JP7139849B2 - 陳列具 - Google Patents

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Description

本発明は、商品の陳列具に関する。
従来、商品の陳列具として、基板上に背板を介して傾斜した支持板が設けられた陳列具が提案されている。この種の陳列具は、商品を立てた状態で陳列できるため、消費者が商品を取り出しやすく、また商品の訴求面に印刷された商品情報を視認しやすいという特徴がある(例えば、特許文献1参照)。
実開平3-35765号公報
上記のような傾斜した支持板が設けられた陳列具では、消費者が商品を前側から取り出すと、後側の商品が支持板を滑り下りて前側に移動する。しかし、商品数が少なくなると、後側にある商品が自重で後ろ向きに倒れてしまい、前側に滑り下りて来ないこともある。その場合、販売員が一つ一つの商品を手作業で前側に移動させる必要があるため、手間と時間がかかる。また、商品を前側に移動させても、商品数が少ないと、傾斜した支持板の上で商品を立てた状態で陳列することが難しく、特に後方にある商品は倒れてしまいやすい。商品が後ろ向きに倒れると、商品の存在が分かりにくくなるだけでなく、商品の訴求面に印刷された商品情報の視認性が低下する。
本発明の目的は、商品を前側へ簡単に移動させることができ、且つ移動させた商品を立てた状態で陳列できる陳列具を提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜に改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、傾斜板に沿って複数の商品が陳列される陳列具であって、前端側から後端側に向けて上方に傾斜する第1傾斜板(11)を有する第1陳列部(10)と、前記第1陳列部の上に載せられ、前端側から後端側に向けて上方に傾斜する第2傾斜板(21)を有する第2陳列部(20)と、前記第1陳列部及び前記第2陳列部からなる陳列用連結体(2)が収納され、上部が開口した筐体(30)と、を備え、前記第2陳列部は、前記第1陳列部の上の少なくとも一部の範囲を前後方向に移動自在な陳列具(1)に関する。
第2の発明は、第1の発明に係る陳列具であって、前記第2陳列部は、前記第1傾斜板よりも前端側から後端側に向けて傾斜角が大きくなる。
第3の発明は、第1又は第2の発明に係る陳列具であって、前記第2陳列部は、前記第1陳列部の前後方向に水平に移動自在となるように前記第1陳列部の下端部と係合する係合部(27)を有する。
第4の発明は、第3の発明に係る陳列具であって、前記第2陳列部は、前記第2傾斜板から前端側に延出した可動片(21a)を有し、前記可動片は、前記第2陳列部が前記第1陳列部の上を移動した際に、前記第1傾斜板に対して変形する。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明に係る陳列具であって、前記筐体には、側面に前端側から後端側に向かう方向に沿って案内溝(36b)が設けられ、前記第2陳列部の側面には、前記案内溝と係合し、且つ前記案内溝に沿って移動自在な移動片(26)が設けられる。
第6の発明は、第5の発明に係る陳列具であって、前記案内溝は、前記移動片の移動を規制する移動規制部(36c)を有する。
第7の発明は、第1から第6までのいずれかの発明に係る陳列具であって、前記筐体は、陳列された商品が前端から更に外側に移動することを規制する前面板(31)を有する。
第8の発明は、第1から第7までのいずれかの発明に係る陳列具であって、前記筐体は、前記陳列用連結体を、幅方向に沿って複数列備える。
第9の発明は、第1から第7までのいずれかの発明に係る陳列具であって、前記筐体は、前記陳列用連結体を、幅方向に沿って1又は複数列備え、且つ上下方向に沿って複数段備える。
本発明によれば、商品を前側へ簡単に移動させることができ、且つ移動させた商品を立てた状態で陳列できる陳列具を提供することができる。
第1実施形態の陳列具1を示す斜視図である。 第1陳列部10の斜視図である。 第2陳列部20の斜視図である。 陳列用連結体2の斜視図である。 筐体30の斜視図である。 陳列具1の使用方法を説明する図である。 陳列具1の使用方法を説明する図である。 第2実施形態の陳列具1Aを示す斜視図である。 第3実施形態の陳列具1Bを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本明細書に添付した各図面は、いずれも模式図であり、理解しやすさを考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から適宜に変更又は誇張している。本明細書中に記載する数値、形状、材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜に選択して使用してよい。また、各図面においては、部材の形状、輪郭を実線又は破線で表し、厚み部分の図示を省略している。
各実施形態では、図面にXYZの直交座標系を記載した。この座標系は、陳列具1を正面から見たときの幅方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向とする。幅方向(X方向)においては、図中の右方向をX1方向とし、左方向をX2方向とする。前後方向(Y方向)においては、図中の前又は前端方向をY1方向とし、後又は後端方向をY2方向とする。上下方向(Z方向)においては、図中の上方向をZ1方向とし、下方向をZ2方向とする。なお、本明細書においては、「方向」を適宜に「側」ともいう。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の陳列具1を示す斜視図である。図2は、第1陳列部10の斜視図である。図3は、第2陳列部20の斜視図である。図4は、陳列用連結体2の斜視図である。図5は、筐体30の斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態の陳列具1は、第1陳列部10と、第2陳列部20と、筐体30と、を備える。このうち、第1陳列部10及び第2陳列部20は、陳列用連結体2を構成する。
図1に示す陳列具1は、例えば、一回分のシャンプーが封入された小分けパック(商品)が陳列される簡易的な販売用ケースとして構成される。なお、陳列具1に陳列される商品は、シャンプーに限らず、例えば、入浴剤、洗剤、化粧品、芳香剤、レトルト食品等を封入したパックのように、陳列可能であればどのような商品であってもよい。
<第1陳列部10>
第1陳列部10は、陳列用連結体2のベースとなる部分である。
図2に示すように、第1陳列部10は、第1傾斜板11、背面板12、底面板13、右側面板14及び左側面板15により構成される。
第1傾斜板11は、前端側(Y1側)から後端側(Y2側)に向けて上方に傾斜する板材であり、第1陳列部10の上側(Z1側)に設けられる。
第1傾斜板11が傾斜することにより、陳列具1において商品を載せる部分全体が傾斜するため、商品が前方向(Y1方向)へ移動し易くなる。この構成により商品の視認性が高まるため、訴求力が向上する。第1傾斜板11の傾斜角は、底面板13(後述)を水平面とした場合に、その水平面に対して、例えば、5~10°程度である。
背面板12は、第1陳列部10の後端側(Y2側)に設けられる板材である。底面板13は、第1陳列部10の下側(Z2側)に設けられる板材である。右側面板14は、第1陳列部10の右側(X1側)に設けられる板材である。左側面板15は、第1陳列部10の左側(X2側)に設けられる板材である。右側面板14及び左側面板15は、直角三角形となる形状を有する。
第1陳列部10は、右側面板14の下側(Z2側)に第1スリット16を備える。第1スリット16は、第1陳列部10の前後方向(Y方向)に沿って長さL1、上下方向(Z方向)に高さW1を有する細長い開口である。第1スリット16には、第2陳列部20の第1係合部25(後述)が挿入される。第1スリット16に挿入された第1係合部25は、第1スリット16の長さL1の範囲で第1陳列部10の前後方向(Y方向)に沿って移動できる。また、第1スリット16に挿入された第1係合部25は、第1スリット16の高さW1の範囲で第1陳列部10の上下方向(Z方向)に持ち上げることができる。
第1陳列部10は、左側面板15の下側(Z2側)に第2スリット17を備える。第2スリット17は、第1陳列部10の前後方向(Y方向)に沿って長さL2、上下方向(Z方向)に高さW2を有する細長い開口である。第2スリット17には、第2陳列部20の第2係合部27(後述)が挿入される。第2スリット17に挿入された第2係合部27は、第2スリット17の長さL2の範囲で第1陳列部10の前後方向(Y方向)に沿って移動できる。第2スリット17の長さL2は、少なくとも第1スリット16の長さL1と同じであればよい。
第2スリット17の高さW2は、第2係合部27を挿入可能な程度(例えば、第2係合部27の厚さと同じ間隔)とすることが望ましい。第2スリット17に挿入された第2係合部27を前後方向(Y方向)に移動させた際に、第2陳列部20の左側(X2側)が上方向(Z1方向)に持ち上がることを抑制するためである。例えば、第1陳列部10をプラスチックの薄い板材で作製した場合、第2スリット17の高さW2を、実質的にゼロとしてもよい。この場合、第2スリット17に第2陳列部20の第2係合部27を差し入れたときに、第2スリット17が撓んで僅かな隙間が出来るため、第2スリット17の高さW2がゼロであっても、第2スリット17に第2係合部27を挿入できる。
第1陳列部10を構成する板材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)を用いることができる。また、これ以外にも、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)等のプラスチック材を用いることができる。これらのプラスチック材は、表面の摩擦抵抗が比較的小さいため、第1陳列部10の上に載せられた商品を、よりスムーズに前側に移動させることができる。また、第1陳列部10を構成する板材は、組み立てが容易となるように薄くすることが望ましい。一方、第1陳列部10を構成する板材は、商品を陳列しても形状が維持できるようにするため、ある程度の厚さが必要となる。第1陳列部10を上記のようなプラスチックの板材で作製した場合、組み立てが容易で且つ適度な剛性が得られる厚みとして、例えば、0.5mm程度が挙げられる。
第1陳列部10は、所定の形状に裁断された一枚の板材を折り畳んで作製してもよいし、各部の形状に合わせて裁断された複数の板材を接着剤で貼り合わせることにより作製してもよい。
<第2陳列部20>
第2陳列部20は、図1に示すように、第1陳列部10の上側(Z1側)に載せられ、陳列具1の前後方向(Y方向)に沿って移動する部分である。
図3に示すように、第2陳列部20は、第2傾斜板21、背面板22、右側面板23及び左側面板24により構成される。
第2傾斜板21は、前端側(Y1側)から後端側(Y2側)に向けて上方に傾斜する板材であり、第2陳列部20の上側(Z1側)に設けられる。第2傾斜板21の傾斜角は、第1傾斜板11(第1陳列部10)の傾斜角よりも大きく設定されることが望ましい。第2傾斜板21の傾斜角は、第1陳列部10の底面板13を水平面とした場合に、その水平面に対して、例えば、30~40°程度である。第2傾斜板21の傾斜角を、第1傾斜板11の傾斜角よりも大きくすることにより、第2陳列部20を前端側(Y1側)に移動させた場合に、商品の背面を第2傾斜板21で支えることができる。そのため、前端側に移動させた第2陳列部20の第2傾斜板21により、商品を立てた状態で陳列できる。
背面板22は、第2陳列部20の後端側に設けられる板材である。背面板22の上下方向(Z方向)の高さL3は、右側面板23及び左側面板24(後述)の上下方向の高さL4のおよそ1/2程度である。第2陳列部20は、背面板22の下側(Z2側)に空間があるため、図4に示すように、第1陳列部10の後端側と干渉することなく、第2陳列部20を第1陳列部10の後端側に載せることができる。
右側面板23は、第2陳列部20の右側(X1側)に設けられる板材である。右側面板23には、後述する第1係合部25及び移動片26が設けられている。左側面板24は、第2陳列部20の左側(X2側)に設けられる板材である。左側面板24には、後述する第2係合部27が設けられている。右側面板23及び左側面板24は、略三角形となる形状を有する。
第2陳列部20には、第1陳列部10の底面板13に相当する部材が設けられていないため、下側(Z2側)は、開放されている。そのため、第2陳列部20は、第1陳列部10の上に載せられた状態で、第1傾斜板11(第1陳列部10)とほぼ接触することなしに、第1陳列部10の上を移動できる。
第2陳列部20は、第1陳列部10と同じ材料により作製してもよいし、異なる材料で作製してもよい。第1陳列部10と第2陳列部20とを同じ材料で作製することにより、材料のコストを低減できる。
また、第2陳列部20は、所定の形状に裁断された一枚の板材を折り畳んで作製してもよいし、各部の形状に合わせて裁断された複数の板材を接着剤で貼り合わせることにより作製してもよい。
次に、第2陳列部20の各部の構成について更に詳細に説明する。
図3に示すように、第2傾斜板21は、前端側(Y1側)に突出した可動片21aを備える。可動片21aは、第2陳列部20を第1陳列部10の上で移動させた際に、第1傾斜板11(第1陳列部10)に対して変形する。具体的には、第2陳列部20を第1陳列部10の上で後端側(Y2側)に移動させると、可動片21aは、第1傾斜板11に押されて上方向(Z1方向)に変形する。
第2傾斜板21の前端側に可動片21aを設けないと、第2陳列部20を第1陳列部10の上で前端側(Y1側)から後端側(Y2側)に移動させたときに、第2傾斜板21の前端部分が第1傾斜板11に突き当たるため、第2陳列部20を後端側まで移動させることができなくなる。しかし、第2傾斜板21の前端側に可動片21aを設けると、図4に示すように、第2陳列部20を第1陳列部10の上で後端側(Y2側)に移動させたときに、第2傾斜板21の可動片21aが第1傾斜板11に押されて上方向に変形するため、第2陳列部20を後端側までスムーズに移動させることができる。第2陳列部20においては、実質的に可動片21aのみが第1傾斜板11(第1陳列部10)と接触する。
第2傾斜板21の前側(Y1側)には、切れ込みSが設けられている。この切れ込みSにより、可動片21aは、切れ込みSの部分で右側面板23及び左側面板24と接続していないため、上下方向(Z方向)に変形可能となる。好ましくは、切れ込みSの長さは、第2傾斜板21において、前側(Y1側)からおよそ1/3~1/2の範囲であるが、第1陳列部10の長さや角度により、適宜変更することもできる。
なお、本実施形態の可動片21aは、第2傾斜板21と一体に形成されているが、可動片21aは、第2傾斜板21と別体に作製してもよい。その場合、可動片21aを接着剤等により第2傾斜板21の前端側に接合すればよい。
右側面板23は、下側(Z2側)の端部に第1係合部25を備える。第1係合部25は、図4に示すように、第2陳列部20を第1陳列部10と組み合わせて陳列用連結体2とした場合に、第1陳列部10の第1スリット16と係合する部分である。第1係合部25は、X-Z平面での断面が凹形状に形成されている。第1係合部25を第1陳列部10の第1スリット16に係合させることにより、図4に示すように、第2陳列部20の第1係合部25側を、第1スリット16の高さW1の範囲で上方向(Z1方向)に持ち上げることができる。また、第2陳列部20を持ち上げても、第1係合部25は、第1スリット16と係合した状態が維持されるので、第2陳列部20が第1スリット16から外れることはない。
右側面板23は、後端側(Y2側)に移動片26を備える。移動片26は、筐体30に設けられた案内部36(後述)と係合する部分である。移動片26は、案内部36と係合した状態で、案内溝36b(後述)に沿って移動できる。
本実施形態の移動片26は、右側面板23の一部に逆U字形の切り目を入れ、その部分をX1側に引き出すことにより形成される。
移動片26を下側(Z2側)に折り返すと、移動片26は、右側面板23の外側への突出が少なくなるため、陳列用連結体2を容易に筐体30に収納できる。また、陳列用連結体2を筐体30に収納した後、筐体30の案内部36から移動片26をX1側に引き出すことにより、移動片26を筐体30の外側に突出させることができる。後述するように、販売者は、筐体30(案内部36)から突出した移動片26を指で掴むことにより、第2陳列部20を前後方向(Y方向)に移動させることができる。なお、移動片26は、上記のような構成に限らず、例えば、同じ形状の部品を別体で作製し、この部品を右側面板23に接着剤で接合する構成としてもよい。
左側面板24は、下側(Z2側)の端部に第2係合部27を備える。第2係合部27は、図4に示すように、第2陳列部20を第1陳列部10と組み合わせて陳列用連結体2とした場合に、第1陳列部10の第2スリット17と係合する部分である。第2係合部27は、X-Z平面での断面がL字形となるように作製されている。第2係合部27を第1陳列部10の第2スリット17に係合させることにより、第2陳列部20を、第1陳列部10の後端側から前端側に向かう方向に水平に移動させることができる。前述したように、第1陳列部10の第2スリット17の高さW2は、第2係合部27を挿入可能な程度であるため、第2スリット17に挿入された第2係合部27を前後方向(Y方向)に移動させた場合に、第2陳列部20の左側(X2側)が上方向(Z1方向)に持ち上がることを抑制できる。このように、第1陳列部10の第2スリット17に、第2陳列部20の第2係合部27を係合させることにより、第2陳列部20を、前後方向(Y方向)に水平に移動させることができる。
<筐体30>
筐体30は、第1陳列部10及び第2陳列部20からなる陳列用連結体2が収納されるケースである。
図5に示すように、筐体30は、前面板31、底面板32、背面板33、右側面板34及び左側面板35により構成される。
前面板31は、筐体30の前端側(Y1側)に設けられる板材である。前面板31は、陳列具1に陳列された商品が筐体30の前端(Y1側の端)から更に外側、すなわち前側に移動することを規制する部材である。前面板31の上下方向(Z方向)の高さは、最も前側に陳列されている商品の訴求面を覆うことなく、且つその商品が筐体30から更に前側に移動しない程度とすることが望ましい。
底面板32は、筐体30の下側(Z2側)に設けられる部材である。背面板33は、筐体30の後端側(Y2側)に設けられる部材である。背面板33の上下方向(Z方向)の高さは、筐体30に陳列用連結体2を収納した状態で、陳列用連結体2(第2陳列部20)の上端部分と同程度とすることが望ましい。
右側面板34は、筐体30の右側(X1側)に設けられる板材である。左側面板35は、筐体30の左側(X2側)に設けられる板材である。右側面板34及び左側面板35の上端部分は、前端側から後端側に向けて上方に傾斜している。筐体30は、上記各部により、陳列された複数の商品が露出するように上側(Z1側)に開放面を有する箱枠形に形成されている。
右側面板34は、案内部36を備える。案内部36は、陳列用連結体2を筐体30に収納した状態で、第2陳列部20の移動片26が係合する部分である。案内部36は、移動片出し入れ部36a、案内溝36b及び移動規制部36cを備える。
移動片出し入れ部36aは、案内溝36bの後側(Y2側)に設けられた略U字形の切り欠きである。販売者は、陳列用連結体2を筐体30に収納した状態で、第2陳列部20の移動片26を筐体30の外側(X1側)に突出させたり、下側(Z2側)の側に折り返したりできる。移動片出し入れ部36aは、移動片26を折り返したり、引き出したりできるように、移動片26と相似形に形成され、且つ移動片26よりも僅かに大きく形成されている。
前述したように、移動片26を下側に折り返して、外側への突出を少なくすれば、陳列用連結体2を容易に筐体30に収納できる。また、陳列用連結体2を筐体30に収納した後、筐体30の案内部36(移動片出し入れ部36a)から移動片26を上側(Z1側)に引き出せば、移動片26を筐体30の外側に突出させることができる。更に、移動片26を下側に折り返して、右側面板23の外側への突出を少なくすれば、陳列用連結体2を容易に筐体30から取り出すことができる。
案内溝36bは、筐体30の前端側(Y1側)から後端側(Y2側)に向かう方向に沿って設けられた細長いスリットである。販売者は、移動片出し入れ部36aから突出した移動片26を掴むことにより、第2陳列部20を案内溝36bに沿って前後方向(Y方向)に移動させることができる。案内溝36bの水平方向(Y方向)の長さは、第2陳列部20の移動量に応じて設定される。
移動規制部36cは、案内溝36bの前端(Y1側の端)に設けられた凹形状の切り欠きである。販売者は、移動片26を案内溝36bの前端(Y1側の端)まで移動させて、下方(Z2側)に押し込むことにより、移動片26を移動規制部36cに係合させることができる。移動片26を移動規制部36cと係合させることにより、移動片26の前後方向(Y方向)への移動が規制される。これによれば、第2陳列部20を筐体30の前端側に移動させた状態において、自重で後ろ向き(Y2方向)倒れようとする商品を、第2陳列部20で支えることができる。このように、案内溝36bの前端まで移動させた移動片26を移動規制部36cと係合させて、第2陳列部20の位置を固定することにより、商品が後ろ向き倒れることが抑制されるため、商品を立てた状態で陳列できる。なお、移動規制部36cと係合させた移動片26は、外側への突出を少なくするため、下側(Z2側)に折り返しておくことが望ましい。
また、販売者は、移動片26を移動規制部36cと係合させた状態において、移動片26を上方(Z1側)に押し上げることにより、移動片26と移動規制部36cとの係合を解除できる。この状態で、販売者は、移動片26を案内溝36bの後端(Y2側の端)まで移動させることにより、移動片26を移動前の位置(移動片出し入れ部36a)に復帰させることができる。
筐体30は、陳列用連結体2に多数の商品が載せられるため、第1陳列部10及び第2陳列部20よりも剛性の高い材料で作製することが望ましい。筐体30として使用可能な材料としては、例えば、各種の紙材、プラスチック材等が挙げられる。これらの材料は、それぞれ単独で使用してもよいが、例えば、紙同士の複合体、紙とプラスチックとの複合体等、任意の組み合わせによる積層体でもよい。
また、筐体30は、所定の形状に裁断された一枚の板材を折り畳んで作製してもよいし、各部の形状に合わせて裁断された複数の板材を接着剤で貼り合わせることにより作製してもよい。
<陳列具1の使用方法>
次に、上記のように構成された陳列具1の使用方法について説明する。
図6及び図7は、陳列具1の使用方法を説明する図である。図6は、陳列用連結体2の前端側から後端側までの間に商品100を載せた状態を示している。図7は、陳列用連結体2の前端側に商品100を移動させた状態を示している。なお、図6及び図7の各図においては、使用方法の説明に必要な部分にのみ符号を付けている。
陳列具1に商品100を陳列させる場合、図1に示すように、第2陳列部20を後端(Y2側の端)に移動させることにより、陳列具1の前端側から後端側までの間に、商品100を載せるスペースを確保できる。このスペースに商品100を隙間なく載せることにより、図6に示すように、前端側から後端側までの間に、すべての商品100を立てた状態で陳列できる。このうち、陳列具1の後端側に陳列された商品100は、第1陳列部10よりも傾斜角の大きな第2陳列部20(図1参照)の上に載せられるため、第1陳列部10の上に載せられた商品100に比べて、より上側(Z1側)に持ち上げられる。これによれば、後端側の商品100が前端側の商品100により遮られないため、消費者は、陳列具1の前端側から後端側に陳列されたすべての商品100を視認できる。
図6に示す状態から、消費者が商品100を前側(Y1側)から取り出すと、後側の商品100が不図示の傾斜板(11、21)を滑り下りて前側に移動する。消費者が商品100を取り出すことによって、商品数が少なくなると、後側(Y2側)に残った商品100は、自重で後ろ向きに倒れやすくなる。商品100が後ろ向きに倒れると、陳列具1を前側から見たときに商品100が目立ちにくくなる。また、前側の商品100がなくなると、消費者が後側の商品100を手に取りにくくなる。
そのため、販売者は、商品100が全体の1/3~1/2程度まで少なくなった時点で、移動片26を指で掴み、第2陳列部20を前端側(Y1側)に移動させる。その際、販売者は、X1側に引き出した移動片26を上方向(Z1方向)に持ち上げ、移動片26の根本部分を案内溝36bと係合させた状態で、第2陳列部20を前端側の移動規制部36cの位置まで移動させる。そして、移動片26を下方向(Z2方向)に押し下げて、移動規制部36cと係合させる。これにより、第2陳列部20の位置を前端側に固定できる。
この結果、図7に示すように、前端側に移動してきた商品100の背面が、第1陳列部10よりも傾斜角の大きな第2陳列部20(第2傾斜板21)で支えられるため、残りの商品100を立てた状態で陳列できる。また、販売者は、すべての商品100が売れた時点で、移動片26を指で掴み、第2陳列部20を前端側(Y1側)に移動させる。これにより、陳列具1において、陳列用連結体2の前端側から後端側までの間に、再び商品100を載せるスペースを確保できる。
上述した第1実施形態の陳列具1によれば、例えば、以下のような効果を奏する。
第1実施形態の陳列具1によれば、商品数が少なくなった場合に、第2陳列部20を前端側に移動させることにより、販売者は、後側に残った商品100を一つ一つ移動させることなく、まとめて前側に移動させることができる。また、前側に移動させた商品100は、第1陳列部10よりも傾斜角の大きな第2陳列部20(第2傾斜板21)で支えられるため、商品数が少ない場合でも、移動させた商品100を立てた状態で陳列できる。
第1実施形態の陳列具1によれば、第2陳列部20の第2係合部27を第1陳列部10の第2スリット17と係合させることにより、第2陳列部20を第1陳列部10の後端側から前端側に向かう方向に水平に移動させることができる。そのため、商品数が少なくなった場合に、第2陳列部20の上に載った商品100の姿勢を保ったまま前端側に移動させることができる。これによれば、販売者が後端側に残った商品100を前端側に移動させた際に、第2陳列部20の上に載っている商品100が上下左右に揺れることが抑制されるため、販売者が前端側に移動させた商品100の並べ替えに要する手間を低減できる。
第1実施形態の陳列具1において、第2陳列部20の第2傾斜板21は、前端側に突出した可動片21aを備える。これによれば、第2陳列部20を第1陳列部10の上で後端側に移動させたときに、第2傾斜板21の可動片21aが第1傾斜板11に突き当たることなく上方向に変形するため、第2陳列部20を前端側から後端側までスムーズに移動させることができる。
第1実施形態の陳列具1において、筐体30は、前端側から後端側に向かう方向に沿って案内溝36b(案内部36)を備える。また、第2陳列部20は、筐体30の案内溝36bと係合する移動片26を備える。そのため、販売者は、筐体30の案内溝36bと係合した移動片26を指で掴み、案内溝36bが形成された方向に沿って動かすことにより、第2陳列部20を前後方向に移動させることができる。したがって、販売者は、第2陳列部20を直に掴んで引き出したり、押し込んだりすることなしに第2陳列部20を移動させることができる。また、移動片26は、案内部36(案内溝36b)の範囲内でのみ移動可能となるため、移動片26を案内部36の範囲を超えて移動させることにより、第2陳列部20が変形したり、破損したりする不具合を抑制できる。
第1実施形態の陳列具1において、案内部36は、移動規制部36cを備える。そのため、販売者は、筐体30の前端側に移動させた移動片26を移動規制部36cと係合させることにより、第2陳列部20の位置を固定できる。これによれば、筐体30の前端側に移動させた商品100が後ろ向き倒れることが抑制されるため、商品数が少ない場合でも、商品100を立てた状態をより確実に維持できる。
第1実施形態の陳列具1において、筐体30は、前端側に前面板31を備えるため、陳列されている商品100が筐体30の前端から更に外側(前側)に移動することが規制される。これによれば、販売者は、筐体30の前端から商品100が外側に倒れることを配慮することなしに、陳列具1により多くの商品100を陳列できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る陳列具の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図8は、第2実施形態の陳列具1Aを示す斜視図である。
図8に示すように、第2実施形態の陳列具1Aは、幅方向(X方向)に陳列用連結体2が2列設けられている。各列における陳列用連結体2の構成は、第1実施形態と実質的に同じである。第2実施形態の筐体30Aは、2列の陳列用連結体2の間に仕切り板37を備える。仕切り板37は、2列の陳列用連結体2において、共通の側面板(右側面板34又は左側面板35)となる。第2実施形態の陳列具1Aにおいて、2列の陳列用連結体2は、仕切り板37を中心として、左右対称に形成される。そのため、左側(X2側)に配置される陳列用連結体2において、移動片26(不図示)は、筐体30Aの左側に突出する。
第2実施形態の陳列具1Aによれば、各列の陳列用連結体2にそれぞれ異なる種類の商品を陳列できる。また、各列の陳列用連結体2において、第2陳列部20を独立して移動させることができる。そのため、販売者は、各列の商品数に応じて個別に第2陳列部20を移動させることにより、陳列具1Aにおける商品の陳列状態を最適化できる。
また、第2実施形態の陳列具1Aは、2つの陳列用連結体2が1つの筐体30Aに収納されているため、第1実施形態の陳列具1を幅方向(X方向)に2つ並べるよりも、各陳列用連結体2を安定して保持できる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る陳列具の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9は、第3実施形態の陳列具1Bを示す斜視図である。
図9に示すように、第3実施形態の陳列具1Bは、上下方向(Z方向)に陳列用連結体2が2段設けられている。各段における陳列用連結体2の構成は、第1実施形態と実質的に同じである。第3実施形態の筐体30Bは、第1実施形態の筐体30を上下方向に2段並べ、その間を4本の支持部38により連結した構造を有する。第3実施形態の筐体30Bにおいて、上段の陳列用連結体2と下段の陳列用連結体2との間隔は、主に下段の陳列用連結体2に陳列される商品の高さに応じて設定される。
また、図示していないが、第3実施形態の陳列具1Bにおいて、上側(Z1側)に配置した陳列用連結体2の下に、底面板32を支えるブリッジ形の補強部材を設けてもよい。このような補強部材を設けることにより、上側の陳列用連結体2に陳列した商品の重みにより筐体30Bが変形したり、破損したりする不具合を抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
第1実施形態の陳列具1において、第1陳列部10、第2陳列部20及び筐体30は、透明であってもよいし、着色されていてもよい。また、材料が無色(無彩色)であれば、その色をそのまま使用してもよい。例えば、第1陳列部10及び第2陳列部20を透明とし、筐体30を白色としてもよい。第1陳列部10及び第2陳列部20が透明であれば、第1陳列部10と第2陳列部20との係合状態を容易に確認できる。また、筐体30が着色されていれば、内部の陳列用連結体2を外側から視認されにくくなるうえ、外側の面(例えば、前面板31等)を訴求面として商品情報を書き込むこともできる。
第1実施形態において、移動片26及び案内部36は、陳列具1の左側(X2側)に設けられていてもよい。移動片26及び案内部36を陳列具1のいずれかの側に設ける構成とした場合、販売者は、一方の側から第2陳列部20を移動させることができるので、操作を簡便に行うことができる。また、移動片26及び案内部36は、陳列具1の右側(X1側)と左側(X2側)の両方に設けられていてもよい。移動片26及び案内部36を陳列具1の両側に設ける構成とした場合、第2陳列部20の移動時に第2陳列部20が捩じれたり、撓んだりしにくくなる。そのため、販売者は、第2陳列部20をよりスムーズに移動させることができる。
上記変形形態は、第2及び第3実施形態にも共通する。
第1実施形態の陳列具1において、案内部36の移動規制部36cを、案内溝36bの前端(Y1側の端)に設けるだけでなく、案内溝36bの途中に設けてもよい。このように、移動規制部36cを案内溝36bの途中に設けることにより、商品数に応じて、第2陳列部20の位置をより細かく調節できる。また、移動片26の位置を固定する形態は、移動規制部36cに限定されない。例えば、移動片26の先端を、右側面板34に設けたスリットに挿入する形態としてもよい。
第2実施形態の陳列具1Aにおいて、幅方向(X方向)に陳列用連結体2を3列備えた構成としてもよい。その場合、中央に位置する陳列用連結体2の第2陳列部20には移動片26を設けずに、販売者が中央の第2陳列部20を直に掴んで引き出したり、押し込んだりすることにより、第2陳列部20を移動できる。また、隣接する2つの陳列用連結体2のいずれかを共通化し、右側(X1側)又は左側(X2側)に位置する陳列用連結体2の移動片26により、2列の陳列用連結体2を同時に移動させる構成としてもよい。2つの陳列用連結体2を共通化するとは、1つの陳列用連結体2の幅を2列分に広げることをいう。また、陳列用連結体2を4列以上備えた構成とすることもできるが、陳列用連結体2を2列又は3列備えた陳列具1Aを複数並べるようにしてもよい。
第3実施形態の陳列具1Bにおいて、第2実施形態のように、幅方向(X方向)に陳列用連結体2を2列設けた構成としてもよいし、上記変形形態のように、陳列用連結体2を3列又は4列以上設けた構成としてもよい。
また、幅方向に陳列用連結体2を1列又は複数列設け、これを上下方向に3段以上設けた構成としてもよい。
更に、第3実施形態の陳列具1において、支持部38を設ける代わりに、筐体30Bの右側(X1側)、左側(X2側)及び後側(Y2側)を板材で囲むような構成としてもよい。
1,1A,1B 陳列具
2 陳列用連結体
10 第1連結部
11 第1傾斜板
20 第2連結部
21 第2傾斜板
21a 可動片
25 第1係合部
26 移動片
27 第2係合部
30,30A,30B 筐体
31 前面板
36 案内部
36a 移動片出し入れ部
36b 案内溝
36c 移動規制部

Claims (8)

  1. 傾斜板に沿って複数の商品が陳列される陳列具であって、
    前端側から後端側に向けて上方に傾斜する第1傾斜板を有する第1陳列部と、
    前記第1陳列部の上に載せられ、前端側から後端側に向けて上方に傾斜する第2傾斜板を有する第2陳列部と、
    前記第1陳列部及び前記第2陳列部からなる陳列用連結体が収納され、上部が開口した筐体と、を備え、
    前記第2陳列部は、前記第1陳列部の上の少なくとも一部の範囲を前後方向に水平に移動自在となるように前記第1陳列部の下端部と係合する係合部を有する、陳列具。
  2. 請求項1に記載の陳列具であって、
    前記第2陳列部は、前記第1傾斜板よりも前端側から後端側に向けて傾斜角が大きくなる、
    陳列具。
  3. 請求項1又は2に記載の陳列具であって、
    前記第2陳列部は、前記第2傾斜板から前端側に延出した可動片を有し、
    前記可動片は、前記第2陳列部が前記第1陳列部の上を移動した際に、前記第1傾斜板に対して変形する、
    陳列具。
  4. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
    前記筐体には、側面に前端側から後端側に向かう方向に沿って案内溝が設けられ、
    前記第2陳列部の側面には、前記案内溝と係合し、且つ前記案内溝に沿って移動自在な移動片が設けられる、
    陳列具。
  5. 請求項に記載の陳列具であって、
    前記案内溝は、前記移動片の移動を規制する移動規制部を有する、
    陳列具。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
    前記筐体は、陳列された商品が前端から更に外側に移動することを規制する前面板を有する、
    陳列具。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
    前記筐体は、前記陳列用連結体を、幅方向に沿って複数列備える、
    陳列具。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の陳列具であって、
    前記筐体は、前記陳列用連結体を、幅方向に沿って1又は複数列備え、且つ上下方向に沿って複数段備える、
    陳列具。
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