JP2008232780A - 非接触振動計測システム、非接触振動計測方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

非接触振動計測システム、非接触振動計測方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 PIVの技術を応用した非接触タイプでありながら、速度データ算出のための計算負荷を軽減し、速やかな振動計測を可能にする。
【解決手段】 本発明は、測定対象内の時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する。時間微分法は、輝度関数が不変であるとして時系列画像間で対応をとったものであり、X方向、Y方向の速度データを簡素な計算式で求めることができるため、計算負荷が大きく軽減される。また、低空間周波数成分のマーカーを測定対象に設けて撮像する構成とするか、あるいは、ローパスフィルタを設けてマーカー画像から高空間周波数成分をカットする構成とすることにより、高空間周波数成分の影響を軽減でき、演算エラーを抑制できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、種々の剛体の振動を非接触で、特に、発電施設における高温配管などの振動を非接触で測定可能な非接触振動計測システム、非接触振動計測方法及びコンピュータプログラムに関する。
発電施設における高温配管の振動を計測する技術としては、まず、加速度センサ等を配管に取り付け、配管の機械的な振動を電気信号に変換し、加速度等の時間変化から振動を計測する技術がある。しかし、このようにセンサを直接配管に接触させる技術は、センサの熱的耐久性の問題、プラント内に設置することによる他機器との干渉、高所作業や足場設置の妨げになる等の問題があり、非接触で計測する手段とすることが望ましい。非接触による計測技術としては、レーザー変位計を用いることが一般的に知られているが、レーザー変位計の計測距離は、超ロングレンジタイプと言われるのものでも最長50cm程度に過ぎない。従って、レーザー変位計を用いる場合でも、測定対象から50cm程度かそれ以下の距離しか離れることができず、高温配管に近接した場所で計測作業を行わなければならない等の問題があった。
このため、本出願人は、特許文献1として、数m〜数十m離間した位置から測定対象の振動を計測できる粒子画像流速測定法(以下、「PIV」という)を応用した画像処理による振動計測技術を提案している。
PCT/JP2006/321369号明細書
特許文献1において提案しているPIVを応用した解析手法は、速度データ(加速度又は速度)の算出に相互相関法を用いている。このため、計算量が多く、処理に時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、PIVの技術を応用した非接触タイプでありながら、速度データ算出のための計算負荷を軽減し、速やかな振動計測を可能にした非接触振動計測システム、非接触振動計測方法及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明の非接触振動計測システムは、撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較して、前記マーカー画像の挙動を解析し、前記測定対象の振動を計測する画像処理手段を備えた非接触振動計測システムであって、
前記画像処理手段に、前記時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する手段が設定されていることを特徴とする。
請求項2記載の本発明の非接触振動計測システムは、撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較して、前記マーカー画像の挙動を解析し、前記測定対象の振動を計測する画像処理手段を備えた非接触振動計測システムであって、
前記測定対象に設けられるマーカーが、低空間周波数成分で構成されてなり、
前記画像処理手段に、前記時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する手段が設定されていることを特徴とする。
請求項3記載の本発明の非接触振動計測システムは、前記マーカーは、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)以上の空間周波数からなるものであることを特徴とする。
請求項4記載の本発明の非接触振動計測システムは、撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較して、前記マーカー画像の挙動を解析し、前記測定対象の振動を計測する画像処理手段を備えた非接触振動計測システムであって、
前記画像処理手段に、前記時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する手段が設定されていると共に、
前記時空間微分法を適用する前処理手段として、撮像した前記マーカー画像から高空間周波数成分をカットするローパスフィルタを備えてなることを特徴とする。
請求項5記載の本発明の非接触振動計測システムは、前記ローパスフィルタは、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)未満の空間周波数をカットするように設定されていることを特徴とする。
請求項6記載の本発明の非接触振動計測システムは、前記撮像手段が長焦点光学系を備え、長距離離間した前記測定対象を撮像可能な長距離型であることを特徴とする。
請求項7記載の本発明の非接触振動計測方法は、撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較し、前記マーカー画像の挙動を解析して前記測定対象の振動を計測する非接触振動計測方法であって、
前記時系列のマーカー画像間の速度データを、時空間微分法による解析手段を用いて求めることを特徴とする。
請求項8記載の本発明の非接触振動計測方法は、前記測定対象に、低空間周波数成分のマーカーを設けて撮像することを特徴とする。
請求項9記載の本発明の非接触振動計測方法は、前記マーカーとして、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)以上の空間周波数からなるものを用いることを特徴とする。
請求項10記載の本発明の非接触振動計測方法は、前記時空間微分法を適用する前処理として、撮像した前記マーカー画像から高空間周波数成分をカットするフィルタリング処理を行うことを特徴とする。
請求項11記載の本発明の非接触振動計測方法は、前記フィルタリング処理では、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)未満の空間周波数をカットすることを特徴とする。
請求項12記載の本発明の非接触振動計測方法は、前記撮像手段として、長焦点光学系を用い、長距離離間した前記測定対象を撮像して計測することを特徴とする。
請求項13記載の本発明の非接触振動計測方法は、前記測定対象として配管系を撮像し、該配管系の振動を計測することを特徴とする。
請求項14記載のコンピュータプログラムは、撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較し、前記マーカー画像の挙動を解析して前記測定対象の振動を計測する非接触振動計測システムにおける画像処理手段を構成するコンピュータプログラムであって、
前記時系列のマーカー画像間の速度データを、時空間微分法により求める工程を備えていることを特徴とする。
請求項15記載のコンピュータプログラムは、前記時空間微分法を適用する前処理手段として、撮像した前記マーカー画像から高空間周波数成分をカットするフィルタリング手段を備えていることを特徴とする。
請求項16記載のコンピュータプログラムは、前記フィルタリング手段は、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)未満の空間周波数をカットするように設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、測定対象内の時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する。時間微分法は、輝度関数が不変であるとして時系列画像間で対応をとったものであり、X方向、Y方向の速度データを簡素な計算式で求めることができるため、計算負荷が大きく軽減される。
一方、時空間微分法は、輝度値の微分を計算することになるため、画像内の高空間周波数成分の影響を受けやすく、それによって演算エラーが生じる場合があるが、低空間周波数成分のマーカーを測定対象に設けて撮像する構成とするか、あるいは、ローパスフィルタを設けてマーカー画像から高空間周波数成分をカットする構成とすることにより、かかる高空間周波数成分の影響を軽減でき、演算エラーを抑制できる。
また、撮像手段として長焦点光学系を用いることにより、測定対象から十分離間した位置から計測できるため、設置場所の自由度が高く、プラント内で邪魔になることも抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて更に詳しく説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係る非接触振動計測システム1を示し、撮像手段としての、長焦点光学系3を備えたCCDカメラ2、コンピュータ4等を備えて構成される。
CCDカメラ2に、長焦点光学系3が装着されるが、長焦点光学系3としては、単焦点系のレンズ(以下、「単レンズ」という)を用いることが好ましい。この場合、ターレットを設け、複数種類の単レンズを選択可能な構成とすることがより好ましい。ターレットを用いることにより、単レンズの自動選択も可能となる。ズーム機能を有するレンズの場合、一般に像面湾曲が大きい点が欠点であるが、高屈折率のガラスで安定した像が得られるものであれば使用できる。なお、本実施形態では、撮像手段として、CCD撮像素子を備えたカメラ(CCDカメラ)を使用しているが、これに代え、CMOS撮像素子を備えたカメラを用いることもできる。
コンピュータ4は、図1及び図2に示したように、CCDカメラ2に接続され、CCDカメラ2の駆動を制御する制御手段41と、CCDカメラ2により撮影された画像信号を受信して所定の処理を行う画像取り込み手段42及び画像処理手段43とを備えてなる。CCDカメラ2は、測定対象のマーカー画像を微小時間間隔で連続的に撮像する。制御手段41は、CCDカメラ2の焦点距離の調整等を行う。画像取り込み手段42は、CCDカメラ2からのマーカー画像の信号をデジタル化するフレームグラバボードを備えてなる。画像処理手段43は、コンピュータプログラムからなり、フレームグラバボードから出力されるデジタル画像信号を解析処理する。なお、画像処理手段43の前段に、像の歪み収差などを補正する回路を設けることもできる。
ここで、本実施形態の測定対象は剛体である。図4に示した発電施設の配管A等も剛体と見なしており、CCDカメラ2によって撮像する際には、撮像視野に目的とする測定対象(例えば、配管A)以外の物体が入らないようにセッティングすることが、高い測定精度を得るために好ましい。マーカーBは、測定対象である配管A等の表面に貼り付けたりして設けることができるが、配管A等の表面に直接、印刷や転写等して設けることもできる。マーカーBは、図5及び図6に示したように、空間周波数の低い模様であることが好ましい。空間周波数が高いと、時空間微分法による解析処理のエラー要因となるからである。ここでいう空間周波数の低いマーカー(低空間周波数成分のマーカー)とは、画像がT時間毎にサンプリングされたとして、 被測定物体の画像毎の最大移動距離をLmax(pixel)とすると、10Lmax(pixel)以上の空間周波数からなるマーカーをいう。また、マーカーには2波長以上の空間周波数成分を含む方が望ましい。この場合、複数の空間周波数成分を持つように容易に濃淡を作成可能な、Bessel関数を用いて作成する方が望ましい。
画像処理手段43では、CCDカメラ2により微小時間間隔をおいて撮像された二時刻のマーカー画像を時空間微分法を用いて比較解析するコンピュータプログラムとしての時空間微分法による解析手段431を備えている。時空間微分法は、輝度関数f(X,Y,t)が不変であるとして時系列画像間で対応をとって速度データを求めるものである。すなわち、第1時刻におけるマーカー画像の時刻tでの明るさをf(X,Y,t)とし、そのマーカー画像が、微小時間後Δtの第2時刻に、距離ΔX、ΔYだけ離れ、明るさが変化しないとすると、
f(X,Y,t)=f(X+ΔX,Y+ΔY,t+Δt) ・・・(1)
となる。(1)式の右辺をテイラー展開して二次以上を微小であるとして切り捨てると次の式が得られる。
(∂f/∂t)+u(∂f/∂X)+v(∂f/∂Y)=0 ・・・(2)
上記(2)式の左辺の各偏微分を差分近似して求めると、u:X方向速度データ、v:Y方向速度データを未知数とする連立方程式が得られる。
時空間微分法による解析手段431は、上記(2)式を用いて連立方程式を作成し、マーカー画像のX方向、Y方向の速度データu,vを求める。この速度データから、測定対象である配管Aの振動状態がわかる。
一方、測定対象に空間周波数の低いマーカーBを設けることができない場合は、測定対象の表面にもともと施されている模様をマーカーとして利用し、それを撮像してマーカー画像を得る。この場合、得られたマーカー画像が、高空間周波数成分を含む場合もある。そこで、画像処理手段43には、図3に示したように、コンピュータプログラムとしてのフィルタリング手段であるローパスフィルタ432を設定しておくことが好ましい。ローパスフィルタ432を用いてマーカー画像を前処理すると、マーカー画像から高空間周波数成分がカットされるため、その後、上記時空間微分法を適用した際の演算エラーが抑制される。なお、フィルタリングする基準となる空間周波数は、上記と同様に、10Lmax(pixel)であり、10Lmax(pixel)未満の空間周波数をローパスフィルタでカットすることが好ましい。
本実施形態によれば、長焦点光学系3を備えているため、高温配管等の測定対象を数m〜数十m、あるいは必要に応じてそれ以上離れた位置から撮像可能である。また、マーカー画像の解析を時空間微分法を用いて行うため、計算負荷が小さく、迅速な計算処理が可能である。
図1は、本発明の一の実施形態に係る非接触振動計測システムの概要を示す図である。 図2は、上記実施形態に係る非接触振動計測システムのコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 図3は、上記実施形態にコンピュータに設定した画像処理手段の他の構成例を示すブロック図である。 図4は、測定対象である配管にマーカーを設けた状態を示す概念図である。 図5は、低空間周波数成分のマーカーの模様の一例を示す図である。 図6は、低空間周波数成分のマーカーの模様の他の例を示す図である。
符号の説明
1 非接触振動計測システム
2 CCDカメラ
3 長焦点光学系
4 コンピュータ
41 制御手段
42 画像取り込み手段
43 画像処理手段
431 時空間微分法による解析手段
432 ローパスフィルタ
A 配管
B マーカー

Claims (16)

  1. 撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較して、前記マーカー画像の挙動を解析し、前記測定対象の振動を計測する画像処理手段を備えた非接触振動計測システムであって、
    前記画像処理手段に、前記時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する手段が設定されていることを特徴とする非接触振動計測システム。
  2. 撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較して、前記マーカー画像の挙動を解析し、前記測定対象の振動を計測する画像処理手段を備えた非接触振動計測システムであって、
    前記測定対象に設けられるマーカーが、低空間周波数成分で構成されてなり、
    前記画像処理手段に、前記時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する手段が設定されていることを特徴とする非接触振動計測システム。
  3. 前記マーカーは、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)以上の空間周波数からなるものであることを特徴とする請求項3記載の非接触振動計測システム。
  4. 撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較して、前記マーカー画像の挙動を解析し、前記測定対象の振動を計測する画像処理手段を備えた非接触振動計測システムであって、
    前記画像処理手段に、前記時系列のマーカー画像間の速度データを時空間微分法により解析する手段が設定されていると共に、
    前記時空間微分法を適用する前処理手段として、撮像した前記マーカー画像から高空間周波数成分をカットするローパスフィルタを備えてなることを特徴とする非接触振動計測システム。
  5. 前記ローパスフィルタは、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)未満の空間周波数をカットするように設定されていることを特徴とする請求項4記載の非接触振動計測システム。
  6. 前記撮像手段が長焦点光学系を備え、長距離離間した前記測定対象を撮像可能な長距離型であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載の非接触振動計測システム。
  7. 撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較し、前記マーカー画像の挙動を解析して前記測定対象の振動を計測する非接触振動計測方法であって、
    前記時系列のマーカー画像間の速度データを、時空間微分法による解析手段を用いて求めることを特徴とする非接触振動計測方法。
  8. 前記測定対象に、低空間周波数成分のマーカーを設けて撮像することを特徴とする請求項7記載の非接触振動計測方法。
  9. 前記マーカーとして、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)以上の空間周波数からなるものを用いることを特徴とする請求項8記載の非接触振動計測方法。
  10. 前記時空間微分法を適用する前処理として、撮像した前記マーカー画像から高空間周波数成分をカットするフィルタリング処理を行うことを特徴とする請求項7記載の非接触振動計測方法。
  11. 前記フィルタリング処理では、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)未満の空間周波数をカットすることを特徴とする請求項10記載の非接触振動計測方法。
  12. 前記撮像手段として、長焦点光学系を用い、長距離離間した前記測定対象を撮像して計測することを特徴とする請求項7〜11いずれか1に記載の非接触振動計測方法。
  13. 前記測定対象として配管系を撮像し、該配管系の振動を計測することを特徴とする請求項7〜12のいずれか1に記載の非接触振動計測方法。
  14. 撮像手段により所定の撮像時間間隔で撮像された測定対象内の時系列のマーカー画像を比較し、前記マーカー画像の挙動を解析して前記測定対象の振動を計測する非接触振動計測システムにおける画像処理手段を構成するコンピュータプログラムであって、
    前記時系列のマーカー画像間の速度データを、時空間微分法により求める工程を備えていることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 前記時空間微分法を適用する前処理手段として、撮像した前記マーカー画像から高空間周波数成分をカットするフィルタリング手段を備えていることを特徴とする請求項14記載のコンピュータプログラム。
  16. 前記フィルタリング手段は、所定の撮像時間間隔で撮像される測定対象の画像間の最大移動距離をLmax(pixel)としたときに、10Lmax(pixel)未満の空間周波数をカットするように設定されていることを特徴とする請求項15記載のコンピュータプログラム。
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