JP7120795B2 - 静電アンテナ - Google Patents

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本開示は、静電アンテナに関する。
鉄道車両には、架線の電圧を検知するための静電アンテナが屋根から突出するように設けられる。高速で走行する鉄道車両では、走行時にこの静電アンテナから発生する空力騒音が顕著となる。
このような静電アンテナの空力騒音を低減するために、台形状の静電アンテナが提案されている(特許文献1参照)。
特開2004-276780号公報
上述の台形状の静電アンテナでは、台形の底辺を構成する下端部が前後方向に長くなるため、車体への取り付け面積(つまり台座部の面積)が大きくなる。その結果、車体側の構造変更が必要となり、静電アンテナの車体への取り付けに不都合が生じる。
本開示の一局面は、車体への取り付け面積の増大を避けつつ、空力騒音を低減できる静電アンテナを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、鉄道車両の屋根から上方に突出して配置されるように構成された静電アンテナである。静電アンテナは、板状の本体と、本体の上端に配置され、本体の上端に沿って延伸する柱状導体と、を備える。本体は、本体の厚み方向視において、鉛直方向に対して傾斜しながら本体の下端から柱状導体まで延伸する第1端縁と、本体の厚み方向視において、本体の下端から柱状導体まで延伸する第2端縁と、を有する。第2端縁は、鉛直方向に対して第1端縁と同じ方向に傾斜するか、又は鉛直方向と平行である。第1端縁は、本体の厚み方向視において、上端が第2端縁に近づく方向に傾斜する。第1端縁と第2端縁との水平方向の離間距離が、鉛直方向に沿って非線形的に変化する。
このような構成によれば、第1端縁が車体の走行方向前方、第2端縁が車体の走行方向後方に配置されたとき、第2端縁で発生する空気の剥離渦の位相が、鉛直方向(つまり高さ位置)において相違する。その結果、静電アンテナで発生する騒音のピークの大きさが低減できる。
また、上記構成では、第2端縁が鉛直方向に対して第1端縁と同じ方向に傾斜するか、又は第2端縁が鉛直方向に延伸しているため、本体の下端の長さを抑制できる。つまり、静電アンテナの車体への取り付け面積の増大が避けられる。
本開示の一態様では、本体の上端における離間距離は、本体の下端における離間距離よりも小さくてもよい。このような構成によれば、本体に加わるモーメントを低減できる。その結果、静電アンテナの構造的強度が向上する。
本開示の一態様では、第1端縁は、曲線で構成されてもよい。このような構成によれば、第1端縁と第2端縁との水平方向の離間距離を、容易かつ確実に鉛直方向に沿って非線形的に変化させることができる。
本開示の一態様では、本体の第1端縁を含む第1側面と本体の第2端縁を含む第2側面とは、それぞれ、外側に凸となるように湾曲していてもよい。本体の水平方向の断面形状において、第2側面の曲率半径は、第1側面の曲率半径よりも小さくてもよい。このような構成によれば、騒音のピーク周波数を高周波域にシフトしつつ騒音レベルを低減できるので、静電アンテナにおける騒音のピークの大きさをさらに低減できる。
本開示の一態様では、柱状導体における第2端縁寄りの先端部は、本体の第2端縁を含む第2側面と滑らかに連続してもよい。このような構成によれば、静電アンテナにおける騒音の低減をさらに促進できる。
図1は、実施形態における静電アンテナの模式的な斜視図である。 図2は、図1の静電アンテナの車体への取り付け状態を示す模式図である。 図3は、図1の静電アンテナの模式的な正面図である。 図4は、図1の静電アンテナの模式的な平面図である。 図5Aは、図1の静電アンテナの模式的な左側面図であり、図5Bは、図1の静電アンテナの模式的な右側面図である。 図6は、図1の静電アンテナの模式的な斜視図である。 図7は、図3のVII-VII線での模式的な断面図である。 図8Aは、図1とは異なる実施形態の静電アンテナの模式的な正面図であり、図8Bは、図1及び図8Aとは異なる実施形態の静電アンテナの模式的な正面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示す静電アンテナ1は、鉄道車両に電気を供給する架線の電圧を検知するためのアンテナである。
静電アンテナ1は、図2に示すように、鉄道車両における先頭の車体10の屋根から上方に突出して配置されるように構成されている。なお、静電アンテナ1は、構内無線及び防護無線のアンテナとしても機能する。
静電アンテナ1は、図1に示すように、板状の本体2と、柱状導体3と、台座部4とを備える。静電アンテナ1は、例えば、繊維強化プラスチック(FRP)によって形成される。
(本体)
本体2は、柱状導体3を支持する部位である。本体2は、厚み方向が、鉄道車両の走行方向と垂直な方向(つまり車軸方向)と一致するように配置される。つまり、本体2の板面は、鉛直上下方向と鉄道車両の走行方向とに延伸している。
本体2の上端には、柱状導体3が接続され、本体2の下端には、台座部4が接続されている。また、本体2は、図3に示すように、第1端縁21と、第2端縁22とを有する。第1端縁21は、車体10が図2に示す方向Dに進行する際に、第2端縁22に対して前方に配置される端縁である。ただし、車体10が方向Dとは逆向きに走行する場合は、第
1端縁21は第2端縁22に対して後方となる。本実施形態では、車体10が方向Dに走行する状態に基づいて、説明を行う。
図3に示すように、第1端縁21は、本体2の厚み方向視(つまり、左右方向視)において、鉛直方向に対して後方に傾斜しながら本体2の下端(つまり台座部4)から柱状導体3まで延伸している。また、第2端縁22は、鉛直方向に対して第1端縁21と同じ方向(つまり後方)に傾斜しながら本体2の下端から柱状導体3まで延伸している。車体10が方向Dに進行する時、第1端縁21は前端縁、第2端縁22は後端縁となる。
なお、「同じ方向に傾斜する」とは、各端縁の傾斜方向が同じであることを意味する。ここで、「端縁の傾斜方向」は、端縁の下端を通りかつ前後方向に垂直な仮想平面に対し、その端縁の上端が存在する方向を意味する。
第1端縁21は、本体2の厚み方向視において、その上端が第2端縁22に近づく方向に傾斜している。また、第1端縁21は、本体2の下端から上端に延伸する曲線で構成される。第1端縁21は、上方に向かって、鉛直方向に対する傾き(つまり、接線の鉛直方向に対する角度)が徐々に大きくなっている。
第1端縁21を構成する曲線は、例えば、下記式(1)で表されるフィボナッチ数列の一般解においてxを負の値としたものが、実部を横軸、虚部を縦軸とした複素数平面上で形成する螺旋の一部とすることができる。
Figure 0007120795000001
第2端縁22は、第1端縁21とは非相似の曲線である。第2端縁22は、下端近傍にて一端前方に延伸した後、後方かつ上方に向かって延伸している。つまり、第2端縁22は、1つの湾曲点Cを有し、湾曲点Cより下方の部分は前方に傾斜し、湾曲点Cよりも上方の部分は後方に傾斜している。第2端縁22の湾曲点Cよりも上方の部分は、第1端縁21よりも鉛直方向に対する傾き(つまり、接線の鉛直方向に対する角度)が小さい。
第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離Lは、鉛直方向に沿って非線形的に変化している。具体的には、上記離間距離Lは、上方に向かって徐々に減少しており、その減少量(つまり鉛直方向に対する変化量の微分値)は一定ではなく、上下方向における位置の関数となっている。
また、本体2の上端における第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離L1は、本体2の下端における第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離L2よりも小さい。
図4、図5A及び図5Bに示すように、本体2は、上方から下方に向かって厚みが増加している。換言すれば、本体2の対向する2つの板面(つまり、上下方向及び前後方向に延伸する面)は、それぞれ、下方に向かうにつれて互いに離間するように鉛直方向に対し傾斜している。したがって、図5Aに示すように、本体2の上端部の最大厚みT1は、下端部の最大厚みT2よりも小さい。
本体2の第1端縁21を含む第1側面(つまり前方の側面)23は、図1に示すように、外側に凸となるように湾曲している。また、本体2の第2端縁22を含む第2側面(つまり後方の側面)24は、図6に示すように、外側に凸となるように湾曲している。したがって、本体2の水平方向の断面形状は、前後方向において鈍頭形状を有する。
さらに、図7に示すように、本体2の水平方向の断面形状において、第2側面24の曲率半径は、第1側面23の曲率半径よりも小さい。また、上記断面形状において、第1側面23における本体2の厚みは、第2側面24における本体2の厚みよりも大きい。
なお、本体2は、上記断面形状において、本体2の厚み方向と垂直な方向(つまり前後方向)の中央部が端部よりも外側に膨らんでいる。つまり、本体2は、前後方向において、中央部が最大の厚みを有する。
(柱状導体)
柱状導体3は、架線の電圧を検知する棒状の部位である。柱状導体3は、本体2の上端に配置され、本体2の上端に沿って延伸している。
なお、本実施形態では、柱状導体3は、水平方向に真っ直ぐ延伸しており、静電アンテナ1の上端は水平方向と平行である。ただし、柱状導体3は、湾曲していてもよい。つまり、静電アンテナ1の上端は湾曲していてもよい。
柱状導体3は、車体10の走行方向(つまり前後方向)に延伸している。柱状導体3は、本体2の第1端縁21寄りの第1端部31と、本体2の第2端縁22寄りの第2端部32とを有する。
第1端部31は、図1に示すように、本体2の第1側面23と接続されている。柱状導体3の第1端部31近傍の周面は、第1側面23と滑らかに連続している。柱状導体3の前方の端面は、本体2の内部に埋設されている。
柱状導体3の第2端部32は、図6に示すように、球面の一部で構成されており、本体2に被覆されずに露出している。また、第2端部32は、第2側面24と滑らかに連続している。
具体的には、図3に示すように、第2端部32における周面のうち下側の部分が、第2端縁22と滑らかに連続している。つまり、柱状導体3は、本体2の後方に突出する径が一定の柱状の部分を有しない。したがって、本体2の厚み方向視において、柱状導体3と第2端縁22とが上下方向に重なる領域は、第2端部32から前方に向かって上下方向の幅が徐々に大きくなっている。
(台座部)
台座部4は、車体10の屋根に取り付けられる部位である。台座部4は、本体2の下端に接続されている。
台座部4は、本体2よりも幅(つまり、走行方向と垂直で、かつ水平な方向の長さ)が大きい。また、台座部4は、複数の貫通孔41を有している。台座部4は、複数の貫通孔41に挿通される複数のボルトによって、車体10に固定される。
[1-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)走行方向後方の第2端縁22で発生する空気の剥離渦の位相が、鉛直方向(つ
まり高さ位置)において相違する。その結果、静電アンテナ1で発生する騒音のピークの大きさが低減できる。
(1b)第2端縁22が鉛直方向に対して第1端縁21と同じ方向に傾斜しているため、本体2の下端の長さを抑制できる。つまり、静電アンテナ1の車体への取り付け面積(つまり台座部4の面積)の増大が避けられる。
(1c)本体2の上端における第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離L1は、本体2の下端における第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離L2よりも小さいので、本体2に加わるモーメントを低減できる。その結果、静電アンテナ1の構造的強度が向上する。
(1d)第1端縁21が曲線で構成されることで、第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離Lを、容易かつ確実に鉛直方向に沿って非線形的に変化させることができる。
(1e)本体2の水平方向の断面形状において、第2側面24の曲率半径が第1側面23の曲率半径よりも小さいので、騒音のピーク周波数を高周波域にシフトしつつ騒音レベルを低減できる。その結果、静電アンテナ1における騒音のピークの大きさをさらに低減できる。
(1f)柱状導体3の第2端部32が本体2の第2側面24と滑らかに連続するため、静電アンテナ1における騒音の低減をさらに促進できる。
なお、本実施形態の静電アンテナ1の1/2のスケールの模型を用いた風洞試験では、第1端縁及び第2端縁がそれぞれ直線状であり、かつ柱状導体3が本体2の後方に突出した従来の静電アンテナに対し、騒音が約15dB低減された。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の静電アンテナ1において、第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離Lが鉛直方向に沿って非線形的に変化すれば、第1端縁21は、必ずしも曲線でなくてもよい。
例えば、図8Aに示す静電アンテナ1Aのように、本体2Aの第1端縁21Aが直線で第2端縁22Aのみが曲線であってもよい。逆に、図1の静電アンテナ1において、第1端縁21のみが曲線で第2端縁22が直線であってもよい。さらに、図8Bに示す静電アンテナ1Bのように、本体2Bの第1端縁21Bが曲線で、第2端縁22Bが鉛直方向と平行な直線であってもよい。また、第1端縁及び第2端縁は、それぞれ、曲線と直線とを組み合わせた形状であってもよい。
(2b)上記実施形態の静電アンテナ1において、第1端縁21と第2端縁22との水平方向の離間距離Lは、必ずしも上端に向かって減少しなくてもよい。また、本体2の上端における離間距離L1は、本体2の下端における離間距離L2と同じか、離間距離L2よりも大きくてもよい。
(2c)上記実施形態の静電アンテナ1において、本体2の水平方向の断面形状において、第2側面24の曲率半径が第1側面23の曲率半径と同じか、第1側面23の曲率半
径より大きくてもよい。また、第1側面23及び第2側面24は、それぞれ外側に凸となるように湾曲していなくてもよい。
(2d)上記実施形態の静電アンテナ1において、柱状導体3の第2端部32は、必ずしも第2側面24と滑らかに連続していなくてもよい。例えば、図8Aに示す柱状導体3Aのように、第2端部32が第2側面24Aよりも後方に突出していてもよい。
(2e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1,1A,1B…静電アンテナ、2,2A,2B…本体、3,3A…柱状導体、
4…台座部、10…車体、21,21A,21B…第1端縁、
22,22A,22B…第2端縁、23…第1側面、24,24A…第2側面、
31…第1端部、32…第2端部、41…貫通孔。

Claims (5)

  1. 鉄道車両の屋根から上方に突出して配置されるように構成された静電アンテナであって、
    板状の本体と、
    前記本体の上端に配置され、前記本体の上端に沿って延伸する柱状導体と、
    を備え、
    前記本体は、
    前記本体の厚み方向視において、鉛直方向に対して傾斜しながら前記本体の下端から前記柱状導体まで延伸する第1端縁と、
    前記本体の厚み方向視において、前記本体の下端から前記柱状導体まで延伸する第2端縁と、
    を有し、
    前記第2端縁は、鉛直方向に対して前記第1端縁と同じ方向に傾斜するか、又は鉛直方向と平行であり、
    前記第1端縁は、前記本体の厚み方向視において、上端が前記第2端縁に近づく方向に傾斜し、
    前記第1端縁と前記第2端縁との水平方向の離間距離が、鉛直方向に沿って非線形的に変化し、
    前記柱状導体における前記第1端縁寄りの端面は、前記本体に埋設され、
    前記柱状導体における前記第2端縁寄りの先端部は、前記本体に被覆されずに露出する、静電アンテナ。
  2. 請求項1に記載の静電アンテナであって、
    前記本体の上端における前記離間距離は、前記本体の下端における前記離間距離よりも小さい、静電アンテナ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の静電アンテナであって、
    前記第1端縁は、曲線で構成される、静電アンテナ。
  4. 鉄道車両の屋根から上方に突出して配置されるように構成された静電アンテナであって、
    板状の本体と、
    前記本体の上端に配置され、前記本体の上端に沿って延伸する柱状導体と、
    を備え、
    前記本体は、
    前記本体の厚み方向視において、鉛直方向に対して傾斜しながら前記本体の下端から前記柱状導体まで延伸する第1端縁と、
    前記本体の厚み方向視において、前記本体の下端から前記柱状導体まで延伸する第2端縁と、
    を有し、
    前記第2端縁は、鉛直方向に対して前記第1端縁と同じ方向に傾斜するか、又は鉛直方向と平行であり、
    前記第1端縁は、前記本体の厚み方向視において、上端が前記第2端縁に近づく方向に傾斜し、
    前記第1端縁と前記第2端縁との水平方向の離間距離が、鉛直方向に沿って非線形的に変化し、
    前記本体の前記第1端縁を含む第1側面と前記本体の前記第2端縁を含む第2側面とは、それぞれ、外側に凸となるように湾曲しており、
    前記本体の水平方向の断面形状において、前記第2側面の曲率半径は、前記第1側面の曲率半径よりも小さい、静電アンテナ。
  5. 鉄道車両の屋根から上方に突出して配置されるように構成された静電アンテナであって、
    板状の本体と、
    前記本体の上端に配置され、前記本体の上端に沿って延伸する柱状導体と、
    を備え、
    前記本体は、
    前記本体の厚み方向視において、鉛直方向に対して傾斜しながら前記本体の下端から前記柱状導体まで延伸する第1端縁と、
    前記本体の厚み方向視において、前記本体の下端から前記柱状導体まで延伸する第2端縁と、
    を有し、
    前記第2端縁は、鉛直方向に対して前記第1端縁と同じ方向に傾斜するか、又は鉛直方向と平行であり、
    前記第1端縁は、前記本体の厚み方向視において、上端が前記第2端縁に近づく方向に傾斜し、
    前記第1端縁と前記第2端縁との水平方向の離間距離が、鉛直方向に沿って非線形的に変化し、
    前記柱状導体における前記第2端縁寄りの先端部は、前記本体の前記第2端縁を含む第2側面と滑らかに連続する、静電アンテナ。
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