JP2010146268A - 電力量監視システム、管理サーバおよび電力量監視方法 - Google Patents

電力量監視システム、管理サーバおよび電力量監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各住戸の電力量を適切に比較する。
【解決手段】ゲートウェイ装置1は、分電盤装置2から、ブレーカ毎の電力積算量データを受信して、時刻情報および当該ゲートウェイ装置の識別子を付加した電力測定データを、前記管理サーバに送信する。管理サーバ4は、前記結果データを送信先であるターゲット住戸について、ゲートウェイデータ422aから、ターゲット住戸の属する集合住宅の識別子に対応づけられたゲートウェイ装置の識別子を抽出するとともに、電力測定データ421aから、抽出された当該ゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出して、抽出された電力測定データの電力積算量と、ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量を比較して、前記結果データを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設けられ、当該住戸の電力量を測定するゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置と通信ネットワークを介して接続される管理サーバとを備える電力量監視システム、管理サーバおよび電力量監視方法に関する。
近年の情報通信ネットワークの発達に伴い、住戸の電化製品を遠隔操作する方法が開発されている(例えば、非特許文献1参照)。この方法では、住戸に、電化製品を制御するホームゲートウェイ装置を設置し、電化製品とホームゲートウェイ装置をBluetooth(登録商標)やLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークで接続する。一方、住戸外に、ホームゲートウェイ装置を制御する情報処理サーバを設置し、ホームゲートウェイ装置と情報処理サーバをインターネット等の通信ネットワークで接続する。
ユーザは、携帯電話やパーソナルコンピュータ等のユーザ端末を用いて情報処理サーバに接続し、ユーザの住戸の電化製品に対する指示を情報処理サーバに送信する。情報処理サーバは、ユーザ端末から入力された指示をホームゲートウェイ装置に送信し、ホームゲートウェイがその指示を電化製品に送信して、電化製品がその指示を実行する。
この指示は例えば、冷暖房器具の入/切、お風呂のお湯張り、照明器具の入/切等である。インターホンに来訪者が来た際に、ホームゲートウェイ装置がその情報を取得して情報処理サーバに送信し、情報処理サーバがその情報をユーザ端末に送信しても良い。
このように、非特許文献1に記載の方法によれば、ユーザは住戸外にいながら住戸内の電化製品をチェックしたり制御したりすることができるので、ユーザに快適で安心な生活を提供することができる。
一方、ライフワークの変化等により消費電力量が増加したことに伴い、消費者の消費電力に対する意識が高まっている。特に近年では、環境問題も考慮して、消費電力に対する意識は、ますます高まっている。
例えば、各住戸の電力量に関する情報を管理センターで保持し、各住戸の住人がその情報を容易に閲覧できる方法がある(例えば特許文献1参照。)。また、電力量の推移に基づいて、異常を表す情報を出力する用法がある(例えば特許文献2参照。)。
特開2006−162424号公報 特開2005−102428号公報 "東芝ネットワーク電化製品 フェミニティ"、[online]、[[平成20年10月10日検索]、インターネット<http://feminity.toshiba.co.jp/feminity/>
しかしながら、上記の特許文献1に記載の方法においては、各住戸の住人がその情報を容易に閲覧できるものの、自己の電力量を評価する指標がない。従って各住人の電力量が多いのか少ないのか、判断する方法がなかった。
また、他の家庭と比較する場合でも、電力量は部屋の大きさや設備、家族構成等に依存するため、比較し辛い場合があった。
そこで、各住戸の電力量を適切に比較する方法を提供することが期待されている。
従って本発明の目的は、各住戸の電力量を適切に比較する電力量監視システム、管理サーバおよび電力量監視方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設けられ、当該住戸の電力量を測定するゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置と通信ネットワークを介して接続される管理サーバとを備える電力量監視システムに関する。ここでゲートウェイ装置は、住戸の分電盤装置から受信したブレーカごとの電力積算量データに、時刻情報および当該ゲートウェイ装置の識別子を付加した電力測定データを、管理サーバに送信する電力測定データ送信手段を備える。管理サーバは、集合住宅の識別子と、ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけたゲートウェイデータを、記憶装置に記憶するゲートウェイデータ記憶手段と、住戸のゲートウェイごとに、電力測定データを受信する電力測定データ受信手段と、結果データの送信先であるターゲット住戸について、ゲートウェイデータにおいて前記ターゲット住戸と同一の集合住宅の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出して、抽出された電力測定データの電力積算量と、前記ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量を前記ブレーカごとに比較して、前記結果データを生成する消費電力比較手段と、を備える。ターゲット住戸のゲートウェイ装置は、集合住宅を識別する識別子に基づいて、ブレーカごとに、ターゲット住戸と、同一集合住宅の住戸と、の消費電力を比較した結果データを、管理サーバから受信するとともに表示装置に表示する。
ここで、ゲートウェイデータにはさらに、ターゲット住戸との比較にデータを提供するか否かを示す提供フラグを備えても良い。この場合、消費電力比較手段は、ゲートウェイデータから、ターゲット住戸の集合住宅の識別子に対応づけられ、提供フラグが可であるゲートウェイ装置の識別子を抽出し、抽出された前記ゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出する。
また、消費電力比較手段は、電力積算量を比較する際、ゲートウェイ装置の識別子と、ブレーカの識別子と、ブレーカに対応する用途ラベルとを対応づけたブレーカデータを読み出し、用途ラベルが同一のブレーカの識別子に対応する電力積算量を比較しても良い。
本発明の第2の特徴は、集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設けられ、当該住戸の電力量を測定するゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置と通信ネットワークを介して接続される管理サーバとを備える電力量監視システムに用いられる管理サーバに関する。即ち本発明の第2の特徴に係る管理サーバは、集合住宅の識別子と、ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけたゲートウェイデータを、記憶装置に記憶するゲートウェイデータ記憶手段と、住戸のゲートウェイごとに、ブレーカごとの電力積算量データと、時刻情報と、ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけた電力測定データを受信する電力測定データ受信手段と、結果データの送信先であるターゲット住戸について、ゲートウェイデータにおいてターゲット住戸と同一の集合住宅の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出して、抽出された電力測定データの電力積算量と、ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量をブレーカごとに比較して、結果データを生成する消費電力比較手段と、を備える。ターゲット住戸のゲートウェイ装置は、集合住宅を識別する識別子に基づいて、ブレーカごとに、ターゲット住戸と、同一集合住宅の住戸と、の消費電力を比較した結果データを、管理サーバから受信するとともに表示装置に表示する。
ここで、ゲートウェイデータにはさらに、ターゲット住戸との比較にデータを提供するか否かを示す提供フラグを備えても良い。この場合、消費電力比較手段は、ゲートウェイデータから、ターゲット住戸の集合住宅の識別子に対応づけられ、提供フラグが可であるゲートウェイ装置の識別子を抽出し、電力測定データから、抽出された前記ゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出する。
また、消費電力比較手段は、電力積算量を比較する際、ゲートウェイ装置の識別子と、ブレーカの識別子と、ブレーカに対応する用途ラベルとを対応づけたブレーカデータを読み出し、用途ラベルが同一のブレーカの識別子に対応する電力積算量を比較しても良い。
本発明の第3の特徴は、集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設けられ、当該住戸の電力量を測定するゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置と通信ネットワークを介して接続される管理サーバとを備える電力量監視システムに用いられる電力量監視方法に関する。即ち本発明の第3の特徴に係る電力量監視方法は、ゲートウェイ装置が、住戸の分電盤装置から受信したブレーカごとの電力積算量データに、時刻情報および当該ゲートウェイ装置の識別子を付加した電力測定データを、管理サーバに送信するステップと、管理サーバが、住戸のゲートウェイごとに、電力測定データを受信するステップと、管理サーバが、結果データの送信先であるターゲット住戸について、集合住宅の識別子と、ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけたゲートウェイデータにおいてターゲット住戸と同一の集合住宅の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出するステップと、管理サーバが、抽出された電力測定データの電力積算量と、ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量をブレーカごとに比較して、結果データを生成するステップと、を備える。ターゲット住戸のゲートウェイ装置は、集合住宅を識別する識別子に基づいて、ブレーカごとに、ターゲット住戸と、同一集合住宅の住戸と、の消費電力を比較した結果データを、管理サーバから受信するとともに表示装置に表示する。
ここで、ゲートウェイデータにはさらに、ターゲット住戸との比較にデータを提供するか否かを示す提供フラグを備えても良い。この場合、電力測定データを抽出するステップは、ゲートウェイデータから、前記ターゲット住戸の集合住宅の識別子に対応づけられ、前記提供フラグが可である前記ゲートウェイ装置の識別子を抽出し、抽出された前記ゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出する。
また、結果データを生成するステップは、ゲートウェイ装置の識別子と、ブレーカの識別子と、ブレーカに対応する用途ラベルとを対応づけたブレーカデータを読み出し、用途ラベルが同一のブレーカの識別子に対応する電力積算量を比較して、結果データを生成しても良い。
本発明によれば、各住戸の電力量を適切に比較する電力量監視システム、管理サーバおよび電力量監視方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(最良の実施の形態)
(電気量監視システム)
本発明の最良の実施の形態に係る電気量監視システム20は、住戸システム10a、1b、10cおよび管理サーバ4を備えている。住戸システム10a、1b、10cおよび管理サーバ4は、通信ネットワーク5を介して、接続されている。通信ネットワーク5は、インターネット等の相互に接続可能なネットワークである。
管理サーバ4は、一般的なコンピュータ等の電子情報機器で、所定のソフトウェアプログラムをインストールすることにより実現される。管理サーバ4については、後に詳述する。
住戸システム10a、10bおよび10cは、同一の集合住宅の中の各住戸に設けられたシステムである。この集合住宅の識別子は、「5」である。住戸システム10a、10bおよび10cは、同様の構成を備える。
宅内システム10aは、ゲートウェイ装置1aと、分電盤装置2aを備える。分電盤装置2aは、住戸内に電力を供給するために設けられる。分電盤装置2aは、複数のブレーカを備えている。各ブレーカは、部屋や電化製品などが、ある量以上の電力を使ったり、異常電流が流れたりすると、回路を自動的に遮断する。
本発明の最良の実施の形態では、図1に示すように、分電盤装置2aは、住戸のA部屋31a、B部屋31bおよびエアコン31cのそれぞれに電力の供給を制御し、各部屋または電化製品について、ブレーカを設けている。分電盤装置2aは、ブレーカごとの電力積算量をメモリ等の記憶装置に逐次記憶している。さらに分電盤装置2aは、ゲートウェイ装置1aからの要求に応じて、ブレーカごとの電力積算量データをゲートウェイ装置1a送信する。
ゲートウェイ装置1aは、分電盤装置2aから取得したブレーカごとの電力積算量データを、通信ネットワーク5を介して管理サーバ4に送信する。さらにゲートウェイ装置1aは、管理サーバ4から、住戸システム10aにおける消費電力に関する結果データを受信し、表示装置に表示する。本発明の最良の実施の形態に係るゲートウェイ装置1aは、住戸の電化製品とBluetooth(登録商標)等で接続される。ゲートウェイ装置1aは、電化製品を制御するための指示データを、管理サーバ4から受信してその電化製品に送信し、また、電化製品の状態を取得して管理サーバに送信する。
管理サーバ4は、ゲートウェイ装置1a、1b、1c…から、各住戸の電力積算量を受信して、記憶する。さらに管理サーバ4は、電力診断を出力する住戸(以下、「ターゲット住戸」)について、同一集合住宅の他の住戸と電力量を比較した結果データを、ターゲット住戸のゲートウェイ装置1に送信する。
次に図2を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る電力量監視システム10の処理の概要を説明する。
まずステップS1において、分電盤装置2aは、前回電力積算量データを送信してから所定の時刻Tが経過すると、その旨をゲートウェイ装置1aに通知する。ゲートウェイ装置1aはその通知データを受信すると、ステップS2において、分電盤装置2aから電力積算量データを取得するためのリクエストデータを、分電盤装置2aに送信する。ステップS2のリクエストデータのレスポンスとして、分電盤装置2aは、電力積算量データをゲートウェイ装置1aに送信する。この電力積算量データは、分電盤装置2aが有するブレーカの識別子に対応づけられて送信される。
ブレーカごとの電力積算量を受信するとゲートウェイ装置1aは、ステップS4において、この電力積算量データに、時刻情報と、ゲートウェイ装置1aの識別子を付加したデータを生成する。時刻情報は、この電力積算量データを識別できればよく、例えばゲートウェイ装置1aがデータを受信した時刻である。ステップS4で生成されたデータは、ステップS5において、ゲートウェイ装置1aから管理サーバ5に送信される。
ステップS4で生成された電力積算量データをゲートウェイ装置1aから受信すると、ステップS6において管理サーバ5は、電力測定データ記憶部421に記憶する。さらに、管理サーバ5は、ゲートウェイ装置の識別子およびブレーカの識別子ごとに前回までの電力積算量データを取得するとともに、今回受信した電力積算量データとの差分を算出する。管理サーバ5は、ゲートウェイ装置の識別子およびブレーカの識別子ごとに、所定時間Tの間に使用された電力積算量データを、時刻情報と関連づけて、電力測定データ記憶部421に記憶する。
次に、ステップS1から所定の時間Tが経過すると、分電盤装置2aは、前回電力積算量データを送信してから所定の時刻Tが経過した旨をゲートウェイ装置1aに通知する。その後、ステップS2ないしステップS6の処理が繰り返される。
また、ステップS11で、管理サーバ5は、電力測定データ記憶部421に記憶されたデータに基づいて、所定のゲートウェイ装置1aの住戸における消費電力を診断する。ステップS11が実行されるタイミングは、1ヶ月に一度などの定期的なタイミングでも良いし、ゲートウェイ装置1a等からリクエストがあったタイミングでも良い。ここで管理サーバ5は、同じ集合住宅の他の住戸における電力積算量データとの比較に基づいて、消費電力の診断データを生成するのが好ましい。ステップS11で生成された診断データは、ステップS12において、管理サーバ5からゲートウェイ装置1aに送信される。
図2に示す例において、ステップS5およびステップS6の処理は、ステップS1ないしステップS4が実行される度に実行されても良いし、まとめて実行されても良い。例えば、ステップS1ないしステップS5の処理は1時間おきに実行し、ステップS5およびステップS6の処理は1日おきに実行し、ステップS11およびステップS12の処理は1ヶ月おきに実行することが考えられる。
(ゲートウェイ装置)
図3を参照して、ゲートウェイ装置1を説明する。
ゲートウェイ装置1は、処理制御装置110、記憶装置120、分電盤通信制御装置130および通信制御装置140を備える。
処理制御装置110は、入力装置(図示せず)や通信制御装置140、分電盤通信制御装置130等からの入力信号に基づいて、ゲートウェイ装置1に含まれる各種装置の制御を行ったり、RAM(図示せず)や記憶装置120などに記憶されたプログラムおよびデータを読み出してロードするとともに、プログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工するなど、後述する一連の処理を実現する処理装置である。処理制御装置110の各手段は、回路として実装されても良く、ソフトウェアやファームウェアによって実装されても良い。
記憶装置120は、半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、処理制御装置110で実行されるプログラムやデータが記憶されている。記憶装置120は、回路上の記憶領域により実装されても良い。
分電盤通信制御装置130は、分電盤装置2aに接続するためのインタフェースである。分電盤通信制御装置130を介して分電盤装置2aと送受信したデータは入力信号または出力信号として、処理制御装置110に送受信される。
通信制御装置140は、通信ネットワーク5に接続するためのインタフェースであって、例えばLANカードやモデムなどの装置である。通信制御装置140を介して通信ネットワーク5と送受信したデータは入力信号または出力信号として、処理制御装置110に送受信される。
本発明の最良の実施の形態に係るゲートウェイ装置1の記憶装置120は、電力積算量データ記憶部121を備える。また、処理制御装置110には、電力積算量データ受信手段111、電力測定データ送信手段112および結果データ表示手段113が実装されている。
電力積算量データ記憶部121には、電力積算量データ121aが記憶されている。電力積算量データ121aは、ゲートウェイ装置1aが分電盤装置2aから受信した電力積算量のデータが、ブレーカの識別子と関連づけられたデータである。
電力積算量データ受信手段111は、分電盤通信制御装置130を介して、住戸の分電盤装置2aから、ブレーカごとの電力積算量データを受信する。電力積算量データ受信手段111は、受信した電力積算量データを、記憶装置120の電力積算量データ記憶部121に記憶する。分電盤装置2aは、電力の供給先に応じて複数のブレーカを有している。従って、電力積算量データ受信手段111は、ブレーカごとの電力積算量データを、そのブレーカの識別子と関連づけて受信し、記憶装置120に記憶する。
電力測定データ送信手段112は、記憶装置120から電力積算量データ121aを読み出し、その電力積算量データに、時刻情報およびゲートウェイ装置1aの識別子を付加した電力測定データを、管理サーバ4に送信する。時刻情報は、電力積算量データを取得した所定時間Tを識別できる情報である。時刻情報は例えば、電力測定データ送信手段112が、管理サーバ4にデータを送信する時刻であっても良いし、分電盤装置2aからデータを受信した時刻であっても良い。ゲートウェイ装置1aの識別子は、ゲートウェイ装置1aのMACアドレスでも良いし、製造番号でも良い。電力測定データには、集合住宅を識別する集合住宅の識別子が含まれても良い。
結果データ表示手段113は、管理サーバ4から結果データを受信して、表示装置に表示する。結果データとは、自己の住戸の消費電力について、時間/時期/ブレーカごとの消費電力や、同一の集合住宅の他の住戸と比較検討した結果である。この他の住戸と比較検討に関する結果データは、ブレーカごとに比較されることが好ましい。結果データ表示手段113は、ターゲット住戸のゲートウェイ装置に備えられる。
(管理サーバ)
図4を参照して、管理サーバ4を説明する。
管理サーバ4は、一般的なコンピュータにおいて、所定の処理を実行するためのプログラムがインストールされることによって実現される。管理サーバ4は、処理制御装置410、記憶装置420および通信制御装置430を備える。
処理制御装置410は、入力装置(図示せず)や通信制御装置430等からの入力信号に基づいて、管理サーバ4に含まれる各種装置の制御を行ったり、RAM(図示せず)や記憶装置420などに記憶されたプログラムおよびデータを読み出してロードするとともに、プログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工するなどなど、後述する一連の処理を実現する処理装置である。処理制御装置410の各手段は、回路として実装されても良く、ソフトウェアやファームウェアによって実装されても良い。
記憶装置420は、半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、処理制御装置410で実行されるプログラムやデータが記憶されている。記憶装置420は、回路上の記憶領域により実装されても良い。
通信制御装置430は、通信ネットワーク5に接続するためのインタフェースであって、例えばLANカードやモデムなどの装置である。通信制御装置430を介して通信ネットワーク5と送受信したデータは入力信号または出力信号として、処理制御装置410に送受信される。
本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバ4の記憶装置420は、電力測定データ記憶部421、ゲートウェイデータ記憶部422、ブレーカデータ記憶部423および結果データ記憶部424を備える。また、処理制御装置410には、電力測定データ受信手段411、消費電力比較手段412および結果データ出力手段413が実装されている。
電力測定データ記憶部421には、電力測定データ421aが記憶されている。電力測定データ記憶部421には、管理サーバ4がゲートウェイ装置1aから受信した電力測定のデータが、ゲートウェイ装置1の識別子に関連づけられて記憶されている。ここで電力測定データは、ブレーカごとの電力積算量データに時刻情報およびゲートウェイ装置の識別子が付加されたデータである。電力測定データ記憶部421には、ゲートウェイ装置1aから受信した電力測定のデータが記憶されるとともに、所定時間の間に消費された電力量のデータも記憶されている。所定時間の間に消費された電力量は、ゲートウェイ装置1の識別子およびブレーカの識別子に関連づけられた、前回の測定値と今回の測定値とのの差分により算出される。
消費された電力量のデータは、例えば、図5に示すデータ構造およびデータの一例を備える。電力量のデータはゲートウェイ装置1の識別子、ブレーカの識別子および時刻をキーに、その時間の消費電力が関連づけられている。図5に示すデータによれば、各ゲートウェイ装置、ブレーカにおける、各時間帯の消費電力を把握することができる。
ゲートウェイデータ記憶部422には、ゲートウェイデータ422aが記憶されている。ゲートウェイデータ422aは、図6に示すように、集合住宅の識別子と、ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけたデータである。ゲートウェイデータ422aには、各ゲートウェイ装置に対応する住居について、同一集合住宅のターゲット住戸における消費電力の比較データとしてデータを提供することを許可するか否かを示したフラグが設けられていても良い。
このデータの提供フラグは、デフォルトで「不可」に設定され、ユーザによる承認を待って、「可」に変更される。このとき管理サーバ4は、ユーザの端末にターゲット住戸へのデータ提供を可にするか不可にするか、の説明文とともに、その承認を求めるボタンを表示する。承認された場合にのみ、データの提供フラグを「可」に変更する。「不可」に設定された住戸の電力データは、ターゲット住宅の電力診断のための比較データには用いられることはない。
管理サーバ4は、ターゲット住戸と同じ集合住宅識別子を備えたレコードから、このデータ提供のフラグが「可」になっているものを抽出する。管理サーバ4は、その住戸の消費電力を抽出して、消費電力を比較する。
ブレーカデータ記憶部423には、ブレーカデータ423aが記憶されている。ブレーカデータ423aは、図7に示すように、ゲートウェイ装置の識別子と、ブレーカの識別子をキーに、ラベルが関連づけられている。ラベルは、そのブレーカによって供給される電力の用途を示すものである。ラベルは例えば、「居間・エアコン」、「浴室」など、部屋の名前や、コンセントの用途である。200V電源を用いるエアコンやIH調理器具などについても、個別にラベルを設定するのが好ましい。
ブレーカデータ423aは、ユーザがブレーカ識別子と電力の用途を対応づけることによって生成される。例えば、管理サーバ4は、図8に示すようなブレーカ選択画面P101をユーザのゲートウェイ装置1の表示装置に表示する。このブレーカ選択画面P101には、ユーザの住戸のブレーカ識別子とそのラベルが対応づけられている。ユーザは、その対応が正しいか確認し、正しくない場合、そのブレーカ識別子を選択する。その後、管理サーバ4は、図9に示すラベル選択画面P102をユーザのゲートウェイ装置1の表示装置に表示する。ユーザは、そのブレーカ識別子に対応するラベルを選択し、ゲートウェイ装置の識別子と、ブレーカ識別子と、選択したラベルとともに、管理サーバ4に送信する。このように、管理サーバ4は、図7に示すようなゲートウェイ装置の識別子と、ブレーカ識別子と、ラベルとを関連づけたブレーカデータ423aを生成することができる。
なお新築マンションの各住戸において、同一施工業者によって施工されているので、予めブレーカ番号と、その用途とが共通していることが期待できる。その場合、住戸をリフォームした場合やブレーカを増減した場合に、ブレーカ選択画面P101を用いて、ブレーカのラベルを設定するのが好ましい。
電力測定データ受信手段411は、ゲートウェイ装置1から、住戸のゲートウェイ装置から、電力測定データを受信する。電力測定データ受信手段411は、受信した電力測定データを、時刻情報、送信元のゲートウェイ装置1の識別子およびブレーカの識別子ごとに、電力積算量データを、電力測定データ記憶部421に記憶する。さらに、電力測定データ受信手段411は、前回受信した電力積算量データと今回受信した電力積算量データとの差分を算出する。電力測定データ受信手段411は、ゲートウェイ装置の識別子およびブレーカの識別子ごとに、所定時間Tの間に使用された電力積算量データを、時刻情報と関連づけて、電力測定データ記憶部421に記憶する。
消費電力比較手段412は、ターゲット住戸と、ターゲット住戸以外の住戸(「他の住戸」と称す)の消費電力を比較して、ターゲット住戸における消費電力を把握するための結果データ生成する。ここで、「ターゲット住戸」は、結果データの送信先である住戸である。「他の住戸」は、所定の住戸と同じ集合住宅の住戸である。
消費電力比較手段412は、ターゲット住戸について、ゲートウェイデータ422aにおいてターゲット住戸と同一の集合住宅の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出して、抽出された電力測定データの電力積算量と、ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量を前記ブレーカごとに比較して、結果データを生成する。
より具体的には、消費電力比較手段412は、ゲートウェイデータ422aから、ターゲット住戸の属する集合住宅の識別子に対応づけられたゲートウェイ装置の識別子を抽出する。さらに消費電力比較手段412は、電力測定データ421から、抽出されたゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データと、ターゲット住戸のゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データと、を抽出する。ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量と、他の住戸の電力測定データの電力積算量を比較して、結果データ424aを生成する。消費電力比較手段412は、生成した結果データ424aを、記憶装置420の結果データ記憶部424に記憶する。結果データ424aは、ターゲット住戸のゲートウェイ装置の識別子に対応づけられて記憶される。
このとき、消費電力比較手段412は、ブレーカのラベルごとに電力積算量を比較する。例えば、集合住宅が完成した当初の場合、何らリフォーム等がされていないので、集合住宅内の各住戸において、ブレーカの識別子とラベルは一致していることが多い。この場合、消費電力比較手段412は、ブレーカの識別子ごとに電力積算量を比較すれば良い。
しかし、リフォーム等がなされて、ブレーカの識別子とラベルが一致しなくなる場合もある。その場合、用途ラベルが同一のブレーカの識別子に対応する電力積算量を、用途ラベルごとに比較するのが好ましい。ターゲット住戸におけるラベル「居間・エアコン」について比較する場合、消費電力比較手段412は、ブレーカデータ423aから、ターゲット住戸のゲートウェイ装置の識別子およびラベル「居間・エアコン」に対応づけられたブレーカの識別子を抽出して、電力測定データ421aから、ターゲット住戸のゲートウェイ装置の識別子および抽出したブレーカの識別子に対応づけられた消費電力を抽出する。同様に、消費電力比較手段412は、ブレーカデータ423aから、他の住戸のゲートウェイ装置の識別子およびラベル「居間・エアコン」に対応づけられたブレーカの識別子を抽出して、電力測定データ421aから、他の住戸のゲートウェイ装置の識別子および抽出したブレーカの識別子に対応づけられた消費電力を抽出する。消費電力比較手段412は、ターゲット住戸の消費電力と、他の住戸の消費電力とを比較することにより、住戸内の同一用途の消費電力を比較することができる。
ここで、消費電力比較手段412は、ターゲット住戸の比較の対象となる住戸を選択する際、ゲートウェイデータから、ターゲット住戸の属する集合住宅の識別子に対応づけられたゲートウェイ装置のうち、データ提供フラグが「可」となっているゲートウェイ装置の識別子を抽出する。このように、データ提供可能な住戸のデータのみ用いることで、ユーザのプライバシーを尊重して結果データを生成することができる。
結果データ出力手段413は、記憶装置420の結果データ記憶部424から、ターゲット住戸のゲートウェイ装置1の識別子に対応づけられた結果データ424aを抽出し、抽出した結果データ424aを、ターゲット住戸のゲートウェイ装置1に送信する。ゲートウェイ装置1は、受信した結果データを表示装置等に表示してユーザに閲覧させる。結果データを表示する表示装置は、ゲートウェイ装置に備えられた表示装置でも良いし、ゲートウェイ装置と接続されたコンピュータ等の表示装置でも良い。
(消費電力比較方法)
次に図10を参照して、管理サーバ4の消費電力比較手段412による消費電力の比較方法を説明する。
まずステップS101において、ターゲット住戸の電力測定データから、結果データを表示する際の時間帯およびブレーカの識別子ごとに、所定期間の電力使用量を算出する。この電力使用量は、電力積算量から算出される。ここで、「時間帯」は例えば、一日24時間を、朝(5時〜11時)、昼(11時〜17時)、夜(17時〜23時)および深夜(23時〜5時)に分けた場合の各時間帯のことである。所定期間は、結果データを集計する対象となる期間で、月単位であっても良いし、週単位であっても良い。図10に示す例では、月単位に集計する場合について説明している。
つぎにステップS102において、比較対象となる住戸の電力測定データから、結果データを表示する際の時間帯およびブレーカの識別子ごとに、所定期間の電力使用量を算出する。ここで「時間帯」および「所定期間」は、ステップS101と同一のデータを用いる。さらに、他の住戸の電力測定データについて、時間帯およびブレーカの識別子ごとに、電力使用量の平均値を算出する。
ステップS103において、時間帯およびブレーカの識別子ごとに、ターゲット住戸の電力使用量の、他の住戸の電力使用量の平均値に対する割合を算出する。これにより、例えば、時間帯「朝」、ブレーカ識別子「1」について、割合「2.25」等の値が算出される。ここで、割合が高いほど、他の住戸に比べて電力使用量が多いことを示す。
次にステップS104において、ステップS103において算出された割合を、降順でソートし、ステップS105において、表示するためのデータ整形をする。具体的には、ソートした結果の例えば上位2件について、時間帯およびブレーカの識別子を抽出し、ブレーカデータ423aに基づいて、ブレーカ識別子を用途ラベルに変換する。また数値を評価するために、割合をメッセージに変換する。例えば、割合が2以上の場合は「非常に多い」、1.5以上2未満の場合は「かなり多い」等のメッセージを作成する。これにより、「1位:朝・”居間・エアコン”=『かなり大きい』」などのメッセージを作成することができる。このメッセージは、時間帯およびブレーカごとに作成される。
次に図11を参照して、この結果データに基づいて、ユーザが閲覧する画面を説明する。図11に示す結果表示画面P103には、ターゲット住宅の消費電力について、時間/週等の単位で推移するグラフが表示されている。このグラフは、ブレーカの用途ごとにグラフで表示され、さらに住戸の全ブレーカの合計についてもグラフで表示されている。さらに、診断結果として、他の住戸との比較結果が表示されている。この比較結果は、図10のステップS104で生成されたメッセージに基づいて作成される。
図11に示すグラフにおいて、他の住戸のデータを同一グラフに表示して比較させても良い。
このように本発明の最良の実施の形態においては、同一の集合住宅の住戸における電力量を比較対象とすることにより、より精度の良い情報を示すことができる。それに基づいてより効率的に省エネ診断をすることにより、ユーザにより環境問題や省エネを意識させることができる。ここで、同一集合住宅内と比較することができるので、天候や気候などの周辺環境の条件がほぼ同一で、住宅の広さや部屋の構成などの条件も類似しているので、より効果的に比較・検討することができる。
さらに、ブレーカに接続されている部屋の構成や条件なども類似しているので、ブレーカ毎に比較することにより、より効果的に電力量を比較することができる。特に、オール電化マンション等においては、200V電気コンロなどの特有の家電機器に、分岐ブレーカが接続されている。従って、ブレーカ毎に電力量を比較することにより、オール電化マンションに特有の家電機器について、消費電力量を比較することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の最良の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の最良の実施の形態に記載した管理サーバ4は、図4に示すように一つのハードウェア上に構成されても良いし、その機能や処理数に応じて複数のハードウェア上に構成されても良い。また、既存の電化製品制御システム上に実現されても良い。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
図1は、本発明の最良の実施の形態に係る電気量監視システムのシステム構成を説明する図である。 図2は、本発明の最良の実施の形態に係る電気量監視システムにおける処理の概要を説明する図である。 図3は、本発明の最良の実施の形態に係るゲートウェイ装置の機能ブロックを説明する図である。 図4は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバの機能ブロックを説明する図である。 図5は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバの電力測定データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図6は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバのゲートウェイデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図7は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバのブレーカデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図8は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバが表示するブレーカ選択画面の一例である。 図9は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバが表示するラベル選択画面の一例である。 図10は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバの消費電力比較手段による消費電力比較処理の一例を説明するフローチャートである。 図11は、本発明の最良の実施の形態に係る管理サーバが出力する結果データに基づいてユーザに表示する画面の一例である。
符号の説明
1 ゲートウェイ装置
2 分電盤装置
4 管理サーバ
5 通信ネットワーク
6 通信ネットワーク
110、410 処理制御装置
111 電力積算量データ受信手段
112 電力測定データ送信手段
113 結果データ表示手段
120、420 記憶装置
121 電力積算量データ記憶部
130 分電盤通信制御装置
140、430 通信制御装置
411 電力測定データ受信手段
412 消費電力比較手段
413 結果データ出力手段
421 電力測定データ記憶部
422 ゲートウェイデータ記憶部
423 ブレーカデータ記憶部
424 結果データ記憶部

Claims (9)

  1. 集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設けられ、当該住戸の電力量を測定するゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置と通信ネットワークを介して接続される管理サーバとを備える電力量監視システムであって、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記住戸の分電盤装置から受信したブレーカごとの前記電力積算量データに、時刻情報および当該ゲートウェイ装置の識別子を付加した電力測定データを、前記管理サーバに送信する電力測定データ送信手段を備え、
    前記管理サーバは、
    前記集合住宅の識別子と、前記ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけたゲートウェイデータを、記憶装置に記憶するゲートウェイデータ記憶手段と、
    前記住戸の前記ゲートウェイごとに、前記電力測定データを受信する電力測定データ受信手段と、
    前記結果データの送信先であるターゲット住戸について、前記ゲートウェイデータにおいて前記ターゲット住戸と同一の集合住宅の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出して、抽出された電力測定データの電力積算量と、前記ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量を前記ブレーカごとに比較して、前記結果データを生成する消費電力比較手段と、を備え、
    前記ターゲット住戸の前記ゲートウェイ装置は、前記集合住宅を識別する識別子に基づいて、前記ブレーカごとに、前記ターゲット住戸と、同一集合住宅の住戸と、の消費電力を比較した結果データを、前記管理サーバから受信するとともに表示装置に表示する
    ことを特徴とする電力量監視システム。
  2. 前記ゲートウェイデータにはさらに、前記ターゲット住戸との比較にデータを提供するか否かを示す提供フラグを備え、
    前記消費電力比較手段は、前記ゲートウェイデータから、前記ターゲット住戸の集合住宅の識別子に対応づけられ、前記提供フラグが可である前記ゲートウェイ装置の識別子を抽出し、抽出された前記ゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力量監視システム。
  3. 前記消費電力比較手段は、電力積算量を比較する際、前記ゲートウェイ装置の識別子と、前記ブレーカの識別子と、前記ブレーカに対応する用途ラベルとを対応づけたブレーカデータを読み出し、前記用途ラベルが同一の前記ブレーカの識別子に対応する電力積算量を比較する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力量監視システム。
  4. 集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設けられ、当該住戸の電力量を測定するゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置と通信ネットワークを介して接続される管理サーバとを備える電力量監視システムに用いられる前記管理サーバであって、
    前記集合住宅の識別子と、前記ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけたゲートウェイデータを、記憶装置に記憶するゲートウェイデータ記憶手段と、
    前記住戸の前記ゲートウェイごとに、ブレーカごとの電力積算量データと、時刻情報と、前記ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけた電力測定データを受信する電力測定データ受信手段と、
    結果データの送信先であるターゲット住戸について、前記ゲートウェイデータにおいて前記ターゲット住戸と同一の集合住宅の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出して、抽出された電力測定データの電力積算量と、前記ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量を前記ブレーカごとに比較して、前記結果データを生成する消費電力比較手段と、を備え、
    前記ターゲット住戸の前記ゲートウェイ装置は、前記集合住宅を識別する識別子に基づいて、前記ブレーカごとに、前記ターゲット住戸と、同一集合住宅の住戸と、の消費電力を比較した結果データを、前記管理サーバから受信するとともに表示装置に表示する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  5. 前記ゲートウェイデータにはさらに、前記ターゲット住戸との比較にデータを提供するか否かを示す提供フラグを備え、
    前記消費電力比較手段は、前記ゲートウェイデータから、前記ターゲット住戸の集合住宅の識別子に対応づけられ、前記提供フラグが可である前記ゲートウェイ装置の識別子を抽出し、前記電力測定データから、抽出された前記ゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の管理サーバ。
  6. 前記消費電力比較手段は、電力積算量を比較する際、前記ゲートウェイ装置の識別子と、前記ブレーカの識別子と、前記ブレーカに対応する用途ラベルとを対応づけたブレーカデータを読み出し、前記用途ラベルが同一の前記ブレーカの識別子に対応する電力積算量を比較する
    ことを特徴とする請求項4に記載の管理サーバ。
  7. 集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設けられ、当該住戸の電力量を測定するゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置と通信ネットワークを介して接続される管理サーバとを備える電力量監視システムに用いられる電力量監視方法であって、
    前記ゲートウェイ装置が、前記住戸の分電盤装置から受信したブレーカごとの前記電力積算量データに、時刻情報および当該ゲートウェイ装置の識別子を付加した電力測定データを、前記管理サーバに送信するステップと、
    前記管理サーバが、前記住戸の前記ゲートウェイごとに、前記電力測定データを受信するステップと、
    前記管理サーバが、結果データの送信先であるターゲット住戸について、前記集合住宅の識別子と、前記ゲートウェイ装置の識別子とを関連づけたゲートウェイデータにおいて前記ターゲット住戸と同一の集合住宅の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出するステップと、
    前記管理サーバが、抽出された電力測定データの電力積算量と、前記ターゲット住戸の電力測定データの電力積算量を前記ブレーカごとに比較して、前記結果データを生成するステップと、を備え、
    前記ターゲット住戸の前記ゲートウェイ装置は、前記集合住宅を識別する識別子に基づいて、前記ブレーカごとに、前記ターゲット住戸と、同一集合住宅の住戸と、の消費電力を比較した結果データを、前記管理サーバから受信するとともに表示装置に表示する
    ことを特徴とする電力量監視方法。
  8. 前記ゲートウェイデータにはさらに、前記ターゲット住戸との比較にデータを提供するか否かを示す提供フラグを備え、
    前記電力測定データを抽出するステップは、
    前記ゲートウェイデータから、前記ターゲット住戸の集合住宅の識別子に対応づけられ、前記提供フラグが可である前記ゲートウェイ装置の識別子を抽出し、抽出された前記ゲートウェイ装置の識別子に対応づけられた電力測定データを抽出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電力量監視方法。
  9. 前記結果データを生成するステップは、前記ゲートウェイ装置の識別子と、前記ブレーカの識別子と、前記ブレーカに対応する用途ラベルとを対応づけたブレーカデータを読み出し、前記用途ラベルが同一の前記ブレーカの識別子に対応する電力積算量を比較して、前記結果データを生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電力量監視方法。
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