JP2016053771A - 通知システム及び通知方法 - Google Patents

通知システム及び通知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016053771A
JP2016053771A JP2014178615A JP2014178615A JP2016053771A JP 2016053771 A JP2016053771 A JP 2016053771A JP 2014178615 A JP2014178615 A JP 2014178615A JP 2014178615 A JP2014178615 A JP 2014178615A JP 2016053771 A JP2016053771 A JP 2016053771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
power usage
user
fluctuation
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014178615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5877530B1 (ja
Inventor
拓 児玉
Hiroshi Kodama
拓 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014178615A priority Critical patent/JP5877530B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5877530B1 publication Critical patent/JP5877530B1/ja
Publication of JP2016053771A publication Critical patent/JP2016053771A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】利用者の住宅にて電力使用量の特異な変動があった場合に、その変動を検知して利用者に通知する。【解決手段】電力計測センサ200は、利用者101の住宅102における電力使用量を計測する。データベース300は、電力計測センサ200により過去に計測された電力使用量のデータを蓄積する。サーバ400は、データベース300に蓄積された電力使用量のデータを分析して、住宅102における電力使用量の変動パターンを抽出する。サーバ400は、住宅102における電力使用量の変動を検知し、検知した電力使用量の変動が、抽出した変動パターンに当てはまるかどうかを判定し、当てはまらないと判定した場合、住宅102にて電力使用量の特異な変動があったことを示す変動情報501を利用者101の端末106に通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、通知システム及び通知方法に関するものである。本発明は、例えば、電力使用量の変化を検知した結果を利用してセキュリティ警告を通知するシステム及び方法に関するものである。
一般的に、ホームセキュリティ(住宅での防犯)の実現のために、開閉センサ、人感センサ、監視カメラ等のセンサ機器を住宅に取り付けた上で、その検出結果を利用してセキュリティ警告を利用者(見守り対象者)へ通知する方式がある。
従来、複数の時間帯各々における消費電力の短期変動値と、同一時間帯の複数の日に渡った消費電力の長期変動値とから決定した時間帯における電気機器の消費電力に基づいて、居住者の状態を判定する方式がある(例えば、特許文献1参照)。
また、電気機器の自動運転の期間における電力データの確率分布の面積と、最新の期間における電力データの確率分布の面積との重なりから、居住者の状態を検知する方式がある(例えば、特許文献2参照)。
また、1日の電力消費量に関するヒストグラムを生成し、電気機器の自動運転の状態における電力消費量の最大値と最小値とを求め、これらの値を居住者の危険状態を判定するための閾値として設定する方式がある(例えば、特許文献3参照)。
また、予定を超えた電力使用量を検知した場合、不法侵入があったと判定する方式がある(例えば、特許文献4参照)。
特開2013−235539号公報 特開2013−167944号公報 特開2013−131096号公報 特開2004−361242号公報
一般的な方式では、センサ機器による監視を行うため、プライバシー上の問題があり、利用者の心理的抵抗感が高いという課題がある。加えて、センサ機器等の取付工事及び定期的なメンテナンス(電池交換、機器故障対応等)が必要になるという課題もある。
特許文献1の方式は、安否確認が主な用途となっており、そのままホームセキュリティに適用することは難しい。
特許文献2から特許文献4の方式では、電力使用量の変化が特異な変化(いつもと異なる電気機器の操作)なのかを判別することができないという課題がある。
本発明は、例えば、利用者の住宅にて電力使用量の特異な変動があった場合に、その変動を検知して利用者に通知することを目的とする。
本発明の一の態様に係る通知システムは、
利用者の住宅に設置され、前記住宅における電力使用量を計測する計測部と、
前記計測部により過去に計測された電力使用量のデータを蓄積するデータベースと、
前記データベースに蓄積された電力使用量のデータを分析して、前記住宅における電力使用量の変動パターンを抽出する抽出部と、
前記計測部により計測された電力使用量を監視して、前記住宅における電力使用量の変動を検知する検知部と、
前記検知部により検知された電力使用量の変動が前記抽出部により抽出された変動パターンに当てはまるかどうかを判定し、当てはまらないと判定した場合、前記住宅にて電力使用量の特異な変動があったことを示す変動情報を前記利用者の端末に通知する通知部とを備える。
本発明によれば、利用者の住宅にて電力使用量の特異な変動があった場合に、その変動を検知して利用者に通知することが可能となる。
実施の形態1に係る通知システムの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るサーバの動作の一例を示すフローチャート。 実施の形態1に係るデータベースの電力使用量テーブルの一例を示す表。 実施の形態1に係るデータベースの統計情報テーブルの一例を示す表。 実施の形態2に係る通知システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る通知システム100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、通知システム100は、電力計測センサ200と、データベース300と、サーバ400とを備える。
電力計測センサ200は、電力使用量を計測する計測器である。電力計測センサ200は、利用者101の住宅102に設置された分電盤103に取り付けられる。
データベース300は、記憶媒体、又は、記憶媒体を備えるコンピュータである。データベース300は、データセンタ104に設置される。なお、データベース300は、データセンタ104以外の場所に設置されてもよい。例えば、データベース300は、住宅102に設置されてもよい。
サーバ400は、1台のコンピュータ、又は、複数台のコンピュータで構成された分散システムである。サーバ400は、データベース300が実装されるコンピュータを兼ねていてもよい。サーバ400は、データセンタ104に設置される。なお、サーバ400は、データセンタ104以外の場所に設置されてもよい。例えば、サーバ400は、データベース300とともに、住宅102に設置されてもよい。
本実施の形態では、電力計測センサ200とサーバ400との接続を行い、以下のように、ホームセキュリティを実現する。
サーバ400は、電力計測センサ200から電力使用量のデータを取得する。サーバ400は、取得した電力使用量のデータから電力使用量の変化を検知する。サーバ400は、検知した変化から人による電気機器105(例えば、空気調和機、テレビ、ビデオ、冷蔵庫)の操作の有無を判定する。例えば、サーバ400は、特許文献1に記載されているように、消費電力の変動値を算出し、その変動値が閾値を下回るか否かで人による電気機器105の操作の有無を判定する。サーバ400は、人による電気機器105の操作があったと判定した場合、データベース300に蓄積された統計情報等を照会して、その操作による電力使用量の変化が過去に実績のある変化かどうかを判定する。サーバ400は、過去に実績のない変化であると判定した場合、防犯対策としてのセキュリティ警告を利用者101の端末106(例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、パーソナルコンピュータ)に表示(通知)する。
このように、サーバ400は、いつもと異なる電気機器105の操作が行われた場合、その操作が不審者により行われた可能性があると判断し、利用者101に宛てて警告を通知する。
本実施の形態では、電力使用量の変化から不審な電気機器105の操作を検知してセキュリティ警告を通知する。そのため、住宅102に電力計測用の電力計測センサ200を設置するだけでホームセキュリティを実現することができる。
本実施の形態では、住宅102の様々な箇所にセンサ機器を設置する必要がなくなる。そのため、プライバシー上の問題が解消し、利用者101の心理的抵抗感を和らげることができる。また、取付工事及び定期的なメンテナンスの手間を大幅に削減することができる。
特に、本実施の形態では、電力計測センサ200が分電盤103に取り付けられ、分電盤103から電力計測センサ200に直接電源が供給される。よって、既存の住宅102に電力計測センサ200を後付けする工事が最小限の手間で済む。また、電池駆動のセンサ機器のような定期的な電池交換も不要となる。さらに、日常生活では目立たない分電盤103へ電力計測センサ200を取り付けることで、監視カメラや人感センサ等のように利用者101を直接検知するものとは異なり、利用者101のシステム導入への心理的抵抗感を下げることができる。
以下では、通知システム100の詳細な構成及び動作(本実施の形態に係る通知方法)について説明する。
電力計測センサ200は、利用者101の住宅102に設置されるセンサ(計測部)である。電力計測センサ200は、住宅102における電力使用量を計測する。電力計測センサ200により計測された電力使用量のデータは、通信機器等(図示していない)によりインターネット107を経由してサーバ400に送信される。なお、インターネット107に代えて、専用回線、移動通信網等、他の種類のネットワークが用いられてもよい。
データベース300は、電力計測センサ200により過去に計測された電力使用量のデータを電力使用量テーブル301に蓄積する。また、データベース300は、電力計測センサ200により過去に計測された電力使用量の統計情報として、住宅102における電力使用量の変動パターンを示すデータを統計情報テーブル302に蓄積する。
サーバ400は、管理部401、抽出部402、検知部403、通知部404、取得部405を備える。
管理部401は、データベース300を利用して住宅102における電力使用量のデータを管理する。
例えば、管理部401は、インターネット107を介して、電力計測センサ200により計測された電力使用量のデータを受信する。そして、管理部401は、データベース300にアクセスして、受信したデータをデータベース300の電力使用量テーブル301に格納する。
抽出部402は、データベース300に蓄積された電力使用量のデータを分析して、住宅102における電力使用量の変動パターンを抽出する。
具体的には、抽出部402は、データベース300にアクセスし、データベース300の電力使用量テーブル301に格納されたデータを分析して、住宅102における電力使用量の変動の大きさと時間帯との関係を住宅102における電力使用量の変動パターンとして抽出する。そして、抽出部402は、データベース300に再びアクセスして、抽出した変動パターンを示すデータをデータベース300の統計情報テーブル302に格納する。
住宅102における電力使用量の変動パターンの例としては、毎日6時00分から7時00分の間(時間帯に相当)で電力使用量が約0.01kWh(キロワット時)(変動の大きさに相当)増加する瞬間があるというパターン、毎週月曜日の11時30分から12時30分の間(時間帯に相当)で電力使用量が約0.02kWh(変動の大きさに相当)増加する瞬間があるというパターン等が考えられる。ここで、瞬間とは、1回分の電力使用量のデータが対象とする期間のことである。例えば、1回分の電力使用量のデータが5分間の電力使用量のデータであるとする。そして、2014年7月4日の6時25分から6時30分の間の電力使用量が0.00kWhであることを示すデータと、2014年7月4日の6時30分から6時35分の間の電力使用量が0.01kWhであることを示すデータとが電力使用量テーブル301に格納されているとする。この場合、2014年7月4日の6時30分から6時35分の間が、電力使用量が0.01kWh増加する瞬間に相当する。抽出部402は、これと同程度(例えば、0.009〜0.011kWhの範囲内)の電力使用量の変動が所定の頻度(例えば、毎日、毎週の平日、毎週の同じ曜日、或いは、月に3回以上同じ曜日)又は所定の確率(例えば、80%以上の確率)で同じ時間帯(例えば、6時00分から7時00分の間)に発生している場合、それを1つの変動パターンとして抽出する。抽出部402は、ほかにも互いに同程度(例えば、任意の電力使用量±0.001kWhの範囲内)の電力使用量の変動が所定の頻度又は所定の確率で同じ時間帯(例えば、任意の時刻±30分の範囲内)に発生している場合、それぞれを1つの変動パターンとして抽出する。このようにして、抽出部402は、どの程度の電力使用量の変動がどの時間帯に通常発生しているかを示すデータを生成し、統計情報テーブル302に格納する。
検知部403は、電力計測センサ200により計測された電力使用量を監視して、住宅102における電力使用量の変動を検知する。
具体的には、検知部403は、管理部401により電力使用量のデータが受信される度に、受信されたデータを前回受信されたデータと比較する。そして、検知部403は、前回と今回とで電力使用量に一定以上(例えば、0.05kWh以上)の差がある場合、住宅102に設置された電気機器105の操作による電力使用量の変動があったと判断する。
例えば、1回分の電力使用量のデータが5分間の電力使用量のデータであるとする。そして、2014年8月1日の6時25分から6時30分の間の電力使用量が0.00kWhであることを示すデータが管理部401により受信され、その次に、2014年8月1日の6時30分から6時35分の間の電力使用量が0.01kWhであることを示すデータが管理部401により受信されたとする。この場合、検知部403は、2014年8月1日の6時30分から6時35分の間に0.01kWhの電力使用量の変動が発生したことを検知する。
通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまるかどうかを判定する。
具体的には、通知部404は、データベース300にアクセスし、検知部403により検知された電力使用量の変動の大きさと当該変動があった時間帯との組み合わせを、データベース300の統計情報テーブル302に格納されたデータが示す変動パターンと照合することで、当該変動が当該変動パターンに当てはまるかどうかを判定する。
通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまらないと判定した場合、住宅102にて電力使用量の特異な変動があったことを示す変動情報501を利用者101の端末106に通知する。一方、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまると判定した場合、利用者101の端末106には何も通知しない。
変動情報501は、例えば、住宅102にて電力使用量の特異な変動があったことを知らせる電子メール又はインスタントメッセージ又はその他の形式の(端末106にインストールされたアプリケーションによりポップアップ画面等に表示される)メッセージである。必須ではないが、変動情報501には、住宅102に不審者が侵入した可能性を示唆するセキュリティ警告が含まれているものとする。変動情報501には、電力使用量の変動の大きさ、変動が発生した日時といった電力使用量の特異な変動に関する詳細情報も含まれていることが望ましい。
例えば、1つの変動パターンとして、0.009〜0.011kWhの電力使用量の変動が毎日6時00分から7時00分の間に発生するというパターンがデータベース300の統計情報テーブル302に格納されているとする。そして、2014年8月1日の6時30分から6時35分の間に0.01kWhの電力使用量の変動が発生したことが検知部403により検知されたとする。この場合、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまると判定する。そして、通知部404は、変動情報501を利用者101の端末106に通知する。
上記のような動作によって、本実施の形態では、利用者101の住宅102にて電力使用量の特異な変動があった場合に、その変動を検知して利用者101に通知することが可能となる。
必須ではないが、以下のように、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動があったときに利用者101が在宅中であれば、その変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまると判定した場合であっても、利用者101の端末106には何も通知しない。
取得部405は、利用者101が住宅102にいるかどうかを示す在宅情報502を利用者101の端末106と住宅102に設置された装置108(例えば、タブレット、壁掛け式のコントローラ)との少なくともいずれかから取得する。
例えば、利用者101が外出する際に、端末106又は装置108の操作画面をタッチするか、或いは、装置108の操作ボタンを押下することで不在を選択すると、不在を示す在宅情報502が端末106又は装置108から送信される。取得部405は、この在宅情報502を受信して、利用者101が不在になったことを、その時刻とともにメモリ等に記録する。一方、利用者101が帰宅した際に、端末106又は装置108の操作画面をタッチするか、或いは、装置108の操作ボタンを押下することで在宅を選択すると、在宅を示す在宅情報502が端末106又は装置108から送信される。取得部405は、この在宅情報502を受信して、利用者101が在宅になったことを、その時刻とともにメモリ等に記録する。
通知部404は、取得部405により取得された在宅情報502を参照して、検知部403により検知された電力使用量の変動があったときに利用者101が住宅102にいたかどうかを判定する。通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動があったときに利用者101が住宅102にいたと判定した場合、当該変動については変動情報501を通知しない。
例えば、利用者101が在宅中であることが取得部405によりメモリ等に記録されているとする。そして、電力使用量の変動が検知部403により検知されたとする。この場合、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまらないと判定したとしても、利用者101の端末106には何も通知しない。
上記のような動作によって、本実施の形態では、利用者101が自分で電気機器105を操作したことにより電力使用量の特異な変動が発生した場合には、その変動を利用者101に通知しないようにすることができる。
また、必須ではないが、以下のように、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動があったときに電気機器105のタイマー運転が設定されていれば、その変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまると判定した場合であっても、利用者101の端末106には何も通知しない。
取得部405は、利用者101が住宅102に設置された電気機器105のタイマー運転の設定内容を示す運転情報503を、その電気機器105と利用者101の端末106と住宅102に設置された装置108との少なくともいずれかから取得する。
例えば、利用者101が外出する際に、端末106又は装置108の操作画面をタッチすることで電気機器105のタイマー運転の設定時刻(例えば、空気調和機の入タイマーの設定時刻、テレビの録画予約の設定時刻)等を入力すると、入力された情報が運転情報503として端末106又は装置108から送信される。或いは、HEMS(Home・Energy・Management・System)等との連携により、電気機器105のタイマー運転の設定時刻等の情報が運転情報503として電気機器105そのものから送信される。取得部405は、この運転情報503を受信してメモリ等に記録する。
通知部404は、取得部405により取得された運転情報503を参照して、検知部403により検知された電力使用量の変動があったときに電気機器105のタイマー運転が行われたかどうかを判定する。通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動があったときに電気機器105のタイマー運転が行われたと判定した場合、当該変動については変動情報501を通知しない。
例えば、電気機器105のタイマー運転の設定時刻が取得部405によりメモリ等に記録されているとする。そして、その設定時刻に電力使用量の変動が検知部403により検知されたとする。この場合、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまらないと判定したとしても、利用者101の端末106には何も通知しない。
上記のような動作によって、本実施の形態では、利用者101が(不在中であっても)自分で電気機器105のタイマー運転を行ったことにより電力使用量の特異な変動が発生した場合には、その変動を利用者101に通知しないようにすることができる。
また、必須ではないが、以下のように、抽出部402は、利用者101からのフィードバックに基づき、抽出した変動パターンを補正する。
取得部405は、変動情報501が誤りであることを示すクレーム情報504を利用者101の端末106から取得する。
例えば、利用者101が端末106で変動情報501を受け取った際に、端末106の操作画面をタッチすることで、その変動情報501が示す電力使用量の変動が普段から頻繁に行っている電気機器105の操作によるものであるとのフィードバックを入力すると、入力された情報がクレーム情報504として端末106から返信される。取得部405は、このクレーム情報504を受信してメモリ等に記録する。
抽出部402は、取得部405により取得されたクレーム情報504を参照して、抽出した変動パターンを補正する。
例えば、1つの変動パターンとして、0.009〜0.011kWhの電力使用量の変動が毎日6時00分から7時00分の間に発生するというパターンがデータベース300の統計情報テーブル302に格納されているとする。そして、2014年8月1日の7時00分から7時05分の間に0.01kWhの電力使用量の変動が発生したことが検知部403により検知され、この変動が特異な変動であると通知部404により判定されて変動情報501が通知されたとする。この変動情報501に対し、利用者101の端末106からクレーム情報504が返信された場合、抽出部402は、0.009〜0.011kWhの電力使用量の変動が毎日6時00分から7時00分の間に発生するという変動パターンを、0.009〜0.011kWhの電力使用量の変動が毎日「6時00分から7時05分の間」に発生するという変動パターンに補正する。なお、この補正のしかたは一例であって、適宜変更することができる。
また、例えば、上記と同じく、1つの変動パターンとして、0.009〜0.011kWhの電力使用量の変動が毎日6時00分から7時00分の間に発生するというパターンがデータベース300の統計情報テーブル302に格納されているとする。そして、上記と異なり、2014年8月1日の6時30分から6時35分の間に0.02kWhの電力使用量の変動が発生したことが検知部403により検知され、この変動が特異な変動であると通知部404により判定されて変動情報501が通知されたとする。この変動情報501に対し、利用者101の端末106からクレーム情報504が返信された場合、抽出部402は、0.009〜0.011kWhの電力使用量の変動が毎日6時00分から7時00分の間に発生するという変動パターンを、「0.009〜0.021kWh」の電力使用量の変動が毎日6時00分から7時00分の間に発生するという変動パターンに補正する。なお、この補正のしかたは一例であって、適宜変更することができる。
上記のような動作によって、本実施の形態では、利用者101に通知した内容に対するフィードバックを利用者101からもらうことができ、電力使用量の変動が特異であるかどうかを判定する精度を向上させることが可能となる。
図2は、サーバ400の動作の一例を示すフローチャートである。図3は、データベース300の電力使用量テーブル301の一例を示す表である。図4は、データベース300の統計情報テーブル302の一例を示す表である。
以下では、図2から図4に示す例について説明する。
サーバ400の管理部401は、住宅102に設置された電力計測センサ200から、インターネット107を経由して電力使用量のデータを定期的に(例えば、5分に1回)受信する。管理部401は、データセンタ104に設置されたデータベース300の電力使用量テーブル301に、受信した電力使用量のデータをそれぞれ1レコードとして挿入する。なお、管理部401は、電力使用量テーブル301に、一定期間(例えば、1時間)において受信した電力使用量のデータをまとめて1レコードとして挿入してもよい。
電力使用量テーブル301にレコードが挿入される度に、図2のS11〜S16の処理が実行される。
図3に示すように、電力使用量テーブル301は、「取込日時」、「動作状態」、「積算電力使用量」、「増分電力使用量」、「瞬時消費電力(中)」、「瞬時消費電力(大)」、「エラーコード」、「人による機器操作」、「頻出する操作」、「警告通知」、「利用者クレーム」といったカラムを持っている。
「取込日時」は、管理部401が電力使用量のデータを受信した日時、又は、電力計測センサ200が電力使用量を計測した日時である。
「動作状態」は、電力計測センサ200が動作中であるかどうかを示す情報である。
「積算電力使用量」は、住宅102に電力計測センサ200が設置された時点から、又は、任意の単位期間(例えば、週、月、年)の開始時点から「取込日時」までの合計の電力使用量である。
「増分電力使用量」は、前回の「取込日時」から今回の「取込日時」までの電力使用量である。即ち、「増分電力使用量」は、今回の「積算電力使用量」から前回の「積算電力使用量」を引いた値である。
「瞬時消費電力(中)」は、電力計測センサ200から電力使用量のデータが送信される際の瞬間的な電力使用量をW(ワット)単位で示した値である。
「瞬時消費電力(大)」は、「瞬時消費電力(中)」をkW単位で示した値である。
「エラーコード」は、電力計測センサ200の不具合等を示す情報である。
「人による機器操作」は、後述するS11の判定結果を示す情報である。
「頻出する操作」は、後述するS12の判定結果を示す情報である。
「警告通知」は、後述するS15でセキュリティ警告が通知されたかどうかを示す情報である。
「利用者クレーム」は、S15のセキュリティ警告の通知に対して利用者101からのクレーム(フィードバック)があったかどうかを示す情報である。
電力計測センサ200から送信される電力使用量のデータには、少なくとも「積算電力使用量」及び「増分電力使用量」のいずれかと、「瞬時消費電力(中)」及び「瞬時消費電力(大)」のいずれかと、「エラーコード」又は「エラーコード」を判別するための情報とが含まれているものとする。電力計測センサ200から送信される電力使用量のデータに含まれていない情報は、「人による機器操作」、「頻出する操作」、「警告通知」、「利用者クレーム」を除いて、管理部401により適宜付加される。
サーバ400の抽出部402は、電力使用量テーブル301に挿入されたレコードの数が予め定められた数に達するか、或いは、住宅102に電力計測センサ200が設置された時点から予め定められた期間が経過すると、電力使用量テーブル301に蓄積されたデータの統計処理を行って統計情報を生成する(即ち、データをパーソナライズする)。この統計処理では、利用者101が電気機器105を操作したことに起因すると推定される電力使用量の変動(電力使用量テーブル301の「増分電力使用量」の変化)が探索され、探索結果の中から、過去に頻出する操作に対応する電力使用量の変動(住宅102における電力使用量の変動パターンに相当)が抽出される。そして、その抽出結果が統計情報となる。抽出部402は、データベース300の統計情報テーブル302に、生成した統計情報をそれぞれ1レコードとして挿入する。なお、抽出部402は、統計情報テーブル302に蓄積した統計情報を常時又は定期的に更新する。
図4に示すように、統計情報テーブル302は、「取込日時の条件」、「増分電力使用量の変化の範囲」といったカラムを持っている。
「取込日時の条件」は、電力使用量テーブル301の「取込日時」の条件である。
「増分電力使用量の変化の範囲」は、電力使用量テーブル301の「増分電力使用量」の前回からの変動量の範囲である。
ある電力使用量のデータの「取込日時」が、ある統計情報の「取込日時の条件」を満たし、かつ、そのデータの「増分電力使用量」と前回のデータの「増分電力使用量」との差が、その統計情報の「増分電力使用量の変化の範囲」内である場合、そのデータは、その統計情報に合致することになる。
S11において、サーバ400の検知部403は、管理部401により電力使用量テーブル301に新たに挿入された電力使用量のデータを参照する。検知部403は、今回のデータの「増分電力使用量」と前回のデータの「増分電力使用量」とを比較し、「増分電力使用量」の変化から、人による電気機器105の操作の有無を判定する。例えば、検知部403は、「増分電力使用量」の差が閾値以上であれば、人による電気機器105の操作があったと判定する。検知部403は、電力使用量テーブル301の「人による機器操作」に、判定結果を記録する。検知部403が、人による電気機器105の操作があった(該当)と判定した場合、フローはS12に進む。一方、検知部403が、人による電気機器105の操作がなかった(非該当)と判定した場合、フローは終了する。
S12において、サーバ400の通知部404は、S11で参照されたデータの「取込日時」及びS11で求められた「増分電力使用量」の変化(差)を、統計情報テーブル302に蓄積された統計情報と照合する。通知部404は、合致する統計情報があれば、S11で検知された操作が過去に頻出する操作であると判定する。通知部404は、電力使用量テーブル301の「頻出する操作」に、判定結果を記録する。通知部404が、S11で検知された操作が過去に頻出する操作である(該当)と判定した場合、フローは終了する。一方、通知部404が、S11で検知された操作が過去に頻出する操作ではない(非該当)と判定した場合、フローはS13に進む。
S13において、通知部404は、利用者101が在宅中であるかどうかを判定する。この判定は、前述した在宅情報502に基づいて行われる。通知部404が、利用者101が在宅中であると判定した場合、フローは終了する。一方、通知部404が、利用者101が不在(外出中)であると判定した場合、フローはS14に進む。
S14において、通知部404は、利用者101によって設定された除外条件が満たされているかどうか(例えば、電気機器105がタイマー運転中かどうか)を判定する。この判定は、前述した運転情報503又はその他の情報に基づいて行われる(任意のアルゴリズム又はアルゴリズムの組み合わせにより自動的に行われてもよい)。通知部404が、除外条件が満たされていると判定した場合、フローは終了する。一方、通知部404が、除外条件が満たされていないと判定した場合、フローはS15に進む。
S15において、通知部404は、セキュリティ警告(変動情報501)を利用者101の端末106に通知するとともに、電力使用量テーブル301の「警告通知」に、その旨を記録する。
S16において、サーバ400の取得部405は、S15のセキュリティ警告が誤りであることを指摘するクレーム情報504を利用者101の端末106から取得した場合、電力使用量テーブル301の「利用者クレーム」に、その旨を記録する。抽出部402は、クレーム情報504に従って、統計情報テーブル302に蓄積した統計情報を補正する。
以上説明したように、本実施の形態では、電力使用量の変化から、いつもと異なる電気機器105の操作を検出し、利用者101に宛てて警告を表示することで、利用者101にとって導入が容易なホームセキュリティを実現することができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図5は、本実施の形態に係る通知システム100の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施の形態では、住宅102に設置された電気機器105のうち、少なくとも一部の電気機器105(例えば、空気調和機、テレビ)に人感センサ109が具備されている。なお、人感センサ109に代えて、カメラ等が具備されていてもよい。
人感センサ109が具備された電気機器105は、人感センサ109によって人体を感知すると自動で運転を開始する。
サーバ400の通知部404は、変動情報501として、住宅102に不審者が侵入した可能性があることを示す情報を通知する。
例えば、電気機器105の一種である空気調和機に人感センサ109が具備されているとすると、この空気調和機は、人感センサ109によって人体を感知すると自動的に冷房運転又は暖房運転を開始する。このような機能は、本来は利用者101にとっての利便性を高めるために付加されるものであるが、本実施の形態では、利用者101の不在時に住宅102に侵入した不審者を検知するためにも利用される。即ち、本実施の形態では、電気機器105が侵入者を感知すると自動で運転を開始して電力使用量を意図的に変化(増加)させる。これにより、サーバ400にて、電力使用量の変化から、いつもと異なる電気機器105の操作を検出し、利用者101に宛てて侵入者を検知したことを通知することができる。
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、ホームセキュリティ専用のセンサ機器を住宅102に設置する必要がない。そのため、利用者101にとって導入が容易なホームセキュリティを実現することができる。
図6は、本発明の実施の形態に係るサーバ400のハードウェア構成の一例を示す図である。
図6において、サーバ400は、コンピュータであり、出力装置910、入力装置920、記憶装置930、処理装置940といったハードウェアを備える。ハードウェアは、サーバ400の各部(本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するもの)によって利用される。
出力装置910は、例えば、LCD(Liquid・Crystal・Display)等の表示装置、プリンタ、通信モジュール(通信回路等)である。出力装置910は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによってデータ、情報、信号の出力(送信)のために利用される。
入力装置920は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、通信モジュール(通信回路等)である。入力装置920は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによってデータ、情報、信号の入力(受信)のために利用される。
記憶装置930は、例えば、ROM(Read・Only・Memory)、RAM(Random・Access・Memory)、HDD(Hard・Disk・Drive)、SSD(Solid・State・Drive)である。記憶装置930には、プログラム931、ファイル932が記憶される。プログラム931には、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものの処理(機能)を実行するプログラムが含まれる。ファイル932には、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによって演算、加工、読み取り、書き込み、利用、入力、出力等が行われるデータ、情報、信号(値)等が含まれる。
処理装置940は、例えば、CPU(Central・Processing・Unit)である。処理装置940は、バス等を介して他のハードウェアデバイスと接続され、それらのハードウェアデバイスを制御する。処理装置940は、記憶装置930からプログラム931を読み出し、プログラム931を実行する。処理装置940は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによって演算、加工、読み取り、書き込み、利用、入力、出力等を行うために利用される。
本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものは、「部」を「回路」、「装置」、「機器」に読み替えたものであってもよい。また、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものは、「部」を「工程」、「手順」、「処理」に読み替えたものであってもよい。即ち、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものは、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアは、プログラム931として、記憶装置930に記憶される。プログラム931は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものとしてコンピュータを機能させるものである。或いは、プログラム931は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものの処理をコンピュータに実行させるものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、いくつかを組み合わせて実施しても構わない。或いは、これらの実施の形態のうち、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施しても構わない。例えば、これらの実施の形態の説明において「部」として説明するもののうち、いずれか1つのみを採用してもよいし、いくつかの任意の組み合わせを採用してもよい。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
以下では、本発明の実施の形態に適用可能な技術を一部に含む、クラウドを利用したサービス事業者向け見守りシステムについて説明する。
1.まえがき
センサ機器及び無線ネットワーク環境の充実化により、様々な拠点のセンサデータを、クラウドを利用して収集・集約し、活用を図る環境が急速に整備されつつある。それに伴い、取得した機器のデータ等を連携し、運用、メンテナンス及び販売等へ利用しようとするニーズが高くなってきている。以下では、需要家向け実証の取り組みの1つとして、クラウドを利用した宅外連携サービスの事例として“見守りシステム”を取り上げ、そのシステムを題材に、特に電力センサデータの利活用の観点での検証を行ったので、その結果について述べる。
2.クラウド型EMS
集合住宅を扱うマンションディベロッパや戸建住宅を扱うハウスメーカでは、スマート化(電力の見える化、HEMSによる制御等)といった居住者向けのサービスの充実化が求められてきている。加えて、新電力事業者及びハウスメーカでは、顧客を囲い込むために、スマート化の差別化提案とそれから得られる機器別電力の使用状況データ等を用いたプラスアルファのサービス提供を検討している。集合住宅への適用を考慮すると、サービス利用料としては、共益費にプラスする形での回収を見込むため、運用を含めて如何に安くサービスを提供するかが求められる。サービスをコンシューマ及び法人へ提供するサービス事業会社で活用してもらうことを想定し、拠点(家庭等)のエネルギー・センサデータを、クラウドに安全かつ効率的に集約し、活用するための宅外連携サービスを提供するシステム(共通基盤)が必要である。システム実現のためには、拠点に設置した各種センサから無線等を通じて集めたデータを、インターネットを通じてデータセンタ側に集約し、クラウド上でそのデータを利活用したサービス提供用アプリケーション(見える化、見守り等)を検証する必要がある。加えて、拠点のセンサからクラウドまで一貫したデータ通達ができるクラウド上の仕組みの整備が必要である。三菱電機株式会社製電力センサ、三菱電機株式会社の通信ゲートウェイ「smartstar(登録商標)」(以下smartstar)、三菱電機株式会社のクラウドを基本要素として用いて、付加価値サービスを低価格で提供できるようにするとともに、提供コストの抑制も目指し、宅外連携サービス事業モデルとしての「クラウド型エネルギーマネージメントシステム(クラウド型EMS)」の検証を行った。サービス事業者向けでは、samartstarの採用によりルータ機能としての提供のほか、smartstarのバンドルソフト遠隔ダウンロードによりアプリケーションの追加・変更が容易にできるといったメリットが生まれる。クラウドは、三菱電機情報ネットワーク株式会社(MIND)のVPO(Value・Platform・on・Demand)共用型サービスを利用した。
3.見守りシステムへの取組み
クラウド型EMSの検証を行うにあたり、ターゲットユーザ及びサービス事例を設定して検証を行った。ターゲットユーザは、サービス事業者(ケーブルTV事業者、通信キャリア等)である。サービス事例は、見守りシステムである。見守りシステムの当初コンセプト及び特長は以下として設定した。
“電力使用量の変化を活用したクラウド型見守りシステム”
・電力使用量の変化を監視することで見守り対象の異常を検知し、メール通知
・smartstar、電力センサの設置だけでサービスを実現
・smartstarに接続した電力センサデータを、ECHONETLite(登録商標)プロトコルで収集
・クラウドを利用したサービス適用
なお、検証を進める途中でサービス提供事業者の要望や関係者の意見を踏まえ、以下の特長を持たせた。
・見守り/ホームセキュリティの両立
そのため、当初の必要最低限の見守りサービスに加え、追加有償サービスとして市販センサを利用した見守り精度向上及び市販Webカメラも組み合わせたホームセキュリティを実現させた。見守り対象世帯には、ハードウェア機器として、smartstar、電力センサ、人感センサ、開閉センサ、無線親機、Webカメラを設置し、smartstar上に各種センサを制御するためのバンドルソフトを開発して組み込んだ。クラウド側にはデータ収集基盤アプリケーション及び見守りアプリケーションをサーバ上に構築し、サービス事業者、家族、関係者、本人のクライアント機器へ見守り結果を通知できる仕組みとした。市販センサは、比較的心理的導入ハードルが低いと考えられる人感センサ又は開閉センサを併用することで、より精度の高い見守りを実施可能とした。監視カメラは、見守り対象者の心理的導入ハードルが高くなるが、見守り用途ではなく不在がちな共働き世帯等のための簡易ホームセキュリティとしての需要が考えられる。
3.1 業務モデルの定義
本システムの利用者を以下の6つの形態に分類し、必要な機能を検討した。
・見守り対象者
・家族・通知者等
・サービス事業者:サービスマン・営業
・サービス事業者:オペレータ
・サービス事業者:運用管理者
・サービス事業者:システム管理者
サービス事業者向けにシステムが外部に提供するサービス内容は、運用、工事を考慮した構成として検討した。検討の一例を挙げると、取り付けの容易な後付タイプのセンサは、電池タイプのものが多く、定期的な電池交換が必要となるため、一般顧客(特に見守り対象世帯)には不向きであると考えて、極力定期交換等が不要の方式を採用することで運用費用の削減と提供費用削減を図った。
3.2 活用・利用技術
3.2.1 見守り判定アルゴリズム
三菱電機株式会社住環境研究開発センターが開発した安否確認アルゴリズムを活用・搭載し、見守り判定精度の向上を図った。見守り判定のアルゴリズムとしては、以下の2つの判定方法を実装した。
(1)過去指定日数の平均電力使用量の変化による判定
(2)電力変動分析による安否確認アルゴリズムによる判定
なお、(2)の判定方法はサーバ側見守り判定アルゴリズムとして実装した。この(2)の判定方法では電力変動データをインプットデータとし、
・人の電気機器操作の有無の検出
・安否状態(住居内で倒れていないか)の検出
の2段階による検出アルゴリズムで、安否状態を判定する。
3.2.2 データ収集基盤
データ収集の仕組みとしては、IEEE1888として標準化されたFIAP(Facility・Information・Access・Protocol)のWRITE手続きを用いた。IEEE1888はSOAPに基づくプロトコルであり、WRITE手続きのメッセージ形式は各センサの識別子、計測データ、タイムスタンプ等を列挙したXML(eXtensible・Markup・Language)である。smartstar上に追加アプリケーションを導入し、IEEE1888のGW(GateWay)機能を実装した。追加アプリケーションはOSGi(Open・Services・Gateway・initiative)バンドル形式のモジュール群であり、それぞれ各センサからのデータ取得、クラウドサーバへの定期的なデータ送信等の機能を受け持つ。クラウドサーバ上では、IEEE1888のStorage機能を実現するWeb・API(Application・Programming・Interface)を提供し、smartstarから送信されるデータを受信してデータベースへの蓄積を行う。
3.2.3 標準技術の活用による共通化と効率化
三菱電機株式会社のHEMSとの共通化を考慮し、クラウドを利用した宅外連携サービスにおいても、HTML5(HyperText・Markup・Language・ver.5)化とそれによるデバイス非依存化を実施した。課題として、様々なモバイルデバイスの画面解像度への柔軟な対応方式検討が残っている。アプリケーション開発では、Java(登録商標)言語のWebアプリケーションフレームワークである「SAStruts」を利用した。加えて、ライブラリ製品等の標準技術の活用による共通化と効率化を図るため、“jQuery”、“jQueryUI”、“jqPlot”といったHTML5及びモバイル端末への展開が可能なライブラリを選定し活用を図った。OSGi搭載のsmartstar上で、市販センサのデータ収集バンドルの開発を行い、宅外連携サービスを拡大する上で必要となるバンドルソフト開発のノウハウを蓄積した。
3.2.4 インターネット情報公開セキュリティ対応
サービス事業者へのオンプレミス提供のほか、三菱電機株式会社のクラウドサービスによるインフラ提供も想定し、三菱電機株式会社のインターネット公開システム基準を満たし、安心・安全に利用してもらえるシステム構成を目指した。
3.2.5 フレームワークDIAECOR(登録商標)(AF−W)の活用
三菱電機株式会社製WebアプリケーションフレームワークであるDIAECOR(登録商標)(AF−W)を利用し品質確保を図った。具体的には、DAO(Data・Access・Object)機能としての外部(Structured・Query・Language)定義、サーバ拡張機能としてのログ出力、コネクションプーリング、トランザクション管理を利用した。
3.2.6 汎用的な通知サービスの整備・検証
アプリケーションでの通知はもとより、汎用性を持たせるためにインターネットメール通知を実装した。加えて、モバイルデバイス対応として、Android(登録商標)・OSのPUSH通知にも対応し、通知手段の汎用化を検証した。
3.2.7 利用通信技術
電力計測センサとの通信は、Wi−Fi(登録商標)及びECHONETLite(登録商標)プロトコルを利用した。市販センサの通信はZigBee(登録商標)−Proで検証した。smartstarと市販センサ親機の接続は、USB(Universal・Serial・Bus)経由のシリアル通信インターフェースで実現した。
以上説明した見守りシステムでは、拠点に設置した各種センサから無線等を通じて集めたデータを、インターネットを通じてデータセンタ側に集約し、クラウド上でそのデータを利活用して見守りサービスを提供する。本発明の実施の形態でも、同様に、住宅102に設置した電力計測センサ200から無線等を通じて集めたデータを、インターネット107を通じてデータセンタ104側に集約し、クラウド上でそのデータを利活用してホームセキュリティサービスを提供することが考えられる。
また、上記の見守りシステムでは、電力変動分析による安否確認アルゴリズムによる判定によって、人の電気機器操作の有無の検出を行う。本発明の実施の形態でも、同様に、電力変動分析による安否確認アルゴリズムによる判定によって、人の電気機器105の操作の有無の検出を行うことが考えられる。
100 通知システム、101 利用者、102 住宅、103 分電盤、104 データセンタ、105 電気機器、106 端末、107 インターネット、108 装置、109 人感センサ、200 電力計測センサ、300 データベース、301 電力使用量テーブル、302 統計情報テーブル、400 サーバ、401 管理部、402 抽出部、403 検知部、404 通知部、405 取得部、501 変動情報、502 在宅情報、503 運転情報、504 クレーム情報、910 出力装置、920 入力装置、930 記憶装置、931 プログラム、932 ファイル、940 処理装置。
例えば、1つの変動パターンとして、0.009〜0.011kWhの電力使用量の変動が毎日6時00分から7時00分の間に発生するというパターンがデータベース300の統計情報テーブル302に格納されているとする。そして、2014年8月1日の6時30分から6時35分の間に0.01kWhの電力使用量の変動が発生したことが検知部403により検知されたとする。この場合、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまると判定する。よって、通知部404は、利用者101の端末106には何も通知しない。一方、通知部404は、検知部403により検知された電力使用量の変動が抽出部402により抽出された変動パターンに当てはまらないと判定した場合には、変動情報501を利用者101の端末106に通知する。

Claims (7)

  1. 利用者の住宅に設置され、前記住宅における電力使用量を計測する計測部と、
    前記計測部により過去に計測された電力使用量のデータを蓄積するデータベースと、
    前記データベースに蓄積された電力使用量のデータを分析して、前記住宅における電力使用量の変動パターンを抽出する抽出部と、
    前記計測部により計測された電力使用量を監視して、前記住宅における電力使用量の変動を検知する検知部と、
    前記検知部により検知された電力使用量の変動が前記抽出部により抽出された変動パターンに当てはまるかどうかを判定し、当てはまらないと判定した場合、前記住宅にて電力使用量の特異な変動があったことを示す変動情報を前記利用者の端末に通知する通知部と
    を備えることを特徴とする通知システム。
  2. 前記抽出部は、前記住宅における電力使用量の変動の大きさと時間帯との関係を前記住宅における電力使用量の変動パターンとして抽出し、
    前記通知部は、前記検知部により検知された電力使用量の変動の大きさと当該変動があった時間帯との組み合わせを前記抽出部により抽出された変動パターンと照合することで、当該変動が当該変動パターンに当てはまるかどうかを判定することを特徴とする請求項1の通知システム。
  3. 前記利用者が前記住宅にいるかどうかを示す在宅情報を前記利用者の端末と前記住宅に設置された装置との少なくともいずれかから取得する取得部
    をさらに備え、
    前記通知部は、前記取得部により取得された在宅情報を参照して、前記検知部により検知された電力使用量の変動があったときに前記利用者が前記住宅にいたかどうかを判定し、いたと判定した場合、当該変動については前記変動情報を通知しないことを特徴とする請求項1又は2の通知システム。
  4. 前記利用者が前記住宅に設置された電気機器のタイマー運転の設定内容を示す運転情報を前記利用者の端末と前記住宅に設置された装置との少なくともいずれかから取得する取得部
    をさらに備え、
    前記通知部は、前記取得部により取得された運転情報を参照して、前記検知部により検知された電力使用量の変動があったときに前記電気機器のタイマー運転が行われたかどうかを判定し、行われたと判定した場合、当該変動については前記変動情報を通知しないことを特徴とする請求項1又は2の通知システム。
  5. 前記変動情報が誤りであることを示すクレーム情報を前記利用者の端末から取得する取得部
    をさらに備え、
    前記抽出部は、前記取得部により取得されたクレーム情報を参照して、抽出した変動パターンを補正することを特徴とする請求項1又は2の通知システム。
  6. 前記住宅には、人体を感知すると自動で運転を開始する電気機器が設置され、
    前記通知部は、前記変動情報として、前記住宅に不審者が侵入した可能性があることを示す情報を通知することを特徴とする請求項1から5のいずれかの通知システム。
  7. 利用者の住宅に設置されたセンサが、前記住宅における電力使用量を計測し、
    コンピュータが、前記センサにより過去に計測された電力使用量のデータを蓄積するデータベースにアクセスし、前記データベースに蓄積された電力使用量のデータを分析して、前記住宅における電力使用量の変動パターンを抽出し、
    前記コンピュータが、前記センサにより計測された電力使用量を監視して、前記住宅における電力使用量の変動を検知し、
    前記コンピュータが、検知した電力使用量の変動が、抽出した変動パターンに当てはまるかどうかを判定し、当てはまらないと判定した場合、前記住宅にて電力使用量の特異な変動があったことを示す変動情報を前記利用者の端末に通知することを特徴とする通知方法。
JP2014178615A 2014-09-03 2014-09-03 通知システム及び通知方法 Expired - Fee Related JP5877530B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014178615A JP5877530B1 (ja) 2014-09-03 2014-09-03 通知システム及び通知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014178615A JP5877530B1 (ja) 2014-09-03 2014-09-03 通知システム及び通知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5877530B1 JP5877530B1 (ja) 2016-03-08
JP2016053771A true JP2016053771A (ja) 2016-04-14

Family

ID=55440553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014178615A Expired - Fee Related JP5877530B1 (ja) 2014-09-03 2014-09-03 通知システム及び通知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5877530B1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6277305B1 (ja) * 2016-09-29 2018-02-07 国立大学法人九州大学 見守り装置及びこれを備えた見守りシステム並びに見守り方法
JP2019215703A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御システム、報知方法
WO2020066785A1 (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 株式会社ラック 分析装置、端末装置、分析システム、分析方法およびプログラム
JP2020135745A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 東京瓦斯株式会社 セキュリティシステム、侵入者推定方法およびプログラム
JP2020161000A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228781A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Nishi Nippon Keibi Hosho Kk 警備システム、及び警備システムの処理方法
JP2003256951A (ja) * 2002-02-26 2003-09-12 Shikoku Electric Power Co Inc 生活状態をデータ化する方法とサーバコンピュータ
JP2004029998A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報機器、情報家電、それを用いた情報システムおよびその制御方法、プログラム
JP2004145875A (ja) * 2002-09-30 2004-05-20 Shikoku Electric Power Co Inc 多数の見守りからの情報を送受信し処理する方法およびそれを実施するための装置
JP2004265253A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御装置
JP2005025435A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 留守居装置
JP2005173668A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Hitachi Ltd 生活行動パターンの異常判定システム及びそのための装置
JP2006325164A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 監視装置及びソフトウエアプログラム
JP3136714U (ja) * 2007-05-24 2007-11-08 株式会社電興社 センサー機能付き操作パネル
WO2008152798A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 National Institute Of Information And Communications Technology ホームネットワーク、それを用いた地域ネットワーク、ホームネットワークにおける動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2009070071A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Toshiba Corp 学習型プロセス異常診断装置、およびオペレータ判断推測結果収集装置
JP2010250502A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Nec Corp 異常操作検出装置、異常操作検出方法、および異常操作検出プログラム

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228781A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Nishi Nippon Keibi Hosho Kk 警備システム、及び警備システムの処理方法
JP2003256951A (ja) * 2002-02-26 2003-09-12 Shikoku Electric Power Co Inc 生活状態をデータ化する方法とサーバコンピュータ
JP2004029998A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報機器、情報家電、それを用いた情報システムおよびその制御方法、プログラム
JP2004145875A (ja) * 2002-09-30 2004-05-20 Shikoku Electric Power Co Inc 多数の見守りからの情報を送受信し処理する方法およびそれを実施するための装置
JP2004265253A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御装置
JP2005025435A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 留守居装置
JP2005173668A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Hitachi Ltd 生活行動パターンの異常判定システム及びそのための装置
JP2006325164A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 監視装置及びソフトウエアプログラム
JP3136714U (ja) * 2007-05-24 2007-11-08 株式会社電興社 センサー機能付き操作パネル
WO2008152798A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 National Institute Of Information And Communications Technology ホームネットワーク、それを用いた地域ネットワーク、ホームネットワークにおける動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2009070071A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Toshiba Corp 学習型プロセス異常診断装置、およびオペレータ判断推測結果収集装置
JP2010250502A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Nec Corp 異常操作検出装置、異常操作検出方法、および異常操作検出プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6277305B1 (ja) * 2016-09-29 2018-02-07 国立大学法人九州大学 見守り装置及びこれを備えた見守りシステム並びに見守り方法
JP2018136907A (ja) * 2016-09-29 2018-08-30 国立大学法人九州大学 見守り装置及びこれを備えた見守りシステム並びに見守り方法
JP2019215703A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御システム、報知方法
WO2020066785A1 (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 株式会社ラック 分析装置、端末装置、分析システム、分析方法およびプログラム
JP2020135745A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 東京瓦斯株式会社 セキュリティシステム、侵入者推定方法およびプログラム
JP2020161000A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム
JP7142244B2 (ja) 2019-03-27 2022-09-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5877530B1 (ja) 2016-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Murray et al. An electrical load measurements dataset of United Kingdom households from a two-year longitudinal study
JP5877530B1 (ja) 通知システム及び通知方法
US9886723B1 (en) Determining appliance insurance coverage/products using informatic sensor data
US10915358B2 (en) Systems and methods of data acquisition
US20150268281A1 (en) System and method for monitoring, analyzing and acting upon electricity patterns
US20070268121A1 (en) On-line portal system and method for management of devices and services
US20130103221A1 (en) Remote energy management using persistent smart grid network context
CN104126182A (zh) 远程通信的系统和方法
US9288356B2 (en) Information processing system and power supply controlling method
JP2012134837A (ja) 住宅用電気機器メンテナンス管理装置及び住宅用電気機器メンテナンスシステム
KR20160112736A (ko) 가전기기 소비전력 패턴과 소셜 정보를 이용한 독거노인 안전관리 시스템 및 방법
JP6350930B2 (ja) 生活サービス提案システム
KR101182050B1 (ko) 전력 관리 단말기 및 전력 관리 장치
US20190392169A1 (en) Information providing apparatus, information providing system, information providing method, and computer readable medium
JP2018190029A (ja) 施設監視装置
JP2011072121A (ja) 電気設備計測監視システム、計測監視装置、およびプログラム
CN107250931B (zh) 能源服务推荐引擎
JP2016093098A (ja) 電力使用量管理装置およびプログラム
JP2003259008A (ja) ネットワークシステム及びネットワークシステムにおけるネットワークサービスの提供方法並びにインターフェース装置
JP6769743B2 (ja) 情報閲覧システム
CN111903011B (zh) 智能电插座/插座装置、系统和相关方法
JP7127461B2 (ja) データ管理システム
JP2018092345A (ja) 熱中症予防システム
JP2009177972A (ja) 待機電力削減支援システム、管理サーバ及び待機電力削減支援方法
WO2014174766A1 (ja) 情報管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5877530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees