JP7133672B1 - 運転支援装置、運転支援方法、およびプログラム - Google Patents

運転支援装置、運転支援方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の乗員が持ち得る違和感を低減すること。【解決手段】移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得する外界情報取得部と、前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得する走行情報取得部と、乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択する評価手法選択部と、前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転を評価する運転評価部と、前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させる報知制御部と、を備え、前記報知制御部は、前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記運転評価部が前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させる、運転支援装置。【選択図】図1

Description

本発明は、運転支援装置、運転支援方法、およびプログラムに関する。
車両の乗員の運転を評価する技術が知られている。例えば、特許文献1には、運転者の手動運転中における運転特性を学習する技術が開示されている。
再公表WO2019/021429号公報
しかしながら、特許文献1には、運転特性の学習が失敗した場合に、当該失敗に関する情報を通知することに関する記載がない。そのため、車両の乗員は、運転特性の学習が失敗した場合に通知を受けないことに起因して違和感を持つことが想定される。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車両の乗員が持ち得る違和感を低減することができる、運転支援装置、運転支援方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る運転支援装置、運転支援方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る運転支援装置は、移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得する外界情報取得部と、前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得する走行情報取得部と、乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択する評価手法選択部と、前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転を評価する運転評価部と、前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させる報知制御部と、を備え、前記報知制御部は、前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記運転評価部が前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させるものである。
(2):上記(1)の態様において、前記評価手法選択部は、前記乗員の操作に応じて、前記乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択するものである。
(3):上記(1)又は(2)の態様において、前記評価手法選択部は、前記乗員の操作によらず、前記乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択するものである。
(4):上記(3)の態様において、前記報知制御部は、前記評価手法選択部が、前記乗員の操作によらず、前記一つの評価手法を選択し、前記報知制御部が前記評価の開始を報知せず、かつ、前記運転評価部が前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させないものである。
(5):上記(3)又は(4)の態様において、前記報知制御部は、前記乗員の操作によらず選択された一つの評価手法にしたがって得られた前記乗員の運転の評価が閾値未満である場合、前記評価の結果を前記報知装置に報知させないものである。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記評価手法選択部は、前記運転評価部が前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法の実行に必要な前記外界情報と前記走行情報のうちの、前記不足情報を除く少なくとも一部の情報を必要とする他の評価手法を選択し、前記運転評価部は、前記他の評価手法にしたがって前記乗員の運転の評価を行い、前記報知制御部は、前記他の評価手法にしたがった前記評価の結果を前記報知装置に報知させるものである。
(7):上記(6)の態様において、前記評価手法選択部は、前記運転評価部が前記他の評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法又は前記他の評価手法の実行に必要な前記外界情報と前記走行情報のうちの、前記不足情報を除く少なくとも一部の情報を必要とする更に他の評価手法を選択し、前記報知制御部は、前記運転評価部が前記更に他の評価手法にしたがって前記乗員の運転を評価するか否かを前記乗員に問い合わせる情報を前記報知装置に報知させるものである。
(8):上記(7)の態様において、乗員の運転の過去の評価を記憶する記憶部を更に備え、
前記評価手法選択部は、前記記憶部に記憶された前記過去の評価に基づいて、前記更に他の評価手法を選択するものである。
(9):この発明の他の態様に係る運転支援方法は、コンピュータが、移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得し、前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得し、乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択し、前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転の評価を行い、前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させ、前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させるものである。
(10):この発明の他の態様に係るプログラムは、コンピュータに、移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得させ、前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得させ、乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択させ、前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転の評価を行わせ、前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させ、前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させるものである。
(1)~(10)の態様によれば、車両の乗員が持ち得る違和感を低減することができる。
(4)の態様によれば、運転の評価の開始を報知していなかった場合には不足情報を報知しないことにより、乗員が違和感を持つことを防ぐことができる。
(5)の態様によれば、自動的に実行された評価が閾値未満である場合に評価の結果を乗員に報知しないことにより、乗員が不快感を持つことを防ぐことができる。
(6)又は(7)の態様によれば、実行に失敗した評価手法が用いる情報と少なくとも一部が共通する情報を用いる他の評価手法を実行することにより、車両の乗員が持ち得る違和感を更に低減することができる。
自車両Mに搭載される運転支援システム1の機能構成の一例を示す図である。 コーチング制御部110がタッチパネル18に表示させるコーチングメニュー画面の一例を示す図である。 タッチパネル18に表示されるコーチング開始メッセージの一例を示す図である。 記憶部170に格納されるコーチング内容データ170Aの構成の一例を示す図である。 記憶部170に格納される過去評価データ170Bの構成の一例を示す図である。 運転支援装置100が動作する場面の一例を示す図である。 タッチパネル18に表示される、乗員の運転の評価を実行するための不足情報の一例を示す図である。 タッチパネル18に表示される、他のコーチング内容にしたがって乗員の運転の評価を行った結果を示す図である。 タッチパネル18に表示される、乗員の運転の評価を実行するための不足情報の別の例を示す図である。 乗員主導のコーチング時における運転支援装置100の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 システム主導のコーチング時における運転支援装置100の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の運転支援装置の実施形態について説明する。
[構成]
図1は、自車両Mに搭載される運転支援システム1の機能構成の一例を示す図である。運転支援システム1は、カメラ10と、レーダ装置12と、LIDAR14と、車両センサ16と、タッチパネル18と、報知装置20と、運転支援装置100とを備える。車両Mは、「移動体」の一例である。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し自車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM-CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
LIDAR14は、自車両Mの周辺に光(或いは光に近い波長の電磁波)を照射し、散乱光を測定する。LIDAR14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。LIDAR14は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
車両センサ16は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加減速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
タッチパネル18は、LCD(liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)などの表示部と、座標検出機構により操作者のタッチ位置が検出可能な入力部とが重畳して構成される。表示部は、操作用のGUI(Graphical User Interface)スイッチを表示する。入力部は、GUIスイッチに対するタッチ操作、フリック操作、スワイプ操作などを検出したときに、GUIスイッチへのタッチ操作がなされたこと示す操作信号を生成して、運転支援装置100に出力する。
報知装置20は、ユーザへの報知機能を有する。報知装置20は、例えば、不図示の音声出力装置に音声を出力させることによって報知してもよいし、他の装置、例えば、ユーザが保持する情報処理端末との情報通信によって報知してもよい。報知装置20は、後述する報知制御部160の制御により報知動作を行う。タッチパネル18は、表示部として機能するとき、報知装置20の一部を構成していると言える。
運転支援装置100は、例えば、コーチング制御部110と、外界情報取得部120と、走行情報取得部130と、コーチング内容選択部140と、運転評価部150と、報知制御部160と、記憶部170とを備える。コーチング制御部110と、外界情報取得部120と、走行情報取得部130と、コーチング内容選択部140と、運転評価部150と、報知制御部160とは、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め運転支援装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで運転支援装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。記憶部170は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SDカード、RAM(Random Access Memory)、レジスタ等によって実現される。
コーチング制御部110は、乗員による自車両Mの運転のコーチングに関する様々な制御を行う。ここで、コーチングとは、前走車両への追従停止やブレーキ判定など、乗員が設定した目的にしたがって乗員による自車両Mの運転を評価し、当該評価を乗員に伝えることにより、運転の改善を促すものである。例えば、前走車両への追従停止の場合、相対速度と自車速度に応じた停車もしくは減速可能である程度の前方車両との車間距離と、ゼロに近い前走車両の相対速度を維持したまま停止した場合に高い評価が与えられる。コーチング制御部110は、例えば、乗員がコーチングに関する詳細を指定するためのコーチングメニュー画面をタッチパネル18に表示させたり、タッチパネル18のコーチングメニュー画面上で入力された乗員の選択を受信して、当該選択に応じた処理を実行する。
図2は、コーチング制御部110がタッチパネル18に表示させるコーチングメニュー画面の一例を示す図である。図2において、領域A1はコーチング内容を選択するためのドロップダウンリストを示し、領域A2はコーチング開始ボタンを示す。自車両Mの乗員が領域A2のコーチング開始ボタンを押下すると、当該内容がコーチング制御部110に送信され、コーチング制御部110はコーチングを実行する。このとき、報知制御部160は、タッチパネル18上にコーチングを開始する旨のメッセージを表示するとともに、報知装置20に、例えば、音声によって、コーチングの開始を乗員に報知させる。
図3は、タッチパネル18に表示されるコーチング開始メッセージの一例を示す図である。図3において、領域A3はコーチングに関する詳細情報を示している。この場面において、乗員は領域A1において「追従停止」を選択し、かつ領域A2においてコーチング開始ボタンを押下したため、「追従停止コーチングを開始します。」というメッセージが表示されている。乗員が他のコーチング内容を選択してコーチング開始ボタンを押下した場合も同様に、類似の開始メッセージが表示される。
外界情報取得部120は、カメラ10、レーダ装置12、およびLIDAR14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、自車両Mの周囲に存在する周辺物体の種類と、自車両Mから見た当該周辺物体の相対位置および相対速度などの外界情報を取得する。走行情報取得部130は、車両センサ16から自車両Mの速度および加減速度を含む走行情報を取得する。
コーチング内容選択部140は、乗員によるコーチング開始ボタンの押下に応じて、記憶部170に格納されたコーチング内容データ170Aから、乗員の運転を評価するための複数のコーチング内容から一つのコーチング内容を選択する。コーチング内容選択部140は、さらに、所定のタイミングで、乗員の操作によらず、複数のコーチング内容から一つのコーチング内容を選択する。後述するように、その後、運転評価部150は、選択されたコーチング内容にしたがって乗員の運転の評価を実行する。コーチング内容は、「評価手法」の一例であり、コーチング内容選択部140は、「評価手法選択部」の一例であり、乗員によるコーチング開始ボタンの押下は、「乗員の操作」の一例である。
図4は、記憶部170に格納されるコーチング内容データ170Aの構成の一例を示す図である。図4に示す通り、コーチング内容データ170Aは、IDに対して、コーチング内容と、下位IDと、必要情報などの情報が対応付けられたものである。
必要情報は、運転評価部150が、対応するコーチング内容にしたがって乗員の運転を評価するために必要とする外界情報および走行情報である。例えば、ID1のレコードの場合、運転評価部150は、前走車両との車間距離と、前走車両の相対速度と、前走車両の正の速度と、加減速度とを用いて、乗員の運転を「追従停止」の観点から評価する。
下位IDは、あるコーチング内容の必要情報のうちの少なくとも一部を必要とする他のコーチング内容のIDを示す情報である。コーチング内容選択部140は、運転評価部150があるコーチング内容にしたがった乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、当該コーチング内容の下位IDを参照し、下位IDに対応するコーチング内容を選択する。これにより、あるコーチング内容が実行できなかった場合、内容が近い代替のコーチング内容を選ぶことができるとともに、当該代替のコーチング内容にしたがったコーチングが実行可能である可能性を高めることができる。
図5は、記憶部170に格納される過去評価データ170Bの構成の一例を示す図である。過去評価データ170Bは、自車両Mの乗員ごとに生成されるものである。図5に示す通り、過去評価データ170Bは、コーチング内容に対して、評価結果などの情報が対応付けられたものである。
評価結果は、運転評価部150が対応するコーチング内容を過去に実行することによって得られた評価の結果を示す情報である。評価結果は、例えば、評価結果が上級であることを示す「A」、評価結果が中級であることを示す「B」、及び評価結果が初級であることを示す「C」のうちのいずれかの値を取り得る。
運転評価部150は、外界情報取得部120が取得した外界情報と、走行情報取得部130が取得した走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、コーチング内容選択部140によって選択されたコーチング内容にしたがって乗員の運転を評価する。この場合、外界情報と走行情報とのうちの少なくとも一方とは、図4に示した必要情報に対応する。
報知制御部160は、図3に示した通り、運転評価部150がコーチング内容選択部140によって選択されたコーチング内容にしたがって乗員の運転を評価する際に、当該評価の開始をタッチパネル18に表示させたり、報知装置20に報知させる。また、報知制御部160は、運転評価部150による乗員の運転の評価が完了すると、評価の結果をタッチパネル18に表示させたり、報知装置20に報知させる。報知制御部160は、さらに、報知装置20に評価の開始を報知させ、かつ運転評価部150が選択されたコーチング内容にしたがった乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、当該コーチング内容にしたがった乗員の運転の評価を実行するために不足している、外界情報と走行情報のうちの不足情報をタッチパネル18に表示させたり、報知装置20に報知させる。
記憶部170は、上述したコーチング内容データ170Aと過去評価データ170Bとを記憶する。
[乗員主導のコーチング時における動作]
次に、乗員主導のコーチング時における運転支援装置100の動作について説明する。ここで、乗員主導のコーチングとは、乗員によるコーチングメニューの操作によって実行されるコーチングを意味する。
図6は、本実施形態に係る運転支援装置100が動作する場面の一例を示す図である。図6において、自車両Mは道路L1を走行しており、進行方向前方にある交差点前で停車しようとしている。このとき、自車両Mの前方には前走車両M1が存在するため、自車両Mの乗員は、図3に示す通り、コーチング内容として「追従停止」を選択し、コーチング開始ボタンを押下したとする。
この場面において、コーチング内容選択部140は、乗員によるコーチング開始ボタンの押下に応じて、記憶部170に格納されたコーチング内容データ170Aから「追従停止」を選択し、運転評価部150は、選択された「追従停止」にしたがって乗員の運転を評価しようとする。このときの必要情報は、前走車両との車間距離と、前走車両の相対速度と、前走車両の正の速度と、加減速度である。
しかし、一方、前走車両M1は既に交差点前で停車しているため、前走車両M1の速度はゼロである。その結果、運転評価部150は、必要情報として前走車両M1の正の速度を取得することができず、「追従停止」にしたがって乗員の運転を評価することができない。そこで、報知制御部160は、「追従停止」にしたがった乗員の運転の評価を実行するために不足している、前走車両M1の正の速度に関する不足情報をタッチパネル18に表示させるとともに、報知装置20に報知させる。
図7は、タッチパネル18が表示する、乗員の運転の評価を実行するための不足情報の一例を示す図である。図7に示す通り、前走車両M1が停止していることに起因して、領域A3には、「前走車両が停止しているため、追従停止コーチングは実行できません。」というメッセージが表示されている。この構成により、車両の乗員は、コーチングの失敗を報知されないことによる違和感を持つことなく、コーチングが失敗した事実を把握することができる。
コーチング内容選択部140は、運転評価部150が選択されたコーチング内容にしたがった乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、当該コーチング内容の実行に必要な外界情報と走行情報のうちの、不足情報を除く少なくとも一部の情報を必要とする他のコーチング内容を選択する。具体的には、コーチング内容選択部140は、図4のコーチング内容データ170Aにおける当該コーチング内容に紐づく下位IDを参照して、当該下位IDに対応するコーチング内容を選択する。次に、運転評価部150は、選択されたコーチング内容にしたがって乗員の運転の評価を行い、報知制御部160は、評価の結果をタッチパネル18に表示させるとともに、報知装置20に報知させる。
図7の場面においては、「追従停止」にしたがった乗員の運転の評価に失敗したため、コーチング内容選択部140は、コーチング内容データ170Aにおける「追従停止」のレコードを参照し、下位IDは2であることを認識する。そのため、コーチング内容選択部140は、次に、コーチング内容データ170AにおけるID2のレコードを参照し、他のコーチング内容として、「ブレーキ判定」を選択する。次に、運転評価部150は、「ブレーキ判定」にしたがって乗員の運転の評価を行い、報知制御部160は、評価の結果をタッチパネル18に表示させるとともに、報知装置20に報知させる。
図8は、タッチパネル18に表示される、他のコーチング内容にしたがって乗員の運転の評価を行った結果を示す図である。図8に示す通り、領域A1では、コーチング内容として「追従停止」が選択されている一方、領域A3では、評価結果として、「適切にブレーキをかけられています。」というメッセージが表示されている。この構成により、車両の乗員は、あるコーチング内容にしたがった運転の評価が失敗した場合であっても、類似する他のコーチング内容にしたがった運転の評価を受けることができる。
図9は、タッチパネル18に表示される、乗員の運転の評価を実行するための不足情報の別の例を示す図である。図9は、自車両Mの乗員がコーチング内容として「連続カーブ」を選択し、コーチング開始ボタンを押下したものの、推奨走行軌跡情報を取得できなかったことにより、運転評価部150による評価に失敗した例を示している。走行情報取得部130によって自車両Mの速度および加減速度の情報は取得され、外界情報取得部120によって車線に関する情報は取得されていると仮定する。
このとき、コーチング内容選択部140は、図7の場合と同様に、コーチング内容データ170Aにおける「連続カーブ」のレコード、すなわち、ID4のレコードを参照し、「連続カーブ」に紐づく下位IDのコーチング内容を取得しようとする。しかし、このとき、「連続カーブ」のレコードには下位IDが存在しないため、コーチング内容選択部140は、下位IDに紐づく他のコーチング内容を選択することができない。
そこで、コーチング内容選択部140は、下位IDに紐づく他のコーチング内容にしたがった乗員の運転の評価が実行できなかった場合に、コーチング内容又は他のコーチング内容の実行に必要な外界情報と走行情報のうちの、不足情報を除く少なくとも一部の情報を必要とする更に他のコーチング内容を選択する。具体的には、図9の場面において、自車両Mの速度および加減速度に関する情報と、車線に関する情報は取得されており、一方、図4のコーチング内容データ170Aにおいては、「ブレーキ判定」のコーチング内容と、「車線内維持初級」のコーチング内容と、「車線内維持初級」のコーチング内容とが加減速度を必要情報としている。前走車両との車間距離に関する情報は取得されていないため、更に他のコーチング内容として、「車線内維持初級」と「車線内維持上級」が候補として挙げられる。
ここで、コーチング内容選択部140は、更に他のコーチング内容の候補が複数個取得された場合、記憶部170に記憶された過去評価データ170Bに基づいて、更に他のコーチング内容を一つ選択する。図4の過去評価データ170Bを参照すると、自車両Mの乗員の「車線内維持」の評価結果は「C」、すなわち、初級であることが分かる。そこで、コーチング内容選択部140は、初級に対応する「車線内維持初級」を更に他のコーチング内容として選択し、報知制御部160は、図9の領域A3に示す通り、選択された更に他のコーチング内容を実行するか否かを問い合わせる問い合わせ情報をタッチパネル18に表示する。その後、自車両Mの乗員が領域A4に示す代替コーチング開始ボタンを押下することによって、更に他のコーチング内容にしたがった運転の評価が実行される。
[動作の流れ]
次に、図10を参照して、運転支援装置100によって実行される動作の流れについて説明する。図10は、乗員主導のコーチング時における運転支援装置100の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、運転支援装置100は、コーチング制御部110を用いて、自車両Mの乗員によってタッチパネル18上でコーチング内容が選択された状態でコーチング開始ボタンが押下されたことを受け付ける(ステップS100)。次に、運転支援装置100は、報知制御部160を用いて、コーチング開始メッセージをタッチパネル18に表示させるとともに、報知装置20にコーチングの開始を報知させる(ステップS101)。次に、運転支援装置100は、運転評価部150を用いて、外界情報取得部120によって取得された外界情報と、走行情報取得部130によって取得された走行情報とに基づいて、選択されたコーチング内容にしたがったコーチングが実行可能か否かを判定する(ステップS102)。選択されたコーチング内容にしたがったコーチングが実行可能と判定された場合には、運転支援装置100は、運転評価部150を用いて、選択されたコーチング内容にしたがったコーチングを実行する。
一方、選択されたコーチング内容にしたがったコーチングが実行可能ではないと判定された場合には、運転支援装置100は、報知制御部160を用いて、当該コーチング内容にしたがったコーチングを実行するための不足情報をタッチパネル18に表示させたり、報知装置20に報知させる(ステップS104)。次に、運転支援装置100は、コーチング内容選択部140を用いてコーチング内容データ170Aを参照し、当該コーチング内容に紐づく、実行可能な下位のコーチング内容が存在するか否かを判定する。実行可能な下位のコーチング内容が存在すると判定された場合には、コーチング内容選択部140は、当該下位のコーチング内容を選択し(ステップS106)、運転評価部150は、選択された下位のコーチング内容にしたがったコーチングを実行する。
一方、実行可能な下位のコーチング内容が存在しないと判定された場合には、コーチング内容選択部140は、コーチング内容又は下位のコーチング内容の実行に必要な外界情報と走行情報のうちの、不足情報を除く少なくとも一部の情報を必要とする、実行可能な更に他のコーチング内容が存在するか否かを判定する(ステップS107)。実行可能な更に他のコーチング内容が存在しないと判定された場合には、これはすなわち、実行可能なコーチング内容が一つも存在しないことを意味しているため、運転支援装置100は、フローチャートの処理を終了する。
一方、実行可能な更に他のコーチング内容が存在すると判定された場合には、運転支援装置100は、コーチング内容選択部140を用いて過去評価データ170Bを参照し、乗員の評価に応じた更に他のコーチング内容を選択する(ステップS108)。次に、運転支援装置100は、報知制御部160を用いて、選択された更に他のコーチング内容を実行するか否かを問い合わせる問い合わせ情報を、代替コーチング開始ボタンと合わせて、タッチパネル18に表示させる(ステップS109)。自車両Mの乗員が代替コーチング開始ボタンを押下すると、運転評価部150は、当該更に他のコーチング内容にしたがったコーチングを実行する。
[システム主導のコーチング時における動作]
次に、システム主導のコーチング時における運転支援装置100の動作について説明する。ここで、システム主導のコーチングとは、乗員の操作によらず、コーチング制御部110により、所定のタイミングで自動的に実行されるコーチングを意味する。以下、乗員主導のコーチングとの差異を中心に説明を行う。
報知制御部160は、コーチング内容選択部140が、乗員の操作によらず、一つのコーチング内容を選択し、報知制御部160がコーチングの開始を報知しておらず、かつ、運転評価部150が当該コーチング内容にしたがったコーチングを実行できなかった場合には、当該コーチング内容にしたがったコーチングを実行するための不足情報を、報知装置20に報知させない。これは、自車両Mの乗員がコーチングメニューを操作しておらず、かつコーチングの実行を報知していないにも関わらず不足情報を報知することは、乗員が違和感を持ち得るからである。
報知制御部160は、さらに、乗員の操作によらず選択された一つのコーチング内容にしたがって得られた乗員の運転の評価が閾値未満である場合、当該評価の結果を報知装置20に報知させない。例えば、報知制御部160は、乗員の運転の評価が「B」又は「C」であるとき、当該評価の結果を報知装置20に報知させない。これは、乗員が自身の意思によってコーチングを実行していないにも関わらず、良好ではない評価を報知することは、乗員が不快感を持ち得るからである。
図11を参照して、以上の通り説明したシステム主導のコーチング時における運転支援装置100の動作について説明する。図11は、システム主導のコーチング時における運転支援装置100の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、運転支援装置100は、コーチング内容選択部140を用いて、乗員の操作によらず、一つのコーチング内容を選択する(ステップS200)。次に、運転支援装置100は、運転評価部150を用いて、外界情報取得部120によって取得された外界情報と、走行情報取得部130によって取得された走行情報とに基づいて、選択されたコーチング内容にしたがったコーチングが可能か否かを判定する(ステップS201)。選択されたコーチング内容にしたがったコーチングが可能ではないと判定された場合には、報知制御部160は、当該コーチング内容にしたがったコーチングを実行するための不足情報を、報知装置20に報知させない(ステップS202)。
一方、選択されたコーチング内容にしたがったコーチングが可能であると判定された場合には、運転評価部150は、当該コーチング内容にしたがった運転の評価を算出する(ステップS203)。次に、報知制御部160は、算出された運転の評価が「A」であるか否かを判定する(ステップS204)。算出された運転の評価が「A」であると判定された場合には、報知制御部160は、評価結果を報知装置20に報知させる(ステップS205)。一方、算出された運転の評価が「A」ではないと判定された場合には、報知制御部160は、評価結果を報知装置20に報知させない(ステップS206)。これにより、本フローチャートの処理が終了する。
以上の通り説明した本発明の実施形態によれば、報知制御部160は、報知装置20にコーチングの開始を報知させ、かつ運転評価部150がコーチング内容にしたがった乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、当該コーチング内容にしたがった乗員の運転の評価を実行するために不足している、外界情報と走行情報のうちの不足情報を報知装置20に報知させる。これにより、車両の乗員が持ち得る違和感を低減することができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得し、
前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得し、
乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択し、
前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転の評価を行い、
前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させ、
前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させる、
ように構成されている、車両支援装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 カメラ
12 レーダ装置
14 LIDAR
16 車両センサ
18 タッチパネル
20 報知装置
100 運転支援装置
110 コーチング制御部
120 外界情報取得部
130 走行情報取得部
140 コーチング内容選択部
150 運転評価部
160 報知制御部
170 記憶部
170A コーチング内容データ
170B 過去評価データ

Claims (10)

  1. 移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得する外界情報取得部と、
    前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得する走行情報取得部と、
    乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択する評価手法選択部と、
    前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転を評価する運転評価部と、
    前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させる報知制御部と、を備え、
    前記報知制御部は、前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記運転評価部が前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させる、
    運転支援装置。
  2. 前記評価手法選択部は、前記乗員の操作に応じて、前記乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択する、
    請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記評価手法選択部は、前記乗員の操作によらず、前記乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択する、
    請求項1または2に記載の運転支援装置。
  4. 前記報知制御部は、
    前記評価手法選択部が、前記乗員の操作によらず、前記一つの評価手法を選択し、
    前記報知制御部が前記評価の開始を報知せず、かつ、
    前記運転評価部が前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、
    前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させない、
    請求項3に記載の運転支援装置。
  5. 前記報知制御部は、前記乗員の操作によらず選択された一つの評価手法にしたがって得られた前記乗員の運転の評価が閾値未満である場合、前記評価の結果を前記報知装置に報知させない、
    請求項3又は4に記載の運転支援装置。
  6. 前記評価手法選択部は、前記運転評価部が前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法の実行に必要な前記外界情報と前記走行情報のうちの、前記不足情報を除く少なくとも一部の情報を必要とする他の評価手法を選択し、
    前記運転評価部は、前記他の評価手法にしたがって前記乗員の運転の評価を行い、
    前記報知制御部は、前記他の評価手法にしたがった前記評価の結果を前記報知装置に報知させる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の運転支援装置。
  7. 前記評価手法選択部は、前記運転評価部が前記他の評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法又は前記他の評価手法の実行に必要な前記外界情報と前記走行情報のうちの、前記不足情報を除く少なくとも一部の情報を必要とする更に他の評価手法を選択し、
    前記報知制御部は、前記運転評価部が前記更に他の評価手法にしたがって前記乗員の運転を評価するか否かを前記乗員に問い合わせる情報を前記報知装置に報知させる、
    請求項6に記載の運転支援装置。
  8. 乗員の運転の過去の評価を記憶する記憶部を更に備え、
    前記評価手法選択部は、前記記憶部に記憶された前記過去の評価に基づいて、前記更に他の評価手法を選択する、
    請求項7に記載の運転支援装置。
  9. コンピュータが、
    移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得し、
    前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得し、
    乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択し、
    前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転の評価を行い、
    前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させ、
    前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させる、
    運転支援方法。
  10. コンピュータに、
    移動体の周囲の対象物に関する情報である外界情報を取得させ、
    前記移動体の走行状態に関する情報である走行情報を取得させ、
    乗員の運転を評価するための複数の評価手法から一つの評価手法を選択させ、
    前記外界情報と前記走行情報とのうちの少なくとも一方に基づいて、前記評価手法にしたがって前記乗員の運転の評価を行わせ、
    前記評価の開始と、前記評価の結果とを報知装置に報知させ、
    前記報知装置に前記評価の開始を報知させ、かつ前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行できなかった場合に、前記一つの評価手法にしたがった前記乗員の運転の評価を実行するために不足している、前記外界情報と前記走行情報のうちの不足情報を前記報知装置に報知させる、
    プログラム。
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