JP2020077266A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の違和感を抑制した自動運転制御を行うことができる車両制御装置を提供する。【解決手段】自動運転モードと、運転者が関与する運転者関与モードとを切り替え可能な車両を制御する車両制御装置であって、車両の死角となる領域の境界を特定し、特定した死角境界上に位置すると仮定された移動体と車両とが衝突しない走行計画を生成する。走行計画生成部が生成した走行計画が所定条件を満たすか否かを判断し、走行計画が所定条件を満たすと判断した場合に、車両を前記自動運転モードから前記運転者関与モードに切り替える。【選択図】図4

Description

本発明は、車両制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、自車両が交差点に近づいたときに、壁や他車両などの障害物に遮られてセンサ類が移動体を検出できない死角領域を検出し、当該死角領域の外縁である死角境界上に他車両が存在すると仮定し、当該他車両と自車両が衝突し得るか否かを判断する車両制御装置が知られている。
より具体的には、センサ類の検出範囲内であって自車両が所定時間内に到達し得る位置に対して、自車両が当該位置に到達する時間と、死角境界上に存在すると仮定した他車両が当該位置に最短で到達する時間とを算出及び比較し、後者(他車両が当該位置に最短で到達する時間)の方が短い場合に、自車両と他車両が衝突し得ると判断する。衝突し得ると判断した場合、表示装置に自車両と他車両とが衝突する旨の表示を行って乗員に報知する。
特開2009−230455号公報
自動運転車両が、他車両との衝突を避けるために、乗員の予想と異なる挙動を行う場合、乗員は違和感を覚える可能性がある。したがって、乗員に与える違和感を抑制する点で更なる改善の余地がある。
そこで本発明は、上記のような違和感を抑制することができる車両制御装置を提供することを課題とする。
本発明に係る車両制御装置は、自動運転モードと、運転者が関与する運転者関与モードとを切り替え可能な車両を制御する車両制御装置であって、 前記車両の死角となる領域の境界を特定する死角境界特定部と、前記死角境界特定部が特定した前記死角境界上に位置すると仮定された移動体と前記車両とが衝突しない走行計画を生成する走行計画生成部と、を備え、前記走行計画生成部が生成した前記走行計画が所定条件を満たすか否かを判断する判断部と、前記判断部が、前記走行計画が前記所定条件を満たすと判断した場合に、前記車両を前記自動運転モードから前記運転者関与モードに切り替える切替部と、を備えることを特徴とする、車両制御装置である。
この車両制御装置では、死角内に位置すると仮定された移動体との衝突を避けるよう計画された走行計画が、乗員に違和感を与える可能性が高い場合に、運転者が関与しない自動運転モードを継続せず、運転者が関与する運転者関与モードに切り替える。したがって、死角特定によって衝突を防止して安全を担保しつつ、乗員の違和感を抑制した制御を行うことが可能となる。ここで、「乗員」とは、車両に乗車中の者を指し、車両内部で車両を運転する者を含み、車両内部で車両を運転しない者も含む。「運転者」とは、車両内部で車両を運転する者を含み、遠隔地(いわゆるオペレーションセンタ)から車両を遠隔操作する遠隔操作者(いわゆるオペレータ)も含む。また、「自動運転モード」とは、車両の走行に運転者が関与しないモードである。また、「操作者関与モード」とは、車両内部で車両を運転する者が運転者として車両を運転するモードと、遠隔操作者が運転者として車両を遠隔操作するモードとを含む。
本発明に係る車両制御装置は、前記所定条件は、前記走行計画生成部が生成した前記走行計画における速度、加速度又はヨーレートが所定閾値以上であることとしてもよい。このような構成によると、生成された走行計画が速度、加速度、又はヨーレートが所定値より大きい場合を、乗員に違和感を与える可能性が高い場合であると判断することができるので、乗員の違和感を更に抑制することができ、本発明の上記効果は顕著となる。
本発明に係る車両制御装置は、前記判断部が、前記走行計画が前記所定条件を満たすと判断した場合に、前記切替部が前記車両を前記自動運転モードから前記運転者関与モードに切り替える前に、前記車両が前記自動運転モードから前記運転者関与モードに切り替わることを前記運転者に報知する報知部と、をさらに備えることとしてもよい。このような構成によると、乗員に違和感を与える可能性が高い場合に、運転モードの切り替えに先立って運転者に報知するので、運転者は運転操作を引き継ぐ準備を適切に行うことができる。したがって、乗員の違和感を抑制した制御を行いつつ、利便性をさらに向上させることができる。
本発明に係る車両制御装置は、前記判断部が判断を行う判断位置として、第一判断位置と、前記第一判断位置よりも前記車両の前方に位置し、且つ前記仮定された移動体と衝突しない第二判断位置と、を含み、前記判断部は、前記第一判断位置で前記走行計画が所定条件を満たすか否かを判断した後、前記第二判断位置で再度前記走行計画が所定条件を満たすか否かを判断することとしてもよい。このような構成によると、たとえば交差点の手前で一時停止して(第一判断位置)判断を行った後、さらに前進した位置(第二判断位置)まで移動して、走行計画が所定条件を満たすか否かを再度判断することができる。したがって、第一判断位置で運転者関与モードへ切り替える必要があると判断された場合であっても、第二判断位置で当該切り替えの必要はない、すなわち自動運転モードを継続可能である、と判断することができる。つまり、このような構成を備えない場合と比較して、不必要に運転者関与モードへ切り替えることを抑制できるので、乗員の違和感を抑制した制御を行いつつ、利便性をさらに向上させることができる。
本発明に係る車両制御装置は、地図データベースと、前記地図データベースに基づいて、前記車両が走行する車線が、前記仮定された移動体が走行する車線に対して優先道路であるか否かを判断する道路種別判断部と、をさらに備え、前記車両が走行する車線が優先道路であるか否かを判断する道路種別判断部と、をさらに備え、前記走行計画生成部は、前記道路種別判断部が、前記車両が走行する車線が優先道路であると判断した場合には、前記仮定された移動体は走行するものと仮定して走行計画を生成し、前記車両が走行する車線が優先道路でないと判断した場合には、前記仮定された移動体は停止するものと仮定して走行計画を生成することとしてもよい。このような構成によると、自車両の走行する道路が優先道路であるか否かに応じて判断を行うので、不必要に運転者関与モードへ切り替えることを抑制できる。したがって、乗員の違和感を抑制した制御を行いつつ、利便性をさらに向上させることができる。
本発明に係る車両制御装置は、前記仮定された移動体の種類は、前記死角境界特定部が特定した死角と、前記地図データベースと、から推定した死角面積に基づいて設定されることとしてもよい。このような構成によると、死角面積に基づいて仮定する移動体を設定することができる(たとえば、死角面積が大きいほど車両を設定し、死角面積が小さいほど歩行者を設定する)ので、運転モードを切り替えるか否かの判断をより適切に行うことができ、不必要に運転者関与モードへ切り替えることを抑制できる。したがって、乗員の違和感を抑制した制御を行いつつ、利便性をさらに向上させることができる。
本発明によれば、乗員の違和感を抑制した自動運転制御を行うことができる車両制御装置を提供できる。
第1実施形態に係る車両制御装置の構成を示すブロック図である。 車両が第一判断位置で停止した様子を説明する図である。 車両制御装置が仮定する移動体の位置を示す図である。 第1実施形態に係る車両制御装置が行う処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車両制御装置のECUを説明するブロック図である。 車両が第二判断位置で停止した様子を説明する図である。 車両が第二判断位置で停止した様子を説明する図である。 第2実施形態に係る車両制御装置が行う処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る車両制御装置が行う処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る車両制御装置のECUを説明するブロック図である。 第4実施形態に係る車両制御装置が行う処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る車両制御装置のECUを説明するブロック図である。 死角面積の推定の様子を説明する図である。 推定された死角面積内で仮定された移動体の様子を説明する図である。 第5実施形態に係る車両制御装置が行う処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る車両制御装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、車両制御装置100は、自動車等の車両Vに搭載される。車両制御装置100は、外部センサ(周辺情報検出部)1、GPS[Global Positioning System]受信部2、内部センサ3、地図データベース4、ナビゲーションシステム5、アクチュエータ6、HMI[Human Machine Interface]7、及びECU[Electronic Control Unit]10を備えている。
外部センサ1は、車両Vの周辺情報である外部状況を検出する検出機器である。外部センサ1は、カメラ、レーダー[Radar]、及びライダー[LIDAR:Laser Imaging Detection And Ranging]のうち少なくとも一つを含む。カメラは、車両Vの外部状況を撮像する撮像機器である。
カメラは、例えば、車両Vのフロントガラスの裏側に設けられている。カメラは、車両Vの外部状況に関する撮像情報をECU10へ送信する。カメラは、単眼カメラであってもよく、ステレオカメラであってもよい。
レーダーは、電波(例えばミリ波)を利用して車両Vの外部の障害物を検出する。レーダーは、電波を車両Vの周囲に送信し、障害物で反射された電波を受信することで障害物を検出する。レーダーは、検出した障害物情報をECU10へ送信する。ライダーは、光を利用して車両Vの外部の障害物を検出する。ライダーは、光を車両Vの周囲に送信し、障害物で反射された光を受信することで反射点までの距離を計測し、障害物を検出する。ライダーは、検出した障害物情報をECU10へ送信する。カメラ、ライダー及びレーダーは、必ずしも重複して備える必要はない。
GPS受信部2は、3個以上のGPS衛星から信号を受信することにより、車両Vの位置(例えば車両Vの緯度及び経度)を測定する。GPS受信部2は、測定した車両Vの位置情報をECU10へ送信する。なお、GPS受信部2に代えて、車両Vの緯度及び経度が特定できる他の手段を用いてもよい。また、車両Vの方位を測定する機能を持たせることは、センサの測定結果と後述する地図情報との照合のために好ましい。
内部センサ3は、車両Vの走行状態を検出する検出機器である。内部センサ3は、車速センサ、加速度センサ、及びヨーレートセンサのうち少なくとも一つを含む。車速センサは、車両Vの速度を検出する検出器である。車速センサとしては、例えば、車両Vの車輪又は車輪と一体に回転するドライブシャフト等に対して設けられ、車輪の回転速度を検出する車輪速センサが用いられる。車速センサは、検出した車速情報(車輪速情報)をECU10に送信する。
加速度センサは、車両Vの加速度を検出する検出器である。加速度センサは、例えば、車両Vの前後方向の加速度を検出する前後加速度センサと、車両Vの横加速度を検出する横加速度センサとを含んでいる。加速度センサは、例えば、車両Vの加速度情報をECU10に送信する。ヨーレートセンサは、車両Vの重心の鉛直軸周りのヨーレート(回転角速度)を検出する検出器である。ヨーレートセンサとしては、例えばジャイロセンサを用いることができる。ヨーレートセンサは、検出した車両Vのヨーレート情報をECU10へ送信する。
地図データベース4は、地図情報を備えたデータベースである。地図データベースは、例えば、車両に搭載されたHDD[Hard Disk Drive]内に形成されている。地図情報には、例えば、道路の位置情報、道路形状の情報(例えばカーブ、直線部の種別、カーブの曲率等)、交差点及び分岐点の位置情報が含まれる。さらに、建物や壁等の遮蔽構造物の位置情報、SLAM[Simultaneous Localization And Mapping]技術を使用するために、地図情報に外部センサ1の出力信号(出力信号が加工された情報であってもよい)を含ませることが好ましい。なお、地図データベースは、車両Vと通信可能な情報処理センター等の施設のコンピュータに記憶されていてもよい。さらに、地図データベース4には、自車両が走行する道路及びそれと交差する道路の法定速度に関する情報である法定速度情報が含まれていてもよい。
ナビゲーションシステム5は、車両Vの運転者又は乗員によって設定された目的地まで、車両Vの運転者又は乗員に対して案内を行う装置である。ナビゲーションシステム5は、GPS受信部2の測定した車両Vの位置情報と地図データベース4の地図情報とに基づいて、車両Vの走行するルートを算出する。ルートは、複数車線の区間において好適な車線を特定したものであってもよい。ナビゲーションシステム5は、例えば、車両Vの位置から目的地に至るまでの目標ルートを演算し、ディスプレイの表示及びスピーカの音声出力により運転者又は乗員に対して目標ルートの報知を行う。ナビゲーションシステム5は、例えば、車両Vの目標ルートの情報をECU10へ送信する。なお、ナビゲーションシステム5は、車両Vと通信可能な情報処理センター等の施設のコンピュータに記憶されていてもよい。
アクチュエータ6は、車両Vの走行制御を実行する装置である。アクチュエータ6は、スロットルアクチュエータ、ブレーキアクチュエータ、及び操舵アクチュエータを少なくとも含む。なお、車両Vがハイブリッド車又は電気自動車である場合には、スロットルアクチュエータを含まず、動力源としてのモータにECU10からの制御信号が入力されて当該駆動力が制御される。
ブレーキアクチュエータは、ECU10からの制御信号に応じてブレーキシステムを制御し、車両Vの車輪へ付与する制動力を制御する。これにより、操舵アクチュエータは、車両Vの操舵トルクを制御する。
HMI7は、車両Vの運転者又は乗員と車両制御装置100との間で情報の出力及び入力をするためのインターフェイスである。HMI7は、例えば、運転者又は乗員に画像情報を表示するためのディスプレイパネル、音声出力のためのスピーカ、及び運転者又は乗員が入力操作を行うための操作ボタン又はタッチパネル等を含む。HMI7は、条件判断部20によって、走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いと判断された場合、運転モードが自動運転モードから運転者関与モードに所定時間後に切り替わる旨を運転者に報知する。つまり、運転者が所定時間後に運転操作の少なくとも一部を行わなければならない旨を運転者に報知する。報知する具体的な内容としては、所定時間後に運転操作の全体を運転者が行うべき旨に限らず、所定時間後にブレーキペダルに足を置くことを求める内容などでもよい。HMI7は、これらの報知を行うために専用に設けられたものであってもよい。また、運転者又は乗員がナビゲーションシステム5で目的地を設定し、自動走行を作動させる入力操作を行える機能などを追加で有していてもよいし、目的地に到達した場合に運転者又は乗員に目的地到達を通知する機能を追加で有していてもよい。また、自動運転モードが運転者関与モードに切り替えられた後、運転者が自動運転モードを再開させることを意図した場合に、当該意図に係る入力操作を行える機能を有していてもよい。
図1に示すように、ECU10は、車両Vの自動走行を制御する。ECU10は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]等を有する電子制御ユニットである。ECU10では、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、各種の制御を実行する。ECU10は、複数の電子制御ユニットから構成されていてもよい。
ECU10は、車両位置認識部11、外部状況認識部12、走行状態認識部13、走行計画生成部14、走行制御部15、第1判断位置決定部16、死角領域検出部17、障害物検出部18、移動体移動時間算出部20、条件判断部20、切替部21、を有している。
車両位置認識部11は、GPS受信部2で受信した車両Vの位置情報、及び地図データベース4の地図情報に基づいて、地図上における車両Vの位置(以下、「車両位置」という)を認識する。なお、車両位置認識部11は、ナビゲーションシステム5で用いられる車両位置を該ナビゲーションシステム5から取得して認識してもよい。車両位置認識部11は、道路等の外部に設置されたセンサで車両Vの車両位置が測定され得る場合、このセンサから通信によって車両位置を取得してもよい。
外部状況認識部12は、外部センサ1の検出結果(例えばカメラの撮像情報、レーダーの障害物情報、ライダーの障害物情報等)に基づいて、車両Vの外部状況を認識する。外部状況は、例えば、車両Vに対する走行車線の白線の位置もしくは車線中心の位置及び道路幅、道路の形状(例えば走行車線の曲率、外部センサ1の見通し推定に有効な路面の勾配変化、うねり等)、車両Vの周辺の障害物の状況(例えば、固定障害物と移動障害物を区別する情報、車両Vに対する障害物の位置、車両Vに対する障害物の移動方向、車両Vに対する障害物の相対速度等)を含む。また、外部センサ1の検出結果と地図情報とを照合することにより、GPS受信部2等で取得される車両Vの位置及び方向の精度を補うことは好適である。
走行状態認識部13は、内部センサ3の検出結果(例えば車速センサの車速情報、加速度センサの加速度情報、ヨーレートセンサのヨーレート情報等)に基づいて、車両Vの走行状態を認識する。車両Vの走行状態には、例えば、車速、加速度、ヨーレートが含まれる。
走行計画生成部14は、例えば、ナビゲーションシステム5で演算された目標ルート、車両位置認識部11で認識された車両位置、及び、外部状況認識部12で認識された車両Vの外部状況(車両位置、方位を含む)に基づいて、車両Vの進路を生成する。進路は、目標ルートにおいて車両Vが進む軌跡である。走行計画生成部14は、目標ルート上において車両Vが安全、法令順守、走行効率等の基準に照らして好適に走行するように進路を生成する。このとき、走行計画生成部14は、車両Vの周辺の障害物の状況に基づき、障害物との接触を回避するように車両Vの進路を生成することはいうまでもない。なお、ここで言う目標ルートには、目的地の設定が運転者又は乗員から明示的に行われていない際に、外部状況や地図情報に基づき自動的に生成される走行ルートも含まれる。
走行計画生成部14は、生成した進路に応じた走行計画を生成する。すなわち、走行計画生成部14は、車両Vの周辺情報である外部状況と地図データベース4の地図情報とに少なくとも基づいて、予め設定された目標ルートに沿った走行計画を生成する。
走行計画は、目標ルートに沿った進路を車両Vが走行する際における、車両Vの車速、加減速度及び操舵トルク等の推移を示すデータとしてもよい。走行計画は、車両Vの速度パターン、加減速度パターン及び操舵パターンを含んでいてもよい。ここでの走行計画生成部14は、旅行時間(車両Vが目的地に到着するまでに要される所要時間)が最も小さくなるように、走行計画を生成してもよい。また、走行計画は、走行開始前に設定された走行ルートに基づいて生成された計画を含み、走行中の動的な要因、たとえば外部状況認識部12の検出結果に基づいて生成された走行計画も含む。走行中の動的な要因に基づいて生成された走行計画が、過去の走行計画を更新することも行われる。
ちなみに、速度パターンとは、例えば、進路上に所定間隔(例えば1m)で設定された目標制御位置に対して、目標制御位置ごとに時間に関連付けられて設定された目標車速からなるデータである。加減速度パターンとは、例えば、進路上に所定間隔(例えば1m)で設定された目標制御位置に対して、目標制御位置ごとに時間に関連付けられて設定された目標加減速度からなるデータである。操舵パターンとは、例えば、進路上に所定間隔(例えば1m)で設定された目標制御位置に対して、目標制御位置ごとに時間に関連付けられて設定された目標操舵トルクからなるデータである。
走行制御部15は、走行計画生成部14で生成した走行計画に基づいて車両Vの走行を自動で制御する。走行制御部15は、走行計画に応じた制御信号をアクチュエータ6に出力する。これにより、走行制御部15は、走行計画に沿って車両Vが自動走行するように、車両Vの走行を制御する。
第一判断位置決定部16は、車両Vが死角判断領域Jに接近した際に、死角判断(後述する)を最初に行う位置(以下、第一判断位置A1と呼称する)を決定する。第一判断位置A1は、車両Vが停止しても、周辺車両や歩行者が違和感を覚えない位置、つまり車両が停止すると期待される位置として設定される。たとえば、交差点付近の一時停止線の、車両Vの進行方向における手前の位置とすることができる。なお、車両Vが死角判断領域Jに接近した場合に限らず、死角判断領域Jに進入した後で第一判断位置A1を決定してもよい。ここで、死角判断領域Jは、本発明に係る死角判断を行うために、地図データベース4内で予め定められた領域とすることができる。また、死角判断領域Jは、地図データベース4内に格納された交差点情報のうち、当該交差点の周囲を所定距離で囲む矩形又は円形の領域であってもよい。図2は、車両Vが第一判断位置A1に位置している様子を模式的に表している。この第一判断位置A1は、地図データベース4に予め格納された一時停止位置を取得することによって定められてもよいし、路面の一時停止線301を外部センサ1が検出又は認識することによって定められてもよい。
死角領域特定部17は、外部センサ1から取得した情報に基づき、車両Vの死角となる領域(以下、死角領域と呼ぶ)を特定する。特定方法は公知技術(特開2009−230455号公報など)を利用することができる。
以下、上記公知技術の内容について、図2を参照して説明する。車両Vが外部センサ1によって、車両Vとその周辺にある物体との距離を計測しながら走行すると、当該距離が急激に大きくなる箇所がある。具体的には、連続する2つの計測結果を比較すると、当該2つの計測結果の差が一定の閾値より大きくなり、次に連続する2つの計測結果を比較すると、2つの計測結果の差が一定の閾値より小さくなる場合がある。このとき、当該連続する3つの計測結果のうち、2番目の計測を行った方向に死角となる境界が存在すると推定することができる。図2においては、死角領域特定部17が死角境界Lを特定する。死角境界Lは、可視領域Yと死角領域Zとを区画する。以下の説明では、車両Vが検出可能な領域内における可視領域の割合を「可視領域割合」と呼称する。なお、上記説明においては、第一判断位置決定部16が第一判断位置を決定してから死角領域特定部17が死角領域を特定しているが、死角領域特定部17による死角特定は常時行うこととして、車両Vの走行中に可視領域割合が所定割合を下回った位置を、第一判断位置決定部16が第一判断位置と決定することとしてもよい。
障害物検出部18は、死角領域特定部17が特定した可視領域Yから、外部センサ1の検出結果に基づき、障害物の存在を検出する。このとき、外部センサ1の入力から障害物の存在及び大きさを検出するのみでもよいし、適切な教師データなどと比較及び分類する、又は障害物の移動方向や移動速度を検出することによって障害物の種類(壁、車両、歩行者など)を認識してもよい。
走行計画更新部19は、死角領域特定部17により特定された死角境界上に移動体が存在すると仮定し、仮定された当該移動体の挙動に基づいて、走行計画生成部14で生成した走行計画を更新する。具体的には、図3において、死角境界L上に、走行する車両S1が存在すると仮定する。そして、車両Vが、走行計画に含まれる進路R上の所定位置Xに所定の速度で到達するまでの時間と、仮定車両S1が、所定位置Xに所定の速度で到達するまでの時間とを比較する。走行計画更新部19は、当該比較結果に基づいて、車両Vと仮定車両S1とが衝突することを避けることが可能な新たな走行計画を作成して、走行計画生成部14で生成した走行計画(更新前の走行計画)を更新する。ここで、車両Vの所定の速度は、徐行の速度(たとえば10km/h以下)とすることができる。また、仮定車両S1の所定の速度は、地図データベース4内に格納された法定速度情報(たとえば60km/h)とする形態としてもよい。また、当該法定速度情報に任意の速度を加算した値(たとえば70km/hあるいは80km/h)とする形態としてもよい。また、普通自動車に装着されるスピードリミッターを考慮した最高速度(たとえば180km/h)とする形態としてもよい。
条件判断部20は、走行計画更新部19が更新した新たな走行計画が所定条件を満たすか否か、すなわち更新された走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いものであるか否かを判断する。ここで、所定条件とは、走行計画更新部19が生成した新たな走行計画における速度、加速度又はヨーレートが所定閾値以上であることとしてよい。すなわち、走行計画更新部19が更新した新たな走行計画が所定条件を満たす場合、更新された走行計画は乗員に違和感を与える可能性が高いものであると判断する。走行計画更新部19が生成した新たな走行計画内に、所定閾値以上の速度、加速度又はヨーレートの箇所が含まれる場合、乗員に違和感を与える可能性が高い。ここで、所定閾値は、乗員に違和感を与える可能性が高い値として経験的に定められるものであってよい。また、所定閾値は固定であってもよいし、車速や位置情報によって可変であってもよい。
切替部21は、条件判断部20の判断に基づいて、自動運転モードと、運転者が関与する運転者関与モードとを切り替える。ここで、自動運転モードとは、走行制御部15が車両の走行に必要な一切の制御を担うモードである。一方、運転者関与モードとは、車両の走行に必要な制御のうち全部または一部を運転者が担うモードである。一例としては、ステアリング操作、アクセル操作、ブレーキ操作のうち少なくとも一つを運転者が担うモードである。
次に、車両制御装置100で実行される処理について、図4のフローチャートを参照しつつ具体的に説明する。
図4は、車両制御装置100の自動走行処理を示すフローチャートである。車両制御装置100では、例えば車両Vの運転者又は乗員がナビゲーションシステム5で目的地を設定し、自動走行を作動させる又は許可する入力操作をHMI7に行うと、走行計画生成部14が生成した走行計画に従って、車両Vは自動運転モードで走行を開始する。その後、車両Vが死角判断領域Jに接近又は進入した場合(S1)、ECU10において以下のフローチャートが実行される。
S2で、第一判断位置決定部16が、第一判断位置を決定する。車両Vが第一判断位置に位置した後、S3で、死角領域特定部17が、外部センサ1が取得した距離に関する情報に基づき、車両Vの死角領域を特定する。次に、S4で、障害物検出部18が、外部センサ1の検出結果に基づき、可視領域内の障害物の存在を検出する。次に、S5で、走行計画更新部19が、死角領域特定部17により特定された境界上の各位置に移動体(仮定車両S1)が存在すると仮定し、仮定された当該移動体の挙動に基づいて(上述)、走行計画生成部14で生成した走行計画を更新する。上述した通り、所定の速度としては、法定速度を用いてもよいし、それ以外の決め方でもよい。
次に、S6で、条件判断部20が、走行計画更新部19が生成した走行計画が所定条件を満たすか否かを判断する。つまり、乗員に違和感を与える可能性が高い走行計画になっているか否かを判断する。条件判断部20が、走行計画が所定条件を満たす、すなわち走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いものであると判断した場合、HMI7が、所定時間後に運転モードが自動運転モードから運転者関与モードに切り替わる旨を、運転者に報知する(S7)。つまり、運転者が所定時間後に運転操作の少なくとも一部を行わなければならない旨を報知する。次に、切替部21が運転モードの切り替えを行い、自動運転モードから運転者関与モードへの切り替えが行われる(S8)。
一方、条件判断部20が、走行計画が所定条件を満たさないと判断した場合、走行制御部15は更新された走行計画に従って車両を制御する(S9)。つまり、走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いものではないと判断した場合、切替部21が運転モードの切り替えを行わず、自動運転モードが継続される。
以上、本実施形態の車両制御装置100では、自動運転モードの車両が死角領域に接近又は進入すると、死角内に位置すると仮定された移動体との衝突を回避する走行計画が生成され、さらにその走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高い場合に運転者が関与することを要求する報知を行う。つまり、乗員に違和感を与える可能性が高い走行計画が実行される前に運転者が関与することになる。したがって、乗員の予想と異なる制御が行われることに起因して乗員が違和感を覚えることを抑制することができる。
一方で、移動体との衝突を回避する走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高くないと判断された場合には自動運転モードを継続するので、不必要に自動運転モードを切り替えて運転者の関与を求める煩わしさを低減させることもできる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
図5は、第2実施形態に係る車両制御装置200におけるECU10を説明するブロック図である。図5に示すように、本実施形態の車両制御装置200が第1実施形態と異なる点は、第二判断位置決定部23を備えることである。
第二判断位置決定部23は、第一判断位置から前進した車両が死角判断を再度行う第二判断位置を決定する。第二判断位置は、第一判断位置より車両Vの前方であって、停止しても、周辺の歩行者や車両の乗員が違和感を覚えない位置である。たとえば、第二判断位置は、第一判断位置より車両Vの前方の位置であって、走行計画更新部19によって仮定された移動体と車両Vとが接触しない位置である。「仮定された移動体と車両Vとが接触しない位置」とは、交差点手前の第一判断位置にて停止した車両Vが前進した位置で、仮定された移動体(たとえば車両)が走行する車線内に車両Vが進入しない位置とすることができる。また、仮定された移動体が走行する車線内に車両Vの一部が進入した位置であって、仮定された移動体が当該車線の中央を走行すると仮定した場合に車両Vと接触しない位置であってもよい。図6は、第一判断位置A1から前進して第二判断位置A2で停止した車両Vを示している。
第二判断位置A2は、第二判断位置決定部23が、地図データベース4に格納された地図情報から読み出すことで決定してもよいし、道路構造を外部センサ1で検出することによって決定してもよい。具体的には、たとえば図6に示すように、車両Vが走行する車線と交差する車線(仮定車両S2が走行する車線)の中央線501を決定し、中央線501と平行に延び所定距離離間した仮想線502とを算出し、車両Vは中央線501と仮想線502との幅の中央を走行することとしてもよい。この場合においては、車両Vが、第一判断位置A1から仮想線502の箇所まで前進したとき、その位置を第二判断位置A2とする。他には、図7に示すように、車両Vが走行する車線と交差する車線(仮定車両S2が走行する車線)に平行して延びる白線503を検出することによって第二判断位置A2を定めてもよい。この場合においては、車両Vが、第一判断位置A1から白線503まで前進した位置を第二判断位置A2とする。さらに、白線503が途切れている場合にはそれらを結合する仮想線504を設定することによって第二判断位置A2を定めてもよい。この場合には、車両Vが、第一判断位置A1から仮想線504まで前進した位置を第二判断位置A2とする。
第二判断位置A2において、死角領域特定部17が死角領域を特定し、走行計画更新部19が、死角領域特定部17により特定された死角境界上に移動体が存在すると仮定して走行計画を更新する。さらに、条件判断部20が走行計画更新部19が更新した新たな走行計画が所定条件を満たすか否かの判断を行う。第二判断位置は、第一判断位置より車両Vの前方に存在することから、車両Vが検出可能な領域内で、死角の原因となる壁などの障害物が占める割合が第一判断位置より減少する可能性が高い。言い換えると、前述の可視領域割合が第一判断位置より増加する可能性が高い。したがって、第一停止位置で判断を行い、判断結果に基づいて運転モードの切り替えを行う第一実施形態と比較して、違和感の抑制と利便性とをより両立した制御を行い得る。
図8は、車両制御装置200で実行される処理について、具体的に説明したフローチャートである。
S1からS6まで、及びS7からS9までの制御は第1実施形態と同様である。S6において、条件判断部20が、走行計画が所定条件を満たすと判断した場合、S21へ移る。つまり、走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いと判断した場合、S21へ移る。
続いて、第二判断位置決定部が第二判断位置を決定する(S21)。次に、走行制御部が車両を第二判断位置まで移動させる(S22)(図6及び図7)。このときの車速は、特に限定しないが、他の障害物(歩行者等)を検出した場合に即座に停止できる速度(徐行速度)であることが好ましい。次に、S23で、第二判断位置において、死角領域特定部17が、外部センサ1が取得した距離に関する情報に基づき、車両Vの死角領域を特定する。次に、S24において、走行計画更新部19が、死角領域特定部17により特定された境界上の各位置に移動体S1が存在すると仮定し、当該移動体の仮定された挙動に基づいて、走行計画生成部14で生成した走行計画を更新する。
次に、S25で、条件判断部20が、走行計画更新部19が更新した走行計画が所定条件を満たすか否か、すなわち乗員に違和感を与える可能性が高い走行計画になっているか否かを判断する。以後は第一実施形態と同様である。条件判断部20が、走行計画が所定条件を満たす、すなわち走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いものであると判断した場合、HMI7が、所定時間後に運転モードが自動運転モードから運転者関与モードに切り替わる旨を運転者に報知する(S7)。つまり、運転者が所定時間後に運転操作の少なくとも一部を行わなければならない旨を報知する。次に、切替部21が運転モードの切り替えを行い、自動運転モードから運転者関与モードへの切り替えが行われる(S8)。一方、条件判断部20が、走行計画が所定条件を満たさないと判断した場合、走行制御部15は更新された走行計画に従って車両を制御する(S9)。つまり、走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いものではないと判断した場合、切替部21が運転モードの切り替えを行わず、自動運転モードが継続される。
以上、本実施形態の車両制御装置100では、第一判断位置において生成した走行計画が乗員に違和感を与える可能性が高いと判断した場合、第一判断位置より前方の第二判断位置まで移動して、再度走行計画が所定条件を満たすか否かの判断を行う。このような構成によると、第一判断位置において走行計画が所定条件を満たさない、すなわち運転者関与モードに切り替えるべきと判断された場合であっても、第二判断位置で再度判断を行うことによって、第1実施形態に比して、より死角領域が減少した状態で判断を行うことができる。したがって、不必要に運転者関与モードへ切り替えることを抑制できるため、乗員の違和感をさらに抑制することができる。なお、第一判断位置において走行計画が所定条件を満たすか否かの判断を行うことなく、第二判断位置において走行計画が所定条件を満たすか否かの判断を行うこととしてもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態及び第2実施形態と異なる点について説明する。第3実施形態に係る車両制御装置200におけるECU10を説明するブロック図は図5と同様である。
図9は、車両制御装置200で実行される処理について、具体的に説明したフローチャートである。
S1からS6まで、及びS7からS9の制御は第1実施形態と同様である。また、S31からS38までの制御は第2実施形態のS21からS28までの制御と同様である。第3実施形態と第2実施形態との差異は、S6における分岐である。S6において、条件判断部20が、走行計画更新部19が生成した走行計画が所定条件を満たすか否かを判断する。すなわち、走行計画更新部19が生成した走行計画が乗員に違和感を覚えさせる走行計画になっているか否かを判断する。条件判断部20が、走行計画が所定条件を満たすと判断した場合、HMI7が、所定時間後に運転モードが自動運転モードから運転者関与モードに切り替わる旨を運転者に報知する。つまり、走行計画が乗員に違和感を覚えさせるものであると判断した場合、運転者が所定時間後に運転操作の少なくとも一部を行わなければならない旨を、運転者に報知する(S36)。さらに、切替部21が所定時間後に運転モードの切り替えを行い、自動運転モードから運転者関与モードへの切り替えが行われる(S37)。一方、条件判断部20が、走行計画が所定条件を満たさない、すなわち走行計画が乗員に違和感を覚えさせるものでないと判断した場合、S31へ移る。
以上、本実施形態の車両制御装置200では、第一判断位置において生成した走行計画が違和感を覚えさせるものではないと判断した場合、第一判断位置より前方の第二判断位置まで移動して、再度走行計画が所定条件を満たすか否かの判断を行う。このような構成によると、第一判断位置において走行計画が所定条件を満たさない、すなわち自動運転モードを継続可能であると判断された場合であっても、より安全な走行のために、第二判断位置まで前進した後に再度判断を行う。したがって、第1実施形態に比して、安全性をより向上させることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
図10は、第4実施形態に係る車両制御装置300におけるECU10を説明するブロック図である。図10に示すように、本実施形態の車両制御装置300が第1実施形態と異なる点は、ECU10が道路種別判断部24を有する点である。道路種別判断部24は、地図データベース4に基づき、自車両の走行車線が優先道路か否かを判断する。優先道路の判断に関しては、たとえば特開2016−122308などの公知の方法を採用することができる。
図11は、車両制御装置300で実行される処理について、具体的に説明したフローチャートである。
この実施形態においては、第1実施形態におけるS5に代わってS31−S33を備える。まず、道路種別判断部24が自車両の走行車線が優先道路か否かを判断する(S31)。自車両の走行車線が優先道路であると判断された場合、走行計画更新部19は、死角境界上に存在すると仮定した移動体は交差点に進入する前に一時停止すると仮定して、当該移動体との衝突を避ける走行計画を生成する(S32)。自車両の走行車線が優先道路でないと判断された場合、走行計画更新部19は、死角境界上に存在すると仮定した移動体は走行すると仮定して、当該移動体との衝突を避ける走行計画を生成する(S33)。
以上、本実施形態の車両制御装置300では、自車両の走行する道路が優先道路か否かに応じて判断を行うことができるので、不必要に運転者関与モードへ切り替えることを抑制できる。したがって、乗員の違和感を抑制しつつ、利便性を向上させることができる。なお、本実施形態は、第2実施形態及び第3実施形態に適用してもよい。すなわち、車両制御装置300は、第二判断位置決定部23をさらに備えていてもよい。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点について説明する。
図12は、第5実施形態に係る車両制御装置500におけるECU10を説明するブロック図である。図12に示すように、本実施形態の車両制御装置400が第1実施形態と異なる点は、死角面積推定部25及び移動体種類決定部26を更に備える点である。
死角面積推定部25が死角面積を推定する態様を図13で模式的に示す。図13においては、自車両Vにとっての可視領域Yの中に、車両V1が停車し、ポールP1が存在する。死角領域特定部17は、車両V1によって生じる、死角境界L1によって形成される死角領域B1と、ポールP1によって生じる、死角境界L2によって形成される死角領域B2とを、それぞれ特定する。死角面積推定部25は、地図データベース4に含まれる道路情報を用いて二次元的な死角面積を算出する。具体的には、車道及び歩道の範囲内で、死角領域B1及びB2が占める面積を死角領域B1及びB2の各々の死角面積とする。
移動体種類決定部26は、死角面積推定部25が推定した死角面積に基づいて、当該死角内から飛び出してくると走行計画更新部19が仮定する移動体の種類を決定する。具体的には、仮定する移動体を歩行者とするか車両とするかを決定する。たとえば、死角面積が所定閾値より大きい場合には、死角内から飛び出してくると仮定する移動体を車両とし、所定閾値より小さい場合には、死角内から飛び出してくると仮定する移動体を歩行者とする。ただし、上記に限らず、死角近傍に横断歩道がある等の検出結果又は地図データベース4に含まれる情報を勘案して、死角面積が所定閾値より大きい場合であっても、死角内から飛び出してくると仮定する移動体を歩行者とすることもできる。また、死角近傍に駐車場が存在する等の検出結果又は地図データベース4に含まれる情報を勘案して、死角面積が所定閾値より小さい場合であっても、死角内から飛び出してくると仮定する移動体を車両とすることもできる。
例えば図14においては、移動体種類決定部26が、死角領域B1の死角面積が所定閾値より大きいと判断し、死角領域B1を形成する死角境界L1に存在すると仮定する移動体を車両と決定している。このとき、走行計画更新部19は、死角境界L1に所定速度で移動する移動体として車両S2が存在すると仮定し、車両S2との衝突を避ける走行計画を生成し更新する。一方、移動体種類決定部26は、死角領域B2の死角面積が所定閾値より小さいと判断し、死角領域B2を形成する死角境界L2に存在すると仮定する移動体を歩行者と決定している。走行計画更新部19は、死角境界L2に所定速度で移動する移動体として歩行者S3が存在すると仮定し、歩行者S3との衝突を避ける走行計画を生成して更新する。
図15は、車両制御装置400で実行される処理について、具体的に説明したフローチャートである。第1実施形態においては、S5において走行計画生成部14が、死角境界上に存在すると仮定した移動体が走行するものと仮定し、当該移動体との衝突を避ける走行計画を生成する。
第5実施形態においては、S5に代わってS41−S44を備える。S41において、死角面積推定部25が、死角領域特定部17が特定した死角の面積を推定する。次に、移動体種類決定部26が、死角面積推定部25が推定した死角面積に基づいて、走行計画更新部19が仮定する移動体を、歩行者とするか車両とするかを決定する(S42)。当該移動体が車両であると決定された場合、走行計画更新部19は、車両が死角境界上に存在すると仮定して当該車両との衝突を避ける走行計画を生成する(S43)。一方、上記移動体が歩行者であると決定された場合、走行計画更新部19は、歩行者が死角境界上に存在すると仮定して当該歩行者との衝突を避ける走行計画を生成する(S44)。
以上、本実施形態の車両制御装置400では、算出された死角面積に基づいて、仮定する移動体を変更することができるので、運転者関与モードへ切り替えるか否かの判断をより適切に行うことができ、不必要に運転者関与モードへ切り替えることを抑制できる。したがって、乗員の違和感を抑制しつつ、利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態は、第2実施形態に適用してもよい。すなわち、車両制御装置400は、第二判断位置決定部23をさらに備えていてもよい。これに代えてもしくは加えて、本実施形態は、第3実施形態に適用してもよい。すなわち、車両制御装置400は、道路種別判断部24をさらに備えていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
上記実施形態において、第1判断位置及び第2判断位置において、厳密に停止している(速度が厳密にゼロである)必要はなく、車両Vの運動状態に大きな影響を与えないような微小な駆動力で駆動していてもよい。
各実施形態において、HMI7は、運転者に運転操作の全部を委ねる旨の報知をしてもよいし、運転操作の一部を委ねる旨(たとえば、ブレーキペダルに足を置く旨)の報知をしてもよい。また、これらは運転開始前に運転者又は乗員が予め選択しておいてもよいし、条件判断部が判断した走行計画と所定条件との乖離に応じて可変に設定されてもよい。具体的には、走行計画と所定条件との乖離が小さければ運転操作の一部を委ねる旨を報知し、走行計画と所定条件との乖離が大きければ運転操作の全部を委ねる旨の報知をしてもよい。
各実施形態において、死角領域特定部17は、外部センサ1の検出結果として、人間が利用することを前提に設置された構造物、例えばカーブミラーを利用してもよい。外部センサ1によるカーブミラーを利用した認識及び死角特定に関しては公知の技術(例えば特開2017−162178)を利用することができる
上記実施形態において、ECU10の各機能の一部は、車両Vと通信可能な情報処理センター等の施設のコンピュータにおいて実行されてもよい。
100…車両制御装置、17…死角領域特定部(死角境界特定部)、14…走行計画生成部(走行計画生成部)、19…走行計画更新部(走行計画生成部)、20…条件判断部(判断部)、21…切替部、7…HMI(報知部)、S1…仮定された移動体。

Claims (6)

  1. 自動運転モードと、運転者が関与する運転者関与モードとを切り替え可能な車両を制御する車両制御装置であって、
    前記車両の死角となる領域の境界を特定する死角境界特定部と、
    前記死角境界特定部が特定した前記死角境界上に位置すると仮定された移動体と前記車両とが衝突しない走行計画を生成する走行計画生成部と、を備え、
    前記走行計画生成部が生成した前記走行計画が所定条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が、前記走行計画が前記所定条件を満たすと判断した場合に、前記車両を前記自動運転モードから前記運転者関与モードに切り替える切替部と、を備えることを特徴とする、車両制御装置。
  2. 前記所定条件は、前記走行計画生成部が生成した前記走行計画における速度、加速度又はヨーレートが所定閾値以上であることである、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記判断部が、前記走行計画が前記所定条件を満たすと判断した場合に、前記切替部が前記車両を前記自動運転モードから前記運転者関与モードに切り替える前に、前記車両が前記自動運転モードから前記運転者関与モードに切り替わることを前記運転者に報知する報知部と、をさらに備える、請求項1−2に記載の車両制御装置。
  4. 前記判断部が判断を行う判断位置は、第一判断位置と、前記第一判断位置よりも前記車両の前方に位置する第二判断位置と、を含み、
    前記判断部は、前記第一判断位置で前記走行計画が前記所定条件を満たすか否かを判断した後、前記第二判断位置で前記走行計画が前記所定条件を満たすか否かを判断する、請求項1−3に記載の車両制御装置。
  5. 地図データベースと、
    前記地図データベースに基づいて、前記車両が走行する車線が、前記仮定された移動体が走行する車線に対して優先道路であるか否かを判断する道路種別判断部と、をさらに備え、
    前記走行計画生成部は、
    前記道路種別判断部が、前記車両が走行する車線が優先道路であると判断した場合には、前記仮定された移動体は走行するものと仮定して走行計画を生成し、前記車両が走行する車線が優先道路でないと判断した場合には、前記仮定された移動体は停止するものと仮定して走行計画を生成する、請求項1−4に記載の車両制御装置。
  6. 前記走行計画生成部は、
    前記地図データベースと、前記死角境界特定部が特定した死角境界と、から死角面積を推定し、当該死角面積に基づいて、前記仮定された移動体の種別を決定する、請求項1−5に記載の車両制御装置。
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