JP7151734B2 - チェーン式搬送コンベヤ - Google Patents
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Description
上記課題を解決するチェーン式搬送コンベヤは、内面が底面と天井面と左右の側面とを含んで構成されたケースと、前記ケース内を前記底面に沿う経路部を含む周回経路に沿って周回移動する無端状のチェーンと、前記チェーンに取り付けられた状態で前記チェーンの周回移動に伴い前記経路部を移動するときに被搬送物を前記底面に沿って押しながら搬送する押し板と、前記ケースの前記内面のうち前記底面以外の面に対して当該面に付着している前記被搬送物のダストを除去可能とする空気を噴射する空気噴射部と、を備えている。
上記チェーン式搬送コンベヤにおいて、前記ケースには、当該ケース内から前記ダストを排出可能とさせるダスト排出部が設けられ、前記空気噴射部は、前記空気が前記底面以外の面に吹き付けられた後に前記ダスト排出部が位置する方向に向けて流れるように、前記空気の噴射方向が設定されていることが好ましい。
さて、図4に示すように、ケース12の左側の側面19に設けられた複数の左側の空気噴射部39と、ケース12の右側の側面20に設けられた複数の右側の空気噴射部40とが、全て同時に各々の噴射口43,44から空気を噴射した場合には、次のようになる。例えば、左側の空気噴射部39から噴射された空気は、図4に矢印で示すように、ケース12内の天井面である仕切り板21の下面22における左右方向の中央部に対して前方の斜め下方且つ斜め左側となる位置から吹き付けられた後、その下面22から下流側となる後側へ斜め右側に流れて右側の側面20に至る。
(1)ケース12の長さ方向に沿う内面のうちケース12内をチェーン24の押し板28により押されて搬送される被搬送物Wが摺動する底面17以外の内面である左右の側面19,20及び天井面の一例である仕切り板21の下面22に空気噴射部39,40から空気が噴射される。そのため、ケース12内の天井面である仕切り板21の下面22や側面19,20に被搬送物Wの搬送時にケース12内で舞い上がったダスト45が付着している場合でも、そうしたダスト45は空気噴射部39,40から噴射した空気により除去される。したがって、ケース12の内面のうちケース12内をチェーン24の押し板28により押されて搬送される被搬送物Wが摺動しない面領域に付着しているダスト45を手作業によらずに容易に除去できる。
・空気噴射部39,40は、ケース12の天井面18及び同じく天井面の一例である仕切り板21の下面22に、上側経路部31や下側経路部30が延びる方向に間隔をおいた複数箇所ごとに設けられる構成でもよい。この場合、空気噴射部39,40から噴射された空気は、天井面18や仕切り板21の下面に対しては前方の斜め下方となる位置から吹き付けられ、側面19,20に対して前方の斜め上方且つ斜め側方となる位置から吹き付けられることが好ましい。
・上記実施形態において、その下面22が下側経路部30の天井面を構成する仕切り板21を省略し、その代わりに、チェーン24が上側経路部31を移動するときに走行するレール部材を、ケース12内の上下方向の中間となる位置に設けてもよい。この場合は、ケース12の長さ方向に沿う内面における天井面が、ケース12の上壁部12aの内面で構成される天井面18だけとなる。そのため、上記実施形態で、ケース12内の仕切り板21よりも下側の内部空間に空気を噴射する構成の下側の空気噴射部39,40は、省略してもよい。
Claims (4)
- 内面が底面と天井面と左右の側面とを含んで構成されたケースと、
前記ケース内を前記底面に沿う経路部を含む周回経路に沿って周回移動する無端状のチェーンと、
前記チェーンに取り付けられた状態で前記チェーンの周回移動に伴い前記経路部を移動するときに被搬送物を前記底面に沿って押しながら搬送する押し板と、
前記ケースの前記内面のうち前記底面以外の面に対して当該面に付着している前記被搬送物のダストを除去可能とする空気を噴射する空気噴射部と、
を備え、
前記空気噴射部は、前記空気が前記天井面に対して斜め方向から吹き付けられた後に当該天井面から前記側面に向けて流れ、又は、前記空気が前記側面に対して斜め方向から吹き付けられた後に当該側面から前記天井面に向けて流れ、前記経路部が延びる方向において前記空気が前記ケース内を下流側となる一定の方向に向けて流れることによって前記ダストを下流側へ吹き飛ばすように、前記空気の噴射方向が設定されていることを特徴とするチェーン式搬送コンベヤ。 - 前記ケースには、当該ケース内から前記ダストを排出可能とさせるダスト排出部が設けられ、前記空気噴射部は、前記空気が前記天井面又は前記側面に吹き付けられた後に前記ダスト排出部が位置する方向に向けて流れるように、前記空気の噴射方向が設定されていることを特徴とする請求項1に記載のチェーン式搬送コンベヤ。
- 内面が底面と天井面と左右の側面とを含んで構成されたケースと、
前記ケース内を前記底面に沿う経路部を含む周回経路に沿って周回移動する無端状のチェーンと、
前記チェーンに取り付けられた状態で前記チェーンの周回移動に伴い前記経路部を移動するときに被搬送物を前記底面に沿って押しながら搬送する押し板と、
前記ケースの前記内面のうち前記底面以外の面に対して当該面に付着している前記被搬送物のダストを除去可能とする空気を噴射する空気噴射部と、
を備え、
前記ケースには、当該ケース内から前記ダストを排出可能とさせるダスト排出部が設けられ、
前記空気噴射部は、前記ケース内の前記経路部において前記ダスト排出部が位置する側を前後方向での後側としたとき、前記空気が前記天井面に対して前記ケース内での前方で斜め下方且つ斜め側方となる位置から前後方向とも左右方向とも上下方向とも交差する斜め方向から吹き付けられた後に前記ケース内を前記経路部が延びる方向において前記ダスト排出部が位置する方向であって下流側となる一定の方向に向けて流れることによって前記ダストを下流側へ吹き飛ばすように、前記空気の噴射方向が設定されていることを特徴とするチェーン式搬送コンベヤ。 - 内面が底面と天井面と左右の側面とを含んで構成されたケースと、
前記ケース内を前記底面に沿う経路部を含む周回経路に沿って周回移動する無端状のチェーンと、
前記チェーンに取り付けられた状態で前記チェーンの周回移動に伴い前記経路部を移動するときに被搬送物を前記底面に沿って押しながら搬送する押し板と、
前記ケースの前記内面のうち前記底面以外の面に対して当該面に付着している
前記被搬送物のダストを除去可能とする空気を噴射する空気噴射部と、
を備え、
前記空気噴射部は、左側の前記側面及び右側の前記側面における前記経路部が延びる方向に間隔をおいた複数箇所ごとに設けられ、左側の前記側面に設けられた複数の前記空気噴射部と右側の前記側面に設けられた複数の前記空気噴射部とが前記経路部が延びる方向において交互に位置するように設けられ、前記経路部が延びる方向において前記空気が前記ケース内を下流側となる一定の方向に向けて流れることによって前記ダストを下流側へ吹き飛ばすように、前記空気の噴射方向が設定されていることを特徴とするチェーン式搬送コンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020013493A JP7151734B2 (ja) | 2020-01-30 | 2020-01-30 | チェーン式搬送コンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020013493A JP7151734B2 (ja) | 2020-01-30 | 2020-01-30 | チェーン式搬送コンベヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021120307A JP2021120307A (ja) | 2021-08-19 |
JP7151734B2 true JP7151734B2 (ja) | 2022-10-12 |
Family
ID=77270199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020013493A Active JP7151734B2 (ja) | 2020-01-30 | 2020-01-30 | チェーン式搬送コンベヤ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7151734B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002154633A (ja) | 2000-11-15 | 2002-05-28 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 連続式アンローダ用コンベア洗浄装置 |
JP2005273968A (ja) | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Nikko Kankyo Kk | 溶融ダストの付着防止方法 |
JP2007062992A (ja) | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Pacific Grain Terminal Ltd | ケースコンベア内のクリーニング装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6226318U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-18 |
-
2020
- 2020-01-30 JP JP2020013493A patent/JP7151734B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007062992A (ja) | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Pacific Grain Terminal Ltd | ケースコンベア内のクリーニング装置 |
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JP2021120307A (ja) | 2021-08-19 |
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