JP7149891B2 - ヒンジキャップ - Google Patents
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Description
以上より、キャップ本体、蓋体、およびヒンジ部が一体に形成されていて、キャップ本体の天壁部に形成された弱化ラインを破断することによって、キャップ本体にスリット弁が備えられることとなるので、スリット弁を備えたヒンジキャップを、部品点数を増大させずに得ることができる。
蓋体の前記対向部分に、弱化ラインを押下可能な押下部が形成されているので、ヒンジキャップを口部から分離せず、キャップ本体を口部に装着したままの状態で、弱化ラインを破断しスリットを形成して開封することができる。
以上より、部品点数を確実に削減することができるばかりでなく、例えば、使用者が、購入後はじめて内容物を吐出するのに開封する際に、ヒンジキャップを口部から分離した状態で、口部の上端開口縁に貼着されているシール材を剥がした後に、再度、キャップ本体を口部に装着するなどといった操作が不要になることから、開封の前後で、キャップ本体と口部との間のシール状態が変化するのを防ぐことが可能になり、開封後に、キャップ本体と口部との間のシール性が確保されていない場合が生ずるのを無くすことができる。
本実施形態のヒンジキャップ1は、図1から図4に示されるように、内容物が収容される容器本体Wの口部W1に装着される有頂筒状のキャップ本体11と、キャップ本体11の天壁部12を開閉する蓋体13と、キャップ本体11と蓋体13とを連結するヒンジ部14と、を備えるとともに、キャップ本体11、蓋体13、およびヒンジ部14が一体に形成されている。
キャップ本体11の天壁部12の下面は、口部W1の上端開口縁に周方向の全域にわたって連続して密に当接している。キャップ本体11の天壁部12に下方に向けて突出し、口部W1内に密に嵌合するシール筒17が形成されている。このように、キャップ本体11と口部W1とが密に当接することにより、キャップ本体11と口部W1との間のシール性が確保されている。
図示の例では、弱化ライン21は、上下方向から見て中心軸線Oで交差する十字形状を呈する。なお、弱化ライン21を上下方向から見た形状は、例えば1本の直線状等であってもよく、適宜変更してもよい。
蓋体13において、弱化ライン21と上下方向で対向する対向部分に、下方に向けて窪む窪み部13aが形成されている。蓋体13の頂壁部15の下面のうち、窪み部13aの内周面の直下に位置する部分に、周方向の全域にわたって連続して延びる環状突起13cが形成されている。この環状突起13cは、隆起部18の環状突起19aに対して、近接した状態で径方向の内側に位置している。なお、蓋体13の環状突起13cは、隆起部18の環状突起19aに当接してもよい。
押下部23は、天壁部12の薄肉部19bと上下方向で対向している。押下部23および薄肉部19bそれぞれの外径は互いに同等とされ、押下部23および薄肉部19bは、中心軸線Oと同軸に配設されている。
剛体部25は、中心軸線Oと同軸に配設され、上下方向から見て円形状を呈する板状に形成されている。
弾性部26は、窪み部13aの内周面と剛体部25の外周縁部とを連結し、弾性変形可能に形成されている。弾性部26は、径方向の外側から内側に向かうに従い、上方に向けて延びている。弾性部26は、径方向の外側に向けて突の曲面状に形成されている。弾性部26が下方に向けて弾性変形することで、剛体部25が下方に向けて弾性変位する。図示の例では、弾性部26は、上下方向に反転変形可能に形成されている。なお、弾性部26は、例えば蛇腹状に形成する等適宜変更してもよい。
蓋体13の前記対向部分に、弱化ライン21を押下可能な押下部23が形成されているので、ヒンジキャップ1を口部W1から分離せず、キャップ本体11を口部W1に装着したままの状態で、弱化ライン21を破断しスリットSを形成して開封することができる。
刃部27が、弱化ライン21と上下方向で対向するとともに、上下方向から見て、弱化ライン21が延びる方向に沿って延びているので、蓋体13の前記対向部分を押下して押下部23を下方に向けて変形させたときに、弱化ライン21をより一層確実に破断することができる。
弱化ライン21を破断してスリットSを形成した後に、押下部23をキャップ本体11の天壁部12の上面に当接させたままにしてもよい。
前記実施形態では、押下部23が、窪み部13aの底壁における全域にわたって形成された構成を示したが、窪み部13aの底壁における一部にのみ形成された構成を採用してもよい。
蓋体13の頂壁部15に窪み部13aを形成しなくてもよい。
刃部27の少なくとも一部は、上下方向から見て、弱化ライン21から離れた位置に配設されてもよい。
弱化ライン21、および刃部27それぞれの形状、大きさ、および配設位置の少なくとも1つを、互いに異ならせてもよい。
天壁部12に薄肉部19bを形成しなくてもよい。
隆起部18を有さず、全域にわたって平坦な天壁部12を採用してもよい。
11 キャップ本体
12 天壁部
13 蓋体
13a 窪み部
14 ヒンジ部
19b 薄肉部
21 弱化ライン
23 押下部
27 刃部
S スリット
W 容器本体
W1 口部
Claims (6)
- 内容物が収容される容器本体の口部に装着される有頂筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の天壁部を開閉する蓋体と、
前記キャップ本体と前記蓋体とを連結するヒンジ部と、を備えるとともに、前記キャップ本体、前記蓋体、および前記ヒンジ部が一体に形成されたヒンジキャップであって、
前記天壁部に、破断可能な弱化ラインが形成されるとともに、前記弱化ラインの破断により、前記天壁部を上下方向に貫く開閉可能なスリットが形成され、
前記蓋体において、前記弱化ラインと上下方向で対向する対向部分に、下方に向けて変形し、前記弱化ラインを押下可能な押下部が形成されている、ヒンジキャップ。 - 前記押下部は、下方に向けて弾性変形可能に形成されている、請求項1に記載のヒンジキャップ。
- 前記蓋体の前記対向部分に、下方に向けて窪む窪み部が形成され、
前記押下部は、前記窪み部の底壁に形成されている、請求項1または2に記載のヒンジキャップ。 - 前記押下部に、下方に向けて尖る刃部が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
- 前記刃部は、前記弱化ラインと上下方向で対向するとともに、上下方向から見て、前記弱化ラインが延びる方向に沿って延びている、請求項4に記載のヒンジキャップ。
- 前記弱化ラインは、前記天壁部のうち、他の部分より薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部に形成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
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Patent Citations (2)
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US20070181522A1 (en) | 2006-01-06 | 2007-08-09 | Davidson Ryan P | Container closure with membrane-piercing punch |
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