JP2003071582A - レーザ装置管理システム - Google Patents

レーザ装置管理システム

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JP2003071582A
JP2003071582A JP2001261368A JP2001261368A JP2003071582A JP 2003071582 A JP2003071582 A JP 2003071582A JP 2001261368 A JP2001261368 A JP 2001261368A JP 2001261368 A JP2001261368 A JP 2001261368A JP 2003071582 A JP2003071582 A JP 2003071582A
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Tomohiro Takase
瀬 智 裕 高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ装置におけるレーザ出力器と光ファイ
バとの結合状態についての調整作業を迅速かつ確実に行
うことを可能にする、レーザ装置管理システムを提供す
る。 【解決手段】 レーザ装置10において、固体レーザ発
振器11から出力されたレーザ光は、入射光学系12の
折り返しミラー13および集光レンズ14を介して光フ
ァイバ15の入射端面に集光される。撮影装置21によ
り光ファイバ15の入射端面が撮影され、撮影された画
像情報がコントローラ24により通信回線25を介して
リアルタイムに遠隔地処理装置26へ伝送される。遠隔
地処理装置26において、コントローラ24により通信
回線25を介して伝送されてくる画像情報をサービスマ
ン等がリアルタイムにモニタし、遠隔地処理装置26か
ら通信回線25を介してコントローラ24に対して制御
信号を伝送することにより、コントローラ24を介して
3次元可動機構27を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ出力器と、
レーザ出力器から出力されたレーザ光を伝送する光ファ
イバとを有するレーザ装置に係り、とりわけ、レーザ装
置におけるレーザ出力器と光ファイバとの結合状態につ
いての調整作業を迅速かつ確実に行うことを可能にす
る、レーザ装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、溶接や切断等の加工処理を行
うためのレーザ装置として、レーザ出力器と、レーザ出
力器から出力されたレーザ光を伝送する光ファイバとを
有するレーザ装置が知られている。
【0003】このようなレーザ装置においては一般に、
レーザ出力器から出力されたレーザ光が集光レンズ等の
入射光学系を介して光ファイバの入射端面に集光される
ようになっている。このため、このようなレーザ装置に
おいて、正常な光出力を確保するためには、レーザ出力
器と光ファイバとの結合状態、すなわちレーザ出力器か
ら出力されたレーザ光の集光点と光ファイバの入射端面
との相対的な位置関係を正確に調整する必要がある。具
体的には、光ファイバの入射端面に集光されたレーザ光
のスポットが、光ファイバの入射端面のうちコアと呼ば
れる領域(直径0.1mm〜1.0mm程度)に収まる
よう、レーザ光の集光点と光ファイバの入射端面との相
対的な位置関係を調整する必要がある。
【0004】ところで、このようなレーザ装置で用いら
れる光ファイバは一般に、その入射側端部にコネクタが
取り付けられている。従来の光ファイバで用いられるコ
ネクタは一般に比較的小型であり、コネクタ内での光フ
ァイバ(コア)の位置精度は比較的高い。このため、コ
ネクタに対して光ファイバを交換した場合でも、コネク
タ内での光ファイバの位置ずれ量(コアの位置ずれ量)
がレーザ光のスポットに比べて十分小さく、ユーザ側で
光ファイバを交換することも十分可能であった。
【0005】しかしながら、近年、レーザ光の大出力化
に伴って、光ファイバに取り付けられるコネクタとし
て、冷却性能に優れた大型のものが用いられるようにな
ってきている。この場合、コネクタ内での光ファイバ
(コア)の位置精度は、上述した小型のコネクタが取り
付けられる場合に比べて低くなり、コネクタに対して光
ファイバを交換した場合には、コネクタ内で光ファイバ
(コア)の位置が大きくずれることがある。また、近
年、レーザ装置による加工性能を向上させるという観点
から、より小さなコア径の光ファイバが用いられるよう
になってきており、この場合には、許容されるコアの位
置ずれ量は、大きなコア径の光ファイバの場合に比べて
必然的に小さくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のレーザ装置では、光ファイバを交換する際に、レーザ
出力器から出力されたレーザ光の集光点と光ファイバの
入射端面との相対的な位置関係を非常に細かく調整する
ことが必要になってきており、このような調整作業をユ
ーザ側で行うことが現実的に困難になってきている。
【0007】このため、現状では、サービスマン等がユ
ーザの事業所等へ出張して調整作業を行うことが一般化
しているが、このような対応では調整作業に長時間を要
してしまうという問題がある。
【0008】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、レーザ装置におけるレーザ出力器と光ファ
イバとの結合状態についての調整作業を迅速かつ確実に
行うことを可能にする、レーザ装置管理システムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ出力器
と、レーザ出力器から出力されたレーザ光を伝送する光
ファイバとを有するレーザ装置を管理するレーザ装置管
理システムにおいて、前記レーザ出力器から出力された
レーザ光が入射される前記光ファイバの入射端面を撮影
する撮影装置と、前記撮影装置により撮影された画像情
報を通信回線を介して遠隔地へ伝送する伝送装置とを備
えたことを特徴とするレーザ装置管理システムを提供す
る。
【0010】なお、本発明においては、前記レーザ出力
器から出力されたレーザ光の集光点と前記光ファイバの
入射端面との相対的な位置関係を調整する調整装置と、
前記通信回線を介して前記調整装置を制御する遠隔地処
理装置とをさらに備えることが好ましい。
【0011】また、本発明においては、前記伝送装置に
より前記通信回線を介して伝送された画像情報に基づい
て、前記レーザ出力器から出力されたレーザ光の集光点
と前記光ファイバの入射端面との相対的な位置関係の変
化を監視する遠隔地処理装置をさらに備えることが好ま
しい。
【0012】本発明によれば、レーザ出力器から出力さ
れたレーザ光が入射される光ファイバの入射端面を撮影
装置により撮影し、撮影された画像情報を伝送装置によ
り通信回線を介して遠隔地へ伝送するようにしているの
で、レーザ出力器から出力されたレーザ光の集光点と光
ファイバの入射端面との相対的な位置関係が正常である
か否かを、遠隔地にいるサービスマン側で迅速かつ確実
に判断することができる。このため、ユーザのみでは対
応することが困難な、光ファイバの交換等に伴うレーザ
出力器と光ファイバとの結合状態についての調整作業
を、遠隔地にいるサービスマンの遠隔指導等の下で迅速
かつ確実に行うことができる。
【0013】また、本発明によれば、遠隔地処理装置に
より通信回線を介して調整装置を制御するようにするこ
とにより、伝送装置により通信回線を介して伝送されて
くる画像情報をモニタしつつ、レーザ出力器から出力さ
れたレーザ光の集光点と光ファイバの入射端面との相対
的な位置関係をリモートで調整することができ、このた
め、上述した調整作業を、遠隔地にいるサービスマンの
遠隔操作等の下でより迅速かつ確実に行うことができ
る。
【0014】さらに、本発明によれば、遠隔地処理装置
により、伝送装置により通信回線を介して伝送された画
像情報に基づいて、レーザ出力器から出力されたレーザ
光の集光点と光ファイバの入射端面との相対的な位置関
係の変化を監視するようにすることにより、レーザ出力
器から出力されたレーザ光の集光点と光ファイバの入射
端面との相対的な位置関係の変化を簡易かつ迅速に判断
することができ、このため、上述した調整作業をより適
切なタイミングで行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1および図2は本発明に
よるレーザ装置管理システムの一実施の形態を説明する
ための図である。
【0016】まず、本実施の形態に係るレーザ装置管理
システム20により管理されるレーザ装置10について
説明する。
【0017】図1に示すように、レーザ装置10は、固
体レーザ発振器(レーザ出力器)11と、固体レーザ発
振器11から出力されたレーザ光を伝送する光ファイバ
15とを有している。
【0018】ここで、光ファイバ15の入射側端部には
入射側コネクタ15aが取り付けられており、入射側コ
ネクタ15a内に位置する光ファイバ15の入射端面に
対してレーザ光が入射されるようになっている。ここ
で、固体レーザ発振器11と光ファイバ15の入射側コ
ネクタ15aとの間には入射光学系12が設けられてお
り、固体レーザ発振器11から出力されたレーザ光が折
り返しミラー13および集光レンズ14を介して光ファ
イバ15の入射端面に集光されるようになっている。図
2に示すように、正常な状態においては、コア31およ
びクラッド32からなる光ファイバ15の入射端面のう
ちコア31にレーザ光のスポットが収まるようになって
いる(符号S1参照)。
【0019】一方、光ファイバ15の出射側端部には出
射側コネクタ15bが取り付けられており、光ファイバ
15を介して伝送されたレーザ光が出射光学系16を介
して出力されるようになっている。
【0020】本実施の形態に係るレーザ装置管理システ
ム20は、このようなレーザ装置10を管理するための
ものであり、固体レーザ発振器11から出力されたレー
ザ光が入射される光ファイバ15の入射端面を撮影する
撮影装置21と、撮影装置21により撮影された画像情
報をインターネット等の通信回線25を介してリアルタ
イムに遠隔地へ伝送するパーソナルコンピュータ等から
なるコントローラ(伝送装置)24とを備えている。
【0021】ここで、撮影装置21は、集光レンズ等の
観察光学系22と、CCDカメラ23とを有し、固体レ
ーザ発振器11から出力されたレーザ光が入射光学系1
2(折り返しミラー13および集光レンズ14)を介し
て光ファイバ15の入射端面に照射された状態で光ファ
イバ15の入射端面が撮影されるようになっている。
【0022】なお、レーザ装置10のうち光ファイバ1
5の入射側コネクタ15aは3次元可動機構(調整装
置)27上に載置されており、コントローラ24により
3次元可動機構27を制御することにより、固体レーザ
発振器11から出力されたレーザ光の集光点と光ファイ
バ15の入射端面との相対的な位置関係を3次元的に調
整することができるようになっている。なお、3次元可
動機構27としては、いわゆるXYZテーブルを用いる
ことができ、例えば一般に市販されている多軸アルミス
テージを組み合わせて用いることができる。
【0023】また、通信回線25には、パーソナルコン
ピュータ等からなる遠隔地処理装置26が接続されてお
り、遠隔地処理装置26により、通信回線25を介して
コントローラ24に対して制御信号を伝送することによ
り、コントローラ24を介して3次元可動機構27を制
御することができるようになっている。また、遠隔地処
理装置26においては、コントローラ24により通信回
線25を介して伝送された画像情報に基づいて、固体レ
ーザ発振器11から出力されたレーザ光の集光点と光フ
ァイバ15の入射端面との相対的な位置関係の変化を監
視することができるようになっている。
【0024】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0025】図1に示すレーザ装置10において、固体
レーザ発振器11から出力されたレーザ光は、入射光学
系12の折り返しミラー13および集光レンズ14を介
して光ファイバ15の入射端面に集光される。
【0026】この状態で、撮影装置21(観察光学系2
2およびCCDカメラ23)により光ファイバ15の入
射端面が撮影され、撮影された画像情報がコントローラ
24により通信回線25を介してリアルタイムに遠隔地
処理装置26へ伝送される。
【0027】ここで、遠隔地処理装置26においては、
レーザ装置10からの光出力に異常が生じた時点や、ユ
ーザによる光ファイバ15の交換等に起因した調整作業
が終了した時点で、コントローラ24により通信回線2
5を介して伝送されてくる画像情報をサービスマン等が
リアルタイムにモニタする。
【0028】そして、固体レーザ発振器11から出力さ
れたレーザ光の集光点と光ファイバ15の入射端面との
相対的な位置関係が正常でない場合には、(1)サービス
マンが遠隔地処理装置26から通信回線25を介してコ
ントローラ24に対して制御信号を伝送することによ
り、コントローラ24を介して3次元可動機構27を制
御したり、(2)携帯電話等によりユーザに指示を出すこ
とにより、ユーザによる調整作業を支援する。なお、後
者の場合には、必ずしも、光ファイバ15の入射側コネ
クタ15aを移動させるための機構として3次元可動機
構27を設ける必要はなく、光ファイバ15の入射側コ
ネクタ15aの位置を調整ねじ等により移動させるよう
な機構を設けるだけでもよい。
【0029】ここで、遠隔地処理装置26においては、
コントローラ24により通信回線25を介して伝送され
た画像情報に基づいて、固体レーザ発振器11から出力
されたレーザ光の集光点と光ファイバ15の入射端面と
の相対的な位置関係の変化を常時監視するようしてもよ
い。具体的には例えば、常時または定期的に伝送されて
くる画像情報を逐次蓄積しておき、前回蓄積された画像
情報と今回蓄積された画像情報との差を所定の画像処理
方法により分析することにより、固体レーザ発振器11
から出力されたレーザ光の集光点と光ファイバ15の入
射端面との相対的な位置関係の変化を監視するようにす
るとよい。
【0030】なお、固体レーザ発振器11から出力され
たレーザ光の集光点と光ファイバ15の入射端面との相
対的な位置関係が正常であるか否かは、(1)レーザ光の
スポットの中心位置と光ファイバ15のコア31の中心
位置とを比較すること、および(2)レーザ光のスポット
径の大きさと光ファイバ15のコア31の径の大きさと
を比較すること、によって判断することができる。
【0031】すなわち、図2の符号S2に示すように、
レーザ光のスポットの中心位置が光ファイバ15のコア
31の中心位置からずれている場合には、光ファイバ1
5の入射端面がレーザ光の進行方向に対して垂直の方向
にずれている可能性がある。このため、この場合には、
3次元可動機構27により光ファイバ15の入射側コネ
クタ15aの位置をレーザ光の進行方向に対して垂直の
方向に移動させることにより、レーザ光のスポットの中
心位置と光ファイバ15のコア31の中心位置とを一致
させる。
【0032】これに対し、図2の符号S3に示すよう
に、レーザ光のスポット径が光ファイバ15のコア31
の径よりも大きい場合には、光ファイバ15の入射端面
がレーザ光の点に対してレーザ光の進行方向にずれてい
る可能性がある。このため、この場合には、3次元可動
機構27により光ファイバ15の入射側コネクタ15a
の位置をレーザ光の進行方向に対して垂直の方向に沿っ
て前後させることにより、レーザ光のスポットが光ファ
イバ15のコア31内に収まるようにする。
【0033】このように本実施の形態によれば、固体レ
ーザ発振器11から出力されたレーザ光が入射される光
ファイバ15の入射端面を撮影装置21により撮影し、
撮影された画像情報をコントローラ24により通信回線
25を介して遠隔地処理装置26へ伝送するようにして
いるので、固体レーザ発振器11から出力されたレーザ
光の集光点と光ファイバ15の入射端面との相対的な位
置関係が正常であるか否かを、遠隔地にいるサービスマ
ン側で迅速かつ確実に判断することができる。このた
め、ユーザのみでは対応することが困難な、光ファイバ
15の交換等に伴う固体レーザ発振器11と光ファイバ
15との結合状態についての調整作業を、遠隔地にいる
サービスマンの遠隔指導等の下で迅速かつ確実に行うこ
とができる。
【0034】また、本実施の形態によれば、遠隔地処理
装置26により通信回線25を介してコントローラ24
に対して制御信号を伝送することにより、コントローラ
24を介して3次元可動機構27を制御することができ
るので、コントローラ24により通信回線25を介して
伝送されてくる画像情報をモニタしつつ、固体レーザ発
振器11から出力されたレーザ光の集光点と光ファイバ
15の入射端面との相対的な位置関係をリモートで調整
することができ、このため、上述した調整作業を、遠隔
地にいるサービスマンの遠隔操作等の下でより迅速かつ
確実に行うことができる。
【0035】さらに、本実施の形態によれば、遠隔地処
理装置26により、コントローラ24により通信回線2
5を介して伝送された画像情報に基づいて、固体レーザ
発振器11から出力されたレーザ光の集光点と光ファイ
バ15の入射端面との相対的な位置関係の変化を監視す
ることができるので、固体レーザ発振器11から出力さ
れたレーザ光の集光点と光ファイバ15の入射端面との
相対的な位置関係の変化を簡易かつ迅速に判断すること
ができ、このため、上述した調整作業をより適切なタイ
ミングで行うことができる。
【0036】なお、上述した実施の形態においては、固
体レーザ発振器11をオンにした状態で撮影装置21に
より光ファイバ15の入射端面を撮影する場合を例に挙
げて説明しているが、これに限らず、固体レーザ発振器
11により入射されるレーザ光と同一の入射条件でガイ
ド光源(図示せず)により光ファイバ15の入射端面に
対して光を入射させ、固体レーザ発振器11をオフにし
た状態で撮影装置21により光ファイバ15の入射端面
を撮影するようにしてもよい。なお、ガイド光源として
は、半導体レーザやHe−Neレーザ等を用いることが
できる。
【0037】また、上述した実施の形態においては、3
次元可動機構27により光ファイバ15の入射側コネク
タ15aの位置を変えることにより、固体レーザ発振器
11から出力されたレーザ光の集光点と光ファイバ15
の入射端面との相対的な位置関係を3次元的に調整して
いるが、これに限らず、固体レーザ発振器11や入射光
学系12に可動機構(調整装置)を設け、この可動機構
によりレーザ光の集光点を変えることにより、固体レー
ザ発振器11から出力されたレーザ光の集光点と光ファ
イバ15の入射端面との相対的な位置関係を3次元的に
調整するようにしてもよい。
【0038】さらに、上述した実施の形態においては、
遠隔地処理装置26からの指示に基づいて3次元可動機
構27を制御するコントローラ24により、撮影装置2
1により撮影された画像情報を通信回線25を介して遠
隔地処理装置26へ伝送するようにしているが、画像情
報を伝送する伝送装置をコントローラ24とは別に設け
ることももちろん可能である。
【0039】なお、上述した実施の形態においては、レ
ーザ装置10のレーザ出力器として固体レーザ発振器1
1を用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限ら
ず、液体または気体を媒質とするレーザ発振器や、半導
体レーザを用いる場合にも同様にして適用することがで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ーザ装置におけるレーザ出力器と光ファイバとの結合状
態についての調整作業を迅速かつ確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ装置管理システムの一実施
の形態を示す図。
【図2】図1に示すレーザ装置管理システムでモニタさ
れる光ファイバの入射端面を示す図。
【符号の説明】
10 レーザ装置 11 固体レーザ発振器(レーザ出力器) 12 入射光学系 13 折り返しミラー 14 集光レンズ 15 光ファイバ 15a 入射側コネクタ 15b 出射側コネクタ 16 出射光学系 20 レーザ装置管理システム 21 撮影装置 22 観察光学系 23 CCDカメラ 24 コントローラ(伝送装置) 25 通信回線 26 遠隔地処理装置 27 3次元可動機構(調整装置) 31 コア 32 クラッド S1,S2,S3 レーザ光のスポット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ出力器と、レーザ出力器から出力さ
    れたレーザ光を伝送する光ファイバとを有するレーザ装
    置を管理するレーザ装置管理システムにおいて、 前記レーザ出力器から出力されたレーザ光が入射される
    前記光ファイバの入射端面を撮影する撮影装置と、 前記撮影装置により撮影された画像情報を通信回線を介
    して遠隔地へ伝送する伝送装置とを備えたことを特徴と
    するレーザ装置管理システム。
  2. 【請求項2】前記レーザ出力器から出力されたレーザ光
    の集光点と前記光ファイバの入射端面との相対的な位置
    関係を調整する調整装置と、 前記通信回線を介して前記調整装置を制御する遠隔地処
    理装置とをさらに備えたことを特徴とする、請求項1記
    載のレーザ装置管理システム。
  3. 【請求項3】前記伝送装置により前記通信回線を介して
    伝送された画像情報に基づいて、前記レーザ出力器から
    出力されたレーザ光の集光点と前記光ファイバの入射端
    面との相対的な位置関係の変化を監視する遠隔地処理装
    置をさらに備えたことを特徴とする、請求項1記載のレ
    ーザ装置管理システム。
  4. 【請求項4】前記レーザ出力器により入射されるレーザ
    光と同一の入射条件で前記光ファイバの入射端面に対し
    て光を入射させるガイド光源をさらに備えたことを特徴
    とする、請求項1乃至3のいずれか記載のレーザ装置管
    理システム。
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