JP2001341195A - 賦形性プラスチックリボン及び同リボンを取り付けた成型物 - Google Patents

賦形性プラスチックリボン及び同リボンを取り付けた成型物

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JP2001341195A JP2000162269A JP2000162269A JP2001341195A JP 2001341195 A JP2001341195 A JP 2001341195A JP 2000162269 A JP2000162269 A JP 2000162269A JP 2000162269 A JP2000162269 A JP 2000162269A JP 2001341195 A JP2001341195 A JP 2001341195A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 賦形性及び賦形保持性に優れるプラスチック
リボンを提供する。 【解決手段】 ポリエステル系樹脂、ポリエーテル系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン共重合体系
樹脂、ポリ炭酸エステル系樹脂の中から選択された1種
又は2種以上の熱可塑性樹脂に平均粒子径6.0μm以
下の球状又は比表面積1.0m/g以上の鱗片形状の
粒子形状を有する珪酸、珪酸塩類、炭酸塩類、金属酸化
物、金属硫化物、酸素酸塩、金属水酸化物の中から選択
された1種又は2種以上の粉体物を主成分とする賦形付
与剤を配合した熱可塑性樹脂配合物を帯状に溶融押出し
した後、前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度以下に冷却
固化し、次いで延伸倍率1.5倍〜4.0倍に延伸し
て、賦形性と賦形保持性とを有するリボン状に形成して
なることを特徴とする賦形性プラスチックリボン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば紙袋やプラ
スチック袋に用いて、その開口部の開閉口や所望の部位
からの折り曲げ固定が自在にできる、あるいは衛生マス
クに用いて、鼻筋に沿うような癖付けが該マスクにおい
て自在にできる等、成型物の所望の部位に取り付けて該
成型物の取り付け部位を容易に所望の形状に賦形するこ
とのできる賦形性プラスチックリボン及び該リボンを取
り付けた成型物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄いあるいは軟らかい袋、例えば
プラスチックのゴミ袋等を使用のため開口する時は静電
気などにより開口部がくっついた状態となっており、手
で揉むなどして開口していた。またゴミ等を収納した
後、廃棄のために閉口する場合には開口部付近を輪ゴム
等で縛るか、袋上部をよじり、輪結びするなどの繁雑な
やり方で閉口していた。
【0003】さらに、袋の使い方として袋を開口したま
ま、ベットや机のサイドに取り付けて汚物やゴミを収納
するような場合がしばしばあるが、袋が薄い場合や軟ら
かい場合は袋がうまく開口した状態を保てないため、い
ちいち袋を開口してから汚物やゴミ等を収納なければな
らない等の不便があった。
【0004】さらに別の使い方として例えば内容物の量
により袋を中途より折り曲げて持ち運ぶといった場合が
あるが、この様な場合でも薄い袋や軟らかい袋は折り曲
げ部の固定がうまくできないため折り曲げ部を手で押さ
えながら持ち運ばなければならない等の問題があった。
【0005】一方、ガーゼ布等のみからなる芯材なしの
マスクなどでは、マスクをした時鼻梁ぎわに隙間ができ
たり、マスクが鼻梁で固定できずズリ落ちたりするなど
の欠点がある。
【0006】このような問題を解決せんとして、針金を
芯材としたプラスチックの帯状物(商品名・ビニタイ
株式会社 共和製)を取り付けた袋やマスク等が市販さ
れているが、金属を芯材として用いるため不要になった
袋を廃棄する時や使用済みのマスクを廃棄する時などに
金属を除去しなければならない場合があるなどの欠点が
指摘されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は金属の芯材を
用いない熱可塑性樹脂配合物単体からなる賦形性に優れ
たプラスチックリボンを得るという課題、さらには該リ
ボンを取り付けることにより容易に所望の形状に賦形で
きる成型物を得て該成型物の使用時や運搬時の不便さを
なくすという課題を解決せんとするものである。即ち、
本発明は金属の芯材を用いない熱可塑性樹脂配合物単体
からなる賦形性に優れたプラスチックリボンを得るこ
と、及び該リボンを取り付けることにより所望の賦形能
力を有する成型物を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はポリエステル系
樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポ
リオレフィン共重合体系樹脂、ポリ炭酸エステル系樹脂
の中から選択された1種又は2種以上の熱可塑性樹脂に
平均粒子径6.0μm以下の球状又は比表面積1.0m
/g以上の鱗片形状の粒子形状を有する珪酸、珪酸塩
類、炭酸塩類、金属酸化物、金属硫化物、酸素酸塩、金
属水酸化物の中から選択された1種又は2種以上の粉体
物を主成分とする賦形付与剤を配合した熱可塑性樹脂配
合物を帯状に溶融押出しした後、前記熱可塑性樹脂のガ
ラス転移温度以下に冷却固化し、次いで延伸倍率1.5
倍〜4.0倍に延伸して、賦形性と賦形保持性とを有す
るリボン状に形成してなることを特徴とする賦形性プラ
スチックリボンである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
述するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1(a)は本発明の賦形性プラスチックリボンの一例
を示す斜視図、図1(b)は片面に接着剤を設けた本発
明の賦形性プラスチックリボンの他例を示す斜視図、図
2はリールに巻かれた形状の一例を示す本発明の賦形性
プラスチックリボンの斜視図、図3は本発明の賦形性プ
ラスチックリボンの賦形例を示す斜視図であって(a)
はリボンの片端を折り曲げた一例を示す斜視図;(b)
はリボンの両端を折り曲げた一例を示す斜視図;(c)
はリボンの略中央部を癖付けした一例を示す斜視図;
(d)はリボンの略中央部を折り曲げた一例を示す斜視
図;(e)はリボンを略中央部から折りたたむ一例を示
す斜視図;(f)はリボンを多段に折り曲げた一例を示
す斜視図、図4(a)は本発明の賦形性プラスチックリ
ボンを開口部付近に横方向に取り付けたペーパーバック
の一例を示す斜視図、図4(b)は図4(a)のように
取り付けたプラスチックリボンを折り曲げて開口部付近
を閉口したペーパーバックの一例を示す斜視図、図5
(a)は本発明の賦形性プラスチックリボンを開口部付
近に横方向に取り付けたペーパーバックの他例を示す斜
視図、図5(b)は図5(a)のように取り付けたプラ
スチックリボン部位を折り曲げて開口部を開口した状態
に維持したペーパーバックの一例を示す斜視図、図6
(a)は本発明の賦形性プラスチックリボンを腹部付近
に縦方向に取り付けたペーパーバックの一例を示す斜視
図、図6(b)は図6(a)のように取り付けたプラス
チックリボン部位を折り曲げて該折り曲げ部を固定した
ペーパーバックの一例を示す斜視図、図7(a)は本発
明の賦形性プラスチックリボンを上下のサイドエッジ部
に封入したマスクの一例を示す斜視図、図7(b)は図
7(a)のようなプラスチックリボンを封入したマスク
の使用例を示す実施例図、図8は本発明プラスチックリ
ボンの賦形性及び賦形保持性を測定するための測定モデ
ル図であって、(a)は定められた寸法にカットされた
本発明のプラスチックリボンの一例を示す斜視図;
(b)は(a)のプラスチックリボンをループ状に湾曲
させ上より一定の荷重をリボン曲部にかけたところの一
例を示す斜視図;(c)は荷重を取り除いた状態での本
発明プラスチックリボンの賦形角度の一例を示す斜視
図;(d)は(c)のプラチックリボンの賦形角度及び
該リボンを放置した時の賦形角度及び該リボンの戻り角
度の一例を示す概念図、である。尚、図中の符号のうち
1は本発明のプラスチックリボン、2は接着剤層、3は
ペーパーバック、4はリール、5はマスク、6はリボン
曲部、Rは荷重を取り除いた状態でのリボンの折れ曲
がり角度、Rは放置後のリボンの折れ曲がり角度、R
は戻り角度、Lは荷重、lはリボン長を示す。
【0010】ここにおいて、本発明の賦形性プラスチッ
クリボンは例えば図1(a)に示すごとき所望の長さの
帯状物であって、要すれば図1(b)に示すような片面
に接着剤層2を設けたものでも良い。さらに、本発明の
賦形性プラスチックリボン1は使用場所で所望の長さに
カットして使えるように例えば図2に示すようなリール
4に巻かれたものでも勿論よい。
【0011】また本発明の賦形性プラスチックリボン1
は例えば図3(a)〜(f)に示されるような所望の形
状に折曲げたり癖付けしたりすることのできるプラスチ
ックリボンである。詳しく説明すれば、本発明の賦形性
プラスチックリボン1は、ポリエステル系樹脂、ポリ
エーテル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィ
ン共重合体系樹脂、ポリ炭酸エステル系樹脂の1種又は
2種以上からなる熱可塑性樹脂に、6.0μm以下、
さらに好ましくは3.0μm以下の平均粒子径の球状又
は比表面積1.0m/g以上、さらに好ましくは10
/g以上の鱗片形状の粒子形状を持つ珪酸、珪酸塩
類、炭酸塩類、金属酸化物、金属硫化物、酸素酸塩、金
属水酸化物の中から選択された1種又は2種以上の粉体
物を主成分とする賦形付与剤を、好ましくは前記熱可塑
性樹脂100重量部に対して前記粉体物が100〜10
重量部、さらに好ましくは50〜20重量部になるよう
に配合した熱可塑性樹脂配合物を作製し、次いでこの
配合物を好ましくは全配合重量に対して90重量%以上
配合した熱可塑性樹脂配合物を帯状に溶融押出しした
後、該帯状の溶融物を前記熱可塑性樹脂のガラス転移
温度以下に冷却固化し、次いで延伸倍率1.5倍〜
4.0倍に延伸して、好ましくは、その曲部にその使
用目的及び用途に応じた大きさの負荷を受けた場合に、
その負荷を取り除かれた状態においても90度以上の賦
形度を示すような賦形性とそのものの放置後の復元率が
10%以下を示すような賦形保持性とを合わせ持つ、
好ましくは幅が2.0mm〜100mm、厚さが幅の略
1/2〜1/200の寸法を有するリボン状に形成され
たプラスチックリボン1である。尚、本発明では、賦形
性を表す賦形度は図8に示すように形成されたリボン状
物1を所定の長さにカットして試料とし(図8
(a))、この試料の両端を重ね合わすようにループ状
に湾曲させた後、30秒間該ループの上から所定の荷重
を試料の曲部6にかけ(図8(b))、次にこの荷重を
取り除き、1分後のその状態での試料の折れ曲がり角度
を測定して得られ(図8(c))、また賦形保持性
を表す復元率は前記リボンの折れ曲がり角度(R)と
さらにこのリボンをさらに10分間放置した時の折れ曲
がり角度(R)との差である戻り角度(R)を最初の
折れ曲がり角度(R)で除した値で表す(図8
(d))。
【0012】本発明の賦形性プラスチックリボン1を構
成する主要材料の一つである熱可塑性樹脂としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリ1,4
シクロヘキサンジメチレンテレフタレート等のポリアル
キレンテレフタレート、ポリエチレン2,6ナフタレー
ト、ポリテトラメチレン2,6ナフタレート等のポリア
ルキレンナフタレートに代表されるポリエステル系樹
脂、ポリメチルペンテン、ポリオキシベンゾイルエス
テル、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケト
ンに代表されるポリエーテル系樹脂、ポリエチレン、
ポリプロピレンに代表されるポリオレフィン系樹脂、
ポリエチレンーαオレフィン共重合体、ポリプロピレン
ーαオレフィン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合
体に代表されるポリオレフィン共重合体系樹脂、ポリ
カーボネートに代表されるポリ炭酸エステル系樹脂の1
種又は2種以上からなる熱可塑性樹脂が好適に使用でき
る。
【0013】また本発明の賦形性プラスチックリボン1
を構成するもう一つの主要材料である賦形付与剤として
は、ホワイトカーボンに代表される珪酸、クレー、
タルクに代表される珪酸塩類、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウムに代表される炭酸塩類、酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化
鉄、酸化鉛に代表される金属酸化物、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムに代表さ
れる金属酸化物、硫酸バリウム、ホウ酸亜鉛に代表さ
れる酸素酸塩、硫化亜鉛に代表される金属水酸化物の
中から選択された1種又は2種以上の粉体物を主成分と
する賦形付与剤が好適に使用できる。かかる賦形付与剤
を前記熱可塑性樹脂に一定量混入することにより常温に
おいて塑性変形の大きい樹脂体とすることができる。
【0014】さらに本発明では、賦形付与剤に用いられ
る上記粉体物は平均粒子径6.0μm以下、さらに好ま
しくは3.0μm以下の球状又は比表面積1.0m
g以上、さらに好ましくは10m/g以上の鱗片形状
の粒子形状を持つことが必要である。これは本発明にお
ける賦形性プラスチックリボンに繰り返しの賦形性を付
与する上で、熱可塑性樹脂への上記粉体物の親和性・分
散性がことの他重要で、平均粒子径6.0μm以下の球
状又は比表面積1.0m/g以上の鱗片形状の粒子形
状を有する粉体物は比表面積が大きく、熱可塑性樹脂へ
の親和性・分散性が飛躍的に向上する結果、従来得られ
なかった繰り返し賦形に十分な耐性を示すことができる
からである。
【0015】さらに又、賦形付与剤はその使用形態とし
て熱可塑性樹脂への親和性・分散性をさらに一層高める
手段として、ポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン共
重合体系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレ
フィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エ
ラストマーの中から選択された1種又は2種以上のビヒ
クルポリマー1重量部に対して上記粉体物3重量部以上
を混入したポリマーマスター形状として用いることがで
きる。
【0016】賦形付与剤をポリマーマスター形状とする
理由は一つには前述のごとく粉体物を直接熱可塑性樹脂
に投入した場合に生じやすい粉体物の分散不良を防ぐた
めであり、熱可塑性樹脂と賦形付与剤の親和性を高めて
繰り返しの賦形性を得んとするためであるが、もう一つ
には製造において粉体物を混入した場合の帯状に薄く均
一に押出しすることの困難性を解決せんとするためであ
る。
【0017】さらに賦形付与剤を形成するにあたっては
熱可塑性樹脂と粉体物の親和性・分散性を高める目的で
あるいはポリマーマスターに用いるビヒクルポリマーへ
の粉体物の親和性・分散性を高める目的で、粉体物を熱
可塑性樹脂又はビヒクルポリマーへ混合又は混入するに
際して、ステアリン酸、パルミチン酸等のC12以上
の飽和脂肪酸及びそのエステルもしくはエーテル、
鉛、カドミウム、バリウム、亜鉛、カルシウム等の金属
とステアリン酸、ラウリン酸、リシノール酸、ナフテン
酸、2−エチルヘキソイン酸等の化合物とからなる金属
石鹸類、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソ
デシルホスファイト、フェニルイソデシルホスファイ
ト、トリノニルフェニルホスファイト等の有機リン酸エ
ステル、カルナバワックス、キャンデリラワックス等
の天然ワックス又はメチレン・ビスステアロアミド、エ
チレン・ビスステアロアミド、ポリエチレンオキサイ
ド、低重合度ポリエチレン等の合成ワックスに代表され
るワックス類、石油系パラフィンワックス、ホワイト
ミネラルオイル(流動パラフィン)等の滑剤から選択さ
れた加工助剤を適宜選択して加えることができる。
【0018】次に選択した熱可塑性樹脂配合物中の熱可
塑性樹脂と前記賦形性付与剤に含まれる粉体物との混合
割合量について述べれば、両者の混合割合は重量比率で
好ましくは100/100〜100/10、さらに好ま
しくは100/50〜100/20である。これは添加
される賦形付与剤のうちの粉体物の量が熱可塑性樹脂量
を超える場合、得られる帯状物は硬くもろい材質を有す
るものとなり、数回の折り曲げや癖付けで折れてしまう
など本発明が求める賦形性を帯状物に与えることが困難
になるからである。また、添加される賦形付与剤のうち
の粉体物の量が熱可塑性樹脂量の10%未満である場合
には、使用する熱可塑性樹脂の樹脂弾性を殺すことがで
きず、折り曲げや癖付け時の復元率が大きく、これ又希
望する賦形性能を得ることができないからである。
【0019】一方、熱可塑性樹脂配合物のうち主材料で
ある熱可塑性樹脂と賦形付与剤の配合比率は90重量%
以上であることが好ましく、この主材料以外に添加され
る配合剤としては、群青、弁柄、酸化チタン、リトポ
ン、亜鉛華、アルミニウム粉末、魚鱗等の無機系の着色
剤、フタロシアニン系、ベンジジン系、モリブデン系、
カーボンブラック等の有機系の着色剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、難燃剤、滑剤等が適宜選択されて用いられ
る。尚、これらの配合剤の添加に際しては必要により賦
形付与剤と同様のポリマーマスターとして添加すること
も勿論できる。
【0020】さらに付け加えれば、本発明の賦形性プラ
スチックリボンにおいてはJISC3004−23に記
載の難燃性を付与することもできるが、この場合の賦形
付与剤としてはプラスチックリボンの自己消化性を高め
る目的から主として金属水酸化物や酸素酸塩から選択さ
れる粉体物を主成分とする賦形付与剤が用いられる。
【0021】次にこのようにして配合された熱可塑性樹
脂配合物は、押出し機等を用いて帯状に溶融押出しされ
た後、配合物のガラス転移温度以下に冷却固化され、次
いで例えば延伸温度90℃〜150℃で延伸倍率1.5
倍〜4.0倍に延伸され、要すれば熱セットされた後、
リール等に巻き取られて、好ましくは幅が略2.0mm
〜100mm、厚さが幅の略1/2〜1/200の寸法
を有する帯状物が得られる。
【0022】ここにおいて帯状物の幅が2.0mm未満
のものは厚さとの関係において良好なリボン形状を取り
がたく、100mmを越える幅は使用目的からみて不必
要である。また厚さは幅の略1/2〜1/200の寸法
程度が折り曲げ、癖付けといった使用上の点から最も使
用しやすくかつリボン形状を保持しやすい。
【0023】また熱可塑性樹脂のガラス転移温度は示差
走査熱量測定(JISK7121/1987)で測定さ
れるが、ガラス転移温度以下に冷却固化されないで延伸
される場合は延伸が不十分になる恐れがあり、好ましく
ない。さらに延伸倍率が1.5倍未満では必要な張力を
リボンに与えることができず、4.0倍を越えるとリボ
ンが固くなりすぎ賦形性が劣るようになるので好ましく
ない。
【0024】一方このようにして得られた本発明のプラ
スチックリボン1は前述した図8(a)〜(d)の方法
で測定すると、その曲部に1kgf/cm幅の負荷を受
けた場合に、その負荷を取り除かれた状態において90
度以上の賦形度を示すような賦形性とそのものの放置後
の復元率が10%以下であるような賦形保持性とを有す
る。
【0025】このような性能は、実用上の賦形性能を見
る上で極めて重要である。勿論その使用目的及び用途に
応じてリボンの賦形力は調整されることが必要である
が、その曲部6にその使用目的及び用途に応じて必要な
負荷を受けた場合に、その負荷を取り除かれた状態にお
いても90度以上折れ曲がっているようなリボンは、あ
る程度の力を加えなければ折り曲げたり、癖付けしたり
することができないが、一度、折り曲げたり、癖付けし
たりしたものは、その使用状況において要求される賦形
力よりも小さな力では容易に元に戻らないような性能を
付与された、いわゆる一定の賦形固定力を有する実用上
好ましい賦形性のリボンであって、任意の力で意図的に
折り曲げたり、癖付けできるリボンであるということが
できる。
【0026】さらに又本発明のプラスチックリボンは、
その使用目的及び用途に応じた荷重を取り外した状態で
の折れ曲がり角度Rと該リボン1をさらに放置した時
の折れ曲がり角度Rの差である戻り角度Rを最初の折
れ曲がり角度Rで除した値で示される放置後の復元率
が10%以下であるような賦形保持性を有するが、これ
は復元率が10%を越えるような賦形保持性を有するリ
ボン1は“戻り”が大きすぎる結果、折り曲げや癖付け
が甘くなり、賦形によるフィット性が悪くなるので好ま
しくないからである。
【0027】尚、図1〜図3に示すごとく本発明のプラ
スチックリボン1は金属等の芯材を内在させない一体成
型物であるため、金属線が内在するために生じる製品ト
ラブルや廃棄時の問題が全くない。さらに本発明のプラ
スチックリボン1は着色はもちろんのこと後染め加工の
できる染色性を有し、被着体に合ったカラフルな色彩物
を安価に提供できる。
【0028】次に図4〜図7に示す本発明のプラスチッ
クリボンの使用例について説明すれば、図4〜図6は所
望の箇所に本発明のプラスチックリボン1を取り付けて
用いられるゴミなどを収納するペーパーバック3の用途
事例であって、図4(a)は本発明のプラスチックリボ
ン1がペーパーバック3の開口部付近に該部分の横幅よ
りやや長い目に取り付けられた例を示す図であって、該
プラスチックリボン1の両端部を折り曲げることにより
図4(b)に見られるようにペーパーバック3の開口部
付近を閉口して、内容物をこぼれないようにすることが
できるものである。
【0029】また図5(a)は本発明のプラスチックリ
ボン1がペーパーバック3の開口部付近に該部分の横幅
よりやや短めに取り付けられた例を示す図であって、該
プラスチックリボン1の略中央部を折り曲げることによ
り図5(b)に見られるようにペーパーバック3の開口
部を常時開口したままの状態に保つことができるように
したものである。
【0030】さらに図6(a)は本発明のプラスチック
リボン1がペーパーバック3の幅方向の略中央部分に袋
の深さ方向即ち縦方向に取り付けられた例を示す図であ
って、ペーパーバック3を二つ折りするに際して、該バ
ック3の折線上に位置する箇所からプラスチックリボン
1を折り曲げて図6(b)に見られるようにペーパーバ
ック3を常時二つ折りされた状態に保つことができるよ
うにしたものである。
【0031】また図7(a)は本発明プラスチックリボ
ン1が上下に縫い込まれたマスクの例を示す図であっ
て、また図7(b)に示すように該マスク5は使用時に
おいて使用者の鼻梁の形状に沿うように癖付けできかつ
この状態が使用中ずっと保つことができるようにした賦
形性に優れるマスクである。
【0032】
【実施例】表1に示すごとき配合の熱可塑性樹脂配合物
を用いて表2のごとき製造条件で溶融押出−冷却−延伸
して、表3の寸法を有する賦形性プラスチックリボンを
得た。またこのプラスチックリボンの性能を調べたとこ
ろ、表4に示すごとき賦形性、賦形保持性などに優れた
性能を有していた。さらに図4及び図5の様に上記プラ
スチックリボンを開口部付近に取り付けたペーパーバッ
クと図7の様に上記の賦形性プラスチックリボンを上下
に縫い込んだマスクとを作成し、実用テストを行い、表
5のごとき結果を得た。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】表3,表4,表5の結果に示されるよう
に、本発明のプラスチックリボン並びらに該リボンを取
り付けた成型物は容易に折り曲げや癖付けの出来る賦形
性及び賦形保持性に優れたものであった。
【0039】
【発明の効果】本発明のプラスチックリボン並びに該リ
ボンを取り付けた成型物は上述のように構成されている
ので、以下のような効果を奏することができる: 賦形にあたって一定の賦形力を必要とするように設
計されているので賦形力が強くちょっとした外部からの
押圧や引圧で癖付けや折り曲げが解除されてしまう恐れ
がない; 賦形性に優れるため癖付けや折り曲げが自在でしか
もその形状を長時間にわたって保持できる; 難燃性
を付与できる; 金属線を芯材として用いないプラスチック一体物で
あるため、金属線に起因する製品トラブルや廃棄時の問
題がない; 着色や染色が自由でカラフルな製品に仕上げること
ができる; 安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は賦形性プラスチックリボンの一例を示
す斜視図。(b)は賦形性プラスチックリボンの他例を
示す斜視図。
【図2】ロール巻きされた賦形性プラスチックリボンを
示す斜視図。
【図3】(a)は一端を折り曲げた賦形性プラスチック
リボンの賦形状態の一例を示す斜視図。(b)は両端を
折り曲げた賦形性プラスチックリボンの賦形状態の一例
を示す斜視図。(c)は略中央部を癖付けした賦形性プ
ラスチックリボンの賦形状態の一例を示す斜視図。
(d)は略中央部を略45度に折り曲げた賦形性プラス
チックリボンの賦形状態の一例を示す斜視図。(e)は
略中央部を略180度に折りたたんだ賦形性プラスチッ
クリボンの賦形状態の一例を示す斜視図。(f)は多段
に折り曲げた賦形性プラスチックリボンの賦形状態の一
例を示す斜視図。
【図4】(a)は賦形性プラスチックリボンを横方向に
開口部付近に取り付けたペーパーバックの一例を示す斜
視図。(b)は取り付けた賦形性プラスチックリボンを
折り曲げて開口部付近を閉口したペーパーバックの一例
を示す斜視図。
【図5】(a)は賦形性プラスチックリボンを横方向に
開口部付近に取り付けたペーパーバックの他例を示す斜
視図。(b)は取り付けたプラスチックリボンを癖付け
して開口部を開口した状態に維持したペーパーバックの
一例を示す斜視図。
【図6】(a)は賦形性プラスチックリボンを縦方向に
腹部付近に取り付けたペーパーバックの一例を示す斜視
図。(b)は取り付けた賦形性プラスチックリボンをペ
ーパーバックごと折り曲げてペーパーバックの折り曲げ
部を固定した状態に維持したペーパーバックの一例を示
す斜視図。
【図7】(a)は賦形性プラスチックリボンを上下のサ
イド部に封入したマスクの一例を示す斜視図。(b)は
賦形性プラスチックリボンを上下のサイド端部に封入し
たマスクの使用例を示す斜視図。
【図8】(a)は賦形性プラスチックリボンの賦形性及
び賦形保持性を測定するために準備される試料の斜視
図。(b)は図8(a)の試料をループ状に湾曲させ上
より試料の曲部にかかるように荷重をかけた状態の試料
の斜視図。(c)は荷重を取り除いた状態での試料の賦
形角度の一例を示す斜視図。(d)は図8(c)の試料
の賦形角度及びその試料をさらに放置した時の賦形角度
より試料の戻り角度を示す概念図。
【符号の説明】
1 本発明の賦形性プラスチックリボン 2 接着剤層 3 ペーパーバック 4 リール 5 マスク 6 リボン(試料)の曲部 R荷重を取り除いた状態での折れ曲がり角度 R放置後の折れ曲がり角度 R 戻り角度 L 荷重 l リボン長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 67:00 B29K 67:00 71:00 71:00 105:16 105:16 B29L 7:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 4F210 AA03 AA03E AA24 AA32 AG01 QG01 QG18 4J002 AA011 AE032 AE052 BB001 BB031 BB032 BB041 BB061 BB121 BB141 CF051 CF061 CF071 CF081 CG001 CH022 CH061 CH091 DE076 DE086 DE096 DE106 DE116 DE136 DE146 DE236 DG026 DG046 DJ016 DJ036 DJ046 DK006 ED017 EF057 EG017 EH017 EP027 EW067 FD016 FD202 FD206 FD207 GT00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル系樹脂、ポリエーテル系樹
    脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン共重合体系
    樹脂、ポリ炭酸エステル系樹脂の中から選択された1種
    又は2種以上の熱可塑性樹脂に平均粒子径6.0μm以
    下の球状又は比表面積1.0m/g以上の鱗片形状の
    粒子形状を有する珪酸、珪酸塩類、炭酸塩類、金属酸化
    物、金属硫化物、酸素酸塩、金属水酸化物の中から選択
    された1種又は2種以上の粉体物を主成分とする賦形付
    与剤を配合した熱可塑性樹脂配合物を帯状に溶融押出し
    した後、前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度以下に冷却
    固化し、次いで延伸倍率1.5倍〜4.0倍に延伸し
    て、賦形性と賦形保持性とを有するリボン状に形成して
    なることを特徴とする賦形性プラスチックリボン。
  2. 【請求項2】 賦形付与剤がポリオレフィン系樹脂、ポ
    リオレフィン共重合体系樹脂、スチレン系熱可塑性エラ
    ストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタ
    ン系熱可塑性エラストマーの中から選択された1種又は
    2種以上のビヒクルポリマー1重量部に対して粉体物を
    3重量部以上混入したポリマーマスター状の賦形付与剤
    であることを特徴とする請求項1に記載の賦形性プラス
    チックリボン。
  3. 【請求項3】 賦形付与剤がC12以上の飽和脂肪酸
    及びそのエステルもしくはエーテル、金属石鹸類、
    有機リン酸エステル、天然又は合成ワックス類、滑
    剤の中から選択された1種又は2種以上の加工助剤を加
    えてなる賦形付与剤であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の賦形性プラスチックリボン。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂配合物中の熱可塑性樹脂
    と、賦形付与剤に含まれる粉体物との混合割合が重量比
    率で100/100〜100/10となるような混合割
    合であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の賦形性プラスチックリボン。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂配合物が熱可塑性樹脂と賦
    形付与剤からなる主成分を90重量%以上含む熱可塑性
    樹脂配合物であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の賦形性プラスチックリボン。
  6. 【請求項6】 形成された賦形性プラスチックリボンが
    JISC3004−23に記載の難燃性を有するプラス
    チックリボンであることを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の賦形性プラスチックリボン。
  7. 【請求項7】 形成された賦形性プラスチックリボンが
    後染め加工のできる染色性を有するプラスチックリボン
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の賦形性プラスチックリボン。
  8. 【請求項8】 形成された賦形性プラスチックリボンが
    2.0mm〜100mmの幅と該幅の1/2〜1/20
    0の寸法の厚みを有する帯状物であることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の賦形性プラスチックリ
    ボン。
  9. 【請求項9】 形成された賦形性プラスチックリボンが
    その曲部に負荷を受けた場合に、その負荷を取り除かれ
    た状態においても90度以上の賦形度を示すような賦形
    性とそのものの放置後の復元率が10%以下であるよう
    な賦形保持性とを有する帯状物であることを特徴とする
    請求項1〜8のいずれかに記載の賦形性プラスチックリ
    ボン。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の賦形
    性プラスチックリボンを所望の部位に取り付けた成型物
    であって、該取り付け部位を容易に所望の形状に賦形で
    き、かつその賦形形状を保持できる成型物であることを
    特徴とする賦形性プラスチックリボンを取り付けた成型
    物。
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WO2014082804A1 (de) * 2012-11-27 2014-06-05 Titan Umreifungstechnik Gmbh & Co. Kg Kunststoff-umreifungsband, dessen verwendung sowie verfahren zur herstellung eines solchen kunststoff-umreifungsbandes
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CN111393732A (zh) * 2020-04-02 2020-07-10 广州敬信高聚物科技有限公司 一种口罩全塑鼻梁条聚烯烃改性材料及其制备方法

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