JP2014218145A - 車両用ドアミラー - Google Patents

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Masaru Nanpo
賢 南保
俊介 石田
Shunsuke Ishida
俊介 石田
長谷川 淳一
Junichi Hasegawa
淳一 長谷川
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Abstract

【課題】航続距離の増加に貢献し得る車両用ドアミラーを提供する。【解決手段】フロントサイドウィンド21の前部に設けられたベース11から車両左右方向Yの外側へ延在するアーム12と、前記アームに取り付けられ、後方視界用ミラー14を支持するハウジング13と、を備える車両用ドアミラー1において、前記アームは、車両前方からの空気流AFを車両上方へ案内する上方ガイド部15を有し、前記ハウジングは、車両前方からの空気流AFを車両後方へ案内する後方ガイド部16を有する。【選択図】 図3A

Description

本発明は、車両用ドアミラーに関するものである。
ミラーベース部とミラーハウジング内側部との間の空気流路を通過する流れに関し、サイドウィンドに向けた流れを生じさせることなく、また急激な速度変化を排除し、さらにフロントピラーに起因する渦とミラーハウジングに起因する渦の干渉を排除することにより、ドアミラーに起因する風騒音と空気抵抗を低減したミラーハウジングの構造が知られている(特許文献1)。
特開2007−76451号公報
従来の技術においては、操縦安定性を確保するために車両の空力特性は揚力を低減させる構造を採用するのが一般的である。しかしながら、電気自動車にあっては、高速走行する状況より、むしろ街中の移動や短距離の通勤に使用されることが少なくない。したがって、操縦安定性を確保するために揚力を低減させるよりも、揚力を発生させて見かけ上の重量を軽くし航続距離を伸ばしたい要請がある。
本発明が解決しようとする課題は、航続距離の増加に貢献し得る車両用ドアミラーを提供することである。
本発明は、フロントサイドウィンド前部から延在するアームに車両前方からの空気流を車両上方へ案内する上方ガイド部を設け、アームに固定されたハウジングに車両前方からの空気流を車両後方へ案内する後方ガイド部を設けることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、アームに設けた上方ガイド部によって上方空気流が形成され、ハウジングに設けた後方ガイド部によって後方空気流が形成され、これら上方空気流と後方空気流とが組み合わさることで、車両平面視において円を描く縦渦流が生じる。この縦渦流が車両に対する揚力を生じさせる結果、車両の見かけ上の重量が軽くなり、航続距離の増加に貢献することになる。
本発明の一実施の形態に係るドアミラーが装着された車両を示す斜視図である。 図1のII矢視図であって、左側ドアミラーを車両後方から前方に向かって見た背面図である。 図2の2つのIII-III線に沿う断面をX−Z平面上で重ね合わせた断面図である。 図3Aに示すアームの他の例を示す断面図である。 図3の空気流F1,F2の基線のなす角度θと揚力係数CLとの関係を示すグラフである。 本発明に係る実施形態の比較例における空気流を説明するための車両の斜視図である。 図5Aの側面図である。 本発明に係る実施形態における空気流を説明するための車両の斜視図である。 図6Aの側面図である。 図6Aの正面図である。 本発明の他の実施の形態に係るドアミラーが装着された車両を示す要部側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るドアミラー1が装着された車両2の一例を示す斜視図、図2は図1のII矢視図であって、左側ドアミラー1を車両2の後方から前方に向かって見た背面図である。なお以下において、車両2の前後方向をX,車両の左右方向をY,車両の上下方向をZとする。本例のドアミラー1は、フロントサイドウィンド21の前部に設けられたベース11と、このベース11から車両左右方向Yの外側へ延在するアーム12と、このアーム12に取り付けられ、後方視界用ミラー14を支持するハウジング13と、を備える。
ベース11は、たとえば合成樹脂からなり、フロントサイドウィンド21の前端の三角領域に固定されている。またアーム12は、たとえば合成樹脂からなり、ベース11と一体成形又は別体で構成されている。またハウジング13は、たとえば合成樹脂からなり、アーム12に対して回転可能に取り付けられている。ただし、本発明のドアミラー1は、ハウジング13がアーム12に対して回転可能であることは必須の構成ではなく、したがってハウジング13とアーム12とが固定されたものであってもよい。
ハウジング13は、図2に示すように、運転者が運転中に後方視界を確保するためのミラー14を支持する。このミラー14の支持構造は特に限定されず、運転者の視線に応じて後方視界が確保できるようにミラー14の角度が可変とされるものであれば、手動式であっても電動式であってもよい。
図3Aは、図2の2つのIII-III線に沿う断面をX−Z平面上で重ね合わせた断面図である。本例のアーム12の上面には、車両前方からの空気流AFを車両上方へ案内する上方ガイド部15が形成され(この空気流をF1と称し、その主たる方向の直線を基線と称する)、またハウジング13の上面には、車両前方からの空気流AFを車両後方へ案内する後方ガイド部16が形成されている(この空気流をF2と称し、その主たる方向の直線を基線と称する)。
アーム12の上面に形成された上方ガイド部15は、図2に示すようにハウジング13の右端からベース11に至る幅W1を有し、また図3Aに示すようにアーム12の前端P1から後端P2に至る長さL1を有する。また、ハウジング13の上面に形成された後方ガイド部16は、図2に示すようにハウジング13の上面の左端のR部終点から右端のR部始点に至る幅W2を有し、また図3Aに示すようにハウジング13の上面の始点P3から端部P4に至る長さL2を有する。
アーム12の上面に形成する上方ガイド部15は、図2に示す車両左右方向Yにおいてハウジング13の右端からベース11に至る幅W1の範囲に、図3Aに示す断面形状で一様に形成することが望ましい。ハウジング13の右端とベース11との間の空間S1において、車両前方からの空気流AFを車両上方へ向かう空気流F1に偏向させるためである。
また同様に、ハウジング13の上面に形成する後方ガイド部16は、図2に示す車両左右方向Yにおいてハウジング13の上面のできる限り広い範囲に、図3Aに示す断面形状で一様に形成することが望ましい。ハウジング13の上面の上方の空間S2において、車両前方からの空気流AFを車両後方へ向かう空気流F2に偏向させるためである。また、この後方ガイド部16は、図3Aに示す車両前後方向Xにおいてハウジング13の上面の後端P4から前端P3に向かってできる限り広い範囲に一様に形成することが望ましい。
ただし、これら上方ガイド部15及び後方ガイド部16の幅W1,W2及び長さL1,L2は、アーム12やハウジング13のデザインを含む形状に制限がある場合は、その制限される形状の範囲においてできる限り広い範囲で形成することが望ましい。
なお、図3Aに示すアーム12の上方ガイド部15は、同図の断面において直線状に形成されているが、図3Bに示すように凹曲面の上方ガイド部15としてもよい。
特に本例のドアミラーにおいて、上方ガイド部15と後方ガイド部16は、以下の条件を満足する形状とすることが望ましいとされる。すなわち、上方ガイド部15による空気流F1の基線と後方ガイド部16による空気流F2の基線とのなす角度をθとした場合に、20°≦θ≦55°となるように上方ガイド部15と後方ガイド部16の形状を設定することが望ましい。図4は、図3Aの空気流F1,F2の基線のなす角度θと、車両に作用する揚力係数CLとの関係をシミュレーションした結果を示すグラフである。
この結果によれば、θが35〜40°の間で極大値を示すので、θを35°≦θ≦40°とすることが最も望ましいが、十分な揚力が車両に作用するためには少なくともθが20°以上あればよく、またθが55°以下であればよい。ちなみに、図3Bに示す凹曲面の上方ガイド部15については、アーム12の後端P2における接線を上方ガイド部15による空気流F1の基線とすればよい。
次に作用を説明する。
一般的に車両の周囲の圧力分布によると、図5A,5Bに示すように、フロントサイドウィンド面上FSよりもルーフ面上RFの方が空気流の流速が速く圧力が低い。このため、フロントサイドウィンド面上FSの流れはルーフ面上RF側に引き寄せられる傾向が強い。したがって、従来のドアミラー1が装着された車両におけるドアミラー周りの空気流についていえば、同図に実線矢印で示すように、アーム12を通過した空気流F1もハウジング13を通過した空気流F2のいずれもルーフ面上RF側に引き寄せられ、上方へ流れる。この場合、車両2に対して揚力を生じさせる空気流は生じない。
これに対して、本例のドアミラー1が装着された車両2におけるドアミラー周りの空気流についても、フロントサイドウィンド面上FSよりもルーフ面上RFの方が空気流の流速が速く圧力が低いため、フロントサイドウィンド面上FSの流れはルーフ面上RF側に引き寄せられる傾向が強い点は同じである。しかしながら、本例では、図6A,6Bに実線矢印で示すように、アーム12を通過した空気流F1は上方ガイド部15によって上方に加速した流れとなる一方で、ハウジング13を通過した空気流F2は後方ガイド部16によって後方へ向かう流れとなり、アーム12を通過した空気流F1の方がハウジング13を通過した空気流F2より速い流れとなる。
このとき、この二つの空気流F1,F2の間にある流れ、すなわち、図7の正面視における空気流F3は、アーム12を通過した空気流F1の付近では流速が速くなる一方で、ハウジング13を通過した空気流F2の付近では当該空気流F2に引き寄せられてやや減速する。このため、空気流F3は、空気流F1と空気流F2との間で同図に示すように縦渦流F4を形成する。この縦渦流F4は、図7に示すように車両前方から見たときに、車両の右側では時計回りの上昇気流を伴った渦流であり、車両左側では反時計回りの渦流となる。そして、この縦渦流F4の車両側のベクトルは上向きとなるため、車両2に揚力を発生させることになる。その結果、車両2の見かけ上の重量が軽くなり、電気自動車などの航続距離の増加に貢献することになる。
図8は本発明の他の実施の形態に係るドアミラーが装着された車両を示す要部側面図である。上述した実施形態のように、フロントサイドウィンド21の面上を通過する空気流F1とF2との間に縦渦流F4が生じると、この縦渦流F4が、センターピラー25の上下方向に延在する段差、つまりサイドウィンドガラス表面とドアサッシの表面又はセンターピラー25の表面との段差に衝突すると、風切り音が生じる可能性がある。
このため本例のドアミラー1では、図8に示すように、アーム12の上方ガイド部15による空気流F1の基線と、水平線とのなす角度φ1が、車両側面視における、フロントサイドウィンド21のセンターピラー側が当該センターピラー25と接する最上端P5と上方ガイド部15の後端P2とを結んだ基線F5と、水平線とのなす角度φ2より大きくなるように、上方ガイド部15の形状が設定されている。
このような関係に設定することで、空気流F1とF2との間に生じる縦渦流F4は、図8に示す空気流F1に沿って上方へ流れるため、センターピラー25の段差との衝突を回避することができ、これによる風切り音の発生を抑制することができる。
1…ドアミラー
11…ベース
12…アーム
13…ハウジング
14…ミラー
15…上方ガイド部
16…後方ガイド部
2…車両
21…フロントサイドウィンド
22…フロントドア
23…フロントウィンドガラス
24…フロントピラー
25…センターピラー
26…リヤピラー
AF…車両前方からの空気流
F1…車両上方へ向かう空気流
F2…車両後方へ向かう空気流
F3…空気流F1,F2の間を流れる空気流
F4…縦渦流

Claims (3)

  1. フロントサイドウィンドの前部に設けられたベースから車両左右方向の外側へ延在するアームと、
    前記アームに取り付けられ、後方視界用ミラーを支持するハウジングと、を備える車両用ドアミラーにおいて、
    前記アームは、車両前方からの空気流を車両上方へ案内する上方ガイド部を有し、
    前記ハウジングは、車両前方からの空気流を車両後方へ案内する後方ガイド部を有する車両用ドアミラー。
  2. 車両側面視における、前記上方ガイド部による空気流の基線と前記後方ガイド部による空気流の基線とのなす角度が、20°〜55°である請求項1に記載の車両用ドアミラー。
  3. 車両側面視における、当該上方ガイド部による空気流の基線と水平線とのなす角度が、
    車両側面視における、前記フロントサイドウィンドのセンターピラー側が当該センターピラーと接する最上端と前記上方ガイド部の後端とを結んだ基線と、水平線とのなす角度より大きい請求項1又は2に記載の車両用ドアミラー。
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