JP7118491B1 - 角パイプの連結構造 - Google Patents

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Abstract

角パイプの連結構造において溶接による場合、その加熱による熱ひずみが発生し、その精度、外観を損なう。第1の角パイプの端部にて矩形開口を形成し、この矩形開口に断面形状がほぼ同一の第2の角パイプの先端部を挿入し、抜け止め手段により抜け止めを行う。開口形成縁に挿入された先端部外面が当接して平面内の動きは規制される。よって、パイプ同士の直交連結が溶接なして可能となり、その組立、分解がきわめて容易となる。また、1本の角パイプの木口端部においては4面のうちの複数面について矩形開口を形成し、これに異なる角パイプを挿入して連結することもできる。XYZ3方向のパイプ連結が可能となる。

Description

この発明は角パイプの連結構造、詳しくは直交する角パイプ同士を溶接することなく連結した角パイプの連結構造に関する。
従来より、直交する角パイプ同士の連結については例えば角パイプ同士の接合部(接続部)を溶接により固着することが行われていた。この溶接による接合は半永久的な結合(いわゆる剛接合)を意味していた。
これに対して、直交する角パイプ同士の連結については、例えば特許文献1に示すような連結プレートを使用した技術も知られていた。
特開2012-241835号公報
しかしながら、角パイプ同士を溶接接合する場合は、以下のような不具合乃至課題が発生していた。すなわち、溶接ひずみにより接合精度に問題が生じることがある。よって、ひずみや変形を除去する後作業が必要となる。パイプ素材表面に凹凸などが発生することもあり、これを除去する表面処理作業が追加されることもある。さらに、塗装後も錆が発生する。また、これらに高額の費用が発生する。
次に、上記特許公報記載の従来技術については、直交する角パイプと角パイプとを連結する三角形状の連結プレートは、それらパイプ同士の交差部に配置される筋交い状の接合金物である。よって、その接合金物が両角パイプに固定されるため、煩雑な作業が必要であり、かつ、その連結部は筋交い金物に占有されるため、外観に影響を与えるという問題を有していた。さらには、連結プレートはこれと垂直方向の外力に対しての接合強度についても不十分であった。
そこで、発明者は、角パイプ内部にその連結のためのブラケットなどを配置し、パイプ端部同士を直結させることにより、それらの接合強度を高めること、その作業の容易性を高めること、外観上の美観を高めることをその目的としている。
請求項1に記載の発明は、第1角パイプの一側面に矩形開口を形成し、この矩形開口を通って第1角パイプの内部に、矩形開口の形状と略同じ断面形状の第2角パイプの先端部を挿入し、第1角パイプの外部に位置する第2角パイプの基端側部とこの挿入された先端部とを連続する段差部に、ブラケットを当接させて、この段差部をこのブラケットと第1角パイプの一側面との間に挟み、このブラケットを締結ボルトにより第1角パイプに固定することにより、第1角パイプに対して第2角パイプを直交状態で接合した角パイプの連結構造である。
この連結構造にあっては、第1角パイプの長さ方向で所望位置の一側面に矩形開口を形成する。この矩形開口に、その断面形状が矩形開口の形状とほぼ同じ第2角パイプの先端部を挿入する。そして、抜け止め手段により、第2角パイプが第1角パイプから抜け出ることを防止する。この場合、上記第2角パイプの先端部はその基端側部よりもその断面サイズを小とし、第2角パイプの先端部とその基端側部との間に段差部を有する。そして、第2角パイプ内でその基端部側からこの段差部にブラケットを当接させる。このブラケットは締結ボルトにより第1角パイプに固定される。よって、ブラケットおよび締結部材が抜け止め手段を構成する。第2角パイプの第1角パイプの長さ方向、幅方向への移動は、矩形開口側縁に第2角パイプの先端部4外側面が当接してその動きは規制されている。
第2角パイプの先端部にはその基端側部との連続部に段差部を設け(挿入される部分の口径が、挿入されず外部となる部分のそれ小さく形成されて連続する部分に段差面が形成され)、第2角パイプの内部にての基端部側からブラケット(その一部)をこの段差部に当接させる。締結部材でこのパイプ内部に配置されたブラケットを第1角パイプに固定し、第2角パイプの抜け止めとする。例えば第1角パイプの矩形開口の対向面にブラケットを締結部材(ボルト、ナット)により固定する。段差面に当接させたブラケットを締結部材により対向面(第1角パイプ内面)に向かって引きつけることで、第2角パイプの先端部(第1角パイプ内に挿入された先端部)を、第1角パイプの対向する内面との間に挟持、固定する。なお、第1角パイプの対向内面およびこれに当接する第2角パイプの木口端面は、共に平坦面の一部で形成されており、これら角パイプ同士が直角に連結された状態を保持することとなる。
第1角パイプおよび第2角パイプは同等の(同じ素材、同じ縦横サイズ)角パイプとすることもできるが、異なる角パイプとすることもできる。素材としては鉄材、鋼材、アルミ材などを同等または異なる素材とする。断面形状としては正方形または長方形で、縦横サイズなどを、同等または異なるものとすることを含む。
例えば第1角パイプを断面正方形の角パイプとした場合、矩形開口は幅方向にてその両側の側壁厚みだけ縮小された横幅となり縦サイズが角パイプの1辺の長さとすると、矩形開口は長方形となる。この矩形開口(縦横サイズが異なる長方形の開口)に対して挿入される第2角パイプをその縦横サイズが開口長方形と同一の長方形断面とすることである。
第1角パイプに形成した矩形開口の形状と、第2角パイプの先端部の断面形状が同じであるとは、以下の通りである。すなわち、矩形開口の形状が各々異なる所定寸法の縦辺と横辺とにより画成された矩形とする。これに対して、第2角パイプは、その先端部が断面矩形であって、上記矩形開口の縦辺、横辺とその寸法がほぼ同じである矩形断面を有することとなり、その先端部は矩形開口より第1角パイプ内に挿入される。
この挿入においては第1角パイプの開口縁と第2角パイプの先端部4外側面との間にはわずかな隙間を有する場合を含むものとする。要は、矩形開口の縦辺および横辺に第2角パイプの側面がそれぞれ当接してその縦方向および横方向への動きが規制されることにある。
矩形開口が正方形の場合、第2角パイプ先端部も略同一サイズの正方形の断面形状とする。開口、角パイプはともに長方形でもよい。
また、第2角パイプはその先端(平担面の一部とする)が第1角パイプの内壁面に突き当てる場合、突き当てない場合を含む。
第1角パイプには、例えば断面が正方形の内部空間(長さ方向に延びる縦長空間)が一定厚みの金属材により画成されている。なお、上述のように角パイプの素材、その管厚などの寸法は任意とする。
ここで、矩形開口はパイプ側面に形成した開口が四角形、特にほぼ正方形であって、同等の縦横サイズの他の角パイプ(先端部)が挿入される大きさとされる。この開口は例えばプレス機での打ち抜きなどによる。矩形開口の縦横サイズとは縦横の寸法である。角パイプの断面サイズとはパイプ断面の縦横の寸法である。これらサイズがほぼ同じとは開口の縦とパイプ断面の縦の各寸法がほぼ同じ(挿入するパイプのそれが少し小さい)である。また、横についても同じ考え方である。要は、矩形開口に対して角パイプ先端部が挿入可能となることが必要であり、これを満たす寸法となる。
第1角パイプ(断面四角形の筒体)の一端部(長さ方向でその木口端の近傍部分)の一側面(角筒の4側面のうちの一つの外面)に形成した矩形開口(四角形の開口)に第2角パイプ(断面四角形の筒体)の先端部を挿入し、例えばその先端を対向するパイプ内壁面に直接にまたは間接に当接して突き当てる。
この場合、第1角パイプの断面形状、その辺の長さは、第2角パイプのそれと同じとする。よって、第1角パイプが断面正方形であるとき、その矩形開口は一側面に形成されるが、その開口形状は長方形とされるとともに、その横サイズはパイプの側面幅よりその肉厚の2倍の寸法を減じた値となり、縦サイズはパイプの側面幅と同じとされる。
したがって、この矩形開口に挿入される第2角パイプの先端部は、一対の対向面(4側面のうちの平行な2側面)が押圧されてその肉厚分だけ減サイズされている。なお、残りの対向面同士はパイプ基端側部分のそれと同じサイズ(寸法)で離れており、その先端から末端まで平坦な側面を維持している。
これにより、先端部がつぶし加工された2側面にあって、その2側面間の距離がそのパイプ肉厚の2倍の長さだけ減じられていることとなる。
よって、矩形開口に対して先端部がほぼ隙間なく挿入されることとなる。すなわち、パイプ先端部の4つの外側面は対向する2対の平行面で形成されるが、これら4面(第2角パイプ外面)と矩形開口を形成する開口縁(第1角パイプの開口内縁)との間にほぼ隙間なく、挿入されている。
そして、第2角パイプの挿入された先端部(第1角パイプ内に挿入された部分)にブラケットを固定し、このブラケットを第1角パイプの矩形開口の開口縁内面(矩形開口形成面である一面の裏面)に当接させる。この結果、第2角パイプの第1角パイプからの抜け止めがなされて、第1角パイプと第2角パイプとは直交した状態で連結される。
なお、矩形開口に挿入された第2角パイプの先端は、第1角パイプの開口と対向する内面に突き当てられるか、上記ストッパであるブラケットの一部に当接させる構成とすることもできる。突き当てによって第2角パイプの先端部の動きが規制され、その接合での剛性が高められる。
また、ブラケットはSUSなどの金属製とすることが好ましく、その形状については板材を屈曲させて当接面(開口縁に位置する第1角パイプ内面に対するブラケット当接面)を形成することもできる。または、ブラケットは個別部品を溶接などで接合し、組み立てる構成としてもよい。
また、この発明に関して、また、以下の説明において、角パイプの連結構造ではその連結部(すなわち、パイプ端部)のみが角形のパイプであれば良く、所定長さの長尺材(中実材を含む)でその両端部の間の中間部の断面形状は任意とする場合の角パイプを含むこととする。
請求項2に記載の発明は、第1角パイプの一側面に第1の矩形開口を、この一側面の隣接側面に第2の矩形開口を、その第1角パイプの木口端からの距離を異ならせてそれぞれ形成し、第1角パイプの木口端からの距離が第1の矩形開口と等しい隣接側面には開口を形成しておらず、第1角パイプの木口端からの距離が第2の矩形開口と等しい隣接側面には開口を形成しておらず、第1の矩形開口には、この第1の矩形開口の形状と略同じ断面形状の第2角パイプの先端部を挿入し、第2の矩形開口には、この第2の矩形開口の形状と略同じ断面形状の第3角パイプの先端部を挿入し、上記挿入された第2角パイプの先端部と上記挿入された第3角パイプの先端部とは、第1角パイプの内部にて締結ボルトにより結合されることにより、第1角パイプに対して第2角パイプ、第3角パイプはそれぞれ直交状態で接合した角パイプの連結構造であって、これらの第1の矩形開口に挿入された第2角パイプの先端部と第2の矩形開口に挿入された第3角パイプの先端部との間にスペーサを介在させて上記締結ボルトによりこれらの第2角パイプの先端部、第3角パイプの先端部同士を連結した角パイプの連結構造である
まず、第1角パイプの一端部においてその一側面に第1の矩形開口を、この一側面の隣接側面に第2の矩形開口を、その第1角パイプの木口端からの距離を異ならせてそれぞれ形成する。そして、第1の矩形開口にはその断面サイズが第1の矩形開口のサイズとほぼ同じ第2角パイプの先端部を挿入する。また、第2の矩形開口にはその断面サイズが第2の矩形開口のサイズとほぼ同じ第3角パイプの先端部を挿入する。この状態で、第1角パイプの内部にあって第2角パイプの先端部および第3角パイプの先端部は、1本の締結ボルトにより締結されて固定される。この結果、上記第1角パイプに対して第2角パイプ、第3角パイプはそれぞれ直交状態で連結されることとなる。例えば第1角パイプを上下に延びる支柱パイプとしたとき、第2角パイプは水平に延び、第3角パイプは第2角パイプと90°で交差した状態として水平に延びることとなる。
換言すると、第1角パイプの一端部の4面のうちの一面に第1の矩形開口を、その隣接面(一面とは直交する面)に第2の矩形開口を、その第1角パイプの木口端からの距離を異ならせて形成する(開口同士がオーバラップしない位置とする)。第1の矩形開口には第2角パイプの先端部を、第2の矩形開口には第3角パイプの先端部をそれぞれ挿入する。すなわち、第1角パイプを中心にした場合、第2角パイプと第3角パイプとは直交した配置とされる。この第1角パイプの内部にて、上記第2角パイプの挿入端部と上記第3角パイプの挿入端部とはスペーサを介して1本の締結ボルトにより結合する。例えば直方体形状の外枠(格子状ケースなど)を構成する角パイプの隅部での連結を容易にする。
この発明に係る角パイプの連結構造よれば、溶接を用いない接合とされるため、その組立、分解、再組立が容易である。パイプ同士の連結に際して溶接を行わないため、金属ひずみ、変形などをなくすことができる。また、プレス加工後のパイプを用いての組み付けによるため、その組み付け精度は高精度とすることができる。さらに、パイプ内部に接合金物(締結ボルト、ブラケットなど)が隠れるため、外観上の美観優位性を保持することができる。
特に、XYZの3方向に伸びる角材の結合については、高精度、高強度、高度の美観性を得ることができる。この場合も、溶接をなくすことにより、その分解、組立をきわめて容易に行うことができる。例えばラック、パレット、コンテナなどに好適な構造とすることができる。
さらに、これら角パイプ同士の接合、連結にあっては異種素材のパイプを用いた連結構造とすることもできる。
この発明の参考例1に係る角パイプの連結構造を示す分解斜視図である。 この発明の参考例1に係る角パイプの連結構造を示す断面図である。 この発明の参考例2に係る角パイプの連結構造を示す断面図である。 この発明の参考例2に係る角パイプの連結構造を示す側面図である。 この発明の実施例3に係る角パイプの連結構造を示す分解斜視図である。 この発明の実施例3に係る角パイプの連結構造をコンテナに適用した場合を示す斜視図である。 この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造における第2角パイプを示す斜視図である。 この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造に用いる第1角パイプを示す斜視図である。 この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造における第3角パイプの挿入過程を示す分解斜視図である。 この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造におけるスペーサの挿入過程を示すその分解斜視図である。 この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造における第2角パイプの挿入過程を示す分解斜視図である。 この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造における締結ボルトねじ込み過程を示す分解斜視図である。 この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造を示す断面図である。
以下、図1~図2を参照してこの発明の参考例1に係る角パイプの連結構造について説明する。この参考例では、2本の角パイプの一端部同士を直交する状態で連結したものである。
図1~図2において、11は第1角パイプであり、断面が矩形(正方形)の所定長さの角筒材(中空材)である。その素材は金属(鉄または鋼)とする。その板厚は、角パイプの用途や、口径(縦横の寸法)との関係による。また、この第1角パイプ11の木口端部(長さ方向での一端部)には、その一面(4面のうちの任意の1面)において、矩形の(正方形の)開口12が形成されている。矩形開口12の横幅(開口幅)は角パイプ11の側面部の肉厚分を除いた寸法とし、この横幅は第1角パイプ11の対向内側面間の距離と同じとする。また矩形開口12の縦サイズ(長さ方向の開口幅:開口長)はその第1角パイプ11の矩形断面の一辺の長さとする。つまり、矩形開口12では横幅が縦幅(開口長)よりもわずかに(2枚の板厚分だけ)小さいこととなる。
これらの図において、21は断面形状が矩形の第2角パイプを示す。この第2角パイプ21は、第1角パイプ11と同じ断面形状、すなわち、同一の断面口径(縦横幅)、同一の板厚とする。
ここに、第2角パイプ21の長さ方向の一端部22は、その4面のうち2面(平行な2面)がその板厚方向にプレス(押圧加工)されて、図1に示すように、その平行面(押圧された面A)と本来の(基端側の)外側面Bとの連続部分には段差が生じている。すなわち、これら2面Aは押圧され、その一部が凹み加工されて平行面同士の間隔が短くなっている(接近している)。さらに、この縮径化された先端部22においては、これらの凹み形成面Aとは異なる(隣接する)平行な2面Cにはその中央部に一対の透孔23,23が同軸的に形成されている。
そして、この第1角パイプ11の矩形開口12に、この第2角パイプ21の先端部22がほぼ密着した状態において挿入(嵌合)されることとなる。このとき、第2角パイプ21の段差が矩形開口12の縁部(外面)に当接することとなる。
また、図中、31は、この第2角パイプ21の先端部22を第1角パイプ11内で保持するブラケット(所定厚さの板金製)である。このブラケット31は、コの字形状に折り曲げられた中央片32と、中央片32の左右にそれぞれ固着(溶着)されたコの字形状の一対の左片33および右片34とで形成されている。すなわち、中央片32は、底板と、この底板の両端から立ち上がる一対の立ち上げ板とで形成されている。底板はその長さ方向の両端から一対の垂直板(立ち上げ板)が立ち上げられ(これらは底板と直角をなしている)、一対の平行な垂直板の間隔である底板の長さは上記矩形開口12の縦幅(開口長)とほぼ同じとされる。また、底板の幅は第1角パイプ11の内部空間に挿入可能なサイズとされている。
底板および一対の垂直板で構成される中央片32に対して、上記一対の左片33および右片34は、それぞれ、上記一対の垂直板に対してその背面に溶着されている。これらのコの字型の板材で構成された左片33および右片34の各底板部分が上記一対の垂直板の背中(背面)に溶着されている。これらの結果、ブラケット31は、第1角パイプ11内部の矩形開口12形成部分にて、その中央片32が上記第2角パイプ21の先端部22を挟みこむ状態とされる。そして、ブラケット31と先端部22とは締結ボルト41およびナット42により固定されることとなる。もちろん上記一対の垂直板およびこの背面に固着される左片33,右片34には貫通孔35、35がそれぞれ形成されており、これらの貫通孔35,35を貫通して締結ボルト41がナット42にねじ込まれることで、ブラケット31は先端部22に矩形開口12形成部分の内側空間で固定されることとなる。なお、ナット42は右片34の貫通孔35と同軸的に右片34の奥側面に溶着されている。すなわち、第1角パイプ11の木口端からブラケット31が、その矩形開口12形成部分に挿入されてその中央片32の一対の垂直板(これらの間隔は開口長と同じ)が矩形開口12の縁(長さ方向の2辺)に垂下された状態とされる。ここにおいて、第2角パイプ21の先端部22がこの矩形開口12に対して挿入されて、上述した締結ボルト41が木口端から挿入されてブラケット31の貫通孔35,35および先端部22の一対の透孔23,23を貫いてナット42にねじ込まれることとなる。この結果、第2角パイプ21は第1角パイプ11に直交状態で連結される。この場合、ブラケット31の一部を構成する左片33,右片34の各上板部分33A,34Aが第2角パイプ21の抜け止めとして作用する。すなわち、各上板部分33A,34Aは第1角パイプ11の内面(矩形開口12の縁部内面)に当接しており、ブラケット31が抜け止めのストッパとして機能することとなる。併せて、矩形開口12に対してほぼ同一断面形状の先端部22が嵌合されているため、その第1角パイプ11の長さ方向および幅方向での動きは規制されることとなる。第2角パイプ21の先端部22の4面が矩形開口12の4つの縁形成垂直面(角パイプの上側面の一部を矩形に切り取った後の切断面:板厚分の面)に当接するからである。
さらに、ブラケット31が第1角パイプ11内で木口端から所定距離の矩形開口12形成位置まで挿入されて、一対の立ち上がり片である垂直板が矩形開口12の縁の下方に配置されると、これら立ち上がり片の間には略立方体形状となる空間が画成されていることとなる。この空間に対して矩形開口12より第2角パイプ21の先端部22が挿入されてその先端がブラケット31のベース(中央片の底板)に突き当てられる。このとき、ブラケット31の立ち上がり片の透孔35,35と、第2角パイプ21の先端部22の透孔23,23と、さらにナット42とは、同一軸線上に配置される結果となる。そして、これら透孔を通して締結ボルト41がナット42にねじ込まれる。この結果、第2角パイプ21の先端部22は第1角パイプ11の一端部で上記空間内に突き立てられ、連結・接合されることとなる。第1,第2の角パイプ同士は直交状態で連結されることとなる。その際、ブラケット31のストッパ片33A,34Aが矩形開口12の縁での内面に当接して抜け止めとして作用する。なお、締結ボルト41の締結、解除は第1角パイプ11の木口端から工具を使用して行う。締結ボルト41の長さはナット42にねじ込みが可能とするため、矩形開口の開口長よりも長いものとする。なお、締結ボルトを複数本使用する場合は、これら透孔、ナットも対応する数だけ必要となる。
なお、上記ブラケット31については断面コの字形状の3つのパーツ(中央片,左片,右片)を溶接することで、角パイプ底面に当接するベース部分と、挿入されたパイプ先端部に固定される一対の垂直板部分と、角パイプ内面でベース部分に対向した天井部分に当接して上方への抜け止めとされるストッパ部分とを有する構成としたが、この構成に限られることはない。要は、先端部に固着されて、先端部の開口挿入後、挿入されたパイプの開口形成部分の内面に当接して先端部の抜け止めとされる構成であればよい。
以上のように、第1角パイプ11の矩形開口12に対して、第2角パイプ21の先端部22が挿入されて固定される連結構造は、以下の手順で接合、連結される。
すなわち、第1角パイプ11の木口端からブラケット31を挿入して位置決めする。このとき、ナット42は右片34の所定位置に固着してある。位置決めは、一対の立ち上がり片(垂直板部分)が矩形開口12と立方体様の空間を形成するように、ブラケット挿入位置を決定する。
この状態で、第2角パイプ21はその先端部22を立方体様空間に挿入して、その先端を中央片32の底板に突き当てる。
そして、締結ボルト41を木口端(開口)からパイプ内に突っ込み、透孔23,35を通してナット42にねじ込むこととする。この結果、第1角パイプ11に対して直角に第2角パイプ21が結合、連結されることとなる。この場合、ブラケット31は所定面積の矩形板であるストッパ片33A、34Aが抜け止めとして作用することとなる。パイプ同士の連結を解除するには、締結ボルト41を締結とは逆方向に回転させてナット42との結合を解除し、第2角パイプ21を抜き取る。
このように抜け止めとなるブラケットについては長方形の板材であるベース部にゲタの歯のように一対の立ち上がり片である垂直板がベース底板の長手方向に離間して配設される。これらの立ち上がり片同士の離間距離は、矩形開口の開口長よりも長いことが要請される。なお、矩形開口のサイズ、これに挿入される第2角パイプ先端部の断面形状は任意とすることができる。要するに、第1の角パイプに開口を介して第2の角パイプが挿入され、その挿入後の抜け止めがブラケットと締結ボルトとを用いてなされている。よって、連結部(先端部)のみが矩形開口に合致する角パイプとすることも可能である。また、一対の角パイプの断面の縦横サイズについても同一とせず、異なるサイズの角パイプ同士を連結することもできる。
図3,図4はこの発明に係る角パイプの連結構造の参考例2を示す。
この参考例2に係る角パイプの連結構造では、第1角パイプ111の木口端から所定距離の位置、すなわち第1角パイプ111の一側面で木口端の近接位置には矩形開口112が形成されており、この矩形開口112に第2角パイプ121の先端部122が直交する状態で挿入されている。この挿入部分122についての抜け止め手段として、断面コの字形状のブラケット(ストッパ金具)131と、このブラケット131を外側から先端部外面に対して固定する締結ボルト141およびナット142とが構成されている。ナット142はあらかじめ先端部122に形成された透孔と同軸に固定(溶着)されている。
よって、ブラケット131は第2角パイプ121の先端部122が矩形開口112から第1角パイプ111内に挿入されたとき、その挿入端(角筒)の上記木口端側の面(外面)にボルト結合されることとなる。コの字形状のブラケット(金物)131は、パイプ111の内径と同じサイズの密着片132と、密着片131の上下端から水平に(図4)折り曲げられて平行な上下片133,133とを有している。その素材、板厚などは角パイプ111,121のそれと同等とする。
以上の構成に係る連結構造では、ナット142についてはあらかじめ第2角パイプ121の先端部122内面に固着しておくが、パイプ素材、その板厚によっては、ナットに替えてパイプ端部そのものにネジ孔を形成することも可能とされる。また、ボルトおよびナットによる固着手段によらず、パイプ挿入端に対して抜け止めブラケットを固着する他の手段によってもこの発明の趣旨は達成可能である。
その他の構成、作用は上記参考例1のそれとほぼ同じとする。
図5、図6は、この発明の実施例3に係る角パイプの連結構造について示す。
例えば図6に示す直方体形状の枠体(コンテナ、パレット)について、全ての枠(支柱、縦横の梁ないしフレーム)を角パイプで形成した場合である。このとき、底部枠を構成する中間材、外枠材である角パイプ同士の連結については、図5に示すように、縦梁(第1角パイプ)211の長さ方向で任意の位置に矩形開口212を形成し、この開口212に横梁(第2角パイプ)221の先端部222を挿入することになる。
この場合の角パイプ同士の連結では、抜け止めブラケット(取付金具)231は第2角パイプ221の段差部(段差面)223に固定してある。すなわち、第2角パイプ221の先端部222を絞り加工またはプレス成形することでこれを縮径化することにより、先端部222との境(連続部分)に段差部223を形成しておき、この段差部223にその内側から当接するコの字ブラケット231を固着(配設)してある。ブラケット231の先端側板の中央には透孔224が形成され、この透孔224と同軸的にナット242がこのブラケット内面に固着されている。第2角パイプ221では基端側が同一矩形の断面を有するがその先端部222に絞り加工などを施す際、この段差部223は例えば対向する2面のみまたは4面全てにおいて縮径化することも可能である。縮径化により基端側と先端側とではサイズが異なり、これら境界部分(連続部分)に段差面(傾斜面)が形成されることとなる。
また、第1角パイプ211の矩形開口212の対向壁面には透孔213が形成され、この透孔213、ブラケット底板透孔224を介して、締結ボルト241が第1角パイプ211の外面から挿入されてナット242にねじ込まれることにより、角パイプ同士の直交連結がなされる構成である。
この実施例にあっても、まず第1角パイプの所定位置の一面に矩形開口を形成し、次にこの矩形開口に第2角パイプの先端部を挿入し、その先端を矩形開口に対向する内壁面に突き当てる。このとき、上記第2角パイプの挿入端部はその基端側部よりもその口径を小とし、その基端側部との間に段差を有する構成としてある。そして、ブラケットが第2角パイプの基端部側からこの段差に当接させてある。最後に、ボルト・ナットの締結によりこのブラケットを第1角パイプに固定する。その結果として、各パイプ同士は直交する状態で連結されるのである。
この場合、第2角パイプ221の左右の動きは開口形成壁により規制され、その抜け止めはボルト・ナットによりなされる。接合手順などについては省略する。
図7乃至図13は、この発明の実施例4に係る角パイプの連結構造を示す。
この実施例においては、例えば図6に示す筐体の枠フレームを構成する4本の支柱のうちの1本の支柱に対して梁様の2本の水平パイプが直交した状態で連結された場合である。図12には、第1角パイプ411の木口端部に2個の矩形開口を形成し、各矩形開口に横梁様の第2、第3の角パイプ421,431を各挿入し、各挿入部を1本の締結ボルト441にて同時に一体として締結、固定したものである。この構造は、上記実施例3に係る直方体形状のパレット体の製作において適用することが有効である。なお、角パイプの素材、長さなどの寸法は任意とする。
以下図面を参照して説明する。
図7は第1角パイプ411に対して直交して連結される第2角パイプ(第3角パイプも同じ形状である)の一端部の斜視図である。
この図において示すように、角パイプ421(431も同様構造)の一端部422は図中の矢印X1,X2で示す方向にプレス加工での外力が付加されて一定の上下一対の凹み形状(423,423)に変形されている。縮径化された一端部422において4面のうち平行な2面のそれぞれに対称となって長溝様の凹み423.423が形成されている。
一方で、残りの2面においてはその面中央部には同軸的に透孔425,425が形成されている(d)。打ち抜き加工などによる。
次に、図8は第1角パイプ411の斜視図であり、その一端部には切り欠き加工(打ち抜き加工)により矩形開口412,413が形成されている。第1角パイプ411の一端部の一側面にはその木口端に近接して矩形開口412が形成されている。さらにその隣接面には矩形開口413が形成されている。これらの矩形開口412,413は同じ形状・サイズであるが、一端部の木口端からの形成位置が異なる。すなわち、矩形開口412の開口部分と、矩形開口413のそれとが連続していないが、なるべく接近して形成されている。
図9は矩形開口の形成後における第3角パイプ431の挿入を示す。矩形開口413(第1角パイプ411にあってその下側の矩形開口)に第3角パイプ431の一端部を挿入する状態を示している。矩形開口413の開口形状(ほぼ正方形で開口幅が開口長さよりもわずかに小さい)に対してその断面形状がほぼ同一であるよう先端部432が押圧加工された第3角パイプ431を挿入する。その結果、矩形開口413の4縁に対してパイプ先端部432の4面がほぼ密着した状態とされる。
図10は第1角パイプ411の上側の矩形開口412に対して第2角パイプ421の一端部を挿入、固定する手順を示す。同図では第3角パイプ431の挿入後、その挿入された一端部の上面に円板形状のスペーサ451を搭載している。このスペーサ451には中央部に透孔452が形成されている。その素材は金属(または所定硬度の樹脂)とする。この厚みは矩形開口412と413との高さ位置の差異に基づいている(その差異と同じ厚みとする)。上記第2角パイプ421の一端部の形成した2つの透孔425と第3角パイプ431の2つの透孔435とはいずれも同一軸(垂直軸)上に配置され、それらの間に上記スペーサ451がその透孔452の軸線を一致させて介在・配置される。なお、スペーサ451の形状は四角形に限られない。円形スペーサも可能である。
また、この場合において、図13に示すように、第3角パイプ431の一端部においてその内面(上面の内側面)にナット442が固着されている。このナット442のナット孔(ネジ孔)は上記各透孔と同軸上に配置される。
図11は、次の組み付け手順を示すものであり、スペーサ451の装着後、矩形開口412に第2角パイプ421の一端部422が挿入されることとなる。
図12は、次の手順を示すためのもので、第1角パイプ411に第2角パイプ421および第3角パイプ431をそれぞれが直交した状態で組み付けた後、1本の締結ボルト441により、それらの一端部422,432同士を結合するものである。
すなわち、一本の締結ボルト441を第1角パイプ411の木口端(開口)から挿入し、その軸部が上記透孔425,452,425を貫通して上記ナット442により締め付けることを示している。
以上の結果、柱としての第1角パイプ411の一端部に第2角パイプ412,第3角パイプ413をそれぞれ直交して連結し、取り付けることができる。これにより、例えば図6で示すコンテナの隅部のフレーム構造を容易に作製(組立、分解)することができる。その場合の作業手順、精度についても問題なく実施することができる。
すなわち、第1角パイプ411の一端部においてその一側面に第1の矩形開口412を、これの隣接面に第2の矩形開口413を、その角パイプ411の木口端からの距離を異ならせてそれぞれ形成し、第1の矩形開口412には第2角パイプ421の先端部422を、第2の矩形開口413には第3角パイプ431の先端部432をそれぞれ挿入し、上記第1角パイプ411に対して第2角パイプ421、第3角パイプ431をそれぞれ直交状態で堅固に連結することができる。そして、この場合、第1角パイプ411の内部にて、上記第2角パイプ421の挿入端部422と上記第3角パイプ431の挿入端部432とは単一の締結ボルト441により結合される。この場合、第2,第3の角パイプ同士の固定構造は締結ボルトによりなされ、2つの角パイプの抜け止めはボルト締結により相互に規制される。さらに、第2,第3の角パイプはそれぞれ矩形開口の縁にその外側面が当接してその動きが規制されている。
以上の場合において、第1角パイプの内部にて、第2角パイプ、第3角パイプが交差してこの交差部を上下に延びる1本のボルトで締結することにより、これら3本の角パイプが互いに直交した状態で堅く固定されることとなる。このとき、第2,第3の角パイプと挿入開口との間には一定の隙間が形成されてもよい(矩形開口に対して断面矩形の先端部がその上下左右について所定の隙間を許容する)。
なお、例えば柱としての角パイプ材の4面を利用してそれぞれに矩形開口を形成し、それぞれの開口に横梁となる角パイプを複数本連結した構造体を構築することもできる。
さらに、これらの角パイプについても上記実施例の場合と同じく、角パイプの端部においては断面矩形とし、その他の中間部の断面については例えば他の形状とすることを妨げることはない。
この発明に係る角パイプの連結構造はパイプ接合技術としてきわめて有用である。
11 第1角パイプ、
12 矩形開口、
21 第2角パイプ、
31 ブラケット、
41、42 締結部材
111 第1角パイプ、
112 矩形開口、
121 第2角パイプ、
131 ブラケット、
141,142 ボルトおよびナット、
221 第1角パイプ、
212 矩形開口、
221 第2角パイプ、
223 段差、
231 ブラケット、
241,242 ボルトおよびナット、
411 第1角パイプ、
412 第1の矩形開口、
413 第2の矩形開口、
421 第2角パイプ、
431 第3角パイプ、
441 締結ボルト。

Claims (2)

  1. 第1角パイプの一側面に 矩形開口を形成し、
    この矩形開口を通って第1角パイプの内部に、矩形開口の形状と略同じ断面形状の第2角パイプの先端部を挿入し、
    第1角パイプの外部に位置する第2角パイプの基端側部とこの挿入された先端部とを連続する段差部に、ブラケットを当接させて、この段差部をこのブラケットと第1角パイプの一側面との間に挟み、
    このブラケットを締結ボルトにより第1角パイプに固定することにより、第1角パイプに対して第2角パイプを直交状態で接合した角パイプの連結構造。
  2. 第1角パイプの一側面に第1の矩形開口を、この一側面の隣接側面に第2の矩形開口を、その第1角パイプの木口端からの距離を異ならせてそれぞれ形成し、
    第1角パイプの木口端からの距離が第1の矩形開口と等しい隣接側面には開口を形成しておらず、
    第1角パイプの木口端からの距離が第2の矩形開口と等しい隣接側面には開口を形成しておらず、
    第1の矩形開口には、この第1の矩形開口の形状と略同じ断面形状の第2角パイプの先端部を挿入し、第2の矩形開口には、この第2の矩形開口の形状と略同じ断面形状の第3角パイプの先端部を挿入し、
    上記挿入された第2角パイプの先端部と上記挿入された第3角パイプの先端部とは、第1角パイプの内部にて締結ボルトにより結合されることにより、第1角パイプに対して第2角パイプ、第3角パイプはそれぞれ直交状態で接合した角パイプの連結構造であって、
    これらの第1の矩形開口に挿入された第2角パイプの先端部と第2の矩形開口に挿入された第3角パイプの先端部との間にスペーサを介在させて上記締結ボルトによりこれらの第2角パイプの先端部、第3角パイプの先端部同士を連結した角パイプの連結構造
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