JP4575825B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4575825B2
JP4575825B2 JP2005096971A JP2005096971A JP4575825B2 JP 4575825 B2 JP4575825 B2 JP 4575825B2 JP 2005096971 A JP2005096971 A JP 2005096971A JP 2005096971 A JP2005096971 A JP 2005096971A JP 4575825 B2 JP4575825 B2 JP 4575825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
light
laser light
guide
optical path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005096971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006272416A (ja
Inventor
一夫 丸嶋
孝喜 宮崎
Original Assignee
サンクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンクス株式会社 filed Critical サンクス株式会社
Priority to JP2005096971A priority Critical patent/JP4575825B2/ja
Publication of JP2006272416A publication Critical patent/JP2006272416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4575825B2 publication Critical patent/JP4575825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

本発明は、レーザ光を加工対象物に照射して該加工対象物を加工するレーザ加工装置に関するものである。
この種のレーザ加工装置は、レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム径をビームエキスパンダにて一旦拡大し、その後段において収束レンズにてレーザ光を収束させて加工対象物に照射するように構成されている。
ところで、レーザ加工装置から出射されるレーザ光は可視領域でないレーザ光を用いるのが一般的であるため、例えば加工対象物にレーザ光の照射位置を決定する場合などにおいて作業者によるレーザ光の視認が困難であり、正確なレーザ光の照射位置を決定するのが大変難しい。そのため、このようなレーザ加工装置には、従来より、加工対象物に対してレーザ光と同一位置に可視領域の波長を有するガイド光を照射するガイド光照射手段が備えられている(例えば特許文献1,2参照)。
具体的に特許文献1では、ビームエキスパンダの後段にダイクロイックミラーを配置し、レーザ光の光軸と同軸となるようにその光軸の直交方向から該ミラーにガイド光を出射させて、レーザ光の照射位置と同一位置にガイド光が照射されるように構成されている。また特許文献2では、ビームエキスパンダの前段にガイド光を照射するダイクロイックミラーを配置する以外は前記特許文献1と同様の構成となっている。
因みに、加工用のレーザ光に可視領域のレーザ光を用いることが考えられる。しかしながら、このレーザ光は危険度が高いため、取り扱いが難しい。また、このような可視領域のレーザ光を用いた場合、ガイド照射時においてレーザ光の強度を弱めることも考えるが、レーザ光の強度を十分に低下させるための装置が大掛かりとなってしまう。従って、可視領域のレーザ光を用いても、結局のところ上記したようなガイド光照射手段が必要であった。
特開平8−323489号公報 特開2004−66327号公報
ところで、上記特許文献1や特許文献2のように、ガイド光を入射させるためのダイクロイックミラーをレーザ光の光路上(光軸上)においてビームエキスパンダの前段若しくは後段に直列に配置する構成では、そのレーザ光の光軸方向にレーザ加工装置が大型化し、該装置の小型化の大きな障害となっている。またこのことは、上記したガイド光を入射させるためのダイクロイックミラーのみならず、レーザ光の光路上に設ける必要がある機能部品を用いる場合の共通の課題である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、レーザ光の光路上に設ける必要がある機能部品の配置効率を向上し、装置の小型化を図ることができるレーザ加工装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム幅を拡大する入射レンズ及び出射レンズの少なくとも2つのレンズを有するビームエキスパンダを備え、該ビームエキスパンダを経たレーザ光を収束レンズにて収束して加工対象物に照射し該加工対象物を加工するレーザ加工装置において、前記レーザ光の光路外に配置され、可視領域のガイド光を出射する可視光光源と、前記レーザ光の光路上に配置され、前記ガイド光を前記レーザ光の光軸と同軸となるように入射させるガイド光入射手段と、を備え、前記ガイド光入射手段は、前記ビームエキスパンダの前記2つのレンズ間に配置されることをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム幅を拡大する入射レンズ及び出射レンズの少なくとも2つのレンズを有するビームエキスパンダを備え、該ビームエキスパンダを経たレーザ光を収束レンズにて収束して加工対象物に照射し該加工対象物を加工するレーザ加工装置において、前記レーザ光の光路外に配置され、前記レーザ光を検出すべく受光する受光手段と、前記レーザ光の光路上に配置され、前記レーザ光の光路外に配置される前記受光手段に前記レーザ光の少なくとも一部を導出するレーザ光導出手段と、を備え、前記レーザ光導出手段は、前記ビームエキスパンダの前記2つのレンズ間に配置されることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム幅を拡大する入射レンズ及び出射レンズの少なくとも2つのレンズを有するビームエキスパンダを備え、該ビームエキスパンダを経たレーザ光を収束レンズにて収束して加工対象物に照射し該加工対象物を加工するレーザ加工装置において、前記レーザ光の光路外に配置され、可視領域のガイド光を出射する可視光光源と、前記レーザ光の光路上に配置され、前記ガイド光を前記レーザ光の光軸と同軸となるように入射させるガイド光入射手段と、前記レーザ光の光路外に配置され、前記レーザ光を検出すべく受光する受光手段と、前記レーザ光の光路上に配置され、前記レーザ光の光路外に配置される前記受光手段に前記レーザ光の少なくとも一部を導出するレーザ光導出手段と、を備え、前記ガイド光入射手段及び前記レーザ光導出手段は、前記ビームエキスパンダの前記2つのレンズ間に配置されることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は3に記載のレーザ加工装置において、前記レーザ光による加工時には、前記レーザ光源から前記レーザ光を出射させると共に前記可視光光源からの前記ガイド光の出射を停止させ、前記ガイド光による投射時には、前記レーザ光源からの前記レーザ光の出射を停止させると共に前記可視光光源から前記ガイド光を出射させるように制御する切替制御手段を備えたことをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1,3,4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、前記ガイド光入射手段を前記レーザ光の光路上又は光路外に切り替え配置可能な進退駆動手段を備えたことをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のレーザ加工装置において、前記レーザ光による加工時には、前記ガイド光入射手段を前記レーザ光の光路外に退避させるべく前記進退駆動手段を制御し、前記ガイド光による投射時には、前記ガイド光入射手段を前記レーザ光の光路上に進入させるべく前記進退駆動手段を制御する進退制御手段を備えたことをその要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2又は3に記載のレーザ加工装置において、前記レーザ光導出手段を前記レーザ光の光路上又は光路外に切り替え配置可能な進退駆動手段を備えたことをその要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のレーザ加工装置において、前記レーザ光による加工時には、前記レーザ光導出手段を前記レーザ光の光路外に退避させるべく前記進退駆動手段を制御し、前記レーザ光の検出時には、前記レーザ光導出手段を前記レーザ光の光路上に進入させるべく前記進退駆動手段を制御する進退制御手段を備えたことをその要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1,3〜6のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、前記可視光光源と前記ガイド光入射手段との間には、該可視光光源から出射されるガイド用レンズが備えられ、前記ガイド用レンズは、前記ビームエキスパンダから出射される前記ガイド光が平行光となるような屈折率に設定されていることをその要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1,3〜6,9のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、前記ビームエキスパンダの加工対象物側のレンズ及び前記収束レンズは、色消しレンズであることをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、可視光光源からのガイド光をレーザ光の光軸と同軸となるように入射させるガイド光入射手段が、ビームエキスパンダを構成する少なくとも2つのレンズ間に配置される。ここで、ビームエキスパンダの倍率(性能)は内部の両レンズの焦点距離により決定されるため、これら両レンズ間の距離縮小に限界がある。これにより、これら両レンズ間に空間が生じるため、この空間(デッドスペース)にガイド光入射手段を配置してその配置効率を向上させることで、従来構造と比べて、レーザ光の光路長を短くでき、もってレーザ加工装置の小型化に寄与することができる。
請求項2に記載の発明によれば、レーザ光の光路外に配置されレーザ光を検出する受光手段にレーザ光の少なくとも一部を導出するレーザ光導出手段が、ビームエキスパンダを構成する少なくとも2つのレンズ間に配置される。上記請求項1にも述べたように、ビームエキスパンダの倍率(性能)を確保する上で内部の両レンズ間に空間が生じるため、この空間(デッドスペース)にレーザ光導出手段を配置してその配置効率を向上させることで、レーザ光の光路長を短くでき、もってレーザ加工装置の小型化に寄与することができる。
請求項3に記載の発明によれば、可視光光源からのガイド光をレーザ光の光軸と同軸となるように入射させるガイド光入射手段と、レーザ光の光路外に配置されレーザ光を検出する受光手段にレーザ光の少なくとも一部を導出するレーザ光導出手段とが、ビームエキスパンダを構成する少なくとも2つのレンズ間に配置される。上記請求項1,2にも述べたように、ビームエキスパンダの倍率(性能)を確保する上で内部の両レンズ間に空間が生じるため、この空間(デッドスペース)にガイド光入射手段とレーザ光導出手段とを配置してその配置効率を向上させることで、レーザ光の光路長を短くでき、もってレーザ加工装置の小型化に寄与することができる。
請求項4に記載の発明によれば、切替制御手段は、レーザ光による加工時に、レーザ光源からレーザ光を出射させると共に可視光光源からのガイド光の出射を停止させ、ガイド光による投射時に、レーザ光源からのレーザ光の出射を停止させると共に可視光光源からガイド光を出射させる。つまり、レーザ光による加工時にはガイド光による投射を行う必要がなく、ガイド光による投射時にはレーザ光の照射を行う必要がないため、それぞれの場合に、ガイド光及びレーザ光の出射停止を行うことで、無駄な消費電力を削減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ガイド光入射手段をレーザ光の光路上又は光路外に切り替え配置可能な進退駆動手段が備えられる。これにより、少なくともガイド光による投射が必要なときのみにガイド光入射手段をレーザ光の光路上に配置することが可能となるため、ガイド光入射手段でのレーザ光の損失を極力低減でき、該レーザ光を効率よく加工対象物側に導くことができる。
請求項6に記載の発明によれば、進退制御手段は、レーザ光による加工時に、ガイド光入射手段をレーザ光の光路外に退避させ、ガイド光による投射時に、ガイド光入射手段をレーザ光の光路上に進入させる。つまり、レーザ光による加工時においてガイド光入射手段をレーザ光の光路上から確実に退避することができるため、ガイド光入射手段でのレーザ光の損失をより確実に低減することができる。
請求項7に記載の発明によれば、レーザ光導出手段をレーザ光の光路上又は光路外に切り替え配置可能な進退駆動手段が備えられる。これにより、少なくともレーザ光を検出する際にのみレーザ光導出手段をレーザ光の光路上に配置することが可能となるため、レーザ光導出手段でのレーザ光の損失を極力低減でき、該レーザ光を効率よく加工対象物側に導くことができる。
請求項8に記載の発明によれば、進退制御手段は、レーザ光による加工時に、レーザ光導出手段をレーザ光の光路外に退避させ、レーザ光の検出時に、レーザ光導出手段をレーザ光の光路上に進入させる。つまり、レーザ光の検出時においてレーザ光導出手段をレーザ光の光路上から確実に退避することができるため、レーザ光導出手段でのレーザ光の損失をより確実に低減することができる。
請求項9に記載の発明によれば、可視光光源とガイド光入射手段との間には、該可視光光源から出射されるガイド光を収束又は発散させるガイド用レンズが備えられ、そのガイド用レンズは、ビームエキスパンダから出射されるガイド光が平行光となるような屈折率に設定される。これにより、ビームエキスパンダから出射されるガイド光がレーザ光と同様に平行光となるので、該ガイド光もレーザ光と同様に収束レンズにて収束され、加工対象物上のガイド光のスポットがより視認し易くなる。
請求項10に記載の発明によれば、ビームエキスパンダの加工対象物側のレンズ及び収束レンズには色消しレンズが用いられるので、レーザ光とガイド光との波長違いによる加工対象物上でのスポットずれを抑制でき、ガイド光による加工位置の認識をより正確に行うことができる。
本発明によれば、レーザ光の光路上に設ける必要がある機能部品の配置効率を向上し、装置の小型化を図ることができるレーザ加工装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態のレーザ加工装置10の構成ブロック図である。本実施の形態のレーザ加工装置10は、加工対象物Wの表面に文字・記号・図形などをマーキング加工するものである。
レーザ加工装置10は、加工用のレーザ光を出射するレーザ光源11を備えている。レーザ光源11は、レーザ発振器からなり、制御回路12にてその発振が制御される。
レーザ光源11の後段には、ビームエキスパンダ13が配設されている。ビームエキスパンダ13は、レーザ光源11から出射されたレーザ光を一定の倍率、より詳しくは入射ビーム径(幅)に対する出射ビーム径(幅)の比率の平行光に拡大するために設けられている。因みに、後段の収束レンズ16に入射するレーザ光のビーム径が大きいほど収束レンズ16から出射されたレーザ光のスポットが微小となるため、ビームエキスパンダ13を用いてレーザ光のビーム径を一旦拡大する。
ビームエキスパンダ13の後段には、ガルバノミラー14が配設されている。ガルバノミラー14は、ビーム径が拡大されたレーザ光を反射してその照射方向を変更するものであり、例えば対をなすX軸ミラーとY軸ミラーとで構成されている。ガルバノミラー14は、制御回路12の制御に基づく駆動装置15の駆動により角度制御され、マーキングする文字や記号、図形などに基づいて2次元でレーザ光を走査する。
ガルバノミラー14の後段には、収束レンズ(fθレンズ)16が配設されている。収束レンズ16は、ビームエキスパンダ13にて一旦ビーム径が拡大されたレーザ光を加工対象物Wの表面において所定のスポット径となるまで収束させ、マーキング加工に適したエネルギー密度まで高める。
また、上記したビームエキスパンダ13は、具体的に、レーザ光を一定の倍率まで拡大するための入射レンズ17と出射レンズ18とを有している。ここで、ビームエキスパンダ13の倍率(性能)は、入射レンズ17及び出射レンズ18の両レンズの焦点距離により決定されるため、これら両レンズ17,18間の距離縮小に限界がある。換言すれば、これら両レンズ17,18間には所定距離以上の空間が必要である。本実施の形態では、このように入射レンズ17と出射レンズ18との間に生じる空間に着目し、その空間にガイド光照射装置21の一部を構成するダイクロイックミラー22と、モニタ装置25の一部を構成するハーフミラー26とを収容する構成としている。
ガイド光照射装置21は、上記したダイクロイックミラー22と、ガイド用レンズ23と、可視光光源24とを備えている。ダイクロイックミラー22は、ビームエキスパンダ13の入射レンズ17の後段に配置されて固定されている。ダイクロイックミラー22は、レーザ光の光路上(光軸上)において、その光軸に対して所定角度(本実施の形態では45°)傾斜させて配置されている。このようなダイクロイックミラー22は、レーザ光を透過する一方、ガイド光を反射するように構成されている。
可視光光源24は、レーザ光の光軸に対して直交する軸線上に配置されており、該可視光光源24とダイクロイックミラー22との間にガイド用レンズ23が介在されている。可視光光源24は、ガイド用レーザ光を発するレーザダイオード(LD)又はLEDにて構成され、制御回路12により点消灯が制御される。可視光光源24は、可視領域の波長を有するガイド光をガイド用レンズ23を介してダイクロイックミラー22の反射面に出射し、該ミラー22にて反射されるガイド光は、レーザ光の光軸と同軸となるように向けられる。
ガイド用レンズ23は、前記ビームエキスパンダ13の出射レンズ18と協働し、拡散する可視光光源24からのガイド光を出射レンズ18の後段において平行光となるように設けられるものである。つまり、ガイド用レンズ23は、出射レンズ18から出射されるガイド光が平行光となるような屈折率に設定されている。
モニタ装置25は、上記したハーフミラー26と、受光素子27と、アクチュエータ28とを備えている。ハーフミラー26は、ビームエキスパンダ13の出射レンズ18の前段に配置され、制御回路12の制御に基づくアクチュエータ28の駆動にて揺動するように設けられている。ハーフミラー26は、レーザ光の光路上に突出する一方の揺動端位置(突出位置)に配置されると、その光軸に対して所定角度(本実施の形態では45°)傾斜し、該突出位置とは反対側の揺動端位置(格納位置)に配置されると、レーザ光の光路上から退避するようになっている。このようなハーフミラー26は、レーザ光の反射率が10%(透過率が90%)のミラーにて構成されている。
受光素子27は、レーザ光の光軸に対して直交する軸線上に配置されている。受光素子27は、フォトダイオード(PD)にて構成されている。受光素子27は、突出位置に配置されたハーフミラー26の反射面にて反射されたレーザ光(この場合、10%のレーザ光)を受光し、該レーザ光の強度に応じた検出信号を制御回路12に出力する。
上記各装置の制御などを実施する制御回路12は、マーキング加工指令が生じ加工対象物Wへのマーキング加工を実施する際、駆動装置15を駆動してガルバノミラー14の角度制御を行う。即ち、制御回路12は、マーキングする文字や記号、図形などに基づいて2次元でレーザ光を走査し、加工対象物Wの表面に所定形状のマーキングを実施する。因みに、このマーキング加工を実施する場合においては、制御回路12は、ガイド光照射装置21の可視光光源24を消灯すると共に、モニタ装置25のハーフミラー26を格納位置に退避させるべくアクチュエータ28を制御する。
また、モニタ装置25(受光素子27)によるレーザ光の強度をモニタする場合(レーザ光モニタ指令が生じると)、制御回路12は、該装置25のアクチュエータ28を駆動してハーフミラー26を突出位置に配置させる。すると、制御回路12には受光素子27からレーザ光の強度に応じた検出信号が入力され、該制御回路12は、その検出信号にレーザ光の強度を検出する。制御回路12は、検出したレーザ光の強度に基づいてレーザ光源11の発振を制御し、レーザ光源11のレーザ光の強度を調整する。レーザ光のモニタが不要になると(モニタ不要指令が生じると)、制御回路12は、アクチュエータ28を駆動してハーフミラー26を格納位置に配置する。
また、マーキング加工を実施する前に加工対象物Wの表面にガイド光を照射し、レーザ光の照射位置やマーキング形状などを確認する場合(ガイド光照射指令が生じると)、制御回路12は、可視光光源24を点灯させる(この場合、レーザ光源11を消灯)。すると、可視光光源24からのガイド光がダイクロイックミラー22にて反射されてレーザ光の光路上を進み、ガルバノミラー14及び収束レンズ16を通じて加工対象物Wの表面に照射される。これにより、レーザ光の照射位置が視認可能となる。またこの場合に、マーキング加工を実施する際と同様にガルバノミラー14をマーキング形状に応じて駆動させることで、ガイド光が加工対象物Wの表面をそのマーキング形状に応じて移動するようになり、そのマーキング形状が視認可能となる。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)可視光光源24からのガイド光をレーザ光の光軸と同軸となるように入射させるダイクロイックミラー22と、レーザ光の光路外に配置されレーザ光を検出する受光素子27にレーザ光の一部を導出するハーフミラー26とが、ビームエキスパンダ13を構成する入射レンズ17と出射レンズ18との間に配置されている。即ち、ビームエキスパンダ13の倍率(性能)を確保する上で内部の両レンズ17,18間に空間が生じるため、この空間(デッドスペース)にダイクロイックミラー22とハーフミラー26とを配置してその配置効率を向上させることで、レーザ光の光路長を短くでき、もってレーザ加工装置10の小型化に寄与することができる。
(2)制御回路12は、レーザ光による加工時に、レーザ光源11からレーザ光を出射させると共に可視光光源24からのガイド光の出射を停止させ、ガイド光による投射時に、レーザ光源11からのレーザ光の出射を停止させると共に可視光光源24からガイド光を出射させるよう制御す。つまり、レーザ光による加工時にはガイド光による投射を行う必要がなく、ガイド光による投射時にはレーザ光の照射を行う必要がないため、それぞれの場合に、ガイド光及びレーザ光の出射停止を行うことで、無駄な消費電力を削減することができる。
(3)ハーフミラー26をレーザ光の光路上又は光路外に切り替え配置可能なアクチュエータ28が備えられている。これにより、レーザ光をモニタ(検出)する際にのみハーフミラー26がレーザ光の光路上に配置されるため、ハーフミラー26でのレーザ光の損失を極力低減でき、該レーザ光を効率よく加工対象物側に導くことができる。しかも、制御回路12により、レーザ光による加工時にハーフミラー26がレーザ光の光路外に退避され、レーザ光のモニタ時(検出時)にハーフミラー26がレーザ光の光路上に進入される。つまり、レーザ光の検出時においてハーフミラー26をレーザ光の光路上から確実に退避することができるため、ハーフミラー26でのレーザ光の損失をより確実に低減することができる。
(4)可視光光源24とダイクロイックミラー22との間には、該可視光光源24から出射されるガイド光を収束又は発散させるガイド用レンズが備えられ、そのガイド用レンズ23は、ビームエキスパンダ13から出射されるガイド光が平行光となるような屈折率に設定されている。これにより、ビームエキスパンダ13から出射されるガイド光がレーザ光と同様に平行光となるので、該ガイド光もレーザ光と同様に収束レンズ16にて収束され、加工対象物W上のガイド光のスポットがより視認し易くなる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ダイクロイックミラー22とハーフミラー26とを共に、ビームエキスパンダ13を構成する入射レンズ17と出射レンズ18との間に配置する構成であったが、ミラー22,26のいずれか一方であってもよい。即ち、レーザ加工装置10にガイド光照射装置21が必要ないときにはダイクロイックミラー22が省略され、モニタ装置25が必要ないときにはハーフミラー26が省略される。また、ダイクロイックミラー22及びハーフミラー26といったミラー以外の部材にてガイド光の入射やレーザ光の導出を行うようにしてもよい。また、これらの他にレーザ光の光路上に配置してレーザ加工装置10の機能を向上させる機能向上手段をビームエキスパンダ13内の入射レンズ17と出射レンズ18との間に配置してもよい。
・上記実施の形態では、ビームエキスパンダ13を直線状に構成し、該ビームエキスパンダ13とその前後のレーザ光源11及びガルバノミラー14とを同一直線状に配置したが、この構成を適宜変更してもよい。
例えば、図2に示すように、ビームエキスパンダ13aをL字状に構成してもよい。即ち、このビームエキスパンダ13aは、入射レンズ17を通過するレーザ光の光軸と出射レンズ18を通過する光軸とが両レンズ17,18間のダイクロイックミラー22aにて直交するように構成されている。またこの形態では、ガイド用レンズ23及び可視光光源24は、出射レンズ18を通過する光軸上における該レンズ18とはダイクロイックミラー22aを挟んだ反対側に配置される。因みに、この形態で用いられるダイクロイックミラー22aは、可視光光源24からのガイド光を透過する一方、レーザ光源11からのレーザ光を反射して出射レンズ18に導くものである。このようなビームエキスパンダ13aを用いるものであっても、レーザ光の光路長を短くでき、もってレーザ加工装置10の小型化に寄与することができる。
・上記実施の形態では、アクチュエータ28を用いてハーフミラー26を揺動させてレーザ光の光路に進退可能に構成したが、例えばハーフミラー26をスライド移動させてレーザ光の光路に進退可能に構成してもよい。また、アクチュエータ28を用いず、手動操作にてハーフミラー26を作動させるようにしてもよい。また、ハーフミラー26を作動させない構成としてアクチュエータ28を省略してもよい。
・上記実施の形態では、レーザ光の反射率が10%(透過率が90%)のハーフミラー26を用いたが、反射率(透過率)はこの数値に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。また、全反射ミラーを用いることもできる。
・上記実施の形態では、ダイクロイックミラー22をビームエキスパンダ13内に固定したが、ハーフミラー26をアクチュエータ28にて進退可能に作動させたように、ガイド光入射手段であるダイクロイックミラー22を進退駆動手段を用いてレーザ光の光路に進退可能に構成してもよい。この場合、ダイクロイックミラー22に替えてハーフミラーや全反射ミラーを用いることもできる。
因みに、制御回路12の制御により、レーザ光による加工時にダイクロイックミラー22等のガイド光入射手段をレーザ光の光路外に退避させ、ガイド光による投射時にガイド光入射手段をレーザ光の光路上に進入させるように制御してもよい。このようにすれば、レーザ光による加工時においてガイド光入射手段をレーザ光の光路上から確実に退避することができるため、ガイド光入射手段でのレーザ光の損失をより確実に低減することができる。
・上記実施の形態におけるビームエキスパンダ13の出射レンズ18及び収束レンズ16に色消しレンズを用いてもよい。即ち、色消しレンズは、レーザ光とガイド光との波長違いによる加工対象物W上でのスポットずれを抑制できるので、ガイド光による加工位置の認識をより正確に行うことができる。
・上記実施の形態では、加工対象物Wの表面に文字・記号・図形などをマーキング加工するレーザ加工装置10に適用したが、レーザ光の照射によって加工対象物Wの切断や溶接など、他の加工を行うレーザ加工装置に適用することもできる。
本実施の形態におけるレーザ加工装置の構成ブロック図である。 別例のビームエキスパンダ部分を示す構成図である。
符号の説明
11…レーザ光源、12…切替制御手段及び進退制御手段としての制御回路、13,13a…ビームエキスパンダ、16…収束レンズ、17…レンズとしての入射レンズ、18…レンズとしての出射レンズ、22…ガイド光入射手段及び機能向上手段を構成するダイクロイックミラー、23…ガイド用レンズ、24…可視光光源、26…レーザ光導出手段及び機能向上手段を構成するハーフミラー、27…受光手段としての受光素子、28…進退駆動手段としてのアクチュエータ、W…加工対象物。

Claims (10)

  1. レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム幅を拡大する入射レンズ及び出射レンズの少なくとも2つのレンズを有するビームエキスパンダを備え、該ビームエキスパンダを経たレーザ光を収束レンズにて収束して加工対象物に照射し該加工対象物を加工するレーザ加工装置において、
    前記レーザ光の光路外に配置され、可視領域のガイド光を出射する可視光光源と、
    前記レーザ光の光路上に配置され、前記ガイド光を前記レーザ光の光軸と同軸となるように入射させるガイド光入射手段と、を備え、
    前記ガイド光入射手段は、前記ビームエキスパンダの前記2つのレンズ間に配置されることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム幅を拡大する入射レンズ及び出射レンズの少なくとも2つのレンズを有するビームエキスパンダを備え、該ビームエキスパンダを経たレーザ光を収束レンズにて収束して加工対象物に照射し該加工対象物を加工するレーザ加工装置において、
    前記レーザ光の光路外に配置され、前記レーザ光を検出すべく受光する受光手段と、
    前記レーザ光の光路上に配置され、前記レーザ光の光路外に配置される前記受光手段に前記レーザ光の少なくとも一部を導出するレーザ光導出手段と、を備え、
    前記レーザ光導出手段は、前記ビームエキスパンダの前記2つのレンズ間に配置されることを特徴とするレーザ加工装置。
  3. レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム幅を拡大する入射レンズ及び出射レンズの少なくとも2つのレンズを有するビームエキスパンダを備え、該ビームエキスパンダを経たレーザ光を収束レンズにて収束して加工対象物に照射し該加工対象物を加工するレーザ加工装置において、
    前記レーザ光の光路外に配置され、可視領域のガイド光を出射する可視光光源と、
    前記レーザ光の光路上に配置され、前記ガイド光を前記レーザ光の光軸と同軸となるように入射させるガイド光入射手段と、
    前記レーザ光の光路外に配置され、前記レーザ光を検出すべく受光する受光手段と、
    前記レーザ光の光路上に配置され、前記レーザ光の光路外に配置される前記受光手段に前記レーザ光の少なくとも一部を導出するレーザ光導出手段と、を備え、
    前記ガイド光入射手段及び前記レーザ光導出手段は、前記ビームエキスパンダの前記2つのレンズ間に配置されることを特徴とするレーザ加工装置。
  4. 請求項1又は3に記載のレーザ加工装置において、
    前記レーザ光による加工時には、前記レーザ光源から前記レーザ光を出射させると共に前記可視光光源からの前記ガイド光の出射を停止させ、前記ガイド光による投射時には、前記レーザ光源からの前記レーザ光の出射を停止させると共に前記可視光光源から前記ガイド光を出射させるように制御する切替制御手段を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  5. 請求項1,3,4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、
    前記ガイド光入射手段を前記レーザ光の光路上又は光路外に切り替え配置可能な進退駆動手段を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  6. 請求項5に記載のレーザ加工装置において、
    前記レーザ光による加工時には、前記ガイド光入射手段を前記レーザ光の光路外に退避させるべく前記進退駆動手段を制御し、前記ガイド光による投射時には、前記ガイド光入射手段を前記レーザ光の光路上に進入させるべく前記進退駆動手段を制御する進退制御手段を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  7. 請求項2又は3に記載のレーザ加工装置において、
    前記レーザ光導出手段を前記レーザ光の光路上又は光路外に切り替え配置可能な進退駆動手段を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  8. 請求項7に記載のレーザ加工装置において、
    前記レーザ光による加工時には、前記レーザ光導出手段を前記レーザ光の光路外に退避させるべく前記進退駆動手段を制御し、前記レーザ光の検出時には、前記レーザ光導出手段を前記レーザ光の光路上に進入させるべく前記進退駆動手段を制御する進退制御手段を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  9. 請求項1,3〜6のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、
    前記可視光光源と前記ガイド光入射手段との間には、該可視光光源から出射される前記ガイド光を収束又は発散させるガイド用レンズが備えられ、
    前記ガイド用レンズは、前記ビームエキスパンダから出射される前記ガイド光が平行光となるような屈折率に設定されていることを特徴とするレーザ加工装置。
  10. 請求項1,3〜6,9のいずれか1項に記載のレーザ加工装置において、
    前記ビームエキスパンダの加工対象物側のレンズ及び前記収束レンズは、色消しレンズであることを特徴とするレーザ加工装置。
JP2005096971A 2005-03-30 2005-03-30 レーザ加工装置 Expired - Fee Related JP4575825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005096971A JP4575825B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 レーザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005096971A JP4575825B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 レーザ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006272416A JP2006272416A (ja) 2006-10-12
JP4575825B2 true JP4575825B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=37207650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005096971A Expired - Fee Related JP4575825B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 レーザ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4575825B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008128792A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Fujifilm Corp 距離画像作成装置及び方法
JP5119728B2 (ja) * 2007-05-08 2013-01-16 ソニー株式会社 レーザ加工装置の較正方法及びレーザ加工装置
JP5821329B2 (ja) * 2011-06-29 2015-11-24 オムロン株式会社 レーザ加工装置
US10137526B2 (en) 2014-03-11 2018-11-27 Shimadzu Corporation Laser machining device
JP6375254B2 (ja) * 2015-03-19 2018-08-15 オリンパス株式会社 蛍光観察用ユニットおよび蛍光観察装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11254172A (ja) * 1998-03-16 1999-09-21 Hoya Shot Kk レーザ加工装置
JP2001062583A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Ushio Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk 光路変更手段を備えた加工用レーザ装置
JP2004167509A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Nec Corp レーザ加工装置
JP2004230438A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Sunx Ltd レーザ加工装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11254172A (ja) * 1998-03-16 1999-09-21 Hoya Shot Kk レーザ加工装置
JP2001062583A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Ushio Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk 光路変更手段を備えた加工用レーザ装置
JP2004167509A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Nec Corp レーザ加工装置
JP2004230438A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Sunx Ltd レーザ加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006272416A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102587799B1 (ko) 빔 정렬 및/또는 요동 이동을 제공하는 이중 이동가능한 거울을 갖춘 레이저 절삭 헤드
KR101798172B1 (ko) 레이저 가공장치
JP2010525556A (ja) レーザービームを発生させるものであるための方法及びデバイス、レーザー処置デバイス、及びレーザー検出デバイス
WO2016152404A1 (ja) 半導体レーザ発振器
JP4575825B2 (ja) レーザ加工装置
JPH04501534A (ja) 材料の精密な処理および機械加工のためのダイオード・ポンピングされた、固体レーザに基づくワークステーション
JP5391077B2 (ja) レーザ光照射装置
US7495191B2 (en) Laser treatment apparatus
JP2009178720A (ja) レーザ加工装置
JP4632248B2 (ja) レーザ加工装置
JP6261472B2 (ja) レーザ加工装置
KR101195602B1 (ko) 다층 구조의 가공 대상물을 절단할 수 있는 레이저 절단장치
JP5465495B2 (ja) レーザ加工装置
US20190255649A1 (en) Laser beam machining method and laser beam machine
JP7142312B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ発振制御方法
JP2007098403A (ja) レーザ加工装置
CN106536122B (zh) 激光加工系统以及激光加工方法
JP5021277B2 (ja) レーザ加工装置
JPH1133767A (ja) レーザ溶接方法および装置
JP3970501B2 (ja) レーザ加工装置
JP4304037B2 (ja) レーザマーキング装置
JP2003057696A (ja) レーザ波長変換方法、レーザ光源及びそれを用いたレーザ加工装置
JP6722994B2 (ja) レーザ加工機
JP6851862B2 (ja) レーザ加工機、及び、その制御方法
US20220241894A1 (en) Laser processing machine and laser processing method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees