JP3303418B2 - 半導体レーザと光ファイバとの光学的結合方法およびその装置 - Google Patents

半導体レーザと光ファイバとの光学的結合方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、半導体モジュ
ールの作製の際に行われる、半導体レーザと光ファイバ
との光学的結合方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光半導体モジュールの作製等の際には、
半導体レーザと光ファイバの光学的結合を行う必要があ
る。半導体レーザと光ファイバの光学的結合は、図3に
示すように、まず、半導体レーザ1を駆動させ、ストラ
イプ出射端13から半導体レーザ1の光を発振出射さ
せ、半導体レーザ1の上側に設けられた撮像カメラ5で
観察しながら光ファイバ4の入射側の先端14をストラ
イプ出射端13と一定の距離Aを介して近づけ、光ファ
イバ4のコアに半導体レーザ1の光を入射する。次に、
光ファイバ4の出射側の端面15に接続されている受光
検出モニタ16により、光ファイバ4のコアから出射さ
れる光の強度を測定し、この光強度が最適値となるよう
に光ファイバ4の入射側の先端14側を移動する。その
ことにより、半導体レーザ1と光ファイバ4コアの光軸
Zを合わせ、半導体レーザ1と光ファイバ4の相対位置
を調整し、半導体レーザ1と光ファイバ4との光学的結
合を行ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
レーザ1と光ファイバ4のコアとの相対位置が光ファイ
バのトレランス(最適位置からのずれの許容範囲)から
ずれている場合は、半導体レーザ1のストライプ発光部
3の光を光ファイバ4のコアに少しでも入射させること
ができず、特に、光ファイバ4がシングルモードファイ
バの場合は、光ファイバのトレランスは数μmと小さい
ために、半導体レーザ1のストライプ発光部3の光が光
ファイバ4のコアに入射する位置に光ファイバ4の入射
側先端14側を移動させることは困難だった。
【0004】また、半導体レーザ1のストライプ発光部
3の光が光ファイバ4のコアに入射する位置に光ファイ
バ4の先端14側を移動させた後も、受光検出モニタ1
6により検出される光ファイバ4の出射光の強度が最適
値となるように光ファイバ4の先端14側を移動し、半
導体レーザ1と光ファイバ4の相対位置を調整するには
時間がかかり、特に、半導体レーザ1と光ファイバ4の
相対位置が最適位置から大きくずれていた場合などは、
受光検出モニタ16で検出される光ファイバ4出射光の
最適ピークを捜すには非常に時間がかかった。
【0005】また、光半導体モジュール作製等の目的で
半導体レーザ1と光ファイバ4の相対位置を最適位置に
て固定する場合に、半導体レーザ1と光ファイバ4の相
対位置を最適位置に調整した後、位置を固定する前に、
何らかの原因でその位置がずれてしまったりすると、そ
のずれの方向をすぐに検出する手段がないために半導体
レーザ1と光ファイバ4の相対位置の調整を最初からや
り直さなければならず、2度手間となり、非効率的であ
った。また、段差のある物を微小な距離を隔てて精密に
置くことは、ピントが合わないので難しい。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、半導体レーザと光フ
ァイバとの光学的結合を容易にし、効率的に行える半導
体レーザと光ファイバとの光学的結合方法およびその装
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
発明は、半導体レーザのストライプ出射端側に対向配置
する光ファイバを光軸のZ軸方向とこのZ軸に対して直
交するX軸およびY軸方向に移動する駆動機構に連係し
ておき、半導体レーザを駆動し発光させることにより該
半導体レーザの出射端側の外周面を通して見えるストラ
イプ発光部と光ファイバを半導体レーザの上面側とこれ
に直交する側面側の2方向から撮像カメラによって観察
し、各撮像カメラの画像を用いてストライプ発光部と光
ファイバコアのX軸方向とY軸方向のずれを検出し、こ
のずれを修正するX,Y方向に駆動機構を移動して半導
体レーザと光ファイバコアとの相対位置を調整すること
を特徴として構成されている。前記光ファイバはマルチ
モードファイバや先球のシングルモードファイバであ
り、シングルモードファイバのコアの先端側はテーパ状
であることが望ましい。また、好ましくは、半導体レー
ザは上面に上面に前記半導体レーザの上面の面積よりも
小さい面積の電極を有している。また、本発明に係る半
導体レーザと光ファイバとの光学的結合装置は、半導体
レーザの駆動手段と、半導体レーザに対向配置される光
ファイバに連係した光ファイバ駆動機構と、前記半導体
レーザの駆動手段により駆動され発光して半導体レーザ
外周面を通して見えるストライプ発光部と前記光ファ
イバとを上面側とこれに直交する側面側の2方向から
像する撮像カメラと、前記撮像カメラに接続された画像
処理部とを有し、前記画像処理部は、前記撮像カメラで
撮像された2方向からの画像を同一画面上に映し出し、
各画像から前記半導体レーザのストライプ発光部と光フ
ァイバコアとのずれ量を検出することを特徴とする。好
ましくは、前記画像処理部にはフィードバック制御部が
接続され、前記フィードバック制御部は光ファイバ駆動
機構に接続されて、前記画像処理部により検出されたず
れ量を修正する方向に前記光ファイバ駆動機構を移動さ
せるようにする。
【0008】
【作用】上記構成の本発明において、半導体レーザのス
トライプ出射端側のストライプ発光部と光ファイバは
半導体レーザの上面側とこれに直交する側面側の2方向
から撮像カメラによって観察される。各撮像カメラの画
像は画像処理部に表示され、この表示によりストライプ
発光部と光ファイバのコアのX軸方向とY軸方向のずれ
は検出される。この検出結果に基づいて、ずれを修正す
るX,Y方向に駆動機構を移動することで半導体レーザ
と光ファイバコアとの相対位置が調整される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来と同一部分
には同一符号を付し、その重複説明は省略する。図1に
は、本発明に係る半導体レーザと光ファイバとの光学的
結合方法に用いる装置の一実施例が示されている。図1
において、サブマウント26の上側には直方体状の半導
体レーザ1が搭載され、ボンディングされており、半導
体レーザ1の直上側には電極2がボンディングされてい
る。電極2の外周縁9と半導体レーザ1の上面の外周縁
10との間の距離は20μmあり、その分だけ電極2の
面積は半導体レーザ1の上面の面積よりも小さくなって
いる。
【0010】半導体レーザ1の内部にはストライプ発光
部3が設けられており、ストライプ発光部3は半導体レ
ーザ1駆動時に発光する光により、半導体レーザ1の外
側から半導体レーザ1の鏡面状態となっている外周面を
通して透けて見えるようになっている。
【0011】半導体レーザ1のストライプ出射端13側
には光ファイバ4が対向配置されており、光ファイバ4
は光ファイバ駆動機構22に連係され、その光ファイバ
駆動機構22により光ファイバ4の光軸Z方向、及びそ
れに直交するX,Y方向に自在に移動できるように構成
されている。光ファイバ4は先球のシングルモードファ
イバであり、そのコアの先端側はテーパ状になってい
る。
【0012】半導体レーザ1の上面側(図のY方向)に
は赤外線カメラである撮像カメラ5が設けられており、
半導体レーザ1のストライプ発光部3と光ファイバ4を
上面側から撮像できるようになっている。また、半導体
レーザ1の上面側を直交する側面手前側(図のX方向)
には赤外線カメラの撮像カメラ6が設けられており、撮
像カメラ5と同様に、半導体レーザ1のストライプ発光
部3と光ファイバを側面側から観察し、撮像できるよう
になっている。
【0013】撮像カメラ5,6は画像処理部20に接続
され、画像処理部20はフィードバック制御部21に接
続されている。画像処理部20は撮像カメラ5,6で撮
像した各画像を同一の画面に同時に表示し、ストライプ
発光部3と光ファイバ4コアのX軸方向とY軸方向のず
れを検出する働きをしている。フィードバック制御部2
1は前記光ファイバ駆動機構22に接続されていて、フ
ィードバック制御部21は、画像処理部20により検出
されたストライプ発光部3と光ファイバ4コアのX軸方
向とY軸方向のずれを修正する方向に、光ファイバ駆動
機構22を移動させる働きをしている。
【0014】以上のように本実施例は構成されており、
次にその動作について説明する。まず、半導体レーザ1
を駆動し、半導体レーザ1のストライプ発光部3からレ
ーザ光を発光させる。次に、撮像カメラ5,6のピント
をそれぞれストライプ発光部3に合わせ、撮像カメラ
5,6の各画像を画像処理部20の画面に映し出す。
【0015】画像処理部20の画面には、図2に示すよ
うに、撮像カメラ5,6の各画像が同一画面に同時に表
示される。画面の上側半面には撮像カメラ5によって撮
像された、半導体レーザ1のストライプ出射端13側と
光ファイバ4の入射側先端14側のXZ平面の画像(上
面側から見た画像)が表示され、画面の下側半面には撮
像カメラ6によって撮像された、半導体レーザ1のスト
ライプ出射端13側と光ファイバ4の入射側先端14側
のYZ平面の画像(側面側から見た画像)が表示され
る。
【0016】次に、光ファイバ駆動機構22を作動さ
せ、光ファイバ4をZ軸方向に移動させ、画像処理部2
0の画面を見ながら光ファイバ4の先端14と半導体レ
ーザ1のストライプ出射端13との距離が10μmとな
るように、光ファイバ4の入射側の先端14側を半導体
レーザ1のストライプ出射端13に近づける。
【0017】次に、半導体レーザ1のストライプ発光部
3の光軸23と光ファイバ4のコア12の光軸24のず
れを画像処理部20により検出し、検出結果の信号をフ
ィードバック制御部21に伝送する。
【0018】フィードバック制御部21は画像処理部2
0から送られた信号に基づき、半導体レーザ1のストラ
イプ発光部3の光軸23と光ファイバコア12の光軸2
4とのずれを修正するXY方向に光ファイバ駆動機構2
2を移動させる。この移動によりストライプ発光部3と
光ファイバコア12の各光軸23,24が一致し、スト
ライプ発光部3の光がコア12の中心に入射するような
方向に光ファイバ4が移動する。このようにして半導体
レーザ1と光ファイバコア12との相対位置を調整し、
半導体レーザ1と光ファイバ4の光学的結合を行う。
【0019】以上のように、本実施例によれば、撮像カ
メラ5,6により半導体レーザ1のストライプ発光部3
と光ファイバ4のコアを半導体レーザ1の上面側と側面
側の2方向から観察して撮像し、撮像した画像を画像処
理部20により同一画面上に同時に映し出して、半導体
レーザ1のストライプ発光部3の光軸23と光ファイバ
4のコア12の光軸24のずれを検出するため、光軸2
3と光軸24のX方向とY方向のずれを同時に検出する
ことができる。したがって、各光軸23,24のずれを
検出するために要する信号処理の時間も短くてすみ、短
時間で各光軸23,24のずれを検出することができ
る。
【0020】また、その検出結果に基づき、フィードバ
ック制御部21は各光軸23,24のずれが修正される
ように光ファイバ駆動機構22を移動させ、光ファイバ
4を移動することにより、容易に光ファイバ4のコア1
2の光軸24を半導体レーザ1のストライプ発光部3の
光軸23と一致させることができる。したがって、従来
例のように、半導体レーザ1と光ファイバコア12との
相対位置の調整に時間がかかることなく、短時間で調整
することができる。
【0021】また、半導体レーザ1と光ファイバコア1
2との相対位置の調整後、光ファイバ4を固定する際
に、何らかの原因で光ファイバ4の位置が微妙にずれた
場合にも、撮像カメラ5,6の観察によりずれた方向を
即座に知ることができ、それにより、すぐにずれを修正
することができるため、半導体レーザ1と光ファイバコ
ア12との位置ずれの修正も効率良く行うことができ
る。
【0022】また、半導体レーザ1のストライプ出射端
13を光ファイバ4の入射側の先端14側を近づける時
にも、撮像カメラ5,6により2方向から観察すること
ができるために、ストライプ出射端13と光ファイバ4
の入射側の先端14側との距離を正確に測定することが
でき、そのための操作も容易に行うことができる。
【0023】なお、本発明の構成は上記実施例に限定さ
れることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例え
ば、上記実施例で用いた光ファイバ4は先球のシングル
モードファイバであり、そのコア12は先端側がテーパ
状になっていたが、光ファイバ4はマルチモードファイ
バでもよく、その形状も先球光ファイバとは限らず、コ
ア12の先端側がテーパ状になっているもの以外の光フ
ァイバ4を用いた場合にも本発明を適用させることがで
きる。但し、本実施例で用いたシングルモードファイバ
4は非常に極細であり、半導体レーザ1との光結合の位
置合わせが特に難しい光ファイバであるので、このよう
な光ファイバ4の光結合を容易に短時間で行える本発明
によれば、光ファイバ4の種類や形状を変えた場合に
も、より容易に短時間で半導体レーザ1との光結合を行
うことができる。
【0024】また、上記実施例では、半導体レーザ1の
上面の外周縁10と電極2の外周縁9との間の距離を2
0μmとしたが、この距離は20μm以上であればよ
く、電極2の面積が電極2としての機能を果たす大きさ
であれば、電極2の外周縁9と半導体レーザ1の上面の
外周縁10の距離は大きく隔ててあっても構わない。
【0025】さらに、上記実施例では、撮像カメラ6を
半導体レーザ1の上面側と直交する側面手前側に設けた
が、撮像カメラ6は半導体レーザ1の上面側と直交する
側面で半導体レーザ1の奥側に設けるように構成しても
よい。
【0026】また、上記実施例では、半導体レーザ1は
サブマウント26に搭載し、ボンディングされていた
が、半導体レーザ1はサブマウント26に搭載されてい
るとは限らず、ステム等に搭載されていてもよいし、搭
載された後にボンディングされていなくてもよく、例え
ば半田等により実装されていてもよい。
【0027】さらに、上記実施例では、撮像カメラ5,
6の画像を画像処理部20に表示し、フィードバック制
御部21の制御により光ファイバ駆動機構22を駆動、
制御していたが、フィードバック制御部21は必ずしも
設ける必要はなく、画像処理部20の表示に従い、手動
により光ファイバ駆動機構22を駆動させてもよい。
【0028】さらにまた、上記実施例では、撮像カメラ
5,6の画像を画像処理部20で同一の画面に同時に表
示したが、同一の画面にスイッチの切り換え等により別
々に表示するように構成してもよく、また、撮像カメラ
5用と撮像カメラ6用との別々の画面を設けて表示して
もよい。但し、これらの場合は、半導体レーザ1のスト
ライプ発光部3の光軸23と光ファイバ4のコア12の
光軸24とのずれを検出するために行われる信号処理の
時間は、撮像カメラ5,6の画像を同一画面に同時に表
示する場合に比べると多少長くかかる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、半導体レーザの上面側
とこれに直交する側面側の2方向から撮像カメラによっ
て観察し、各撮像カメラの画像を用いてストライプ発光
部と光ファイバコアのX軸方向とY軸方向のずれを検出
するため、このずれは容易に短時間で検出することがで
きる。また、この検査結果に基づき、このずれを修正す
るX,Y方向に駆動機構を移動して半導体レーザと光フ
ァイバコアとの相対位置を調整するため、調整は容易
で、調整にかかる時間は短時間ですむ。
【0030】また、半導体レーザと光ファイバを固定す
る際に、一度半導体レーザと光ファイバコアとの相対位
置を調整した後に、固定前にその位置が微妙にずれた時
には撮像カメラによってそのずれを即座に検出し、すぐ
にずれを修正することができる。したがって、本発明を
用いることにより、半導体レーザと光ファイバとの光学
的結合を容易に、効率的に行うことができ、光半導体モ
ジュールの作製等の際にも組立の時間を大幅に省くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体レーザと光ファイバの光学
的結合に用いる装置の一実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図2】上記装置の画像処理部の画面に映し出された撮
像カメラの画像を示す説明図である。
【図3】半導体レーザと光ファイバの従来の光学的結合
方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 電極 3 ストライプ発光部 4 光ファイバ 5,6 撮像カメラ 12 コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−197906(JP,A) 特開 昭58−43413(JP,A) 特開 昭58−158620(JP,A) 実開 平4−91312(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/42

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザのストライプ出射端側に対
    向配置する光ファイバを光軸のZ軸方向とこのZ軸に対
    して直交するX軸およびY軸方向に移動する駆動機構に
    連係しておき、半導体レーザを駆動し発光させることに
    より該半導体レーザの出射端側の外周面を通して見える
    ストライプ発光部と光ファイバを半導体レーザの上面側
    とこれに直交する側面側の2方向から撮像カメラによっ
    て観察し、各撮像カメラの画像を用いてストライプ発光
    部と光ファイバコアのX軸方向とY軸方向のずれを検出
    し、このずれを修正するX,Y方向に駆動機構を移動し
    て半導体レーザと光ファイバコアとの相対位置を調整す
    る半導体レーザと光ファイバとの光学的結合方法。
  2. 【請求項2】 光ファイバが先球のシングルモードファ
    イバであることを特徴とする請求項1記載の半導体レー
    ザと光ファイバとの光学的結合方法。
  3. 【請求項3】 シングルモードファイバのコアの先端側
    がテーパ状である請求項2記載の半導体レーザと光ファ
    イバとの光学的結合方法。
  4. 【請求項4】 光ファイバがマルチモードファイバであ
    る請求項1記載の半導体レーザと光ファイバとの光学的
    結合方法。
  5. 【請求項5】 半導体レーザは上面に前記半導体レーザ
    の上面の面積よりも小さい面積の電極を有している請求
    項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の半導体レーザ
    と光ファイバとの光学的結合方法。
  6. 【請求項6】 半導体レーザの駆動手段と、半導体レー
    ザに対向配置される光ファイバに連係した光ファイバ駆
    動機構と、前記半導体レーザの駆動手段により駆動され
    発光して半導体レーザの外周面を通して見えるストライ
    プ発光部と前記光ファイバとを上面側とこれに直交する
    側面側の2方向から撮像する撮像カメラと、前記撮像カ
    メラに接続された画像処理部とを有し、前記画像処理部
    は、前記撮像カメラで撮像された2方向からの画像を同
    一画面上に映し出し、各画像から前記半導体レーザのス
    トライプ発光部と光ファイバコアとのずれ量を検出する
    ことを特徴とする半導体レーザと光ファイバとの光学的
    結合装置。
  7. 【請求項7】 画像処理部にはフィードバック制御部が
    接続され、前記フィードバック制御部は光ファイバ駆動
    機構に接続されて、前記画像処理部により検出されたず
    れ量を修正する方向に前記光ファイバ駆動機構を移動さ
    せることを特徴とする請求項6記載の半導体レーザと光
    ファイバとの光学的結合装置。
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