JP7122715B2 - 水酸化酵素遺伝子及びその使用 - Google Patents
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Description
2)配列表中のSEQ ID NO.2タンパク質配列をコ-ドするポリヌクレオチド配列;
3)配列表中のSEQ ID NO.1ヌクレオチド配列と80%以上の相同性、又は85%以上の相同性、又は90%以上の相同性、又は95%以上の相同性を有し、且つ同じ機能性タンパク質をコ-ドするヌクレオチド配列;
4)配列表中のSEQ ID NO.1に限定されるDNA配列とハイブリダイゼ-ションするヌクレオチド配列;
5)SEQ ID NO.1と同じ機能性タンパク質をコ-ドするヌクレオチド配列。
2)配列表中のSEQ ID NO.2のアミノ酸残基配列と80%以上の相同性、又は85%以上の相同性、又は90%以上の相同性、又は95%以上の相同性を有し、且つヒドロキシ化機能を表するポリペプチドやタンパク質;
3)配列表中のSEQ ID NO.2のアミノ酸残基配列を、一つ又は複数のアミノ酸残基の置換及び/又は欠失及び/又は添加され、且つヒドロキシ化機能を表するタンパク質;
4)proline-rich、SRS、CR、EXXRとheme binding保存構造ドメインを有する。
2)SEQ ID NO.2と80%以上の相同性、且つヒドロキシ化機能を表するポリペプチドやタンパク質;
3)配列表中のSEQ ID NO.2のアミノ酸残基配列を、一つ又は二つ以上のアミノ酸残基の置換及び/又は欠失及び/又は添加され、且つヒドロキシ化機能を表するタンパク質;
4)proline-rich、SRS、CR、EXXRとheme binding保存構造ドメインを有するアミノ酸配列。
(1)遺伝子配列特徴:MrF3’5’H遺伝子のコ-ド可能なcDNA配列は、SEQ ID NO.1に示すように、コ-ド配列の全長は、1530個ヌクレオチドであり、509個のアミノ酸を含むタンパク質をコ-ドすることができる。そのアミノ酸配列は、SEQ ID NO.2に示すように、保存的なproline-rich、SRS、CR、EXXRとheme binding構造ドメインを含み、CYP450ファミリ-に属する。
(2)遺伝子機能特徴:酵母にて行われた体外機能検証結果により、MrF3’5’Hは、P450水酸化酵素機能を有し、ケンペロ-ルとケルセチンをミリセチンにそれぞれ触媒され、また、ケンペロ-ルに対する触媒活性がその同源タンパク質VvF3’5’Hよりも高いことがわかった。遺伝子工学技術を用いて過剰発現MrF3’5’Hのトランスジェニック煙草植株を獲得し、野生型に比べて、トランスジェニック植株の葉の中のミリセチン、ケルセチン及びケンペロ-ルの含有量が著しく増加しており、トランスジェニック植株の花の中のミリセチンとデルフィニジンの含有量が著しく増加したが、ケルセチンとケンペロ-ルの含有量が顕著な変化がなかった。
なお、本発明に係る目的遺伝子プライマ-設計、完全長クロ-ン、発現ベクタ-構築、RNA抽出、cDNA合成、シ-クエンシング分析と同定、及びPCR生成物の分離精製などの基本操作は、当該技術分野において周知の技術によって行うことができ、別途明記されない限り、実施例における技術手段は、当業者が周知の従来の手段である。
1、ヤマモモの組織材料
当日採集したナズナと東魁楊梅の組織(果実、花、葉身)、液体窒素で冷凍した後-80℃の冷蔵庫に保管し、各組織試料は、三つの生物学的反復を設置し、1回に7~8個の果実を繰り返し、1回の繰り返し用花の質量が500g以上とし、1回当たり10~15枚全葉を繰り返した。
2、フラボノ-ル含有量の検出。
0.3g程度の生の試料粉末をそれぞれ秤量し、1:10(g:mL)で80%メタノ-ル(1%HCL)に溶け、2時間漬け、超音波30分間、3回繰り返し、上澄み液を混合し、粗抽出液6mLを得た。抽出液1mLを30℃で水相のみに回転真空濃縮し、10000rpmで5分間遠心分離し、200μLメチルアルコ-ル(1%HCL)に定容し、0.22μM水系ろ過膜(LABMAX)ろ過した。検出カラム:固定相(SunfireC185μm(4.6*250 mm))、移動相A:(0.1%ギ酸)B:アセトニトリル:水(0.1%ギ酸)=1:1、試料注入体積10μL、流速1mL/分間、カラム温度25℃、体系:0-20分間28%B、20-25分間 28-36%B、25-40分間36%B、40-45分間36-50%B、45-60分間50-100%B、60-65分間 100%B、65-70分間100-28%B、70-75分間28%B。移動相は、いずれもクロマトグラムであった。
ナズナと東魁楊梅の葉身及び花の中に、ミリセチンの含有量が10 mg g-1 FWに達し、果実の発育過程において、ミリセチンの含有量は、減少傾向をを呈した(図2)。
1、RNA抽出及びcDNA合成。
ヤマモモ組織試料を液体窒素環境で粉末に研磨し、普通のCTAB法を用いて総RNAを抽出し、電気泳動検査に合格した後、TURBO DNAase Kit(Ambion)の説明書を参照し、DNAを除去し、iScript cDNA Synthesis Kit(Bio-Rad)の要求により、1.0μgのRNAを取り、cDNAに逆転写した。
2、MrF3’5’H遺伝子完全長獲得
ナズナ楊梅のRNA-Seqデ-タベ-スにおいて、Flavonoid 3’,5’-hydroxylaseをキ-ワ-ドとしてミリセチンの合成に関連する遺伝子を検索し、トマト中の機能が明確であるSlF3’5’Hアミノ酸配列を参照として、CLUSTALXソフトウェアの相同性比較を経て、ヤマモモ果実のミリセチン合成に参与する可能性のある遺伝子Unigene5190(MrF3’5’H)をスクリ-ニングし、応用配列がSEQ ID NO.1であった。BLAST(https://blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgi)オンライン分析を経て、完全長配列であることを確認した。完全長クロ-ンプライマ-の設計:SEQ ID NO.3とSEQ ID NO.4、PCR反応系は、50μLであり、成分は、それぞれ0.5μL Roche高忠実度酵素、5μL緩衝液(10×)、4 μL dNTP(2.5 mM)、上下流プライマ-(10μM、Hua Gene)各2μL、4μL cDNA、32.5 μL H2Oであった。反応手順は、初期変性95℃、2分間;変性95℃、30秒間;アニ-ル58℃、30秒間;伸長72℃、90分間、35サイクル;72℃伸長10分間、4℃保管であった。
2、MrF3’5’H遺伝子完全長同定及び配列分析
PCRでの増幅産物をT-easyベクタ-に連結し、大腸菌DH5αを形質転換し、コロニ-PCR検証を行い、陽性コロニ-を得てシ-クエンシングを行った。シ-クエンシングによりクロ-ン結果を検証され、獲得したトランスクリプト-ムデ-タベ-スに一致するMrF3’5’HH完全長配列は、SEQ ID NO.1に示すように1530個のヌクレオチドを含む。オンラインでアミノ酸配列(http://web.expasy.org/translate/)、すなわち、SEQ ID NO.2に翻訳する。MrF3’5’Hアミノ酸配列を用いて、発表された3’5’遺伝子座のヒドロキシル化を有するP45075Aファミリ-水酸化酵素と比較すると、その結果を図3に示す。
本願出願人は、MrF3’5’H遺伝子、すなわち、MrF3’5’HのcDNA配列を成功にクロ-ニングした(SEQ ID NO.1を参照)。MrF3’5’H遺伝子は、細胞内の転写および翻訳過程を経て、対応するポリペプチドやタンパク質、すなわち、MrF3’5’Hのアミノ酸配列を合成する(SEQ ID NO.2を参照)。アミノ酸配列分析の結果により、SEQ ID NO.2は、典型的なproline-rich、SRS、CR、EXXRとheme binding保存構造ドメインを有することがわかった。
pYES2 NT/C(Invitrogen)ベクタ-ポリクロ-ナル遺伝子座配列及びMrF3’5’H(SEQ ID NO.1)完全長遺伝子配列に基づいて、BamHI及びEcoRI酵素切断部位を含むプライマ-配列:SEQ ID NO.5とSEQ ID NO.6を設計し、当該プライマ-配列を開始コドン及び停止コドンを含むように設計され、増幅することでBamHI及びEcoRI酵素切断部位を含むMrF3’5’H配列を得た。PCR反応系は、50μLであり、成分は、それぞれ1 μL Phanta高忠実度酵素(Vazyme)、25μL緩衝液(2×)、1 μL dNTP(10 mM)、上下流プライマ-(10 μM、Hua Gene)各2 μL、1 μL cDNA、18 μL H2Oであった。反応手順は、初期変性95℃、2分間;変性95℃、15秒間;アニ-ル58℃、15秒間;伸長72℃、1分間、35サイクル;72℃徹底伸長5分間、4℃保管であった。pYES2ベクタ-に対してそれぞれBamHI(NEB)とEcoRI(NEB)で二重酵素切断し、Exnase(登録商標) IIリガ-ゼ(Vazyme)を用いて目的遺伝子フラグメントをpYES2ベクタ-に連結した。連結反応系は、10μLであり、成分は、それぞれ1 μL Exnase(登録商標) IIリガ-ゼ(Vazyme)、2μL緩衝液(5×)、1μL PCR回収生成物、3μLベクタ-、3μL H2Oであった。混合後、37℃で0.5時間連結した後、氷上に5分間放置した。連結生成物をDH5аコンピテント(Takara)に形質転換し、Ampを含む培養プレ-ト上に37℃で一晩培養し、陽性クロ-ン菌株を採取し、上海Hua Geneに送ってシ-クエンシングを行い、シ-クエンシング結果を分析すると、正確な目的遺伝子配列を含むベクタ-は、構築に成功したpYES2-MrF3’5’H組み換えプラスミドとなった。
1、構築に成功したpYES2-MrF3’5’H組み換えプラスミド又はpYES2空ベクタ-を酵母形質転換キット(Clontech)を介して、LiAC法により醸造酵母株INVScI(Invitrogen)に形質転換した。次に、SD/-Uraの培養プレ-トに塗布して30℃で3日間培養し、シングルコロニ-を採取し、組み換えプラスミド又は空ベクタ-をPCRで検出した。PCRバンドの正確なシングルコロニ-を選択すると、pYES2-MrF3’5’H組み換えプラスミドを含む醸造酵母INVScIとなり、25%グリセリンで-80℃冷蔵庫に保管した。
2、MrF3’5’H誘導発現
シングルコロニ-を採取して5 mL SD/-Ura+20 g/L glucose栄養液にて30℃、250 rpm振とう機上で12時間培養した。室温で700 g5分間遠心分離し、酵母菌体を採取し、SD/-Ura+20 g/L galactose栄養液を加えてOD600が0.4になるまで再懸濁した。2 mLの菌体再懸濁後の栄養液を2つの新しい遠沈管に取り、それぞれ1 mM NADPH(Sigma)と100 μM反応基質をそれぞれ加え、16℃、250 rpm振とう機上で12時間培養した。以上の操作は、いずれも空ベクタ-酵母を対照とした。
3、フラボノイド検出
誘導完了後、1:1体積の酢酸エチル溶液を加えて反応を終了し、渦巻き混合し、1000 gで5分間遠心分離し、上澄み液を新しい10 mL遠沈管に取り、1回繰り返し、上澄み液を混合し、有機相を真空回転蒸発乾固し、150 μLのメチルアルコ-ルを加えて溶解した。液体クロマトグラム移動相:A:水(0.1%ギ酸)B:アセトニトリル(0.1%ギ酸)、試料注入体積:10μL、流速:0.3 mL/分間、カラム温度:25℃、検出波長370 nm、溶離勾配:0-7 分間 90%-50%A、7-10 分間 50%A、10-15 分間 50%-0%A、15-15.1 分間 0-90%A、15.1-21 分間 90%A。
系統樹の構築はMEGA7.0(Mega Software、米国)ソフトウェアによって行われる。まず、MEGA 7.0内蔵の内蔵ClustalWツ-ルを用いて、F3’5’Hのアミノ酸配列を照合した後、近隣結合法(Neighbor-Joining method)により系統樹体系を構築し、系統樹の品質をブ-トストラップ法(Bootstrap Method)で評価し、検定回数を1000とした。
葡萄VvF3’5’Hは、「夏黒」の果皮から分離し、具体的な操作は実施例3と同様である。醸造酵母異種発現VvF3’5’Hの操作は、実施例4と同様である。
結果により、MrF3’5’HとVvF3’5’Hは、ナリンゲニン、エリオジクチオ-ル、ジヒドロケンペロ-ル、ジヒドロケルセチン、ケンペロ-ルとケルセチンに対する触媒特性と若干異なり、ケンペロ-ルに対する触媒活性に関してMrF3’5’Hは、VvF3’5’Hより明らかに強いことが分かった(図7)。
1、トランスジェニックベクタ-の構築
SEQ ID NO.7とSEQ ID NO.8プライマ-の組合を用いて、F3’5’H(SEQ ID NO.1)の完全長配列を増幅し、pGreenII 0029 62-SK発現ベクタ-に搭載し、組み換え発現ベクタ-SK-F3’5’Hを構築した。当該PCR反応系は、実施例3のPCR反応系と同様である。最終的に正確に構築された発現ベクタ-を電気ショック法によりアグロバクテリウム株GV3101::pSoupに転入し、3つの陽性クロ-ン菌株を選び、最終濃度25%滅菌グリセリンで-80℃に保管した。
2、トランスジェニック植株同定
遺伝子工学技術により煙草の普通植株を形質転換してトランスジェニック植株を獲得した後、さらに、PCR手段で検証する必要がある。CTAB法により、煙草の葉身の総DNAを抽出し、プライマ-と結合してSEQ ID NO.9とSEQ ID NO.10に対してPCR増幅を行い、トランスジェニック煙草植株を同定し、獲得した陽性植株に対して後続培養を行い、2世代のスクリ-ニングを経て、T1世代のトランスジェニック煙草植株を獲得した。
3、フラボノ-ル含有量の検出
煙草の花を十分に研磨し、0.1 gの粉末を正確に秤量して1 mL 50%メタノ-ル水溶液に加え、超音波30分間、次に、11000 rpmで15分間遠心分離し、700μL上澄み液を新しい管に採取し、300μLの3 N HCL溶液を加え、70℃水浴1時間。次に、13000 rpmで15分間遠心分離し、100μL上澄み液をHPLC分析のために使用された。検出過程は、実施例5におけるフラボノ-ル検出と同様である。
Claims (7)
- SEQ ID NO.1である
ことを特徴とする水酸化酵素遺伝子。 - SEQ ID NO.2で表され、かつ
proline-rich、SRS、CR、EXXRとheme binding保存構造ドメインを有する
ことを特徴とする水酸化酵素遺伝子にコードされるタンパク質。 - SEQ ID NO.1で表される水酸化酵素遺伝子を有する遺伝子発現ベクター、を酵母宿主菌に形質導入するステップと、
原料ナリンゲニン及び/又はエリオジクチオ-ルを酵母宿主菌に提供するステップと、を含む
ことを特徴とするミリセチンの作製方法。 - pYES2ベクターに請求項1に記載の遺伝子が連結される
ことを特徴とするミリセチンを合成するための遺伝子発現ベクター。 - 請求項4に記載の遺伝子発現ベクターを含む酵母菌である
ことを特徴とする工学微生物菌。 - 請求項5に記載の酵母菌を利用し、基質を反応させる
ことを特徴とするミリセチンの合成方法。 - 前記基質は、ナリンゲニン及び/又はエリオジクチオ-ルである
ことを特徴とする請求項6に記載のミリセチンの合成方法。
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