の為替差損益の計算式]
・売上入力の場合の、明細単位の為替差損益計算式は、
(入金レート-売上レート)×外貨消込額=明細単位の為替差損益・・(a)
となる。
・仕入入力の場合の、明細単位の為替差損益計算式は、
(仕入レート-支払レート)×外貨消込額=明細単位の為替差損益・・(b)
となる。
[伝票調整額の計算式]
・売上入力の場合の、伝票調整額計算式は、
{売上伝票単位で集計した外貨消込額×(入金レート-売上レート)}-{(a)の為替差損益を伝票単位で集計した結果}=売上入力の伝票調整額・・・・・(c)
となる。
・仕入入力の場合の、伝票調整額計算式は、
{仕入伝票単位で集計した外貨消込額×(仕入レート-支払レート)}-{(b)の為替差損益を伝票単位で集計した結果}=仕入入力の伝票調整額・・・・・(d)
となる。
[決済調整額の計算式]
・売上入力の場合の、決済調整額計算式は、
{入金単位で計算した為替差損益金額}-{(a)の為替差損益を伝票単位で集計した結果+(c)}=売上入力の決済調整額・・・・・・・・・・・・・・・(e)
となる。
・仕入入力の場合の、決済調整額計算式は、
{支払単位で計算した為替差損益金額}-{(b)の為替差損益を伝票単位で集計した結果+(d)}=仕入入力の決済調整額・・・・・・・・・・・・・・・(f)
となる。
セグメント集計部102dは、算出部102cで算出した明細単位の為替差損益を用いて、部門別、商品別、品種別、サービス形態別、あるいは契約別といったセグメント単位で為替差損益を振り分けて集計し、その集計結果を集計結果記憶部106dに記憶する。例えば、部門別に収支管理を行う場合は、取引明細情報記憶部106aに記憶されている図4の回収予定データを部門別(A部門、B部門)に振り分けて為替差損益を集計することができる。また、品種別に収支管理を行う場合は、図4の回収予定データを品種別(200、300)に振り分けて為替差損益を集計することができる。
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図2から図5を参照して、本実施形態に係る為替差損益管理装置の処理の一例について説明する。図2は、為替差損益管理装置の処理の一例を示すフローチャートである。図3は、本実施形態における入金入力画面の一例を示す図である。図4は、本実施形態における取引明細情報入力の一例を示す図である。図5は、本実施形態における入金消込情報入力の一例を示す図である。
まず、図2に示すように、取引明細情報入力部102aは、国内と海外のように異なる通貨間での取引が行われると、その取引情報を明細単位で入力し(ステップSA-1)、取引明細情報記憶部106aに記憶する。取引に対応した入金や支払といった金銭移動が無い場合(ステップSA-2:No)、取引明細情報入力部102aは、ステップSA-1に戻り、取引が行われる度に取引明細情報を入力する。ここでは、取引明細情報の入力例として、図4に示す回収予定データがある。
取引に対応した入金や支払などの金銭移動があると(ステップSA-2:Yes)、消込情報入力部102bは、図3の入金入力画面から入力される金銭移動に関する情報(ここでは、入金情報)と、金銭移動による消込に関する情報(ここでは、入金消込情報)と、合計金額情報に関する情報とを入力する(ステップSA-3)。
ここで、算出部102cは、入金や支払といった金銭移動に対応した回収予定データ(図4参照)と、その消込額とを決定し、明細単位の為替差損益を算出する(ステップSA-4)。
さらに、算出部102cは、算出した明細単位の為替差損益を用いて、伝票調整額を算出する(ステップSA-5)。
また、算出部102cは、算出した明細単位の為替差損益と、伝票調整額とを用いて決済調整額を算出する(ステップSA-6)。
そして、セグメント集計部102dは、算出部102cで算出した明細単位の為替差損益と、伝票調整額と、決済調整額とを用いて、部門別、商品別、品種別、サービス形態別、あるいは契約別といったセグメント単位で為替差損益を振り分けて集計を行い(ステップSA-7)、その集計結果を集計結果記憶部106dに記憶する。
ここで、図1および図3~図5を参照して、本実施形態における為替差損益管理装置の処理の一例について具体的に説明する。
例えば、国内の会社と通貨の異なる海外の会社との間で、商品やサービスを取引する場合は、取引時(売上時または仕入時)と取引に基づく金銭移動時(入金時または支払時)とでタイムラグがあり、その間に為替レートが変動すると為替差損益が生じる。これまでは、1回の金銭移動に対して複数の取引が含まれていても、金銭移動単位でしか為替差損益を計算することができなかったため、取引明細単位のような詳細な収支管理を行うことができなかった。
このため、本実施形態にかかる為替差損益管理装置100は、異なる通貨間で取引を行う際に、取引明細情報入力部102aにより図4に示すような取引情報(回収予定データ)を明細単位で入力する。つまり、一つの取引に対して一つの回収予定GUを割り当て、その回収予定GUに紐付けて“売上伝票”、“行NO”、“事業所”、“部門”、“得意先”、“商品”、“品種”、“売上レート”、“外貨回収予定額($)”、“回収予定額(¥)”などの取引情報を入力して、取引明細情報記憶部106aに記憶する。これにより、セグメント集計部102dは、回収予定GUを指定するだけで、これと紐付く取引情報を明細単位で取り出し、容易に集計し直すことができる。例えば、図4に示すように、売上伝票単位で集計する場合は、売上(1)と売上(2)に振り分ける。行NO単位で集計する場合は、例えば、行NO1~2と3~4に振り分ける。事業所単位で集計する場合は、A100とB100に振り分ける。部門単位で集計する場合は、AとBに振り分ける。得意先単位で集計する場合は、1001と2001に振り分ける。商品単位で集計する場合は、○○○と□□□に振り分け、それ以外の商品は、その他として振り分ける。品種単位で集計する場合は、200と300に振り分ける。
続いて、消込情報入力部102bは、取引後に入金や支払などまとまった金銭移動があると、その金銭移動に対応した取引情報(回収予定データ)と消込額とを決定するための消込情報を入力する。例えば、図3と図4に示す入金情報の事業所や部門、得意先が一致し、入金額と外貨回収予定額の合計も$20と一致しているため、$20の入金に対応する回収予定データは図4に示す取引情報となる。また、消込額は、図4に示す回収予定データの外貨回収予定額となる。
[明細単位の為替差損益]
算出部102cは、上記入力データを用いて、明細単位の為替差損益を算出する。つまり、上記(a)式を用いると、
回収予定GU:
AAA:(103.55-101.00)×2.5=6.375 ≒6
BBB:(103.55-101.00)×3.0=7.65 ≒7
CCC:(103.55-101.00)×4.3=10.965 ≒10
DDD:(103.55-101.00)×0.2=0.51 ≒0
EEE:(103.55-102.00)×2.5=3.875 ≒3
FFF:(103.55-102.00)×7.5=11.625 ≒11
となる。少数以下桁数の制御については、邦貨換算時端数処理方法により(イ)切り上げ、(ロ)切り捨て、(ハ)四捨五入のいずれかを選択することができる。ここでは、(ロ)の切り捨てを選択し、明細単位で計算を行って端数処理しているため、処理単位の合計に対して1回端数処理を行った結果との間に差が生まれる。この差額が1つの明細に集中しないように差額を振り分ける手段として、以下の伝票調整額と決算調整額の2段階の処理で振り分けている。
[伝票調整額]
算出部102cは、上記算出した明細単位の為替差損益データを用いて、伝票単位に計算した結果との差額で伝票内の明細に振り分ける伝票調整額を算出する。つまり、上記(c)式を用いると、
回収予定GU:
AAA~DDD:10×(103.55-101.00)-23=2.5 ≒2
(売上(1))
EEE~FFF:10×(103.55-102.00)-14=1.5 ≒1
(売上(2))
となる。
[決済調整額]
算出部102cは、上記算出した明細単位の為替差損益データと伝票調整額とを用いても差額が生じる場合は、決済調整額として算出し、全体の中で金額の一番大きい明細に振り分ける。つまり、上記(e)式を用いると、
回収予定GU:
AAA~FFF:41-(37+3)=1.0 ≒1
となる。このように算出された明細単位の為替差損益、伝票調整額、および決済調整額は、図5に示すような入金消込明細として、消込明細情報記憶部106cに記憶される。
次に、図4の回収予定データと図5の入金消込明細とが回収予定GUをキーとして明細単位で紐付けられているため、セグメント集計部102dは、セグメント毎に為替差損益、伝票調整額、決済調整額を集計して振り分けることにより、セグメント別の収支を正しく把握することができる。セグメントの例としては、部門別、取引先別、商品別、品種別、サービス形態別、伝票別、あるいは契約別などがある。
また、セグメント集計部102dは、上記したセグメント別集計結果を用いて会計仕訳を容易に作成することもできる。例えば、部門別収支管理の会計仕訳を行う場合は、
現預金 ¥2,071 / 売掛金 A部門 ¥1,010
/ 為替差益 A部門 ¥ 25
/ 売掛金 B部門 ¥1,020
/ 為替差益 B部門 ¥ 16
となる。上記仕訳例では、A部門とB部門の為替差損のように、為替差損益を部門毎に集計することができるため、部門別の為替差損益を把握することができる。
また、セグメント集計部102dは、上記セグメント別集計結果を用いて品種別収支管理の会計仕訳を行う場合は、
現預金 ¥2,071 / 売掛金 品種300 ¥ 811
/ 為替差益 品種300 ¥ 16
/ 売掛金 品種200 ¥1,219
/ 為替差益 品種200 ¥ 21
/ 為替差益 品種その他 ¥ 4
となる。上記仕訳例では、品種300と品種200の為替差益のように、為替差損益を品種毎に集計することができるため、品種別の為替差損益を把握することができる。
なお、上記例では、部門別と品種別のセグメントを用いた会計仕訳例をあげたが、これ以外にも、発生元の得意先別、商品別、伝票別の収支管理の会計仕訳を行うことができる。これにより、これまでできなかった詳細な損益を正確に把握することができる。
なお、上記実施形態では、売上入力を行い、これに対する入金があった場合を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されず、仕入入力を行い、これに対して支払を行う場合も為替差損益の生じる可能性があるため、同様のロジックを用いて明細単位で為替差損益を算出し、セグメント単位で集計することにより、詳細な損益を正確に把握することが可能となる。その場合に用いる計算式は、上記(b)式、(d)式、(f)式となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、為替差損益管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、為替差損益管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて為替差損益管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、為替差損益管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、為替差損益管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、為替差損益管理装置100は、当該情報処理装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能付加に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、特に、商社など外貨を使って取引を行う業種全般に有用である。
100 為替差損益管理装置
102 制御部
102a 取引明細情報入力部
102b 消込情報入力部
102c 算出部
102d セグメント集計部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 取引明細情報記憶部
106b 消込情報記憶部
106c 消込明細情報記憶部
106d 集計結果記憶部
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (9)

  1. 制御部を備え、異なる通貨間で取引を行う際に生じる為替差損益を管理する為替差損益管理装置であって、
    前記制御部は、
    前記取引に伴う金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レート及び取引明細情報入力部により入力された、セグメントの情報を含む取引情報を明細単位で含む取引明細情報中の前記取引時の為替レートとの差に、前記取引情報に含まれる前記取引明細情報毎の消込額であって前記金銭移動に対応するものを掛けて明細単位の為替差損益を算出する算出手段と、
    前記セグメント単位で前記為替差損益を集計して収支管理を行うセグメント集計手段と、
    を備えたことを特徴とする為替差損益管理装置。
  2. 前記算出手段は、
    金銭移動のあった前記取引明細情報の中の消込額を伝票単位で集計し、前記金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レートとの差を掛けた値と、前記算出した明細単位の為替差損益を伝票単位で集計した値との差を伝票調整額として更に算出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の為替差損益管理装置。
  3. 前記算出手段は、
    金銭移動のあった前記取引明細情報の中から金銭移動単位での為替差損益を算出した値から、前記算出した明細単位の為替差損益を伝票単位で集計した値と、前記伝票調整額とを引いた値を決済調整額として更に算出すること、
    を特徴とする請求項2に記載の為替差損益管理装置。
  4. 前記算出手段は、
    伝票単位で発生する差額を調整する前記伝票調整額を、集計した伝票単位の明細金額の中で一番大きい明細に付けること、
    を特徴とする請求項2に記載の為替差損益管理装置。
  5. 前記算出手段は、
    決済時に発生する差額を調整する前記決済調整額を、集計した金銭移動単位の明細金額の中で一番大きい明細に付けること、
    を特徴とする請求項3に記載の為替差損益管理装置。
  6. 前記セグメント集計手段は、
    前記セグメント単位で、前記伝票調整額及び前記決済調整額の少なくとも一つを集計して収支管理を行うこと、
    を特徴とする請求項3又は請求項5に記載の為替差損益管理装置。
  7. 前記セグメントの情報は、
    部門、取引先、商品、品種、サービス形態、伝票、あるいは、契約のうち少なくとも一つを備えていること、
    を特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の為替差損益管理装置。
  8. 制御部を備え、異なる通貨間で取引を行う際に生じる為替差損益を管理する為替差損益管理装置で実行される為替差損益管理方法であって、
    前記制御部で実行される、
    前記取引に伴う金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レート及び取引明細情報入力部により入力された、セグメントの情報を含む取引情報を明細単位で含む取引明細情報中の前記取引時の為替レートとの差に、前記取引情報に含まれる前記取引明細情報毎の消込額であって前記金銭移動に対応するものを掛けて明細単位の為替差損益を算出する算出ステップと、
    前記セグメント単位で前記為替差損益を集計して収支管理を行うセグメント集計ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする為替差損益管理方法。
  9. 制御部を備え、異なる通貨間で取引を行う際に生じる為替差損益を管理する為替差損益管理装置に実行させるための為替差損益管理プログラムであって、
    前記制御部で実行させるための、
    前記取引に伴う金銭移動時の為替レートと前記取引時の為替レート及び取引明細情報入力部により入力された、セグメントの情報を含む取引情報を明細単位で含む取引明細情報中の前記取引時の為替レートとの差に、前記取引情報に含まれる前記取引明細情報毎の消込額であって前記金銭移動に対応するものを掛けて明細単位の為替差損益を算出する算出ステップと、
    前記セグメント単位で前記為替差損益を集計して収支管理を行うセグメント集計ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする為替差損益管理プログラム。
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