JP7132107B2 - 射出ノズル - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形機に取り付けられ、射出成形機のシリンダから供給された溶融された樹脂組成物を金型のキャビティに射出するための射出ノズルに関する。
従来、熱可塑性の樹脂組成物の射出成形プロセスにおいて、射出成形機のシリンダ先端に取り付けられ、射出成形機のシリンダからスクリュによって押し出された溶融された樹脂組成物を案内し、金型のキャビティに射出するための射出ノズルが提供されている。射出ノズルには、射出成形機のシリンダから溶融された樹脂組成物が供給される供給口から金型のキャビティに溶融された樹脂組成物を射出する射出口まで延びて溶融された材料を案内する流路が形成され、流路には先細りに径が縮小されて射出口に接続するテーパ部が形成されている(特許文献1、2を参照)。
図1は、従来の射出ノズルの一例を示す断面図である。射出ノズル110は、軸Aに沿って供給口111から射出口112に向かう流路113を有している。流路113は、供給口111を形成する開口部113a、径を縮小する縮径部113b、略所定の径を有する定径部113c、円錐状に先細りになって射出口112に連通するテーパ部113dを有している。
特開2011-62864号公報 特許5448668号公報
射出成形のプロセスでは、溶融された樹脂組成物が、射出ノズルの流路、特にテーパ部から射出口を通過する過程において樹脂組成物がせん断を受け、その発熱により樹脂が分解されてガスが発生する。樹脂組成物の分解は、樹脂自体の劣化による物性低下の問題を引き起こすのみならず、分解ガスの発生による成形品の外観の悪化や加工性の低下等の種々の問題を生じさせる。
本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、射出成形のプロセスで射出ノズルの流路のテーパ部を溶融された樹脂組成物が通過する過程における樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明に係る射出ノズルは、射出成形機に取り付けられ、射出成形機のシリンダから供給された溶融された樹脂組成物を案内して金型に射出する射出ノズルであって、射出ノズルの軸に沿って、溶融された樹脂組成物が供給される供給口から金型に射出する射出口まで延びて溶融された樹脂組成物を案内する流路を有し、流路は、先細りとなって射出口に接続するテーパ部を含み、テーパ部は、軸を含む断面について、軸に対向する流路の輪郭が流路に対する凸形状を含むような断面を含んでいる。
テーパ部は、軸の周りに回転対称であり、テーパ部は、軸を含む断面において、軸に対向する流路の輪郭が流路に対する凸形状を含んでもよい。
テーパ部は、軸の周りに所定の角度範囲で回転対称であり、テーパ部は、軸を含む断面について、所定の角度範囲において、軸に対向する流路の輪郭が流路に対する凸形状を含んでもよい。所定の角度範囲は、60°から350°の範囲にあってもよい。所定の角度範囲は、180°から320°の範囲にあってもよい。所定の角度範囲は、軸を含む水平面から下側に相当してもよいし、軸を含む水平面から上側に相当してもよい。後者の複数に区切られた範囲の場合、それぞれの範囲の角度の合計が、上述の所定の角度範囲になっていればよい。
テーパ部は、軸を含む断面において軸に対向する流路の輪郭が流路に対する1つの凸形状を含んでもよい。
テーパ部は、軸を含む断面において軸に対向する流路の輪郭が流路に対する2つ以上の凸形状を含んでもよい。流路の輪郭において、2つ以上の凸形状が隣接してもよい。流路の輪郭において、2つ以上の凸形状が離隔されてもよい。
流路は、供給口とテーパ部との間に、所定の径を有する定径部をさらに含んでもよい。凸形状は、円弧を含んでもよい。
本発明によると、射出ノズルにおける流路のテーパ部を溶融された樹脂組成物が通過する過程における樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することができる。
従来の射出ノズルの一例を示す断面図である。 本実施の形態の射出ノズルの一例を示す断面図である。 本実施の形態の射出ノズルの流路のテーパ部の具体例を説明する図である。 本実施の形態の射出ノズルを取り付けた射出成形機を示す図である。 実施例1の射出ノズルを示す図である。 射出ノズルからの排出ガスの発生量の時間変化を示すグラフである。 ガス分析装置の構成を示す図である。 実施例2の射出ノズルの流路のテーパ部を示す図である。 実施例3の射出ノズルの流路のテーパ部を示す図である。 実施例4の射出ノズルの流路のテーパ部を示す図である。 損失エネルギーを示すグラフである。 比較例の射出ノズルを示す図である。
以下、射出ノズルの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図2は、本実施の形態の射出ノズルを示す断面図である。
本実施の形態の射出ノズル10は、長手方向に延びる軸Aの周りに略回転対称な形状を有し、一端10aに溶融された樹脂が供給される供給口11が形成され、他端10bに溶融された樹脂を射出する射出口12が形成され、軸Aに沿って供給口11と射出口12との間に溶融された樹脂を案内する流路13が延びるように形成されている。
射出ノズル10において、軸Aに沿って一端10aから他端10bに向けて所定距離までの部分は、一端10aに供給口11を形成するように、所定の径を有する第1の内壁15aと、この第1の内壁15aに接続し、供給口11から離れるにつれて次第に径を縮小する第2の内壁15bと、所定の径を有する外壁15cとを有して延びる基部15を形成している。基部15において、第1の内壁15aは、供給口11に接続する流路13の開口部13aを形成し、第2の内壁15bは、流路13の開口部13aから後述する定径部13cに移行するように流路13の径を次第に縮小する流路13の縮径部13bを形成している。
流路13の開口部13a及び縮径部13bは、射出ノズル10が後述する射出成形機に取り付けられたときにシリンダからスクリュの先端を受け入れることができるように、スクリュの先端の形状に相当する径及び深さに形成されてもよい。また、基部15の外壁15cには、射出成形機のシリンダにねじ込んで取り付けることができるように、ねじ部が設けられてもよい。
射出ノズル10において、軸Aに沿って基部15を超えて他端10bに向けて所定距離にわたる部分は、基部15の第2の内壁15bに接続して所定の径を有する内壁16aと、基部15の外壁15cに接続して所定の径を有する外壁16bとを有して延びる延長部16を形成している。延長部16において、内壁16aは、流路13が所定の径を有する流路13の定径部13cを形成している。
射出ノズル10において、軸Aに沿って延長部16を超えて他端10bまでの部分は、延長部16の内壁16aに接続して所定の径を有する第1の内壁17aと、第1の内壁17aに接続し、他端10bに向かって進むにつれて次第に径を縮小して射出口12に接続する第2の内壁17bと、所定の径を有する射出口12と、延長部16の外壁16bに所定の径を有して接続し、他端10bに向かって進むにつれて次第に径を縮小し、金型に接する射出口12の外縁に略球面を形成する外壁17cとを有する先端部17を形成している。先端部17において、第1の内壁17aは、延長部16の内壁16aに接続して流路13が所定の径を有する流路13の定径部13cを形成し、第2の内壁17bは、流路13の径が射出口12に向かって進むにつれて縮小する流路13のテーパ部13dを形成している。
本実施の形態の射出ノズル10において、流路13のテーパ部13dは、軸Aを含む断面について、軸Aに対向する流路13の輪郭が流路に対する凸形状を含む断面を有している。本実施の形態の射出ノズル10の流路13のテーパ部13dは、軸Aの周りに回転対称な形状を有し、軸Aを含む断面において、軸Aに対向する流路13の輪郭は流路13に対して凸形状を有している。この断面において、凸形状を有する流路13の輪郭は滑らかであり、各点の勾配に応じて流路13内に延びる接線を引くことができる。流路13のテーパ部13dは、凸形状に従い、前記接線に対応する流路13の輪郭の勾配が射出口12に向かって進むにつれて次第に緩やかになるように、定径部13cの径から射出口12に接続するテーパ部13dの先端の径まで次第に縮小する先細り形状を形成している。
図3は、本実施の形態の射出ノズル10の流路13のテーパ部13dの具体例を説明する図である。図3において、軸Aに沿って射出口12に向かって、射出ノズル10の先端部17の第1の内壁17aに囲まれた流路13の定径部13cに、先端部17の第2の内壁17bに囲まれた流路13のテーパ部13dが接続し、テーパ部13dの先端は射出口12に接続している。
定径部13cは、2φの径を有している。射出口12は、軸Aに沿ってLの長さに延び、2ψの径を有している。テーパ部13dは、軸Aに沿ってXの長さに延び、軸Aに沿って射出口12の方向に進むにつれて径が2φから2ψまで次第に縮小している。
この具体例では、軸Aを含む断面において、テーパ部13dの流路13の輪郭は流路13に対して突き出すように設けられた円弧によって形成され、この円弧は、射出口12に接するテーパ部13dの先端において、円弧の接線の勾配が0になり、軸Aに平行になるように配置されている。したがって、円弧の中心は、テーパ部13dの先端において軸Aに直交する直線上に位置する。円弧によって形成されるテーパ部13dの輪郭は流路13に対して凸形状を有し、テーパ部13dの輪郭の各点において勾配に応じた接線を流路13内に延びるように引くことができる。
この具体例のテーパ部13dの輪郭は、次の式(1)によって規定することができる。ここで、軸Aを含む断面において、円弧の中心Oはテーパ部13dの先端において軸Aに直交する直線上にあるものとし、円弧の半径をRとし、円弧の中心Oと円弧が定径部13cの輪郭と交わる点とを結ぶ直線と、前記直交する直線とがなす角をθとする。式(1)によると、軸Aに沿ったテーパ部13dの長さX、円弧の半径R、定径部13cの径2φ及び射出口12の径2ψを構成するφ及びψに基づいて、角度θを決定することができる。
tanθ=X/(R-(φ-ψ)) … (1)
式(1)は、次の式(2)のように書き換えることもできる。式(2)によると、円弧の半径R、定径部13cの径2φ及び射出口12の径2ψを構成するφ及びψ、前記角度θに基づいて、軸Aに沿ったテーパ部13dの長さXを決定することができる。
X=(R-(φ-ψ))×tanθ … (2)
ここで、定径部13cの径の2φ及び射出口12の径の2ψを構成するφ及びψ、軸Aに沿ったテーパ部13dの長さXは、次のような式(3)を満たす。式(3)は、φとψの差、すなわち定径部13cと射出口12、すなわちテーパ部13dの先端との半径の差が、軸Aに沿ったテーパ部13dの長さXより小さく、テーパ部13dにおいて流路13の方向に進むにつれて凸形状に従って径が縮小するときに勾配が大きくなり過ぎないように規定している。
φ-ψ<X … (3)
また、軸Aに沿ったテーパ部13dの長さのXと射出口12長さのLを合わせた長さをテーパ長のTとすると、テーパ長のTは式(4)のように最大テーパ長のTmaxによって上限が規定される。ここで、Tmaxは50cm以下としてもよい。
L+X<Tmax … (4)
図4は、本実施の形態の射出ノズル10を取り付けた射出成形機20を示す図である。この射出成形機20は、インラインスクリュー式であって、略水平方向に延びたシリンダ21、シリンダ21に内蔵されたスクリュ23、及びスクリュ23を回転駆動等する図示しない駆動機構を有している。シリンダ21の先端には、本実施の形態の射出ノズル10が取り付けられている。射出ノズル10は、基部15の外壁15cに設けられたねじ部によって、シリンダ21の先端にねじ込まれて取り付けられてもよい。また、シリンダ21には、ホッパ22及びバンドヒータ24が取り付けられている。
射出ノズル10の供給口11には、シリンダ21からスクリュ23によって押し出された溶融された樹脂組成物が供給される。このとき、スクリュ23の先端は、射出ノズル10の供給口11を通って流路13の開口部13a及び縮径部13bまで進んでもよい。射出ノズル10において、供給口11に供給された溶融された樹脂組成物は、流路13に沿って案内されて、射出口12を通って図示しない金型のキャビティに射出される。
本実施の形態の射出ノズル10において、流路13のテーパ部13dは、射出ノズル10の軸Aを含む断面について、軸Aに対向する流路13の輪郭が流路に対する凸形状を含む断面を有している。軸Aを含む断面において、テーパ部13dは、凸形状に従い、射出口12の方向に進むにつれて輪郭の勾配が次第に緩やかになっている。射出口12に接続するテーパ部13dの先端において、流路13の輪郭の勾配が0であってもよい。したがって、射出口12に向けてテーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物は、急激にせん断されることがなく、発熱も抑えられる。また、溶融された樹脂組成物がテーパ部13dを通過する過程における樹脂組成物の分解や樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することができる。
本実施の形態を適用した実施例1について説明する。図5は、実施例1の射出ノズル10を示す図である。実施例1の射出ノズル10は、図2に示した本実施の形態の射出ノズル10を使用した。図5(a)は射出ノズル10の断面図であり、図5(b)は射出ノズル10の流路13のテーパ部13dの斜視図であり、図5(c)は流路13のテーパ部13dの断面図である。なお、以下の実施例及び比較例においても、流路13のテーパ部13dの形状を除いた各部の構造は同様であり、対応する箇所を同様の符号で示して実施例1の射出ノズル10との対応関係を明らかにするものとする。
図5(a)において、射出ノズル10における流路13の各部の寸法は、次の通りである。軸Aに沿って、開口部13aからテーパ部13dまでの流路13の全長のL1は120mm、開口部13aの長さのL2は10mm、縮径部13bの長さL3は10mmである。供給口11の径に等しい開口部13aの径のD1は18mm、定径部13cの径のD2は9.5mm、射出口12の径に等しいテーパ部13dの先端の径のD3は2mmである。ここで、D2及びD3は、図3の2φ及び2ψにそれぞれ相当している。なお、以下の他の実施例及び比較例においても、射出ノズル10の流路13の各部の寸法は、この実施例1と同様とする。
図5(b)に示すように、実施例1のテーパ部13dは、射出ノズル10の軸Aについて回転対称な形状を有している。図5(c)に示すように、テーパ部13dは、軸Aを含む断面において、流路13の輪郭が流路13に突き出し、テーパ部13dの先端において勾配が0になり、接線が軸Aに平行になるように設けられた半径R=5mmの円弧によって形成されている。円弧の中心は、テーパ部13dの先端において軸Aと直交する直線上にある。
流路13の径は、軸Aに沿って射出口12の方向に、定径部13cの径のD2の9.5mmからテーパ部13dの先端の径のD3の2mmまで、輪郭を形成する円弧に従って次第に縮小する。円弧によって形成された流路13の輪郭の形状は、上述の式(1)又は(2)によって規定されてもよい。軸Aを含む断面において流路13は円弧によって流路13に対して凸形状を形成し、輪郭の勾配は射出口12の方向に進むにつれて次第に緩やかになり、テーパ部13dの先端で0になっている。
図6は、射出ノズル10からの排出ガスの時間変化を示すグラフである。図中の曲線aは、射出成形のプロセスにおける、実施例1の射出ノズル10からの排出ガスの発生量の時間変化を示している。図中の曲線bは、同様の射出成形のプロセスにおける、図1に示したような従来の射出ノズル110からの排出ガスの発生量の時間変化を示している。いずれの場合も、射出ノズルに供給した溶融された樹脂組成物には、ポリプラスチックス株式会社製ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂に、ガラス繊維を30重量%、離型剤(ペンタエリスリトールテトラステアレート)とアミノシラン系加工助剤を各0.5重量%添加したPPS樹脂組成物を用いた。排出ガスの発生量は、後述するガス分析装置(図7を参照)を用いて測定した。
曲線aに示した実施例1の射出ノズル10からの排出ガスの発生量を曲線bに示した従来の射出ノズル110からの排出ガスの発生量と対比すると、実施例1の射出ノズル10からの排出ガスの発生量は表示された滞留時間にわたって少ない傾向が見られ、特に滞留時間が5~12秒付近の領域cにおいて排出ガスの発生量が顕著に減少していることが見られた。
図7は、ガス分析装置の構成を示す図である。図5に示した射出成形機20に取り付けた射出ノズル10からの排出ガスの発生量は、図7のガス分析装置を用いて測定した。また、従来の射出ノズル110から排出ガスの発生量も同様に測定した。ガス分析装置は、図4に示したような射出成形機20に取り付けられて構成されている。
ガス分析装置において、ホッパ22から第1の真空ポンプ31に至る第1の排気路34に、ホッパ22からの排出ガスを捕集する第1の捕集管37を設置されている。また、射出ノズル10の流路13の定径部13cを形成する延長部16の内壁16aに複数のドーナツ状の円板が積層されたガスベント25が設けられ、ガスベント25から第2の真空ポンプ32に至る第2の排気路35に射出ノズル10からの排出ガスを捕集する第2の捕集管38が設置されている。さらに、固定の第1の金型51及び可動の第2の金型52からなる金型50のキャビティ53から第3の真空ポンプ33に至る第3の排気路36に、金型50からの排出ガスを捕集する第3の捕集管39が設置されている。
第1の捕集管37、第2の捕集管38、及び第3の捕集管39は、バッグやボトル等の容器、化学吸着あるいは多孔質や不織布のような物理吸着によるトラップを用いてもよく、捕集したガスをガスクロマトグラフィー等の分析装置を用いて定量的/定性的に分析してもよい。また、第1の捕集管37、第2の捕集管38、及び第3の捕集管39に代えて分析器具を接続することで、発生ガスを即時に測定してもよい。
図6のグラフに示した射出ノズル10からの排出ガスのガス発生量の時間変化は、図7に示したガス分析装置を用い、射出ノズル10に形成したガスベント25を介した排出ガスのガス発生量を第2の捕集管38に代えて接続した図示しない分析器具によって即時に測定したものである。図1に示したような従来の射出ノズル110からの排出ガスも、同様に射出ノズル110に形成したガスベントを介して得られた排出ガスのガス発生量を測定した。
このように、実施例1の射出ノズル10においては、流路13のテーパ部13dは、射出ノズル10の軸Aを含む断面において、軸Aに対向する流路13の輪郭が流路13に対する凸形状を含む断面を有し、輪郭の勾配は射出口12の方向に進むにつれて次第に緩やかになっている。したがって、実施例1の射出ノズルは、射出口12に向けてテーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物は、急激にせん断されることがなく発熱も抑えられ、図1に示したような従来の射出ノズル110と対比すると、排出ガスのガス発生量が減少することが明らかになった。
図8は、実施例2の射出ノズル10の流路13のテーパ部13dを示す図である。図8(a)はテーパ部13dの斜視図であり、図8(b)はテーパ部13dの断面図である。
図8(a)に示すように、実施例2のテーパ部13dは、射出ノズル10の軸Aを含む水平面について上側と下側とでそれぞれ軸Aについて回転対称な形状を有している。図8(b)に示すように、軸Aを含む水平面から下側にある軸Aの周りに180°の角度範囲においては、テーパ部13dは、軸Aを含む断面において、流路13の輪郭が流路13に対して突き出し、テーパ部13dの先端において勾配が0になり、接線が軸Aに平行になるように設けられた半径R=5mmの円弧によって形成されている。円弧の中心は、テーパ部13dの先端において軸Aと直交する直線上にある。円弧の形状は、上述の式(1)又は(2)によって規定されてもよい。したがって、軸Aを含む水平面から下側の軸Aを含む断面においてテーパ部13dは円弧によって流路13に対して凸形状を形成し、輪郭の勾配は射出口12の方向に進むにつれて次第に緩かになっている。
一方、軸Aを含む水平面よりも上側にある軸Aの周りに180°の角度範囲においては、テーパ部13dは、軸Aを含む断面において、流路13の輪郭が直線によって形成されている。図8(b)に示すように、軸Aを含む水平面よりも上側にあるテーパ部13dは、円錐の側面の一部を形成している。
テーパ部13dの径は、軸Aに沿って射出口12の方向に、定径部13cの径のD2の9.5mmからテーパ部13dの先端の径のD3の2mmまで、次第に縮小する。ここで、軸Aを含む水平面から下側の流路13の径は、流路13の輪郭を形成する円弧に従って縮小する。一方、軸Aを含む水平面よりも上側の流路13の径は、流路13の輪郭を形成する直線に従って縮小する。
実施例2においては、テーパ部13dの軸Aを含む水平面より下側においては、軸Aを含む断面における輪郭の勾配は射出口12の方向に進むにつれて次第に緩かになっている。したがって、流路13の方向にテーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物は、急激にせん断されることがなく発熱も抑えられ、テーパ部13dを通過する過程における樹脂組成物の分解や樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することができる。一方、テーパ部13dの軸Aを含む水平面より上側においては、軸Aを含む断面における輪郭は直線で形成され、勾配は一定である。したがって、流路の方向にテーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物の流量を確保することができる。このように、実施例2のテーパ部13dにおいては、テーパ部13dの下半分で樹脂組成物の分解や樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減するとともに、上半分で樹脂組成物の流量を確保することができる。
図9は、実施例3の射出ノズル10の流路13のテーパ部13dを示す図である。図9(a)はテーパ部13dの斜視図であり、図9(b)はテーパ部13dの断面図である。
図9(a)に示すように、実施例3のテーパ部13dは、射出ノズル10の軸Aについて回転対称な形状を有している。図9(b)に示すように、テーパ部13dは、軸Aを含む断面において、軸Aに沿って射出口12の方向に、テーパ部13dの輪郭がそれぞれ流路13に突き出すように隣接して設けられた半径R=5mmの第1の円弧と半径R=3mmの第2の円弧とによって形成されている。
ここで、第2の円弧は、軸Aを含む断面において、テーパ部13dの先端において勾配が0になり、接線が軸Aに平行になるように設けられている。第2の円弧の中心は、テーパ部13dの先端において軸Aと直交する直線上にある。第2の円弧の形状は、上述の式(1)又は(2)によって規定されてもよい。また、第1の円弧の形状も、上述の式(1)又は(2)と同様の式によって規定されてもよい。
テーパ部13dの径は、軸Aに沿って射出口12の方向に、定径部13cの径のD2の9.5mmから第1の円弧と第2の円弧とが接する位置における径のD4の5mmまで、輪郭を形成する第1の円弧に従って次第に縮小する。また、テーパ部13dの径は、第1の円弧と第2の円弧とが接する位置における径のD4の5mmからテーパ部13dの先端の径のD3の2mmまで、輪郭を形成する第2の円弧に従って次第に縮小する。
実施例3の射出ノズル10においては、軸Aを含む断面において、テーパ部13dは第1の円弧及び第2の円弧によって流路13に対して隣接する2つの凸形状を形成し、2つの凸形状の輪郭の勾配は射出口12の方向に進むにつれてそれぞれ次第に緩やかになっている。したがって、実施例3の射出ノズル10においては、2つの凸形状によって、射出口12に向けてテーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物は緩やかに圧縮され、急激なせん断や発熱が抑えられ、ひいては樹脂組成物の分解や樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することができる。
図10は、実施例4の射出ノズル10の流路13のテーパ部13dを示す図である。図10(a)はテーパ部13dの斜視図であり、図10(b)はテーパ部13dの断面図である。
図10(a)に示すように、実施例10のテーパ部13dは、射出ノズル10の軸Aについて回転対称な形状を有している。図10(b)に示すように、テーパ部13dは、軸Aを含む断面において、軸Aに沿って射出口12の方向に、テーパ部13dの輪郭が、それぞれ流路13に突き出すように離隔して設けられた半径R=5mmの第1の円弧と半径R=3mmの第2の円弧と、第1の円弧と第2の円弧とに挟んで設けられた軸Aに平行な長さが5mmの直線とによって形成されている。
ここで、第2の円弧は、軸Aを含む断面において、テーパ部13dの先端において勾配が0になり、接線が軸Aに平行になるように設けられている。第2の円弧の中心は、テーパ部13dの先端において軸Aと直交する直線上にある。第2の円弧の形状は、上述の式(1)又は(2)によって規定されてもよい。また、第1の円弧の形状も、上述の式(1)又は(2)と同様の式によって規定されてもよい。
テーパ部13dの径は、軸Aに沿って射出口12の方向に、定径部13cの径のD2の9.5mmから第1の円弧と第2の円弧とが挟む直線における径のD5の5mmに達するまで、輪郭を形成する第1の円弧に従って次第に縮小する。第1の円弧と第2の円弧とが挟む直線においては、テーパ部13dの径のD5は一定の5mmである。径のD5が5mmの直線を超えてテーパ部13dの先端の径のD3の2mmまで、テーパ部13dの径は輪郭を形成する第2の円弧に従って次第に縮小する。
実施例4の射出ノズル10においては、軸Aを含む断面において、テーパ部13dは第1の円弧及び第2の円弧によって流路13に対して径が一定の直線を挟んで離隔された2つの凸形状を形成し、2つの凸形状の輪郭の勾配は射出口12の方向に進むにつれてそれぞれ次第に緩やかになっている。射出口12に向けてテーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物は、第1の円弧による凸形状によって径方向の圧縮作用を受けた後、さらに第2の円弧による凸形状によって径方向の圧縮作用を受ける前に、径が一定の直線の部分を進む間に径方向の圧縮が緩和されて安定化されることができる。したがって、実施例4の射出ノズル10においては、径が一定の直線を挟んだ2つの凸形状によって、射出口12に向けてテーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物は緩やかに圧縮され、急激なせん断や発熱が抑えられ、ひいては樹脂組成物の分解や樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することができる。
図11は、射出速度と損失エネルギーの関係を示すグラフである。図中の曲線aは実施例1、曲線bは実施例2、曲線cは実施例3、曲線dは実施例4にそれぞれ対応している。曲線eは、後述する比較例に対応している。このグラフは、図6に示した射出ノズル10からの排出ガスの時間変化の測定結果と同様の条件を想定し、シミュレーションにより計算した。
グラフに示されているように、損失エネルギーは、比較例、実施例2、実施例4、実施例3、実施例1の順で減少している。損失エネルギーは、テーパ部13dを進む溶融された樹脂組成物のせん断や発熱により生じるため、比較例、実施例2、実施例4、実施例3、実施例1の順でせん断や発熱が小さく、したがってこの順序で樹脂組成物の分解や樹脂組成物の分解によるガスの発生も少ないことが想定される。
本実施の形態の比較例について説明する。図12は、比較例の射出ノズル10を示す図である。図12(a)は射出ノズル10の断面図であり、図12(b)は射出ノズル10の流路13のテーパ部13dの斜視図であり、図12(c)はテーパ部13dの断面図である。図12(a)において、射出ノズル10における流路13の各部の寸法は、図5に示した実施例1と同様である。
図12(b)に示すように、比較例のテーパ部13dは、射出ノズル10の軸Aについて回転対称な形状を有している。テーパ部13dは、射出口112の方向に、釣鐘状に先細りになっている。図12(c)に示すように、テーパ部13dは、軸Aを含む断面において、流路13の輪郭が流路13から外側に突き出すように設けられた半径R=5mmの円弧によって形成されている。流路13の径は、軸Aに沿って射出口12の方向に、定径部13cの径のD2の9.5mmからテーパ部13dの先端の径のD3の2mmまで、輪郭を形成する円弧に従って次第に縮小する。断面において流路13は円弧によって流路13に対して凹形状を形成し、輪郭の勾配は射出口12の方向に進むにつれて次第に急峻になっている。輪郭の勾配は、テーパ部13dが定径部13cに接する点において0であってもよい。
なお、上述の実施例において示したノズルの寸法や形状は一例を示すものであり、これに限定されるものではない。例えば、図8に示した実施例2においては、テーパ部13dの軸Aを含む水平面から下側の軸Aの周りの180°の範囲の流路13の輪郭に凸形状が形成されるとしたが、これに限らない。軸Aの周りの180°の角度範囲は、軸Aを含む水平面の下側に限らず、他の範囲にあってもよく、例えば軸Aを含む水平面より上側にあってもよい。また、軸Aの周りの角度範囲は180°に限らず、例えば60°から350°の範囲にあってもよく、180°から320°の範囲にあってもよい。なお、所定の角度範囲は、軸の周りに一続きで連続していてもよいし、複数に区切られた範囲から構成されていてもよい。
また、本実施の形態において、テーパ部13dの凸形状は円弧によって形成されるとしたが、凸形状は円弧に限らない。凸形状であれば、他の曲線であってもよい。例えば、2次曲線、双曲線、指数曲線、楕円などの適切な曲線であってもよい。
本実施の形態において、テーパ部13dは凸形状を有するとしたが、凸形状に限らず、テーパ部13dを通過する溶融された樹脂組成物のせん断による発熱を低減し、樹脂組成物の分解や樹脂組成物の分解によるガスの発生を低減することができるような適切な形状であればよい。このような形状は、テーパ部13dを流れる溶融された樹脂組成物に流体力学を適用してシミュレーションによって決定してもよい。
本実施の形態において、テーパ部13dは射出ノズル10の先端部17に設けるものとしたが、射出ノズル10の先端部17に限らず、溶融された樹脂組成物の流路13の径が細くなる位置であれば、他の位置であっても同様のテーパ部を設けることで、同様にガスの発生を低減する効果を得ることができる。このような位置としては例えば、射出ノズル10の基部15における流路13の縮径部13bの他、射出ノズル10の開口部11に接続される射出成形機20のシリンダ21の先端部、金型内の流路にあたるランナー部(特に金型キャビティ内へ樹脂組成物を注入するゲート直前のランナー径縮小部)など、射出ノズル10以外の装置も挙げることができる。ただし、シリンダ21の先端部にテーパ部の形状を設ける場合、当該シリンダ21の先端部の内壁がスクリュ23の先端部と接触し、摩耗や破損に繋がりやすくなるおそれがあり、そのような可動部との干渉を考慮する必要があるため、テーパ部は、射出ノズル10先端部17や金型ランナーのゲート手前部分に設けることが好ましい。
本発明は、射出成形機及び金型を用いて樹脂を成形するプロセスに利用することができる。
10 射出ノズル
11 供給口
12 射出口
13 流路
13a 開口部
13b 縮径部
13c 定径部
13d テーパ部
15 基部
16 延長部
17 先端部
20 射出成形機
50 金型

Claims (15)

  1. 射出成形機に取り付けられ、射出成形機のシリンダから供給された溶融された樹脂組成物を案内して金型に射出する射出ノズルであって、
    前記射出ノズルの軸に沿って、溶融された樹脂組成物が供給される供給口から金型に射出する射出口まで延びて溶融された樹脂組成物を案内する流路を有し、前記流路は、先細りとなって前記射出口に接続するテーパ部を含み、前記テーパ部は、前記軸を含む断面について、前記軸に対向する前記流路の輪郭が前記流路に対する凸形状を含むような断面を含み、
    前記軸を含む断面において、前記凸形状は円弧によって形成され、前記円弧の中心は、前記樹脂組成物を案内する方向について、前記円弧の終端を通り前記軸と直交する直線上にある射出ノズル。
  2. 前記軸を含む断面において、前記円弧は、前記樹脂組成物を案内する方向について、前記流路の半径がφの始端から前記流路の半径がψの終端まで距離がXの範囲にわたって形成され、前記円弧の始端における前記流路の輪郭と前記円弧の中心とを結ぶ直線と、前記軸と直交する直線とがなす角をθとし、前記円弧の半径をRとすると、関係式
    tanθ=X/(R-(φ-ψ))
    を満たす請求項1に記載の射出ノズル。
  3. 前記テーパ部は、前記軸の周りに回転対称であり、前記テーパ部は、前記軸を含む断面において、前記軸に対向する前記流路の輪郭が前記流路に対する凸形状を含む請求項1又は2に記載の射出ノズル。
  4. 前記テーパ部は、前記軸の周りに所定の角度範囲で回転対称であり、前記テーパ部は、前記軸を含む断面について、前記所定の角度範囲において、前記軸に対向する前記流路の輪郭が前記流路に対する凸形状を含む請求項1又は2に記載の射出ノズル。
  5. 前記所定の角度範囲は、60°から350°の範囲にある請求項に記載の射出ノズル。
  6. 前記所定の角度範囲は、180°から320°の範囲にある請求項に記載の射出ノズル。
  7. 前記所定の角度範囲は、前記軸の周りに複数に分けて設けられたテーパ部の角度範囲の合計である請求項またはに記載の射出ノズル。
  8. 前記テーパ部は、前記軸を含む断面において前記軸に対向する前記流路の輪郭が前記流路に対する1つの凸形状を含む請求項1からのいずれかに記載の射出ノズル。
  9. 前記テーパ部は、前記軸を含む断面において前記軸に対向する前記流路の輪郭が前記流路に対する2つ以上の凸形状を含む請求項1からのいずれかに記載の射出ノズル。
  10. 前記流路の輪郭において、前記2つ以上の凸形状が隣接する請求項に記載の射出ノズル。
  11. 前記流路の輪郭において、前記2つ以上の凸形状が離隔された請求項に記載の射出ノズル。
  12. 前記流路は、前記供給口と前記テーパ部との間に、所定の径を有する定径部をさらに含む請求項1から11のいずれかに記載の射出ノズル。
  13. 前記凸形状は、円弧を含む請求項1乃至12のいずれに記載の射出ノズル。
  14. 射出成型機から供給された溶融された樹脂組成物を成型する金型であって、
    樹脂組成物を成型するキャビティと、
    射出成型機から供給された樹脂組成物を前記キャビティに案内する流路とを含み、
    前記流路は前記キャビティに樹脂組成物を注入するゲートの直前に径が次第に縮小する径縮小部を含み、前記径縮小部は、前記流路の軸を含む断面について、前記軸に対向する前記流路の輪郭が前記流路に対する凸形状を含むような断面を含む金型。
  15. 前記径縮小部は、前記軸の周りに回転対称であり、前記径縮小部は、前記軸を含む断面において、前記軸に対向する前記流路の輪郭が前記流路に対する凸形状を含む請求項14に記載の金型。
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