JP7127516B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

この発明は、給湯装置に関する。
特許文献1は、給湯装置を開示する。当該給湯装置は、圧力センサによってふろ循環回路の内部の循環流量を検出する。
特開2012-180972号公報
しかしながら、特許文献1に記載の給湯装置においては、ふろ循環ポンプを一定時間駆動させてから循環回路の内部の循環流量を検出する。このため、ふろ循環回路の内部において浴槽水の循環があることを判定するために時間がかかる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、ふろ循環回路の内部において浴槽水の循環があることを短時間で判定することができる給湯装置を提供することである。
この発明に係る給湯装置は、浴槽と熱交換器とを接続するふろ循環回路と、ふろ循環回路の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、ふろ循環回路の内部の圧力を検出する圧力センサと、浴槽への給湯時の流量を検出する流量センサと、流量センサの検出値と予め設定された第1流量値との比較に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、ふろ循環ポンプを動作させて圧力センサの検出値に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定を実施しない制御部と、を備えた。
この発明に係る給湯装置は、浴槽と熱交換器とを接続するふろ循環回路と、ふろ循環回路の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、ふろ循環回路の内部の圧力を検出する圧力センサと、ふろ循環回路の内部に流れる浴槽水の温度を検出する温度センサと、ふろ循環ポンプを動作させたときの温度センサの検出値と予め設定された第1温度値との比較に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、ふろ循環ポンプを動作させて圧力センサの検出値に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環の有無の本判定を実施し、予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定を実施しない制御部と、を備えた。
この発明に係る給湯装置は、熱交換器から浴槽の内部へ導入される湯水が通るふろ往き配管と浴槽の内部から熱交換器へ導出される湯水が通るふろ戻り配管と、ふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、ふろ往き配管またはふろ戻り配管の内部の圧力を検出する圧力センサと、ふろ往き配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ往き温度センサと、ふろ戻り配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ戻り温度センサと、ふろ循環ポンプを動作させたときのふろ往き温度センサの検出値とふろ戻り温度センサの検出値との差と予め設定された第1温度値との比較に基づいてふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、ふろ循環ポンプを動作させて圧力センサの検出値に基づいてふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定を実施しない制御部と、を備えた。
この発明に係る給湯装置は、浴槽と熱交換器とを接続するふろ循環回路と、ふろ循環回路の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、ふろ循環回路の内部の圧力を検出する圧力センサと、ふろ循環ポンプの回転数を検出する回転数センサと、回転数センサの検出値と予め設定された第1回転数との比較に基づいてふろ循環回路における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、ふろ循環ポンプを動作させて圧力センサの検出値に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、予備判定の結果において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定を実施しない制御部と、を備えた。
この発明に係る給湯装置は、熱交換器から浴槽の内部へ導入される湯水が通るふろ往き配管と、浴槽の内部から熱交換器へ導出される湯水が通るふろ戻り配管と、ふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、ふろ往き配管またはふろ戻り配管の内部の圧力を検出する圧力センサと、浴槽への給湯時の流量を検出する流量センサと、ふろ往き配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ往き温度センサと、ふろ戻り配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ戻り温度センサと、ふろ循環ポンプの回転数を検出する回転数センサと、流量センサの検出値と予め設定された第1流量値との比較に基づいてふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無を判定する第1予備判定と、ふろ循環ポンプを動作させたときのふろ往き温度センサの検出値とふろ戻り温度センサの検出値との差と予め設定された第1温度値との比較に基づいてふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無を判定する第2予備判定と、回転数センサの検出値と予め設定された第1回転数との比較に基づいてふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無を判定する第3予備判定と、が設定され、ふろ給湯を行う機能を実施する際は第1予備判定を実施し、熱交換器を用いた熱交換を行う機能を実施する際は第2予備判定を実施し、浴槽の内部の水の有無を確認する機能を実施する際は第3予備判定を実施し、第1予備判定と第2予備判定と第3予備判定とのうちの実施された予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、ふろ循環ポンプを動作させて圧力センサの検出値に基づいてふろ往き配管の内部およびふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、第1予備判定と第2予備判定と第3予備判定とのうちの実施された予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定を実施しない制御部と、を備えた。
これらの発明によれば、ふろ循環回路の内部において浴槽水の循環があることを短時間で判定することができる。
実施の形態1における給湯装置の構成図である。 実施の形態1における給湯装置のふろ循環回路の図である。 実施の形態1における給湯装置の制御部の動作の第1例を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における給湯装置の制御部の動作の第2例を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における給湯装置の制御部の動作の第3例を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における給湯装置の構成図である。図1の給湯装置35は、浴槽30などに湯水を供給する装置である。図1の給湯装置35は、タンクユニット33とヒートポンプユニット7とリモコン44とを備える。
タンクユニット33は、貯湯タンク8とふろ用熱交換器20と熱源ポンプ12とふろ循環ポンプ29とふろ往き温度センサ37とふろ戻り温度センサ38と圧力センサ46と三方弁11と四方弁18と減圧弁31と給湯用混合弁22とふろ用混合弁23とふろ用電磁弁26と給湯用流量センサ45とを備える。
貯湯タンク8は、上下部で温度差が生じるように湯水を貯湯する。具体的には、貯湯タンク8は、上層側に高温の水を貯留する。貯湯タンク8は、下流側に低温の水を貯留する。
貯湯タンク8は、水導入口8aと水導出口8bと温水導入口8cと温水導出口8dと複数の貯湯温度センサ42、43とを備える。水導入口8aは、貯湯タンク8の下部に設けられる。水導出口8bは、貯湯タンク8の下部に設けられる。温水導入口8cは、貯湯タンク8の中央部よりも下方で貯湯タンク8の下部よりも上方に設けられる。温水導出口8dは、貯湯タンク8の上部に設けられる。複数の貯湯温度センサ42、43は、貯湯タンク8の表面に高さを変えて取り付けられる。
ふろ用熱交換器20は、貯湯タンク8およびヒートポンプユニット7から供給される高温の湯と二次側の加熱対象水(浴槽水、暖房用水など)との間で熱交換を行う。例えば、ふろ用熱交換器20の2次側は、ふろ循環回路である。ふろ循環回路は、浴槽30の内部の浴槽水が循環し得るように設けられる。具体的には、ふろ循環回路は、ふろ往き配管27とふろ戻り配管28とからなる。ふろ往き配管27は、ふろ用熱交換器20と浴槽30とを接続する。ふろ戻り配管28は、浴槽30とふろ用熱交換器20とを接続する。
熱源ポンプ12は、各種配管に湯水を循環させる。ふろ循環ポンプ29は、ふろ戻り配管28に設けられる。ふろ循環ポンプ29は、ふろ循環回路の内部で浴槽水を循環させる。ふろ循環ポンプ29は、回転数を検出する回転数センサを有する。ふろ往き温度センサ37は、ふろ往き配管27に設けられる。ふろ往き温度センサ37は、ふろ用熱交換器20から導出された熱交換後の浴槽水の温度を検出する。ふろ戻り温度センサ38は、ふろ戻り配管28に設けられる。ふろ戻り温度センサ38は、浴槽30から導出された浴槽水の温度を検出する。圧力センサ46は、ふろ戻り配管28に設けられる。圧力センサ46は、浴槽30の水位を水頭圧から検出する。
三方弁11は、aポートとbポートとcポートとを有する。三方弁11は、aポートとcポートとをつなぐ流路、bポートとcポートとをつなぐ流路の間で流路を切り替え得るように設けられる。四方弁18は、aポートとbポートとcポートとdポートとを有する。四方弁18は、aポートとbポートとをつなぐ流路、aポートとcポートとをつなぐ流路、bポートとdポートとをつなぐ流路、cポートとdポートとをつなぐ流路間で流路を切り替え得るように設けられる。
減圧弁31は、水道等の水源から供給される水を調圧する。給湯用混合弁22およびふろ用混合弁23は、貯湯タンク8から供給される高温の湯と水道等の水源側から供給される低温の水とを流量比を調整して混合し、設定温度の湯を生成する。ふろ用電磁弁26は、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28の接続点とふろ用混合弁23との間に設けられる。ふろ用電磁弁26は、ふろ用混合弁23から導出された湯が流れる配管を開閉する。給湯用流量センサ45は、ふろ用混合弁23とふろ用電磁弁26との間に設けられる。給湯用流量センサ45は、ふろ用混合弁23から導出された湯の流量を検出する。
第1給水配管9aの一端は、水道等の水源に接続される。第1給水配管9aの他端は、減圧弁31に接続される。第2給水配管9bの一端は、減圧弁31に接続される。第2給水配管9bの他端は、給湯用混合弁22およびふろ用混合弁23のそれぞれの入口側の一端に接続される。第3給水配管9cの一端は、減圧弁31に接続される。第3給水配管9cの他端は、水導入口8aに接続される。第1給水配管9aと第2給水配管9bと第3給水配管9cとは、給水管路を構成する。
給湯配管21の一端は、温水導出口8dに接続される。給湯配管21の他側は、給湯用混合弁22およびふろ用混合弁23のそれぞれの入口側の他端に接続される。第1給湯配管24の一端は、給湯用混合弁22の出口側に接続される。第1給湯配管24の他端は、給湯栓34に接続される。第2給湯配管25の一端は、ふろ用混合弁23の出口側に接続される。第2給湯配管25の他端は、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28の接続点に接続される。
HP往き配管14の一端は、三方弁11のcポートに接続される。HP往き配管14の他端は、ヒートポンプユニット7の入口側に接続される。HP戻り配管15の一端は、ヒートポンプユニット7の出口側に接続される。HP戻り配管15の他端は、四方弁18のcポートに接続される。
水導出口配管10の一端は、水導出口8bに接続される。水導出口配管10の他端は、三方弁11のaポートに接続される。送湯配管13の一端は、四方弁18のdポートに接続される。送湯配管13の他端は、温水導出口8dに接続される。温水導入配管20aの一端は、送湯配管13の途中から分岐する。温水導入配管20aの他端は、ふろ用熱交換器20の1次側入口に接続される。温水導出口配管20bの一端は、ふろ用熱交換器20の1次側出口に接続される。温水導出口配管20bの他端は、三方弁11のbポートに接続される。第1バイパス配管16の一端は、四方弁18のaポートに接続される。第1バイパス配管16の他端は、温水導入口8cに接続される。第2バイパス配管17の一端は、熱源ポンプ12とヒートポンプユニット7の入口側との間においてHP往き配管14の途中に接続される。第2バイパス配管17の他端は、四方弁18のbポートに接続される。
ヒートポンプユニット7は、HP往き配管14およびHP戻り配管15と図示されない電気配線を介してタンクユニット33に接続される。ヒートポンプユニット7は、貯湯タンク8から導出された低温の水を加熱するように設けられる。具体的には、ヒートポンプユニット7は、圧縮機1と水冷媒熱交換器3と膨張弁4と空気熱交換器6とを備える。ヒートポンプユニット7において、冷媒配管5は、圧縮機1と水冷媒熱交換器3と膨張弁4と空気熱交換器6とを環状に接続する。その結果、ヒートポンプサイクルが構成される。水冷媒熱交換器3は、冷媒配管5を流れる冷媒とタンクユニット33から導出された低温の水との間で熱交換を行う。
リモコン44は、図示されない表示部、操作部、スピーカ、マイク等を搭載する。例えば、表示部は、給湯装置35の状態等の情報を表示する。例えば、操作部は、スイッチ等である。例えば、操作部は、使用者による設定値変更の操作を受け付ける。
制御部36は、タンクユニット33に設けられる。制御部36は、ヒートポンプユニット7およびタンクユニット33と電気的に接続される。制御部36は、リモコン44と相互通信可能に接続される。制御部36は、ヒートポンプユニット7およびタンクユニット33が備える弁類、ふろ循環ポンプなどを制御する。
三方弁11は、水導出口配管10とHP往き配管14とが連通する形態、温水導出口配管20bとHP往き配管14とが連通する形態、の2つの流路形態をとることで、タンクユニット33の内部において湯水の流路を切り替える。四方弁18は、HP戻り配管15と送湯配管13とが連通する形態、HP戻り配管15と第1バイパス配管16とが連通する形態、第1バイパス配管16と第2バイパス配管17とが連通する形態、送湯配管13と第2バイパス配管17とが連通する形態、の4つの流路形態をとることで、タンクユニット33の内部において湯水の流路を切り替える。
第3給水配管9cを通過した湯水(低温の水)は、貯湯タンク8の水導入口8aから流入する。ヒートポンプユニット7を用いて加熱された湯水(高温の水)は、貯湯タンク8の温水導出口8dから流入する。その結果、貯湯タンク8の上下部で温度差が生じるように湯水が貯留される。
給湯用混合弁22およびふろ用混合弁23は、給湯配管21を通過した湯水(高温の水)と、第2給水配管9bから供給される湯水(低温の水)との流量比を調整することにより、使用者がリモコン44で設定した設定温度の湯水を生成し、第1給湯配管24および第2給湯配管25にそれぞれ流入させる。給湯用混合弁22で温度調整された湯は、第1給湯配管24から給湯栓34を経由して使用者が使用するシャワー、カランなどの図示されない蛇口に供給される。一方、ふろ用混合弁23で設定温度に調整された湯は、第2給湯配管25からふろ用電磁弁26、ふろ給湯用流量センサ45、ふろ往き配管27、ふろ戻り配管28を経由して浴槽30に供給される。
貯湯温度センサ42、43は、貯湯タンク8内の湯水の温度分布を検出する。制御部36は、貯湯温度センサ42、43の検出結果に基づいて貯湯タンク8の内部の残湯量を把握する。制御部36は、貯湯タンク8の内部の残湯量に基づいてヒートポンプユニット7による貯湯タンク8の内部の湯水の沸上運転の開始、停止などを制御する。
図2は実施の形態1における給湯装置のふろ循環回路の図である。図中の矢印は、浴槽水の循環時の湯水の流れを示す。図中の×印は、配管の閉塞などを示す。
制御部36は、給湯用流量センサ45の検出値、ふろ往き温度センサ37の検出値とふろ戻り温度センサ38の検出値との差、ふろ循環ポンプ29の回転数センサの検出値に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無を検出する予備判定を実施する。予備判定において、浴槽水の循環がないと判定された場合、制御部36は、ふろ循環ポンプ29の駆動前後の圧力センサ46の検出値に基づいて浴槽水の循環有無を検出する本判定を実施する。浴槽水の循環があると判定された場合、制御部36は、本判定を実施しない。
制御部36は、給湯装置35の動作状況に応じて第1予備判定と第2予備判定と第3予備判定との中から選択された予備判定を実施する。第1予備判定は、給湯用流量センサ45の検出値に基づいた判定である。第2予備判定は、ふろ往き温度センサ37の検出値とふろ戻り温度センサ38の検出値との差に基づいた判定である。第3予備判定は、ふろ循環ポンプ29の回転数センサの検出値に基づいた判定である。
図3は実施の形態1における給湯装置の制御部の動作の第1例を説明するためのフローチャートである。図3は第1予備判定が実施される際のフローチャートである。ステップS1では、制御部36は、給湯用流量センサ45から浴槽30への湯はり時の給湯流量Qを検出する。その後、制御部36は、ステップS2の動作を行う。ステップS2では、制御部36は、給湯流量Qが第1流量値Q1以上であるか否かを判定する。第1流量値Q1は、予め設定される。例えば、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28に詰まりがなく、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28がいずれも閉塞していない場合の給湯流量が10L/minである場合、第1流量値Q1は、10L/minに設定される。
ステップS2で給湯流量Qが第1流量値Q1以上である場合、制御部36は、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28がいずれも閉塞していないと判定する。その後、制御部36は、動作を終了する。ステップS2で給湯流量Qが第1流量値Q1未満である場合、制御部36は、ふろ往き配管27とふろ戻り配管28のうちの少なくとも一方に詰まりが発生し、ふろ往き配管27とふろ戻り配管28のうちの少なくとも一方が閉塞していると判定する。
その後、制御部36は、ステップS3の動作を行う。ステップS3では、制御部36は、給湯流量Qが第2流量値Q2以上であるか否かを判定する。第2流量値は、予め設定される。第2流量値Q2は、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28の両方に詰まりが発生しており、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28の両方が閉塞している場合に配管の内部における湯水の流量が極端に低下することを考慮して第1流量値Q1よりも小さい値に設定される。例えば、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28の両方が閉塞している場合の給湯流量が6L/minである場合、第2流量値Q2は、6L/minに設定される。
ステップS3で給湯流量Qが第2流量値Q2以上である場合、制御部36は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、制御部36は、ふろ往き配管27またはふろ戻り配管28のいずれか一方の配管が閉塞していることを示すフラグを立てる。
ステップS3で給湯流量Qが第2流量値Q2未満である場合、制御部36は、ステップS5の動作を行う。ステップS5では、制御部36は、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28の両方の配管が閉塞していることを示すフラグを立てる。
ステップS4またはステップS5の後、制御部36は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、制御部36は、ふろ循環ポンプ29を動作させる前後における圧力センサ46の検出値に基づいてふろ往き配管27の内部およびふろ戻り配管28の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施する。具体的には、以下の動作が行なわれる。
例えば、ふろ往き配管27が閉塞した状態でふろ循環ポンプ29が動作する場合、ふろ循環ポンプ29の下流で流れが滞る。その結果、配管の内部の圧力が高まる。このため、圧力センサ46の検出値は大きくなる。一方、ふろ戻り配管28が閉塞した状態でふろ循環ポンプ29が動作する場合、ふろ循環ポンプ29の上流で流れが滞る。その結果、配管の内部の圧力が低下する。このため、圧力センサ46の検出値は小さくなる。
そこで、制御部36は、ふろ循環ポンプ29を動作前後の圧力センサ46の検出値の差pが5000mmHOよりも大きい場合または2000mmHO未満である場合にふろ循環回路が閉塞していると判定する。
ステップS6でふろ循環回路が閉塞していない場合、制御部36は、動作を終了する。ステップS6でふろ循環回路が閉塞している場合は、制御部36は、ステップS7の動作を行う。ステップS7では、制御部36は、ステップS4またはステップS5の判定結果に基づいて循環回路の閉塞状態を示す情報を外部に向けて報知部に報知させる。例えば、報知部は、循環回路の閉塞によるエラーを示す情報または循環回路の閉塞の可能性があることを示す情報を報知する。例えば、リモコン44のディスプレイは、報知部として、当該情報を表示する。例えば、リモコン44のアラームランプは、報知部として、当該情報に対応して点灯する。例えば、リモコン44は、報知部として、当該情報を音声で出力する。
図4は実施の形態1における給湯装置の制御部の動作の第2例を説明するためのフローチャートである。図4は第2予備判定が実施される際のフローチャートである。ステップS8では、追い焚き運転中において、制御部36は、ふろ往き温度センサ37からふろ循環ポンプ29の動作時のふろ往き温度Tiを検出する。制御部36は、ふろ戻り温度センサ38からふろ循環ポンプ29の動作時のふろ戻り温度Tjを検出する。その後、制御部36は、ステップS9の動作を行う。ステップS9では、制御部36は、ふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第1温度値T1以上であるか否かを判定する。第1温度値T1は、予め設定される。例えば、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28に詰まりがなく、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28が閉塞していない場合、熱源ポンプ12とふろ循環ポンプ29は、ふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が10℃となるように制御される場合、第1温度値T1は、15℃に設定される。
ステップS9でふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第1温度値T1以上である場合、制御部36は、ふろ往き配管27またはふろ戻り配管28が部分的に閉塞していると判定する。その後、制御部36は、ステップS10の動作を行う。ステップS10では、制御部36は、ふろ往き配管27またはふろ戻り配管28が部分的に閉塞していることを示すフラグを立てる。
ステップS9でふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第1温度値T1未満である場合、制御部36は、ステップS11の動作を行う。ステップS11では、制御部36は、ふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第2温度値T2以下であるか否かを判定する。第2温度値T2は、予め設定される。第2流量値Q2は、ふろ往き配管27またはふろ戻り配管28において詰まりが完全に発生しており、ふろ往き配管27またはふろ戻り配管28が完全に閉塞している場合にふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が極端に小さくなることを考慮して第1温度値T1よりも小さい値に設定される。例えば、第2温度値T2は、5℃に設定される。
ステップS11でふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第2温度値T2よりも大きい場合、制御部36は、ふろ往き配管27およびふろ戻り配管28がいずれも閉塞していないと判定する。その後、制御部36は、動作を終了する。ステップS11でふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第2温度値T2以下である場合、制御部36は、ふろ往き配管27またはふろ戻り配管28が完全に閉塞していると判定する。
その後、制御部36は、ステップS12の動作を行う。ステップS12では、制御部36は、ふろ往き配管27またはふろ戻り配管28が完全に閉塞していることを示すフラグを立てる。
ステップS10またはステップS12の後、制御部36は、ステップS6以降の動作を行う。以降は図3と同様のため、説明を省略する。
図5は実施の形態1における給湯装置の制御部の動作の第3例を説明するためのフローチャートである。図5は第3予備判定が実施される際のフローチャートである。ステップS15では、制御部36は、回転数センサからふろ循環ポンプ29の回転数Pを検出する。その後、制御部36は、ステップS16の動作を行う。ステップS16では、制御部36は、回転数Pが第1回転数P1以上であるか否かを判定する。第1回転数P1は、予め設定される。例えば、ふろ循環ポンプ29の回転数は、浴槽30の内部に水がある場合に4800rpmとなるように制御される。第1回転数P1は、浴槽30の内部に水がない場合にふろ循環ポンプ29が空転することでふろ循環ポンプ29の回転数が急上昇することを考慮して6000rpmに設定される。
ステップS16で回転数Pが第1回転数P1未満である場合、制御部36は、浴槽30の内部に水があると判定する。その後、制御部36は、動作を終了する。ステップS16で回転数Pが第1回転数P1以上である場合、制御部36は、浴槽30の内部に水がないと判定する。その後、制御部36は、ステップS17の動作を行う。ステップS17では、制御部36は、浴槽30の内部に水がないことを示すフラグを立てる。
その後、制御部36は、ステップS6の動作を行う。以降は図4、図5と同様のため、説明を省略する。
ステップS6でふろ循環回路が閉塞していない場合、制御部36は、動作を終了する。ステップS6でふろ循環回路が閉塞している場合は、制御部36は、ステップS19の動作を行う。ステップS19では、制御部36は、ステップS17の判定結果に基づいて浴槽30の内部に水がないことを示す情報を外部に向けて報知部に報知させる。例えば、報知部は、浴槽30の内部に水がないことによるエラーを示す情報または浴槽30の内部に水がない可能性があることを示す情報を報知する。例えば、リモコン44のディスプレイは、報知部として、当該情報を表示する。例えば、リモコン44のアラームランプは、報知部として、当該情報に対応して点灯する。例えば、リモコン44は、報知部として、当該情報を音声で出力する。
以上で説明した実施の形態1によれば、給湯装置35は、給湯用流量センサ45の検出値と予め設定された第1流量値Q1との比較に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の予備判定を実施する。予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定は実施されない。このため、ふろ循環回路の内部において浴槽水の循環があることを短時間で判定することができる。
また、予備判定において、給湯用流量センサ45の検出値が予め設定された第2流量値Q2未満である場合、給湯装置35は、ふろ往き配管27とふろ戻り配管28との両方の閉塞により浴槽水の循環がないと判定する。このため、浴槽水の循環がない理由をより正確に把握することができる。
また、予備判定において、給湯用流量センサ45の検出値が予め設定された第1流量値Q1未満かつ第2流量値Q2以上である場合、給湯装置35は、ふろ往き配管27とふろ戻り配管28とのうちの少なくとも一方の閉塞により浴槽水の循環がないと判定する。このため、浴槽水の循環がない理由をより正確に把握することができる。
また、給湯装置35は、温度センサの検出値と第1温度値T1との比較に基づいてふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無を予備判定する。予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定は実施されない。このため、ふろ循環回路の内部において浴槽水の循環があることを短時間で判定することができる。
また、予備判定において、ふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第1温度値T1以上の場合、給湯装置35は、ふろ循環回路の部分的な閉塞により浴槽水の循環がないと判定する。このため、浴槽水の循環がない理由をより正確に把握することができる。
また、給湯装置35は、ふろ往き温度Tiとふろ戻り温度Tjとの差が第2温度値T2以下である場合、給湯装置35は、ふろ循環回路の一部が完全な閉塞により浴槽水の循環がないと判定する。このため、浴槽水の循環がない理由をより正確に把握することができる。
また、給湯装置35は、ふろ循環ポンプ29の回転数センサの検出値と第1回転数P1との比較に基づいて浴槽30の内部の水の有無を予備判定する。ふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無を予備判定する。予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、本判定は実施されない。このため、ふろ循環回路の内部において浴槽水の循環があることを短時間で判定することができる。
また、給湯装置35は、ふろ循環ポンプ29の回転数センサの検出値が第1回転数P1以上である場合は、浴槽30の内部に水がないことにより浴槽水の循環がないと判定する。このため、浴槽水の循環がない理由をより正確に把握することができる。
また、給湯装置35は、ふろ給湯を行う機能を実施する際は給湯用流量センサ45を使用する予備判定を実施し、ふろ用熱交換器20を用いた熱交換を行う機能を実施する際は温度センサを使用する予備判定を実施し、浴槽30の内部の水の有無を確認する機能を実施する際はふろ循環ポンプ29の回転数センサを使用する予備判定を実施する。このため、給湯装置35の動作状況に応じて適切な予備判定を選択することにより、ふろ循環回路の内部において浴槽水の循環があることを短時間で判定することができる。
また、給湯装置35は、予備判定の結果を示す情報を外部に報知する。このため、給湯装置35の故障の可能性を使用者に気付かせることができる。
1 圧縮機
3 水冷媒熱交換器
4 膨張弁
5 冷媒配管
6 空気熱交換器
7 ヒートポンプユニット
8 貯湯タンク
8a 水導入口
8b 水導出口
8c 温水導入口
8d 温水導出口
9 給水管路
9a 第1給水配管
9b 第2給水配管
9c 第3給水配管
10 水導出口配管
11 三方弁
12 熱源ポンプ
13 送湯配管
14 HP往き配管
15 HP戻り配管
16 第1バイパス配管
17 第2バイパス配管
18 四方弁
20 ふろ用熱交換器
20a 温水導入配管
20b 温水導出口配管
21 給湯配管
22 給湯用混合弁
23 ふろ用混合弁
24 第1給湯配管
25 第2給湯配管
26 ふろ用電磁弁
27 ふろ往き配管
28 ふろ戻り配管
29 ふろ循環ポンプ
30 浴槽
31 減圧弁
33 タンクユニット
34 給湯栓
35 給湯装置
36 制御部
37 ふろ往き温度センサ
38 ふろ戻り温度センサ
42 貯湯温度センサ
43 貯湯温度センサ
44 リモコン
45 給湯用流量センサ
46 圧力センサ

Claims (10)

  1. 浴槽と熱交換器とを接続するふろ循環回路と、
    前記ふろ循環回路の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、
    前記ふろ循環回路の内部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記浴槽への給湯時の流量を検出する流量センサと、
    前記流量センサの検出値と予め設定された第1流量値との比較に基づいて前記ふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、
    前記予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、前記ふろ循環ポンプを動作させて前記圧力センサの検出値に基づいて前記ふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、
    前記予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、前記本判定を実施しない制御部と、
    を備えた給湯装置。
  2. 前記ふろ循環回路は、ふろ往き配管とふろ戻り配管とを備え、
    前記制御部は、前記予備判定において、前記浴槽への給湯時の前記流量センサの検出値が前記第1流量値より小さい予め設定された第2流量値未満である場合は、前記ふろ往き配管と前記ふろ戻り配管との閉塞により浴槽水の循環がないと判定する、
    請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記ふろ循環回路は、ふろ往き配管とふろ戻り配管とを備え、
    前記制御部は、前記予備判定において、前記浴槽への給湯時の前記流量センサの検出値が前記第1流量値未満かつ予め設定された第2流量値以上の場合に、前記ふろ往き配管と前記ふろ戻り配管とのうちの少なくとも一方の閉塞により浴槽水の循環がないと判定する、
    請求項1に記載の給湯装置。
  4. 浴槽と熱交換器とを接続するふろ循環回路と、
    前記ふろ循環回路の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、
    前記ふろ循環回路の内部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記ふろ循環回路の内部に流れる浴槽水の温度を検出する温度センサと、
    前記ふろ循環ポンプを動作させたときの前記温度センサの検出値と予め設定された第1温度値との比較に基づいて前記ふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、
    前記予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、前記ふろ循環ポンプを動作させて前記圧力センサの検出値に基づいて前記ふろ循環回路の内部における浴槽水の循環の有無の本判定を実施し、
    前記予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、前記本判定を実施しない制御部と、
    を備えた給湯装置。
  5. 熱交換器から浴槽の内部へ導入される湯水が通るふろ往き配管と、
    前記浴槽の内部から前記熱交換器へ導出される湯水が通るふろ戻り配管と、
    前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、
    前記ふろ往き配管または前記ふろ戻り配管の内部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記ふろ往き配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ往き温度センサと、
    前記ふろ戻り配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ戻り温度センサと、
    前記ふろ循環ポンプを動作させたときの前記ふろ往き温度センサの検出値と前記ふろ戻り温度センサの検出値との差と予め設定された第1温度値との比較に基づいて前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、
    前記予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、前記ふろ循環ポンプを動作させて前記圧力センサの検出値に基づいて前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、
    前記予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、前記本判定を実施しない制御部と、
    を備えた給湯装置。
  6. 前記制御部は、前記予備判定において前記ふろ往き温度センサの検出値と前記ふろ戻り温度センサの検出値との差が前記第1温度値よりも小さい予め設定された第2温度値以下である場合は、前記ふろ往き配管の一部または前記ふろ戻り配管の一部の完全な閉塞により浴槽水の循環がないと判定する、
    請求項5に記載の給湯装置。
  7. 浴槽と熱交換器とを接続するふろ循環回路と、
    前記ふろ循環回路の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、
    前記ふろ循環回路の内部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記ふろ循環ポンプの回転数を検出する回転数センサと、
    前記回転数センサの検出値と予め設定された第1回転数との比較に基づいて前記ふろ循環回路における浴槽水の循環有無の予備判定を実施し、
    前記予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、前記ふろ循環ポンプを動作させて前記圧力センサの検出値に基づいて前記ふろ循環回路の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、
    前記予備判定の結果において浴槽水の循環があると判定された場合は、前記本判定を実施しない制御部と、
    を備えた給湯装置。
  8. 前記制御部は、前記予備判定において前記回転数センサの検出値が前記第1回転数以上である場合は、前記浴槽の内部に水がないことにより浴槽水の循環がないと判定する、
    請求項7に記載の給湯装置。
  9. 熱交換器から浴槽の内部へ導入される湯水が通るふろ往き配管と、
    前記浴槽の内部から前記熱交換器へ導出される湯水が通るふろ戻り配管と、
    前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部で浴槽水を循環させるふろ循環ポンプと、
    前記ふろ往き配管または前記ふろ戻り配管の内部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記浴槽への給湯時の流量を検出する流量センサと、
    前記ふろ往き配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ往き温度センサと、
    前記ふろ戻り配管の内部に流れる浴槽水の温度を検出するふろ戻り温度センサと、
    前記ふろ循環ポンプの回転数を検出する回転数センサと、
    前記流量センサの検出値と予め設定された第1流量値との比較に基づいて前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無を判定する第1予備判定と、
    前記ふろ循環ポンプを動作させたときの前記ふろ往き温度センサの検出値と前記ふろ戻り温度センサの検出値との差と予め設定された第1温度値との比較に基づいて前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無を判定する第2予備判定と、
    前記回転数センサの検出値と予め設定された第1回転数との比較に基づいて前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無を判定する第3予備判定と、
    が設定され、
    ふろ給湯を行う機能を実施する際は前記第1予備判定を実施し、前記熱交換器を用いた熱交換を行う機能を実施する際は前記第2予備判定を実施し、前記浴槽の内部の水の有無を確認する機能を実施する際は前記第3予備判定を実施し、
    前記第1予備判定と前記第2予備判定と前記第3予備判定とのうちの実施された予備判定において浴槽水の循環がないと判定された場合は、前記ふろ循環ポンプを動作させて前記圧力センサの検出値に基づいて前記ふろ往き配管の内部および前記ふろ戻り配管の内部における浴槽水の循環有無の本判定を実施し、
    前記第1予備判定と前記第2予備判定と前記第3予備判定とのうちの実施された予備判定において浴槽水の循環があると判定された場合は、前記本判定を実施しない制御部と、
    を備えた給湯装置。
  10. 予備判定の結果を示す情報を外部に報知する報知部、
    を備えた請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の給湯装置。
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