JP7139849B2 - 陳列具 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態の陳列具1を示す斜視図である。図2は、第1陳列部10の斜視図である。図3は、第2陳列部20の斜視図である。図4は、陳列用連結体2の斜視図である。図5は、筐体30の斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態の陳列具1は、第1陳列部10と、第2陳列部20と、筐体30と、を備える。このうち、第1陳列部10及び第2陳列部20は、陳列用連結体2を構成する。
図1に示す陳列具1は、例えば、一回分のシャンプーが封入された小分けパック(商品)が陳列される簡易的な販売用ケースとして構成される。なお、陳列具1に陳列される商品は、シャンプーに限らず、例えば、入浴剤、洗剤、化粧品、芳香剤、レトルト食品等を封入したパックのように、陳列可能であればどのような商品であってもよい。
第1陳列部10は、陳列用連結体2のベースとなる部分である。
図2に示すように、第1陳列部10は、第1傾斜板11、背面板12、底面板13、右側面板14及び左側面板15により構成される。
第1傾斜板11は、前端側(Y1側)から後端側(Y2側)に向けて上方に傾斜する板材であり、第1陳列部10の上側(Z1側)に設けられる。
第1傾斜板11が傾斜することにより、陳列具1において商品を載せる部分全体が傾斜するため、商品が前方向(Y1方向)へ移動し易くなる。この構成により商品の視認性が高まるため、訴求力が向上する。第1傾斜板11の傾斜角は、底面板13(後述)を水平面とした場合に、その水平面に対して、例えば、5~10°程度である。
第1陳列部10は、所定の形状に裁断された一枚の板材を折り畳んで作製してもよいし、各部の形状に合わせて裁断された複数の板材を接着剤で貼り合わせることにより作製してもよい。
第2陳列部20は、図1に示すように、第1陳列部10の上側(Z1側)に載せられ、陳列具1の前後方向(Y方向)に沿って移動する部分である。
図3に示すように、第2陳列部20は、第2傾斜板21、背面板22、右側面板23及び左側面板24により構成される。
第2陳列部20には、第1陳列部10の底面板13に相当する部材が設けられていないため、下側(Z2側)は、開放されている。そのため、第2陳列部20は、第1陳列部10の上に載せられた状態で、第1傾斜板11(第1陳列部10)とほぼ接触することなしに、第1陳列部10の上を移動できる。
また、第2陳列部20は、所定の形状に裁断された一枚の板材を折り畳んで作製してもよいし、各部の形状に合わせて裁断された複数の板材を接着剤で貼り合わせることにより作製してもよい。
図3に示すように、第2傾斜板21は、前端側(Y1側)に突出した可動片21aを備える。可動片21aは、第2陳列部20を第1陳列部10の上で移動させた際に、第1傾斜板11(第1陳列部10)に対して変形する。具体的には、第2陳列部20を第1陳列部10の上で後端側(Y2側)に移動させると、可動片21aは、第1傾斜板11に押されて上方向(Z1方向)に変形する。
なお、本実施形態の可動片21aは、第2傾斜板21と一体に形成されているが、可動片21aは、第2傾斜板21と別体に作製してもよい。その場合、可動片21aを接着剤等により第2傾斜板21の前端側に接合すればよい。
本実施形態の移動片26は、右側面板23の一部に逆U字形の切り目を入れ、その部分をX1側に引き出すことにより形成される。
筐体30は、第1陳列部10及び第2陳列部20からなる陳列用連結体2が収納されるケースである。
図5に示すように、筐体30は、前面板31、底面板32、背面板33、右側面板34及び左側面板35により構成される。
前面板31は、筐体30の前端側(Y1側)に設けられる板材である。前面板31は、陳列具1に陳列された商品が筐体30の前端(Y1側の端)から更に外側、すなわち前側に移動することを規制する部材である。前面板31の上下方向(Z方向)の高さは、最も前側に陳列されている商品の訴求面を覆うことなく、且つその商品が筐体30から更に前側に移動しない程度とすることが望ましい。
右側面板34は、筐体30の右側(X1側)に設けられる板材である。左側面板35は、筐体30の左側(X2側)に設けられる板材である。右側面板34及び左側面板35の上端部分は、前端側から後端側に向けて上方に傾斜している。筐体30は、上記各部により、陳列された複数の商品が露出するように上側(Z1側)に開放面を有する箱枠形に形成されている。
移動片出し入れ部36aは、案内溝36bの後側(Y2側)に設けられた略U字形の切り欠きである。販売者は、陳列用連結体2を筐体30に収納した状態で、第2陳列部20の移動片26を筐体30の外側(X1側)に突出させたり、下側(Z2側)の側に折り返したりできる。移動片出し入れ部36aは、移動片26を折り返したり、引き出したりできるように、移動片26と相似形に形成され、且つ移動片26よりも僅かに大きく形成されている。
また、筐体30は、所定の形状に裁断された一枚の板材を折り畳んで作製してもよいし、各部の形状に合わせて裁断された複数の板材を接着剤で貼り合わせることにより作製してもよい。
次に、上記のように構成された陳列具1の使用方法について説明する。
図6及び図7は、陳列具1の使用方法を説明する図である。図6は、陳列用連結体2の前端側から後端側までの間に商品100を載せた状態を示している。図7は、陳列用連結体2の前端側に商品100を移動させた状態を示している。なお、図6及び図7の各図においては、使用方法の説明に必要な部分にのみ符号を付けている。
第1実施形態の陳列具1によれば、商品数が少なくなった場合に、第2陳列部20を前端側に移動させることにより、販売者は、後側に残った商品100を一つ一つ移動させることなく、まとめて前側に移動させることができる。また、前側に移動させた商品100は、第1陳列部10よりも傾斜角の大きな第2陳列部20(第2傾斜板21)で支えられるため、商品数が少ない場合でも、移動させた商品100を立てた状態で陳列できる。
次に、本発明に係る陳列具の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図8は、第2実施形態の陳列具1Aを示す斜視図である。
図8に示すように、第2実施形態の陳列具1Aは、幅方向(X方向)に陳列用連結体2が2列設けられている。各列における陳列用連結体2の構成は、第1実施形態と実質的に同じである。第2実施形態の筐体30Aは、2列の陳列用連結体2の間に仕切り板37を備える。仕切り板37は、2列の陳列用連結体2において、共通の側面板(右側面板34又は左側面板35)となる。第2実施形態の陳列具1Aにおいて、2列の陳列用連結体2は、仕切り板37を中心として、左右対称に形成される。そのため、左側(X2側)に配置される陳列用連結体2において、移動片26(不図示)は、筐体30Aの左側に突出する。
また、第2実施形態の陳列具1Aは、2つの陳列用連結体2が1つの筐体30Aに収納されているため、第1実施形態の陳列具1を幅方向(X方向)に2つ並べるよりも、各陳列用連結体2を安定して保持できる。
次に、本発明に係る陳列具の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9は、第3実施形態の陳列具1Bを示す斜視図である。
第1実施形態の陳列具1において、第1陳列部10、第2陳列部20及び筐体30は、透明であってもよいし、着色されていてもよい。また、材料が無色(無彩色)であれば、その色をそのまま使用してもよい。例えば、第1陳列部10及び第2陳列部20を透明とし、筐体30を白色としてもよい。第1陳列部10及び第2陳列部20が透明であれば、第1陳列部10と第2陳列部20との係合状態を容易に確認できる。また、筐体30が着色されていれば、内部の陳列用連結体2を外側から視認されにくくなるうえ、外側の面(例えば、前面板31等)を訴求面として商品情報を書き込むこともできる。
上記変形形態は、第2及び第3実施形態にも共通する。
また、幅方向に陳列用連結体2を1列又は複数列設け、これを上下方向に3段以上設けた構成としてもよい。
更に、第3実施形態の陳列具1において、支持部38を設ける代わりに、筐体30Bの右側(X1側)、左側(X2側)及び後側(Y2側)を板材で囲むような構成としてもよい。
2 陳列用連結体
10 第1連結部
11 第1傾斜板
20 第2連結部
21 第2傾斜板
21a 可動片
25 第1係合部
26 移動片
27 第2係合部
30,30A,30B 筐体
31 前面板
36 案内部
36a 移動片出し入れ部
36b 案内溝
36c 移動規制部
Claims (8)
- 傾斜板に沿って複数の商品が陳列される陳列具であって、
前端側から後端側に向けて上方に傾斜する第1傾斜板を有する第1陳列部と、
前記第1陳列部の上に載せられ、前端側から後端側に向けて上方に傾斜する第2傾斜板を有する第2陳列部と、
前記第1陳列部及び前記第2陳列部からなる陳列用連結体が収納され、上部が開口した筐体と、を備え、
前記第2陳列部は、前記第1陳列部の上の少なくとも一部の範囲を前後方向に水平に移動自在となるように前記第1陳列部の下端部と係合する係合部を有する、陳列具。 - 請求項1に記載の陳列具であって、
前記第2陳列部は、前記第1傾斜板よりも前端側から後端側に向けて傾斜角が大きくなる、
陳列具。 - 請求項1又は2に記載の陳列具であって、
前記第2陳列部は、前記第2傾斜板から前端側に延出した可動片を有し、
前記可動片は、前記第2陳列部が前記第1陳列部の上を移動した際に、前記第1傾斜板に対して変形する、
陳列具。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
前記筐体には、側面に前端側から後端側に向かう方向に沿って案内溝が設けられ、
前記第2陳列部の側面には、前記案内溝と係合し、且つ前記案内溝に沿って移動自在な移動片が設けられる、
陳列具。 - 請求項4に記載の陳列具であって、
前記案内溝は、前記移動片の移動を規制する移動規制部を有する、
陳列具。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
前記筐体は、陳列された商品が前端から更に外側に移動することを規制する前面板を有する、
陳列具。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
前記筐体は、前記陳列用連結体を、幅方向に沿って複数列備える、
陳列具。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
前記筐体は、前記陳列用連結体を、幅方向に沿って1又は複数列備え、且つ上下方向に沿って複数段備える、
陳列具。
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