JP7123636B2 - 圧縮機及び圧縮機の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機及び圧縮機の製造方法に関するものである。
近年、冷凍装置や空気調和装置等の冷凍サイクルにおいて、温暖化係数(GWP)の低い冷媒が用いられることによって、圧縮機から吐出される冷媒ガスの温度(吐出ガス温度)が高くなる傾向にある。低温用冷凍装置等の高圧力比運転条件下で用いられる圧縮機では、吐出ガス温度を低減させるために、圧縮機の圧縮行程中に冷媒液を注入する液インジェクション構造が採用されるものがある。
また、下記の特許文献1では、スクロール圧縮機にガスインジェクション孔と液インジェクション孔とが設けられ、電動機及び圧縮部を適切に冷却する技術が開示されている。
特開平3-145589号公報
スクロール圧縮機では、固定スクロールと旋回スクロールが噛み合うことによって、圧縮室が対称的に形成される。したがって、スクロール圧縮機において、安定した動作を実現するため、固定スクロールに設けられるガスインジェクション孔と液インジェクション孔も、それぞれ対称的に形成されることが望ましい。そのため、圧縮機構へ冷媒を導入するガスインジェクション管又は液インジェクション管を直接固定スクロールに接続する構成では、ガスインジェクション管又は液インジェクション管を分岐させてから圧縮機構に冷媒を導入する構造が必要になる。また、圧縮機の密閉容器を貫通する管が増加し、貫通部の処理の手間が増大し、冷媒漏れの対策を施す箇所が増えるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ガスインジェクション管及び液インジェクション管を設置する場合において構造を簡素化させつつ組み立て性を向上させることが可能な圧縮機及び圧縮機の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の圧縮機及び圧縮機の製造方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1参考態様に係る圧縮機は、ハウジングと、前記ハウジングに収容され、固定スクロールを有するスクロール型の圧縮機構と、前記圧縮機構で圧縮され、前記固定スクロールから吐出された冷媒が通過する吐出口が設けられたディスチャージカバーと、前記ディスチャージカバーと前記固定スクロールの間に設置されたカバー部材と、一端が前記ディスチャージカバーと接続され、前記圧縮機構の圧縮室へ導入される冷媒が流通するインジェクション管とを備え、前記ディスチャージカバー又は前記カバー部材は、前記インジェクション管から供給された前記冷媒が複数に分配される冷媒分配流路を有し、前記カバー部材は、前記ディスチャージカバー側の第1面から前記固定スクロール側の第2面に貫通して形成され、前記冷媒分配流路で分配された前記冷媒が流通する複数の冷媒流路を有し、前記固定スクロールには、前記冷媒流路を通過した前記冷媒を前記圧縮室へ導入するインジェクションポートが形成されている。
この構成によれば、インジェクション管から供給された冷媒は、ディスチャージカバー又はカバー部材のディスチャージカバー側に形成された冷媒分配流路において、カバー部材に形成された複数の冷媒流路へ分配されて供給される。カバー部材において冷媒分配流路が設けられることによって、ハウジングを貫通させるガスインジェクション管の数を減少させることができる。
本発明の第態様に係る圧縮機は、ハウジングと、前記ハウジングに収容され、固定スクロールを有するスクロール型の圧縮機構と、前記圧縮機構で圧縮され、前記固定スクロールから吐出された冷媒が通過する吐出口が設けられたディスチャージカバーと、前記ディスチャージカバーと前記固定スクロールの間に設置されたカバー部材と、一端が前記ディスチャージカバーと接続され、前記圧縮機構の圧縮室へ導入される気体の冷媒ガスが流通するガスインジェクション管と、一端が前記カバー部材と接続され、前記圧縮室へ導入される液体の冷媒液が流通する液インジェクション管とを備え、前記ディスチャージカバー又は前記カバー部材は、前記ガスインジェクション管から供給された前記冷媒ガスが複数に分配される冷媒ガス分配流路を有し、前記カバー部材は、前記ディスチャージカバー側の第1面から前記固定スクロール側の第2面に貫通して形成され、前記冷媒ガス分配流路で分配された前記冷媒ガスが流通する複数の冷媒ガス流路と、前記第1面から前記第2面に貫通して形成され、前記液インジェクション管から供給された前記冷媒液が流通する冷媒液流路とを有し、前記固定スクロールには、前記冷媒ガス流路を通過した前記冷媒ガスを前記圧縮室へ導入するガスインジェクションポートと、前記冷媒液流路を通過した前記冷媒液を前記圧縮室へ導入する液インジェクションポートとが形成されている。
この構成によれば、ガスインジェクション管から供給された冷媒ガスは、ディスチャージカバー又はカバー部材に形成された冷媒ガス分配流路において、カバー部材に形成された複数の冷媒ガス流路へ分配されて供給される。また、液インジェクション管から供給された冷媒液は、カバー部材に形成された冷媒液流路へ供給される。カバー部材において冷媒ガス分配流路が設けられることによって、ハウジングを貫通させるガスインジェクション管の数を減少させることができる。
上記第態様において、前記カバー部材は、前記第2面に設置され、前記冷媒ガス流路から供給される前記冷媒ガスの逆流を防止する第1逆止弁と、前記第2面に設置され、前記冷媒液流路から供給される前記冷媒液の逆流を防止する第2逆止弁とを有してもよい。
上記第態様において、前記ハウジングと前記ディスチャージカバーとの間に形成された吐出チャンバーと、前記液インジェクション管の外周に設置され、前記液インジェクション管を収容するコネクター管を更に備え、前記コネクター管は、一端が前記ディスチャージカバーと接続されており、前記吐出チャンバー側の空間と前記圧縮機構側の空間とを隔離してもよい。
この構成によれば、コネクター管がディスチャージカバーに接続されて、コネクター管の内部を液インジェクション管が配置される。そのため、高圧の吐出チャンバー側の空間と低圧の圧縮機構側の空間とがコネクター管によって隔離されることから、コネクター管が設けられずに、液インジェクション管がディスチャージカバーと接続される場合と異なり、冷媒の漏れを抑制できる。
本発明の第2参考態様に係る圧縮機の製造方法は、上記第1参考態様の圧縮機の製造方法であって、前記ハウジングを溶接接合によって組み立てるステップと、溶接接合によって組み立てられた前記ハウジングの外部から前記インジェクション管を前記ディスチャージカバーへ、前記圧縮機の回転軸に対して平行方向に圧入するステップとを有する。
本発明の第態様に係る圧縮機の製造方法は、上記第態様の圧縮機の製造方法であって、前記ハウジングを溶接接合によって組み立てるステップと、溶接接合によって組み立てられた前記ハウジングの外部から前記ガスインジェクション管を前記ディスチャージカバーへ、前記圧縮機の回転軸に対して平行方向に圧入し、前記液インジェクション管を前記カバー部材へ、前記回転軸に対して平行方向に圧入するステップとを有する。
本発明によれば、ガスインジェクション管及び液インジェクション管を設置する場合において構造を簡素化させつつ組み立て性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る冷凍サイクルを示す構成図である。 本発明の一実施形態に係るスクロール圧縮機の要部を示す部分縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るスクロール圧縮機を示す横断面図であり、図2のA-A線矢視図である。冷媒ガスが流通する部分を網掛け部分で示している。 本発明の一実施形態に係るスクロール圧縮機を示す横断面図であり、図2のA-A線矢視図である。冷媒液が流通する部分を網掛け部分で示している。
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
冷凍サイクル10は、図1に示すように、冷媒(流体)を圧縮するスクロール圧縮機1と、圧縮された冷媒の熱を外部に放熱する凝縮器2と、凝縮器2から流出した冷媒を減圧する高圧側に設けられる第1膨張弁3と、減圧された冷媒を液冷媒とガス冷媒とに分離するエコノマイザ(気液分離器)4と、液冷媒を更に減圧する低圧側に設けられる第2膨張弁5と、減圧された冷媒に熱を吸収させる蒸発器6と、エコノマイザ4からガス冷媒をスクロール圧縮機1に導くインジェクション流路7と、凝縮器2から液冷媒をスクロール圧縮機1に導くインジェクション流路8などを備える。
スクロール圧縮機1は、密閉型圧縮機であり、図2に示すように、内部に密閉空間を有するハウジング11と、ハウジング11内に配置され、密閉空間内に取り込まれた冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構12と、スクロール圧縮機構12に回転力を伝達する回転軸13と、回転軸13を介してスクロール圧縮機構12の旋回スクロール19を公転旋回運動させる電動モータを主たる要素として構成されている。
ハウジング11は、底部が下部カバーによって密閉され、下部カバーの上部には、上下方向に長い円筒状の中間カバー14を備えている。中間カバー14の上部には、ディスチャージカバー15及び上部カバー16が設けられて、ハウジング11が密閉されており、このディスチャージカバー15と上部カバー16間に、圧縮された高圧のガスが吐出される吐出チャンバー17が形成されている。
ハウジング11内には、スクロール圧縮機構12が組み込まれるとともに、その下方にステータとロータとからなる電動モータが設置されている。電動モータは、ステータがハウジング11に固定設置されることによって組み込まれ、ロータには、回転軸13が固定されている。
スクロール圧縮機構12は、ハウジング11に対して固定設置されている固定スクロール18と、摺動自在に支持され、固定スクロール18と噛み合わされることにより圧縮室20を形成する旋回スクロール19などを備える。
ハウジング11の側面には、冷媒を吸入する吸入口が、密閉空間に連通するように形成されており、上部カバー16の頭頂側には、吐出チャンバー17と連通し、圧縮された冷媒ガスを吐出する吐出管24が形成されている。
スクロール圧縮機構12は、吸入配管及び吸入口を介してハウジング11内に吸い込まれた冷媒ガスを、ハウジング11内部に対して開口されている外周側の吸入口21から圧縮室20内に吸い込み、圧縮する。圧縮された冷媒ガスは、固定スクロール18の中心部に設けられている吐出ポート22、ブロック部材29に設けられている冷媒流路30、及びディスチャージカバー15に設けられている吐出口23を介して吐出チャンバー17内に吐出され、更に、上部カバー16に設けられ、吐出チャンバー17と連通している吐出管24を介して圧縮機の外部へと送出されるようになっている。
また、ディスチャージカバー15には、インジェクション流路7を介して、スクロール圧縮機構12の圧縮室20の内部へ中間圧の冷媒ガスを導入するガスインジェクション管25が接続される。ガスインジェクション管25は、上部カバー16を貫通して設けられる。ガスインジェクション管25の周囲にはアウター管46が設置され、ガスインジェクション管25は、アウター管46を介して上部カバー16と接続される。アウター管46は、一端がガスインジェクション管25と接続され、他端が吐出チャンバー17内に対して開口している。
ディスチャージカバー15には、冷媒ガスが流通する冷媒ガス流路31が形成され、冷媒ガス流路31の開口は、ブロック部材29に面している。ブロック部材29のディスチャージカバー15側の面には、冷媒ガス分配流路44が形成される。また、ディスチャージカバー15のブロック部材29側の面には、冷媒ガス分配流路45が形成される。冷媒ガス分配流路44,45は、凹状の溝であり、円環状に形成される。冷媒ガス分配流路44,45は、ブロック部材29に形成された複数の冷媒ガス流路32と接続される。
冷媒ガス流路31を流れた冷媒ガスは、冷媒ガス分配流路44,45へ供給される。そして、冷媒ガス分配流路44,45へ供給された冷媒ガスは、冷媒ガス分配流路44,45で複数の冷媒ガス流路32へ分配される。ディスチャージカバー15とブロック部材29において冷媒ガス分配流路44,45が設けられることによって、ハウジング11を貫通させるガスインジェクション管25の数を減少させることができる。なお、冷媒ガス分配流路44,45は、いずれか一方のみ形成されてもよい。
ガスインジェクション管25と、ディスチャージカバー15に設けられている冷媒ガス流路31と、ブロック部材29に設けられている冷媒ガス流路32と、固定スクロール18に設けられているガスインジェクションポート26を介して冷媒ガスが圧縮室20へ供給される。ガスインジェクション管25を介して冷媒ガスを圧縮室20へ供給することができる。
さらに、ディスチャージカバー15には、インジェクション流路8を介して、スクロール圧縮機構12の圧縮室20の内部へ冷媒液を導入する液インジェクション管40が接続される。液インジェクション管40は、上部カバー16とディスチャージカバー15を貫通して設けられる。液インジェクション管40の周囲にはコネクター管47が設置され、コネクター管47の周囲にはアウター管48が設置される。
液インジェクション管40は、アウター管48を介して上部カバー16と接続される。アウター管48は、一端が液インジェクション管40と接続され、他端が吐出チャンバー17内に対して開口している。液インジェクション管40は、コネクター管47を介してディスチャージカバー15と接続される。コネクター管47は、一端が液インジェクション管40と接続され、他端がディスチャージカバー15と接続されつつ、ディスチャージカバー15よりも下方の低圧空間に開口している。
コネクター管47は、一端がディスチャージカバー15と接続されており、吐出チャンバー17側の空間とスクロール圧縮機構12側の低圧空間とを隔離する。これにより、コネクター管47がディスチャージカバー15に接続されて、コネクター管47の内部を液インジェクション管40が配置される。そのため、高圧の吐出チャンバー17側の空間と低圧のスクロール圧縮機構12側の空間とがコネクター管47によって隔離されることから、コネクター管47が設けられずに、液インジェクション管40がディスチャージカバー15と接続される場合と異なり、冷媒の漏れを抑制できる。
液インジェクション管40と、ブロック部材29に設けられている冷媒液流路41と、固定スクロール18に設けられている液インジェクションポート42を介して冷媒液が圧縮室20へ供給される。これにより、液インジェクション管40を介して冷媒液を圧縮室20へ供給することができる。
ガスインジェクション管25を介した冷媒ガスの導入と、液インジェクション管40を介した冷媒液の導入の切り換えは、例えば、制御部からの信号に基づいて、図示しない電磁弁の開閉によって行われる。
リード弁27は、薄板状部材であって、吐出ポート22の出口部に設けられ、吐出ポート22を開閉する。リード弁27は、冷媒の流れを一方向のみに規定する。リード弁27が設けられることによって、冷媒は、圧縮室20から吐出チャンバー17側に流れる。
リード弁27の可動方向には、リード弁27の可動範囲(開度上限)を限定するリテーナ33が設けられる。リード弁27が開いたとき、リード弁27がリテーナ33に当たることによって、リテーナ33は、リード弁27が開きすぎないように規制できる。リテーナ33は、変形が生じにくい剛性が高い部材である。
リード弁27は、一方向に長い部材であって、端部が例えば円弧形状を有する。リード弁27の一端側が、ボルト(図示せず。)によって固定スクロール18に固定され、リード弁27の他端側が、吐出ポート22に対して開閉可能である。リテーナ33も、リード弁27と同様に、一方向に長い部材であり、一端側がリード弁27と共にボルトによって固定されている。
固定スクロール18は、図2に示されているように、略円板形状の端板18aと、端板18aの一側面上に立設された渦巻状の壁体18bとを備えている。旋回スクロール19は、図2に示されているように、略円板形状の端板19aと、端板19aの一側面上に立設された渦巻状の壁体19bとを備えている。各壁体18b,19bの渦巻形状は、例えば、インボリュート曲線やアルキメデス曲線を用いて定義されている。固定スクロール18には、端板18aにおいて、吐出ポート22と、ガスインジェクションポート26と、液インジェクションポート42がそれぞれ板厚方向に貫通して形成されている。
固定スクロール18と旋回スクロール19は、その中心O,Oを旋回半径ρだけ離し、壁体18b,19bの位相を180°ずらして噛み合わされ、両スクロール18,19の壁体18b、19bの歯先と歯底間に常温で僅かな高さ方向のクリアランス(チップクリアランス)を有するように組み付けられている。これにより、両スクロール18,19間に、その端板18a,19aと壁体18b、19bとにより囲まれて形成される複数対の圧縮室20がスクロール中心に対して対称に形成される。旋回スクロール19は、オルダムリング等の自転防止機構によって固定スクロール18の周りを公転旋回運動する。
ブロック部材29は、カバー部材の一例であり、固定スクロール18とディスチャージカバー15の間において、固定スクロール18のディスチャージカバー15側の面にボルト35によって設置される。
ブロック部材29には、冷媒流路30と、ガスインジェクション管25からの冷媒が流通する複数の冷媒ガス流路32と、液インジェクション管40からの冷媒が流通する複数の冷媒液流路41とが形成される。冷媒ガス流路32及び冷媒液流路41は、ブロック部材29において、ディスチャージカバー15側の面から固定スクロール18側へ貫通して形成されている。
ブロック部材29には、固定スクロール18側の面において、凹状のリード弁室36,43が形成される。図3の網掛け部分で示すように、ガスインジェクション管25を流れた冷媒ガスは、冷媒ガス流路31,32へ供給された後、リード弁室36へ供給される。液インジェクション管40を流れた冷媒液は、図4の網掛け部分で示すように、冷媒液流路41へ供給された後、リード弁室43へ供給される。
リード弁室36において、固定スクロール18のガスインジェクションポート26が開口している。また、リード弁室43において、固定スクロール18の液インジェクションポート42が開口している。リード弁室36,43に収容されたリード弁37は、ボルト38によって固定されている。
リード弁37は、薄板状部材であって、冷媒ガス流路32又は冷媒液流路41の出口部に設けられ、冷媒ガス流路32又は冷媒液流路41を開閉する。リード弁37は、冷媒の流れを一方向のみに規定する。リード弁37が設けられることによって、冷媒は、ガスインジェクション管25又は液インジェクション管40から固定スクロール18の圧縮室20側に流れる。
リード弁37の可動方向には、リード弁37の可動範囲(開度上限)を限定するリテーナ39が設けられる。リード弁37が開いたとき、リード弁37がリテーナ39に当たることによって、リテーナ39は、リード弁37が開きすぎないように規制できる。リテーナ39は、変形が生じにくい剛性が高い部材である。
リード弁37は、一方向に長い部材であって、端部が例えば円弧形状を有する。リード弁37の一端側が、ボルト38によってブロック部材29に固定され、リード弁37の他端側が、冷媒ガス流路32又は冷媒液流路41に対して開閉可能である。リテーナ39も、リード弁37と同様に、一方向に長い部材であり、一端側がリード弁37と共にボルト38によって固定されている。
図2に示すように、ブロック部材29のディスチャージカバー15側の面には、円環状の溝49が形成される。溝49は、ブロック部材29に形成された冷媒流路30の周囲において、冷媒流路30を囲むように形成される。溝49内には、冷媒ガス流路32が配置されている。また、ディスチャージカバー15のブロック部材29側の面には、円環状の突起部50が形成される。ブロック部材29とディスチャージカバー15が組み合わされたとき、突起部50は、ブロック部材29の溝49に挿入された状態となる。突起部50が形成される部分には、冷媒ガス流路31が配置される。溝49と突起部50が組み合わされた状態で、溝49と突起部50の間の隙間を低減するため、溝49の内壁面にはOリング51が設置される。これにより、溝49と突起部50が組み合わされた部分で、高圧側と低圧側を確実に隔離できる。
上述したとおり、ガスインジェクション管25の一端がディスチャージカバー15と接続されている。冷媒ガスを圧縮室20へ導入する場合、冷媒ガスがガスインジェクション管25を流通して、図3の網掛け部分で示すように、ガスインジェクション管25を流れた冷媒ガスは、冷媒ガス流路31,32へ供給された後、リード弁室36へ供給される。そして、冷媒ガスは、固定スクロール18に形成されたガスインジェクションポート26を介してスクロール圧縮機構12の圧縮室20へ導入される。
また、液インジェクション管40の一端がブロック部材29と接続されている。冷媒液を圧縮室20へ導入する場合、冷媒液が液インジェクション管40を流通して、図4の網掛け部分で示すように、冷媒液流路41へ供給された後、リード弁室43へ供給される。そして、冷媒液は、固定スクロール18に形成された液インジェクションポート42を介してスクロール圧縮機構12の圧縮室20へ導入される。
上述したスクロール圧縮機1を組み立てる場合、ガスインジェクション管25及び液インジェクション管40を内部の部品に接続する前に、ハウジング11を組み立てる。すなわち、ハウジング11内にスクロール圧縮機構12や電動モータなどの各部品を配置し、ガスインジェクション管25及び液インジェクション管40が接続されていない状態で、ハウジング11の中間カバー14とディスチャージカバー15の溶接接合、ディスチャージカバー15と上部カバー16の溶接接合を行う。
その後、上部カバー16の外側からガスインジェクション管25をディスチャージカバー15に圧入し、ガスインジェクション管25をディスチャージカバー15に接続する。また、アウター管46をガスインジェクション管25の周囲に設けて、ガスインジェクション管25と上部カバー16に接続する。
また、上部カバー16の外側から液インジェクション管40をブロック部材29に圧入し、液インジェクション管40をブロック部材29に接続する。また、コネクター管47とアウター管48を液インジェクション管40の周囲に設けて、コネクター管47をディスチャージカバー15と液インジェクション管40に接続し、アウター管48を上部カバー16と液インジェクション管40に接続する。なお、ガスインジェクション管25と、液インジェクション管40の圧入方向は、回転軸13の軸方向に対して平行である。
本実施形態によれば、ガスインジェクション管25及び液インジェクション管40を内部の部品に圧入することによって、ガスインジェクション管25及び液インジェクション管40と内部の部品との接続を完了させることができる。また、スクロール圧縮機1を組み立てる場合において、ガスインジェクション管25及び液インジェクション管40を内部の部品に接続する前に、まず、ハウジング11を組み立てる。そのため、ハウジング11の周囲に溶接を行う場合に、ハウジング11から突出して設けられることになるガスインジェクション管25及び液インジェクション管40の養生を行う必要がない。したがって、ハウジング11を組み立てる際の溶接作業が容易になる。
なお、上述した実施形態では、ガスインジェクション管25がディスチャージカバー15に接続され、冷媒ガス分配流路44,45が形成される場合について説明したが、本発明はこの例に限定されない。すなわち、ガスインジェクション管ではなく、液インジェクション管がディスチャージカバーに接続されつつ、冷媒液分配流路が円環状に形成され、冷媒液が複数の冷媒液流路に分配されるようにしてもよい。
1 :スクロール圧縮機
2 :凝縮器
3 :第1膨張弁
4 :エコノマイザ
5 :第2膨張弁
6 :蒸発器
7,8 :インジェクション流路
10 :冷凍サイクル
11 :ハウジング
12 :スクロール圧縮機構
13 :回転軸
14 :中間カバー
15 :ディスチャージカバー
16 :上部カバー
17 :吐出チャンバー
18 :固定スクロール
19 :旋回スクロール
20 :圧縮室
21 :吸入口
22 :吐出ポート
23 :吐出口
24 :吐出管
25 :ガスインジェクション管
26 :ガスインジェクションポート
27,37 :リード弁
29 :ブロック部材(カバー部材)
30 :冷媒流路
31,32 :冷媒ガス流路
33,39 :リテーナ
35,38 :ボルト
36,43 :リード弁室
40 :液インジェクション管
41 :冷媒液流路
42 :液インジェクションポート
44,45 :冷媒ガス分配流路
46,48 :アウター管
47 :コネクター管
49 :溝
50 :突起部
51 :Oリング

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに収容され、固定スクロールを有するスクロール型の圧縮機構と、
    前記圧縮機構で圧縮され、前記固定スクロールから吐出された冷媒が通過する吐出口が設けられたディスチャージカバーと、
    前記ディスチャージカバーと前記固定スクロールの間に設置されたカバー部材と、
    一端が前記ディスチャージカバーと接続され、前記圧縮機構の圧縮室へ導入される気体の冷媒ガスが流通するガスインジェクション管と、
    一端が前記カバー部材と接続され、前記圧縮室へ導入される液体の冷媒液が流通する液インジェクション管と、
    を備え、
    前記ディスチャージカバー又は前記カバー部材は、前記ガスインジェクション管から供給された前記冷媒ガスが複数に分配される冷媒ガス分配流路を有し、
    前記カバー部材は、
    前記ディスチャージカバー側の第1面から前記固定スクロール側の第2面に貫通して形成され、前記冷媒ガス分配流路で分配された前記冷媒ガスが流通する複数の冷媒ガス流路と、
    前記第1面から前記第2面に貫通して形成され、前記液インジェクション管から供給された前記冷媒液が流通する冷媒液流路と、
    を有し、
    前記固定スクロールには、前記冷媒ガス流路を通過した前記冷媒ガスを前記圧縮室へ導入するガスインジェクションポートと、前記冷媒液流路を通過した前記冷媒液を前記圧縮室へ導入する液インジェクションポートとが形成されている圧縮機。
  2. 前記カバー部材は、
    前記第2面に設置され、前記冷媒ガス流路から供給される前記冷媒ガスの逆流を防止する第1逆止弁と、
    前記第2面に設置され、前記冷媒液流路から供給される前記冷媒液の逆流を防止する第2逆止弁と、
    を有する請求項に記載の圧縮機。
  3. 前記ハウジングと前記ディスチャージカバーとの間に形成された吐出チャンバーと、
    前記液インジェクション管の外周に設置され、前記液インジェクション管を収容するコネクター管を更に備え、
    前記コネクター管は、一端が前記ディスチャージカバーと接続されており、前記吐出チャンバー側の空間と前記圧縮機構側の空間とを隔離する請求項1又は2に記載の圧縮機。
  4. 請求項からのいずれか1項に記載された圧縮機の製造方法であって、
    前記ハウジングを溶接接合によって組み立てるステップと、
    溶接接合によって組み立てられた前記ハウジングの外部から前記ガスインジェクション管を前記ディスチャージカバーへ、前記圧縮機の回転軸に対して平行方向に圧入し、前記液インジェクション管を前記カバー部材へ、前記回転軸に対して平行方向に圧入するステップと、
    を有する圧縮機の製造方法。
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