JP7142244B2 - 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報提供システム、情報提供方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、外部システムに情報を提供する情報提供システム、情報提供方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、施設内の人(利用者)の状態を監視可能で、かつ施設内の機器を施設の外部から制御可能な機器管理システム(情報提供システム)が記載されている。特許文献1に記載の機器管理システムは、サーバ及びローカル装置を主構成として備えている。サーバは、見守り監視部と、機器制御部と、を備えている。見守り監視部は、判定部を有している。判定部は、施設内の少なくとも1台の機器からなる監視対象機器に関する監視情報に基づいて、施設内の人の状態を判定する。
特開2018-56730号公報
特許文献1に記載の機器管理システムでは、判定処理の負荷が大きかった。
本開示の目的は、判定処理の負荷を低減することができる情報提供システム、情報提供方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係る情報提供システムは、施設を利用する利用者に関する情報を提供する情報提供システムである。前記情報提供システムは、取得部と、第1算出部と、第2算出部と、通信部と、を備える。前記取得部は、前記施設における使用電力量のデータを取得する。前記第1算出部は、第1期間における前記使用電力量に対する、第2期間における前記使用電力量の変化量を算出する。前記第2期間は、前記第1期間と同じ長さであって前記第1期間よりも後の期間である。前記第2算出部は、所定の算出期間において、前記変化量が閾値以上となる回数を前記利用者の活動回数として算出する。前記通信部は、前記活動回数に基づく前記利用者の活動指数を前記情報として外部システムに送信する。
本開示の一態様に係る情報提供方法は、施設を利用する利用者に関する情報を提供する情報提供方法である。前記情報提供方法は、取得ステップと、第1算出ステップと、第2算出ステップと、通信ステップと、を含む。前記取得ステップは、前記施設における使用電力量のデータを取得するステップである。前記第1算出ステップは、第1期間における前記使用電力量に対する、前記第1期間と同じ長さであって前記第1期間よりも後の第2期間における前記使用電力量の変化量を算出するステップである。前記第2算出ステップは、所定の算出期間において、前記変化量が閾値以上となる回数を前記利用者の活動回数として算出するステップである。前記通信ステップは、前記活動回数に基づく前記利用者の活動指数を前記情報として外部システムに送信するステップである。前記情報提供方法は、1以上のプロセッサにより実行される。
本開示の一態様に係るプログラムは、1以上のプロセッサに、上述の情報提供方法を実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、判定処理の負荷を低減することができる、という効果がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る情報提供システムの構成を示すブロック図である。 図2は、同上の情報提供システムを含む全体構成を示すシステム構成図である。 図3は、同上の情報提供システムの一連の動作を示すフローチャートである。 図4は、同上の情報提供システムにおける活動指数の一例を示すグラフである。 図5は、本開示の一実施形態の変形例1に係る情報提供システムにおける活動指数の一例を示すグラフである。 図6は、本開示の一実施形態の変形例2に係る情報提供システムにおける活動指数の一例を示すグラフである。
(実施形態)
(1)概要
以下、本実施形態に係る情報提供システム1の概要について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係る情報提供システム1は、図1及び図2に示すように、施設100を利用する利用者に関する情報を外部システム2に提供するためのシステムである。施設100は、例えば、マンション等の集合住宅の各住戸である。利用者は、例えば、施設100の住人である。外部システム2は、例えば、情報処理サービス業者のサーバ装置である。本開示でいう「利用者に関する情報」とは、施設100内における利用者の活動(行動)に関する情報をいう。また、本開示でいう「利用者の活動」とは、利用者が施設100内に設けられている電気機器80のオン/オフを制御することと、センサ90により利用者又は電気機器80の状態が検知されることとの少なくとも一方をいう。電気機器80は、例えば、部屋101内の空調機器81、照明器具82、床暖房、電気給湯器等を含む。センサ90は、例えば、部屋101に設けられた人感センサである。
近年では、少子高齢化が進んでおり、仕事や家庭の関係で高齢の両親と離れて暮らす状況が増加する傾向にある。そのため、離れて暮らす家族の状態を確認し、状況に応じてサポートする「見守りサービス」が普及しつつある。本実施形態に係る情報提供システム1は、このような見守りサービスを行う業者に対して、見守りサービスのための情報(データ)を提供するシステムである。
本実施形態に係る情報提供システム1は、図1に示すように、取得部12と、第1算出部111と、第2算出部112と、通信部13と、を備える。取得部12は、施設100における使用電力量のデータを取得する。第1算出部111は、第1期間における使用電力量に対する、第2期間における使用電力量の変化量を算出する。第2期間は、第1期間と同じ長さであって、第1期間よりも後の期間である。第2算出部112は、所定の算出期間において、上記変化量が閾値以上となる回数を利用者の活動回数として算出する。通信部13は、活動回数に基づく活動指数を上記情報(利用者に関する情報)として外部システム2に送信する。本開示でいう「活動指数」とは、施設100の利用者の活動状態に関する指数をいう。なお、活動指数の詳細については後述する。
本実施形態に係る情報提供システム1は、施設100の利用者についての活動指数を外部システム2に送信している。そして、外部システム2において、情報提供システム1からの活動指数に基づいて施設100の利用者の状態(健康状態)を判定している。そのため、情報提供システム1は、利用者の状態を判定するための情報を外部システム2に提供するだけでよく、利用者の状態を判定する処理が不要である。したがって、本実施形態に係る情報提供システム1によれば、利用者の状態を判定する処理の分だけ判定処理の負荷を低減することができる。
(2)構成
本実施形態に係る情報提供システム1は、図2に示すように、ネットワーク7を介して外部システム2と通信可能である。情報提供システム1は、外部システム2に対して、施設100を利用する利用者に関する情報を送信する。また、本実施形態に係る情報提供システム1は、図2に示すように、ネットワーク7を介して計測システム4と通信可能である。情報提供システム1は、計測システム4から、施設100における使用電力量を取得する。以下、本実施形態に係る情報提供システム1、外部システム2、及び計測システム4について、図1及び図2を参照して説明する。
(2.1)計測システム
まず、本実施形態に係る計測システム4の構成について説明する。
本実施形態に係る計測システム4は、図2に示すように、計測ユニット41と、通信アダプタ42と、電流センサ43,44と、を備えている。計測ユニット41、通信アダプタ42、及び電流センサ43,44は、分電盤3のキャビネット内に配置(収納)されている。分電盤3は、主幹ブレーカ31と、複数の分岐ブレーカ32と、をキャビネット内に備えている。主幹ブレーカ31は、系統電源9に電気的に接続されている。複数の分岐ブレーカ32は、主幹ブレーカ31の二次側に電気的に接続されている。
計測ユニット41は、電流センサ43,44に電気的に接続されている。電流センサ43は、主幹ブレーカ31の一次側に設けられており、幹線を流れる電流の値を計測する。複数の電流センサ44は、複数の分岐ブレーカ32に対応して設けられており、複数の分岐回路70に流れる電流の値をそれぞれ計測する。本開示でいう「分岐回路」は、複数の分岐ブレーカ32にて幹線から分岐された各回路を意味する。分岐回路70は、分岐ブレーカ32に接続される配線、空調機器81、照明器具82、床暖房、電気給湯器等の電気機器80、コンセント(アウトレット)、壁スイッチ等を含んでいる。このような分岐回路70は、本実施形態のように住宅からなる施設100においては、例えば、リビング、寝室、玄関、トイレ、キッチン等の部屋101(図2参照)ごと、かつ空調機器81、照明器具82、床暖房、電気給湯器等の機器の種類ごとに設けられる。1つの分岐回路70には、1つの電気機器80が含まれてもよいし、複数の電気機器80が含まれてもよい。
計測ユニット41は、電流センサ43,44の出力を用いて、幹線及び複数の分岐回路70の各々について、消費電力と消費電力量との少なくとも一方を計測する。通信アダプタ42は、計測ユニット41で計測された計測値を、計測システム4の計測値として施設100に設けられたコントローラ5へ送信する。コントローラ5は、ルータ6を介してネットワーク7に接続されている。コントローラ5は、例えば、HEMS(home energy management system)のコントローラである。ネットワーク7は、例えば、インターネットである。
計測システム4の計測値は、施設100における複数の分岐回路70の各々について、計測ユニット41で計測される消費電力と消費電力量との少なくとも一方を含んでいる。つまり、計測値は、瞬時電力を表す消費電力であってもよいし、あるいは一定時間における電力の消費量を表す消費電力量であってもよい。また、計測値は、消費電力と消費電力量との両方であってもよい。本実施形態では一例として、計測値は、消費電力を一定時間(例えば正時から30分間隔)で積算した消費電力量(使用電力量)である。
(2.2)情報提供システム
情報提供システム1は、図1に示すように、制御部11と、取得部12と、通信部13と、記憶部14と、を備えている。また、制御部11は、第1算出部111と、第2算出部112と、を有している。
第1算出部111は、第1期間における施設100の使用電力量(消費電力量)に対する、第2期間における施設100の使用電力量の変化量を算出する。第1期間及び第2期間は同じ長さであって、時系列で連続しており、本実施形態では一例として、30分である。つまり、第1算出部111は、30分ごとに取得部12が計測システム4から取得する使用電力量の差分の絶対値を上記変化量として算出する。
第2算出部112は、所定の算出期間における利用者の活動回数を算出する。利用者の活動回数は、第1算出部111が算出した上記変化量が閾値以上となる回数である。本実施形態では一例として、算出期間は4ヶ月である(図4参照)。ここで、上記変化量が閾値以上となるのは、電気機器80の動作を開始させたとき、及び電気機器80の動作を停止させたときである。また、少なくとも電気機器80の動作を開始させる際に人の操作(活動)が必要である。そのため、上記変化量が閾値以上となる回数を対象者の活動回数とみなすことができる。
制御部11は、第2算出部112が算出した利用者の活動回数に基づいて、利用者の活動指数を算出するように構成されている。本実施形態では一例として、活動指数は、算出期間(4ヶ月)における日々の活動回数に基づく近似直線L1(図4参照)の傾きである。なお、活動指数については、「(4)活動指数」の欄で説明する。
制御部11は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部11(第1算出部111及び第2算出部112を含む)として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
取得部12は、図2に示すように、ネットワーク7に接続されている。取得部12は、ネットワーク7を介して、計測システム4の計測ユニット41で計測された計測値を取得する。具体的には、取得部12は、分岐回路70ごとの使用電力量(消費電力量)のデータを30分間隔で計測システム4から取得する。取得部12は、計測システム4から取得した分岐回路70ごとの使用電力量のデータを制御部11に出力する。
通信部13は、外部システム2と通信を行うための通信インターフェースである。通信部13は、利用者の活動指数を含む通信信号Sig2を外部システム2に送信する。本実施形態では、通信部13は、外部システム2から活動指数を要求する要求信号Sig1を受信した場合に、要求信号Sig1に対する応答信号としての通信信号Sig2を送信する。この場合において、通信部13は、1つの要求信号Sig1に対して、通信信号Sig2を1回送信してもよいし、複数回送信してもよい。
記憶部14は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等から選択されるデバイスで構成される。記憶部14は、取得部12が取得した計測ユニット41の計測値を記憶する。また、記憶部14は、第2算出部112が算出した利用者の活動回数を記憶する。
(2.3)外部システム
外部システム2は、例えば、情報提供システム1からの情報(利用者の活動指数)に基づいて所定の処理を行うサーバ装置である。本開示でいう「所定の処理」とは、情報提供システム1から取得した利用者の活動指数に基づいて、利用者の状態(健康状態)を判定する処理をいう。
外部システム2は、図1に示すように、制御部21と、通信部22と、記憶部23と、を備えている。
制御部21は、通信部22を介して情報提供システム1から取得した情報(利用者の活動指数)に基づいて、施設100の利用者の状態を判定するように構成されている。具体的には、制御部21は、例えば図4に示すように、利用者の活動回数が時系列で減少する傾向にある場合には、利用者の健康状態が不良であると判定(推定)する。一方、制御部21は、利用者の活動回数が時系列で増加する傾向、又は一定値を維持する傾向にある場合には、利用者の健康状態が良好であると判定する。
制御部21は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部21として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
通信部22は、情報提供システム1の通信部13と通信を行うための通信インターフェースである。通信部22は、情報提供システム1に対して利用者の活動指数を要求する要求信号Sig1を送信する。また、通信部22は、要求信号Sig1に対する応答信号としての通信信号Sig2を情報提供システム1(の通信部13)から受信する。通信信号Sig2には、施設100の利用者の活動指数が含まれている。情報提供システム1の通信部13と外部システム2の通信部22とは、ネットワーク7を介して双方向に通信可能である。
記憶部23は、ROM、RAM、又はEEPROM等から選択されるデバイスで構成される。記憶部23は、情報提供システム1から取得した、施設100の利用者の活動指数を記憶する。なお、取得部12が、情報提供システム1から利用者の活動指数だけでなく、利用者の活動回数及び分岐回路70ごとの計測値を取得した場合には、記憶部23は、これらの活動回数及び分岐回路70ごとの計測値についても記憶してもよい。
(3)動作
次に、本実施形態に係る情報提供システム1の一連の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
情報提供システム1では、取得部12は、ネットワーク7を介して、計測システム4から計測ユニット41の計測値(分岐回路70ごとの使用電力量)を第1期間、第2期間の順に30分ごとに取得する(ステップS1)。制御部11の第1算出部111は、第1期間における使用電力量に対する、第2期間における使用電力量の変化量を算出する(ステップS2)。
制御部11の第2算出部112は、所定の算出期間において、第1算出部111が算出した上記変化量と閾値とを比較する(ステップS3)。本実施形態のように、電気機器80が空調機器81又は照明器具82である場合には、閾値は、空調機器81又は照明器具82をオン又はオフしたときの使用電力量の変化量を検出できる大きさであればよい。第2算出部112は、使用電力量の変化量が閾値よりも大きい場合には(ステップS3:Yes)、利用者の活動回数を1増加させる(ステップS4)。一方、第2算出部112は、使用電力量の変化量が閾値以下である場合には(ステップS3:No)、活動回数を増加させない。
第2算出部112は、上記変化量と閾値とを比較する比較処理が終了したか否かを判別する(ステップS5)。第2算出部112は、比較処理が終了していない場合には(ステップS5:No)、ステップS3,S4の処理を繰り返す。一方、第2算出部112は、比較処理が終了している場合には(ステップS5:Yes)、算出した利用者の活動回数を記憶部14に記憶させる(ステップS6)。
制御部11は、外部システム2から活動指数の要求があるか否かを判別する(ステップS7)。制御部11は、外部システム2から活動指数の要求がある場合、つまり外部システム2から要求信号Sig1を受信した場合には(ステップS7:Yes)、記憶部14に記憶させてある活動回数を読み出す。そして、制御部11は、読み出した活動回数に基づいて活動指数を算出する(ステップS8)。一方、制御部11は、外部システム2から活動指数の要求がない場合、つまり外部システム2から要求信号Sig1を受信していない場合には(ステップS7:No)、外部システム2からの要求があるまで活動指数を算出しない。
そして、制御部11は、外部システム2から活動指数の要求があった場合には、作成した活動指数を外部システム2に向けて通信部13に送信させる(ステップS9)。
本実施形態に係る情報提供システム1では、外部システム2に対して利用者の活動指数を送信している。つまり、情報提供システム1では、利用者の状態を判定する処理を行っていない。そのため、利用者の状態を判定する処理の分だけ判定処理の負荷を低減することができる。
(4)活動指数
次に、利用者の活動指数について、図4を参照して説明する。図4は、算出期間における活動回数の変化を示すグラフである。図4に示す例では、算出期間は4ヶ月である。図4では、横軸が日時を示し、縦軸が活動回数を示している。
制御部11は、算出期間における日々の活動回数を、例えば最小二乗法によって直線近似する。つまり、図4における直線L1は、最小二乗法によって得られた近似直線(以下、「近似直線L1」ともいう)である。そして、制御部11は、近似直線L1の傾きを利用者の活動指数として算出する。言い換えると、制御部11の演算結果は、算出期間における利用者の活動回数に基づく近似直線L1の傾きである。例えば、図4に示すように、近似直線L1の傾きがマイナスの場合には、算出期間における利用者の活動回数が時系列で減少する傾向にあることが分かる。逆に、近似直線の傾きがプラスの場合には、算出期間における利用者の活動回数が時系列で増加する傾向にあることが分かる。また、近似直線L1の傾きの絶対値の大きさから、利用者の活動回数の増加又は減少の変化度合いも分かる。
(5)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、情報提供システム1と同様の機能は、情報提供方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。
一態様に係る情報提供方法は、施設100を利用する利用者に関する情報を提供する情報提供方法である。情報提供方法は、取得ステップ(ステップS1)と、第1算出ステップ(ステップS2)と、第2算出ステップ(ステップS3~S6)と、通信ステップ(ステップS9)と、を含む。取得ステップは、施設100における使用電力量のデータを取得するステップである。第1算出ステップは、第1期間における使用電力量に対する、第2期間における使用電力量の変化量を算出するステップである。第2期間は、第1期間と同じ長さであって第1期間よりも後の期間である。第2算出ステップは、所定の算出期間において、上記変化量が閾値以上となる回数を利用者の活動回数として算出するステップである。通信ステップは、利用者の活動回数に基づく利用者の活動指数を上記情報として外部システム2に送信するステップである。
一態様に係るプログラムは、1以上のプロセッサに、上述の情報提供方法を実行させるためのプログラムである。
以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における情報提供システム1は、例えば、制御部11に、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における情報提供システム1としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、情報提供システム1の複数の構成要素が、1つの筐体内に集約されていることは情報提供システム1に必須の構成ではなく、情報提供システム1の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、情報提供システム1の少なくとも一部の機能(例えば、制御部11)がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
(5.1)変形例1
上述の実施形態では、最小二乗法によって得られた近似直線L1の傾きを活動指数としている。これに対して、図5に示すように、算出期間T1を第1分割期間T11及び第2分割期間T12に分割し、第1分割期間T11及び第2分割期間T12の各々における利用者の活動回数の平均値の比較結果を活動指数としてもよい。以下、変形例1に係る情報提供システム1について、図5を参照して説明する。なお、変形例1に係る情報提供システム1は、制御部11が算出する活動指数以外については上述の実施形態に係る情報提供システム1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
変形例1に係る情報提供システム1は、制御部11と、取得部12と、通信部13と、記憶部14と、を備えている。制御部11は、第1算出部111と、第2算出部112と、を有している。
制御部11は、算出期間T1を第1分割期間T11及び第2分割期間T12に等分する。つまり、第1分割期間T11及び第2分割期間T12は同じ長さであり、図5に示す例では、第1分割期間T11及び第2分割期間T12の各々は2ヶ月である。制御部11は、第1分割期間T11における1日あたりの活動回数の平均値である第1平均値A1、及び第2分割期間T12における1日あたりの活動回数の平均値である第2平均値A2を算出する。そして、制御部11は、利用者の活動指数として、第1平均値A1に対する第2平均値A2の割合を算出する。言い換えると、制御部11の演算結果は、第1分割期間T11における活動回数の平均値に対する、第2分割期間T12における活動回数の平均値の割合である。図5に示す例では、第2分割期間T12における第2平均値A2が第1分割期間T11における第1平均値A1よりも小さく、上記割合を百分率で表すと100%よりも小さくなる。逆に、第2分割期間T12における第2平均値が第1分割期間T11における第1平均値よりも大きい場合には、上記割合を百分率で表すと100%よりも大きくなる。第1平均値に対する第2平均値の割合が100%よりも大きい場合には、利用者の活動回数の平均値が増加していることが分かる。逆に、第1平均値に対する第2平均値の割合が100%よりも小さい場合には、利用者の活動回数の平均値が減少していることが分かる。
変形例1に係る情報提供システム1では、第1分割期間T11における1日あたりの活動回数の平均値である第1平均値A1、及び第2分割期間T12における1日あたりの活動回数の平均値である第2平均値A2を求め、これらの百分率(割合)を算出している。そのため、上述の実施形態に係る情報提供システム1のように、最小二乗法によって近似直線L1を求める場合に比べて、演算処理が少なくてすむという利点がある。
なお、変形例1では、算出期間T1を2つの分割期間(第1分割期間T11及び第2分割期間T12)に分割しているが、算出期間T1を3つ以上の分割期間に分割してもよい。この場合、制御部11は、3つ以上の分割期間のうち少なくとも2つの分割期間における活動回数の平均値の比較結果(割合)を活動指数として算出すればよい。また、変形例1では、第1分割期間T11及び第2分割期間T12が同じ長さであるが、第1分割期間T11及び第2分割期間T12が異なる長さであってもよい。
(5.2)変形例2
上述の実施形態では、最小二乗法によって得られた近似直線L1の傾きを活動指数としている。これに対して、図6に示すように、基準期間T2における活動回数の平均値と算出期間T3における活動回数の平均値との比較結果を活動指数としてもよい。以下、変形例2に係る情報提供システム1について、図6を参照して説明する。なお、変形例2に係る情報提供システム1は、制御部11が算出する活動指数以外については上述の実施形態に係る情報提供システム1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
変形例2に係る情報提供システム1は、制御部11と、取得部12と、通信部13と、記憶部14と、を備えている。制御部11は、第1算出部111と、第2算出部112と、を有している。
制御部11は、基準期間T2における1日あたりの活動回数の平均値である第1平均値、及び算出期間T3における1日あたりの活動回数の平均値である第2平均値を算出する。変形例2では、基準期間T2及び算出期間T3は同じ長さであり、例えば1週間である。制御部11は、利用者の活動指数として、第1平均値に対する第2平均値の割合を算出する。言い換えると、制御部11の演算結果は、基準期間T2における利用者の活動回数の平均値に対する、算出期間T3における利用者の活動回数の平均値の割合である。図6に示す例では、算出期間T3における第2平均値が基準期間T2における第1平均値よりも小さく、第1平均値に対する第2平均値の割合を百分率で表すと100%よりも小さくなる。逆に、算出期間T3における第2平均値が基準期間T2における第1平均値よりも大きい場合には、第1平均値に対する第2平均値の割合を百分率で表すと100%よりも大きくなる。第1平均値に対する第2平均値の割合が100%よりも大きい場合には、利用者の活動回数の平均値が増加していることが分かる。逆に、第1平均値に対する第2平均値の割合が100%よりも小さい場合には、利用者の活動回数の平均値が減少していることが分かる。
変形例2に係る情報提供システム1では、基準期間T2における1日あたりの平均値である第1平均値、及び算出期間T3における1日あたりの平均値である第2平均値を求め、これらの百分率(割合)を算出している。そのため、上述の実施形態に係る情報提供システム1のように、最小二乗法によって近似直線L1を求める場合に比べて、演算処理が少なくてすむという利点がある。
変形例2では、3月25日から4月25日の間の1週間を基準期間T2としているが、例えば、前年同月における1週間を基準期間としてもよい。また、基準期間は1週間に限らず、例えば、1日、1ヶ月、又は1年であってもよい。つまり、基準期間は、比較対象である算出期間と同じ長さであればよく、任意に設定することができる。なお、基準期間は、利用者が施設100内にいることが想定される平日を含む期間に設定することが好ましい。
変形例2では、基準期間T2の第1平均値と算出期間T3における第2平均値とを比較しているが、例えば、予め設定されている基準値と算出期間T3における第2平均値とを比較してもよい。言い換えると、制御部11は、基準値に対する第2平均値の割合を活動指数として算出してもよい。さらに言い換えると、制御部11の演算結果は、基準値に対する、算出期間における活動回数の平均値の割合である。この構成によれば、第1平均値及び第2平均値を算出し、第1平均値に対する第2平均値の割合を算出する場合に比べて、演算処理が少なくてすむという利点がある。
(5.3)その他の変形例
上述の実施形態では、施設100が集合住宅の各住戸であるが、施設100は集合住宅の各住戸に限らず、例えば、戸建て住宅であってもよい。さらに、施設100は住宅に限らず、事務所、店舗、学校、又は介護施設等の非住宅施設であってもよい。
上述の実施形態では、取得部12は、ネットワーク7を介して、計測ユニット41にて計測された消費電力量(使用電力量)を取得しているが、計測ユニット41が取得部であってもよい。つまり、取得部は、施設100における使用電力量を外部装置(計測ユニット41)から取得してもよいし、施設100における使用電力量を直接計測(取得)してもよい。
上述の実施形態では、利用者の活動回数に基づく演算結果を活動指数としているが、利用者の活動回数を活動指数としてもよい。言い換えると、通信部13は、第2算出部112が時系列で算出した複数の活動回数を活動指数として外部システム2に送信してもよい。この構成によれば、活動指数を算出するための処理が不要であり、処理負荷を更に低減することができる。
上述の実施形態では、外部システム2がサーバ装置であるが、外部システム2は、例えば利用者の親族、友人等が有するスマートフォン等であってもよい。
上述の実施形態では、取得部12は、分岐回路70、又は電気機器80ごとの使用電力量を取得しているが、例えば、センサ90(図1参照)の検出結果を合わせて取得してもよい。例えば、センサ90が人感センサの場合には、施設100内に利用者がいることを確実に検知することができる。また、例えば、センサ90が冷蔵庫の扉に設けられた開閉センサの場合には、冷蔵庫の扉を開ける動作を利用者の活動として確実に検知することができる。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る情報提供システム(1)は、施設(100)を利用する利用者に関する情報を提供する情報提供システム(1)である。情報提供システム(1)は、取得部(12)と、第1算出部(111)と、第2算出部(112)と、通信部(13)と、を備える。取得部(12)は、施設(100)における使用電力量のデータを取得する。第1算出部(111)は、第1期間における使用電力量に対する、第2期間における使用電力量の変化量を算出する。第2期間は、第1期間と同じ長さであって第1期間よりも後の期間である。第2算出部(112)は、所定の算出期間において、変化量が閾値以上となる回数を利用者の活動回数として算出する。通信部(13)は、活動回数に基づく利用者の活動指数を上記情報として外部システム(2)に送信する。
この態様によれば、施設(100)内の利用者の活動指数を算出する処理までしか行っておらず、活動指数に基づいて利用者の状態を判定する処理については外部システム(2)で行っている。そのため、利用者の状態を判定する処理までを行う場合に比べて、処理負荷を低減することができる。
第2の態様に係る情報提供システム(1)では、第1の態様において、通信部(13)は、外部システム(2)から活動指数を要求する要求信号(Sig1)を受信した場合に、活動指数を外部システム(2)に送信する。
この態様によれば、外部システム(2)に対して定期的に活動指数を送信する場合に比べて通信部(13)の処理負荷を低減することができる。
第3の態様に係る情報提供システム(1)では、第1又は2の態様において、通信部(13)は、第2算出部(112)が時系列で算出した複数の活動回数を活動指数として外部システム(2)に送信する。
この態様によれば、活動指数を算出するための処理が不要であり、処理負荷を更に低減することができる。
第4の態様に係る情報提供システム(1)では、第1又は2の態様において、通信部(13)は、第2算出部(112)が時系列で算出した複数の活動回数に基づく演算結果を活動指数として外部システム(2)に送信する。
この態様によれば、活動回数に基づく演算結果を外部システム(2)に送信することができる。
第5の態様に係る情報提供システム(1)では、第4の態様において、演算結果は、算出期間における活動回数に基づく近似直線(L1)の傾きである。
この態様によれば、近似直線(L1)の傾きによって利用者の活動回数の増減を知らせることができる。
第6の態様に係る情報提供システム(1)では、第4の態様において、算出期間は、互いに同じ長さである複数の分割期間(例えば、第1分割期間T11及び第2分割期間T12)を含む。演算結果は、複数の分割期間のうち少なくとも2つの分割期間における活動回数の平均値を比較した比較結果である。
この態様によれば、利用者の活動回数の増減を知らせることができる。
第7の態様に係る情報提供システム(1)では、第6の態様において、複数の分割期間は、第1分割期間(T11)と、第1分割期間(T11)よりも後の第2分割期間(T12)とで構成される。比較結果は、第1分割期間(T11)における活動回数の平均値に対する、第2分割期間(T12)における活動回数の平均値の割合である。
この態様によれば、利用者の活動回数の増減を知らせることができる。
第8の態様に係る情報提供システム(1)では、第4の態様において、演算結果は、基準期間(T2)における活動回数の平均値に対する、算出期間(T3)における活動回数の平均値の割合である。
この態様によれば、利用者の活動回数の増減を知らせることができる。
第9の態様に係る情報提供システム(1)では、第4の態様において、演算結果は、基準値に対する、算出期間(T3)における活動回数の平均値の割合である。
この態様によれば、利用者の活動回数の増減を知らせることができる。
第10の態様に係る情報提供システム(1)では、第1~9のいずれかの態様において、通信部(13)は、外部システム(2)からの要求信号(Sig1)に応じて活動回数を変換した変換データを活動指数として外部システム(2)に送信する。
この態様によれば、外部システム(2)からの要求に応じた変換データを送信することができる。
第11の態様に係る情報提供方法は、施設(100)を利用する利用者に関する情報を提供する情報提供方法である。情報提供方法は、取得ステップ(S1)と、第1算出ステップ(S2)と、第2算出ステップ(S3~S6)と、通信ステップ(S9)と、を含む。取得ステップ(S1)は、施設(100)における使用電力量のデータを取得するステップである。第1算出ステップ(S2)は、第1期間における使用電力量に対する、第2期間における使用電力量の変化量を算出するステップである。第2期間は、第1期間と同じ長さであって第1期間よりも後の期間である。第2算出ステップ(S3~S6)は、所定の算出期間において、変化量が閾値以上となる回数を利用者の活動回数として算出するステップである。通信ステップ(S10)は、活動回数に基づく利用者の活動指数を上記情報として外部システム(2)に送信するステップである。
この態様によれば、施設(100)内の利用者の活動指数を算出する処理までしか行っておらず、活動指数に基づいて利用者の状態を判定する処理については外部システム(2)で行っている。そのため、利用者の状態を判定する処理までを行う場合に比べて、処理負荷を低減することができる。
第12の態様に係るプログラムは、1以上のプロセッサに、第11の態様に係る情報提供方法を実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、施設(100)内の利用者の活動指数を算出する処理までしか行っておらず、活動指数に基づいて利用者の状態を判定する処理については外部システム(2)で行っている。そのため、利用者の状態を判定する処理までを行う場合に比べて、処理負荷を低減することができる。
第2~10の態様に係る構成については、情報提供システム(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 情報提供システム
12 取得部
13 通信部
111 第1算出部
112 第2算出部
2 外部システム
100 施設
L1 近似直線
S1 ステップ(取得ステップ)
S2 ステップ(第1算出ステップ)
S3~S6 ステップ(第2算出ステップ)
S9 ステップ(通信ステップ)
Sig1 要求信号
T11 第1分割期間(分割期間)
T12 第2分割期間(分割期間)
T2 基準期間
T3 算出期間

Claims (12)

  1. 施設を利用する利用者に関する情報を提供する情報提供システムであって、
    前記施設における使用電力量のデータを取得する取得部と、
    第1期間における前記使用電力量に対する、前記第1期間と同じ長さであって前記第1期間よりも後の第2期間における前記使用電力量の変化量を算出する第1算出部と、
    所定の算出期間において、前記変化量が閾値以上となる回数を前記利用者の活動回数として算出する第2算出部と、
    前記活動回数に基づく前記利用者の活動指数を前記情報として外部システムに送信する通信部と、を備える、
    情報提供システム。
  2. 前記通信部は、前記外部システムから前記活動指数を要求する要求信号を受信した場合に、前記活動指数を前記外部システムに送信する、
    請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記通信部は、前記第2算出部が時系列で算出した複数の前記活動回数を前記活動指数として前記外部システムに送信する、
    請求項1又は2に記載の情報提供システム。
  4. 前記通信部は、前記第2算出部が時系列で算出した複数の前記活動回数に基づく演算結果を前記活動指数として前記外部システムに送信する、
    請求項1又は2に記載の情報提供システム。
  5. 前記演算結果は、前記算出期間における前記活動回数に基づく近似直線の傾きである、
    請求項4に記載の情報提供システム。
  6. 前記算出期間は、互いに同じ長さである複数の分割期間を含み、
    前記演算結果は、前記複数の分割期間のうち少なくとも2つの分割期間における前記活動回数の平均値を比較した比較結果である、
    請求項4に記載の情報提供システム。
  7. 前記複数の分割期間は、第1分割期間と、前記第1分割期間よりも後の第2分割期間とで構成され、
    前記比較結果は、前記第1分割期間における前記活動回数の平均値に対する、前記第2分割期間における前記活動回数の平均値の割合である、
    請求項6に記載の情報提供システム。
  8. 前記演算結果は、基準期間における前記活動回数の平均値に対する、前記算出期間における前記活動回数の平均値の割合である、
    請求項4に記載の情報提供システム。
  9. 前記演算結果は、基準値に対する、前記算出期間における前記活動回数の平均値の割合である、
    請求項4に記載の情報提供システム。
  10. 前記通信部は、前記外部システムからの要求信号に応じて前記活動回数を変換した変換データを前記活動指数として前記外部システムに送信する、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  11. 施設を利用する利用者に関する情報を提供する情報提供方法であって、
    前記施設における使用電力量のデータを取得する取得ステップと、
    第1期間における前記使用電力量に対する、前記第1期間と同じ長さであって前記第1期間よりも後の第2期間における前記使用電力量の変化量を算出する第1算出ステップと、
    所定の算出期間において、前記変化量が閾値以上となる回数を前記利用者の活動回数として算出する第2算出ステップと、
    前記活動回数に基づく前記利用者の活動指数を前記情報として外部システムに送信する通信ステップと、を含み、
    1以上のプロセッサにより実行される
    情報提供方法。
  12. 1以上のプロセッサに、
    請求項11に記載の情報提供方法を実行させるための
    プログラム。
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