JP7152744B2 - 食物繊維加工品、および食物繊維加熱品の製造方法 - Google Patents

食物繊維加工品、および食物繊維加熱品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、主として飲料や調味料、菓子等の食品の風味を向上させ、低糖質食品、糖質オフや糖類不使用の目的で用いられる、食物繊維を加工してなる食物繊維加工品、ならびにそれを添加した食品原料、および食物繊維加熱品の製造方法に関する。
日本社会において、油脂類や糖類の多い高カロリーな食事への変化、運動不足の常態化などが原因で肥満、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病や予備軍が増加している。このような状況で食品の低カロリー化のニーズが高く、糖類不使用食品や低糖質食品が市場に出てきている。
低糖質食品、糖質オフ食品や糖類不使用食品は糖類の使用量が少ないか、又使用されていないため、コクが不足して物足らない。その為、食物繊維などの高分子成分が加えられることがある(たとえば,特許文献1,2参照)。
特開2007-6872 特開2009-142233
特許文献1,2に記載のものでは、食品や飲料に対して、幾らかはコクが付与されるが、十分とは言えない。
発明者は、上記の課題に鑑み、鋭意研究の結果、水溶性食物繊維単独または水溶性食物繊維と水を含有させ、ある条件下で加熱し吸光度を所定の範囲とすれば、強い風味とコクを有する食物繊維加熱品が生成され、この加熱品を食品に添加すると強いコクを持つことがわかり、本発明を成すに至った。つまり、この食物繊維加工品を乳飲料や菓子などの食品に加えると、今までは弱かったコクを強く感じることができることを見出した。
本発明は、食品について、コクを強く感じさせることを目的とする。
請求項1の発明は、水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水を含有させ、これを加熱してなる食物繊維加工品であって、1重量%水溶液の480nmにおける吸光度が0.03~1.2であり、乾燥により水分が飛ばされ、粉末状である、ことを特徴とする。ここで、水溶性食物繊維は人の消化酵素では消化されにくい食品中の多糖類を主体とした高分子成分のうち水溶性のものをいう。水溶性食物繊維としては、難消化性デキストリン、ポリデキストロース、及び難消化性グルカンなどを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
このようにすれば、食品に配合すれば、コクを強く感じさせる。
また、乾燥により水分が飛ばされ、粉末状であるので、取扱いが容易となる。
請求項2の発明は、食物繊維加工品の製造方法であって、水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水とを含有させたものを加熱しながら、1重量%水溶液の480nmにおける吸光度を測定し、前記吸光度が0.03~1.2になるように調整する工程Aと、固形分を50~90%に調整する工程Bと、を備えることを特徴とする。ここで、使用する水溶性食物繊維は、1種類だけでもよいし、複数種類を組み合わせてもよい。
このようにすれば、吸光度の調整を加熱しながら簡単に行うことができる。そして、吸光度0.03未満であると、食物繊維加工品に強いコクを付与することができず、吸光度1.2を超えると、焦げによる強い苦みが出てしまう。
この場合、好ましくは、請求項3に記載のように、前記工程Cは、前記吸光度を0.09~0.94に調整する工程である、ことが望ましい。
また、請求項4に記載のように、加熱は、無機酸、有機酸、アルカリ性物質から選択される1種または2種以上の触媒条件下で行ってもよい。
触媒を使用することで、加熱重合する時間を短縮し、効率良く製造することができる。
本発明は、上述のような手段をもって為される本発明の食物繊維加熱品を使用すると、低糖質食品や糖質オフ食品、糖類不使用食品にコクや深みを与えることができる。しかも食物繊維加工品は、入手しやすい原料から製造でき、その方法も簡単であることから付加価値のある美味しい食品の提供がし易くなる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
本発明は、水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水を含有させ、これを加熱してなる食物繊維加工品であって、1重量%水溶液の480nmにおける吸光度が0.03~1.2である。
この食物繊維加工品は、水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水を含有させ、これを110~180℃以上の温度下で少なくとも1時間以上加熱しと、固形分を50~90%に調整し、1重量%水溶液の480nmにおける吸光度を0.03~1.2(好ましくは、0.06~0.94)に調整することで製造される。なお、この明細書では、検体1gを量り取り、100ml容量メスフラスコにイオン交換水で溶かし込み、メスアップさせ、これを分光光度計を用いて、吸光度を測定した。そして、前記検体に含まれる固形分を屈折率法で求め、前記分光光度計で測定した吸光度を固形分で除した、固形分当たりの吸光度を「1重量%水溶液の480nmにおける吸光度」としている。
つまり、食物繊維加工品の製造方法は、水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水とを含有させたものを加熱しながら、1重量%水溶液の480nmにおける吸光度を測定し、前記吸光度が0.03~1.2になるように調整する工程Aと、固形分を50~90%に調整する工程Bと、を備える。ここで、工程Aでの吸光度の調整は、加熱工程時に吸光度を測定し、目的とする吸光度になるような加熱終点まで加熱することで行った。工程Bでの固形分の調整は、固形分を加熱後、加水することで行った。また、固形分50%未満であると常温で日持ちが難しく、90%を超えると粘度が固くなりすぎて使いにくいからである。
また、工程Aでの加熱温度は110~180℃の範囲である。110℃未満であるとコクが出るのに時間がかかりすぎて現実的でなく、180℃を超えると焦げてくるので、製造のコントロールができないからである。また、加熱時間は110~180℃の温度下では少なくとも1時間以上加熱する必要があり、120~150℃の温度下で1~10時間加熱する必要がある。
そして、水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水を含有させ、これを前記条件下で加熱し、それにより製造した食物繊維加熱品を、乳飲料などの食品に添加し、その食品の風味について、水溶性食物繊維を加えていない従来品の風味との比較を行った。
(比較1)
水溶性食物繊維加熱品は、水溶性食物繊維(例えば、難消化性グルカン)に水を加え、さらに塩酸を加えて開放釜に入れて加熱して温度を110℃まで上げた後、1時間保持、120℃まで上げた後、1時間保持、2時間保持したもの(実施例1、実施例2、実施例3)と、130℃まで上げた後、2時間保持したもの(実施例4)である。
これらの食物繊維加熱品を、糖質50%オフの乳飲料に0.5%添加して、従来品の風味との違いを確認した。その結果を表1に示す。
Figure 0007152744000001
(比較2)
糖質50%オフのキャンディに1%添加して、従来品の風味との違いを確認した。その結果を表2に示す。
Figure 0007152744000002
(比較3)
次に、食物繊維加工品の吸光度について検討を行った。
この検討に用いた食物繊維加工品は、水溶性食物繊維を開放釜に入れて加熱して温度を110℃以上の所定温度に上げ、所定時間加熱を続けた後、1重量%水溶液の吸光度が異なるように製造した。
実施例11~18の所定温度、所定時間、吸光度は次の表3に示す通りである。
Figure 0007152744000003
そして、これらの食物繊維加工品(実施例11~19)を糖類不使用の乳飲料と糖類不使用キャンディに添加して、従来品のコクとの違いを確認した。キャンディの原料を加熱後、冷却後に食物繊維加工品を添加した。但し、加熱前に添加しても構わない。
結果は次の通りである。下記表4は、吸光度の異なる実施例11~19をそれぞれ糖類不使用の乳飲料に添加したコクの結果である。下記表5は、これらをそれぞれ糖類不使用キャンディに添加した結果である。下記表4と表5の数値は、20人のパネラーでコクを1~10の10段階で評価した荷重平均であり、小数点以下は四捨五入している。
Figure 0007152744000004
Figure 0007152744000005
これらの結果より、1重量%水溶液の480nmにおける吸光度が0.03~1.2の場合に、コクが強く効果的であり、0.09~0.94付近で最も効果的であることがわかった。なお、1.00以上の場合はコクが強いが、苦味が強くなり、風味を損ねる場合がある。

(比較4)
糖質50%オフのソースに1%添加して、従来品の風味との違いを確認した。その結果を表6に示す。
Figure 0007152744000006
(比較5)
糖質20%オフの生姜焼きに添加して、従来品の風味との違いを確認した。その結果を表7に示す。
Figure 0007152744000007
(比較6)
糖質40%オフのグラノーラに0.5%添加して、従来品の風味との違いを確認した。その結果を表8に示す。
Figure 0007152744000008
食物繊維加工品を、食品原料に添加する場合には、食物繊維加工品を、食品原料に対して0.1~2.0重量%の割合で配合されていることが望ましい。0.1重量%未満であると添加効果が少なくなり、2.0重量%を超えると添加された食品が苦くなりすぎるからである。このことを確認するために、実施例4の食物繊維加工品を糖質50%オフ乳飲料、糖質50%オフキャンディ、糖質50%オフのソース、糖質20%オフの生姜焼き、糖質40%オフのグラノーラに添加したもので、食物繊維加工品の添加量を変えた。その結果を表9に示す。
Figure 0007152744000009
(その他の実施形態)
以上のとおり、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、本実施形態では、一例として水溶性食物繊維として難消化性グルカンを使用したが、その他の水溶性食物繊維(例えば、難消化性デキストリン、ポリデキストロースなど)を用いてもよい。
なお、食物繊維加工品は食物繊維の他、幾らかの糖類も含有している。糖類オフ食品や糖類ゼロ食品などの強調表示においては使用するにあたり注意が必要である。糖類オフ食品や糖類ゼロ食品はそれぞれ糖類が食品100gあたり5g以下(一般に飲用の液体では100mlあたり2.5g以下)、食品100gあたり0.5g以下(一般に飲用の液体では100mlあたり0.5g以下)というように基準値を定められているため、表示にあたっては定義に入るように使用量を調整する必要があるのはいうまでもない。

Claims (4)

  1. 水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水を含有させ、これを加熱してなる食物繊維加工品であって、
    1重量%水溶液の480nmにおける吸光度が0.03~1.2であり、
    乾燥により水分が飛ばされ、粉末状である、ことを特徴とする、食物繊維加工品。
  2. 水溶性食物繊維または水溶性食物繊維と水とを含有させたものを加熱しながら、1重量%水溶液の480nmにおける吸光度を測定し、前記吸光度が0.03~1.2になるように調整する工程Aと、固形分を50~90%に調整する工程Bと、を備えることを特徴とする食物繊維加工品の製造方法。
  3. 前記工程Aは、前記吸光度を0.09~0.94に調整する工程である、請求項2記載の食物繊維加工品の製造方法。
  4. 前記加熱は、無機酸、有機酸、アルカリ性物質から選択される1種または2種以上の触媒条件下で行われる請求項2又は3に記載の食物繊維加工品の製造方法。
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