JP7144379B2 - 屋内配線用ユニットケーブル - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、モールド部を備えるため、ケーブルに外部から物理的な負荷が掛かった際に、この負荷がケーブル接続部に及ばないようになる。このため、ケーブルの導体とケーブル接続部の電気接続部との接点がずれて外側導体部が傷付くことによる内側導体部の露出が防止される。したがって、導体とケーブル接続部との接続において異種金属間腐食の発生が防止される。
なお、図1に図示する矢印は、上下方向、及び、左右方向を示している(矢印の各方向は一例であるものとする)。
図1-図3に図示するケーブル2は、本実施例では、VVFケーブルであって、2本の絶縁線心5と、絶縁線心5を2本並べた状態で各絶縁線心5の外側に被覆されるシース6とを備えている。なお、絶縁線心5の数は、一例であるものとする。その他、用途に応じて、例えば、3芯ケーブル等を採用してもよいものとする。また、上記VVFケーブルは、一例であるものとする。その他、例えば、丸形ケーブル(VVRケーブル)等を採用してもよいものとする。本実施例においては、6本のケーブル2が使用されている(この本数に限定されないものとする)。
差込コネクタ3は、特許請求の範囲に記載される「ケーブル接続部」に相当するものである。図1に図示する差込コネクタ3は、ケーブル2の端末に接続されるものであって、ケーブル2同士を接続する部材である。本実施例において、差込コネクタ3は、詳細な図示を省略するが、単純に絶縁線心5を差し込むだけでケーブル2の端末に取り付くように構成されている。差込コネクタ3は、ハウジング11と、このハウジング11内(後述する端子収容部)に収容されるコネクタ用接続端子(図示せず)とを備えている。
図1に図示するジョイントボックス4は、ケーブル同士を接続した差込コネクタ3を収容及び保護することができるように形成され、ジョイントボックス本体12と、ジョイントボックスカバー(図示せず)とを備えている。
まず、予め、ケーブル2の端末の処理を行う。具体的には、図2に図示するように、ケーブル2の端末(両端)において、所定の長さでシース6を皮剥し、絶縁線心5を露出した状態にさせる。さらに、上記露出させた絶縁線心5の端末において、絶縁体7を皮剥し、導体8を露出した状態にさせる。
図1に図示する屋内配線用ユニットケーブル1を、屋内(例えば、住宅内)において配線する場合、1本のケーブル2(例えば、図1における右端のケーブル2)を分電盤の端子金具(銅製)に接続する。そして、他の各ケーブル2を玄関や居間や寝室等の各部屋における機器、配線器具等の端子金具(銅製)に接続する。以上で、屋内配線用ユニットケーブル1の屋内配線作業が完了する。
以上、図1-図3を参照しながら説明してきたように、本実施例の屋内配線用ユニットケーブル1によれば、ケーブル2が従来の屋内配線用ユニットケーブルと比較して軽量化されるため、屋内配線作業において作業者が手作業でケーブル2を配線する際、上記従来の屋内配線用ユニットケーブルと比較して作業者にとって取り回しの負担が少なくて済む。また、導体8と銅製の接続相手(例えば、分電盤、各部屋の器具、配線機器等の端子金具)との接続において、異種金属間腐食の発生が防止されるため、接続時に異種金属間腐食の防止を目的としたケーブル2の接続処理が不要となる。また、差込コネクタ3(各ケーブル2の導体8と差込コネクタ3のコネクタ用接続端子との接続箇所)に負荷が掛からないため、導体8と差込コネクタ3のコネクタ用接続端子との接点がずれて外側導体部10が傷付くことによる内側導体部9の露出が防止され、導体8と差込コネクタ3のコネクタ用接続端子との接続における異種金属間腐食の発生が防止される。したがって、本実施例の屋内配線用ユニットケーブル1によれば、生産性及び施工性を従来よりも向上させるとともに、電気的な接続信頼性を従来よりも向上させることができるという効果を奏する。
なお、実施例1と同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。また、図4に図示する矢印は、上下方向、及び、左右方向を示している(矢印の各方向は一例であるものとする)。
図4及び図5に図示するジョイントボックス本体33は、底壁35と、左側壁36と、右側壁37と、取付部38と、ケーブル挿入口39と、ケーブル引出口40と、収容スペース41とを備えている。上記各部は、実施例1におけるジョイントボックス本体12と基本的に同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。
図4及び図5に図示する一対のスライドホルダー34は、それぞれ、対応するスライド部分44に差し込まれ、スライド溝43をスライドするように形成されている。スライドホルダー34は、ジョイントボックス本体33の左右方向に2つ並べた状態において、左側壁36と右側壁37との間の長さ(ジョイントボックス本体33の左右方向の長さ)と略同等の長さになるように形成されている(図5参照)。
屋内配線用ユニットケーブル31の組み立てにあたっては、ケーブル2の端末の処理、ケーブル2同士の接続、及び、差込コネクタ3にて接続された複数のケーブル2の端末のジョイントボックス4内への収容を行う。上記各作業は、実施例1における屋内配線用ユニットケーブル1の組み立て作業と基本的に同様の作業であるため、詳細な説明を省略する。
一般的に、上記曲げを生じさせるのに必要となるケーブルの屈曲量は、ジョイントボックス外部への引っ張り方向に掛かる荷重によって決まる。これは、ケーブルの重量によるところが大きく、ケーブルの重量が大きくなるほど上記屈曲量が必要となる。例えば、図6に図示するように、ケーブル2よりも重量が大きい銅導体のケーブル100の屈曲量L2は、ケーブル2の屈曲量L1よりも大きくなっている。ジョイントボックスは、上記曲げを生じさせたケーブルを収容できるような大きさに形成され、且つ、上記曲げを生じさせた際にジョイントボックスの各部品に掛かる荷重に耐えられるような部品の厚みや幅にて設計されている。
以上、図4-図6を参照しながら説明してきたように、本実施例の屋内配線用ユニットケーブル31によれば、実施例1の屋内配線用ユニットケーブル1と同様の効果を奏する。
Claims (3)
- 複数のケーブルの導体同士を接続する差込コネクタと、
該ケーブル接続部及び前記ケーブルを内部に収納したジョイントボックスと、
を備え、
前記導体は、
アルミニウム又はアルミニウム合金からなる内側導体部と、該内側導体部の外側に形成され、且つ、銅、銀、錫、銅合金、銀合金、又は錫合金からなる外側導体部と、からなり、
前記ジョイントボックスは、
前記ケーブルに外部からの物理的な負荷が掛かった際に該負荷が前記差込コネクタに及ばないように前記ケーブルを固定するケーブル固定手段を設け、
少なくとも前記差込コネクタの周囲を覆うように形成されるモールド部を備える
ことを特徴とする屋内配線用ユニットケーブル。 - 請求項1に記載の屋内配線用ユニットケーブルにおいて、
前記ジョイントボックスは、
該ジョイントボックス内に配置され、且つ、前記ケーブルの並び方向にスライド可能なスライドホルダーを備え、
前記ケーブル固定手段は、
第一ケーブル保持部と、第二ケーブル保持部と、からなり、
前記第一ケーブル保持部は、
前記ジョイントボックス内に設けられ、且つ、前記ケーブルを保持可能に形成され、
前記第二ケーブル保持部は、
前記スライドホルダーに設けられ、且つ、前記ケーブルを保持可能に形成され、
前記ジョイントボックスは、
前記スライドホルダーを前記スライドさせた状態において、前記ケーブルのうち前記第一ケーブル保持部にて保持された側と前記第二ケーブル保持部にて保持された側との間に曲げを生じさせた状態で前記ケーブルを配索可能に前記スライドホルダーを設ける
ことを特徴とする屋内配線用ユニットケーブル。 - 請求項2に記載の屋内配線用ユニットケーブルにおいて、
前記ジョイントボックスは、
前記スライドホルダーを前記スライドさせた状態において、前記ケーブルのうち前記第一ケーブル保持部にて保持された側と前記第二ケーブル保持部にて保持された側との間に、銅からなる導体を備えるケーブルと比較して小さな曲率半径にて曲げを生じさせた状態で前記ケーブルを配索可能に前記スライドホルダーを設ける
ことを特徴とする屋内配線用ユニットケーブル。
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