JP7139802B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents
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Description
図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両右方を示し、矢印Lは車両左方を示し、矢印Uは車両上方を示し、矢印outは車幅方向外側を示し、矢印inは車幅方向内側を示すものとする。
本実施形態の車両1は、図1に示すように、乗員空間2Fと荷室空間2Rとが車室の前後各側に設けられ、これら乗員空間2F(車室前部)と荷室空間2R(車室後部)とは、隔壁8により仕切られている。
サイドドア開口部7は、乗員が乗降する乗降口であって、車両前側のヒンジピラー(図示省略)に上下一対のドアヒンジ11Fを介して開閉可能に取り付けられたフロントドア12Fと、リヤボディに上下一対のドアヒンジ11Rを介して開閉可能に取り付けられたリヤドア12Rとで構成されるサイドドア12を備えている(図1参照)。サイドドア12(12F,12R)は、フロントドア12Fとリヤドア12Rとで観音開き式ドアとして構成されている。
リヤゲート90は、その車幅方向の一端(当例では右端)が、上下方向に延びる回動軸を有するヒンジ部95(図8参照)を介して車体の下方開口部22の車幅方向の一端(当例では右端)に、回動自在に連結支持されている。なお、リヤゲート90の内部構造およびヒンジ部95等については後述する。
フロアパネル3は、図1~図6に示すように、中央部に左右のリヤサイドフレーム15の下面よりも下方に窪んだ窪み部30が形成されている。
なお、符号44はトレーリングアーム38に備えたスプリングを示し、符号39はスプリング44の下端を支持する皿状のスプリング下端受け部材を示す。
図2~図4、図6、図7の特に図6に示すように、フロアパネル3の後端部には、深底部31、側壁部32aおよび突出片33の各後端に沿って、車両後面視で窪み部30の内部空間と反対側(車幅方向外側又は下方)に向けて延出したフランジ部3aが形成されており、このフランジ部3aの後面に第1補強部材50が接合されている。
さらに、図4に示すように、ブレース部材70は、車両側面視でリヤクロスメンバ45の下方であって、電池格納空間4Aの後壁パネル6と、フロアパネル3の窪み部30の前壁部32bとの間の空間において、車幅方向および車両前後方向に延在している。この空間は、上述したトーションバー揺動空間36Aに相当する。すなわち、トーションバー揺動空間36Aは、上述したように、リヤサスペンション40のトーションバー36が車幅方向に延びるとともに、車両走行時に上下に揺動する。
なお、アンダーステー72は、共に略水平かつ略平坦な電池支持パネル5と深底部31に対して略面一に配設されている。
ヒンジ部95は、固定側ヒンジ部96と回動側ヒンジ部97と軸部材98とで構成され、固定側ヒンジ部96は、リヤゲート90の車幅方向の一端(当例では右端)における、第1補強部材50の側部の上部54bの後面にボルト等により締結固定され、回動側ヒンジ部97は、リヤゲート本体部91の車幅方向の一端(当例では右端)側に前面側からボルト等により締結固定される。そして、固定側ヒンジ部96と回動側ヒンジ部97とは、上下方向延びる軸部材98に軸支される。
ドア係合部85は、係合部86と被係合部87(引込みキャッチ)とで構成され、係合部86は、リヤゲート90の車幅方向の他端(当例では左端)における、第1補強部材50の側部の上部54bの後面にボルト等により締結固定され、被係合部87は、リヤゲート本体部91の車幅方向の他端(当例では左端)側に前面側からボルト等により締結固定される。
例えば、本実形態では、車両として電気自動車を例に採り説明したが、このように、駆動源として走行用モータのみを備える電気自動車・燃料電池自動車に限らず、本発明は、エンジンとともに走行用モータを備えるハイブリッド車、或いは、ガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車等に適用してもよい。
2F…乗員空間(車室前部)
3…リヤフロアパネル(フロア)
4…電池
4R…電池支持クロスメンバ
7…サイドドア開口部
9…車室前部の床面を形成するフロアパネル(前側フロア)
13…リヤサイドパネル(サイドパネル)
15…リヤサイドフレーム
26…リヤピラー
30…窪み部
30f…窪み部の前縁
31…深底部
35…リヤホイルハウス
35a…リヤホイルハウスの頂部(タイヤハウスの上部)
45…リヤクロスメンバ
49…サイドドア開口部の後縁に沿って上下方向に延びるピラー
50…第1補強部材(補強部材)
54…第1補強部材の側部
54b…第1補強部材の側部の上部
55…第2補強部材
55A…リヤホイルハウス頂部相当部(タイヤハウス上部相当部)
56…後端取付部(後端部)
60…第3補強部材
62…第4補強部材
67…第5補強部材
68…第6補強部材
70…ブレース部材
72…アンダーステー
Claims (8)
- 左右のリヤサイドフレーム間に有する、車体後部のフロアが、該リヤサイドフレームの下面部より段下げ形成されるとともに、該段下げ形成された窪み部は、後方が開放されており、車体後端に上記リヤサイドフレーム間を上記フロアの後縁に沿って連結する補強部材を備えた車両の後部車体構造であって、
上記補強部材を上記リヤサイドフレームに対して車幅方向外側まで延ばすとともに、該車幅方向外側まで延ばした、上記補強部材の側部と、タイヤハウスの上部とを連結する第2の補強部材を備え、
車体後部の上方が常時開放されるオープンデッキ車両において、
上記第2の補強部材における、後端部からタイヤハウス上部相当部に至るまでの中間部と、上記タイヤハウスの上方に有するリヤピラーとを連結する第3の補強部材を備えた
車両の後部車体構造。 - 左右のリヤサイドフレーム間に有する、車体後部のフロアが、該リヤサイドフレームの下面部より段下げ形成されるとともに、該段下げ形成された窪み部は、後方が開放されており、車体後端に上記リヤサイドフレーム間を上記フロアの後縁に沿って連結する補強部材を備えた車両の後部車体構造であって、
上記補強部材を上記リヤサイドフレームに対して車幅方向外側まで延ばすとともに、該車幅方向外側まで延ばした、上記補強部材の側部と、タイヤハウスの上部とを連結する第2の補強部材を備え、
上記第2の補強部材における、後端部からタイヤハウス上部相当部に至るまでの中間部と、上記リヤサイドフレームの上面部とを連結する第4の補強部材を備えた
車両の後部車体構造。 - 左右のリヤサイドフレーム間に有する、車体後部のフロアが、該リヤサイドフレームの下面部より段下げ形成されるとともに、該段下げ形成された窪み部は、後方が開放されており、車体後端に上記リヤサイドフレーム間を上記フロアの後縁に沿って連結する補強部材を備えた車両の後部車体構造であって、
上記補強部材を上記リヤサイドフレームに対して車幅方向外側まで延ばすとともに、該車幅方向外側まで延ばした、上記補強部材の側部と、タイヤハウスの上部とを連結する第2の補強部材を備え、
上記第2の補強部材における、タイヤハウス上部相当部と、上記タイヤハウスの上方の車体後部側壁を形成するサイドパネルとを連結する第5の補強部材を備えた
車両の後部車体構造。 - 左右の上記リヤサイドフレームを、これらの間において上記フロアにおける、上記窪み部の前縁部に沿って車幅方向に橋渡しする第6の補強部材を備えた
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両の後部車体構造。 - 左右の上記リヤサイドフレームを、これらの間において車幅方向に橋渡しするリヤクロスメンバが車体後部の上記フロアの前側に配設され、
上記窪み部の前縁部は、車幅方向の中央が外側よりも前方に位置するように形成されており、上記第6の補強部材の車幅方向中央が上記リヤクロスメンバに連結された
請求項4に記載の車両の後部車体構造。 - 上記リヤクロスメンバは、その車幅方向の上記リヤサイドフレームとの連結部位にて、サイドドア開口部の後縁に沿って上下方向に延びる左右のピラーの下端部に連結された
請求項5に記載の車両の後部車体構造。 - 走行用モータへ電力を供給する電池が、車室前部の床面を形成する前側フロアの下方に搭載される構造の車両において、上記車体後部の上記フロアの上記窪み部に形成された深底部に対して前方にて車幅方向に延びて上記電池を後方から支持する電池支持クロスメンバが配設され、
上記電池支持クロスメンバの車幅方向の中央部と、該車幅方向の中央部に対して後方かつ左右に位置する各上記リヤサイドフレームの夫々とを連結するブレース部材を備えた
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両の後部車体構造。 - 走行用モータへ電力を供給する電池が、車室を構成する前側フロアの下方に搭載される構造の車両において、
上記車体後部の上記フロアの上記窪み部に形成された深底部の前部下面と、該深底部に対して前方にて車幅方向に延びて上記電池を後方から支持する電池支持クロスメンバとを連結するアンダーステーを備えた
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両の後部車体構造。
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