JP7140660B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行う電力変換装置に関する。
様々な分野で用いられる電力変換装置において、入力される交流電圧(または交流電流)を所望の交流電圧(または交流電流)に変換するための交流-交流(AC-AC)変換を行うための構成が知られている。例えば、AC-DC変換器とDC-AC変換器とを組み合わせていったん直流に変換する電力変換装置が知られている(下記特許文献1参照)。また、例えば、サイクロンコンバータまたはマトリックスコンバータ等と呼ばれる交流-交流直接変換を行う電力変換装置も知られている(下記特許文献2参照)。
交流電力を交流電力に変換する場合、いったん直流に変換する電力変換装置は、変換段数が多くなるため効率が悪化し、損失が増大する。一方、交流-交流直接変換による電力変換装置は、変換段数が少ないため損失が少ない。しかしながら、従来のサイクロンコンバータまたはマトリックスコンバータ等は回路構成が複雑であり、回路素子を多く必要とする等により、必要以上に大型化する場合がある。例えば船舶の電気推進システムに電力変換装置を適用する場合等、電力変換装置の設置スペースには限りがある場合があるため、交流-交流直接変換による電力変換装置の小型化が望まれる。
例えば、交流-交流直接変換による電力変換装置において、入力側三相交流の各相と出力側三相交流の各相との間におけるすべての組み合わせ同士を接続する9本のアームにそれぞれアームリアクトルを設けると、9つのアームリアクトル(9つの鉄心)が必要となり、寸法、重量が大きくなる。
これに対し、下記非特許文献1には、それぞれが3つの脚部を備えた鉄心により構成される3つのリアクトルを備えた構成が開示されている。本構成においては、各リアクトルの3つの脚部のそれぞれに2つのコイルが巻き付けられ、各コイルが3つのリアクトル間でジグザグ(Zigzag)に接続されている。これにより、リアクトルの数(鉄心の数)を低減し、小型化を実現している。
特開2015-12769号公報 特開2016-165213号公報
川村弥、萩原誠、赤木泰文、「高圧モータ駆動向けTSBC方式モジュラー・マルチレベル・カスケード変換器に使用する交流リアクトルの検討」、平成27年電気学会産業応用部門大会予稿集1-31、pp.I-161-I-166(2015年9月2日)
このように、上記非特許文献1のような構成による装置の小型化が提案されているが、交流-交流直接変換による電力変換装置には、さらなる小型化の余地がある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行う電力変換装置において、性能を落とすことなく装置をより小型化することができる電力変換装置の提供を行うことである。
本発明の一態様に係る電力変換装置は、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行うための電力変換部と、前記電力変換部の動作を制御する制御部と、を備え、前記電力変換部は、前記入力側三相交流の各相と前記出力側三相交流の各相との間におけるすべての組み合わせ同士を接続する9本のアームと、前記9本のアームのそれぞれにおいて、それぞれキャパシタおよび複数のスイッチング素子を含み、互いに直列接続される複数のブリッジセルと、2つのアームリアクトルと、を備え、前記2つのアームリアクトルのそれぞれは、3つの脚部を有し、前記3つの脚部の一端部同士および他端部同士がそれぞれ接続されて構成される鉄心と、前記鉄心に巻き付けられる9N個(Nは正の整数)のコイルと、を備え、前記9N個のコイルは、前記鉄心における1つの前記脚部あたり3N個のコイルが巻き付けられるように構成され、各コイルは、前記2つのアームリアクトルのうちの第1アームリアクトルに巻き付けられた前記9N個のコイルのうちのN個のコイルである第1コイルと、前記2つのアームリアクトルのうちの第2アームリアクトルに巻き付けられた前記9N個のコイルのうちのN個のコイルである第2コイルとが、互いに直列接続されるように、前記9本のアームのうちの何れか1本のアームに直列接続され、各脚部に巻き付けられる前記3N個のコイルがそれぞれ直列接続されるアームの組み合わせは、互いに異なるように構成される。
上記構成によれば、アームリアクトルの各脚部に、互いに接続されるアームが異なる3N個(3の倍数の数)のコイルが巻き付けられる。さらに、2つのアームリアクトルにおける6つの脚部間において一の脚部に巻き付けられる3N個のコイルに接続されるアームの組み合わせが互いに異なるように構成される。このような構成により、入力側三相交流の電流成分による磁束と出力側三相交流の電流成分による磁束とが打ち消しあって各脚部に流れる磁束が小さくなる。したがって、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行う電力変換装置において、性能を落とすことなく装置をより小型化することができる。
前記入力側三相交流の各相をR相、S相およびT相とし、前記出力側三相交流の各相をU相、V相およびW相とし、前記9本のアームを、接続される前記入力側三相交流のx相(x=R,S,Tの何れか)および接続される前記出力側三相交流のy相(y=U,V,Wの何れか)に応じてyxアームと表記するとき、前記第1アームリアクトルの第1脚部には、URアーム、WTアームおよびVSアームに接続される各コイルが巻き付けられ、前記第1アームリアクトルの第2脚部には、VTアーム、USアームおよびWRアームに接続される各コイルが巻き付けられ、前記第1アームリアクトルの第3脚部には、WSアーム、VRアームおよびUTアームに接続される各コイルが巻き付けられ、前記第2アームリアクトルの第1脚部には、URアーム、VTアームおよびWSアームに接続される各コイルが巻き付けられ、前記第2アームリアクトルの第2脚部には、WTアーム、USアームおよびVRアームに接続される各コイルが巻き付けられ、前記第2アームリアクトルの第3脚部には、VSアーム、WRアームおよびUTアームに接続される各コイルが巻き付けられてもよい。
前記複数のブリッジセルは、Hブリッジセルであってもよい。
本発明によれば、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行う電力変換装置において、性能を落とすことなく装置をより小型化することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電力変換装置を示す概略回路図である。 図2は、Hブリッジセルの回路図である。 図3は、本実施の形態におけるリアクトル回路の構成を示す図である。 図4は、本実施の形態の変形例におけるリアクトル回路の構成を示す図である。 図5は、図1に示す電力変換装置が適用され得る舶用推進システムの全体的な構成を示す図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る電力変換装置を示す概略回路図である。本実施の形態における電力変換装置5は、入力側三相交流と出力側三相交流との間で双方向に交流-交流直接変換を行うための電力変換部51と、電力変換部51の動作を制御する制御部52とを有している。電力変換装置5は、所謂、モジュラーマルチレベルマトリクスコンバータ(以下、「MMMC」と称する)である。MMMCは、入出力側ともに三相交流が接続され、これら三相交流間の双方向直接変換を実現することができる。
図1では、入力側三相交流の各相をR相、S相およびT相とし、出力側三相交流の各相をU相、V相およびW相とする。ただし、電力変換装置5は、三相交流間を双方向に直接に変換することができ、またその回路構成は対称性を有していることから、ここでの説明における「入力側三相交流」および「出力側三相交流」は便宜上の定義に過ぎず、例えばU相、V相およびW相を「入力側三相交流」、R相、S相およびT相を「出力側三相交流」と定義してもよい。
電力変換部51は、入力側三相交流の各相と出力側三相交流の各相との間におけるすべての組み合わせ同士を接続する9本のアームと、9本のアームのそれぞれにおいて、互いに直列接続される複数のブリッジセル55を備えている。1本のアームに含まれるブリッジセル55の個数をn個(ただし、nは正の整数)とする。
本実施の形態において、ブリッジセル55は、Hブリッジセルにより構成される。図2は、Hブリッジセルの回路図である。図2に示すように、Hブリッジセル55は、直流コンデンサCと、この直流コンデンサCに2つ並列に接続された半導体スイッチ群とを有する。各半導体スイッチ群は、直列接続された2つの半導体スイッチを有する。直列接続された2つの半導体スイッチの接続点が、Hブリッジセル55の出力端となる。半導体スイッチは、オン時に一方向に電流を通すIGBTなどのスイッチング素子と、このスイッチング素子に逆並列に接続された帰還ダイオードとを有する。
入力側三相交流の1つの相には、出力側三相交流の各相に接続される3つのアームが接続される。すなわち、入力側三相交流のR相には、出力側三相交流のU相、V相およびW相に接続されるアームAUR,AVR,AWRが接続される。同様に、入力側三相交流のS相には、出力側三相交流のU相、V相およびW相に接続されるアームAUS,AVS,AWSが接続される。同様に、入力側三相交流のT相には、出力側三相交流のU相、V相およびW相に接続されるアームAUT,AVT,AWTが接続される。以下、9本のアームを、接続される入力側三相交流のx相(x=R,S,Tの何れか)および接続される出力側三相交流のy相(y=U,V,Wの何れか)に応じてyxアームAyxと表記する。
電力変換部51は、入力側三相交流からみた場合と出力側三相交流からみた場合とで、各アームAyxの接続関係が対称となる回路構成を有している。入力側三相交流あるいは出力側三相交流からみて、同一の相に設けられている3個のアームAのグループを、「スター変換器」と称する。例えば、出力側三相交流からみると、U相、V相、W相のそれぞれにスター変換器が構成されており、入力側三相交流からみると、R相、S相、T相のそれぞれにスター変換器が構成されている。
各アームAyxにおいて、直列接続された複数のHブリッジセル55の入力側には、リアクトル回路56が接続されている。なお、図1に示す電力変換装置5では、リアクトル回路56は直列接続された複数のHブリッジセル55の入力側に設けられているが、これに代えて、リアクトル回路56が直列接続された複数のHブリッジセル55の出力側に設けられていてもよい。
上述のような電力変換部51において、各アームAyxに接続されるスイッチング素子の動作は、制御部52によって制御される。制御部52は、例えば、DSPなどのマイクロプロセッサおよびFPGAなどのロジック回路等からなる演算装置を備えている。この演算装置において内蔵メモリに格納されたプログラムが内蔵処理部によって実行されることによって、制御部52としての機能を発揮する。制御部52は、PD(Phase Disposition)方式のPWM制御、PS(Phase Shift)方式のPWM制御など公知の制御手法によって、各アームA内の半導体スイッチング素子のスイッチング動作を制御する。例えば、スター変換器のうちの一つの電圧電流方程式に座標変換を施し、入出力電流制御および直流コンデンサの電圧バランスの制御を行う方法が知られている。
電力変換装置5は、入力側交流系統60から入力される三相交流電力を、制御部52の制御によって所望の周波数および電圧の三相交流電力に変換して、出力側交流系統61へ出力可能に構成される。ここで、制御部52の制御によって、出力側三相交流のU相、V相およびW相の各相の出力電圧および出力電流の位相は、2π/3ずつずれるように制御される。
同様に、電力変換装置5は、出力側交流系統61から入力される三相交流電力を、制御部52の制御によって所望の周波数および電圧の三相交流電力に変換して、入力側交流系統60へ出力可能にも構成される。ここで、制御部52の制御によって、R相、S相およびT相の各相の交流入力端子へのそれぞれの出力電圧および出力電流の位相は2π/3ずつずれるように制御される。
電力変換部51では、リアクトル回路56が各アームAyxの入出力電流に作用して、電力変換を行う際に発生する電流ひずみ(高調波電流)を抑制する。
図3は、本実施の形態におけるリアクトル回路56の構成を示す図である。リアクトル回路56は、2つのアームリアクトル57A,57Bを備えている。2つのアームリアクトル57A,57Bのそれぞれは、3つの脚部を有する鉄心58A,58Bを備えている。
第1アームリアクトル57Aの鉄心58Aは、3つの脚部58Aa,58Ab,58Acを備え、3つの脚部の一端部同士および他端部同士がそれぞれ接続されて構成される。同様に、第2アームリアクトル57Bの鉄心58Bは、3つの脚部58Ba,58Bb,58Bcを備え、3つの脚部の上端部同士および下端部同士がそれぞれ接続されて構成される。
鉄心58A,58Bには、それぞれ9つのコイルLが巻き付けられる。9つのコイルLは、鉄心58A,58Bにおける1つの脚部あたり3つのコイルLが巻き付けられるように構成される。各コイルLは、第1アームリアクトル57Aに巻き付けられた9つのコイルLのうちの1つのコイルである第1コイルLyx1と、第2アームリアクトル57Bに巻き付けられた9つのコイルのうちの1つのコイルである第2コイルLyx2とが、互いに直列接続されるように、9本のアームのうちの何れか1本のアームAyxに直列接続される。
さらに、リアクトル回路56において、各脚部58Aa,58Ab,58Ac,58Ba,58Bb,58Bcに巻き付けられる3つのコイルLがそれぞれ直列接続されるアームAyxの組み合わせは、互いに異なるように構成される。
より具体的には、第1アームリアクトル57Aの第1脚部58Aaには、URアームAURに接続されるコイルLUR1、WTアームAWTに接続されるコイルLWT1およびVSアームAVSに接続されるコイルLVS1が巻き付けられる。また、第1アームリアクトル57Aの第2脚部58Abには、VTアームAVTに接続されるコイルLVT1、USアームAUSに接続されるコイルLUS1およびWRアームAWRに接続されるコイルLWR1が巻き付けられる。また、第1アームリアクトル57Aの第3脚部58Acには、WSアームAWSに接続されるコイルLWS1、VRアームAVRに接続されるコイルLVR1およびUTアームAUTに接続されるコイルLUT1が巻き付けられる。
また、第2アームリアクトル57Bの第1脚部58Baには、URアームAURに接続されるコイルLUR2、VTアームAVTに接続されるコイルLVT2およびWSアームAWSに接続されるコイルLWS2が巻き付けられる。また、第2アームリアクトル57Bの第2脚部58Bbには、WTアームAWTに接続されるコイルLWT2、USアームAUSに接続されるコイルLUS2およびVRアームAVRに接続されるコイルLVR2が巻き付けられる。また、第2アームリアクトル57Bの第3脚部58Bcには、VSアームAVSに接続されるコイルLVS2、WRアームAWRに接続されるコイルLWR2およびUTアームAUTに接続されるコイルLUT2が巻き付けられる。
上記構成によれば、2つのアームリアクトル57A,57Bの各脚部に、互いに接続されるアームAyxが異なる3つのコイルLが巻き付けられる。さらに、2つのアームリアクトル57A,57Bにおける6つの脚部間において一の脚部に巻き付けられる3つのコイルLに接続されるアームAyxの組み合わせが互いに異なるように構成される。このような構成により、入力側三相交流の電流成分による磁束と出力側三相交流の電流成分による磁束とが打ち消しあって各脚部に流れる磁束が小さくなる。したがって、脚部の断面積を小さくし、コイルの周長を短くしても従来の構成と同等以下の損失とすることができる。この結果、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行う電力変換装置5において、性能を落とすことなく装置をより小型化することができる。
以下の表1は、本実施の形態におけるアームリアクトルの効果を従来の構成と比較したものである。表1においては、実施例として、上記構成に基づいて設計した場合の各値が示され、比較例1として、上記非特許文献1における構成に基づいて設計した場合の各値が示され、比較例2として、アームごとにアームリアクトルが設けられる構成に基づいて設計した場合の各値が示される。なお、表1においては、実施例および比較例1の各数値について比較例2における各値を1として規格化している。
Figure 0007140660000001
上記表に示すように、上記実施の形態に基づくアームリアクトル57A,57Bを用いた実施例においては、電力変換装置5に必要なアームリアクトル57A,57Bの体積の合計、鉄心58A,58Bの断面積、各コイルLの断面積およびアームリアクトル57A,57Bの重量の合計が比較例1および比較例2に比べて小さい。そうであるにも拘らず、実施例におけるアームリアクトル57A,57Bの1個あたりの損失は、比較例1および比較例2に比べて小さい。さらに、比較例1および比較例2は、実施例より多くの数のアームリアクトルが必要となるため、全体の損失はより大きなものとなる。
以上より、実施例は、比較例1および比較例2に比べて、1つの電力変換装置5に必要な体積および重量を小さく抑えつつ、より損失の小さいアームリアクトルを実現できていると言える。したがって、上記表1からも、本実施の形態によって、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行う電力変換装置5において、性能を落とすことなく装置をより小型化およびより軽量化することができることが分かる。
以下、上記構成において入力側三相交流の電流成分による磁束と出力側三相交流の電流成分による磁束とが打ち消し合って各脚部に流れる磁束が小さくなることを理論的に説明する。入力側三相交流の電流成分による磁束と出力側三相交流の電流成分による磁束とが打ち消し合った場合、一のアームAyxにおけるリアクトル誘起電圧V は循環電流成分のみによって定められると言える。したがって、以下では、本実施の形態における各リアクトル誘起電圧V が循環電流成分のみによって定められることを示すことで、入力側三相交流の電流成分による磁束と出力側三相交流の電流成分による磁束とが打ち消し合っていることを示す。なお、以下では、URアームAURのリアクトル誘起電圧V を例示するが、他のアームAyxでも同様である。
URアームAURには、第1コイルLUR1と第2コイルLUR2とが直列に接続されている。したがって、URアームAURのリアクトル誘起電圧V は、以下のように表される。
Figure 0007140660000002
ここで、i は、yxアームAyxを流れるアーム電流を示し、LUR1は、第1コイルLUR1の自己インダクタンスを示し、LUR2は、第2コイルLUR2の自己インダクタンスを示し、M1yx y’x’は、第1アームリアクトル57Aにおける2つのコイルLyx,Ly’x’間の相互インダクタンスを示し、M2yx y’x’は、第2アームリアクトル57Bにおける2つのコイルLyx,Ly’x’間の相互インダクタンスを示す。
全てのコイルLが同じインダクタンスを有すると仮定する。また、1つの脚部あたりの巻き数をNとする。すなわち、各コイルの巻き数はN/3と表される。磁気抵抗をRとし、各コイルを貫く磁束をφとする。このとき、上記式における自己インダクタンスおよび相互インダクタンスは、以下のように表される。
Figure 0007140660000003
上記(2)式を(1)式に代入すると、以下のように表される。
Figure 0007140660000004
各アーム電流i を三相二相変換したときのアーム電流をi (m,nは、α、β、0の何れか)で表した場合、以下のような関係式が成り立つ。
Figure 0007140660000005
α α,iα β,iβ α,iβ βは、α軸およびβ軸に変換されたアーム電流を意味し、これらが各アームを流れる循環電流成分を表す。i α,i βは、入力電流成分を表し、iα ,iβ は、出力電流成分を表す。式(4)より、iα αは、以下のように表される。
Figure 0007140660000006
したがって、上記(3)式は、上記(5)式を代入することにより、以下のように表される。
Figure 0007140660000007
上述の通り、アーム電流iα αは、アームを流れる循環電流成分を表す。すなわち、本実施の形態において、URアームAURのリアクトル誘起電圧V は、循環電流成分のみによって定められることが示された。同様に、各アームAyxのリアクトル誘起電圧V は、何れも、アームを流れる循環電流成分iα α,iα β,iβ α,iβ βのみによって定めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、入力側三相交流から順に、第1アームリアクトル57Aの一の第1コイルLyx1、第2アームリアクトル57Bの一の第2コイルLyx2、および複数のブリッジセル55が直列接続された構成を例示したが、接続順はこれに限られない。例えば、入力側三相交流から順に、複数のブリッジセル55、第1アームリアクトル57Aにおける一の第1コイルLyx1、および第2アームリアクトル57Bにおける一の第2コイルLyx2が直列接続されてもよい。また、入力側三相交流から順に、第1アームリアクトル57Aにおける一の第1コイルLyx1、複数のブリッジセル55、および第2アームリアクトル57Bにおける一の第2コイルLyx2が直列接続されてもよい。第1アームリアクトル57Aにおける一の第1コイルLyx1と第2アームリアクトル57Bにおける一の第2コイルLyx2との接続順が入れ替わってもよい。
また、上記実施の形態においては、1つのアームリアクトル57A,57Bあたり9つのコイルLが設けられる構成について説明したが、アームリアクトル57A,57Bあたり9の倍数の数のコイルLが設けられていてもよい。9N個(Nは正の整数)のコイルLが設けられる場合、鉄心58A,58Bの1つの脚部のそれぞれに、3N個のコイルLが巻き付けられる。
この場合、各コイルは、第1アームリアクトル57Aに巻き付けられた9N個のコイルLのうちのN個のコイルである第1コイルと、第2アームリアクトル57Bに巻き付けられた9N個のコイルのうちのN個のコイルである第2コイルとが、互いに直列接続されるように、9本のアームAyxのうちの何れか1本のアームに直列接続される。さらに、各脚部に巻き付けられる3N個のコイルLがそれぞれ直列接続されるアームAyxの組み合わせは、互いに異なるように構成される。
図4は、本実施の形態の変形例におけるリアクトル回路の構成を示す図である。図4の例は、N=2の場合のリアクトル回路56の例を示している。鉄心58A,58Bには、それぞれ18個のコイルLが巻き付けられる。18個のコイルLは、鉄心58A,58Bにおける1つの脚部あたり6つのコイルLが巻き付けられるように構成される。本変形例では、各アームリアクトル57A,57Bの各脚部には、同じアームAyxに接続されるコイルLがN個ずつ(図4の場合は2つずつ)設けられ、それらが互いに直列接続される。図4の例は、図3のリアクトル回路56の各コイルLを2分割したものといえる。
図4の例において、より具体的には、第1アームリアクトル57Aの第1脚部58Aaには、URアームAURに接続されるコイルLUR1、WTアームAWTに接続されるコイルLWT1およびVSアームAVSに接続されるコイルLVS1が2つずつ巻き付けられる。また、第1アームリアクトル57Aの第2脚部58Abには、VTアームAVTに接続されるコイルLVT1、USアームAUSに接続されるコイルLUS1およびWRアームAWRに接続されるコイルLWR1が2つずつ巻き付けられる。また、第1アームリアクトル57Aの第3脚部58Acには、WSアームAWSに接続されるコイルLWS1、VRアームAVRに接続されるコイルLVR1およびUTアームAUTに接続されるコイルLUT1が2つずつ巻き付けられる。
また、第2アームリアクトル57Bの第1脚部58Baには、URアームAURに接続されるコイルLUR2、VTアームAVTに接続されるコイルLVT2およびWSアームAWSに接続されるコイルLWS2が2つずつ巻き付けられる。また、第2アームリアクトル57Bの第2脚部58Bbには、WTアームAWTに接続されるコイルLWT2、USアームAUSに接続されるコイルLUS2およびVRアームAVRに接続されるコイルLVR2が2つずつ巻き付けられる。また、第2アームリアクトル57Bの第3脚部58Bcには、VSアームAVSに接続されるコイルLVS2、WRアームAWRに接続されるコイルLWR2およびUTアームAUTに接続されるコイルLUT2が2つずつ巻き付けられる。
また、これに代えて、例えば、N=2の場合、アームAyxに直列接続されるコイルをLyxで表したとき、第1アームリアクトル57Aの各脚部に巻き付けられるコイルと、第2アームリアクトル57Bの各脚部に巻き付けられるコイルとの関係は、以下のような組み合わせでもよい。なお、添え字が同じコイルLyxは、記載順に直列に接続される。
第1アームリアクトル57Aについて:
第1脚部58Aa:LUR,LWT,LVS,LVT,LUS,LWR
第2脚部58Ab:LVT,LUS,LWR,LWS,LVR,LUT
第3脚部58Ac:LWS,LVR,LUT,LUR,LWT,LVS
第2アームリアクトル57Bについて:
第1脚部58Aa:LUR,LVT,LWS,LWT,LUS,LVR
第2脚部58Ab:LWT,LUS,LVR,LVS,LWR,LUT
第3脚部58Ac:LVS,LWR,LUT,LUR,LVT,LWS
また、上記実施の形態における9個のコイルLの配置態様に関し、一の脚部内でコイルの配置順は異なっていてもよい。すなわち、一の脚部内におけるコイルLの上下を入れ替えてもよい。例えば、図3に示す例において、第1アームリアクトル57Aの第1脚部58AaにおけるコイルLUR1とコイルLWT1またはコイルLVS1との位置を入れ替えてもよいし、コイルLWT1とコイルLVS1との位置を入れ替えてもよい。コイルの数が9N個の場合も同様である。
また、上記実施の形態における9個のコイルLの配置態様に関し、一のアームリアクトル57A,57Bの各脚部間で巻き付けられるコイルの組み合わせを入れ替えてもよい。すなわち、一のアームリアクトル57A,57Bにおける第1脚部に巻き付けられる3個のコイルと、第2脚部または第3脚部に巻き付けられる3個のコイルとを入れ替えてもよいし、第2脚部に巻き付けられる3個のコイルと第3脚部に巻き付けられる3個のコイルとを入れ替えてもよい。例えば、図3に示す例において、第1アームリアクトル57Aの第1脚部58AaにおけるコイルLUR1,LWT1,LVS1が第2脚部58Abに巻き付けられ、第1アームリアクトル57Aの第2脚部58AbにおけるコイルLVT1,LUS1,LWR1が第1脚部58Aaに巻き付けられていてもよい。コイルの数が9N個の場合も同様である。
また、上記実施の形態においては、ブリッジセル55としてHブリッジセルを例示したが、これに代えて、正負両方の電圧を出力できるような他のブリッジセルをブリッジセル55として用いてもよい。
また、電力変換部51には、入力側三相交流または出力側三相交流の少なくとも一方において、三相交流の各相に直列に接続された高調波抑制フィルタ(図示せず)を備えていてもよい。
上記実施の形態における電力変換装置5は、従来のMMMC等の電力変換装置が適用可能な種々の設備またはシステムに好適に適用可能である。以下に一例を示す。
図5は、本発明の一実施の形態に係る電力変換装置5が適用された舶用推進システム1の構成を示す図である。図5に示す舶用推進システム1は、減速機21および推進プロペラ22からなる推進装置2と、機械推進部3と、電気推進部4とを備え、機械推進部3と電気推進部4とで協調的に船舶の推進動力を得るハイブリッド推進システムである。この舶用推進システム1では、機械推進部3と電気推進部4とを用いて推進プロペラ22を駆動し、低速時には電気推進部4のみで推進プロペラ22を駆動し、推進力を得る。また、この舶用推進システム1では、機械推進部3で推進プロペラ22を駆動した場合に生じた余剰電力や、減速時に推進プロペラ22から生じる電力を舶内系統に回生させる。
機械推進部3は、推進装置2とクラッチ31を介して接続されたディーゼルエンジン等の主機30を含む。機械推進部3は、クラッチ31の接続/切断を切り替えることにより、主機30から推進装置2への回転動力を伝達したり遮断したりすることができる。
電気推進部4は、推進装置2と接続された推進用電動機40と、推進用電動機40を可変速制御する電力変換装置5と、電力変換装置5への電力の供給源である船内電源6とを含む。
推進用電動機40は、電気推進時に推進装置2へ回転動力を与える電動機として機能し、機械推進時や減速時に推進装置2の回転エネルギーを利用して発電を行う発電機として機能する、発電電動機である。推進用電動機40で発電した電力は、船内負荷7へ供給される。
船内電源6は、発電機や蓄電池などである。発電機は、ディーゼルエンジンなどの補機原動機で駆動される補機発電機を含む。また、発電機は、主機30の回転動力を推進装置2へ伝える軸の回転を利用して発電する軸発電機(主機駆動発電機)を含んでいてもよい。船内電源6は、船内母線8と接続されており、船内電源6から船内母線8を介して船内負荷7や電力変換装置5へ電力が供給される。
電力変換装置5は、推進用電動機40の力行と回生とを切り替え、力行時には推進用電動機40を可変速駆動するものである。電力変換装置5は、数kV以上の高電圧(例えば、3.3kV~11kV)を与える船内電源6と、変圧器を介さずに直結することができる。また、電力変換装置5は、双方向に電力を供給できるものであって、入力された三相交流電力を直接的に異なる三相交流電力に変換して出力することができる。電力変換部51の入力側三相交流には船内電源6が接続され、出力側三相交流には推進用電動機40が接続される。
電力変換装置5は、力行時には、船内電源6から入力される三相交流電力を、制御部52の制御によって所望の周波数および電圧の三相交流電力に変換して、推進用電動機40へ出力するように構成される。同様に、電力変換装置5は、回生時には、推進用電動機40から入力される三相交流電力を、制御部52の制御によって所望の周波数および電圧の三相交流電力に変換して、船内母線8を介して船内負荷7へ出力するように構成される。
上記適用例では、電力変換装置5が適用される舶用推進システム1としてハイブリッド推進システムを例示したが、これに代えて、機械推進部3がなく電気推進部4により船舶の推進動力を得る電気推進システムであってもよい。また、上記実施の形態における電力変換装置5は、例えば、陸上の発電設備、高電圧電動機駆動システム、鉄道車両向けインバータシステム等の他の設備またはシステムにも好適に適用可能である。
本発明は、入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行う電力変換装置において、性能を落とすことなく装置をより小型化するために有用である。
5 電力変換装置
51 電力変換部
52 制御部
55 ブリッジセル
57A,57B アームリアクトル
58A,58B 鉄心
58Az,58Bz(z=a,bまたはc) 脚部
yx(x=U,VまたはW、y=R,SまたはT) yxアーム
L,Lyx1,Lyx2 コイル

Claims (3)

  1. 入力側三相交流と出力側三相交流との間で交流-交流直接変換を行うための電力変換部と、
    前記電力変換部の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記電力変換部は、
    前記入力側三相交流の各相と前記出力側三相交流の各相との間におけるすべての組み合わせ同士を接続する9本のアームと、
    前記9本のアームのそれぞれにおいて、それぞれキャパシタおよび複数のスイッチング素子を含み、互いに直列接続される複数のブリッジセルと、
    2つのアームリアクトルと、を備え、
    前記2つのアームリアクトルのそれぞれは、
    3つの脚部を有し、前記3つの脚部の一端部同士および他端部同士がそれぞれ接続されて構成される鉄心と、
    前記鉄心に巻き付けられる9N個(Nは正の整数)のコイルと、を備え、
    前記9N個のコイルは、前記鉄心における1つの前記脚部あたり3N個のコイルが巻き付けられるように構成され、
    各コイルは、前記2つのアームリアクトルのうちの第1アームリアクトルに巻き付けられた前記9N個のコイルのうちのN個のコイルである第1コイルと、前記2つのアームリアクトルのうちの第2アームリアクトルに巻き付けられた前記9N個のコイルのうちのN個のコイルである第2コイルとが、互いに直列接続されるように、前記9本のアームのうちの何れか1本のアームに直列接続され、
    各脚部に巻き付けられる前記3N個のコイルがそれぞれ直列接続されるアームの組み合わせは、互いに異なるように構成される、電力変換装置。
  2. 前記入力側三相交流の各相をR相、S相およびT相とし、前記出力側三相交流の各相をU相、V相およびW相とし、前記9本のアームを、接続される前記入力側三相交流のx相(x=R,S,Tの何れか)および接続される前記出力側三相交流のy相(y=U,V,Wの何れか)に応じてyxアームと表記するとき、
    前記第1アームリアクトルの第1脚部には、URアーム、WTアームおよびVSアームに接続される各コイルが巻き付けられ、
    前記第1アームリアクトルの第2脚部には、VTアーム、USアームおよびWRアームに接続される各コイルが巻き付けられ、
    前記第1アームリアクトルの第3脚部には、WSアーム、VRアームおよびUTアームに接続される各コイルが巻き付けられ、
    前記第2アームリアクトルの第1脚部には、URアーム、VTアームおよびWSアームに接続される各コイルが巻き付けられ、
    前記第2アームリアクトルの第2脚部には、WTアーム、USアームおよびVRアームに接続される各コイルが巻き付けられ、
    前記第2アームリアクトルの第3脚部には、VSアーム、WRアームおよびUTアームに接続される各コイルが巻き付けられる、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記複数のブリッジセルは、Hブリッジセルである、請求項1または2に記載の電力変換装置。
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