JP7139272B2 - 車載装置 - Google Patents
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Description
本発明は、車載装置に関する。
特許文献1には、ハウジングと、このハウジングに組み込んだラウドスピーカとを備え、音響チャンネルにおいてコンバータの上方であってハウジングの頂面に成形体が配置されているスピーカ内蔵オーディオ及びビデオ装置が開示されている。
自動車に搭載して使用者と外部とを通話可能とする車載装置を構成しようとする場合、スピーカとマイクロホンとを有する装置が必要である。スピーカ及びマイクロホンを少ない工程で小さいスペースに設置するため、スピーカ及びマイクロホンを一体とした装置が必要とされている。その一方で、特許文献1に記載の装置にマイクロホンを付加して車載装置とする場合、スピーカとマイクロホンとの距離が近くなってしまいエコーが発生してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、スピーカとマイクロホンとを搭載し、エコーによるノイズを抑制することができる小型の車載装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る車載装置は、例えば、スピーカとマイクロホンとを有する車載装置であって、内部が空洞であり、前記スピーカの放音面が正面と略直交する方向を向くように前記スピーカが内部に設けられた筐体であって、正面に第1開口部が形成された筐体と、前記筐体の正面に設けられたマイクケースであって、内部に前記マイクロホンが収容されており、正面に収音孔を有するマイクケースと、前記筐体の正面に、前記マイクケースと並設される音案内部材であって、当該音案内部材を貫通する音案内孔を有する音案内部材と、を備え、前記第1開口部は、前記筐体の上面又は底面の近傍に設けられており、前記第1開口部の高さは、前記筐体の高さより小さく、正面から見て、前記音案内孔の前記第1開口部側の第2開口部の位置及び大きさは、前記第1開口部の位置及び大きさと略一致し、前記音案内孔の正面側の第3開口部は、前記マイクケースから遠い側に偏って設けられており、前記第3開口部の高さは、前記第1開口部の高さより高く、前記音案内孔の内壁の少なくとも一部は、方向の異なる複数の傾斜面を組み合わせて構成されていることを特徴とする。
本発明に係る車載装置によれば、音案内孔の正面側の第3開口部は、マイクケースから遠い側に偏って設けられているため、スピーカからの音波によるエコー信号が飽和しづらくなり、電気的な処理でエコーキャンセルが可能となる。また、内壁の少なくとも一部が、方向の異なる複数の傾斜面を組み合わせて構成されているため、スピーカからの音の向きを滑らかに変えることができる。これにより、ヘルムホルツ共鳴によるノイズを抑制することができる。
ここで、前記傾斜面の少なくとも一部は、前記第3開口部に対する傾斜角が異なる第1斜面及び第2斜面が滑らかに連結されて構成されていてもよい。これにより、音案内孔の容積を減らし、ヘルムホルツ共鳴によるノイズを抑制することができる。
ここで、前記筐体は、左右両端に第1フランジ及び第2フランジを有し、前記マイクケースは、第3フランジを有し、前記第1フランジは、前記第3フランジの外縁形状に対応する窪みを有し、前記第3フランジは、前記窪みに嵌められており、前記第1フランジ及び前記第3フランジにそれぞれ形成された第1貫通孔及び第3貫通孔に挿入される第1締結部材と、前記第2フランジに形成された第2貫通孔に挿入される第2締結部材を介して、前記筐体及び前記マイクケースが車室内に設けられてもよい。これにより、スピーカから発生する音による振動が第1マイクケースに伝わりにくくなり、マイクロホンからの音声信号に含まれるノイズを減らすことができる。
ここで、前記筐体の内壁に、前記スピーカの放音面と対向して設けられる板状部材を備え、前記筐体は、内部に略円筒形状の受け皿を有し、前記スピーカ及び前記板状部材は、前記受け皿の内部に設けられていてもよい。これにより、スピーカからの音の出口を疑似的に第1開口部にし、かつ、ヘルムホルツ共鳴により増幅される周波数を、性能を担保すべき周波数領域の外、たとえば4000Hzより大きい周波数にすることができる。
本発明によれば、スピーカとマイクロホンとを搭載し、エコーによるノイズを抑制することができる小型の車載装置を提供することができる。
以下、本発明に係る車載装置の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。以下に示す実施の形態では、本発明の車載装置を、自動車内において、緊急通話等のいわゆるハンズフリー通話を実現するための通話装置に適用した形態を例示するが、本発明の車載装置は通話装置に限定されず、自動車内に設けられたカーナビゲーション装置への入力及びカーナビゲーション装置からの音声出力を行なう装置等にも適用することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る車載装置1が設けられた自動車の車室100を模式的に示す図である。図1は、車室100を後方から前方に向かって見たときにおける、車室100の一部を模式的に示したものである。図1における横方向は、車幅方向である。
車室100内には、運転席101、助手席102等が設けられる。運転席101の前方には、ハンドル104が配置される。車室100内の前方には、主として、フロントガラス105と、ダッシュボード106と、車載装置1と、が設けられる。
ダッシュボード106の運転席101の正面には、主として、スピードメータ107、タコメータ108等が設けられる。ダッシュボード106の車幅方向における中央近傍には、主として、カーナビゲーション装置等における表示部109が設けられる。
車載装置1は、車室内の前方、かつ車幅方向における中央近傍に設けられる。例えば、車載装置1は、フロントガラス105上方の天井中央部に設けられたオーバーヘッドコンソール(図示省略)の内部に設けられる。なお、車載装置1は、ダッシュボード106の内部、例えば表示部109の裏側に設けられてもよい。
図2は、車載装置1の概略構成を示す6面図であり、(A)は正面図であり、(B)は上面図であり、(C)は底面図であり、(D)は左側面図であり、(E)は右側面図であり、(F)は背面図である。図3は、車載装置1の概略構成を示す斜視図であり、(A)は正面側・上面側からの斜視図であり、(B)は背面側・上面側からの斜視図である。車載装置1の正面はxy平面と略平行であり、正面から見て左から右に向かう方向を+x方向とし、下から上に向かう方向を+y方向とする。また、手前から奥に向かう方向を+z方向とする。
車載装置1は、スピーカとマイクロホンとを有するいわゆるスピーカ・マイク一体型の装置であり、主として、上ケース10と、下ケース20と、主基板30(図4及び図5参照)と、放音部40(図4及び図5参照)と、第1マイク部50と、第2マイク部60と、を備える。
上ケース10及び下ケース20は、車載装置1のおおよその外形を構成する筐体であり、上ケース10及び下ケース20が連結されて内部が空洞となっている。上ケース10及び下ケース20は、上ケース10の上面に設けられている細長い嵌合孔11、12に、下ケース20の凸部21、22が嵌まり込むことにより連結されている。
上ケース10は、略直方体の箱状の部材である。上ケース10には、下ケース20の上面が露出するように切り欠かれた略半円状の切欠部13が形成されている。上ケース10の左側面には、主基板30のコネクタ31(後述)が露出する略矩形形状の貫通孔17が形成されており、車載装置1の外部とコネクタ31とが連結可能になっている。上ケース10の底面には略矩形形状の突出部14が突設されている。突出部14には細長い嵌合孔14a、14bが左右方向に並んで形成されており、第2マイク部60の凸部65a、65b(後述)がそれぞれ嵌合する。
上ケース10の左右両端には、それぞれ、正面側に平面を有する略直方形状の平板である上ケースフランジ15、16がそれぞれ突設されている。上ケースフランジ15、16は、それぞれは、下ケース20の下ケースフランジ23、24に対応する形状になっており、上ケースフランジ15と下ケースフランジ23、及び上ケースフランジ16と下ケースフランジ24は互いに連結されている。上ケースフランジ15、16の略中央には、正面側から背面側に向かって貫通する上貫通孔15a、16aが形成されており、下ケースフランジ23、24には、上貫通孔15a、16aと同軸上に下貫通孔23a(図4、5参照)、24aがそれぞれ形成されている。1対の締結部材(例えば、ネジ)がそれぞれ上貫通孔15a及び下貫通孔23a、ならびに上貫通孔16a及び下貫通孔24aに挿通され、締結部材が車内に設けられたネジ穴(図示せず)に螺合することで、上ケース10及び下ケース20が締結部材を介して車室内に設けられる。
下ケース20は、放音部40(後述)を保持した状態で上ケース10の内部に収容される。下ケース20の正面側(-z側)、すなわち放音部40とは反対側には、第1マイク部50及び第2マイク部60が並設される。
第1マイク部50及び第2マイク部60は、それぞれ上ケース10及び下ケース20の正面に設けられた略直方体状の部材であり、左右方向に並んで配置されている。第1マイク部50及び第2マイク部60は、音を電気信号に変換する図示しないマイクロホンが内部に収容されている。マイクロホンは、例えばMEMS(Micro Elerctronics Mechanical System)マイクロホンである。
第1マイク部50は、第1マイクケース52と、正面の形状に対応して連結されている第1外側板53と、により外形が構成されているが、第1外側板53は第1マイクケース52と一体になっていてもよい。第1外側板53の正面の略中央には、第1マイク部50の収音孔53aが形成されている。
第1マイク部50は、正面視左側(+x側)に突出する平板状のフランジ52bを有する。フランジ52bは端面が略長方形で、下ケースフランジ23に対応する形状になっている。下ケース20の下ケースフランジ23には、第1マイク部50のフランジ52bの外縁形状に対応する長方形の窪み23bが形成されており、フランジ52bが窪み23bに嵌められている。フランジ52bの略中央には、上貫通孔15a及び下貫通孔23aに対応する位置に孔52cが設けられている。締結部材が上貫通孔15a、下貫通孔23a及び孔52cにこの順に挿入され、車室のネジ穴(図示せず)に螺合することにより、上ケース10、下ケース20及び第1マイクケース52が締結部材を介して車室内に設けられる。
第2マイク部60は、第1マイクケース52と並設されており、左右方向(x方向)の幅が第1マイク部50よりも大きい。第2マイク部60は、第2マイクケース62と、正面の形状に対応して連結されている第2外側板63と、第2マイクケースカバー64により外形が構成されているが、第2外側板63や第2マイクケースカバー64は第2マイクケース62と一体になっていてもよい。第2マイクケース62、第2外側板63及び第2マイクケースカバー64は音案内部材に相当する。音案内部材には、正面から背面に向けて(z方向に)音案内部材を貫通する音案内孔60aが形成されている。音案内孔60aは、放音部40からの音波を車載装置1の外部へ伝播させる。音案内孔60aについては、後に詳述する。
第2外側板63には、収音孔63a及び放音孔63bが設けられている。放音孔63bは、音案内孔60aに含まれ、音案内孔60aの正面側の開口部である。放音孔63bは、略矩形形状であり、第1マイクケース52(第1マイク部50)とは遠い側の端に偏って設けられている。なお、放音孔63bの形状は略矩形形状に限られない。
図4は、車載装置1の正面側・底面側からの分解斜視図である。図5は、車載装置1の正面側・上面側からの分解斜視図である。
下ケース20は、放音部40を保持する略円筒形状の受け皿28を有する。受け皿28は、下ケース20の背面側に形成されている。下ケース20は、受け皿28の上面側に放音部40を保持した状態で上ケース10の内部に収容される。つまり、上ケース10及び下ケース20の内部には、放音部40のスピーカ41の放音面が、正面と略直交する方向(y方向)を向くように設けられている。下ケース20の正面には、音孔25(第1開口部に相当)が形成されており、音孔25の開口方向は放音部40の放音方向とは異なる。
音孔25は、筐体(上ケース10及び下ケース20の組立体)の上面近傍に設けられている。音孔25の高さ方向(y方向)の大きさは、筐体の高さ方向の大きさより小さく、筐体の高さ方向の大きさの略半分程度である。
主基板30は、放音部40、第1マイク部50及び第2マイク部60とそれぞれ電気的に接続されている。主基板30は、下ケース20の上面のネジ穴27a、27b、27cと、ネジ31p、31q、31rにより連結されている。主基板30の上面には電源が供給されるコネクタ31が配置されている。また、主基板30の略中央には、放音部40の中央部が貫通する貫通孔32が形成されている。
放音部40は、主として、スピーカ41と、リング42と、板状部材43とを有する。スピーカ41、リング42及び板状部材43は、底面側から上面側に向かってこの順に積層されている。
スピーカ41は、音声等を出力する部材であり、中央部に振動板が設けられる略円盤状の部材である。スピーカ41が横向きに設けられているため、スピーカ41の厚さ方向に延びる中心線40sは、上ケース10の厚さ方向(y方向)に延びている。
スピーカ41の中央部は、上面が凹んでおり、底面が突出している。スピーカ41は、径方向に突出するリブ41a、41bを有し、リブ41a、41bはそれぞれ貫通孔411a、411bを有する。貫通孔411a、411bに挿通されるネジ41p、41qは、下ケース20のネジ穴26a、26bに螺合され、スピーカ41が下ケース20に連結される。
リング42及び板状部材43は、スピーカ41の振動板の略同心円上に設けられる部材である。板状部材43は、上面側が略平坦で、底面側がスピーカ41の凹面に入り込むように突出している。板状部材43とスピーカ41の間は空隙となっており、空隙内の空気が振動板に応じて振動するようになっている。リング42は、板状部材43の外周に対応する大きさの円環状の部材であり、リング42の両面に板状部材43及びスピーカ41が嵌合することで、板状部材43とスピーカ41とが位置決めされる。
スピーカ41が横向き、すなわちスピーカ41の放音面が正面と略直交する方向を向いているため、スピーカ41の放音面の前面にある隙間が大きいとヘルムホルツ共鳴の原因となり、特定の周波数が増幅されてしまう。本実施の形態では、受け皿28の内部にスピーカ41や板状部材43を設け、かつ、スピーカ41の放音面と対向して板状部材43が設けられているため、スピーカ41前面の空間の容積を小さくし、スピーカ41からの音の出口を疑似的に音孔25にし、これにより、ヘルムホルツ共鳴により増幅される周波数を、性能を担保すべき周波数領域の外、たとえば4000Hzより大きい周波数にすることができる。
第1マイク部50は、主として、第1マイク保持部51、第1マイクケース52、及び第1外側板53を有する。第1マイク保持部51は、マイクホルダ51aと、マイクフレキ51bと、マイククッション51cとを有する。マイクホルダ51a、マイクフレキ51b、及びマイククッション51cは、第1マイクケース52に向かってこの順に積層されており、マイクホルダ51aに形成される貫通孔に挿通されるネジ51pを介して第1マイクケース52に取り付けられる。
マイクホルダ51aは、図示しないマイクロホンを第1マイクケース52内部に押圧して保持する部材である。マイクフレキ51bはマイクロホンを支持する弾性力を有する部材であり、例えば細長い平板が屈曲されて構成されている。マイククッション51cは、マイクロホンとマイクフレキ51bとの間に挟持される弾性体である。
第1マイクケース52の収音孔52a及び第1外側板53の収音孔53aは、マイクロホンの中心線50s上に設けられており、正面視において位置が重なる。収音孔52a及び収音孔53aを通過した音が図示しないマイクロホンに導かれる。
第2マイク部60は、主として、第2マイク保持部61、第2マイクケース62、第2外側板63、及び第2マイクケースカバー64を有する。第2マイク保持部61は、マイクホルダ61aと、マイクフレキ61bと、マイククッション61cとを有し、その構成は第1マイク保持部51と略同一であるため説明を省略する。マイクホルダ61aが保持する図示しないマイクロホンの中心線60sは、z方向に延びている。
第2マイクケース62の収音孔62a及び第2外側板63の収音孔63aは、マイクロホンの中心線60s上に設けられており、正面視において位置が重なる。収音孔62a及び収音孔63aを通過した音が図示しないマイクロホンに導かれる。
第2マイクケース62の背面側は、下ケース20の前面側(-z側)に連結されており、開口部62bと音孔25とが隣接する。つまり、音案内孔60aは、音孔25に隣接して設けられている。音案内孔60aは、下ケース20の音孔25と車載装置1の外部とを連通しており、音孔25からの音波を車載装置1の外部に案内する。正面から見て、音案内孔60aの音孔25側(背面側)の開口部62bの位置及び大きさは、音孔25の位置及び大きさと略一致する。つまり、開口部62bは、第2マイクケース62の中央部かつ上面近傍に設けられている。
音案内孔60aの正面側の開口部である開口部62cと放音孔63bとは隣接している。正面から見て、開口部62cの位置及び大きさは、放音孔63bの位置及び大きさと略一致している。開口部62c及び放音孔63bは、音波を車載装置1外部に放音する放音孔である。開口部62c及び放音孔63bは略矩形形状の孔であり、開口部62c及び放音孔63bの高さは、音孔25の高さより高く、第2マイク部60の高さと略一致する。これにより、開口部62c及び放音孔63bが最大限大きくなり、放音性がよくなる。
開口部62c及び放音孔63bは、第1マイク部50から遠い側(+x側)に偏って設けられている。これにより、第1マイク部50のマイクロホンがスピーカ41からの音波の影響を受けにくくなる。例えば、スピーカ41からの放音孔と第1マイク部50のマイクロホンとの距離が近いと、スピーカ41からの音声が大きい場合にマイクロホンの音声にのるエコーが飽和してしまい、電気的な処理でエコーキャンセルができなくなってしまう。それに対し、本実施の形態では、開口部62c及び放音孔63bは、第1マイク部50から遠い側の端(+x端)近傍に設けることで、スピーカ41からの音声によるエコー成分を減らし、話者の発話をより明瞭に収音することができる。
図6(A)、(B)は、第2マイクケース62、第2外側板63及び第2マイクケースカバー64の背面側からの斜視図であり、図6(C)は、第2マイクケース62の上面側からの斜視図である。
第2マイクケース62は、上面及び背面が開口している略直方体状の部材であり、内部は空洞である。第2マイクケース62の上面側は、第2マイクケースカバー64により覆われる。なお、第2マイクケースカバー64は第2マイクケース62と一体になっていてもよい。
第2マイクケース62及び第2マイクケースカバー64により形成される空洞が音案内孔60aである。音案内孔60aの両端は、それぞれ、開口部62bと、開口部62c及び放音孔63bとである。
音案内孔60aは、第2マイクケース62の内壁である第1内壁60b、第2内壁60c、及び第3内壁60dと、第2マイクケースカバー64の内壁とにより囲まれて構成されている。第2内壁60c及び第3内壁60dは、傾斜の向きが異なる。つまり、音案内孔60aの内壁の少なくとも一部は、方向の異なる複数の傾斜面を組み合わせて構成されている。
第1内壁60bは、音案内孔60aの右側面を構成する内壁であり、第2マイクケース62の対蹠する外壁と略平行な平面である。
第2内壁60cは、音案内孔60aの左側面を構成する傾斜面であり、開口部62bの左端(-x側の端)から開口部62cの左端に向かって滑らかに斜めに傾斜している。
第3内壁60dは、音案内孔60aの底面側を構成する傾斜面であり、開口部62b及び開口部62cの下端を滑らかに接続している。第3内壁60dは、開口部62cの端面(開口面)に対する傾斜角が異なる2個の第1斜面601d及び第2斜面602dが滑らかに連結されて構成されている。第1斜面601d及び第2斜面602dは、曲率を有していてもよいし、曲率を有さない真っ直ぐな傾斜面であってもよい。また、開口部62cの開口面(xy平面)と第1斜面601dとのなす角度は、開口部62cの開口面と第2斜面602dとのなす角度より小さい。
第3内壁60dの左右端は、それぞれ第1内壁60b及び第2内壁60cに連結されている。第2内壁60cと第3内壁60dの連結部分は、滑らかな曲面60eにより連結されている。曲面60eは、開口部62bから開口部62cに向かって、+x、-y、-z方向に下降するように延びるスロープ状である。曲面60eは、傾斜面であり、特に下部において、捻じれたスロープになっている。
曲面60eは、開口部62cの開口面に対する傾斜角が異なる2個の第1曲面601e及び第2曲面602eが滑らかに連結されて構成されている。開口部62cの開口面と第1曲面601eとのなす角度は、開口部62cの開口面と第2曲面602eとのなす角度より小さい。
上述のような音案内孔60aの構成により、スピーカ41からの音の向きを滑らかに変えつつ、音案内孔60aの容積を減らし、ヘルムホルツ共鳴が抑制される。
本実施の形態によれば、スピーカ41と複数のマイクロホンとを上ケース10及び下ケース20の内部に設け、スピーカ41と複数のマイクロホンとを一つの面(ここでは、正面)に設けるため、正面が車室100内に向くように車室100内に上ケース10及び下ケース20を設置すればよく、車載装置1を小型にし、車室100内に配置しやすくすることができる。そして、開口部62c及び放音孔63bを第1マイク部50から遠い側に偏って設け、一部の面が方向の異なる複数の傾斜面を組み合わせて構成された音案内孔60aによりスピーカ41からの音を開口部62c及び放音孔63bに導くことで、スピーカ41からの音声によるエコー成分を減らすことができる。
また、本実施の形態によれば、第1斜面621fと第2斜面622fとを滑らかに連結し、開口部62cの開口面と第1斜面621fとのなす角度を開口部62cの端面と第2斜面622fとのなす角度より小さくし、かつ、第1曲面601eと第2曲面602eとを滑らかに連結し、開口部62cの端面と第1曲面601eとのなす角度を開口部62cの端面と第2曲面602eとのなす角度より小さくすることで、スピーカ41からの音の向きを滑らかに変えつつ、音案内孔60aの容積を減らし、ヘルムホルツ共鳴を抑制することができる。
図7は、車載装置1の周波数特性の一例を示す図である。図7に示すように、400Hzから4000Hzにおいて、通信規格上の許容上限値及び許容下限値が定められている。車載装置1はヘルムホルツ共鳴が抑制可能であるため、車載装置1の周波数特性は、当該周波数帯において許容上限値及び許容下限値の間に収まっている。
また、本実施の形態によれば、下ケース20と第1マイク部50とを別部品とし、下ケース20及び第1マイク部50がそれぞれ下ケースフランジ23及びフランジ52bを有し、下ケースフランジ23及びフランジ52bが締結部材により車体に共締めされているため、車載装置1の中央付近で発生するスピーカ41による振動が第1マイク部50に伝わりにくし、第1マイク部50のマイクロホンからの音声信号に含まれるノイズを減らすことができる。
なお、本実施の形態では、第2マイク部60がマイクロホンを有したが、マイクロホンは必須ではない。つまり、第2マイク部60は、第2マイクケース62、第2外側板63及び第2マイクケースカバー64を有すればよい。
また、本実施の形態では、スピーカ41の放音面を上向き(+y向き)に設け、音孔25を筐体(上ケース10及び下ケース20の組立体)の上面近傍に設けたが、スピーカ41の放音面を下向き(-y向き)に設け、音孔25を筐体の底面近傍に設けてもよい。この場合には、音案内孔60aを上下反対に構成すればよい。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、本発明において、「略」とは、厳密に同一である場合のみでなく、同一性を失わない程度の誤差や変形を含む概念である。例えば、略平行、略直交とは、厳密に平行、直交の場合には限られない。また、例えば、単に平行、直交等と表現する場合においても、厳密に平行、直交等の場合のみでなく、略平行、略直交等の場合を含むものとする。また、本発明において「近傍」とは、例えばAの近傍であるときに、Aの近くであって、Aを含んでも含まなくてもよいことを示す概念である。
1 :車載装置
10 :上ケース
11、12:嵌合孔
13 :切欠部
14 :突出部
14a、14b:嵌合孔
15、16:上ケースフランジ
15a、16a:上貫通孔
17 :貫通孔
20 :下ケース
21、22:凸部
23、24:下ケースフランジ
23a、24a:下貫通孔
23b :窪み
25 :音孔
26a、26b、27a、27b、27c:ネジ穴
28 :受け皿
30 :主基板
31 :コネクタ
31p、31q、31r:ネジ
32 :貫通孔
40 :放音部
40s :中心線
41 :スピーカ
41a、41b:リブ
41p、41q:ネジ
42 :リング
43 :板状部材
50 :第1マイク部
50s :中心線
51 :第1マイク保持部
51a :マイクホルダ
51b :マイクフレキ
51c :マイククッション
51p :ネジ
52 :第1マイクケース
52a :収音孔
52b :フランジ
52c :孔
53 :第1外側板
53a :収音孔
60 :第2マイク部
60a :音案内孔
60b :第1内壁
60c :第2内壁
60d :第3内壁
60e :曲面
60s :中心線
61 :第2マイク保持部
61a :マイクホルダ
61b :マイクフレキ
61c :マイククッション
62 :第2マイクケース
62a :収音孔
62b、62c:開口部
63 :第2外側板
63a :収音孔
63b :放音孔
64 :第2マイクケースカバー
65a、65b:凸部
100 :車室
101 :運転席
102 :助手席
104 :ハンドル
105 :フロントガラス
106 :ダッシュボード
107 :スピードメータ
108 :タコメータ
109 :表示部
411a、411b:貫通孔
601d :第1斜面
601e :第1曲面
602d :第2斜面
602e :第2曲面
621f :第1斜面
622f :第2斜面
10 :上ケース
11、12:嵌合孔
13 :切欠部
14 :突出部
14a、14b:嵌合孔
15、16:上ケースフランジ
15a、16a:上貫通孔
17 :貫通孔
20 :下ケース
21、22:凸部
23、24:下ケースフランジ
23a、24a:下貫通孔
23b :窪み
25 :音孔
26a、26b、27a、27b、27c:ネジ穴
28 :受け皿
30 :主基板
31 :コネクタ
31p、31q、31r:ネジ
32 :貫通孔
40 :放音部
40s :中心線
41 :スピーカ
41a、41b:リブ
41p、41q:ネジ
42 :リング
43 :板状部材
50 :第1マイク部
50s :中心線
51 :第1マイク保持部
51a :マイクホルダ
51b :マイクフレキ
51c :マイククッション
51p :ネジ
52 :第1マイクケース
52a :収音孔
52b :フランジ
52c :孔
53 :第1外側板
53a :収音孔
60 :第2マイク部
60a :音案内孔
60b :第1内壁
60c :第2内壁
60d :第3内壁
60e :曲面
60s :中心線
61 :第2マイク保持部
61a :マイクホルダ
61b :マイクフレキ
61c :マイククッション
62 :第2マイクケース
62a :収音孔
62b、62c:開口部
63 :第2外側板
63a :収音孔
63b :放音孔
64 :第2マイクケースカバー
65a、65b:凸部
100 :車室
101 :運転席
102 :助手席
104 :ハンドル
105 :フロントガラス
106 :ダッシュボード
107 :スピードメータ
108 :タコメータ
109 :表示部
411a、411b:貫通孔
601d :第1斜面
601e :第1曲面
602d :第2斜面
602e :第2曲面
621f :第1斜面
622f :第2斜面
Claims (4)
- スピーカとマイクロホンとを有する車載装置であって、
内部が空洞であり、前記スピーカの放音面が正面と略直交する方向を向くように前記スピーカが内部に設けられた筐体であって、正面に第1開口部が形成された筐体と、
前記筐体の正面に設けられたマイクケースであって、内部に前記マイクロホンが収容されており、正面に収音孔を有するマイクケースと、
前記筐体の正面に、前記マイクケースと並設される音案内部材であって、当該音案内部材を貫通する音案内孔を有する音案内部材と、
を備え、
前記第1開口部は、前記筐体の上面又は底面の近傍に設けられており、
前記第1開口部の高さは、前記筐体の高さより小さく、
正面から見て、前記音案内孔の前記第1開口部側の第2開口部の位置及び大きさは、前記第1開口部の位置及び大きさと略一致し、
前記音案内孔の正面側の第3開口部は、前記マイクケースから遠い側に偏って設けられており、
前記第3開口部の高さは、前記第1開口部の高さより高く、
前記音案内孔の内壁の少なくとも一部は、方向の異なる複数の傾斜面を組み合わせて構成されている
ことを特徴とする車載装置。 - 前記傾斜面の少なくとも一部は、前記第3開口部に対する傾斜角が異なる第1斜面及び第2斜面が滑らかに連結されて構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。 - 前記筐体は、左右両端に第1フランジ及び第2フランジを有し、
前記マイクケースは、第3フランジを有し、
前記第1フランジは、前記第3フランジの外縁形状に対応する窪みを有し、
前記第3フランジは、前記窪みに嵌められており、
前記第1フランジ及び前記第3フランジにそれぞれ形成された第1貫通孔及び第3貫通孔に挿入される第1締結部材と、前記第2フランジに形成された第2貫通孔に挿入される第2締結部材を介して、前記筐体及び前記マイクケースが車室内に設けられる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載装置。 - 前記筐体の内壁に、前記スピーカの放音面と対向して設けられる板状部材を備え、
前記筐体は、内部に略円筒形状の受け皿を有し、
前記スピーカ及び前記板状部材は、前記受け皿の内部に設けられている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
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- 2021-06-23 US US17/355,939 patent/US11671748B2/en active Active
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