JP6404768B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、直流と交流との間で相互に電力を変換する電力変換装置に関する。
モジュラーマルチレベル変換器(以下、MMCという。)のように、コンデンサなどの直流電圧源を含んでなる単位変換器を多段接続し、電力系統、配電系統電圧と同等な高電圧を変換できる電力変換器の研究開発が進められている。MMCは、重量及び体積が大きくシステム全体に占めるコストも比較的大きいトランスを簡略にすることができる。また、単位変換器は、スイッチング素子及び直流コンデンサを含み構成され、スイッチング素子のオンオフのタイミングをずらすことにより、出力電圧及び電圧波形が多レベル化でき、正弦波に近づけることができるので、高調波フィルタが不要になるメリットを享受することができる。
このような単位変換器を多段に接続した回路方式では、各単位変換器の直流コンデンサの電圧値を一定に制御するために、直流電源を還流させる還流電流を常時流すことが原理的に必要である。3相を同一の直流電源に接続すると、各相の直流電圧合成値がわずかにでも異なると、相間に過大な短絡電流が流れてしまい、機器を破壊してしまう虞がある。従来では機器を保護するため、各相にバッファリアクトルを挿入し、短絡電流が過大にならないように制限している。しかし、このバッファリアクトルは、装置の大型化及び高コスト化を招いていた。
そこで、各相に3巻線トランスを設ける方式が提案されている。この方式では、3巻線トランスは、1次巻線と、この1次巻線と絶縁された2次巻線及び3次巻線とを有し、1次巻線が交流系統と接続され、2次巻線及び3次巻線が正側相アーム及び負側相アームと接続される。この方式によれば、3巻線トランスの漏れインピーダンスで短絡電流を抑制するため、バッファリアクトルが不要となり、低コストで小型の電力変換装置を得ることができる。
特開2013−115837号公報 特開2014−108000号公報
上記のような3巻線トランスを用いたMMCは、単位変換器のコンデンサによって交流と直流との間で電力の変換を行うため、その初期の起動において、コンデンサを電力系統から充電する必要がある。初期充電の際には、コンデンサに充電電流の突入過電流が流れる虞がある。そのため、この充電電流の突入過電流を抑制するための充電抵抗を備えた充電ユニットを設ける必要がある。
従来では、この充電ユニットを3巻線トランスの1次側、或いは、安定巻線がある場合では4巻線トランスの4次側(安定巻線)に設置していた。これらの場合では、充電ユニットの充電抵抗に、コンデンサの充電中も充電完了後も、充電電流だけでなくトランスの励磁電流も流れるため、当該電流により発生する充電ユニットの発熱が問題となる場合があった。この発熱に耐えうるようにするためには、発熱量が同じであれば物体の大きさが大きい方が熱くなりにくいため、充電ユニットを大型化させざるを得なかった。
本発明の実施形態に係る電力変換装置は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、充電ユニットを小型化することのできる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本実施形態の電力変換装置は、直流と3相交流との間で相互に電力を変換する電力変換装置であって、直流正側端子に接続され、スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる正側相アームと、直流負側端子に接続され、スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる負側相アームと、前記正側相アームと前記負側相アームとの間に接続された3巻線トランスと、充電抵抗及び断路器が並列接続されてなる複数の充電ユニットと、を各相に備え、前記3巻線トランスは、前記正側相アームと接続された2次巻線と、前記負側相アームと接続された3次巻線と、を有し、各相の前記3巻線トランスには、前記2次巻線と前記3次巻線の負極性側を互いに接続した中性線が設けられ、前記充電ユニットは、各相の前記中性線に接続されていること、を特徴とする。各相の前記充電ユニットは、スター結線しても良い。
第1の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 チョッパセルの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る電力変換装置の初期充電を説明するための図である。 第1の実施形態に係る電力変換装置の初期充電を説明するための図である。 第2の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 第3の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 第5の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 フルブリッジセルの構成を示す図である。 第6の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 第7の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。
[1.第1の実施形態]
[1−1.全体構成]
以下では、図1、図2を参照しつつ、本実施形態の電力変換装置について説明する。図1は、本実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。
電力変換装置は、交流と直流の間で相互に電力を変換し、交流から直流に又は直流から交流に変換して電力伝送を行う。電力変換装置は、直流正側端子10a及び直流負側端子10bを備える。この端子10a、10bが、例えば、他の電力変換装置や直流線路と接続されて、電力変換装置は、50Hzから60Hzに変換するなどの周波数変換や、直流送電システムに用いられる。
本明細書では、各回路構成を説明するのに、直流正側端子10a側を「正側」と称し、直流負側端子10b側を「負側」と称する。
図1に示すように、電力変換装置は、3相の各相に、複数個のチョッパセル1が接続されてなる相アーム2と、3巻線トランス4と、複数の充電ユニット5とを備え、チョッパセル1を単位電圧源として直流正側端子10a及び直流負側端子10bから電圧を出力する。直流正側端子10aと直流負側端子10bの間には、正側から正側相アーム2a、充電ユニット5a、3巻線トランス4、充電ユニット5b、及び負側相アーム2bの順で直列に接続されている。
電力変換装置は、各相の正側相アーム2a及び負側相アーム2bが3巻線トランス4を介して交流系統9に接続されており、初期充電においては、交流系統9から供給された電力により、チョッパセル1に含まれるコンデンサ13が充電される。このとき、3巻線トランス4から各相アーム2a、2bまでの間には充電ユニット5が介在しており、コンデンサ13への突入電流を抑制する。
[1−2.詳細構成]
図2は、チョッパセル1の構成を示している。チョッパセル1は、2つのスイッチング素子11a、11b、ダイオード12a、12b、及びコンデンサ13を有し、コンデンサ13を電圧源とし、スイッチング素子11a、11bのオンオフ動作により所望の直流電圧を出力する。
具体的には、スイッチング素子11a、11bは、互いに直列接続されてレグを構成し、コンデンサ13はこのレグに並列に接続されている。スイッチング素子11a、11bとしては、GTO、IGBT、IEGTなどの自己消弧型素子を用いることができる。スイッチング素子11a、11bには、帰還ダイオード12a、12bが逆並列に接続されている。チョッパセル1は、スイッチング素子11aがオン時にコンデンサ13の直流電圧Vcを出力し、スイッチング素子11bがオン時にゼロ電圧となる。
相アーム2は、チョッパセル1をN個(N≧2)直列に接続して構成されており、チョッパセル1を単位変換器として、階段状の交流電圧など任意の電圧を出力する。階段状の交流電圧の出力は、各チョッパセル1のスイッチング素子11a、11bのスイッチング動作のタイミングをずらすことにより行う。
この相アーム2は、3相の各相に設けられており、各相アーム2は、直流正側端子10aに接続される正側相アーム2aと、直流負側端子10bに接続される負側相アーム2bとから構成される。各相アーム2a、2bは3巻線トランス4を介して直列に接続されている。
3巻線トランス4は、3相の各相に設けられており、各相の正側相アーム2a及び負側相アーム2bと、交流系統9とを接続する。具体的には、3巻線トランス4は、1次巻線41と、2次巻線42と、3次巻線43と、鉄心と、を備える。
各巻線41〜43は同一の鉄心に巻かれている。なお、巻線41〜43の巻方向を図1の黒点で示し、黒点が付された側を「正極性側」、黒点が付されていない側を「負極性側」と称する。
1次巻線41は、その一端が交流系統9と接続され、他端が接地されている。1次巻線41の交流系統9との接続は、電力系統の規定に応じてスター結線、デルタ結線、又は中性点接地抵抗などを介したスター結線などの接続方式を適宜選択することができる。なお、1次巻線41と交流系統9との間には不図示の遮断器が設けられており、遮断器の投入又は遮断により、交流系統9と電力変換装置との間の接続又は遮断を切り替える。
2次巻線42及び3次巻線43は、交流系統9と接続される1次巻線41とは絶縁されている。2次巻線42及び3次巻線43のターン数は等しくされている。2次巻線42及び3次巻線43は、負極性側が互いに接続されており逆極性になっている。このため、鉄心内に直流磁束が互いに逆向きに発生するので、同一相内で直流起電力を打ち消し合う。また、2次巻線42及び3次巻線43の負極性側は、共に3相間でも互いに接続されている。2次巻線42の正極性側は、正側相アーム2aに接続され、3次巻線43の正極性側は、負側相アーム2bの正極性側に接続されている。
充電ユニット5は、チョッパセル1のコンデンサ13を充電する際に用いられ、コンデンサ13への突入電流を抑制する。充電ユニット5は、相アーム2と3巻線トランス4との間に接続されている。すなわち、各相において、正側相アーム2aと3巻線トランス4の2次巻線42正極性側とに正側充電ユニット5aが接続され、負側相アーム2bと3巻線トランス4の3次巻線43の正極性側とに負側充電ユニット5bが接続されている。各充電ユニット5a、5bの構成は同じであり、その説明は、まとめて充電ユニット5として説明する。
充電ユニット5は、充電抵抗51と、この充電抵抗51に並列に接続された断路器52とからなる。充電抵抗51は、チョッパセル1のコンデンサ13を交流系統9から初期充電する場合において、その充電電流の突入過電流を抑制する抵抗である。断路器52は、コンデンサ13の充電完了後に充電抵抗51をバイパスするための機器である。
[1−3.作用]
本実施形態の電力変換装置が備えるコンデンサの充電方法について説明する。なお、説明を簡単にするため、電力変換装置の起動時において、各チョッパセル1のコンデンサ13は全て放電され、ゼロ電圧となっているものとする。
まず、各充電ユニット5a、5bの断路器52を開放状態として上で、交流系統9と3巻線トランス4の1次巻線41との間に設けられた遮断器を投入することで、電力変換装置を交流系統9と接続する。
交流系統9から、各3巻線トランス4の1次巻線41、2次巻線42、3次巻線43、充電抵抗51、相アーム2のコンデンサ13に充電電流が流れることでコンデンサ13が充電される。図3及び図4は、コンデンサ13の充電経路を示す。なお、図3及び図4では、説明の便宜上、各相アーム2のチョッパセル1の数を2つとし、W相については省略している。
例えば、UV線間電圧が正の時、つまりU相電圧がV相電圧より高いVac>0の時、図3に示すように、正側の経路においては、交流系統9から供給された電力により、V相のコンデンサ13が充電される。図4に示すように、負側の経路においては、U相の負側相アーム2bのコンデンサ13が充電される。また、UV線間電圧が負の時、つまりU相電圧がV相電圧より低いVac<0の時は、逆の関係になる。すなわち、正側ではU相のコンデンサ13が充電され、負側ではV相のコンデンサ13が充電される。
交流系統9は交流電力を供給するため、正側相アーム2aのコンデンサ13、負側相アーム2bのコンデンサ13が各相間で交互に充電される。これにより、全てのコンデンサ13が充電される。各コンデンサ13は、充電抵抗51の抵抗値Rと電力変換装置の等価容量Cとで決まる時定数T=C×R(秒)で充電される。
本実施形態では、3巻線トランス4の鉄心を励磁するための励磁電流は、交流系統9と3巻線トランス4の1次巻線41との間のみを流れるため、充電抵抗51には流れない。すなわち、従来では、交流系統と3巻線トランスの1次巻線との間に充電抵抗が設けられており、当該充電抵抗に充電電流のみならず励磁電流も流れていたため当該充電抵抗51が発熱し、充電ユニットが大型化していた。これに対し、本実施形態では充電ユニット5を3巻線トランス4の1次巻線側ではなく、3巻線トランス4の2次巻線42、3次巻線43側に設けたので、充電抵抗51が励磁電流により発熱することがない。従って、充電ユニット5を小型化することができる。また、励磁電流が充電抵抗51に流れることによるエネルギー損失はないので、初期充電のための効率を向上させることができる。
全てのコンデンサ13の充電が完了すると、電力変換装置の初期充電は完了する。その後は、各相の断路器52を投入し、充電抵抗51をバイパスさせ、電力変換装置を通常運転動作に移行することができる。
[1−4.効果]
本実施形態の電力変換装置は、直流と3相交流との間で相互に電力を変換する電力変換装置であって、直流正側端子10aに接続され、スイッチング素子11a、11bとコンデンサ13とを含むチョッパセル1が多段接続されてなる正側相アーム2aと、直流負側端子10bに接続され、スイッチング素子11a、11bとコンデンサ13とを含むチョッパセル1が多段接続されてなる負側相アーム2bと、正側相アーム2aと負側相アーム2bとの間に接続された3巻線トランス4と、充電抵抗51及び断路器52が並列接続されてなる複数の充電ユニット5と、を各相に備える。3巻線トランス4は、正側相アーム2aと接続された2次巻線42と、負側相アーム2bと接続された3次巻線43と、を有し、2次巻線42と3次巻線43の負極性側は、各相及び3相間で互いに接続されている。充電ユニット5は、正側相アーム2aと2次巻線42との間、及び、負側相アーム2bと3次巻線43との間にそれぞれ接続するようにした。
これにより、励磁電流が充電中も充電完了後も充電抵抗51に流れることがないので、充電ユニット5を小型化した電力変換装置を得ることができる。
[2.第2の実施形態]
第2の実施形態について、図5を用いて説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。よって、第1の実施形態と異なる点のみを説明し、第1の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図5は、第2の実施形態の電力変換装置の構成を示す図である。充電ユニット5は、第1の実施形態と同様に、各相の3巻線トランス4の2次巻線42及び3次巻線43側に設けられている点で共通するが、次の点で異なる。
すなわち、図5に示すように、各相の3巻線トランス4には、2次巻線42及び3次巻線43の負極性側を互いに接続した中性線6が設けられている。各相の充電ユニット5は、スター結線されており、各相の中性線6に接続されている。すなわち、各充電ユニット5の一端はそれぞれ中性線6に接続され、各充電ユニット5の他端はスター結線されている。
本実施形態は、第1の実施形態と同様に、3巻線トランス4の2次巻線42及び3次巻線43側に充電ユニット5を設けたので、充電ユニット5に3巻線トランス4の鉄心を励磁する励磁電流が流れることがない。そのため、充電ユニット5を小型化することが可能になる。
さらに、本実施形態においては、中性線6に充電ユニット5を接続したので、第1の実施形態では各相に2つの充電ユニット5を設けていたのに対し、各相で1つの充電ユニット5で済む。すなわち、第1の実施形態で6つ必要であった充電ユニット5が3つで済む。さらに充電ユニット5の電位は、対地からの電圧が直流正側端子10a及び直流負側端子10b間の電圧の1/2となるので、絶縁設計が容易になる。
また、各相の充電ユニット5をスター結線するようにしたので、充電ユニット5の一端が一箇所で接続されるため、接続点数が少なくて済み、回路を容易に構成することができる。
[3.第3の実施形態]
第3の実施形態について、図6を用いて説明する。第3の実施形態は、第2の実施形態と基本構成は同じである。よって、第2の実施形態と異なる点のみを説明し、第2の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図6は、第3の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。第3の実施形態では、各充電ユニット5がデルタ結線されている。各相の3巻線トランス4の2次巻線42,3次巻線43から引き出された中性線6は、それぞれ充電ユニット5間に接続されている。
充電ユニット5はデルタ結線されているので、スター結線されている場合と比べて、交流系統9から供給される電力が同じでも各充電ユニット5に印加される電圧が変わってくる。すなわち、スター結線では、充電ユニット5(充電抵抗51)に印加される電圧は相電圧aであるのに対し、デルタ結線では線間電圧bが印加される。従って、相電圧aと線間電圧bとの関係b=(√3)×aより充電抵抗51に印加される電圧はデルタ結線の方が高くなる。そのため、充電ユニット5に流れる電流はデルタ結線の方が小さくなり、これに応じて充電ユニット5の充電抵抗51の抵抗値は大きくなる。
このように、デルタ結線にすることにより、充電ユニット5に加わる相電圧及び充電抵抗51に流れる相電流を変わるので、これに伴って充電抵抗51の抵抗値を変えることができる。電力変換装置に求められる定格容量や定格電流は、例えば数百kV、数千Aなど大きく、設計によりこれらの値が変わると充電抵抗51に必要な抵抗値も大きく変わり、スター結線で設計した場合に設計に合う抵抗値を有する抵抗がない場合もある。このような場合に、充電ユニット5をデルタ結線とすることにより、充電抵抗51の選択の自由度を上げることができるので、要求に合った電力変換装置を得ることができる。
逆に、デルタ結線からスター結線に変更する場合にも、デルタ結線で設計した場合よりもスター結線で設計した場合の方が充電抵抗51の抵抗値が下がるので、用意できる充電抵抗51に限りがある場合に、充電ユニット5の結線方法を変えることで、充電抵抗51の選択の自由度が向上し、回路設計が容易になる。
[4.第4の実施形態]
第4の実施形態について、図7を用いて説明する。第4の実施形態は、第2の実施形態と基本構成は同じである。よって、第2の実施形態と異なる点のみを説明し、第2の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図7は、第4の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。図7に示すように、第4の実施形態では、各相の3巻線トランス4には安定巻線44が設けられている。各3巻線トランス4の安定巻線44は、互いに直列接続されてデルタ結線を構成している。具体的には、各3巻線トランス4の安定巻線44を符号44a、44b、44cで区別すると、安定巻線44aの一端である正極性側が他の安定巻線44cの負極性側に接続され、他端である負極性側が残りの安定巻線44bの正極性側に接続されている。また、安定巻線44bの負極性側が安定巻線44cの正極性側と接続されている。
本実施形態の電力変換装置により生成される正弦波に誤差が生じ、例えば3次高調波などの高調波が発生した場合には、交流系統9に当該高調波が流れると悪影響を及ぼす虞がある。これを防止するために、本実施形態では、各3巻線トランス4に安定巻線44をさらに設け、各安定巻線44を直列接続してデルタ結線を構成するようにした。これにより、発生した高調波を安定巻線44で構成した閉ループを構成するデルタ結線内で循環させることで、交流系統9に流れるのを防止することができる。
[5.第5の実施形態]
第5の実施形態について、図8を用いて説明する。第5の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。よって、第1の実施形態と異なる点のみを説明し、第1の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図8は、第4の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。本実施形態の電力変換装置は、三相交流系統に対して無効電力を注入又は吸収する電力変換装置である。3相50/60Hzの交流系統9に対して、絶縁トランスを介した無効電流の注入又は吸収を行う電力変換装置である。交流系統9の電圧が低いと無効電力を交流系統9に注入し、交流系統9の電圧が高いと無効電力を交流系統9から吸収することにより、交流系統9のインピーダンスを利用して交流系統9の電圧を調整する。
この無効電力変換装置は、デルタ結線部3を備える。デルタ結線部3の各相には、充電ユニット5と、充電ユニット5と直列に接続された多段階波形の相電圧を出力する相アーム2が設けられている。互いに直列接続された各相の充電ユニット5及び相アーム2は、回路部6を構成し、回路部6がデルタ結線で構成されている。
相アーム2は、フルブリッジセル10が複数個直列接続されて構成されている。図9は、フルブリッジセル10の構成を示す図である。フルブリッジセル10は、スイッチング素子11a、11bが直列に接続されたレグを2つと、コンデンサ13とが互いに並列して構成される。スイッチング素子11a、11bには、ダイオード12a、12bがそれぞれ逆並列に接続される。フルブリッジセル10の端子は、各レグの中間位置であるスイッチング素子11a、11b間から引き出されている。
このデルタ結線部3には、各相に3巻線トランス4が設けられている。各相の3巻線トランス4の2次巻線42と3次巻線43は逆極性となるように負側が互いに接続されており、各相アーム2間に2次巻線42及び3次巻線43が挿入されている。
より詳細には、各相の3巻線トランス4は、2次巻線42の正極性側が他相の相アーム2と接続され、3次巻線43が充電ユニット5と接続されてデルタ結線されており、充電ユニット5、相アーム2と合わせてデルタ結線部3を構成している。2次巻線42と3次巻線43の負極性側は、3相間でも互いに接続されている。
換言すれば、相アーム2と充電ユニット5が直列接続されて各相の回路部6が構成され、その一端が2次巻線42の正極性側に接続され、他端が他相の3次巻線43の正極性側に接続されてデルタ結線部3を構成する。本実施形態では回路部6の構成を上記のようにしたが、回路部を構成する充電ユニット5と相アーム2の直列接続関係を逆にしても良い。すなわち、3次巻線43の正極性側に相アーム2の一端を接続し、当該相アーム2の他端に直列接続された充電ユニット5を他相の2次巻線42の正極性側に接続するようにしても良い。
このように、本実施形態では、無効電力変換装置のデルタ結線部3を構成するに当たり、相アーム2と充電ユニット5が直列接続されてなる各相の回路部6は、その一端を2次巻線42正極性側に接続され、他端を他相の3次巻線43正極性側に接続してデルタ結線部3を構成し、充電ユニット5を交流系統9と接続される1次巻線41から絶縁された、2次巻線42又は3次巻線43側に接続するようにした。
これにより、各3巻線トランス4の鉄心を励磁するための励磁電流が充電ユニット5の充電抵抗51に流れることがないので、不要な発熱及びエネルギー損失を防止することができ、充電ユニット5を小型化できる。従って、全体として小型化した電力変換装置を得ることができる。
[6.第6の実施形態]
第6の実施形態について、図10を用いて説明する。第6の実施形態は、第5の実施形態と基本構成は同じである。よって、第5の実施形態と異なる点のみを説明し、第5の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図10は、第6の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。第6の実施形態では、充電ユニット5はデルタ結線部3に設けずに、各3巻線トランス4の2次巻線42及び3次巻線43の負極性側を接続する中性線に接続されている。充電ユニット5は、スター結線されている。
これにより、各相の充電ユニット5をスター結線するようにしたので、第5の実施形態と比べて、充電ユニット5の一端が一箇所で接続されるため、接続点数が少なくて済み、回路を容易に構成することができる。
[7.第7の実施形態]
第7の実施形態について、図11を用いて説明する。第7の実施形態は、第6の実施形態と基本構成は同じである。よって、第6の実施形態と異なる点のみを説明し、第6の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図11は、第7の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。第7の実施形態では、各充電ユニット5をスター結線ではなく、デルタ結線で接続するようにした。これにより、同じ電力であっても、充電ユニット5にスター結線とは異なる電圧を加えることができるので、充電ユニット5の充電抵抗51の抵抗値も変えることができる。すなわち、充電抵抗51の選択の自由度を向上させることができる。
[8.その他の実施形態]
本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。以上のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、第1の実施形態では、単位変換器をチョッパセル1としたが、フルブリッジセル10としても良い。単位変換器をフルブリッジセル10にすることにより、直流地絡事故などの事故電流を遮断することができる。
第4の実施形態で設けた安定巻線44は、第5乃至7の実施形態の3巻線トランス4にも適用することができる。
1 チョッパセル
10 フルブリッジセル
10a 直流正側端子
10b 直流負側端子
11a、11b スイッチング素子
12a、12b ダイオード
13 コンデンサ
2 相アーム
2a 正側相アーム
2b 負側相アーム
4 3巻線トランス
41 1次巻線
42 2次巻線
43 3次巻線
44 安定巻線
5 充電ユニット
51 充電抵抗
52 断路器
6 中性線

Claims (9)

  1. 直流と3相交流との間で相互に電力を変換する電力変換装置であって、
    直流正側端子に接続され、スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる正側相アームと、
    直流負側端子に接続され、スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる負側相アームと、
    前記正側相アームと前記負側相アームとの間に接続された3巻線トランスと、
    充電抵抗及び断路器が並列接続されてなる複数の充電ユニットと、
    を各相に備え、
    前記3巻線トランスは、前記正側相アームと接続された2次巻線と、前記負側相アームと接続された3次巻線と、を有し、前記2次巻線と前記3次巻線の負極性側は、各相及び3相間で互いに接続され、
    前記充電ユニットは、前記正側相アームと前記2次巻線との間、及び、前記負側相アームと前記3次巻線との間にそれぞれ接続されていること、
    を特徴とする電力変換装置。
  2. 直流と3相交流との間で相互に電力を変換する電力変換装置であって、
    直流正側端子に接続され、スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる正側相アームと、
    直流負側端子に接続され、スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる負側相アームと、
    前記正側相アームと前記負側相アームとの間に接続された3巻線トランスと、
    充電抵抗及び断路器が並列接続されてなる複数の充電ユニットと、
    を各相に備え、
    前記3巻線トランスは、前記正側相アームと接続された2次巻線と、前記負側相アームと接続された3次巻線と、を有し、
    各相の前記3巻線トランスには、前記2次巻線と前記3次巻線の負極性側を互いに接続した中性線が設けられ、
    前記充電ユニットは、各相の前記中性線に接続されていること、
    を特徴とする電力変換装置。
  3. 各相の前記充電ユニットは、スター結線されていること、
    を特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  4. 各相の前記充電ユニットは、デルタ結線されていること、
    を特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  5. 前記単位変換器は、フルブリッジセルであること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電力変換装置。
  6. 三相交流系統に対して無効電力を注入又は吸収する電力変換装置であって、
    スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる相アームと、
    2次巻線及び3次巻線を有する3巻線トランスと、
    充電抵抗及び断路器が並列接続されてなる充電ユニットと、
    を3相の各相に備え、
    前記2次巻線と前記3次巻線の負極性側は、各相及び3相間で互いに接続され、
    前記相アームと前記充電ユニットが直列接続されてなる各相の回路部は、その一端が前記2次巻線正極性側に接続され、他端が他相の前記3次巻線正極性側に接続されてデルタ結線されていること、
    を特徴とする電力変換装置。
  7. 三相交流系統に対して無効電力を注入又は吸収する電力変換装置であって、
    スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる相アームと、
    2次巻線及び3次巻線を有する3巻線トランスと、
    充電抵抗及び断路器が並列接続されてなる充電ユニットと、
    を3相の各相に備え、
    前記2次巻線と前記3次巻線の負極性側は、各相及び3相間で互いに接続され、
    各相の前記相アームの一端が前記3巻線トランスの前記2次巻線正極性側に接続され、他端が前記3巻線トランスの前記3次巻線正極性側に接続されてデルタ結線を構成し、
    前記充電ユニットは、スター結線され、前記2次巻線及び前記3次巻線の負極性側を互いに接続する各相の中性線に接続されていること、
    を特徴とする電力変換装置。
  8. 三相交流系統に対して無効電力を注入又は吸収する電力変換装置であって、
    スイッチング素子とコンデンサとを含む単位変換器が多段接続されてなる相アームと、
    2次巻線及び3次巻線を有する3巻線トランスと、
    充電抵抗及び断路器が並列接続されてなる充電ユニットと、
    を3相の各相に備え、
    前記2次巻線と前記3次巻線の負極性側は、各相及び3相間で互いに接続され、
    各相の前記相アームの一端が前記3巻線トランスの前記2次巻線正極性側に接続され、他端が前記3巻線トランスの前記3次巻線正極性側に接続されてデルタ結線を構成し、
    前記充電ユニットは、デルタ結線され、前記2次巻線及び前記3次巻線の負極性側を互いに接続する中性線に接続されていること、
    を特徴とする電力変換装置。
  9. 前記3巻線トランスは、安定巻線を更に備え、
    前記各相の安定巻線がデルタ結線されていること、
    を特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の電力変換装置。
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