JP7142312B2 - レーザ加工装置及びレーザ発振制御方法 - Google Patents
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Description
[レーザ加工装置の構成]
図1は、本実施形態に係るレーザ加工装置の構成の模式図を示す。また、図2は、ビーム結合器及び光学ユニットの内部構成を一方向から見た断面模式図を、図3は、当該内部構成を別の方向から見た断面模式図をそれぞれ示す。なお、図2では、後述する複数のレーザビームのうち、レーザビームLB1が進行する部分のみを示している。また、以降の説明において、図2におけるレーザ発振器からビーム結合器へ入射されるレーザビームの進行方向をX方向、ミラーM1で反射されたレーザビームLB1がミラーM2に向かう方向をZ方向、X方向及びZ方向と直交する方向をY方向とそれぞれ呼ぶことがある。
図4は、本実施形態に係るレーザ発振制御手順のフローチャートを示し、図5は、レーザ発振器のビーム品質の時間依存性を示す。また、図6Aは、レーザビーム形状パターンとその良否判定結果との関係の一例を、図6Bは、レーザビーム形状パターンとその良否判定結果との関係を示す別の一例をそれぞれ示す。
なお、ステップS3,S4においても、伝送ファイバ40に結合レーザビームLBは入射されておらず、ステップS5に進んで始めて伝送ファイバ40に結合レーザビームLBが入射される。
以上説明したように、本実施形態のレーザ加工装置は、レーザビームをそれぞれ発する複数のレーザモジュール11と、複数のレーザモジュール11から出射された複数のレーザビームを結合して結合レーザビームLBとして出射するビーム結合器12と、結合レーザビームLBを所定のビーム径になるように集光して伝送ファイバ40に導光する光学ユニット20と、伝送ファイバ40の出射端に取付けられたレーザビーム出射ヘッド30と、複数のレーザモジュール11及び光学ユニット20の動作を制御する制御部50とを少なくとも備えている。
なお、本実施形態において、レーザ発振器10は、最大出力が1kWのレーザモジュール11を4個並列に配置して4kWのレーザビームが出力されるようにしているが、特にこれに限定されない。
11 レーザモジュール
12 ビーム結合器
20 光学ユニット
21 集光レンズ
22 部分反射ミラー
23 シャッタ
24 ビームカメラ(ビームモニタ)
30 レーザビーム出射ヘッド
40 伝送ファイバ
41 コア
42 クラッド
50 制御部
51 信号処理部
52 演算部(ビーム品質判定部)
53 レーザ制御部
54 光学部品駆動制御部
60 電源
100 レーザ加工装置
LB 結合レーザビーム
Claims (11)
- レーザビームをそれぞれ発する複数のレーザモジュールと、該複数のレーザモジュールから出射された複数のレーザビームを結合して結合レーザビームとして出射するビーム結合器と、前記ビーム結合器から出射された結合レーザビームを所定のビーム径になるように集光して伝送ファイバに導光する光学ユニットと、前記伝送ファイバの出射端に取付けられたレーザビーム出射ヘッドと、前記複数のレーザモジュール及び前記光学ユニットの動作を制御する制御部と、を少なくとも備えたレーザ加工装置であって、
前記光学ユニットは、前記結合レーザビームの一部を透過する一方、残部を前記結合レーザビームの進行方向と異なる方向に反射する部分反射ミラーと、前記部分反射ミラーで反射された前記結合レーザビームの残部を受光して、画像信号を生成するビームモニタと、前記結合レーザビームの光路上の所定の位置と光路外の所定の位置との間を移動可能に設けられたシャッタと、を有し、
前記制御部は、前記ビームモニタで生成された前記画像信号に基づいて前記結合レーザビームの良否を判定するビーム品質判定部をさらに備え、
前記画像信号には、前記結合レーザビームの残部のビーム形状及び前記結合レーザビームと前記伝送ファイバとの結合状態に関する情報が含まれることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1に記載のレーザ加工装置において、
前記ビーム品質判定部による判定結果が不良の場合は、前記結合レーザビームは、前記シャッタにより遮断されることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1または2に記載のレーザ加工装置において、
前記制御部は、前記レーザモジュールの動作を制御するレーザ制御部と、前記シャッタの動作を制御する光学部品駆動制御部と、前記ビーム品質判定部と、を少なくとも有し、
前記ビーム品質判定部は、前記結合レーザビームの良否判定結果に基づいて前記シャッタの開閉を決定する制御信号を前記光学部品駆動制御部に送るように、また、前記良否判定結果に基づいて前記レーザ制御部に前記レーザモジュールのレーザ発振を停止させる制御信号を送るように構成されていることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、
前記シャッタは、前記結合レーザビームの良否判定結果が良好になるまで閉状態を維持するように構成されていることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置におけるレーザ発振制御方法であって、
前記複数のレーザモジュールのレーザ発振を開始するレーザ発振開始ステップと、
前記結合レーザビームの残部を前記ビームモニタで観測して画像信号を得るビーム観測ステップと、
前記画像信号から得られた画像情報に基づいて、前記結合レーザビームの良否を判定するビーム品質判定ステップと、を備えることを特徴とするレーザ発振制御方法。 - 請求項5に記載のレーザ発振制御方法において、
前記ビーム品質判定ステップでの判定結果が肯定的であれば、前記シャッタを開状態にして前記伝送ファイバを介して前記レーザビーム出射ヘッドから前記結合レーザビームを照射し、前記判定結果が否定的であれば、前記シャッタを閉状態に維持することを特徴とするレーザ発振制御方法。 - 請求項6に記載のレーザ発振制御方法において、
前記判定結果が否定的であれば、前記シャッタを閉状態に維持し、かつ前記複数のレーザモジュールのレーザ発振を停止することを特徴とするレーザ発振制御方法。 - 請求項5ないし7のいずれか1項に記載のレーザ発振制御方法において、
前記結合レーザビームの良否判定結果が否定的であれば、その後に、前記シャッタを閉状態に維持するか否かを判定する待機判定ステップをさらに備えることを特徴とするレーザ発振制御方法。 - 請求項8に記載のレーザ発振制御方法において、
前記待機判定ステップでの判定結果が否定的であれば、前記シャッタを閉状態に維持し、かつ前記複数のレー ザモジュールのレーザ発振を停止することを特徴とするレーザ発振制御方法。 - 請求項8または9に記載のレーザ発振制御方法において、
前記画像情報には、前記結合レーザビームの残部のビーム形状及び前記結合レーザビームと前記伝送ファイバとの結合状態に関する情報が含まれ、
前記待機判定ステップでは、前記ビーム形状及び/または前記結合レーザビームと前記伝送ファイバとの結合状態に基づいて、前記シャッタを閉状態に維持するか否かを判定することを特徴とするレーザ発振制御方法。 - 請求項5ないし10のいずれか1項に記載のレーザ発振制御方法において、
前記画像情報には、前記結合レーザビームの残部のビーム形状及び前記結合レーザビームと前記伝送ファイバとの結合状態に関する情報が含まれ、
前記ビーム品質判定ステップでは、前記ビーム形状及び/または前記結合レーザビームと前記伝送ファイバとの結合状態に基づいて、前記結合レーザビームの良否を判定することを特徴とするレーザ発振制御方法。
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