JP2022123175A - 棚柱固定用の治具及びそれを用いた施工方法 - Google Patents

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【課題】棚柱を柱部材に固定する際に、幅方向固定位置に容易に位置決めでき、施工者の施工負担を軽減する治具及びそれを用いた施工方法の提供を目的とする。【解決手段】柱部材の正面に棚柱を固定するための治具であって、前記治具は本体部と、該本体部に垂設して柱部材の側面に当接する側部とを備え、前記本体部は柱部材の正面に対向する対向面と、対向面側で棚柱を保持する保持部とを有し、前記対向面に対する保持部の配置が、前記柱部材に対する棚柱の幅方向固定位置に合致することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、棚柱を固定する際に用いる治具及びそれを用いた施工方法に関する。
隣り合う柱部材のそれぞれ正面に棚柱を固定し、棚柱のスリット孔に掛止させた棚受け金具に棚板を載置することで、柱部材間に棚を設けることができる。
棚柱は、柱部材の所望する固定位置(以下、単に固定位置という)に固定する。
例えば、柱部材の正面に棚柱を挟むように壁板材の端部を取り付ける場合には、棚柱は柱部材正面の幅方向中央部に固定することが好ましい。
従来、固定位置に棚柱を固定するには、定規等で柱部材の長手方向や幅方向等を測定し、測定により定まった固定位置に棚柱を合せ、その位置からずれないように棚柱を手で押さえた状態で固定しなければならず、手間や時間が掛かっていた。
特許文献1に開示するサポート位置決め保持具(以下、保持具という)は、柱部材(角形支柱)に正面(前面)側から嵌合するコ字状本体からなる。
このコ字状本体は、その正面板部の左右方向中央部位に棚柱(サポート)を左右両側から狭持する一対の狭持部片を突設してあり、棚柱を柱部材正面の幅方向中央部に位置決めできる。
しかし、同公報に開示する保持具は、その正面板部を柱部材と棚柱の間に挟んだ状態で位置決めするため、保持具も柱部材に固定する必要があり、施工毎に新たな保持具を要する。
また、固定位置が長手方向にずれないためには、先に保持具を固定した後で棚柱をさらに位置決めして固定する必要があり、手間や時間が掛かることは避けられない。
実用新案登録第3129223号公報
本発明は、棚柱を柱部材に固定する際に、幅方向固定位置に容易に位置決めでき、施工者の施工負担を軽減する治具及びそれを用いた施工方法の提供を目的とする。
本発明に係る治具は、柱部材の正面に棚柱を固定するための治具であって、前記治具は本体部と、該本体部に垂設して柱部材の側面に当接する側部とを備え、前記本体部は柱部材の正面に対向する対向面と、対向面側で棚柱を保持する保持部とを有し、前記対向面に対する保持部の配置が、前記柱部材に対する棚柱の幅方向固定位置に合致することを特徴とする。
ここで、「幅方向固定位置」とは、柱部材の正面の幅方向に対する棚柱の固定位置であり、長手方向に対する棚柱の固定位置を「長手方向固定位置」という。
例えば、治具が対向面の幅方向中央に保持部を有する場合、この治具の保持部に保持された棚柱は、柱部材の正面の幅方向中央に位置決めされる。
また、治具は対向面側で棚柱を保持するため、棚柱を柱部材に固定した後で容易に治具の取り外しが可能である。
本発明において、前記対向面は、柱部材の正面に当接する当接面を有し、前記当接面は保持部の幅方向両側に位置することが好ましい。
治具がその保持部を挟んで柱部材の正面に当接することで、保持部に保持した棚柱を安定して固定しやすい。
本発明において、前記棚柱は長手方向に複数のスリット孔を有し、前記保持部は対向するスリット孔に向かって突出する突出部を有し、前記突出部がスリット孔に挿入嵌合可能であることが好ましい。
治具の突出部が棚柱のスリット孔に挿入嵌合することで、棚柱が幅方向や長手方向にずれるのを抑制する。
そのため、棚柱を柱部材の長手方向固定位置にも固定しやすい。
また、例えば治具を長手方向上側に持ち上げると、スリット孔に挿入嵌合した突出部が棚柱を押し上げるので、長手方向に棚柱と治具とを一体的に移動しやすい。
本発明に係る施工方法は、上記の治具を用いた棚柱固定方法であって、前記治具の保持部に棚柱を保持し、柱部材の幅方向固定位置に前記棚柱を位置決めするステップと、前記棚柱を柱部材の長手方向固定位置に位置合せし、前記治具の突出部を棚柱のスリット孔に挿入嵌合し、前記棚柱の移動を抑制するステップと、前記棚柱を柱部材の固定位置に固定するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の施工方法によれば、棚柱が幅方向及び長手方向固定位置からずれるのを治具により抑制でき、施工性に優れる。
本発明に係る治具は、棚柱を固定する際に柱部材の幅方向固定位置に容易に位置決めでき、治具に突出部を設けることで、長手方向固定位置での固定もしやすい。
このように棚柱の幅方向及び長手方向を位置決めし、ビス等の固定具で固定すると治具を取り外すことができるので、繰り返し使用できる。
本発明に係る施工方法により、施工者の負担を軽減でき、施工精度も高まる。
本発明に係る治具を用いて柱部材に棚柱を固定する状態例を、(a)に正面図、(b)に斜視図で示す。 治具の構造例1を(a)に、構造例2を(b)に示す。 固定方法を説明するための斜視図を(a)~(c)に示す。 固定方法の続きを(a)に示し、その断面図を(b)に示す。
本発明に係る治具及びそれを用いた施工方法を、以下、図に基づいて説明する。
図1は治具10を用いて柱部材1に棚柱2を固定する状態例を、図2は治具10の構造例を示す。
また、この治具10による柱部材1への棚柱2の固定方法を説明するために、図3、図4を示す。
柱部材1は、例えば軽量角パイプや木製角材等の角状支柱である。
本発明においては、図1(b)に示すように、棚柱2を固定する面を柱部材1の正面1aとし、正面1aの両縁からそれぞれ垂設する面を側面1b、1cとする。
棚柱2は、ウェブ2a及びフランジ2b、2cからなるチャンネル材であり、ウェブ2aの長手方向に複数のスリット孔3と固定孔4を有する。
スリット孔3には、棚受け金具やハンガー用金具など(図示省略)を掛止でき、棚柱2は固定孔4を介してビス等の固定具5により柱部材1に固定される。
なお、本実施例におけるスリット孔3は長方形状であり、固定孔4は円形状であるが、その形状や大きさ、数等に特に制限はない。
また、柱部材1、棚柱2は、例えば正面1a、ウェブ2aの幅方向及び長手方向の寸法に特に制限はなく、施工目的や施工場所等に応じて適宜選択できる。
棚柱2は、柱部材1の正面1aであって、幅方向及び長手方向に対して所定の位置に位置決めした固定位置に固定される。
幅方向固定位置とは、柱部材1の正面1aの幅方向に対する棚柱2の固定位置をいう。
本明細書においては、図1(a)に示すように、柱部材1の正面1aの幅方向寸法をAとし、幅方向固定位置に固定した棚柱2(ウェブ2a)によりAを分断する幅方向寸法をB,Cとする。
例えば、幅方向固定位置が幅方向中央部であれば、B=Cとなる。
次に、長手方向固定位置とは、柱部材1の正面1aの長手方向に対する棚柱2の固定位置をいうが、例えば柱部材1が施工された室内の床面(以下、単に床面という)からの高さ寸法により決定してもよい。
本明細書においては、図1(a)に示すように、床面からの高さ寸法Dに棚柱2の下端部2dが位置する場合、及び/又は、床面からの高さ寸法Eに棚柱2の下端部2d側の固定孔4aが位置する場合、を長手方向固定位置とする。
図1、図2等に示すように、治具10は、本体部11と側部12,13を備える略コ字形状であり、木製やプラスチック製、金属製など、その素材に制限はない。
側部12、13は、本体部11の両側からそれぞれ垂設し、柱部材1の側面1b、1cにそれぞれ当接する。
例えば図2(a)に示すように、側部12、13が互いに対向する内面12a、13aを有し、内面12a、13a間の幅方向寸法aがAにおよそ等しくなることで、図3(a)に示すように内面12a、13aが柱部材1の側面1b、1cに当接する。
本体部11は、柱部材1の正面1aに対向する対向面を有する。
対向面には、棚柱2を保持する保持部16と、保持部16の幅方向両側に当接面14、15を有し、当接面14、15が柱部材1の正面1aに当接する。
例えば、図2(a)に示すように、本体部11の対向面に棚柱2を挿入嵌合可能な凹状窪みを形成することで、凹状窪みが保持部16に、保持部16の幅方向両側の対向面が当接面14、15になる。
保持部16が対向面の幅方向寸法aを幅方向寸法b,cに分断することで、当接面14、15の幅方向寸法はそれぞれb、cとなる。
このとき、a、b、cをそれぞれ柱部材1の幅方向寸法A,B,Cにおよそ等しくすることで、図3(b)に示すように保持部16と柱部材1の幅方向固定位置が合致する。
なお、当接面14、15は、図2(b)に示すように当接面14a、14b、15a、15bに分割してもよく、その長手方向寸法に特に制限はない。
保持部16は、具体的には内壁11aと、内壁11aに垂設した側壁11b、11cを有し、さらに内壁11aから突出する突出部17を有することが好ましい。
内壁11aは棚柱2のウェブ2aに対向し、側壁11b、11cは棚柱2のフランジ2b、2cに当接する。
突出部17は、対向する棚柱2のスリット孔3に挿入嵌合可能なように内壁11aに突設するが、突出部17の数に制限はない。
本実施例においては、突出部17の挿入面17aは長方形状であるが、スリット孔3の長方形状に合せたものである。
図3,4に基づいて、治具10による柱部材1への棚柱2の固定手順を具体的に説明する。
なお、図2(a)に示す治具10を用いて、棚柱2の下端部2d側から柱部材1に固定する場合として説明するが、これに限定するわけではない。
まず、図3(a)に示すように、柱部材1の正面1aに棚柱2を仮置きする。
治具10の側部12、13(内面12a、13a)を柱部材1の側面1b、1cに当接しながら、本体部11の対向面を柱部材1の正面1aに近づける。
このとき、本体部11で棚柱2の固定孔4aが隠れないように、例えば棚柱2の下端部2d側のスリット孔3aと突出部17が対向するように接近することが好ましい。
次に、図3(b)に示すように保持部16に棚柱2を保持する。
このとき、保持部16の側壁11b、11cに棚柱2のフランジ2b、2cが当接するように、本体部11の当接面14,15を柱部材1の正面1aに接近する。
これにより、柱部材1の幅方向固定位置に棚柱2が位置決めされる。
この幅方向固定位置に位置決めした棚柱2を、長手方向に動かすことで長手方向固定位置に位置合せする。
図3(c)に示すように、棚柱2のスリット孔3aに突出部17を挿入嵌合しながら、当接面14、15を柱部材1の正面1aに当接する。
これにより、棚柱2の幅方向及び長手方向の移動を抑制した状態で、図4(a)に示すように、固定孔4aを介して固定具5により棚柱2を柱部材1に固定する。
なお、このときの断面図を図4(b)に示す。
本手順を繰り返すことで、1つの治具にて順次、次の柱部材に対する棚柱の施工もできる。
1 柱部材
1a 正面
1b 側面
1c 側面
2 棚柱
3 スリット孔
10 治具
11 本体部
12 側部
13 側部
14 当接面
15 当接面
16 保持部
17 突出部

Claims (4)

  1. 柱部材の正面に棚柱を固定するための治具であって、
    前記治具は本体部と、該本体部に垂設して柱部材の側面に当接する側部とを備え、
    前記本体部は柱部材の正面に対向する対向面と、対向面側で棚柱を保持する保持部とを有し、
    前記対向面に対する保持部の配置が、前記柱部材に対する棚柱の幅方向固定位置に合致することを特徴とする治具。
  2. 前記対向面は、柱部材の正面に当接する当接面を有し、
    前記当接面は保持部の幅方向両側に位置することを特徴とする請求項1に記載の治具。
  3. 前記棚柱は長手方向に複数のスリット孔を有し、
    前記保持部は対向するスリット孔に向かって突出する突出部を有し、
    前記突出部がスリット孔に挿入嵌合可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の治具。
  4. 請求項3に記載の治具を用いた棚柱固定方法であって、
    前記治具の保持部に棚柱を保持し、柱部材の幅方向固定位置に前記棚柱を位置決めするステップと、
    前記棚柱を柱部材の長手方向固定位置に位置合せし、前記治具の突出部を棚柱のスリット孔に挿入嵌合し、前記棚柱の移動を抑制するステップと、
    前記棚柱を柱部材の固定位置に固定するステップと、
    を有することを特徴とする施工方法。
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