JP7110975B2 - 船外機 - Google Patents

船外機 Download PDF

Info

Publication number
JP7110975B2
JP7110975B2 JP2018242802A JP2018242802A JP7110975B2 JP 7110975 B2 JP7110975 B2 JP 7110975B2 JP 2018242802 A JP2018242802 A JP 2018242802A JP 2018242802 A JP2018242802 A JP 2018242802A JP 7110975 B2 JP7110975 B2 JP 7110975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
case
outboard motor
lower case
oil passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018242802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020104573A (ja
Inventor
修一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2018242802A priority Critical patent/JP7110975B2/ja
Priority to US16/673,324 priority patent/US11142295B2/en
Publication of JP2020104573A publication Critical patent/JP2020104573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7110975B2 publication Critical patent/JP7110975B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/001Arrangements, apparatus and methods for handling fluids used in outboard drives
    • B63H20/002Arrangements, apparatus and methods for handling fluids used in outboard drives for handling lubrication liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/32Housings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/02Arrangements of lubricant conduits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/08Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
    • B63H20/10Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/04Filling or draining lubricant of or from machines or engines
    • F01M11/0458Lubricant filling and draining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は船外機に関し、詳しくは、船外機において、ギア機構等を潤滑または冷却するオイルの交換等を行う構造に関する。
船外機のロアーユニットに設けられたギアケース内には、ギア機構等を潤滑または冷却するためのオイルが貯留されている。従来、このオイルを交換するためには、船体を水上に浮かべたまま、船外機を船体から取り外して陸上に運ぶか、または、船外機が取り付けられた船体を陸揚げする必要がある。これらの作業はいずれも手間がかかる。
また、下記の特許文献1には、ホースおよび継手等により、ギア機構が設けられたギア室内と、エンジンが設けられたカウリング内とを接続するオイル通路が形成された船外機が記載されている。特許文献1には、このような船外機により、船体を水上に浮かべたまま、船外機を船体から取り外さずにオイル交換を行うことができる旨が記載されている。
特開2017-81372号公報
しかしながら、船外機のロアーユニットは、部品の交換等のために、船外機においてロアーユニットよりも上側のユニットに対し、付け外しを行うことがある。特許文献1に記載された船外機のように、ギア機構およびギアケースが設けられたロアーユニットから、エンジン等が設けられた上側のユニットまでに亘ってオイル通路としてのホースが設けられている場合には、ロアーユニットの付け外しが困難である。
すなわち、ロアーユニットと上側のユニットとがホースにより繋がっているので、ロアーユニットを上側のユニットから外して分離させるためには、ホースを取り外さなければならず、手間がかかる。また、一旦取り外したロアーユニットを上側のユニットに付けるためには、一旦取り外したホースを付け直さなければならず、その際には、ホースが弛んで他の部品に強く接触することがないように、あるいは弛んだホースが部品間に挟まって損傷することのないように注意を払わなければならず、ロアーユニットの取付を容易に行うことができない。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、ロアーユニットの付け外しを困難にすることなく、オイル交換の作業性を良くすることができる船外機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の船外機は、エンジンと、前記エンジンの下方に設けられたギア機構と、前記ギア機構の後方に設けられたプロペラと、前記エンジンと前記ギア機構との間を接続するドライブシャフトと、前記ギア機構と前記プロペラとを接続するプロペラシャフトと、前記エンジンを収容するアッパーケースと、前記ドライブシャフトの上部を収容するミドルケースと、前記ドライブシャフトの下部、前記ギア機構および前記プロペラシャフトを収容し、かつオイルを貯留するロアーケースと、前記プロペラの上方に位置し、前記ロアーケースに設けられたアンチベンチレーションプレートと、前記ロアーケース内に設けられ、前記ロアーケース内の前下部から上方へ伸長し、前記ロアーケース内の前部において前記アンチベンチレーションプレートの高さ位置よりも上側、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分の前部に位置する第1の接続位置に達する第1のオイル通路と、前記ロアーケース内、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分に設けられ、前記第1の接続位置において前記第1のオイル通路と接続され、前記第1の接続位置から後方へ伸長し、前記ロアーケース内の後上部、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分の後部に位置する第2の接続位置に達する第2のオイル通路と、前記ロアーケースの後上部の側面、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分の後部の側面に開口し、前記第2の接続位置において前記第2のオイル通路と連通する第1のオイル給排口とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ロアーユニットの付け外しを困難にすることなく、オイル交換の作業性を良くすることができる。
本発明の実施例の船外機の全体を示す説明図である。 図1中の船外機の船外機本体のロアーユニットを示す斜視図である。 図2中のロアーユニットにおけるギアケースをケース本体とカバーとに分解した状態を示す説明図である。 本発明の実施例の船外機のオイル給排機構を示す説明図である。 本発明の実施例の船外機におけるギアケースの後上部を示す拡大図である。 図5中のギアケースの後上部において二点鎖線で囲んだ部分を切断した断面を示す断面図である。 本発明の実施例の船外機のオイル交換の方法を示す説明図である。 本発明の他の実施例の船外機のオイル給排機構を示す説明図である。 本発明のさらなる他の実施例の船外機のオイル給排機構を示す説明図である。
本発明の実施形態の船外機は、エンジンと、エンジンの下方に設けられたギア機構と、ギア機構の後方に設けられたプロペラと、エンジンとギア機構との間を接続するドライブシャフトと、ギア機構とプロペラとを接続するプロペラシャフトと、エンジンを収容するアッパーケースと、ドライブシャフトの上部を収容するミドルケースと、ドライブシャフトの下部、ギア機構およびプロペラシャフトを収容し、かつオイルを貯留するロアーケースと、プロペラの上方に位置し、ロアーケースに設けられたアンチベンチレーションプレートとを備えている。
さらに、本発明の実施形態の船外機は、ロアーケース内に貯留されたオイルの交換を行う構成として、第1のオイル通路、第2のオイル通路、およびオイル給排口を備えている。
第1のオイル通路は、ロアーケース内に設けられ、ロアーケース内の前下部から上方へ伸長して第1の接続位置に達している。第1の接続位置は、ロアーケース内の前部においてアンチベンチレーションプレートの高さ位置よりも上側、またはミドルケースとロアーケースとの境界部分の前部に設定されている。
第2のオイル通路は、ロアーケース内、またはミドルケースとロアーケースとの境界部分に設けられ、第1の接続位置において第1のオイル通路と接続され、第1の接続位置から後方へ伸長して第2の接続位置に達している。第2の接続位置は、ロアーケース内の後上部、またはミドルケースとロアーケースとの境界部分の後部に設定されている。
オイル給排口は、ロアーケースの後上部の側面、またはミドルケースとロアーケースとの境界部分の後部の側面に開口し、第2の接続位置において第2のオイル通路と連通している。
本発明の実施形態の船外機において、オイル交換を行う際に、作業者は、まず、船体を水上において埠頭または桟橋等の陸に隣接した位置に停める。次に、作業者は、船外機を船体に対して例えば45度~80度程度チルトさせ、船外機のロアーケースの少なくとも後部を水上に露出させる。次に、作業者は、例えば陸上からポンプのホースを船外機のオイル給排口に接続する。その後、作業者は、ポンプにより、ロアーケース内に貯留された旧いオイルを吸引し、続いて、新しいオイルをロアーケース内へ供給する。
船外機が船体に対して例えば45度~80度程度チルトした状態では、ロアーケースに貯留されたオイルは、ロアーケース内の前下部に集まる。したがって、ロアーケース内の前下部に位置する第1のオイル通路の口がオイル内に確実に沈む。また、船外機が船体に対して例えば45度~80度程度チルトした状態では、ロアーケースの後上部の側面、またはミドルケースとロアーケースとの境界部分の後部の側面に開口しているオイル給排口が、陸から手の届く位置に来る。したがって、作業者はポンプのホース等をオイル給排口に容易に接続することができる。このように、本発明の実施形態の船外機によれば、船体を水上に浮かべたまま、船外機を船体から取り外さずにオイル交換を容易に行うことができる。
さらに、本発明の実施形態の船外機においては、第1のオイル通路、第2のオイル通路およびオイル給排口がいずれも、ロアーケース内、またはミドルケースとロアーケースとの境界部分に配置されている。したがって、作業者は、ロアーケースのミドルケースに対する付け外しを容易に行うことができる。例えば、作業者は、第1または第2のオイル通路を形成するホース等を取り外すことなく、ロアーケースをミドルケースから外して分離させることができる。また、ロアーケースをミドルケースに取り付ける際に、ホース等を付け直す必要がないので、作業者は、ホースが弛んで他の部品に強く接触することや、弛んだホースが部品間に挟まって損傷することなどを懸念する必要がない。
以下、本発明の船外機の実施例について説明する。なお、以下の説明において、船外機の構成または動作等に関して前(F)、後(B)、上(U)、下(D)、左(L)、右(R)の方向を述べる際には、各図中の下部に示した矢印に従う。
図1は本発明の実施例の船外機1を示している。図1に示すように、船外機1は、船外機本体2、スイベルブラケット15、クランプブラケット16およびチルト機構17を備えている。船外機本体2は、エンジン3と、エンジン3の下方に設けられたギア機構4と、ギア機構4の後方に設けられたプロペラ5と、上下方向に伸長し、エンジン3とギア機構4との間を接続するドライブシャフト6と、前後方向に伸長し、ギア機構4とプロペラ5との間を接続するプロペラシャフト7とを備えている。ドライブシャフト6はエンジン3のクランクシャフトに接続されている。エンジン3の動力はドライブシャフト6を介してギア機構4に伝達される。ギア機構4は、複数のギアを有し、ドライブシャフト6を介して伝達されたエンジン3の動力を、操縦者の操作に応じて回転方向を変え、プロペラシャフト7を介してプロペラ5に伝達する。
また、船外機本体2は、エンジン3を収容するアッパーケースとしてのエンジンカバー8と、ドライブシャフト6の上部を収容するミドルケースとしてのドライブシャフトハウジング9と、ドライブシャフト6の下部、ギア機構4およびプロペラシャフト7を収容するロアーケースとしてのギアケース10とを備えている。また、ギアケース10の後部において、プロペラ5の上方には、アンチベンチレーションプレート11が設けられている。
また、船外機本体2は、船外機本体2の上部に位置し、エンジン3およびエンジンカバー8を含むアッパーユニット12と、アッパーユニット12の下方に位置し、ドライブシャフトハウジング9を含むミドルユニット13と、ミドルユニット13の下方に位置し、ドライブシャフト6、ギア機構4、プロペラ5、プロペラシャフト7、ギアケース10およびアンチベンチレーションプレート11を含むロアーユニット14とにより構成されている。
スイベルブラケット15は、操舵に応じて船外機本体2のステアリング角度を変えることができるように、船外機本体2を左右方向に回動可能に支持する機構である。クランプブラケット16は、船外機本体2およびスイベルブラケット15を船体81のトランサム82に固定する機構である(図7参照)。チルト機構17は、船体81に対して船外機本体2をチルトさせる機構である。チルト機構17は、スイベルブラケット15を、クランプブラケット16にチルトシャフト18を介して上下方向に回動可能に接続することにより形成されている。
図2は船外機本体2のロアーユニット14を示している。図3は、ギアケース10をケース本体21とカバー22とに分解した状態を示している。図2に示すように、船外機本体2のロアーユニット14は、主に部品交換等のメンテナンスのために、ミドルユニット13に対して付け外しすることができる。例えば、ロアーユニット14の外殻を形成するギアケース10は、ミドルユニット13の外殻を形成するドライブシャフトハウジング9の下部にボルト等の固定具を用いて固定されている。固定具を外すことにより、ロアーユニット14をミドルユニット13から分離させることができる。図1中の二点鎖線A-Aは、ミドルユニット13とロアーユニット14との境界、すなわち、ドライブシャフトハウジング9とギアケース10との境界を示している。この境界において、ロアーユニット14とミドルユニット13とが分離する。
また、図3に示すように、ギアケース10は、ケース本体21およびカバー22を備えている。ケース本体21は、上部が開口した箱状に形成されている。カバー22は、大略板状に形成されており、ケース本体21の上部の開口部を塞ぐように、ケース本体21の上部に取り付けられる。また、ケース本体21の開口部の周縁の上面、およびカバー22の下面の周縁部には合わせ面21A、22Aがそれぞれ形成されている。また、カバー22の周縁部には複数のボルト挿通穴23が形成されている。また、ケース本体21の上部の周縁部には複数のボルト締付穴24が形成されている。カバー22は、ケース本体21の合わせ面21Aに、カバー22の合わせ面22Aを重ね合わせ、それぞれのボルト挿通穴23にボルトを通し、各ボルトをボルト締付穴24に締め付けることにより、ケース本体21に取り付けられる。また、ケース本体21とカバー22との間は、図示しないシール部材によりシールされている。
図4は船外機1のオイル給排機構を示している。船外機1はオイル給排機構を備えている。オイル給排機構は、ギア機構4のギア等を潤滑または冷却するためのオイルを、ギアケース10内のオイル貯留室25から排出し、またはオイル貯留室25へ供給するための機構である。図4に示すように、オイル給排機構はロアーユニット14に設けられている。オイル給排機構は、第1のオイル通路としてのオイルチューブ26、第2のオイル通路としてのオイル溝28、オイル孔30、およびオイル給排口29を有している。
図4においては、ギアケース10の壁部の一部を破断することにより、ギアケース10の前部の内部を示している。図示の通り、ギアケース10内にはオイル貯留室25が設けられている。本実施例では、ギアケース10の内部のほぼ全域がオイル貯留室25として機能する。オイル貯留室25には、ギア機構4に設けられたギア等を潤滑または冷却するためのオイルLが貯留されている。
オイルチューブ26は、ギアケース10の前部の内部に設けられている。オイルチューブ26の一端側の開口部26Aは、ギアケース10内の前下部に位置している。具体的には、オイルチューブ26の一端側の開口部26Aは、ギア機構4の前方に位置している。オイルチューブ26は、ギアケース10内の前下部から上方へ伸長しており、オイルチューブ26の他端側の開口部は第1の接続位置Pに達している。第1の接続位置Pは、ギアケース10内の前部においてアンチベンチレーションプレート11の高さ位置Hよりも上側に位置している。また、第1の接続位置Pは、図3に示すように、ドライブシャフト6の左方に位置している。
また、オイルチューブ26は、例えば樹脂材料により管状に形成されており、両端が開口している。また、オイルチューブ26の他端部(上端部)には、オイルチューブ26をオイル溝28の前端部に接続するための接続部材27が取り付けられている。接続部材27は、例えばゴム等の弾性材料により環状に形成され、オイルチューブ26の他端部の外周側に装着されている。
図3では、ギアケース10のカバー22を左斜め下側から見た状態を示している。図3に示すように、オイル溝28はカバー22の下面に形成されている。具体的には、オイル溝28はカバー22の合わせ面22Aの一部に形成されている。カバー22をケース本体21に取り付けることにより、オイル溝28の下向きに開口した部分がケース本体21の合わせ面21Aによって塞がれ、ケース本体21とカバー22との間に穴状の通路が形成される。
また、オイル溝28は、第1の接続位置Pから後方へ伸長し、ギアケース10内の後上部に位置する第2の接続位置Qに達している。第2の接続位置Qはアンチベンチレーションプレート11よりも上側であってドライブシャフト6よりも後側に位置している。また、オイル溝28はギアケース10の左部に配置されている。また、第1の接続位置Pに位置するオイル溝28の前端部には、オイルチューブ26の他端部が接続部材27を介して接続されており、オイルチューブ26内とオイル溝28内とはこの位置で連通している。具体的には、図3に示すように、ケース本体21の合わせ面21Aにおいて、オイル溝28の前端部に対向する位置には接続孔34が形成されている。接続孔34は上下方向に伸長する短い孔であり、接続孔34の上端側は合わせ面21Aに開口し、接続孔34の下端側はオイル貯留室25内に開口している。オイルチューブ26の他端側は接続口34を通ってオイル溝28の前端部に接続されている。
図4に示すように、オイル給排口29は、ケース本体21の後上部の左側の壁部の左面に開口している。オイル給排口29は、アンチベンチレーションプレート11よりも上側であり、第2の接続位置Qよりも下側であり、ドライブシャフト6よりも後側に配置されている。本実施例において、オイル給排口29の位置は、第2の接続位置Qの鉛直方向の下方である。また、本実施例において、オイル給排口29の前後方向の位置は、概ねプロペラ5の基端部に対応する位置である。
オイル孔30は、第2の接続位置Qに位置するオイル溝28の後端部と、オイル給排口29とを連通させる通路である。オイル孔30は、第2の接続位置Qからオイル給排口29までの間を略直線状に上下方向に伸長している。
図5は、ギアケース10のケース本体21の後上部において、オイル給排口29およびオイル孔30が形成されている部分を示している。図6は、図5中の二点鎖線で囲んだ部分を切断し、当該部分の断面を示している。図6に示すように、オイル孔30は、ケース本体21の後上部の左側の壁部21B内に形成された孔である。オイル孔30の上端側は、ケース本体21の合わせ面21Aにおいて、第2の接続位置Qに位置するオイル溝28の後端部に対向する位置に開口しており、オイル溝28の後端部と連通している。オイル孔30の下端側はオイル給排口29に連通している。オイル給排口29は、ケース本体21の後上部の左側の壁部21Bの左面に形成された有底の穴である。オイル孔30の下端側は、この有底の穴の底側の内周面の上部に開口している。
また、図6に示すように、ケース本体21の後上部の左側の壁部21Bの左面において、オイル給排口29に対応する位置には、開口形状が円形の凹部31が形成されている。オイル給排口29は、この凹部31内に形成され、具体的には、凹部31の底面の中央に開口している。また、この凹部31内であって、オイル給排口29と隣り合う位置には、空気口32が形成されている。空気口32は、凹部31の底面から右方に直線状に伸長し、壁部21Bを貫通してギアケース10内(オイル貯留室25内)に連通している。凹部31には栓33が取り付けられ、オイル給排口29および空気口32は栓33により塞がれる。栓33にはシール部材が設けられており、凹部31に栓33が取り付けられることにより、オイル給排口29および空気口32はシールされる。栓33は、オイルの排出または供給を行うために、凹部31から取り外すことができる。
図7は、船外機1のオイル交換の方法を示している。作業者は、オイルの交換(オイルの排出および供給)を次のように行うことができる。図7において、作業者は、まず、船体81を水上において埠頭または桟橋等の陸83に隣接した位置に停める。次に、作業者は、船外機1を船体81に対して例えば45度~80度程度チルトさせ、船外機1のロアーユニット14の少なくとも後部を水上に露出させる。次に、作業者は、栓33を取り外し、陸83の上から例えば吸引、加圧両用のポンプ84のホース85を船外機1のオイル給排口29に接続する。作業者は、この状態で、ポンプ84を用いて、オイル貯留室25に貯留された旧いオイルを吸引して、排出することができる。また、オイルを排出した後には、作業者は、ポンプ84を用いて、新しいオイルをオイル貯留室25に供給することができる。
図4に示すように、オイル排出時には、オイル貯留室25に貯留されたオイルは、オイルチューブ26の一端側の開口部26Aからオイルチューブ26内に流入し、オイルチューブ26内を流通した後、オイル溝28の前端部からオイル溝28内に流入し、オイル溝28内を流通した後、オイル溝28の後端部からオイル孔30に流入し、オイル孔30を流通した後、オイル給排口29から、オイル給排口29に接続されたポンプ84のホース85内へ流出する。また、オイル排出時には、空気口32からオイル貯留室25内に外気が流入し、オイル貯留室25内の圧力が調整される。
また、オイル供給時には、オイル給排口29に接続されたポンプ84のホース85からオイル給排口29に流入したオイルは、オイル排出時とは逆の経路を辿ってオイル貯留室25に流入する。また、オイル供給時には、オイル貯留室25内の空気が空気口32を介して大気に放出され、オイル貯留室25内の圧力が調整される。
以上説明した通り、本発明の実施例の船外機1では、オイル給排機構におけるオイルチューブ26の一端側の開口部26Aをギアケース10内の前下部に配置した。具体的には、オイルチューブ26の一端側の開口部26Aを、ギアケース内において、ギア機構4の前方の位置に配置した。この構成によれば、船外機1を船体81に対して例えば45度~80度程度チルトさせたときに、ギアケース10の前下部、すなわちオイル貯留室25の前下部に集まったオイルの中に、オイルチューブ26の一端側の開口部26Aを確実に沈めることができる。したがって、ポンプによりオイル貯留室25に貯留されたオイルを吸引するときに、オイルをオイルチューブ26に確実に流入させることができる。また、本発明の実施例の船外機1では、オイル給排口29をギアケース10の後上部の側面に配置した。具体的には、オイル給排口29をアンチベンチレーションプレート11よりも上側であって、ドライブシャフト6よりも後側に配置した。この構成によれば、船外機1を船体81に対して例えば45度~80度程度チルトさせて、船外機1のロアーユニット14の少なくとも後部を水上に露出させたときに、埠頭や桟橋等の陸上にいる作業者の手が届く位置にオイル給排口29を位置させることができる。したがって、作業者は、オイルのホースをオイル給排口29に簡単に接続することができる。以上より、本発明の実施例の船外機1によれば、作業者は、船体を水上に浮かべたままで容易にオイル交換を行うことができる。
また、本発明の実施例の船外機1によれば、オイル給排機構を構成するすべての構成要素、すなわち、オイルチューブ26、オイル溝28、オイル孔30およびオイル給排口29をギアケース10に形成した。この構成により、作業者はロアーユニット14のミドルユニット13に対する付け外しを容易に行うことができる。すなわち、上述した特許文献1に記載の船外機においてロアーユニットをその上側のユニットから外して分離させるためには、オイル通路としてのホースを取り外すといった手間のかかる作業が必要であった。しかしながら、本発明の実施例の船外機1によれば、その必要がない。また、上述した特許文献1に記載の船外機において、一旦取り外したロアーユニットを上側のユニットに付けるためには、一旦取り外したホースを付け直さなければならず、その際には、ホースが弛んで他の部品に強く接触することがないように、あるいは弛んだホースが部品間に挟まって損傷することのないように注意を払わなければならなかった。しかしながら、本発明の実施例の船外機1によれば、その必要がない。
また、本発明の実施例の船外機1によれば、ギアケース10内の前下部から、ギアケース10内の前部においてアンチベンチレーションプレート11の高さ位置Hよりも上側の第1の接続位置Pまでの間にオイルチューブ26を配置し、かつ第1の接続位置Pからギアケース10内の後上部の第2の接続位置Qまでの間にオイル溝28を配置した。具体的には、第1の接続位置Pをドライブシャフト6の側方に設定し、第2の接続位置Qをアンチベンチレーションプレート11よりも上側であって、ドライブシャフト6よりも後側に設定した。この構成により、オイル給排機構を形成するオイル通路が船外機1の他の部品、例えばギア機構4やドライブシャフト6等と干渉することを容易に避けることができる。
また、本発明の実施例の船外機1では、第1のオイル通路をオイルチューブ26により形成した。また、本発明の実施例の船外機1では、第2のオイル通路を、ギアケース10のカバー22に設けられたオイル溝28により形成した。このような構成により、オイル給排機構の構造を単純化することができる。
また、本発明の実施例の船外機1によれば、ギアケース10の後上部の側面に凹部31を形成し、凹部31内にオイル給排口29および空気口32を配置し、凹部31の開口部を塞ぐ栓33を設けた。この構成により、単一の栓33を凹部31に取り付けるだけで、オイル給排口29および空気口32を同時に塞ぐことができる。また、単一の栓33を外すだけでオイル給排口29および空気口32を開けることができる。したがって、栓33の付け外しが1回で済み、作業性が良い。
なお、上述した実施例の船外機1では、図4に示すように、第1の接続位置Pを、ギアケース10内の前部においてアンチベンチレーションプレート11の高さ位置Hよりも上側に設定した。しかしながら、図8に示す他の実施例の船外機41のように、第1の接続位置Rを、ドライブシャフトハウジング9とギアケース10との境界部分の前部に設定してもよい。
また、上述した実施例の船外機1では、図4に示すように、第2の接続位置Qをギアケース10内の後上部に設定した。しかしながら、図8に示す他の実施例の船外機41のように、第2の接続位置Sを、ドライブシャフトハウジング9とギアケース10との境界部分の後部に設定してもよい。
また、上述した実施例の船外機1では、図4に示すように、第2のオイル通路としてのオイル溝28をギアケース10のカバー22の下面の合わせ面22Aに形成し、オイル溝28の下方に開口した部分をケース本体21の合わせ面21Aで塞ぐ構成とした。しかしながら、図8に示す他の実施例の船外機41のように、オイル溝42を、ドライブシャフトハウジング9の下面に形成し、オイル溝42の下方に開口した部分を、ドライブシャフトハウジング9の下面と重なり合う、ギアケース10の上面により塞ぐ構成としてもよい。また、図示を省略するが、オイル溝を、ギアケース10の上面に形成し、オイル溝の上方に開口した部分を、ギアケース10の上面と重なり合う、ドライブシャフトハウジング9の下面により塞ぐ構成としてもよい。
また、上述した実施例の船外機1では、図4に示すように、オイル給排口29をギアケース10の後上部の側面に配置したが、図8に示す他の実施例の船外機41のように、オイル給排口43を、ドライブシャフトハウジング9とギアケース10との境界部分の後部の側面に配置してもよい。
また、図9に示すさらなる他の実施例の船外機51のように、オイル給排口54(第2のオイル給排口)をドライブシャフトハウジング9の後下部の側面に開口するように配置し、第2のオイル通路52とオイル給排口54とを接続する第3のオイル通路53を設けてもよい。この場合、ロアーユニット14のミドルユニット13に対する付け外しの困難化を防ぐために、例えば、第2のオイル通路52をギアケース10の上面に設けられた溝により形成し、第3のオイル通路53の下端側の開口をドライブシャフトハウジング9の下面に形成し、ドライブシャフトハウジング9にギアケース10を取り付けるのみで、第2の接続位置QまたはSと同様の位置に設定された接続位置Tにおいて、第2のオイル通路52の後端部と第3のオイル通路53の下端側の開口とが互いに対向した状態で重なり合って両者が連通する構成とすることが好ましい。
また、上述した実施例では、船外機本体2がアッパーユニット12とミドルユニット13とロアーユニット14との3つのユニットを有する場合を例にあげたが、船外機本体が、ロアーユニットと、その上側の単一のユニットとの2つのユニットを有する構成としてもよい。
また、上述した実施例では、オイルチューブ26、オイル溝28およびオイル給排口29をギアケース10の左部に配置したが、これらをギアケース10の右部に配置してもよい。また、オイル給排口29をギアケース10の上部の後面に配置してもよい。
また、本発明の船外機において、第1のオイル通路はチューブに限らず、ホース、パイプ、またはギアケースの壁部の穴でもよい。また、第2のオイル通路は、溝に限らず、チューブ、ホース、パイプ、またはギアケースの壁部の穴でもよい。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う船外機もまた本発明の技術思想に含まれる。
1、41、51 船外機
3 エンジン
4 ギア機構
5 プロペラ
6 ドライブシャフト
7 プロペラシャフト
8 エンジンカバー(アッパーケース)
9 ドライブシャフトハウジング(ミドルケース)
10 ギアケース(ロアーケース)
11 アンチベンチレーションプレート
26 オイルチューブ(第1のオイル通路)
28、42 オイル溝(第2のオイル通路)
29、43 オイル給排口(第1のオイル給排口)
30 オイル孔
31 凹部
32 空気口
33 栓
52 第2のオイル通路
53 第3のオイル通路
54 オイル給排口(第2のオイル給排口)
P、R 第1の接続位置
Q、S 第2の接続位置

Claims (10)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの下方に設けられたギア機構と、
    前記ギア機構の後方に設けられたプロペラと、
    前記エンジンと前記ギア機構との間を接続するドライブシャフトと、
    前記ギア機構と前記プロペラとを接続するプロペラシャフトと、
    前記エンジンを収容するアッパーケースと、
    前記ドライブシャフトの上部を収容するミドルケースと、
    前記ドライブシャフトの下部、前記ギア機構および前記プロペラシャフトを収容し、かつオイルを貯留するロアーケースと、
    前記プロペラの上方に位置し、前記ロアーケースに設けられたアンチベンチレーションプレートと、
    前記ロアーケース内に設けられ、前記ロアーケース内の前下部から上方へ伸長し、前記ロアーケース内の前部において前記アンチベンチレーションプレートの高さ位置よりも上側、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分の前部に位置する第1の接続位置に達する第1のオイル通路と、
    前記ロアーケース内、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分に設けられ、前記第1の接続位置において前記第1のオイル通路と接続され、前記第1の接続位置から後方へ伸長し、前記ロアーケース内の後上部、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分の後部に位置する第2の接続位置に達する第2のオイル通路と、
    前記ロアーケースの後上部の側面、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分の後部の側面に開口し、前記第2の接続位置において前記第2のオイル通路と連通する第1のオイル給排口とを備えていることを特徴とする船外機。
  2. 前記第1のオイル通路は前記ギア機構の前方の位置から伸長していることを特徴とする請求項1に記載の船外機。
  3. 前記第1の接続位置は前記ドライブシャフトの側方に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の船外機。
  4. 前記第2の接続位置は前記アンチベンチレーションプレートよりも上側であって前記ドライブシャフトよりも後側に位置していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の船外機。
  5. 前記第1のオイル給排口は前記アンチベンチレーションプレートよりも上側であって前記ドライブシャフトよりも後側に位置していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の船外機。
  6. 前記第1のオイル通路はチューブ、ホースまたはパイプにより形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の船外機。
  7. 前記第2のオイル通路はチューブ、ホースまたはパイプにより形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の船外機。
  8. 前記第2のオイル通路は、前記ロアーケースの壁部に設けられた穴もしくは溝、前記ロアーケースの上面に設けられた溝、または前記ミドルケースの下面に設けられた溝により形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の船外機。
  9. 前記ロアーケースの後上部の側面、または前記ミドルケースと前記ロアーケースとの境界部分の後部の側面には凹部が形成され、前記凹部内には前記第1のオイル給排口および前記ロアーケース内と連通する空気口が配置され、当該船外機は、前記凹部の開口部を塞ぐ栓をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の船外機。
  10. 前記第1のオイル給排口に代え、前記ミドルケースの後下部の側面に開口する第2のオイル給排口を設け、前記第2のオイル通路と前記第2のオイル給排口とを接続する第3のオイル通路を設けたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の船外機。
JP2018242802A 2018-12-26 2018-12-26 船外機 Active JP7110975B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018242802A JP7110975B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 船外機
US16/673,324 US11142295B2 (en) 2018-12-26 2019-11-04 Outboard motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018242802A JP7110975B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 船外機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020104573A JP2020104573A (ja) 2020-07-09
JP7110975B2 true JP7110975B2 (ja) 2022-08-02

Family

ID=71121965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018242802A Active JP7110975B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 船外機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11142295B2 (ja)
JP (1) JP7110975B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114151536A (zh) * 2022-01-05 2022-03-08 山东华盛农业药械有限责任公司 船艉机润滑油快速更换装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9630694B1 (en) 2015-11-24 2017-04-25 Brunswick Corporation Apparatuses and methods for servicing lubrication in a lower gearcase of an outboard marine engine

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014040849A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Honda Motor Co Ltd 船外機
JP6586707B2 (ja) * 2015-10-27 2019-10-09 ヤマハ発動機株式会社 船外機
JP2019089404A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 ヤマハ発動機株式会社 船外機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9630694B1 (en) 2015-11-24 2017-04-25 Brunswick Corporation Apparatuses and methods for servicing lubrication in a lower gearcase of an outboard marine engine

Also Published As

Publication number Publication date
US20200207452A1 (en) 2020-07-02
US11142295B2 (en) 2021-10-12
JP2020104573A (ja) 2020-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9937989B2 (en) Outboard motor
JPH0419078B2 (ja)
JP4450170B2 (ja) 船外機の冷却水ポンプ装置
JP7110975B2 (ja) 船外機
JP2009161054A (ja) 船外機
JPH10109692A (ja) 船 舶
US20040018785A1 (en) Cover joining structure for outboard engine unit
JP4605768B2 (ja) 船外機の水冷却装置
JP2010168838A (ja) 旋回作業機
US6478646B1 (en) Drive device of inboard and outboard engines
JP2007138953A (ja) 船内外機のドライブ装置
US20130149920A1 (en) Cooling water passage structure of outboard motor
JP2019089404A (ja) 船外機
US6189501B1 (en) Lubricating apparatus for engine
JP5081493B2 (ja) 船外機
US5501621A (en) Outboard engine structure
CN201218132Y (zh) 发动机
US7479048B1 (en) Cooling system for stern drive
JP2006142971A (ja) 船外機の潤滑装置
JP4706329B2 (ja) 船外機の冷却水通路洗浄装置
JP7456327B2 (ja) 船舶推進機のエンジン
JP5625775B2 (ja) 船外機のエンジンケース
US7393253B1 (en) Cooling system for a marine propulsion device
JP2009127499A (ja) 船外機
JP3904334B2 (ja) 小型船舶のジェット推進機取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7110975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151