JP7145781B2 - 膜材設置方法、及び、屋根構築方法 - Google Patents
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Description
尚、本実施形態では、本発明に係る膜材設置方法及び屋根構築方法が適用される構造物の例として、廃棄物処分用の構造物を挙げて以下説明するが、本発明に係る膜材設置方法及び屋根構築方法が適用される構造物は、廃棄物処分用の構造物に限らない。
本実施形態では壁体2は円筒状である。壁体2は、地中(原地盤G1中及び盛土G2中)を鉛直方向に延びている。壁体2は、廃棄物埋立用の空間7を囲む。換言すれば、壁体2は、その内側に、廃棄物が投棄される空間7を有する。
第1壁部11は壁体2の下側部分を構成するものであり、鉛直方向に延びる筒状である。本実施形態では、第1壁部11は円筒状である。
本実施形態では、第1壁部11は、地中連続壁工法によって構築される鉄筋コンクリート連続壁(RC連壁)からなる。ここで、地中連続壁工法では、原地盤G1にて安定液を用いて掘削した掘削溝に鉄筋籠を挿入し、当該掘削溝にコンクリートを打設することで、原地盤G1中にRC連壁を構築する。
第1壁部11は遮水性を有する。ゆえに第1壁部11は遮水壁として機能し得る。
第2壁部12は、その内外を連通する開口部14を有する。開口部14は、第2壁部12を貫通している。盛土G2中には、地上と開口部14とを連通する通路15が形成されている。この通路15は、廃棄物を地上から開口部14まで搬送するための搬送路として利用され得る。通路15は略水平に延びている。
膜材21の設置方法を含む屋根3の構築方法の詳細については、図2~図11を用いて後述する。
地下水排出用の揚水管は、その下端が底版コンクリート4より下方(例えば砕石層5内)にて開口しており、上端側が地面GL上に至っている。尚、地下水排出用の揚水管内には揚水ポンプと水位計とが設置されており、これらを用いて、底版コンクリート4下の地下水の地上への排水及び水位管理が行われ得る。
図2は、本実施形態における膜材21の設置方法を示すフローチャートである。
尚、ステップS9では、複数の第1線状部材41のうち延長部(仮設用ロープ)を有するものについて、当該延長部が撤去され、第1線状部材41の南側の端部が、前述の第1線状部材固定用の治具を介して、壁体2の上端部(リングコンクリート部13の上端部)に固定され得る。
以上のようにして、壁体2の上面開口を塞ぐように膜材21が壁体2に設置され得る。
図11(A)及び(B)は、屋根3の構築方法を示す図である。尚、図11(A)及び(B)では、取付治具31及び第2線状部材42の図示を省略している。
以上のようにして、屋根3の構築が行われ得る。
図12は、本実施形態における膜材21の設置方法を示すフローチャートである。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
図13は、本実施形態における膜材21の設置方法を示すフローチャートである。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
つまり、本実施形態では、膜材運搬工程(ステップS6)の後であって、かつ、第1線状部材架設工程(ステップS7)に先立って、取付治具30(31~34)に第1線状部材41を取り付ける(第1線状部材取付工程(ステップS5))。
図14は、本実施形態における膜材21の設置方法を示すフローチャートである。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
つまり、本実施形態では、第1線状部材架設工程(ステップS7)の後であって、かつ、膜材展開工程(ステップS8)に先立って、取付治具30(33,34)に第1線状部材41を取り付ける(第1線状部材取付工程(ステップS5))。
Claims (10)
- 鉛直方向に延びる筒状の壁体の上面開口を塞ぐように、可撓性を有する膜材を前記壁体に設置する方法であって、
上面に複数の取付治具が設置された前記膜材を折り畳む膜材折り畳み工程と、
折り畳まれた前記膜材を前記壁体の上端部の一側まで運搬する膜材運搬工程と、
第1線状部材を前記壁体の上端部の一側と他側とに架け渡す第1線状部材架設工程と、
前記取付治具に前記第1線状部材を取り付けた状態の、折り畳まれた前記膜材を、前記第1線状部材に沿って、前記壁体の上端部の一側から他側まで展開する膜材展開工程と、
展開された前記膜材の周縁部を前記壁体の上端部に固定する膜材固定工程と、
を含む、膜材設置方法。 - 前記膜材運搬工程に先立って、前記取付治具に前記第1線状部材を取り付ける、請求項1に記載の膜材設置方法。
- 前記膜材運搬工程の後であって、かつ、前記第1線状部材架設工程に先立って、前記取付治具に前記第1線状部材を取り付ける、請求項1に記載の膜材設置方法。
- 前記第1線状部材架設工程の後であって、かつ、前記膜材展開工程に先立って、前記取付治具に前記第1線状部材を取り付ける、請求項1に記載の膜材設置方法。
- 前記膜材折り畳み工程では、前記膜材を蛇腹折りし、
この蛇腹折りされた前記膜材の上側の折り返し部に前記取付治具が位置する、請求項1~請求項4のいずれか1つに記載の膜材設置方法。 - 平面視で前記第1線状部材に交差する方向に延びることが可能な第2線状部材を前記取付治具に取り付ける第2線状部材取付工程と、
前記第2線状部材の両端部を前記壁体の上端部に固定する第2線状部材架設工程と、
を更に含み、
前記第2線状部材取付工程が、前記膜材運搬工程に先立って実施され、
前記第2線状部材架設工程が、前記膜材展開工程の後に実施される、請求項1~請求項5のいずれか1つに記載の膜材設置方法。 - 前記第2線状部材架設工程の後において、平面視で、複数の前記第1線状部材と複数の前記第2線状部材とが格子状に交差している、請求項6に記載の膜材設置方法。
- 請求項1~請求項5のいずれか1つに記載の膜材設置方法を用いて、前記壁体の上面開口を塞ぐ屋根を構築する方法であって、
前記膜材固定工程の後に、前記第1線状部材を残置した状態で、前記膜材と前記壁体とで囲まれる空間内の気圧を上昇させる昇圧工程と、
この昇圧によって膨らんだ前記膜材の上面上にコンクリート製の屋根本体を構築する屋根本体構築工程と、
を含む、屋根構築方法。 - 請求項6又は請求項7に記載の膜材設置方法を用いて、前記壁体の上面開口を塞ぐ屋根を構築する方法であって、
前記膜材固定工程及び前記第2線状部材架設工程の後に、前記第1線状部材及び前記第2線状部材を残置した状態で、前記膜材と前記壁体とで囲まれる空間内の気圧を上昇させる昇圧工程と、
この昇圧によって膨らんだ前記膜材の上面上にコンクリート製の屋根本体を構築する屋根本体構築工程と、
を含む、屋根構築方法。 - 前記空間は廃棄物埋立用の空間であり、前記壁体は地中を鉛直方向に延びる、請求項8又は請求項9に記載の屋根構築方法。
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