JP7151346B2 - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
画像形成を行う前に、画像形成後の画像(プレビュー画像)を予測し、表示することでプレビューを行うことができる画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置として、複数の画像形成装置の装置毎の特性情報に基づいて、画像形成装置毎にプレビュー画像を生成し、一覧として表示させる装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、画像形成装置の特性情報に基づくプレビュー画像と元の画像の色の差を算出し、色の差が閾値以上となる領域を特定しつつ、プレビュー画像を表示する装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記の装置では、用紙等の記録媒体の枚数やステープル針の数、メモリ容量等の画像形成時に使用される資源の情報が考慮されていない。そのため画像形成の際にこれらの資源が不足した場合に、実際に画像形成された用紙とプレビューとの間で、画像形成装置から排紙される用紙の搬送方向に対する向きが異なる等の相違が生じ、適切なプレビューを行えない場合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、画像形成の際に資源が不足する場合にも、適切なプレビューを行うことを課題とする。
開示の技術の一態様に係る画像形成装置は、画像データに基づいて記録媒体に画像形成する画像形成装置であって、画像形成条件情報を取得する画像形成条件取得部と、前記画像データを入力する画像入力部と、画像形成に用いる資源の残量情報を取得する残量取得部と、前記画像データと、前記画像形成条件情報と、前記残量情報と、に基づいて、処理の実行前に前記資源が足りるか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に応じて、前記処理の実行後の前記画像形成装置の状態を予測する予測部と、予測された前記状態を示す状態情報を表示する表示部と、前記画像形成装置により画像形成された前記記録媒体が排出される排紙トレイと、前記判定結果に応じて生成した、ユーザに前記画像形成装置の動作を選択させる選択画面を前記表示部に表示させる選択画面生成部と、を有し、 前記予測部は、前記判定結果と、選択された前記動作と、に応じて、前記状態を予測し、 前記表示部は、選択された前記動作ごとにおいて、前記排紙トレイを側方から見た模式図と、排紙された前記記録媒体と前記排紙トレイとを上方から見た模式図と、を含む画面を表示可能である
本発明の実施形態によれば、画像形成の際に資源が不足する場合にも、適切なプレビューを行うことができる。
実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の状態情報の表示画面の一例を説明する図であり、(a)は画像形成装置の側面図であり、(b)は画像形成装置の状態情報の表示画面を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の判定部及び修正条件取得部の機能の一例を説明する図であり、(a)は縦送りの状態の表示画面を示す図であり、(b)は横送りの状態の表示画面を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置による処理の一例を示すフローチャートである。 比較例に係るプレビュー画像を説明する図であり、(a)は画像形成装置から実際に排紙される用紙の向きを示す図であり、(b)はプレビュー画像の表示画面を示す図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置の状態情報の表示画面の一例を説明する図であり、(a)は選択画面の一例を示す図であり、(b)は第1の動作に応じた画像形成装置の状態情報の表示画面の一例を説明する図であり、(c)は第2の動作に応じた画像形成装置の状態情報の表示画面の一例を説明する図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置による処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
実施形態では、記録媒体の一例である用紙に、電子写真方式で画像形成する画像形成装置を例に説明するが、画像形成装置はインク等の液体吐出方式のものであってもよい。
また実施形態における用語では、「画像形成」と「印刷」は同義語であるとする。
<画像形成装置のハードウェア構成>
実施形態に係る画像形成装置は、図1に示すハードウェア構成により実現される。図1は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、制御装置10と、操作パネル11と、スキャナ12と、プリンタ13と、通信I/F(Inter/Face)14と、1次記憶装置15と、2次記憶装置16と、トナー残量センサ17と、用紙残量センサ18とを有する。
制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103とを有し、それぞれが図示を省略するシステムバスで相互に電気的に接続されている。
RAM102はプログラムやデータを一時保持する。ROM103は各種プログラムやデータ、各種の設定情報等を格納している。CPU101はROM103等からプログラムやデータ、設定情報等をRAM102上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置100全体の制御や機能を実現する。
操作パネル11はユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、画像形成装置100の動作状況を示す情報、設定状態等を示す情報等)を表示する表示操作装置の1つである。
この例では、操作パネル11は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD;Liquid Crystal Display)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro luminescence)表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。尚、上記タッチパネルにおけるタッチは、「操作」の一例である。
また操作パネル11は、後述するように、画像形成等の実行の処理の実行後の画像形成装置100の状態を表示する表示部の機能を実現することができる。尚、操作パネル11は、「表示部」の一例であり、画像形成等の実行は、「処理」の一例である。
スキャナ12は原稿から画像データを読み取るための読取装置である。プリンタ13は、画像データに基づき、用紙に画像形成(印刷)するための印刷装置である。
通信I/F14は、画像形成装置100をネットワークに接続するインタフェースである。これにより、画像形成装置100は通信I/F14を介してデータ通信を行うことができる。
1次記憶装置15及び2次記憶装置16は、それぞれ画像等のデータを格納する。1次記憶装置15はSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等により実現され、2次記憶装置16はHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等により実現される。
トナー残量センサ17は、画像形成に用いられるトナーの残量を検出するためのセンサである。画像形成装置100が画像形成に複数の色のトナーを用いる場合は、トナー残量センサ17は色毎のトナー容器に対して設けられ、色毎にトナーの残量が検出される。
用紙残量センサ18は、用紙の残量(残り枚数)を検出するためのセンサである。画像形成装置100が複数の種類の用紙に画像形成したり、用紙の搬送方向に対して用紙の向きを変えて(縦送り、横送り等)画像形成したりする場合は、用紙は種類毎、又は向き毎に異なる給紙カセットに収容される。用紙残量センサ18は、このような給紙カセット毎に設けられ、給紙カセット毎で用紙の残量が検出される。
<画像形成装置のソフトウェア構成>
次に実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成について説明する。図2は実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置100は、アプリ層21と、サービス層22と、ハンドラ層23とを有する。
アプリ層21、サービス層22及びハンドラ層23の実体は、ROM103や2次記憶装置16等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU101が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。ハード層24は画像形成装置100が備えるハードウェア資源を示している。サービス層22、ハンドラ層23及びハード層24は、まとめてプラットフォームと称される。
アプリ層21のソフトウェアは、ハード層24に属するハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。操作パネル11を介してユーザから指示、又は設定の要求を受け、プラットフォームに要求を行う事でアプリケーションの機能を実現する。
アプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャン機能を提供するためのスキャンアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリント機能を提供するためのプリントアプリ等が挙げられる。
サービス層22のソフトウェアは、アプリ層21とハンドラ層23との間に介在し、アプリに対し、画像形成装置100が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層22が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプリンタによる印刷等の要求等が挙げられる。サービス層22のインタフェース機能は、WebAPI(Web Application Programming Interface)等で提供される。
ハンドラ層23のソフトウェアは、画像形成装置100が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェアである。サービス層22のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、ハンドラ層23が解釈可能なコマンドに変換してハンドラ層23に渡す。そして、ハンドラ層23のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
ハンドラ層23のソフトウェアにより実行される動作としては、1次記憶装置15のデータ格納及び/又はデータ取り出しの制御や、2次記憶装置16のデータ格納及び/又はデータ取り出しの制御、スキャナ12の制御、プリンタ13の制御等である。
[第1の実施形態]
<第1の実施形態に係る画像形成装置の機能構成>
第1の実施形態に係る画像形成装置100は、図3に示す機能ブロック等により実現される。図3は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。
尚、以下の機能ブロック図に示される各機能ブロックは概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。各機能ブロックの全部又は一部を、任意の単位で機能的又は物理的に分散・結合して構成することが可能である。
図3に示すように、画像形成装置100は、画像形成条件取得部31と、画像入力部32と、残量取得部33と、判定部34と、修正条件取得部35と、予測部36と、表示部37と、画像形成部38とを有する。
画像形成条件取得部31は、ユーザが操作パネル11を介して入力した画像形成装置100による画像形成条件の情報を取得する。或いは画像形成条件取得部31は、ユーザが予め設定し、2次記憶装置16等に記憶させた条件ファイルを読み込んで画像形成条件情報を取得してもよい。画像形成条件取得部31は、取得した画像形成条件情報を判定部34に出力する。
画像形成条件の項目として、画像形成を行う用紙数(頁数)、縦・横等の搬送方向に対する用紙の向き、カラー・モノクロ等の印刷の色、2頁を1頁に集約・4頁を1頁に集約等の集約条件、片面・両面等の画像形成面、ステープル・パンチ・ソート等の後処理方法等が挙げられる。
より詳しくは、例えばコピーを行う場合、画像形成条件情報は、「色設定」「原稿・転写紙サイズ」「仕上げ設定」「編集設定」「集約設定」「変倍設定」等である。
画像入力部32は、画像形成を行う元となる画像データ(電子データ)を入力し、入力した画像データを判定部34及び画像形成部38に出力する。画像入力部32の機能は、スキャナ12が原稿から画像データを読み取ることにより実現される。スキャナ12が読み取る原稿は、画像形成装置100の備えるコンタクトガラスに手動で載置されてもよいし、自動給紙装置(ADF;Auto Document Feeder)により自動で載置されてもよい。
但し、画像入力部32の機能はスキャナ12に限定されず、画像データの電子ファイルを、通信I/F14を介してPC(Personal Computer)等の外部装置から入力したり、USB(Universal Serial Bus)I/Fを介してデジタルカメラやUSBメモリ等の外部機器から入力したりすることで実現されてもよい。
残量取得部33は、トナー残量取得部331と、用紙残量取得部332とを有し、用紙やトナー等の資源の残量情報を取得して判定部34及び修正条件取得部35に出力する。トナー残量取得部331の機能は、トナー残量センサ17等により実現することができ、用紙残量取得部332の機能は、用紙残量センサ18等により実現することができる。
判定部34は、入力した画像データと、画像形成条件情報と、残量情報とに基づいて、画像形成を実行する前に、画像形成の際に用紙やトナー等の資源が足りるか否かを判定し、判定結果を修正条件取得部35と、予測部36とに出力する。
修正条件取得部35は、画像形成の際に用紙やトナー等の資源が不足すると判定部34が判定した場合に、資源が不足しないように画像形成条件を修正し、修正された画像形成条件を示す修正条件情報を取得して予測部36に出力する。画像形成条件の修正としては、画像形成を行う用紙数を減らす修正、搬送方向に対する用紙の向きを縦から横にする修正、用紙に画像形成する面を片面から両面にする修正、カラー印刷をモノクロ印刷にする修正、後処理をステープル処理からパンチ処理にする修正等が挙げられる。尚、修正条件取得部35が不足する資源を操作パネル11に表示してユーザに通知し、資源が不足しないための画像形成条件の修正をユーザが行って入力するようにしてもよい。
より詳しくは、修正条件情報には、大量に印刷を行う場合であって、指定した給紙カセットに用紙がなくなり途中から他の給紙カセット(排紙時に用紙の向きが異なる)から給紙される場合に、何枚目で他の給紙カセットからの給紙に変わり、排紙時に用紙の向きが変わるかの情報が含まれる。
また、修正条件情報には、大量に印刷を行う場合に、何枚目でトナーがなくなり印刷を行えなくなるかの情報が含まれる。
さらに、印刷した用紙をソートする場合であって、画像形成装置100でソート可能な用紙の上限枚数が規定されている場合に、上限枚数を超えると、排紙トレイが切り替わる等して出力が変わる場合がある。このような場合に、修正条件情報には、印刷した用紙の枚数が何枚目で上限枚数に到達して出力が変わるかの情報が含まれる。
例えば、上限枚数が100枚であり、原稿枚数が150枚の印刷物を2部印刷する場合、原稿の1~100枚が2部印刷され、101~150枚が2部印刷される等である。
また、修正条件情報には、大量にスキャンする場合であって、記憶部39の記憶容量の残量が足りなくなった場合(メモリフルの場合)に、何枚目でメモリフルになり、スキャンした画像データを送信できなくなるかの情報が含まれる。
予測部36は、判定結果に応じて、画像形成の実行等の処理の実行後の画像形成装置の状態を予測し、予測した状態を示す状態情報を表示部37に出力する。画像形成の際に資源が不足すると判定部34が判定し、資源が不足しないように修正条件取得部35が画像形成条件を修正した場合、予測部36は修正された画像形成条件に基づき、画像形成実行後の画像形成装置の状態を予測する。
修正条件取得部35による画像形成条件の修正機能と、画像形成実行後の画像形成装置の状態については、図4及び図5を用いて別途詳述する。
表示部37は画像形成の実行等の処理の実行後の画像形成装置の状態を示す情報を表示し、ユーザに視認させる。表示部37は、操作パネル11等により実現することができる。
画像形成部38は、操作パネル11の印刷開始ボタンをタッチする等のユーザの操作に応じて、画像データに基づいて用紙に画像形成する。
ここで、画像形成実行後の画像形成装置100の状態について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、本実施形態に係る画像形成装置の状態情報を表示する画面の一例を説明する図であり、(a)は画像形成装置の側面図であり、(b)は画像形成装置の状態情報の表示画面を示す図である。
図4(a)において、画像形成装置100の上方にはスキャナ12が設けられ、画像形成装置100の手前側の側面パネルには、側面パネルに埋め込まれるようにして操作パネル11が設けられている。また画像形成装置100の下方には、用紙を複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット41及び42が設けられている。
給紙カセット41には、A4判の用紙が、短辺が用紙搬送方向に対して垂直に位置している状態である「縦送り」状態で収容されている。この状態は一般に「SEF(Short Edge Feed)」と称される場合がある。
一方、給紙カセット42には、A4判の用紙が、長辺が用紙搬送方向に対して垂直に位置している状態である「横送り」状態で収容されている。この状態は一般に「LEF(Long Edge Feed)」と称される場合がある。
給紙カセット41及び42には、それぞれ用紙残量センサ18が設けられており、用紙の残量を示す検出値が判定部34に出力される。尚、給紙カセット41及び42は、それぞれ「記録媒体収容部」の一例である。
図4及び図5に示す例では、給紙カセット41には1枚の用紙が収容され、給紙カセット42には多数の用紙が収容されているものとする。また給紙カセット41から給紙されたA4判の3枚(3頁)の用紙にそれぞれ画像形成を行うという画像形成条件が設定されているものとする。
図4(b)において、表示画面43は操作パネル11に表示される画面を示している。表示画面43は、状態表示部44と、表示頁切替部45と、頁リスト表示部46と、頁サムネール表示部47とを含んでいる。
状態表示部44は、予測部36により予測された画像形成実行後の画像形成装置100の状態情報を表示する部分であり、画像形成される用紙(頁)毎での画像形成装置100の状態を示すことができる。ここで画像形成装置の状態情報とは、画像形成装置100が画像形成後に排紙する用紙の搬送方向に対する向きの情報、用紙が排紙される画像形成装置100の箇所(排紙トレイ)の情報、A3判・A4判等の用紙の大きさの情報等である。
状態表示部44は、画像形成装置100の模式図441を含み、模式図441は画像形成後に用紙が排紙される画像形成装置100の箇所を示すことができる。図4(b)の例では、模式図441は、排紙トレイ442を一点鎖線で囲って表示し、画像形成された用紙が排紙トレイ442から排紙されることを示している。
排紙トレイの上面拡大図443は、排紙トレイを上方からみた図であり、搬送方向に対する用紙の向き及び画像形成された用紙の面の情報を示すことができる。図4(b)の例では、用紙444は矢印445で示される搬送方向に対して「縦送り」の状態で排紙され、用紙の下方の面が画像形成面であることが示されている。
表示頁切替部45は、状態表示部44に表示される用紙(頁)を切り替えるユーザインターフェースである。図4(b)の例では、表示頁切替部45に「1/3」が示され、1/3頁の画像形成実行後の画像形成装置100の状態が状態表示部44に表示されていることを示している。マーク451を1回タッチする等の操作をすることで2/3頁の画像形成実行後の画像形成装置100の状態を状態表示部44に表示させ、2回操作することで3/3頁の画像形成実行後の画像形成装置100の状態を状態表示部44に表示させることができる。
頁リスト表示部46は各頁の名称を一覧表示し、頁サムネール表示部47は各頁のサムネールを一覧表示する。
このようにして、予測部36は、頁毎の画像形成実行後の画像形成装置100の状態を予測し、表示部37は、予測された画像形成装置100の状態を表示することができる。
次に図5は、本実施形態に係る画像形成装置100の判定部34及び修正条件取得部35の機能の一例を説明する図であり、(a)は縦送りの状態の表示画面を示す図であり、(b)は横送りの状態の表示画面を示す図である。図5(a)及び(b)には、操作パネル11の表示画面43が示されており、表示画面43における各表示部の機能は、図4(b)で説明したものと同様である。
図5(a)では、状態表示部44には1/3頁の画像形成実行後の画像形成装置100の状態の情報が表示され、用紙444aは「縦送り」の状態で排紙されることを示している。ここで、上述したように給紙カセット41には用紙が1枚しか収容されていないため、2/3頁の画像形成では給紙カセット41から給紙することができない。
従って判定部34は、用紙残量取得部332の出力に基づき、2/3頁以降の画像形成では資源(給紙カセット41に収容された用紙)が足りないと判定し、判定結果を修正条件取得部35に出力する。修正条件取得部35は、用紙残量取得部332の出力に基づき、給紙カセット42から給紙すれば資源が不足しなくなると判断し、2/3頁以降の画像形成では給紙カセット42から給紙するように画像形成条件を修正する。そして修正された画像形成条件を示す修正条件情報を予測部36に出力する。
予測部36は給紙カセット42から給紙するように修正された画像形成条件に基づき、画像形成実行後の画像形成装置の状態を予測する。図5(b)の状態表示部44は、2/3頁の画像形成実行後の画像形成装置100の状態情報を表示し、用紙444bは「横送り」の状態で排紙されることを示している。
このように判定部34は、給紙カセット41の用紙の残量情報に基づき、2/3頁以降の画像形成処理では資源が足りないことを判定することができる。また修正条件取得部35は2/3頁以降の画像形成で資源が不足しないように、給紙カセット42から給紙するように画像形成条件を修正することができる。
<第1の実施形態に係る画像形成装置の動作>
本実施形態に係る画像形成装置100の動作の一例を、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る画像形成装置100による処理の一例を示すフローチャートである。
先ず、ステップS61において、画像形成条件取得部31は、ユーザが操作パネル11を介して入力した画像形成装置100による画像形成条件の情報を取得し、取得した画像形成条件情報を判定部34に出力する。
続いて、ステップS62において、画像入力部32は、画像形成を行う元となる画像データを入力し、入力した画像データを判定部34及び画像形成部38に出力する。
続いて、ステップS63において、用紙残量取得部332は、用紙残量センサ18の出力に基づいて用紙の残量情報を取得し、残量取得部33は用紙の残量情報を判定部34及び修正条件取得部35に出力する。
続いて、ステップS64において、トナー残量取得部331は、トナー残量センサ17の出力に基づいてトナーの残量情報を取得し、残量取得部33はトナーの残量情報を判定部34及び修正条件取得部35に出力する。
尚、ステップS61~S64の処理の順番は適宜変更可能であり、またステップS61~S64の処理が並行して実行されてもよい。
続いて、ステップS65において、判定部34は、入力した画像データと、画像形成条件情報と、残量情報とに基づいて、画像形成を実行する前に、用紙やトナー等の資源が足りるか否かを判定し、判定結果を修正条件取得部35と、予測部36とに出力する。
資源が不足すると判定部34が判定した場合(ステップS65、Yes)、ステップS66において、修正条件取得部35は、資源が不足しないように画像形成条件を修正し、修正条件情報を予測部36に出力する。一方、資源が不足しないと判定部34が判定した場合(ステップS65、No)、ステップS67に移行する。
続いて、ステップS67において、予測部36は、資源が不足すると判定部34が判定した場合は、修正された画像形成条件に基づき、画像形成実行後の画像形成装置100の状態を予測する。また予測部36は、資源が不足しないと判定部34が判定した場合は、ステップS61で取得された画像形成条件に基づき、画像形成実行後の画像形成装置100の状態を予測する。予測部36は予測した状態情報を表示部37に出力する。
続いて、ステップS68において、表示部37は画像形成実行後の画像形成装置100の状態情報を表示し、ユーザに視認させる。
続いて、ステップS69において、画像形成部38は、表示部37の表示情報の視認結果に基づくユーザの操作に応じて、入力した画像に問題があるかを判断する。
入力した画像に問題がある場合(ステップS69、Yes)、画像形成装置100は処理を終了する。一方、入力した画像に問題がない場合(ステップS69、No)、ステップS70において、画像形成部38は表示部37の表示情報の視認結果に基づくユーザの操作に応じて、画像形成条件に問題があるかを判断する。
画像形成条件に問題がある場合(ステップS70、Yes)、画像形成装置100はステップS61に戻り、ステップS61以降の処理を再度実行する。一方、画像形成条件に問題がない場合(ステップS70、No)、ステップS71において、画像形成部38は、操作パネル11の印刷開始ボタンをタッチする等のユーザの操作に応じて、画像データに基づいて用紙に画像形成する。
このようにして画像形成装置100は、画像形成の際に資源が不足する場合にも、資源が不足しないように修正された画像形成条件に基づき、画像形成が実行された後の画像形成装置100の状態情報を表示することができる。
<効果等>
ここで図7は、比較例に係るプレビュー画像を説明する図であり、(a)は画像形成装置から実際に排紙される用紙の向きを示す図であり、(b)はプレビュー画像の表示画面を示す図である。
図7(a)では、比較例に係る画像形成装置200の備えるスキャナ212で原稿が読み取られている。給紙カセット241には、A4判の用紙が、短辺が用紙搬送方向に対して垂直に位置している状態である「縦送り」状態で収容されている。また給紙カセット242には、A4判の用紙が、長辺が用紙搬送方向に対して垂直に位置している状態である「横送り」状態で収容されている。
給紙カセット241には多数の用紙が収容され、給紙カセット242には1枚の用紙が収容されているものとする。また給紙カセット242から給紙されたA4判の3枚(3頁)の用紙に、それぞれ画像形成を行うという画像形成条件が設定されているものとする。
図7(b)において、表示画面71はプレビュー画像表示部72を含み、プレビュー画像表示部72は、スキャナ212で読み取られた画像データに基づいて予測されたプレビュー画像73を表示している。給紙カセット242から給紙された用紙に画像形成するという画像形成条件が設定されているため、「横送り」状態でプレビュー画像が表示されている。
図7(a)において、1/3頁の画像形成ではプレビュー画像73と同様に「横送り」状態で用紙が排紙される。しかし給紙カセット242には1枚の用紙しかないため、2/3頁以降で、資源が不足しないように画像形成条件が修正されると、図7(a)に用紙243で示すように、給紙カセット241からの給紙による「縦送り」状態で用紙が排紙されることになる。
このように画像形成の際に用紙等の資源が不足した場合に、実際に画像形成された用紙とプレビューとの間で、画像形成装置200から排紙される用紙の向きに相違が生じる場合がある。
本実施形態に係る画像形成装置100は、画像形成の際に用紙等の資源が不足した場合にも、上述したように、画像形成実行後の画像形成装置100の予測した状態と実際の状態との間の相違をなくすことができる。これにより画像形成の際に用紙等の資源が不足した場合にも、適切なプレビューを行うことができる。
尚、上述では、画像形成装置100の状態情報として、搬送方向に対する用紙の向きを例に説明したが、これに限定されるものではない。画像形成条件では用紙の片面に画像形成する条件を設定したが、用紙の残量が不足して、用紙が不足しないように両面への画像形成に条件が修正されたとする。比較例によれば用紙の片面に画像形成されたプレビュー画像が表示されるが、実際には用紙の両面に画像形成された状態になって、両者で相違が生じる。これに対し、本実施形態によれば、画像形成実行後の画像形成装置100の状態として、用紙444の両面に画像形成された状態情報を表示画面43に表示する。そのため、上述したものと同様に、画像形成実行後の画像形成装置100の予測した状態と実際の状態との間の相違をなくすことができる。
また上述では、1/3頁までに排紙される用紙の向きに対し、2/3頁以降で排紙される用紙の向きが変更される例を示した。このように本実施形態では、用紙への画像形成の開始後、排紙される用紙の向きが変更されるまでの用紙の数(枚数)の情報が、画像形成実行後の画像形成装置の状態を示す情報に含まれている。これにより何頁から画像形成装置100の状態が変更されるかをより適切にプレビューすることができる。尚、上述のような用紙の数(枚数)の情報は、「前記記録媒体の数の情報」の一例である。
さらに本実施形態では、「処理」の一例として画像形成を実行する例を説明したが、ステープル・パンチ等の後処理を実行してもよい。具体的には、画像形成装置100は、画像形成された複数の用紙をステープル(針)で綴じる綴じ部と、ステープルを収容する針収容部とを有し、残量情報には、針収容部が収容する針の残量が含まれる。
例えば5部の冊子を製作しようとしたが、3つのステープルしか残っていないことが検出された場合に、針が不足しないように4/5部以降はパンチによる後処理を実行するように画像形成条件が修正されたとする。この場合には、後処理実行後の画像形成装置100の状態として、3/5部まではステープルにより綴じた冊子の情報を表示し、4/5部以降はパンチ孔を空けた用紙の束の情報を表示画面43に表示する。これにより、後処理実行後の画像形成装置100の予測した状態と実際の状態との間の相違をなくすことができ、より適切にプレビューすることが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る画像形成装置の一例を説明する。尚、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する。
<第2の実施形態に係る画像形成装置の機能構成>
図8は、本実施形態に係る画像形成装置100aの構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。図8に示すように、画像形成装置100aは、残量取得部33aと、判定部34aと、予測部36aと、記憶部39と、選択画面生成部40とを有する。また残量取得部33aは、記憶容量残量取得部333を有する。
記憶容量残量取得部333は、記憶部39の記憶容量の残量情報を取得し、残量取得部33aは、記憶部39の記憶容量の残量情報を判定部34a及び選択画面生成部40に出力する。記憶容量残量取得部333は、2次記憶装置16の備える記憶容量の残量検出機能等により実現することができる。
判定部34aは、入力した画像データと、画像形成条件情報と、残量情報とに基づいて、画像形成を実行する前に、画像形成の際に用紙やトナー等の資源が足りるか否かを判定する。そして判定結果を予測部36aと、選択画面生成部40に出力する。
選択画面生成部40は、判定部34aによる判定結果に応じて生成した、ユーザに画像形成装置100aの動作を選択させるための選択画面を表示部37に表示させる。またユーザが選択した動作を示す情報を取得し、予測部36aに出力する。
予測部36aは、判定部34aによる判定結果と、選択画面生成部40が取得した動作を示す情報に応じて、画像形成実行後の画像形成装置100aの状態を予測し、予測した状態情報を表示部37に出力する。
記憶部39は、スキャナ12が読み取った画像データや、通信I/F14を介して取得した画像データを格納する。画像形成装置100は、記憶部39に格納した画像データを適宜取り出して、取り出した画像データに基づいて画像形成を実行することができる。記憶部39の機能は、2次記憶装置16等により実現することができる。
<第2の実施形態に係る画像形成装置の動作>
本実施形態に係る画像形成装置100aの動作を、図9及び図10を参照して説明する。
先ず図9は、本実施形態に係る画像形成装置100aの状態情報の表示画面の一例を説明する図であり、(a)は選択画面生成部40が生成した選択画面の一例を示す図である。また図9(b)は第1の動作に応じた画像形成装置の状態情報の表示画面の一例を説明する図であり、(c)は第2の動作に応じた画像形成装置の状態情報の表示画面の一例を説明する図である。
図9は、記憶部39の記憶容量の残量が足りなくなった場合(メモリフルの場合)に、選択可能な動作と、選択された動作を実行後の画像形成装置100aの状態情報の表示画面の一例を示している。
図9(a)において、選択画面90は、選択画面生成部40が生成し、表示部37に表示される画面を示している。選択画面90は、通知部91と、第1動作実行ボタン92と、第1動作プレビュー表示ボタン92aと、第2動作実行ボタン93と、第2動作プレビュー表示ボタン93aとを含んでいる。
通知部91は、記憶部39の記憶容量の残量が足りなくなった旨と、選択可能な動作の説明とを表示する部分である。
第1動作実行ボタン92は、選択可能な第1の動作である「メモリ消去」を実行させるためのボタンである。第1動作プレビュー表示ボタン92aは、第1動作実行ボタン92が操作された場合に、「メモリ消去」を実行後の画像形成装置100aの状態情報を表示部37に表示させるためのボタンである。
第2動作実行ボタン93は、選択可能な第2の動作である「印刷(画像形成)」を実行させるためのボタンである。第2動作プレビュー表示ボタン93aは、第2動作実行ボタン93が操作された場合に、「印刷」を実行後の画像形成装置100aの状態情報を表示部37に表示させるためのボタンである。
図9(b)は、第1動作プレビュー表示ボタン92aが操作された場合に、表示部37に表示される表示画面94を示し、表示画面94は第1の動作である「メモリ消去」を実行後の画像形成装置100aの状態情報を示している。画像形成装置100aが「メモリ消去」を実行すると記憶部39に記憶された画像データが全て消去され、用紙への画像形成は行われない。そのため、図9(b)の表示画面94では、通知部95に、用紙への画像形成が行われないことを示す「出力0枚」が表示されている。
一方、図9(c)は、第2動作プレビュー表示ボタン93aが操作された場合に、表示部37に表示される表示画面96を示し、表示画面96は第2の動作である「印刷」を実行後の画像形成装置100aの状態情報を示している。画像形成装置100aが「印刷」を実行すると、記憶部39の記憶容量の残量で記憶可能な範囲で画像データに基づき画像形成が行われ、記憶できない画像データについては画像形成が行われない。
そのため、表示頁切替部98により1/3頁の画像形成実行後の画像形成装置100aの状態を表示させた場合は、用紙97が排紙される状態情報が表示されるが、2/3頁以降の画像形成実行後の画像形成装置100aの状態情報を表示させた場合は、用紙97は表示されない。
このように画像形成装置100aでは、記憶部39の記憶容量の残量が足りなくなった場合に、選択された動作に応じて予測部36aが予測した、処理の実行後の画像形成装置100aの状態情報を表示部37に表示することができる。
次に、図10は、本実施形態に係る画像形成装置100aによる処理の一例を示すフローチャートである。ステップS101~S102の処理は、図6のステップS61~S62の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS103において、用紙残量取得部332は、用紙残量センサ18の出力に基づいて用紙の残量情報を取得し、残量取得部33aは、用紙の残量情報を判定部34a及び選択画面生成部40に出力する。
続いて、ステップS104において、トナー残量取得部331は、トナー残量センサ17の出力に基づいてトナーの残量情報を取得し、残量取得部33aは、トナーの残量情報を判定部34a及び選択画面生成部40に出力する。
続いて、ステップS105において、記憶容量残量取得部333は、記憶容量の残量を示す2次記憶装置16の出力に基づいて記憶容量の残量情報を取得し、残量取得部33aは、用紙の残量情報を判定部34a及び選択画面生成部40に出力する。
尚、ステップS101~S105の処理の順番は適宜変更可能であり、またステップS101~S105の処理が並行して実行されてもよい。
続いて、ステップS106において、判定部34aは、入力した画像データと、画像形成条件情報と、残量情報とに基づいて、画像形成を実行する前に、画像形成の際に用紙やトナーや記憶容量等の資源が足りるか否かを判定し、判定結果を予測部36a及び選択画面生成部40に出力する。
資源が不足すると判定部34aが判定した場合(ステップS106、Yes)、ステップS107において、選択画面生成部40は、判定部34aによる判定結果に応じて生成した選択画面を表示部37に表示させる。
続いて、ステップS108において、選択画面生成部40は、動作のプレビューボタン(図9(a)の第1動作プレビュー表示ボタン92aや第2動作プレビュー表示ボタン93a等)が操作されたかを判定する。
選択画面生成部40が、動作のプレビューボタンが操作されたと判定した場合は(ステップS108、Yes)、ステップS109において、予測部36aは、選択された動作を実行後の画像形成装置100aの状態を予測し、予測した状態情報を表示部37に出力する。
続いて、ステップS110において、表示部37は選択された動作を実行後の画像形成装置100aの状態情報(図9(a)、又は(b)等)を表示し、ユーザに視認させる。その後、ステップS107に戻る。
一方、選択画面生成部40が、動作のプレビューボタンが操作されていないと判定した場合は(ステップS108、No)、ステップS111において、選択画面生成部40は、動作の実行ボタン(図9(a)の第1動作実行ボタン92や第2動作実行ボタン93等)が操作されたかを判定する。
選択画面生成部40が、動作の実行ボタンが操作されたと判定した場合は(ステップS111、Yes)、ステップS112において、画像形成装置100aは、選択された動作(図9(a)の「メモリ消去」、「印刷」等)を実行する。その後、ステップS117に移行する。
続いて、ステップS113において、予測部36aは、画像形成条件に基づき、画像形成実行後の画像形成装置100aの状態を予測する。予測部36aは予測した状態情報を表示部37に出力する。
ステップS114~S117の処理は、ステップS68~S71の処理と同様であるため、説明を省略する。
このようにして画像形成装置100aは、画像形成の際に資源が不足する場合に、画像形成装置100aの動作を選択させるための選択画面を表示し、選択された動作を実行後の画像形成装置100の状態情報を表示することができる。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、画像形成の際に資源が不足する場合に、ユーザは、選択された動作を実行後の画像形成装置100の状態を視認したうえで、画像形成装置100aの動作を選択することができる。このように、画像形成の際に資源が不足する場合にも、適切なプレビューを行うことができる。
尚、上述では記憶部39の記憶容量の残量が不足する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。用紙やトナー等の残量が不足した場合にも、これに応じた選択画面を表示部37に表示し、動作の実行後の画像形成装置100aの状態情報の表示等を行うことができる。
また、上述した以外の効果は第1の実施形態で説明したものと同様である。
以上、実施形態に係る画像形成装置について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
また実施形態は、画像形成方法も含む。例えば、画像形成方法は、画像データに基づいて画像形成する画像形成装置による画像形成方法であって、画像形成条件情報を取得する工程と、前記画像データを入力する工程と、画像形成に用いる資源の残量情報を取得する工程と、前記画像データと、前記画像形成条件情報と、前記残量情報と、に基づいて、処理の実行前に前記資源が足りるか否かを判定する工程と、前記判定結果に応じて、前記処理の実行後の前記画像形成装置の状態を予測する工程と、予測された前記状態を示す情報を表示する工程と、を含む。このような画像形成方法により、上述の画像形成装置と同様の効果を得ることができる。このような画像形成方法は、CPU、LSIなどの回路、ICカード又は単体のモジュール等によって、実現されてもよい。
さらに実施形態は、プログラムも含む。例えば、プログラムは、画像データに基づいて画像形成する画像形成装置で実行されるプログラムであって、画像形成条件情報を取得する手順と、前記画像データを入力する手順と、画像形成に用いる資源の残量情報を取得する手順と、前記画像データと、前記画像形成条件情報と、前記残量情報と、に基づいて、処理の実行前に前記資源が足りるか否かを判定する手順と、前記判定結果に応じて、前記処理の実行後の前記画像形成装置の状態を予測する手順と、予測された前記状態を示す情報を表示する手順と、を実行する。このようなプログラムにより、上述の画像形成装置と同様の効果を得ることができる。
10 制御装置
11 操作パネル
12 スキャナ
13 プリンタ
14 通信I/F
15 1次記憶装置
16 2次記憶装置
17 トナー残量センサ
18 用紙残量センサ
21 アプリ層
22 サービス層
23 ハンドラ層
24 ハード層
31 画像形成条件取得部
32 画像入力部
33、33a 残量取得部
331 トナー残量取得部
332 用紙残量取得部
333 記憶容量残量取得部
34、34a 判定部
35 修正条件取得部
36、36a 予測部
37 表示部
38 画像形成部
39 記憶部
40 選択画面生成部
43 表示画面
44 状態表示部
45 表示頁切替部
46 頁リスト表示部
47 頁サムネール表示部
90 選択画面
91 通知部
92 第1動作実行ボタン
92a 第1動作プレビュー表示ボタン
93 第2動作実行ボタン
93a 第2動作プレビュー表示ボタン
94、96 表示画面
100、100a 画像形成装置
101 CPU
102 RAM
103 ROM
特開2010-286998号公報 特開2014-140113号公報

Claims (9)

  1. 画像データに基づいて記録媒体に画像形成する画像形成装置であって、
    画像形成条件情報を取得する画像形成条件取得部と、
    前記画像データを入力する画像入力部と、
    画像形成に用いる資源の残量情報を取得する残量取得部と、
    前記画像データと、前記画像形成条件情報と、前記残量情報と、に基づいて、処理の実行前に前記資源が足りるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に応じて、前記処理の実行後の前記画像形成装置の状態を予測する予測部と、
    予測された前記状態を示す状態情報を表示する表示部と、
    前記画像形成装置により画像形成された前記記録媒体が排出される排紙トレイと、
    前記判定結果に応じて生成した、ユーザに前記画像形成装置の動作を選択させる選択画面を前記表示部に表示させる選択画面生成部と、を有し、
    前記予測部は、前記判定結果と、選択された前記動作と、に応じて、前記状態を予測し、
    前記表示部は、選択された前記動作ごとにおいて、前記排紙トレイを側方から見た模式図と、排紙された前記記録媒体と前記排紙トレイとを上方から見た模式図と、を含む画面を表示可能である
    画像形成装置。
  2. 前記資源が足りないと前記判定部が判定した場合に、前記画像形成条件情報を修正した修正条件情報を取得する修正条件取得部を有する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、前記画像データを記憶する記憶部を有し、
    前記残量情報には、前記記憶部の記憶容量の残量が含まれる
    請求項1、又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、送方向に搬送される前記記録媒体の面に画像形成し、
    前記状態情報には、前記搬送方向に対する前記記録媒体の向き、又は画像形成する前記記録媒体の面の少なくとも1つの情報が含まれる
    請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記状態情報には、前記記録媒体への画像形成の開始後、前記搬送方向に対する前記記録媒体の向き、又は画像形成する前記記録媒体の面の少なくとも1つが変更されるまでの前記記録媒体の数の情報が含まれる
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、前記搬送方向に対する前記記録媒体の向き毎に異なる複数の記録媒体収容部を有し、
    前記残量情報には、前記複数の記録媒体収容部のそれぞれが収容する前記記録媒体の残量が含まれる
    請求項、又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、画像形成された数の前記記録媒体を針で綴じる綴じ部と、
    前記針を収容する針収容部と、を有し、
    前記残量情報には、前記針収容部が収容する前記針の残量が含まれる
    請求項乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像データに基づいて記録媒体に画像形成する画像形成装置による画像形成方法であって、
    画像形成条件取得部により、画像形成条件情報を取得する工程と、
    画像入力部により、前記画像データを入力する工程と、
    残量取得部により、画像形成に用いる資源の残量情報を取得する工程と、
    判定部により、前記画像データと、前記画像形成条件情報と、前記残量情報と、に基づいて、処理の実行前に前記資源が足りるか否かを判定する工程と、
    予測部により、前記判定部による判定結果に応じて、前記処理の実行後の前記画像形成装置の状態を予測する工程と、
    表示部により、予測された前記状態を示す情報を表示する工程と、
    前記画像形成装置により画像形成された前記記録媒体が排紙トレイに排出される工程と、
    選択画面生成部により、前記判定結果に応じて生成した、ユーザに前記画像形成装置の動作を選択させる選択画面を前記表示部に表示させる工程と、を含み
    前記予測部は、前記判定結果と、選択された前記動作と、に応じて、前記状態を予測し、
    前記表示部は、選択された前記動作ごとにおいて、前記排紙トレイを側方から見た模式図と、排紙された前記記録媒体と前記排紙トレイとを上方から見た模式図と、を含む画面を表示可能である
    画像形成方法。
  9. 画像データに基づいて記録媒体に画像形成する画像形成装置実行さるプログラムであって、
    画像形成条件取得部により、画像形成条件情報を取得する手順と、
    画像入力部により、前記画像データを入力する手順と、
    残量取得部により、画像形成に用いる資源の残量情報を取得する手順と、
    判定部により、前記画像データと、前記画像形成条件情報と、前記残量情報と、に基づいて、処理の実行前に前記資源が足りるか否かを判定する手順と、
    予測部により、前記判定部による判定結果に応じて、前記処理の実行後の前記画像形成装置の状態を予測する手順と、
    表示部により、予測された前記状態を示す情報を表示する手順と、
    前記画像形成装置により画像形成された前記記録媒体が排紙トレイに排出される手順と、
    選択画面生成部により、前記判定結果に応じて生成した、ユーザに前記画像形成装置の動作を選択させる選択画面を前記表示部に表示させる手順と、前記画像形成装置に実行させ、
    前記予測部は、前記判定結果と、選択された前記動作と、に応じて、前記状態を予測し、
    前記表示部は、選択された前記動作ごとにおいて、前記排紙トレイを側方から見た模式図と、排紙された前記記録媒体と前記排紙トレイとを上方から見た模式図と、を含む画面を表示可能である
    プログラム。
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