JP7126055B2 - 超音波加工装置 - Google Patents
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Description
本発明を超音波溶着装置に適用した第1実施形態について図1ないし図5を参照して説明する。
図1、図2に示すように、超音波溶着装置1は、右側面視がコ字状をなす固定の取付部材2と、この取付部材2に対し上下方向に移動自在に設けられた第1の移動手段3と、第1の移動手段3をZ軸の双方向に上下駆動する上下駆動手段4と、第1の移動手段3に対し回転自在に設けられた第2の移動手段5と、所定の回転軸周りに第2の移動手段5を回転駆動する回転駆動手段6と、振動子71、ブースタ72およびホーン73を有し、第2の移動手段5に取り付けられた超音波振動手段7と、ホーン73の下方に配設され、2つの重畳された被溶着物から成る被加工物Pをホーン73との間で挟持するステージ8と、被加工物Pを水平方向の加工方向であるY軸方向に搬送する搬送手段(図示省略)と、被加工物Pの幅方向の両端それぞれに対する位置を検出する第1、第2検出手段9a,9bと、第1、第2検出手段9a,9bによる検出データを取り込み、超音波振動手段7、上下駆動手段4、回転駆動手段6および搬送手段を制御するマイクロコンピュータ構成の制御手段10とを備えている。ここで、第1の移動手段3および第2の移動手段5が、本発明における移動手段に相当する。
次に、ホーン73の下面および第1、第2検出手段9a,9bの下端を結ぶ線を水平に調整する初期設定の手順について、図5のフローチャートを参照して詳述する。
ホーン73の下面および第1、第2検出手段9a,9bの下端を結ぶ線が水平な状態に初期設定された後、図1に示すように、ステージ8とホーン73との間に配置されて図外の搬送手段により図1、図4中の矢印方向(Y軸方向)に搬送される被加工物Pに対し、第1、第2検出手段9a,9bにより被加工物Pの上面の両端それぞれに対する位置がリアルタイムで検出される。そして、第1、第2検出手段9a,9bの検出データが制御手段10に取り込まれ、制御手段10により、初期設定によって水平に設定された状態のホーン73の下面に対する被加工物Pの上面の傾きが導出され、被加工物Pの上面が水平から傾いていれば、その傾きに応じてホーン73の下面を傾けるべく、制御手段10により回転駆動手段6が制御されて第2の移動手段5がメモリに記憶された初期値の回転角度から必要な角度だけ回転される。
次に、本発明を超音波切断装置に適用した第2実施形態について図6、図7を参照して説明する。
1a …超音波切断装置(超音波加工装置)
3 …第1の移動手段
4 …上下駆動手段
5 …第2の移動手段
6 …回転駆動手段
7 …超音波振動手段
8 …ステージ
9a,9b …第1、第2検出手段
P …被加工物
73 …ホーン
75 …切断刃
Claims (8)
- 被加工物をその加工方向に相対的に移動させつつ超音波により加工する超音波加工装置において、
上下方向に移動可能で、かつ、回転可能に設けられた移動手段と、
前記移動手段に取り付けられ、振動子および該振動子により発生する超音波振動に共振するホーンを有する超音波振動手段と、
前記ホーンの下方に配設され前記ホーンとの間で前記被加工物を挟持するステージと、
前記移動手段に取り付けられて前記ホーンの下面付近に配設されて、前記移動手段の上下動および回転により前記ホーンとともに上下移動および回転移動し、少なくとも前記被加工物の幅方向の両端それぞれに対する位置を検出する第1、第2検出手段と、
前記第1、第2検出手段による検出データを取り込み、前記移動手段の上下の移動および回転を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
水平な基準面に対する前記第1、第2検出手段それぞれの相対位置の検出データに基づき、前記移動手段を制御して前記ホーンの下面が水平になるように調整する初期設定を行い、
前記ステージと前記ホーンとの間に配置されて前記加工方向に移動される前記被加工物に対し、前記第1、第2検出手段により前記被加工物の上面の前記両端それぞれに対する位置を検出して、初期設定により水平に調整された前記ホーンの下面に対する前記被加工物の上面の傾きを導出し、前記移動手段を回転させることにより、前記ホーンの下面の傾きが、導出した前記被加工物の上面の傾きに一致するように調整しながら前記超音波振動手段を制御して前記被加工物を超音波加工する
ことを特徴とする超音波加工装置。 - 前記第1、第2検出手段は、前記ホーンに対し、前記加工方向に移動される前記被加工物の前記加工方向の上流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波加工装置。
- 前記被加工物表面のほぼ中央に対する位置を検出する第3検出手段をさらに備え、
前記第1、第2検出手段と前記第3検出手段は、前記ホーンを挟むように上流側と下流側に分かれて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波加工装置。 - 前記移動手段は、前記ステージと前記ホーンとの間に配置された前記被加工物の表面の上下位置の変化を検知して超音波振動手段の上下位置を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の超音波加工装置。
- 前記第1、第2検出手段の下端が、前記ホーンの下面と同一水平面内に配置され、
前記制御手段は、
前記移動手段を前記基準面に向かって移動させることにより、前記超音波振動手段を前記第1、第2検出手段とともに上下に移動させ、前記第1検出手段または前記第2検出手段のいずれかの下端が前記基準面に当接した状態から、前記第1、第2検出手段の下端がともに前記基準面に当接するように、前記移動手段を回転させることにより、前記超音波振動手段および前記第1、第2検出手段を回転させて、前記初期設定を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の超音波加工装置。 - 前記被加工物は少なくとも2つの被溶着物が重ね合されてなり、
前記2つの被溶着物が、前記超音波振動手段による連続的な超音波の印加により連続溶着されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の超音波加工装置。 - 前記ホーンの下端に取り付けられ前記ホーンの下面に平行に刃面が設定された切断刃を備え、
前記被加工物は、搬送手段による搬送が所定位置ごとに停止され、停止中に前記超音波振動手段による超音波の印加によって切断加工されるものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の超音波加工装置。 - 前記移動手段は、上下方向を含む他の方向にも移動可能で3次元的に移動するものであることを特徴する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の超音波加工装置。
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WO2015097727A1 (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 川崎重工業株式会社 | 摩擦攪拌点接合装置および摩擦攪拌点接合方法、並びに、摩擦攪拌点接合の面直検出装置 |
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