JP7141024B2 - フロントガラス用感知デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、フロントガラス用感知デバイス、詳細には自動車向けのフロントガラス用感知デバイスに関する。
暖房、換気、および空調(いわゆるHVAC)を自動的に適合させる目的で、またはワイパをオンにするために、温度センサ、湿度センサ、光センサ、またはこれらの組合せがフロントガラス用感知デバイスで使用されることが知られている。
一例として、曇り状態を防止するために、フロントガラス用温度感知デバイスが一般に使用される。フロントガラスに取り付けられた温度および/または湿度センサは、光センサまたは太陽センサとさらに組み合わせることができる。
温度および/または湿度の正確かつ確実な監視を可能にするために、感知デバイスのセンサは、車両の寿命全体にわたってフロントガラスの表面に常に接触し続ける必要がある。したがって、感知デバイスのセンサは、機械的な衝撃および振動に耐えなければならない。
従来の温度感知デバイス1が図9aおよび図9bに示されている。図9aの断面図によって示すように、サーミスタ10を可撓性ポリイミドフィルム12にはんだ付けすることができる。したがって、次いで、ポリイミドフィルム12の一方の端部14がプリント回路基板(PCB)16にはんだ付けされ、サーミスタ10が溶接されている他方の端部18が、フロントガラス20の表面で維持される。サーミスタ10が設けられた端部18は通常、サーミスタ10の両側に配置されたサーマルフォームなどの発泡体要素24および発泡体要素26によって、フロントガラスの表面22に押圧される。
したがって、図9bに示すように、デバイス1がフロントガラス20の表面に取り付けられると、発泡体要素24および発泡体要素26は圧縮され、したがってそれぞれの長さLは、図9aに表すそれぞれの最初の長さLより小さくなる。これらの発泡体要素24および発泡体要素26は、ポリイミドフィルム12と感知デバイス1のハウジング30の一部分28との間に位置決めされる。関連するコネクタの電気ピンコンタクト32が、PCB16の外へ延び、次いでポリイミドフィルム12が設けられた表面36とは反対側の表面34で、PCB16に溶接される。
しかし、サーミスタを有するポリイミドフィルムをフロントガラスに固定するために使用される発泡体は、経年劣化、劣化、および/または機械的応力を受けやすい。さらに、ポリイミドフィルムでのサーミスタのはんだ付け、PCBへの感知デバイスのはんだ付け、およびPCBへのコネクタピンコンタクトのはんだ付けは、はんだ付けプロセスを連続ステップで行うことを示唆する。
したがって、本発明の目的は、フロントガラス用感知デバイスの組立ておよびはんだ付けプロセスを簡略化しながら、フロントガラスでの感知デバイスの機械的接触および保持を改善し、それによって感知デバイスの精度および堅牢性を改善することである。
本発明の目的は、独立請求項の主題によって解決される。
特に、本発明による感知デバイスは、感知デバイスの第1のハウジングであり、前記フロントガラスの表面に取付け可能な取付け部材と、トランスデューサを備える感知素子とを備えており、取付け部材は、押圧手段を備え、押圧手段は、取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたときに感知素子のトランスデューサに圧力を印加して、フロントガラスの表面に押圧されたままトランスデューサを維持するように構成される。
したがって、従来技術のように感知素子と取付け部材との間に発泡体などのいかなる追加の要素も必要とすることなく、トランスデューサとフロントガラスの表面との間の接触が確保される。実際には、発泡体は経年劣化および材料劣化を受けることから、感知デバイスの寿命を増大させるために、発泡体のない感知デバイスを提供することが有利である。本発明の別の利益は、押圧手段が、従来技術で知られているように感知素子に溶接されたトランスデューサの周囲に圧力を印加するのではなく、トランスデューサ自体に圧力を印加するように構成されていることである。したがって、接触の質を改善することができる。これにより、フロントガラスの温度の測定など、精度および測定の信頼性を増大させることが可能になる。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
感知デバイスは、様々な有利な実施形態によってさらに改善することができる。
一実施形態によれば、押圧手段は、取付け部材に取り付けられた少なくとも1つの第1の部分と、取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたときにトランスデューサに接触するように構成された少なくとも1つの第2の部分とを備えることができ、したがって感知デバイスの取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたとき、少なくとも1つの第2の部分は、フロントガラスの表面に垂直の方向に、少なくとも1つの第1の部分よりフロントガラスの表面に近い。したがって、押圧手段は、押圧手段の一部分、前記第2の部分が、さらなる構成要素、たとえば発泡体を必要とすることなく、トランスデューサに圧力を印加することを可能にする構造的特徴を有するように設計され、したがって感知デバイスの構造が簡略化される。
一実施形態によれば、押圧手段はタブ状とすることができ、したがってタブの長さの第1の部分を取付け部材に取り付けることができ、タブの長さの第2の部分は、自由先端で終わることができ、したがって押圧手段は、タブの長さに直交する軸の周りを第1の部分で旋回することが可能であり、取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたときにトランスデューサに圧力を印加するばねアームとして作用することができる。したがって、そのタブの形状によって、押圧手段の製造を簡略化することができる。さらに、ばねアームの弾性により、押圧手段がトランスデューサに圧力を印加することが可能になる。
一実施形態によれば、取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたときにフロントガラスの表面の方を向いている押圧手段の第2の部分の表面は、突起を備えることができ、したがって取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたとき、突起は、第2の部分の表面からフロントガラスの表面の方へ延びることができ、トランスデューサに圧力を印加することができる。次いで、感知デバイスがフロントガラスの表面に固定されたとき、この突起によりトランスデューサをフロントガラスの表面のより近くに押圧することが可能になるため、押圧手段の突起によって、接触の質をさらに改善することができる。
一実施形態によれば、押圧手段のタブは、中空部を備えることができ、したがって押圧手段はU字形、V字形、円弧形、または馬蹄形であり、U字形、V字形、円弧形、または馬蹄形の押圧手段の少なくとも1つの自由端が、取付け部材に固定され、U字形、V字形、円弧形、または馬蹄形の押圧手段の中央部は、取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたときにトランスデューサに圧力を印加するように構成することができる。したがって、押圧手段は、取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたときにトランスデューサに圧力を印加することが可能な部分を感知デバイスに提供するように適合される。
一実施形態によれば、取付け部材は、少なくとも1つの貫通孔を備えることができ、したがって少なくとも1つの貫通孔の軸は、取付け部材がフロントガラスの表面に取り付けられたときにフロントガラスの表面に垂直であり、感知素子は、少なくとも部分的に取付け部材の貫通孔を通り、少なくとも部分的に押圧手段の中空部を通って位置決めされるように構成することができる。
したがって、取付け部材の設計は、孔および中空部を通って感知素子を容易に位置決めすることができるように最適化することができる。
一実施形態によれば、取付け部材は、少なくとも1つのプリント回路基板(PCB)および1つまたは複数の電気コンタクトピンを受け取るように構成することができる。したがって、取付け部材は、感知デバイスの電子構成要素および電気構成要素を受け取るように適合される。
一実施形態によれば、少なくとも1つのプリント回路基板(PCB)は、少なくとも1つの貫通孔を備えることができ、PCBが取付け部材によって受け取られたとき、少なくとも1つの貫通孔の軸は、取付け部材の少なくとも1つの貫通孔の軸に一致することができる。したがって、PCBおよび取付け部材は、たとえば突出部が両方の孔を通過することができるように設計される。
一実施形態によれば、感知素子は、少なくとも部分的に取付け部材の貫通孔およびPCBの貫通孔を通って位置決めされるように構成することができ、感知デバイスが組み立てられたとき、感知素子の一方の先端はPCBの外へ延びることができる。したがって、感知素子の一方の先端をPCBに溶接することができ、それによって感知デバイスの製造を簡略化することが可能になる。
一実施形態によれば、1つまたは複数の電気コンタクトピンの一方の先端および感知デバイスが組み立てられたときにPCBの外へ延びる感知素子の一方の先端は、PCBの貫通孔から同じ方向に延びることができる。したがって、感知素子および1つまたは複数のピンコンタクトの両方の溶接工程を、PCBの同じ表面で1つのステップで実現することができ、それによって感知デバイスの製造を簡略化し、製造時間も同様に低減することが可能になる。
一実施形態によれば、押圧手段は、取付け部材と一体形成することができ、したがって押圧手段および取付け部材を単体とすることができる。したがって、押圧手段および取付け部材は、いかなる締結具または接合プロセスも使用することなく、単一のステップで実現することができ、したがって製造時間および要素数を共に削減し、すなわち製造コストを低減し、プロセスを簡略化することができる。
一実施形態によれば、感知素子は、温度センサ、湿度センサ、光センサ、圧力センサ、および音センサのうちの1つとすることができ、可撓性フィルムに埋め込まれたトランスデューサを備える。可撓性フィルムは、トランスデューサの安定性を改善することに加えて、感知素子を曲げてトランスデューサを環境から保護することを可能にする。
変形例によれば、感知素子は、可撓性ポリイミドフィルムに埋め込まれた負の温度係数(NTC)を有するサーミスタとすることができる。NTCサーミスタは、急速な温度変化に迅速に応答するように適合された非常に高感度の熱トランスデューサであることが知られている。したがって、NTCサーミスタは、フロントガラスの用途など、自動車の用途に特に適合される。
さらに、本出願による感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付ける方法が提供され、感知デバイスは、感知デバイスの第1のハウジングであり、押圧手段を備える取付け部材と、トランスデューサを備える感知素子とを備えており、この方法は、取付け部材を前記フロントガラスの表面に取り付けるステップを含み、したがって押圧手段が感知素子のトランスデューサに圧力を印加して、フロントガラスの表面に押圧されたままトランスデューサを維持する。
したがって、本発明の方法は、押圧手段が、従来技術で知られているように感知素子に溶接されたトランスデューサの周囲に圧力を印加するのではなく、トランスデューサ自体に圧力を印加するように、押圧手段を配置することを可能にする。したがって、接触の質を改善することができる。これにより、フロントガラスの温度の測定など、精度および測定の信頼性を増大させることが可能になる。
感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付ける方法は、様々な有利な実施形態によってさらに改善することができる。
一実施形態によれば、感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付ける方法が提供され、取付け部材は、少なくとも1つのプリント回路基板(PCB)および少なくとも1つの電気コンタクトピンを受け取ることが可能であり、この方法は、e1)感知素子の一方の先端をPCBにはんだ付けする工程と、e2)少なくとも1つの電気コンタクトピンをPCBにはんだ付けする工程とをさらに含むことができ、したがって工程e1)およびe2)を同じステップで実現することができる。したがって、感知素子および1つまたは複数のピンコンタクトの両方の溶接を、1つの同じステップで同時に実現することができるため、この方法により、感知デバイスの製造を簡略化し、製造時間も同様に低減することが可能になる。
一実施形態によれば、感知デバイスはハウジングを備えることができ、取付け部材は押圧手段を備えることができ、感知素子はトランスデューサを備えることができ、この方法は、a)少なくとも1つの電気コンタクトピンを取付け部材に組み立てるステップと、b)少なくとも1つの電気コンタクトピンの一方の先端がPCBの対応する孔の外へ延びるように、PCBを取付け部材に収容するステップと、c)感知素子の第1の部分と感知素子の第2の部分との間に平角とは異なる角度を形成するように、感知素子を曲げるステップであって、第2の部分がトランスデューサを備える、ステップと、d)第1の部分の一方の先端が少なくとも1つの電気コンタクトピンの一方の先端と同じ方向にPCBの孔の外へ延びるように、取付け部材の貫通孔およびPCBの対応する孔に感知素子の第1の部分を挿入し、トランスデューサが押圧手段上に、トランスデューサが押圧手段の上に、またはトランスデューサが押圧手段の下に配置されるように、感知素子の第2の部分を位置決めするステップと、e)感知素子の第1の部分の一方の先端および少なくとも1つの電気コンタクトピンの先端をPCBに溶接するステップと、f)取付け部材を感知デバイスのハウジングに組み立てるステップと、g)押圧手段によって印加される圧力下で、感知手段のトランスデューサがフロントガラスの表面に押圧されたまま維持されるように、取付け部材によって感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付けるステップとを含むことができる。
変形例によれば、この方法の感知デバイスは、フロントガラスのための感知デバイスに関係する前述の実施形態による感知デバイスとすることができる。
追加の特徴および利点について、図面を参照して説明する。説明では、本発明の好ましい実施形態を示すことを意味した添付の図を参照する。そのような実施形態は、本発明の完全な範囲を表すものではないことが理解されよう。
添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すために、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部を形成する。これらの図面は、説明とともに、本発明の原理について明らかにする働きをする。これらの図面は、本発明を形成および使用することができる好ましい例および代替例を示すことだけを目的とし、図示および説明する実施形態のみに本発明を限定すると解釈されるべきではない。さらに、実施形態のいくつかの態様は、本発明による解決策を個々にまたは異なる組合せで形成することができる。したがって、以下に説明する実施形態は、単独でまたはこれらの任意の組合せで考慮することができる。さらなる特徴および利点は、添付の図面に示す本発明の様々な実施形態の以下のより具体的な説明から明らかになり、添付の図面では、同様の参照が同様の要素を指す。
本発明の第1の実施形態による感知デバイスの断面図である。 本発明の第1の実施形態による感知デバイスの断面図である。 本発明の第1の実施形態による感知デバイスの断面図である。 感知素子の上面図である。 本発明の第2の実施形態による感知デバイスを示す図である。 本発明の第2の実施形態による感知素子および押圧手段の概略図である。 本発明の第2の実施形態による感知デバイスの分解図である。 本発明の第2の実施形態による感知デバイスの変形例を示す図である。 第3の実施形態による感知デバイスの感知素子および取付け部材を示す図である。 第3の実施形態による感知デバイスの一部分の断面図である。 従来技術による感知デバイスの断面図である。 従来技術による感知デバイスの断面図である。
本発明について、添付の図を参照して次に説明する。図面では、当業者にはよく知られている詳細で本開示を曖昧にしないように、説明のみを目的として、様々な構造、システム、およびデバイスが概略的に示されている。それにもかかわらず、添付の図面は、本開示の例について記載および説明するために含まれている。本明細書に使用される単語および語句は、関連技術の当業者によるそれらの単語および語句の理解に一貫した意味を有するものとして理解および解釈されたい。本明細書の用語または語句の一貫した使用によって、用語または語句の特殊な定義、すなわち当業者によって理解される通常または慣例の意味とは異なる定義が示唆されることを意図するものではない。
図1および図1bは、本発明の第1の実施形態による感知デバイス100の断面図を示す。感知デバイス100は、フロントガラス20の表面22に取り付けられる。フロントガラス20は、図面には示されていない自動車のフロントガラスとすることができる。
図1aは、第1の実施形態による感知デバイス100の断面図を示し、感知デバイス100は、フロントガラスの表面22に取り付けられていない。
図1aおよび図1bにより、感知デバイス100の取り付けられた状態と取り付けられていない状態を比較することが可能である。
感知デバイス100は取付け部材102を備えており、取付け部材102には、側壁106によって取り囲まれた底面104が設けられており、したがって取付け部材102は、側壁106が延びる内部底面110とは反対側の外部底面108によって、フロントガラス20に取り付けられるように構成される。内部底面110から延びる側壁106は、取付け部材102の内側112を画定する。外部底面108は、取付け部材102の外側114を向いている。
取付け部材102の内側112は、感知素子400のためのハウジングとして働き、感知素子400は、トランスデューサ402、プリント回路基板(PCB)116、および関連するコネクタ120の電気コンタクトピン118を備える。変形例では、取付け部材102は、2つ以上の電気コンタクトピン118を備えることができる。
取付け部材102の底面104は、タブ状の押圧手段122を備えており、したがって押圧手段122の第1の部分124が取付け部材102に取り付けられ、第1の部分124とは反対側の押圧手段122の第2の部分126は、自由先端128で終わる。第1の部分124および第2の部分126は、部材130を介して接続される。
図1の断面図によって示すように、押圧手段122の第1の部分124、第2の部分126、および部材130は縦方向に位置がずれている。したがって、感知デバイス100がフロントガラス20に取り付けられると、第2の部分126は、フロントガラスの表面22に垂直の方向Yに、第1の部分124よりフロントガラスの表面22に近い。したがって、方向Yにおいて、第2の部分126と表面22との間の距離L1は、第1の部分124とフロントガラスの表面22との間の距離L2より小さい。
取付け部材102の底面104は、貫通孔132をさらに備えており、貫通孔132の軸Y1は、図1に示すように、感知デバイス100がフロントガラス20に取り付けられたときにフロントガラス20の表面22に垂直である。貫通孔132は、方向Yに平行な方向に沿って内部底面110から取付け部材102の内側112の方へ延びる2つの側壁134および側壁135によって取り囲まれる。
押圧手段122の第1の部分124は、底面104で貫通孔132の側壁134に接続される。
第1の実施形態によれば、第1の部分124、第2の部分126、および部材130から形成された押圧手段122、貫通孔132の側壁134、底面104、ならびに取付け部材102の側壁106は、同じ材料から、特にプラスチック材料で形成されている。
押圧手段122に対してプラスチック材料を使用することでばねアームを提供し、ばねアームは弾性を維持し、従来技術で使用される図9a~図9bに示す発泡体要素より数年にわたって安定である。さらに、感知デバイス100上の押圧手段122は、自動車の用途のように振動および衝撃を受ける環境でも堅牢性を維持するように適合される。
有利には、第1の部分124、第2の部分126、および部材130から形成された押圧手段122、貫通孔132の側壁134、底面104、ならびに取付け部材102の側壁106は、単体になるように一体形成され、特に射出成形によって製造される。したがって、押圧手段122および取付け部材102は、いかなる締結具または接合プロセスも使用することなく、単一のステップで実現することができ、したがって製造時間および要素数を共に削減し、すなわち製造コストを低減し、プロセスを簡略化することができる。
したがって、押圧手段122は弾性を有し、タブ122の長さに直交する軸Aの周りを第1の部分124で旋回することが可能であり、感知素子400のトランスデューサ402に圧力を印加するばねアームとして作用することができる。
図1aおよび図1bに示すように、押圧手段122の弾性により、押圧手段122を軸Aの周りで旋回させることが可能になり、したがって取付け部材102の外部底面108と感知素子400に接触している第2の部分126の表面との間の距離d1および距離d2が、取り付けられていない状態より取り付けられた状態で小さくなり、すなわちd2<d1になる。
取付け部材102は、取付け部材102の外部底面108とフロントガラス20の表面22との間に位置決めされた取付けパッド136によって、フロントガラス20の表面22に取り付けられる。したがって、図1および図1bに示すように、感知デバイス100がフロントガラス20に取り付けられたとき、取付け部材102の外部底面108は、フロントガラスの表面22を向いている。
図1aに見ることができるように、押圧手段122は、取り付けられていない状態で、感知素子400に圧力を印加し、したがって距離d3によって示すように、トランスデューサ402が取付けパッド136より低く位置決めされる。それとは対照的に、図1bに表すように、感知デバイス100がフロントガラス20に取り付けられたとき、取付けパッド136およびトランスデューサ402がフロントガラス20の表面22に沿って位置合わせされるため、距離d3はゼロになる。
取り付けられていない状態と取り付けられた状態との間の距離d3の低減は、軸Aの周りでの押圧手段122の回転に起因し、押圧手段122の第2の部分126は、フロントガラスの表面22によって加えられる力F1を受けて、取付け部材102の内側112の方へ押される。したがって、押圧手段122は、弾性ばねアームとして作用する。
図1bに表すように、感知デバイス100がフロントガラスの表面22に取り付けられると、押圧手段122の第2の部分126は、フロントガラス20の表面22に向かってフロントガラス20の表面22に垂直の力F2を印加する。したがって、感知素子400のトランスデューサ402は、フロントガラスの表面22に押圧される。
感知素子400について、図1および図2を参照することによってさらに説明する。図2は、図1の感知素子400の上面図を示す。
感知素子400は、2本のワイヤ404から形成され、2本のワイヤ404はどちらも、トランスデューサ402に接続される。2本のワイヤ404は、トランスデューサ402の外へ同じ方向に延びる。トランスデューサ402は、温度などの物理量を検出し、そのデータを電気信号に変換するように適合される。トランスデューサ402およびワイヤ404は、ポリイミドフィルムなどの可撓性フィルム406に埋め込まれる。したがって、感知素子400は、破断することなく角度をつけて曲げることが可能である。
有利な実施形態によれば、感知素子400は、可撓性ポリイミドフィルムに埋め込まれた負の温度係数(NTC)を有するサーミスタとすることができる。
しかし、本出願はNTCサーミスタに限定されるものではなく、変形例では、感知素子400はまた、温度センサ、湿度センサ、光センサ、圧力センサ、および音センサのうちの1つとすることができ、可撓性フィルムに埋め込まれたトランスデューサを備える。
図2に示すように、上から見たとき、可撓性フィルム406は実質上矩形の形状を有しており、1つの辺に丸い角408を含む。第1の実施形態では、可撓性フィルム406は、トランスデューサ402の厚さL4に実質上均等の厚さL3を有しており、図1に示すように、感知デバイス100がフロントガラス20に取り付けられたとき、可撓性フィルム406は、押圧手段122の第2の部分126とフロントガラス20の表面22との間の距離L1の薄いフィルムである。実際には、さらに説明するように、表面22と感知素子400との間のあらゆる間隙の存在を避ける目的で、したがって接触の質を向上させるために、感知素子400の厚さL3は距離L1に実質上均等である。
ワイヤ404の各自由先端410、すなわちトランスデューサ402に接続された先端とは反対側の先端は、可撓性フィルム406の外へ延びて、それぞれの裸線端412を形成する。感知素子400の裸線端412は、たとえばプリント回路基板(PCB)に溶接可能である。
図1に示すプリント回路基板(PCB)116を参照すると、PCB116は、方向Yに平行な軸Y2を有する第1の貫通孔138を備えており、第1の貫通孔138は、感知素子400の裸線端412を受け取るように寸法設定される。
PCB116は、方向Yに平行な軸Y3を有する第2の貫通孔140をさらに備えており、第2の貫通孔140は、関連するコネクタ120の電気コンタクトピン118の自由先端142を受け取るように寸法設定される。
上述した構造的要素および特徴を参照しながら、感知デバイス100をフロントガラスの表面22に取り付ける方法について、以下、図1および図2を参照してさらに説明する。
関連するコネクタ120の電気コンタクトピン118は、電気コンタクトピン118の自由先端142が、取付け部材102の側壁106に平行、すなわち方向Yに平行な方向に、取付け部材102の内側112の方へ延びるように、取付け部材102に固定される。
PCB116は、第1の貫通孔138が取付け部材102の貫通孔132と位置合わせされ、第2の貫通孔140が電気コンタクトピン118の自由先端142と位置合わせされるように、取付け部材102によって提供されるハウジング112内に収容される。したがって、電気コンタクトピン118の自由先端142は、PCB116の表面144から第2の貫通孔140の外へ延びることができる。
可撓性フィルム406から形成された感知素子400は、裸線端412を備える第1の部分414とトランスデューサ402を備える第2の部分416との間に角度αが形成されるように曲げられる。図1は断面図であり、図2に表す2つの裸線端412のうちの1つだけが図1に示されている。
そのように曲げられた感知素子400の第1の部分414は、外部底面108から取付け部材102の貫通孔132の内側に挿入され、したがって裸線端412もまたPCB116の孔138を通過し、PCB116の表面144の外へ延びる。したがって、感知素子400の裸線端412および電気コンタクトピン118の自由先端142はどちらも、PCB116の同じ表面144から外へ延びる。したがって、感知素子400の裸線端412をはんだ付けする動作、および電気コンタクトピン118の自由先端142をはんだ付けする動作を、PCB116の表面144で同じステップで実現することができる。
したがって、ポリイミドフィルム12の端部14をPCB16の表面36に溶接する第1のステップと、電気コンタクトピン32をPCB16の表面34に溶接する第2の別個のステップとを必要とする図9a~図9bに示す従来の温度感知デバイス1に必要とされるプロセスとは対照的に、本発明は、感知デバイス100の製造を簡略化し、製造時間も同様に低減することを可能にする。
感知素子400の第2の部分416は、取付け部材102の外側114に残るように位置決めされ、したがってトランスデューサ402を取り囲んでいる可撓性フィルム406の一方の表面418が、押圧手段122の第2の部分126に接触する。表面418とは反対側の可撓性フィルム406の表面420は、フロントガラスの表面22に接触するように位置決めおよび構成される。
図1に表されていないが図3、図4、図5、図6、図7、および図8に示されているさらなる部分およびハウジングも、取付け部材102に組み立ておよび/または取り付けることができる。
次いで、感知デバイス100は、取付けパッド136によってフロントガラスの表面22に取り付けられる。
変形例では、上述した組立てステップは、重複し、省略し、または別の順序で実施することができる。
図1に示すように、感知デバイス100がフロントガラスの表面22に取り付けられる位置で、押圧手段122、より厳密にはその第2の部分126が、トランスデューサ402の上の可撓性フィルム406の表面418に圧力を印加する。この圧力により、フロントガラスの表面22に押圧されたまま感知素子400のトランスデューサ402を維持することが可能になる。トランスデューサ402は可撓性フィルム406に埋め込まれて可撓性フィルム406によって保護されているため、トランスデューサ402を取付け部材102の外側114に位置決めし、従来技術のように図9a~図9bに示すようにトランスデューサ10の周りではなく、トランスデューサ402自体に圧力を印加することができる。さらに、トランスデューサ402を環境から保護することに加えて、可撓性フィルム406がトランスデューサ402を封入することで、トランスデューサ402の安定性を改善することも可能になる。
このとき可撓性フィルム406に埋め込まれたトランスデューサ402は、感知素子400の表面418と押圧手段126との間の表面接触、および感知素子400の表面420とフロントガラスの表面22との間の表面接触によって、押圧手段126とフロントガラスの表面22との間に挟まれる。
したがって、取付け部材102の押圧手段122によってトランスデューサ402に印加される圧力により、フロントガラスの表面22とトランスデューサ402との間の空気間隙の存在を制限することが可能になり、したがって感知素子400の効率が向上する。
さらに、第1の実施形態によれば、取付け部材102の貫通孔132の側壁134および側壁135が、内面146および内面148に設けられ、突起150および突起152が、各内面146および内面148から貫通孔132の軸Y1に向かって突出する。したがって、突起150および突起152は、貫通孔132の内側に、側壁134および側壁135によって範囲が定められた貫通孔132の残りの部分より細い直径D1の通路を形成する。直径D1の通路は、感知素子400の厚さL3より大きい。したがって、直径D1の狭い通路により、振動または衝撃の発生中に感知素子400が突起150および突起152間を動くのに十分な空間を残しながら、突起150および突起152間で感知素子400の第1の部分414を案内および維持することが可能になる。
さらに、第1の実施形態によれば、底面104で押圧手段122に接続された貫通孔132の側壁134は、感知素子400の角度αの方を向くように位置決めされた丸い部分154によって、底面104で終わる。したがって、丸い部分154により、振動または衝撃の発生中でも、角度αより小さい角度に可撓性フィルム406がさらに曲がる可能性がないことを確実にすることによって、可撓性フィルム406を損傷することなく、感知素子400を取付け部材102に収容することが可能になる。
したがって、貫通孔132の突起150および突起152に加えて、丸い部分154も、感知デバイス100の感知素子400の安定性および信頼性の向上を可能にする構造的要素である。
図3は、本発明の第2の実施形態による感知デバイス200を示す。図3に示す感知デバイス200は、組み立てられているがフロントガラス20に取り付けられていない状態で表されている。
図4の拡大図は、感知デバイス200がフロントガラス20に取り付けられたときにフロントガラス20の表面22の方を向いている感知デバイス200の領域を示す。
図4が感知デバイス200の拡大図を表し、図5が感知デバイス200の分解図を表すため、図3、図4、および図5について、以下でともに説明する。
図1および図2に示す上述したものと同じ10の位および1の位を参照番号に有する要素については、再度詳細に説明しないが、上記の説明を参照されたい。
図5に示すように、感知デバイス200は、PCB216のためのハウジングとして働く取付け部材202を備える。取付け部材202は、保持具258に固定されたハウジング256によって閉鎖される。
第2の実施形態による取付け部材202は、中央の円形部260を有しており、円形部260から、反対向きの2つの矩形部262および矩形部264が延びる。
図4に表すように、感知素子400は、可撓性フィルム406に埋め込まれたトランスデューサ402を備える。可撓性フィルム406の厚さL3がトランスデューサ402の厚さL4に実質上均等である第1の実施形態とは対照的に、第2の実施形態では、トランスデューサ402の厚さL4は、可撓性フィルム406の残りの部分の厚さL3より大きい。
第2の実施形態による感知デバイス200の押圧手段222はU字形であり、したがってU字形の先端224が、取付け部材202の底面204に取り付けられる。U字形の押圧手段222の残りの部分は自由であり、すなわち取付け部材202に取り付けられていない。第2の実施形態では、U字形の押圧手段222は、取付け部材202の残りの部分とプラスチック材料で一体形成されて、ばねアームとして作用する押圧手段222を形成し、ばねアームは弾性を維持し、特に従来技術で使用される図9a~図9bに示す発泡体要素と比較して長年にわたって安定的である。
第1の実施形態による感知デバイス100の押圧手段122と比較して、U字形の押圧手段222の中央部226の外側の表面266に、2つの突起268および突起270が設けられる。突起268および突起270は、図4に示すように、取付け部材202がフロントガラスの表面22に取り付けられたとき、突起268および突起270が表面266からフロントガラスの表面22の方へ延び、トランスデューサ402に圧力を印加するように構成される。
突起268および突起270は、半円筒の形状を有しており、半円筒の平坦面で中央部226の表面266に取り付けられる。突起268および突起270は、押圧手段222と一体形成される。突起268および突起227は、突起268および突起207の軸が2つの部材230に実質上直交し、中央部226を先端224に接続するように位置決めされる。さらに、図3および図4に示すように、突起268および突起270の軸は互いに平行であり、かつ距離L5だけ互いから隔置されており、したがってトランスデューサ402を突起268および突起270間に位置決めすることができる。
突起268は、突起270よりU字形の押圧手段222の先端224の近くに位置決めされる。さらに、突起268は、突起270より小さい。したがって、突起268の高さ寸法より大きい高さ寸法を有する突起270により、感知素子400をフロントガラスの表面22の方へさらに押し付けることが可能になる。したがって、第2の実施形態による押圧手段222の突起268および突起270は、可撓性フィルム406のトランスデューサ402に印加される圧力の向上により、フロントガラス20とトランスデューサ402との間の接触の質を改善することに寄与する。
さらに、第1の実施形態による感知デバイス100と比較して、感知デバイス200は、U字形の押圧手段222の2つの部材230を接続する細長い接合部272を備える。第2の実施形態によれば、細長い接合部272は、2つの部材230、中央部226、突起268、突起270、および取付け部材202と一体形成される。細長い接合部272は、第1の孔274および第2の孔276を形成するように、2つの部材230に直交して、突起268および突起270の長さに実質上平行に位置決めされる。感知素子400のうちトランスデューサ402が設けられた部分は、第2の孔276を通って出る。
中央部226に隣接して位置決めされた第1の孔274を第2の孔276から分離する細長い接合部272により、感知素子400を案内することが可能になる。実際には、接合部272、突起268、および突起270は、第2の孔276と最も大きい突起270との間の緩やかな勾配を感知素子400に提供し、それによって案内が可能になり、したがってフロントガラス20(図示せず)とトランスデューサ402との間の接触の質が改善される。
図6は、本発明の第2の実施形態による感知デバイス200の変形例を示す。図3、図4、および図5に示す上述したものと同じ参照番号を有する要素については、再度詳細に説明しないが、上記の説明を参照されたい。
図6に示す第2の実施形態の変形例では、感知デバイス200の取付け部材202は、底面204から押圧手段222の先端224間を孔276の方へ延びる平坦舌片278を備える。したがって、平坦舌片278は、孔276を部分的に覆う。平坦舌片278は、感知素子400に対するさらなる支持を提供し、突起268および突起270と組み合わせて、可撓性フィルム406のうちトランスデューサ402を備える部分を、感知素子400の可撓性フィルム406の残りの部分よりフロントガラス20の表面22の近くで維持することの助けとなる。実際には、可撓性フィルム406を張力下で保持することで、トランスデューサ402に印加される圧力を増大させることが可能になり、したがってフロントガラスの表面22との接触が改善される。
別の変形例によれば、感知デバイス200の取付け部材202は、図3、図4、および図5に示す細長い接合部272と、図6に示す平坦舌片278とを備えることができる。
図7は、本発明の第3の実施形態による感知デバイス300を示す。図8が感知デバイス300の断面図を示すため、図7および図8について、以下でともに説明する。
図1、図2、図3、図4、図5、および図6に示す上述したものと同じ10の位および1の位を参照番号に有する要素については、再度詳細に説明しないが、上記の説明を参照されたい。
第2の実施形態の取付け部材202と比較して、第3の実施形態による取付け部材302は実質上矩形である。
取付け部材302の底面304は、U字形の押圧手段322を備えており、したがってU字形の先端324が底面304に取り付けられる。U字形の押圧手段322の残りの部分は自由であり、すなわち取付け部材302に取り付けられていない。
第2の実施形態と同様に、U字形の押圧手段322は、取付け部材302の残りの部分とプラスチック材料で一体形成されて、ばねアームとして作用する押圧手段322を形成し、ばねアームは弾性を維持し、特に従来技術で使用される図9a~図9bに示す発泡体要素と比較して長年にわたって安定的である。
変形例では、接合固定または締結要素によって、たとえばばねなどによって、U字形の押圧手段322のアーム330の先端324を取付け部材302に固定することができる。
第2の実施形態と比較して、U字形の押圧手段322の中央部326の外側の表面366は、第2の実施形態における2つの突起268、270の代わりに、1つの隆起376を備える。隆起376は、外側の表面366の外へ延びており、したがって感知デバイス300がフロントガラス20に取り付けられたとき、隆起376は感知素子400のトランスデューサ402に圧力を印加し、したがってフロントガラスの表面22との接触の質が改善される。
図8に見ることができるように、第1の実施形態による図1に対して説明したように、取付け部材302は、感知素子400を受け取るように適合された貫通孔332を備えており、したがって感知素子400の裸線端412がPCB316の外へ延び、電気コンタクトピン318の先端342とPCB316の同じ表面344にはんだ付けすることができる。
第1の実施形態と同様に、貫通孔332の内壁334および内壁335に突起350および突起352が設けられており、突起350および突起352は、特に自動車のフロントガラスに取り付けられた感知デバイスが受ける条件下で、感知素子400を案内および維持することを助ける。
さらに、貫通孔332の側壁334は、感知素子400の角度αの方を向くように位置決めされた丸い部分354によって、底面304で終わる。図8に示すように、角度αを有する感知素子400の湾曲は、丸い部分354をたどる。
感知デバイス300の隆起376および丸い部分354により、感知素子400を張力下で維持することが可能になり、したがって押圧手段322によって感知素子400のトランスデューサ402に印加される圧力を増大させることが可能になる。
したがって、上述した3つすべての実施形態によれば、取付け部材102、取付け部材202、および取付け部材302により、従来技術で使用される発泡体より長時間にわたって安定するばねアームとして作用する押圧手段122、押圧手段222、および押圧手段322の弾性によって、感知素子400とフロントガラス20との間の接触の安定性および信頼性を向上させることが可能になる。
さらに、トランスデューサ402が可撓性フィルム406に埋め込まれて、したがって保護されていることから、図9a~図9bに示す従来技術のデバイス1とは対照的に、トランスデューサ402に圧力を印加することが可能になる。したがって、感知素子400とフロントガラス20との間の接触の質がさらに改善される。
最後に、突起268および突起270または隆起376により、フロントガラスの表面22のより近くでトランスデューサ402を維持することが可能になり、したがって感知素子400とフロントガラス20との間の接触の質を向上させることも可能になる。
実施形態について特定の例に関連して説明したが、本発明は限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく、開示した実施形態に多数の変更を加えることができる。したがって、様々な実施形態および例は、開示した特定の形態に限定されることを意図したものではない。むしろ、様々な実施形態および例は、特許請求の範囲の範囲内に入る修正形態および代替形態を包含しており、個々の特徴を互いに自由に組み合わせて、本発明によるさらなる実施形態または例を得ることができる。
参照番号
1 従来技術による従来の温度感知デバイス
10 サーミスタ
12 可撓性ポリイミドフィルム
14 ポリイミドフィルムの端部
16 プリント回路基板(PCB)
18 ポリイミドフィルムの他方の端部
20 フロントガラス
22 フロントガラスの表面
24、26 発泡体要素
28 ハウジングの一部分
30 ハウジング
32 電気ピンコンタクト
34、36 PCBの表面
100 第1の実施形態による感知デバイス
102 取付け部材
104 底面
106 側壁
108 外部底面
110 内部底面
112 取付け部材の内側
114 取付け部材の外側
116 PCB
118 電気コンタクトピン
120 関連するコネクタ
122 押圧手段
124 押圧手段の第1の部分
126 押圧手段の第2の部分
128 押圧手段の自由先端
130 押圧手段の部材
132 取付け部材の貫通孔
134、135 貫通孔の側壁
136 取付けパッド
138 PCBの第1の貫通孔
140 PCBの第2の貫通孔
142 電気コンタクトピンの自由先端
144 PCBの表面
146、148 内壁
150、152 突起
154 丸い部分
200 第2の実施形態による感知デバイス
202 取付け部材
204 底面
222 押圧手段
224 押圧手段の一部分
226 押圧手段の中央部
230 部材
256 ハウジング
258 保持具
260 円形部
262、264 矩形部
266 押圧手段の外面
268、270 突起
272 細長い接合部
274、276 孔
278 平坦舌片
300 第3の実施形態による感知デバイス
302 取付け部材
304 底面
316 PCB
318 電気コンタクトピン
322 押圧手段
324 押圧手段の先端
326 中央部
330 アーム
332 貫通孔
334、335 側壁
342 電気コンタクトピンの先端
344 PCB表面
350、352 突起
354 丸い部分
366 外側の表面
372 中空部
376 隆起
400 感知素子
402 トランスデューサ
404 ワイヤ
406 可撓性フィルム
408 丸い角
410 自由先端
412 裸線端
414 第1の部分
416 第2の部分
418、420 表面
α 角度
A 回転軸
d1、d2、d3 Yに沿った距離
D1 突起間の距離
F1、F2 力
L1、L2 距離
L3 可撓性フィルムの厚さ
L4 トランスデューサの厚さ
L5 突起168および突起170間の距離
X、Y 方向
Y1 貫通孔132の軸
Y2 貫通孔138の軸
Y3 貫通孔の軸

Claims (17)

  1. フロントガラス(20)のための感知デバイス(100、200、300)であって、
    前記感知デバイス(100、200、300)の第1のハウジングであり、前記フロントガラス(20)の表面(22)に取付け可能な取付け部材(102、202、302)と、
    トランスデューサ(402)を備える感知素子(400)とを備えており、
    前記取付け部材(102、202、302)は、押圧手段(122、222、322)を備え、
    前記押圧手段(122、222、322)はタブ状であり、
    前記押圧手段(122、222、322)は、前記取付け部材(102、202、302)に取り付けられた少なくとも1つの第1の部分(124、224、324)と、自由先端(128)で終わる少なくとも1つの第2の部分(126、226、326)とを備えており、したがって前記押圧手段は、前記タブ状の前記押圧手段の長さ方向に直交する軸の周りを前記第1の部分で旋回することが可能であり、
    前記押圧手段(122、222、322)は、前記取付け部材(102、202、302)が前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に取り付けられたときに前記感知素子(400)の前記トランスデューサ(402)に圧力を印加するばねアームとして作用して前記トランスデューサ(402)を前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に押圧されたままの状態に維持するように構成されている、
    感知デバイス(100、200、300)。
  2. 前記少なくとも1つの第2の部分(126、226、326)は、前記取付け部材(102、202、302)が前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に取り付けられたときに前記トランスデューサ(402)に接触するように構成されており、したがって
    前記感知デバイス(100、200、300)の前記取付け部材(102、202、302)が前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に取り付けられたとき、前記少なくとも1つの第2の部分(126、226、326)は、前記フロントガラスの前記表面(22)に垂直の方向に、前記少なくとも1つの第1の部分(124、224、324)より前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に近い、請求項1に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  3. 前記感知熱素子(400)は、第1の部分(414)と、前記トランスデューサ(402)を備える第2の部分(416)とを備え、前記トランスデューサ(402)は、可撓性フィルム(406)に埋め込まれており、
    前記感知素子(400)は、前記第1の部分(414)と前記第2の部分(414)の間に平角とは異なる角度(a)が形成されるように曲げることが可能である、請求項1または請求項2に記載の感知デバイス(100,200,300)。
  4. 前記取付け部材(202、302)が前記フロントガラスの表面(22)に取り付けられたときに前記フロントガラスの前記表面(22)の方を向いている前記押圧手段(222、322)の前記第2の部分(226、326)の表面(266、366)が、突起(268、270、376)を備えており、
    したがって前記取付け部材(202、302)が前記フロントガラスの表面(22)に取り付けられたとき、前記突起(268、270、376)は、前記第2の部分(226、326)の前記表面(266、366)から前記フロントガラスの表面(22)の方へ延び、前記トランスデューサ(402)に圧力を印加するようになっている、請求項1~3のいずれか一項に記載の感知デバイス(200、300)。
  5. 前記タブ状の前記押圧手段(222、322)は、中空部(274、276、372)を備えており、したがって前記押圧手段(222、322)はU字形、V字形、円弧形、または馬蹄形であり、前記U字形、V字形、円弧形、または馬蹄形の押圧手段(222、322)の少なくとも1つの自由端が、前記取付け部材(202、302)に固定され、
    前記U字形、V字形、円弧形、または馬蹄形の押圧手段(222、322)の中央部(226、326)は、前記取付け部材(202、302)が前記フロントガラスの前記表面(22)に取り付けられたときに前記トランスデューサ(402)に圧力を印加するように構成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の感知デバイス(200、300)。
  6. 前記取付け部材(102、302)は、少なくとも1つの貫通孔(132、332)を備えており、したがって前記少なくとも1つの貫通孔(132、332)の軸(Y1)は、前記取付け部材(102、302)が前記フロントガラスの前記表面(22)に取り付けられたときに前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に垂直であり、
    前記感知素子(400)は、少なくとも部分的に前記取付け部材(102、302)の前記貫通孔(132、332)を通り、少なくとも部分的に前記押圧手段(122、322)の前記中空部(372)を通って位置決めされるように構成されている、請求項5に記載の感知デバイス(100、300)。
  7. 前記取付け部材(102、202、302)は、少なくとも1つのプリント回路基板(PCB)(116、216、316)および1つまたは複数の電気コンタクトピン(118、318)を収容するように構成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  8. 前記少なくとも1つのプリント回路基板(PCB)(116、216、316)は、少なくとも1つの貫通孔(340)を備えており、前記PCB(116、216、316)が前記取付け部材(102、202、302)によって収容されたとき、前記少なくとも1つの貫通孔(340)の軸(Y3)は、前記取付け部材(102、202、302)の前記少なくとも1つの貫通孔(132、332)の軸(Y1)に一致するようになっている、請求項7に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  9. 前記感知素子(400)は、少なくとも部分的に前記取付け部材(102、202、302)の貫通孔(132、332)および前記PCB(116、216、316)の貫通孔(140)を通って位置決めされるように構成されており、したがって前記感知デバイス(100、200、300)が組み立てられたとき、前記感知素子(400)の一方の先端(412)が前記PCB(116、216、316)の外へ延びるようになっている、請求項6および7に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  10. 前記1つまたは複数の電気コンタクトピン(118)の一方の先端(142)および前記感知デバイス(100、200、300)が組み立てられたときに前記PCB(116、216、316)の外へ延びる前記感知素子(400)の前記一方の先端(412)は、前記PCB(116、216、316)の前記貫通孔(132、332、140)から同じ方向に延びている、請求項9に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  11. 前記押圧手段(122、222、322)は、前記取付け部材(102、202、302)と一体形成されており、したがって前記押圧手段(122、222、322)および前記取付け部材(102、202、302)は一体である、請求項1から10のいずれか一項に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  12. 前記感知素子(400)は、温度センサ、湿度センサ、光センサ、圧力センサ、および音センサのうちの1つであり、可撓性フィルム(406)に埋め込まれたトランスデューサ(402)を備える、請求項1から11のいずれか一項に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  13. 前記感知素子(400)は、可撓性ポリイミドフィルム(406)に埋め込まれた負の温度係数(NTC)を有するサーミスタ(402)である、請求項1から12のいずれか一項に記載の感知デバイス(100、200、300)。
  14. 感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付ける方法であって、前記感知デバイス(100、200、300)は、
    前記感知デバイス(100、200、300)の第1のハウジングであり、押圧手段(122、222、322)を備える取付け部材(102、202、302)と、
    トランスデューサ(402)を備える感知素子(400)とを備えており、
    前記押圧手段(122、222、322)はタブ状であり、
    前記押圧手段(122、222、322)は、前記取付け部材(102、202、302)に取り付けられた少なくとも1つの第1の部分(124、224、324)と、自由先端(128)で終わる少なくとも1つの第2の部分(126、226、326)とを備えており、したがって前記押圧手段は、前記タブ状の前記押圧手段の長さ方向に直交する軸の周りを前記第1の部分で旋回することが可能であり、
    前記方法は、前記取付け部材(102、202、302)を前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に取り付けるステップを含み、したがって前記押圧手段(122、222、322)が前記感知素子(400)の前記トランスデューサ(402)に圧力を印加するばねアームとして作用して前記トランスデューサ(402)を前記フロントガラス(20)の前記表面(22)に押圧されたままの状態に維持する、方法。
  15. 前記取付け部材(102、202、302)は、少なくとも1つのプリント回路基板(PCB)(116、216、316)および少なくとも1つの電気コンタクトピン(118)を収容することが可能であり、前記方法は、
    e1)前記感知素子(400)の一方の先端(412)を前記PCB(116、216、316)にはんだ付けする工程と、
    e2)前記少なくとも1つの電気コンタクトピン(118)を前記PCB(116、216、316)にはんだ付けする工程とをさらに含み、
    記工程e1)およびe2)が同時に実現される、請求項14に記載の感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付ける方法。
  16. 前記感知デバイス(100、200、300)はハウジングを備え、前記取付け部材(102、202、302)は前記押圧手段(122、222、322)を備え、前記感知素子(400)は前記トランスデューサ(402)を備えており、前記方法は、
    a)前記少なくとも1つの電気コンタクトピン(118)を前記取付け部材(102、202、302)に組み立てるステップと、
    b)前記少なくとも1つの電気コンタクトピン(118)の一方の先端(142)が前記PCB(116、216、316)の対応する孔(140)の外へ延びるように、前記PCB(116、216、316)を前記取付け部材(102、202、302)に収容するステップと、
    c)前記感知素子(400)の第1の部分(414)と前記感知素子(400)の第2の部分(416)との間に平角とは異なる角度(a)を形成するように、前記感知素子(400)を曲げるステップであって、前記第2の部分(416)が前記トランスデューサ(402)を備える、ステップと、
    d)前記第1の部分(414)の一方の先端(412)が前記少なくとも1つの電気コンタクトピン(118)の前記一方の先端(142)と同じ方向に前記PCBの孔(138)の外へ延びるように、前記取付け部材(102、202、302)の貫通孔(132、332)および前記PCB(116、216、316)の対応する孔(138)に前記感知素子(400)の前記第1の部分(414)を挿入し、
    前記トランスデューサ(402)が、前記押圧手段(122、222、322)上に、前記押圧手段(122、222、322)の上に、又は前記押圧手段(122、222、322)の下に配置されるように、前記感知素子(400)の前記第2の部分(416)を位置決めするステップと、
    e)前記感知素子(400)の前記第1の部分(414)の前記一方の先端(412)および前記少なくとも1つの電気コンタクトピン(118)の前記先端(142)を前記PCB(116、216、316)にはんだ付けするステップと、
    f)前記取付け部材(102、202、302)を前記感知デバイス(100、200、300)の前記ハウジングに組み立てるステップと、
    g)前記押圧手段(122、222、322)によって印加される圧力下で、前記感知素子(400)の前記トランスデューサ(402)が前記フロントガラスの表面(22)に押圧されたまま維持されるように、前記取付け部材(102、202、302)によって前記感知デバイス(100、200、300)を前記フロントガラスの前記表面(22)に取り付けるステップとを含む、請求項14または15に記載の感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付ける方法。
  17. 前記感知デバイス(100、200、300)は、請求項1から13のいずれか一項に記載の感知デバイスである、請求項14または15に記載の感知デバイスをフロントガラスの表面に取り付ける方法。
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