JP7139730B2 - 金属酸化物分散体、樹脂組成物および成形体 - Google Patents
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《金属酸化物分散体》
本発明の金属酸化物分散体は、平均粒子径10~100nmの金属酸化物(A)、23℃で固体のワックス(B)、ガラス転移温度(Tg)が75℃以下であるポリエステル樹脂(C)を含む。このような金属酸化物分散体を用いることで、熱可塑性樹脂(D)と混合した場合に、安定性および加工性に優れたものとすることができる。
なお、熱可塑性樹脂(D)を含有する場合は、熱可塑性樹脂組成物に該当する。
本発明の金属酸化物(A)は、金属酸化物を核とし、平均粒子径が10~100nmの金属酸化物粒子である。より好ましくは、透明性の観点から、30~80nmである。
この範囲にあることで、本発明の樹脂組成物を成形してなる成形体は、透明性に優れたものとすることができる。
具体的には、例えば、1,1,2,2-テトラクロロエタン100重量部に対してフェノール100重量部を配合した溶液50mlに、金属酸化物(A)を含有してなる金属酸化物分散体0.5gを溶解することで遊離した金属酸化物(A)を、マイクロトラックMT3300EX(日機装社製)にて粒度分布を測定することで、平均粒子径(MN)が得られる。
これらは単独あるいは混合して使用することができる。
これらの中でも、赤外遮蔽効果に優れる点から、酸化錫、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化セシウム、または酸化タングステンが好ましい。
特に好ましくは、成形体の透明性に優れる点から、酸化インジウム、または酸化アンチモンである。
そして、これを用いて得られる樹脂組成物とすることで、最終的な成形体も、ナノサイズの金属酸化物を、高濃度でありながら良好な分散状態で含有することができ、優れた透明性と赤外遮蔽効果を有することができる。
ワックス(B)は、23℃で固体のワックスである。
液状ワックスの場合、熱可塑性樹脂の粘度を下げることはできるが、ナノサイズの金属酸化物の粒子を用いた場合には凝集が起こり、分散体の安定性を得ることができない。
これに対し、ワックス(B)を用いることにより、ナノサイズの金属酸化物であっても、分散安定性が良好な金属分散体とすることができる。
また、滴点は、100℃以下であることが好ましく、滴点60~90℃であることがより好ましい。ワックスと金属酸化物の親和性が良くなることで分散性が良好となり、赤外遮蔽効果や透明性もより優れたものとすることができる。
天然ワックスとしては、例えばキャリデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろうなどの植物系ワックス、そして蜜蝋、ラノリン、鯨ろうなどの動物系ワックス、さらにモンタンワックス、オゾケライト、セレシンなどの鉱物系ワックス、またパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム等の石油ワックスなどがあげられる。
合成ワックスには、半合成ワックスと全合成ワックスがある。半合成ワックスとは、天然ワックスまたはワックス様材料を、エステル化、アミド化、酸性ワックスの中和等の化学的処理により変性したものである。合成ワックスの例としてはポリエチレン系ワックス、ポリプロピレン系ワックス、ポリスチレン系ワックスなどの合成炭化水素、そして変性オレフィンワックスなどの変性ワックス、さらにジペンタエリトリトールヘキサステアレート、12-ヒドロキシステアリン酸トリグリセライドなどの脂肪酸エステル、またステアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミドなどの脂肪酸アミド、モンタン酸エステルワックスなどが挙げられる。
これらは単独あるいは混合して使用することができる。
これらの中でも、金属酸化物(A)の濡れ性を考慮すると天然ワックスを用いることが好ましく、天然ワックスの中でも鉱物系ワックスであることがより好ましく、さらに鉱物系ワックスの中でも、モンタンワックスを用いることがとくに好ましい。
金属酸化物(A)との濡れ性が良くなることで、金属酸化物分散体を熱可塑性樹脂(D)と混合してなる樹脂組成物の分散性がより良好となる。また樹脂組成物を用いて成形される成形体の透明性がより優れたものとなり、外観を向上させることができる。
また、ワックス(B)の配合量1重量部に対する金属酸化物(A)の配合量は、5重量部以上であることで、金属酸化物(A)の表面をワックスにより十分に覆うことができ、安定に分散することが出来るために好ましい。またワックス(B)の配合量が6重量部以上である場合、透明性がより優れた成形体を得ることが出来るためにより好ましい。
ワックス(B)は、熱可塑性樹脂と比較して耐熱性に乏しいため、成形体に多量に用いると機械強度等の物性を低下させる場合があるため、金属酸化物分散体中の含有量は、30重量%以下であることが好ましい。
ポリエステル樹脂(C)は、ガラス転移温度(Tg)が75℃以下であるポリエステル樹脂である。
好ましくはTgが10℃~75℃、より好ましくは40℃~75℃である。上記の範囲内にあることでワックス(B)との相溶性が良好となり、透明性に優れる。またワックス(B)と熱可塑性樹脂(D)の界面剥離を抑制することで成形体の強度が保持できると考えられる。
金属酸化物分散体の製造方法は、金属酸化物(A)、ワックス(B)、ポリエステル樹脂(C)とを混合や溶融混合することで金属酸化物(A)を分散して製造することができる。
金属酸化物分散体は、例えば、ペレット状、粉体状、顆粒状あるいはビーズ状等の形状として得ることができ、ペレット状が好ましい。
本発明の樹脂組成物は、金属酸化物粒子(A)と、熱可塑性樹脂(D)を含有する成形体を形成するための樹脂組成物であって、金属酸化物粒子分散液と、熱可塑性樹脂(D)を含有する。
樹脂組成物は、例えば、ペレット状、粉体状、顆粒状あるいはビーズ状等の形状として得ることができ、ペレット状が好ましい。
この範囲にあることで、成形性がより良好となる。
熱可塑性樹脂(D)は、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、ポリスチレン樹脂、シクロオレフィン・コポリマー(COC)、ポリ塩化ビニル樹脂等が挙げられる。なかでもポリエステル樹脂、またはポリカーボネート樹脂が好ましい。ただし、熱可塑性樹脂(D)は、ガラス転移温度(Tg)が75℃以下であるポリエステル樹脂である場合は除く。
これらのなかでも、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、非晶性コポリエステル樹脂等のポリエステル樹脂もしくはポリカーボネート樹脂を用いることが好ましく、ポリエステル樹脂を用いることがより好ましい。
ワックス(B)は、0.1~10重量%であることが好ましく、0.1~5重量%であることがより好ましい。
ポリエステル樹脂(C)は、1~20重量%であることが好ましく、5~15重量%であることがより好ましい。
熱可塑性樹脂(D)は、40~97重量%であることが好ましく、65~95重量%であることがより好ましい。
樹脂組成物の製造方法は、金属酸化物分散体と、熱可塑性樹脂(D)とを混合や溶融混合することで製造することができる。
樹脂組成物は、例えば、ペレット状、粉体状、顆粒状あるいはビーズ状等の形状として得ることができ、ペレット状が好ましい。
これらの中でも、二軸押出機を用いるのが好ましい。
本発明の成形体は、前述した金属酸化物(A)を含有する樹脂組成物より形成される。
本発明の成形体は、樹脂組成物を、押出成形、射出成形、ブロー成形、圧縮成形、トランスファー成形、フィルム成形、カレンダー成形、紡糸成形等のいずれかの成形方法で成形することにより得られるものである。
金属酸化物粉末を少量ビーカーにとり、0.02%ヘキサメタリン酸ソーダ溶液(50mL)を添加し、超音波分散を2分間実施して分散スラリーを作製し(装置:(株)日本精機製作所製ホモジナイザ、TIPφ20、OUTPUT:8、TUNING:5)、得られたスラリーの一部をレーザー回折粒度分布測定機(日機装株式会社製マイクロトラック粒度分布測定装置MT3300)を用いて粒度を測定した。この測定で得られた凝集粒度体積基準分布図から平均粒子径(D50)を求めた。
三角フラスコ中に試料、約1gを精密に量り採り、蒸留水/ジオキサン(重量比:蒸留水/ジオキサン=1/9)混合液50mlを加えて溶解する。上記試料溶液に対して、電位差測定装置(京都電子工業株式会社製、装置名「電位差自動滴定装置 AT-710M」)を用いて、0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液(力価a)で滴定を行い、滴定終点までに必要な水酸化カリウム・エタノール溶液の量(b(mL))を測定した。乾燥状態の樹脂の値として、酸価(mgKOH/g)を次式により求めた。
酸価(mgKOH/g)={(5.611×a×F)/S}/(不揮発分濃度/100)
ただし、S:試料の採取量(g)
a:0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の消費量(ml)
F:0.1mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液の力価
滴点の測定は、ウベローデ(Ubbelohde)滴点計器を用いて、DIN 51801/2(℃)に従って求めた。
JIS K7121に従い、示差走査熱量計(エスアイアイ・ナノテクノロジー社製、DSC220)を用いて測定した。ポリエステル樹脂約10mgを同社製アルミパンに入れて密封し、昇温速度20℃/分で室温から300℃まで昇温した。得られたDSCデータより、補外ガラス転移開始温度を採用した。
<金属酸化物>
(A-1):酸化インジウム錫(ITO、CIKナノテック社製、ITO-R、平均粒子径40nm)
(A-2):アンチモンドープ酸化錫(ATO、石原産業社製、SN-100P、平均粒子径64nm)
(A-3):セシウムドープ酸化タングステン(CWO、住友金属鉱山社製、YMDS-874、平均粒子径40nm)
(B-1):モンタンワックス(クラリアント社製、Licowax E、酸価:17mgKOH/g、滴点:81℃、23℃で固体)
(B-2):モンタンワックス(クラリアント社製、Licolub WE40、酸価:25mgKOH/g、滴点:79℃、23℃で固体)
(B-3):モンタンワックス(クラリアント社製、Licolub WM31、酸価:12mgKOH/g、滴点:74℃、23℃で固体)
(B-4):ポリオレフィンワックス(クラリアント社製、Licowax PED522、酸価:22mgKOH/g、滴点:98℃、23℃で固体)
(B-5):流動パラフィン(出光興産社製、ダフニーオイルCP 酸価:0mgKOH/g、滴点:-15℃、23℃で液体)
(C-1)ポリエステル樹脂(三菱ケミカル社製、ダイアクロンER535、酸価:7mgKOH/g、Tg:60℃)
(C-2)ポリエステル樹脂(三菱ケミカル社製、ダイアクロンER502、酸価:12mgKOH/g、Tg:57℃)
(C-3)ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン296、酸価:6mgKOH/g、Tg:71℃)
(C-4)ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロンGK360、酸価:5mgKOH/g、Tg:56℃)
(C-5)ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロンGK810、酸価:5mgKOH/g、Tg:46℃)
(D-1)ポリエステル樹脂(三井化学社製、SA135、Tg:79℃、固有粘度η(a):0.83)
(D-2)ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプラスチック社製、ユーピロンS3000、固有粘度η(a):0.60)
(D-3)ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロンGK880、酸価:4mgKOH/g、Tg:84℃)
[金属酸化物分散体の製造]
金属酸化物(A-1)が50重量%、ワックス(B-1)が10重量%、ポリエステル樹脂(C-1)が40重量%となるように、それぞれをスーパーミキサー(サンテック社製)に投入し、温度20℃、時間5分の条件で撹拌した後、温度100℃に設定したラボプラストミル(東洋精機社製)にて溶融混練し、粉砕機(ホーライ社製)にて粉砕し粉体状の金属酸化物分散体(E-1)を得た。
続いて、得られた金属酸化物分散体(E-1)が20重量%、熱可塑性樹脂(D-1)が80重量%となるように、スーパーミキサー(サンテック社製)に投入し、温度20℃、時間5分の条件で撹拌した後、温度280℃に設定した二軸押出機(日本プラコン社製)にて溶融混練し、ペレット状の樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物と、熱可塑性樹脂(D-1)を成形後の金属酸化物の濃度が0.3重量%もしくは1.0重量%となるように混合し、280℃に設定した単層Tダイフィルム成形機(東洋精機社製)に投入して押出成形を行い、厚さ100μmのフィルム状成形体を得た。
実施例1の組成、および配合量(重量部)を表4~6に記載したように変更した以外は、実施例1と同様に行うことで、金属酸化物分散体、およびペレット状の樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に成形体を成形した。
得られた樹脂組成物について、「分散性」および「固有粘度」を評価した。また得られた樹脂組成物を使用して成形した成形体について「赤外遮蔽効果」および「透明性」を評価した。その結果を表7に示す。
先端に目開き17μmの金網を装着したスクリュー径が20mmの300℃に設定した単軸押出機を用い、50g相当量の金属酸化物が金網を通過するように実施例1~10、12、13で得られた樹脂組成物では500g、実施例11で得られた樹脂組成物では250g、比較例1で得られた樹脂組成物では125g、比較例2~5で得られた樹脂組成物では500gをそれぞれ押し出した。樹脂組成物中の金属酸化物の分散が不十分の場合は押出に伴って、上記金網が目詰まりをきたす。そこで、押出初期における上記金網にかかる圧力と、50g相当量の金属酸化物を含有する樹脂組成物を押し出した時の上記金網にかかる圧力との差(押出機先端部の圧力上昇値)を求め、樹脂組成物中の金属酸化物の分散状態を評価した。
数値が小さいほど、分散性が良好であることを示す。以下の基準で分散性を評価した。好ましくは5.0MPa以下であり、より好ましくは1.0MPa以下である。なお評価基準△および○が実用レベルである。
○:1.0MPa未満。良好。
△:1.0MPa以上5.0MPa未満。実用可能。
×:5.0MPa以上。実用不可。
各樹脂組成物について、フェノール:テトラクロロエタン=50:50(質量比)の混合溶媒に溶解し、濃度0.5g/dlの溶液を調整しウベローデ粘度計を用いて測定を行った。固有粘度が高い程樹脂の分解が抑制され樹脂組成物の安定性が良好であることを表し、0.5以上である場合、とくに優れているといえる。
得られたフィルム状成形体の下部に温度を検知するターゲットサンプルを配置し、フィルム状成形体の上部から赤外線ランプを照射し、30分後のターゲットサンプルの温度を測定した。30分後のターゲットサンプルの温度が低いほど赤外遮蔽効果が大きいことを表す。成形体中の金属酸化物濃度としては0.3重量%と1.0重量%の場合をそれぞれ評価した。また、フィルム状成形体の実用域としては、赤外線ランプを照射し、30分後のターゲットサンプルの温度が80℃以下である。
BYK Gardner社製の測定器「HAZE-GARD PLUS」を用いて、得られたフィルム状成形体のHAZEを測定した。成形体中の金属酸化物濃度としては0.3重量%を評価した。
数値が小さいほど、成形体の透明性が良好であることを示す。以下の基準で透明性を評価した。好ましくは10%未満であり、より好ましくは6%未満である。なお評価基準○および△が実用レベルである。
○:6%未満。良好。
△:6%以上10%未満。実用可能。
×:10%以上。実用不可。
フィルム状成形体を2号ダンベル型に打抜いて試験片とした。引張り速度100mm/分の条件で、JIS K-7127に準じて、引張破壊点伸び率を測定した。試験前の試験片を伸び率100%とした。伸び率の低下が少ないほど、衝撃を加えた際に割れやヒビが出来にくくなる。実用可能域としては、70%以上である。
Claims (9)
- 平均粒子径10~100nmの金属酸化物(A)、23℃で固体のワックス(B)およびガラス転移温度(Tg)が75℃以下であるポリエステル樹脂(C)を含み、
前記23℃で固体のワックス(B)は、酸価が1~30mgKOH/gであり、
金属酸化物(A)の含有率は、金属酸化物分散体100重量%中、10~90重量%である、
金属酸化物分散体。 - 前記金属酸化物(A)の金属は、錫、インジウム、アンチモン、セシウム、およびタングステンからなる群より選ばれるいずれか一種以上である、請求項1記載の金属酸化物分散体。
- 前記23℃で固体のワックス(B)は、滴点が100℃以下である、請求項1または2記載の金属酸化物分散体。
- 前記23℃で固体のワックス(B)は、モンタンワックスである、請求項1~3いずれか1項記載の金属酸化物分散体。
- 前記ガラス転移温度(Tg)が75℃以下であるポリエステル樹脂(C)は、酸価が1~20mgKOH/gである、請求項1~4いずれか1項記載の金属酸化物分散体。
- 請求項1~5いずれか1項記載の金属酸化物分散体、および熱可塑性樹脂(D)を含有する樹脂組成物。
- 前記金属酸化物分散体の含有量は1~40重量%であり、前記熱可塑性樹脂(D)の含有量は60~99重量である、請求項6記載の樹脂組成物。
- ペレット状である、請求項6または7記載の樹脂組成物。
- 請求項6~8いずれか1項記載の樹脂組成物より成形されてなる成形体。
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