JP7139783B2 - 鉄骨階段及び鉄骨階段の施工方法 - Google Patents

鉄骨階段及び鉄骨階段の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉄骨階段及び鉄骨階段の施工方法に関する。
建物の風居住性や耐震性を向上させるために、建物の柱梁躯体の左右の柱と上下の梁で囲まれたフレーム内において、一端が上下の梁の一方に支持され他端が他方の梁方向に伸びるブレースを設け、 該ブレースの他端と他方の梁との間にダンパーを介在させて上下の梁の相対水平 変位によってダンパーを作動させて制振する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010―281171号公報
上記のような制振構造では、柱と上下の梁で囲まれたフレーム内に、ダンパーと軸剛性が高いブレースとを直列に繋いだ部材を設ける必要がある。このため、ダンパーを設ける位置は、平面計画と調整する必要があり、設計において意匠的、設備的な制約が生じ、制約が厳しい場合には、十分な制振部材を設けることができないという課題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、平面計画の自由度を確保しつつもより高い制振性能を備えることが可能な鉄骨階段及び鉄骨階段の施工方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の鉄骨階段は、
上階床と下階床との間に設けられた鉄骨階段であって、
前記上階床と前記下階床とのうちの一方に固定された一方階段部、及び、
前記一方階段部と、前記上階床と前記下階床とのうちの他方と、を接続する制振ユニット、
を備え、
前記制振ユニットは、
前記一方階段部に固定された第1接合部材と、
前記他方に固定された第2接合部材と、
前記第1接合部材と前記第2接合部材との間に設けられた制振部材と、
備え、
前記第1接合部材は、前記一方階段部が備える一方踏板材の下方に配置される第1制振部材支持部を備え、
前記第2接合部材は、前記一方踏板材の下方に配置され、前記第1制振部材支持部と対面する第2制振部材支持部を備え、
前記第1制振部材支持部と前記第2制振部材支持部との間に前記制振部材が設けられていることを特徴とする鉄骨階段である。
このような鉄骨階段によれば、上階床と下階床とのうちの一方に固定された一方階段部と、上階床と下階床とのうちの他方とが制振ユニットにより接続されているので、上階床と下階床とに生じる相対変位を制振ユニットにより吸収させて制振することが可能である。また、制振ユニットは、一方階段部の上階床側または下階床側に配置されているので、建物の構面に備える必要がなく、平面計画に対する制約が発生しない。このため、平面計画の自由度を確保しつつもより高い制振性能を備えることが可能である。
また、制振ユニットは、階段部に固定される第1接合部材と、上階床と下階床とのうちの他方に固定される第2接合部材との間に制振部材が設けられている構成なので、一方階段部に第1接合部材を固定し、上階床と下階床とのうちの他方に第2接合部材を固定することにより、一方階段部の上階床側または下階床側に制振ユニットを容易に備えることが可能である。
また、第1接合部材が備える第1制振部材支持部及び第2接合部材が備える第2制振部材支持部は、いずれも一方踏板材の下方にて対面して設けられているので、第1接合部材と第2接合部材とが単に隣接している場合よりも、互いに対面する領域を広く設けることが可能である。また、制振部材は、第1制振部材支持部と第2制振部材支持部との間に設けられているので、より広い領域において制振部材を作用させることが可能である。このため、より高い制振性能を備えることが可能である。
かかる鉄骨階段であって、
前記第2接合部材は、前記一方階段部と異なる他方階段部を介して前記他方に固定されており、
前記制振ユニットは、前記一方階段部と、前記他方階段部との間に位置する踊り場に設けられていることを特徴とする。
このような鉄骨階段によれば、上階床と下階床とのうちの一方に固定された一方階段部と、上階床と下階床とのうちの他方に固定された他方階段部とが制振ユニットにより接続されているので、上階床と下階床とに生じる相対変位を制振ユニットにより吸収させて制振することが可能である。また、制振ユニットは踊り場に配置されているので、建物の構面に備える必要がなく、平面計画に対する制約が発生しない。このため、平面計画の自由度を確保しつつもより高い制振性能を備えることが可能である。
また、制振ユニットは、一方階段部に固定される第1接合部材と、他方階段部に固定される第2接合部材との間に制振部材が設けられている構成なので、一方階段部に第1接合部材を固定し、他方階段部に第2接合部材を固定することにより、踊り場に容易に備えることが可能である。
かかる鉄骨階段であって、
前記第1制振部材支持部と前記第2制振部材支持部とのうちの一方は、上下方向に間隔を隔てて対面する一対の外板をなし、
前記第1制振部材支持部と前記第2制振部材支持部とのうちの他方は、前記一対の外板の間に介在される中板をなし、
前記一対の外板の各々と前記中板との間に前記制振部材が設けられていることを特徴とする。
このような鉄骨階段によれば、第1制振部材支持部と第2制振部材支持部とのうちの一方がなす一対の外板の各々と、第1制振部材支持部と第2制振部材支持部とのうちの他方がなす中板との間にそれぞれ制振部材が設けられているので、中板の両面において制振部材を作用させることが可能である。このため、更に高い制振性能を備えることが可能である。
また、上記鉄骨階段の施工方法であって、
前記上階床及び前記下階床を施工する躯体施工ステップと、
前記一方階段部を製造する階段部製造ステップと、
前記第1接合部材と前記第2接合部材との間に前記制振部材を介在させて前記制振ユニットを製造する制振ユニット製造ステップと、
前記上階床と前記下階床とのうちの一方に前記一方階段部を固定する階段部固定ステップと、
前記一方階段部に前記第1接合部材を固定し、前記上階床と前記下階床とのうちの前記他方に前記第2接合部材を固定する制振ユニット固定ステップと、
を有することを特徴とする鉄骨階段の施工方法である。
このような鉄骨階段の施工方法によれば、上階床及び下階床と、一方階段部と、制振ユニットと、は別々のステップにて各々製造されるので、各々専門の作業者等により精度良く製造することが可能である。また、制振ユニットを予め工場等で製造するため、施工現場において制振ユニットを製造する必要がない。このため、現場での作業を削減して工期を短縮することが可能である。また、上階床及び下階床を含む建物躯体のある施工現場に、一方階段部と、制振ユニットと、を搬入し、上階床と下階床とのうちの一方に一方階段部を固定するとともに一方階段部に第1接合部材を固定し、上階床と下階床とのうちの他方に第2接合部材を固定することにより、高い制振性能を備えた鉄骨階段を建物躯体に設けることが可能である。
また、上記鉄骨階段の施工方法であって、
前記上階床及び前記下階床を施工する躯体施工ステップと、
前記一方階段部及び前記他方階段部を製造する階段部製造ステップと、
前記第1接合部材と前記第2接合部材との間に前記制振部材を介在させて前記制振ユニットを製造する制振ユニット製造ステップと、
前記上階床と前記下階床とのうちの一方に前記一方階段部を固定し、前記上階床と前記下階床とのうちの他方に前記他方階段部を固定する階段部固定ステップと、
前記一方階段部に前記第1接合部材を固定し、前記他方階段部に前記第2接合部材を固定する制振ユニット固定ステップと、
を有することを特徴とする鉄骨階段の施工方法である。
このような鉄骨階段の施工方法によれば、上階床及び下階床と、一方階段部及び他方階段部と、制振ユニットと、は別々のステップにて各々製造されるので、各々専門の作業者等により精度良く製造することが可能である。また、制振ユニットを予め工場等で製造するため、施工現場において制振ユニットを製造する必要がない。このため、現場での作業を削減して工期を短縮することが可能である。また、上階床及び下階床を含む建物躯体のある施工現場に、一方階段部及び他方階段部と、制振ユニットと、を搬入し、上階床と下階床とのうちの一方に一方階段部を固定するとともに当該一方階段部に第1接合部材を固定し、上階床と下階床とのうちの他方に他方階段部を固定するとともに当該他方階段部に第2接合部材を固定することにより、高い制振性能を備えた鉄骨階段を建物躯体に設けることが可能である。
本発明によれば、平面計画の自由度を確保しつつもより高い制振性能を備えることが可能な鉄骨階段及び鉄骨階段の施工方法を提供することが可能である。
第1実施形態に係る鉄骨階段を示す模式図である。 第1実施形態に係る鉄骨階段を示す平面図である。 第1実施形態に係る鉄骨階段の構成を説明するための模式図である。 第1実施形態に係る鉄骨階段の構成を説明するための縦断面図である。 第1実施形態に係る制振ユニットの構成を示す模式図である。 本発明に係る鉄骨階段の施工方法を示す図である。 第2実施形態に係る鉄骨階段を示す模式図である。 第2実施形態に係る鉄骨階段の構成を説明するための縦断面図である。 第2実施形態に係る制振ユニットの構成を示す模式図である。
以下、本発明の鉄骨階段を、図を用いて説明する。
本実施形態では、複数の階床を備える鉄骨造の建物の階床間に設けられている鉄骨階段を例に挙げて説明する。
第1実施形態の鉄骨階段1は、図1~図3に示すように、上下に位置する2つの階床10a、10b間に設けられており、上に位置する上階床10aに固定されている上階床階段部2と、下に位置する下階床10bに固定されている下階床階段部3と、踊り場4に設けられ上階床階段部2と下階床階段部3とを接続する制振ユニット5と、を有している。
鉄骨階段1は、上階床10aと下階床10bとのうちの一方である上階床10aに固定された一方階段部としての上階床階段部2と、上階床10aと下階床10bとのうちの他方である下階床10bに固定された他方階段部としての下階床階段部3とが、それらの間に位置する踊り場4にて折り返す構造をなしており、踊り場4の下方にて上階床階段部2と下階床階段部3とが制振ユニット5により接続されている。すなわち、制振ユニット5は、上階床階段部2と異なる下階床階段部3を介して、上階床10aと下階床10bとのうちの他方である下階床10bに固定されている。
上階床階段部2は、複数の段板でなる踏み面を有する上階段本体20と、上階段本体20の幅方向における両端に設けられている上桁21と、上階段本体20が有する最下段の蹴上の下端と繋がった、一方踏板材としての上踊場踏板材22と、を有している。上桁21は、上階段本体20の側部から上踊場踏板材22の側部まで繋がっており、上踊場踏板材22の側部では上踊場踏板材22よりも下方に延出された上桁垂壁部23を有している。
下階床階段部3は、複数の段板でなる踏み面を有する下階段本体30と、下階段本体30の幅方向における両端に設けられている下桁31と、下階段本体30が有する最上段をなす踊り場4の下踊場踏板材32と、を有している。下桁31は、下階段本体30の側部から下踊場踏板材32の側部まで繋がっており、下踊場踏板材32の側部では下踊場踏板材32よりも下方に延出された下桁垂壁部33を有している。
上踊場踏板材22と下踊場踏板材32とは、階段の往来方向と交差する階段の幅方向に並べられて踊り場4をなすように配置されている。すなわち、上階床階段部2を下ってきたときに踊り場4において上階床階段部2の先に広がる領域を上踊場踏板材22が被い、下階床階段部3を上ってきたときに踊り場4において下階床階段部3の先に広がる領域を下踊場踏板材32が被っている。上踊場踏板材22と下踊場踏板材32とは、直接繋がることなく、上階床階段部2及び下階床階段部3の幅方向(以下、単に幅方向という)に隣り合って並べられて踊り場4の床面をなしている。
踊り場4の下方には、建物躯体10をなす柱梁架構において下階床10bを構成する大梁10cから繋がった受け梁10dが、幅方向に沿って2本設けられている。受け梁10dは、幅方向と直交する、上階床階段部2と下階床階段部3の往来方向(以下、単に往来方向という)に間隔を隔てて踊り場4の両端側に設けられている。
各受け梁10dの上面には、板状の踏板材支持部11が上方に突出させて設けられている。踏板材支持部11は、受け梁10dと直交する方向に板面が沿い、上方に設けられている上踊場踏板材22の上桁垂壁部23または下踊場踏板材32の下桁垂壁部33と隣接して対面する位置に設けられている。上桁垂壁部23または下桁垂壁部33は、隣接する踏板材支持部11と各々ボルト・ナットにより接合されている。
踏板材支持部11には、図1に示すように、ボルトが挿通され水平方向に長い長孔11aが設けられており、上桁垂壁部23を備える上階床階段部2及び下桁垂壁部33を備える下階床階段部3は、受け梁10dが設けられている建物躯体10と水平方向に相対移動可能に構成されている。
制振ユニット5は、上踊場踏板材22及び下踊場踏板材32と受け梁10dとの間に設けられている。
制振ユニット5は、図3~図5に示すように、上階床階段部2の上踊場踏板材22の側部から垂設されている上桁垂壁部23と繋がる第1接合部材50と、下階床階段部3の下踊場踏板材32の側部から垂設されている下桁垂壁部33と繋がる第2接合部材51と、第1接合部材50と第2接合部材51との間に介在される制振部材としての粘弾性体52と、を有している。
第1接合部材50は、上踊場踏板材22と下踊場踏板材32とが並べられた踊り場4のほぼ全領域の広さを備える平板状の第1制振部材支持部50aと、第1制振部材支持部50aの幅方向における上階床階段部2側の端部と中央近傍とに設けられ、上方に延出されて上桁垂壁部23と接合される第1端部接合片50b及び第1中央接合片50cと、を有している。
第1端部接合片50b及び第1中央接合片50cは、上方に延出されている板状の部材であり、板面が往来方向に沿うように設けられている。第1制振部材支持部50aは、第1端部接合片50bと第1中央接合片50cとの間に位置する第1接合片間部位50dと、第1中央接合片50cよりも、第1端部接合片50bとは反対側に張り出している第1張り出し部位50eと、を有している。
第2接合部材51は、上踊場踏板材22と下踊場踏板材32とが並べられた踊り場4のほぼ全領域の広さを備える平板状をなす2枚の第2制振部材支持部51aと、第2制振部材支持部51aの幅方向における下階床階段部3側の端部と中央近傍とに設けられ上方に延出され下桁垂壁部33と接合される第2端部接合片51b及び第2中央接合片51cと、を有している。2枚の第2制振部材支持部51aは、上下方向に間隔を隔てて対面しており、第2端部接合片51b及び第2中央接合片51cにより上下方向の間隔が隔てられている。図5において、上側の第2制振部材支持部51aに設けられている第2端部接合片51b及び第2中央接合片51cと、下側の第2制振部材支持部51aに設けられている第2端部接合片51b及び第2中央接合片51cとは、単一の部材である。
第2端部接合片51b及び第2中央接合片51cは、上方に延出されている板状の部材であり、板面が往来方向に沿うように設けられている。第2制振部材支持部51aは、第2端部接合片51bと第2中央接合片51cとの間に位置する第2接合片間部位51dと、第2中央接合片51cよりも、第2端部接合片51bとは反対側に張り出している第2張り出し部位51eと、を有している。
第1制振部材支持部50aは、第2接合部材51が有する2枚の第2制振部材支持部51a間に挿入されている。このとき、第1制振部材支持部50a及び2枚の第2制振部材支持部51aには、受け梁10dの上面に設けられた踏板材支持部11、第1中央接合片50c、及び、第2中央接合片51cが挿通され、往来方向に長いスリット50f、51fが、設けられている。スリット50f、51fは、幅方向における中央近傍であって、往来方向において上階床階段部2及び下階床階段部3側(以下、単に階段部側という)と、その反対側(以下、単に反階段部側という)とにそれぞれ2つずつ設けられている。
階段部側と反階段部側とにそれぞれ設けられた2つのスリット50f、51fは、幅方向に間隔を隔てて設けられており、制振ユニット5の状態では、幅方向において上階床階段部2側のスリット50f、51fには、第1制振部材支持部50aと繋がった第1中央接合片50cが挿通されており、下階床階段部3側のスリット50f、51fには、2枚の第2制振部材支持部51aと繋がった第2中央接合片51cが挿通されている。
第1制振部材支持部50aが2枚の第2制振部材支持部51a間に挿入されている状態では、第1接合片間部位50dの上下に2枚の第2制振部材支持部51aの第2張り出し部位51eが位置し、第1張り出し部位50eの上下に2枚の第2制振部材支持部51aの第2接合片間部位51dが位置している。
2枚の第2制振部材支持部51a間に挿入された第1制振部材支持部50aの上面と、上側の第2制振部材支持部51aとは、板状の粘弾性体52を介して接合されており、第1制振部材支持部50aの下面と、下側の第2制振部材支持部51aとは、板状の粘弾性体52を介して接合されている。
制振ユニット5は、幅方向における上階床階段部2側の端部に、第1制振部材支持部50aと繋がった第1端部接合片50bが位置しており、幅方向における下階床階段部3側の端部に、第2制振部材支持部51aと繋がった第2端部接合片51bが位置している。また、中央近傍に設けられているスリット50f、51fからは、第1中央接合片50c及び第2中央接合片51cが上方に突出している。
制振ユニット5は、幅方向において踊り場4の端部側に位置して上桁垂壁部23及び下桁垂壁部33と接合されている踏板材支持部11の間に配置されている。このため、受け梁10dの幅方向において中央側に設けられている4つの踏板材支持部11は、第1制振部材支持部50a及び第2制振部材支持部51aに設けられているスリット50f、51fに挿通されている。
内側に上階段本体20が設けられている一対の上桁垂壁部23は、外側に当接された踏板材支持部11と水平方向に相対移動可能に接合されており、内側に制振ユニット5の第1端部接合片50bと第1中央接合片50cとが固定されている。内側に下階段本体30が設けられている一対の下桁垂壁部33は、外側に当接された踏板材支持部11と水平方向に相対移動可能に接合されており、内側に制振ユニット5の第2端部接合片51bと第2中央接合片51cとが固定されている。
鉄骨階段1は、鉄骨階段1が備えられている階床10a、10b間に、風や地震等により層間変位が生じると、上階床10aと繋がった上階床階段部2の上踊場踏板材22、上桁垂壁部23、第1端部接合片50b及び第1中央接合片50cを介して繋がった第1制振部材支持部50aと、下階床10bと繋がった下階床階段部3の下踊場踏板材32、下桁垂壁部33、第2端部接合片51b及び第2中央接合片51cを介して繋がった第2制振部材支持部51aとが相対変位することにより、第1制振部材支持部50aと第2制振部材支持部51aの間に設けられている粘弾性体52により振動エネルギーが吸収される。
第1実施形態の鉄骨階段1によれば、上階床10aに固定された上階床階段部2と、下階床10bに固定された下階床階段部3とが制振ユニット5により接続されているので、上階床10aと下階床10bとに生じる相対変位を制振ユニット5により吸収させて制振することが可能である。また、制振ユニット5は踊り場4の下方に配置されているので、建物の構面に備える必要がなく、平面計画に対する制約が発生しない。このため、平面計画の自由度を確保しつつもより高い制振性能を備えることが可能である。
また、制振ユニット5は、上階床階段部2に固定される第1接合部材50と、下階床階段部3に固定される第2接合部材51との間に粘弾性体52が設けられている構成なので、上階床階段部2に第1接合部材50を固定し、下階床階段部3に第2接合部材51を固定することにより、制振ユニット5を踊り場4に容易に備えることが可能である。
また、第1接合部材50が備える第1制振部材支持部50a及び第2接合部材51が備える第2制振部材支持部51aは、いずれも上踊場踏板材22及び下踊場踏板材32の下方にて上下方向に対面して設けられているので、第1接合部材50と第2接合部材51とが幅方向において単に隣接している場合よりも、互いに対面する領域を広く設けることが可能である。また、粘弾性体52は、第1制振部材支持部50aと第2制振部材支持部51aとの間に設けられているので、より広い領域において粘弾性体52を作用させることが可能である。このため、より高い制振性能を備えることが可能である。
また、2枚の第2制振部材支持部51aがなす一対の外板の各々と、第1制振部材支持部50aがなす中板との間にそれぞれ粘弾性体52が設けられているので、中板の両面において粘弾性体52を作用させることが可能である。このため、更に高い制振性能を備えることが可能である。
第1実施形態の鉄骨階段1が備える制振ユニット5は、第1制振部材支持部50a及び第2制振部材支持部51aのほぼ全域が対面して粘弾性体52が設けられている例について説明したが、これに限るものではない。例えば、上踊場踏板材22または下踊場踏板材32のいずれかの下方またはそれらの一部において、第1制振部材支持部50a及び第2制振部材支持部51aが対面している部位に粘弾性体52が設けられていてもよい。また、第1接合部材50と第2接合部材51とが対面する部位は、水平面に限らず、鉛直面であっても、上踊場踏板材22または下踊場踏板材32の下方に配置されていれば構わない。
第1実施形態の鉄骨階段1の施工方法は、図6に示すように、まず、上階床階段部2及び下階床階段部3を各々工場等により製造し(階段部製造ステップS1)、第1接合部材50と第2接合部材51との間に粘弾性体52を備えた制振ユニット5を工場等により製造する(制振ユニット製造ステップS2)。
次に、上階床階段部2、下階床階段部3、及び、制振ユニット5を、上階床10a及び下階床10bを備える建物躯体10を施工した(躯体施工ステップS3)施工現場に搬入する。
次に、搬入された上階床階段部2を上階床10aに、下階床階段部3を下階床10bに、それぞれ固定するとともに、上桁垂壁部23及び下桁垂壁部33を建物躯体10に固定されている踏板材支持部11に水平方向に移動可能に接合する(階段部固定ステップS4)。
次に、制振ユニット5の第1端部接合片50b及び第1中央接合片50cを上桁垂壁部23に固定し、第2端部接合片51b及び第2中央接合片51cを下桁垂壁部33に固定して(制振ユニット固定ステップS5)、鉄骨階段1が完成する。
第1実施形態の鉄骨階段1の施工方法によれば、上階床10a及び下階床10bを備える建物躯体10と、上階床階段部2及び下階床階段部3と、第1接合部材50と第2接合部材51との間に粘弾性体52が設けられている制振ユニット5と、は別々のステップにて各々製造されるので、各々専門の作業者等により精度良く製造することが可能である。また、建物躯体10のある施工現場に上階床階段部2及び下階床階段部3と、制振ユニット5と、を搬入し、上階床10aに上階床階段部2を固定するとともに上階床階段部2に第1接合部材50を固定し、下階床10bに下階床階段部3を固定するとともに下階床階段部3に第2接合部材51を固定することにより、高い制振性能を備えた鉄骨階段1を建物躯体に設けることが可能である。
上記第1実施形態においては、上階床階段部2と下階床階段部3とが踊り場4にて接続されて折り返す構造の鉄骨階段1を例に挙げて説明したが、これに限らず、図7に示すような、踊り場を備えない直線上に延びる鉄骨階段100であっても構わない。
具体的には、上下方向に隣り合う2つの階床10a、10b間に設けられている直線階段部110と、下階床10bを構成する梁101との間に制振部材としての粘弾性体52を備えた制振ユニット6が設けられている。基本的な構造は、第1実施形態の上階床階段部2と制振ユニット5を備えた踊り場4と同様である。
第2実施形態における鉄骨階段100は、上階床10aと下階床10bとのうちの一方である上階床10aに固定された一方階段部としての直線階段部110と、上階床10aと下階床10bとのうちの他方である下階床10bを構成する梁101とを接続する制振ユニット6と、を備えている。すなわち、第2実施形態の鉄骨階段100は、制振ユニット6が設けられる位置が、第1実施形態のように踊り場4の上踊場踏板材22及び下踊場踏板材32の下方ではなく、直線階段部110が備える一方踏板材としての階段踏板材113の下方である。
第2実施形態の直線階段部110は、複数の段板でなる踏み面を有する階段本体111と、階段本体111の幅方向における両端に設けられている桁112と、階段本体111が有する最下段の蹴上の下端と繋がった下階床10bの階段踏板材113と、を有している。桁112は、階段本体111の側部から下階床10b側の階段踏板材113の側部まで繋がっており、階段踏板材113の側部では下方に延出された桁垂壁部114を有している。
桁垂壁部114は、下階床10bを構成する梁101の上面に、上方に突出させて設けられている踏板材支持部11と、第1実施形態と同様に、ボルト・ナットにより水平方向に相対移動可能に接合されている。
制振ユニット6は、図8、図9に示すように、桁垂壁部114と繋がる第1接合部材115と、下階床10bの梁101と繋がる第2接合部材116と、第1接合部材115と第2接合部材116との間に介在される粘弾性体52と、を有している。
第1接合部材115は、桁112の幅にて直線階段部110から繋がる階段踏板材113のほぼ全領域の広さを備える平板状をなす2枚の第1制振部材支持部115aと、第1制振部材支持部115aの幅方向における両端に設けられ上方に延出され桁垂壁部114と接合される第1接合片115bと、を有している。2枚の第1制振部材支持部115aは、上下方向に間隔を隔てて対面しており、四隅近傍に設けられた第1端部接合片115bにより上下方向の間隔が保たれている。
第2接合部材116は、第1制振部材支持部115aのほぼ全領域の広さを備える平板状の第2制振部材支持部116aと、第2制振部材支持部116aの幅方向における両端部に設けられ下方に延出され下階床10bの梁101と接合される第2接合片116bと、を有している。図9において、上側の第1制振部材支持部115aに設けられている第1接合片115bと、下側の第1制振部材支持部115aに設けられている第1接合片115bとは、単一の部材である。
第2制振部材支持部116aは、2枚の第1制振部材支持部115a間に挿入されている。このとき、下側の第1制振部材支持部115aには、第2制振部材支持部116aから垂設された第2接合片116bが挿通されるスリット115cが設けられている。ここで、第1制振部材支持部115aが外板に相当し、第2制振部材支持部116aが中板に相当する。
第2制振部材支持部116aが2枚の第1制振部材支持部115a間に挿入されている状態では、2枚の第1制振部材支持部115aと第2制振部材支持部116aとがほぼ全領域で対面している。2枚の第1制振部材支持部115a間に挿入された第2制振部材支持部116aの上面と、上側の第1制振部材支持部115aとは、板状の粘弾性体52を介して接合されており、第2制振部材支持部116aの下面と、下側の第1制振部材支持部115aとは、板状の粘弾性体52を介して接合されている。
制振ユニット6は、図7、図8に示すように、幅方向において梁101上に設けられている踏板材支持部11の間に配置されている。内側に階段本体111が設けられている一対の桁垂壁部114は、外側に当接された踏板材支持部11と水平方向に相対移動可能に接合されており、内側に制振ユニット6の第1接合片115bと固定されている。第2接合部材116の第2接合片116bは、梁101に固定されている。
鉄骨階段100は、鉄骨階段100が備えられている階床間に、風や地震等により層間変位が生じると、上階床10aと繋がった直線階段部110の階段踏板材113、桁垂壁部114、第1接合片15bを介して繋がった第1制振部材支持部115aと、下階床10bの梁101と第2接合片16bにより繋がった第2制振部材支持部116aと、が相対変位することにより、第1制振部材支持部115aと第2制振部材支持部116aの間に設けられている粘弾性体52により振動エネルギーが吸収される。
第2実施形態の鉄骨階段100によれば、上階床10aに固定された直線階段部110と、下階床10bとが制振ユニット6により接続されているので、上階床10aと下階床10bとに生じる相対変位を制振ユニット6により吸収させて制振することが可能である。また、制振ユニット6は下階床10bに配置されているので、建物の構面に備える必要がなく、平面計画に対する制約が発生しない。このため、平面計画の自由度を確保しつつもより高い制振性能を備えることが可能である。
また、制振ユニット6は、直線階段部110に固定される第1接合部材115と、下階床10bを構成する梁101に固定される第2接合部材116との間に粘弾性体52が設けられている構成なので、直線階段部110に第1接合部材115を固定し、下階床10bを構成する梁101に第2接合部材116を固定することにより、下階床10bに容易に備えることが可能である。
第2実施形態の鉄骨階段100の施工方法は、図6に示す第一実施形態の施工方法と同様に、まず、直線階段部110を工場等により製造し(階段部製造ステップS1)、第1接合部材115と第2接合部材116との間に粘弾性体52を備えた制振ユニット6を工場等により製造する(制振ユニット製造ステップS2)。
次に、直線階段部110、及び、制振ユニット6を、上階床10a及び下階床10bを備える建物躯体10を施工した(躯体施工ステップS3)施工現場に搬入する。
次に、搬入された直線階段部110を上階床10aに固定するとともに、桁垂壁部114を、建物躯体10をなす梁101に固定されている踏板材支持部11に水平方向に移動可能に接合する(階段部固定ステップS4)。
次に、制振ユニット6の第1接合片115bを桁垂壁部114に固定し、第2接合片116bを梁101に固定して(制振ユニット固定ステップS5)、鉄骨階段100が完成する。
このような鉄骨階段100の施工方法によれば、上階床10a及び下階床10bを備える建物躯体10と、直線階段部110と、制振ユニット6と、は別々のステップにて各々製造されるので、各々専門の業者等により精度良く製造することが可能である。また、建物躯体10のある施工現場に直線階段部110と、制振ユニット6と、を搬入し、上階床10aに階段部を固定するとともに直線階段部110に第1接合部材115を固定し、下階床10bに第2接合部材116を固定することにより、高い制振性能を備えた鉄骨階段100を建物躯体10に設けることが可能である。
第2実施形態の鉄骨階段100は、上階床10aに固定された階段部110と下階床10bとの間に制振ユニット6が設けられている例について説明したが、これに限らず、下階床に固定された階段部と上階床との間に粘弾性体が設けられていても構わない。
上記実施形態においては、第1接合部材50、115が有する第1制振部材支持部50a、115a及び第2接合部材51、116が有する第2制振部材支持部50a、116aのいずれか一方が2枚設けられており、他方が間に介在されている例について説明したが、これに限らず、第1制振部材支持部及び第2制振部材支持部が各々1枚ずつであっても、また、その他の構成であっても、対面する第1制振部材支持部と第2制振部材支持部との間に制振部材が設けられていれば構わない。
また、上記実施形態においては、制振部材として粘弾性体52を用いる例について説明したが、これに限るものではない。例えば、第1制振部材支持部と第2制振部材支持部との間に摩擦板と滑り板とを備えた摩擦ダンパーが設けられている構成であっても構わない。
以上、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 鉄骨階段、2 上階床階段部(一方階段部)、3 下階床階段部(他方階段部)、
4 踊り場、5 制振ユニット、 6 制振ユニット、10a 上階床(一方)、
10b 下階床(他方)、22 上踊場踏板材(一方踏板材)、32 下踊場踏板材、
50 第1接合部材、50a 第1制振部材支持部材(中板)、51 第2接合部材、
51a 第2制振部材支持部材(外板)、52 粘弾性体(制振部材)、
100 鉄骨階段、110 直線階段部(一方階段部)、
113 階段踏板材(一方踏板部)、115 第1接合部材、
115a 第1制振部材支持部材(外板)、116 第2接合部材、
116a 第2制振部材支持部材(中板)、

Claims (5)

  1. 上階床と下階床との間に設けられた鉄骨階段であって、
    前記上階床と前記下階床とのうちの一方に固定された一方階段部、及び、
    前記一方階段部と、前記上階床と前記下階床とのうちの他方と、を接続する制振ユニット、
    を備え、
    前記制振ユニットは、
    前記一方階段部に固定された第1接合部材と、
    前記他方に固定された第2接合部材と、
    前記第1接合部材と前記第2接合部材との間に設けられた制振部材と、
    備え、
    前記第1接合部材は、前記一方階段部が備える一方踏板材の下方に配置される第1制振部材支持部を備え、
    前記第2接合部材は、前記一方踏板材の下方に配置され、前記第1制振部材支持部と対面する第2制振部材支持部を備え、
    前記第1制振部材支持部と前記第2制振部材支持部との間に前記制振部材が設けられていることを特徴とする鉄骨階段。
  2. 請求項1に記載の鉄骨階段であって、
    前記第2接合部材は、前記一方階段部と異なる他方階段部を介して前記他方に固定されており、
    前記制振ユニットは、前記一方階段部と、前記他方階段部との間に位置する踊り場に設けられていることを特徴とする鉄骨階段。
  3. 請求項1または請求項2に記載の鉄骨階段であって、
    前記第1制振部材支持部と前記第2制振部材支持部とのうちの一方は、間隔を隔てて対面する一対の外板をなし、
    前記第1制振部材支持部と前記第2制振部材支持部とのうちの他方は、前記一対の外板の間に介在される中板をなし、
    前記一対の外板の各々と前記中板との間に前記制振部材が設けられていることを特徴とする鉄骨階段。
  4. 請求項1に記載の鉄骨階段の施工方法であって、
    前記上階床及び前記下階床を施工する躯体施工ステップと、
    前記一方階段部を製造する階段部製造ステップと、
    前記第1接合部材と前記第2接合部材との間に前記制振部材を介在させて前記制振ユニットを製造する制振ユニット製造ステップと、
    前記上階床と前記下階床とのうちの一方に前記一方階段部を固定する階段部固定ステップと、
    前記一方階段部に前記第1接合部材を固定し、前記上階床と前記下階床とのうちの前記他方に前記第2接合部材を固定する制振ユニット固定ステップと、
    を有することを特徴とする鉄骨階段の施工方法。
  5. 請求項2に記載の鉄骨階段の施工方法であって、
    前記上階床及び前記下階床を施工する躯体施工ステップと、
    前記一方階段部及び前記他方階段部を製造する階段部製造ステップと、
    前記第1接合部材と前記第2接合部材との間に前記制振部材を介在させて前記制振ユニットを製造する制振ユニット製造ステップと、
    前記上階床と前記下階床とのうちの一方に前記一方階段部を固定し、前記上階床と前記下階床とのうちの他方に前記他方階段部を固定する階段部固定ステップと、
    前記一方階段部に前記第1接合部材を固定し、前記他方階段部に前記第2接合部材を固定する制振ユニット固定ステップと、
    を有することを特徴とする鉄骨階段の施工方法。
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