JP5625775B2 - 船外機のエンジンケース - Google Patents

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Description

本発明は、船外機においてそのパワーユニットを構成するエンジン等を収容するエンジンケースに関する。
船舶もしくは舟艇の推進機関あるいは推進システムの主なものとして船外機、船内外機及び船内機等がある。このうち船外機はアウトボードドライブ等と呼ばれ、エンジン、その捕機類、駆動系のギアやシャフト及びスクリュー等が一体化して構成されており、一般には船体船尾のトランサムボードに搭載される。典型的には小型の舟艇等に搭載され、ステアリング機能とチルティング機能を有している。
また、船内外機は、小型船舶等の推進機関の設置方法として、インボードエンジン・アウトボードドライブ等と呼ばれ、エンジンを船内船尾部に搭載すると共に減速ギア、前後進クラッチ及びプロペラ等を一体化してなるドライブユニットをトランサムボードの外部に配置したものである。
更に、船内機は、典型的には小型船舶等の推進機関の設置方法の一つである。インボードドライブとも呼ばれ、エンジン、減速ギア、前後進クラッチを船内中央部等に設置し、プロペラシャフトを船尾に向けて延出させ、船底部よりプロペラを水中に設置する方式である。船の進行方向を決定する舵は、プロペラの後方に設置されることが多い。
このように舟艇におけるエンジン搭載構造の相違からそれぞれ長短所を有している。例えば使い勝手等の観点から見ると、船内機あるいは船内外機ではエンジン室が船体の一部を占有するため、居住部分が少なくなり使い勝手が悪くなる。一方、船外機は居住部分外にあるため船体内の使い勝手は良いが、船尾からの乗降や船尾からの物(魚、網あるいは釣糸等)の運搬に関しては使い勝手が悪くなる。
また、この種の舟艇において極めて重要な水密処理の観点では、船内機あるいは船内外機のエンジンは、エンジン室天井の穴から吊り下げて搭載される。エンジン室の天井蓋はエンジン室に被せられているだけで、シール材等を特に有していないため水が天井面からエンジン室に簡単に浸入する。更に、船内外機ではエンジンは船体内に、また推進機は船外にあるため両者を繋ぐ部分が必要になり、トランサムボードに大きな穴を開けて両者を連結する。この部分の水密性はトランサムボードの剛性あるいは平面度に関係し、水密性確保に著しく影響する。この水密性は船内機あるいは船内外機に限らず、船外機においても極めて重要である。
特許第3038606号公報 特許第2652861号公報
とりわけ、この水密性に関して更に具体的には特許文献1の構成では、船体内のエンジン(2)と船外の推進機(8)をユニバーサルジョイント(7)を介して連結する。ユニバーサルジョイント(7)の周囲には大きな隙間もしくはスペースが必要になり、それに対応して船体後尾のトランサムボード(5)に大きな穴が開設され、この穴部分の水密性を確保するのは容易ではない。
また、特許文献2のものでは、エンジン(12)は船体(11)にゴムマウントされている。エンジンから船外に排気を導く必要があるが、エンジンがそのゴムマウントで揺動するため排気系(19,21,22)にゴム等の可撓部(23,24)が必要になる。排気系においても船内から船外へ抜ける穴(19)が必要であり、この穴は水中排気の場合ドライブ軸よりも下部にあり、水密性を確保するのが容易ではない。
本発明はかかる実情に鑑み、使い勝手や使用性等に優れ、高い水密性を保証する船外機のエンジンケースを提供することを目的とする。
本発明による船外機のエンジンケースは、ケース内部にエンジンを収容すると共に、ケース外部に推進機を備えた船外機のエンジンケースであって、前記エンジン及びその周辺部品のアセンブリを収納するケース本体と、該ケース本体上部の開口部を覆うケースカバーとを有し、前記ケース本体下面の外側にマフラを設置すると共に、該ケース本体下面に前記マフラ及びその排気ホースを収容する収容部を形成し、前記ケース本体底部に係合し、前記マフラを覆うマフラカバーを設置し、前記マフラ及び前記排気ホースを収容するための前記収容部は、筒状の前記マフラ及び前記排気ホースの形状に対応して前記ケース本体の内方へ向けて凹設される溝状の凹みとして、前記ケース本体下面にて前後に亘って形成されたことを特徴とする。
また、本発明の船外機のエンジンケースにおいて、前記マフラ及び前記排気ホースを収容するための前記収容部が、前記ケース本体の下面視で後部が左右に開いた「ハ」字状を呈するように配置形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、ケース本体上部の開口部をケースカバーで覆い、エンジンケース内に収容されたエンジンユニット等を被水環境から有効に保護することができる。また、エンジンユニットの保持、推進機の推進力等をフレーム側で受け持つことで、エンジンケース自体は水密性と意匠に特化した構成にすることができる。また、船体にエンジンケース等を取り付けたまま、エンジンユニットを吊り下げて着脱でき、取付及び取外し等が極めて簡単であり、使い勝手や使用性等に極めて優れている。
本発明に係る船外機を搭載した船舶もしくは舟艇の例を示す斜視図である。 本発明の船外機の外観を示す斜視図である。 本発明の船外機の外観を示す正面図である。 本発明の船外機の外観を示す側面図である。 本発明の船外機の外観を示す背面図である。 本発明の船外機におけるエンジンケース内部の構成例を示す斜視図である。 本発明の船外機におけるエンジンケース内部の主要構成の分解斜視図である。 本発明の船外機のエンジンユニットの構成及び配置例を示す斜視図である。 本発明の船外機の吸排気系の構成及び配置例を示す斜視図である。 本発明の船外機の動力伝達機構の構成及び配置例を示す斜視図である。 本発明の船外機のフレームの構成及び配置例を示す斜視図である。 本発明の船外機のエンジンケースにおけるケースカバー開成状態を示す斜視図である。 本発明の船外機のエンジンケースにおけるマフラ配置例を示す下面図である。 本発明の船外機のエンジンケースにおけるマフラ収容部を示す上面図である。 本発明の船外機のエンジンケースにおけるマフラ収容部を示す部分斜視図である。 図13のI−I線に沿う断面図である。 本発明の船外機のエンジンケースにおけるビルジポンプまわりの構成及び配置例を示す斜視図である。 本発明の船外機のエンジンケースにおける排水用隔壁まわりの構成及び配置例を示す斜視図である。 図13のII−II線に沿う断面図である。
以下、図面に基づき、本発明における船外機のエンジンケースの好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る船外機10を搭載した船舶もしくは舟艇の例を示している。この例では船舶は典型的には中小型とし、船体1の後部にトランサムボード2(船尾板)有するものとする。船外機10は図示のようにトランサムボード2を利用して搭載される。なお、以下で参照する各図の要所において、前方(船首側)を矢印Frにより、後方(船尾側)を矢印Rrによりそれぞれ示す。また、必要に応じて船体の左右方向(船体幅方向)をそれぞれ矢印L、矢印Rにより示す。
ここで先ず本実施形態に係る船体1において、図1のように船体1の底部に船床3が敷設され、この船床3の後端にトランサムボード2が配置される。船床3の中央部付近において操縦席4が設けられ、操縦席4にはハンドル5を始めとする操縦に必要な装置及び機器類、計器類等が配設される。船外機10は動力、推進機、転舵装置及びチルト装置等が一体的に装備され、所謂オールインワンタイプとして構成され、船体1側に燃料タンク、バッテリ等の通常の備品があれば運転可能である。
なお、船舶としてこの図示例のものに限定されず、その他トランサムボードの後側に船外機搭載用のブラケット等を具備した船体もあり、つまり船体の船尾に船尾板又はこれに相当する部位もしくは部材を有するタイプのものに対して、本発明の船外機10は有効に適用可能である。
図2〜図5は船外機10の外観を示し、図2は船外機10の斜視図、図3は正面図、図4は側面図及び図5は背面図である。船外機10はエンジンケース100を有し、このエンジンケース100内部に後述する動力源であるエンジンユニットを収容すると共に、エンジンケース100の後部下方にスクリュー(プロペラ)を配置し、エンジンユニットによってスクリューを回転駆動する。エンジンケース100は船外機10の外観を構成する外装部材としても機能し、全体として一体感のある外観を呈している。
エンジンケース100は図1をも参照して、船体1の船尾部(典型的にはトランサムボード2とする)と略同一の幅を有する筐体として構成される。この例ではエンジンケース100の基本的な形態は概略直方体とし、該直方体の長手方向が船体幅方向(以下、船幅方向と略称する)としている。エンジンケース100はエンジンユニット及びその周辺部品もしくは部材を収容するケース本体101と、ケース本体101の上部開口101a(図12参照)を覆うケースカバー102とを有する。
ここで、エンジンケース100内に収容されるエンジンユニット及びその周辺部品等について説明する。本発明の船外機10はそのパワーユニットとして内燃機関を主動力とし、これを作動させて推進機を駆動する。図6は船外機10におけるエンジンケース100内部の構成例を示し、図7はエンジンケース100内の主要構成の分解斜視図である。エンジンケース100内において、パワーユニットを構成するエンジンユニット11が、コンパクト且つ重量バランス良く配置収容される。この実施形態では2基のエンジンユニット11を有し、その筐体の長手方向が船幅方向としたエンジンケース100の左右に、一対のエンジンユニット11がセンタ振分けで配置される。各エンジンユニット11には、吸気系12及び排気系13が接続されると共に、それぞれの出力端(クランクシャフト)に動力伝達機構14が連結される。動力伝達機構14はエンジンユニット11の後側にて左右方向中央部で推進機15と結合し、これらの船外機構成部材が図7のようにフレーム16上に搭載支持される。
更に具体的に説明すると、エンジンユニット11において、この例では水冷式直列4気筒4サイクルガソリンエンジンを使用する。なお、エンジン気筒数等は必要に応じて適宜変更可能であり、この例に限定されるものではない。図8を参照して、エンジンユニット11においてクランクケース17、シリンダブロック18、シリンダヘッド19及びシリンダヘッドカバー20が順次重なるように一体的に結合し、最下部にオイルパン21が付設される。各エンジンユニット11のクランクシャフトは船幅方向(左右方向)に沿って配置され、その軸端に結合するエンジン出力軸が左右両外側に位置するように配置され、即ち右側のエンジンユニット11のエンジン出力軸は右側に、左側のエンジンユニット11のエンジン出力軸は左側となるように配置される。
次に吸気系12において、図6に示すようにエンジンユニット11相互間に単一のエアクリーナ22が配置される。一方、図8に示されるように右側のエンジンユニット11のシリンダヘッド19の前側に、及び左側のエンジンユニット11のシリンダヘッド19の後側にそれぞれインテークマニホールド23が結合し、これらのインテークマニホールド23とエアクリーナ22との間がそれぞれインテークパイプ24を介して接続される。エアクリーナ22の前面部からエンジンケース100前部の船体1側まで吸気管25が延出し(図9参照)、その先端の空気取込み口から空気を取り込むようになっている。空気取込み口は、船体1において波、しぶき及び雨等に曝されることがない部屋もしくはスペースに設置される。図8に示されるように各エンジンユニット11において、単一の吸気管25から複数(この例では4つ)のインテークマニホールド23に分岐する。
排気系13において、図7等に示されるように右側のエンジンユニット11のシリンダヘッド19の後側に、及び左側のエンジンユニット11のシリンダヘッド19の前側にそれぞれエキゾーストマニホールド26が結合し、それらは単一のエキゾーストパイプ27に接続する。エキゾーストパイプ27には排気ホース28が接続され、排気ホース28にはマフラ29が接続される。このマフラ29には排気ホース30が接続され、この排気ホース30に取り付けられた排気出口31から排気ガスが排出されるようになっている。
マフラ29は後述するように、エンジンケース100のケース本体101の下面外側に設置される。この場合、マフラ29及び排気ホース30等はケース本体101の下面から実質的に突出しないように配置されると共に、ケース本体101の後面左右両側の下部付近に配置された排気出口31から左右バランス良く水中に排気され、これらについては後述するものとする。
動力伝達機構14はエンジンユニット11の出力を推進機15へと伝達する。動力伝達機構14において、左右のエンジンユニット11のエンジン出力軸には図10に示されるように減速機32が連結される。減速機32のケーシング33内に回転自在に軸支されたギア群を有し、その出力軸にドライブシャフト34が連結される。左右のドライブシャフト34は相互に同心且つ水平で左右方向に配置され、左右中央部で中間減速機35と連結する。ドライブシャフト34は両端でそれぞれユニバーサルジョイント36,37を介して、減速機32及び中間減速機35と連結する。
本実施形態において中間減速機35は、それぞれドライブシャフト34に連結する一対の入力側ベベルギアとこれらの入力側ベベルギアに噛合する出力側ベベルギアとを含む。出力側ベベルギアは、ドライブシャフトケース38内の第2ドライブシャフトと連結し、中間減速機35、ドライブシャフトケース38及びスイベルブラケット39が、相互に一体的に結合する。第2ドライブシャフトは中間減速機35から下方へ延出する。これらのスイベルブラケット39等はベアリング40を介して、後述するようにケース本体101に回動可能に支持される。
推進機15は図10等に示されるように、ドライブシャフトケース38の下方に配置される。推進機15は、プロペラ駆動用のギアを内蔵するギアケース41を含み、全体としてフィン状を呈する。ギアケース41の後端部にはプロペラ42が装架される。第2ドライブシャフトはドライブシャフトケース38内を通って更に下方へ延出し、ギアケース41内まで延設される。ギアケース41内には最終減速機が構成され、この最終減速機を介してプロペラ42を回転駆動することができる。
更に、推進機15に対するチルト機構及びステアリング機構を備えている。これらについての詳細な説明はここでは省略するが、先ずチルト機構により、中間減速機35、ドライブシャフトケース38及び推進機15全体がチルト軸のまわりに上下方向に回動可能である。チルト軸Tはドライブシャフト34と同軸に設定され、図10の矢印Aで示すように推進機15はチルト軸Tのまわりにチルト動作することができる。なお、チルト機構において所謂、パワートリムチルト(PTT)等と称する駆動装置を備え、電動油圧式のチルト機構が構成されるものであってよい。
また、ステアリング機構により、図10の矢印Bで示すように推進機15はステアリング軸Sのまわりにヨー方向(左右方向)に回動可能である(ヨーイング)。このステアリング機構において、例えば電動油圧式に油圧駆動されるステアリングシリンダを有し、油圧ポンプを油圧源としてステアリングロッドに沿って往復動させることで推進機15が左右方向に回動、即ちステアリング動作することができる。
上述した船外機10の主要構成部材は図6のようにフレーム16上に搭載支持される。フレーム16は鋼管等の材料を用いて、図11に示されるようにエンジンケース100を構成する筐体の直方体に略沿った外形となるように形成される。フレーム16の所定部位にはエンジンユニット11を搭載支持するための複数のエンジンマウント43が配設され、これらのエンジンマウント43を介してエンジンユニット11がフレーム16上に取り付けられる。また、フレーム16の後部には、前述したスイベルブラケット39等を支持するためのベアリング40が装着されるメインブラケット44が取り付けられる。
更に、フレーム16の前面部には複数のトランサムボルト45が前方に向けて取り付けられる。フレーム16にはエンジンユニット11を始めとする船外機構成部材が搭載されるが、それらを搭載したフレーム16はエンジンケース100内に収容される。トランサムボルト45はそのようなエンジンケース100のケース本体101の前面部を貫通してトランサムボード2に締結され、これによりエンジンケース100全体をトランサムボード2に締着固定することができる。なお、ケース本体101から突出するトランサムボルト45にはシールもしくはパッキン等が装着され、水密性が確保される。
さて、エンジンケース100について更に詳細に説明する。前述のようにエンジンケース100は、エンジンユニット11やその周辺部品を収容するケース本体101と、ケース本体101の上部開口101aを覆うケースカバー102とを有する。ケース本体101に対してケースカバー102が閉じることでエンジンケース100内は実質的に密閉空間となり、高い水密性が確保される。この場合、船外機10の構成部材はフレーム16によって支持され、フレーム16はエンジンユニット11を保持すると共に推進機15の推進力や操舵力を受け持ち、即ちエンジンケース100自体にはそれらの負荷荷重がかからない。また、エンジンケース100は図1に示されるように船外機10の外装部材としても機能し、船外機10に搭載されて全体として一体感の外観を呈する。
図2〜図4等に示されるようにケース本体101の後面側において、その後面部から底面部へかけての領域において、船幅方向中央部にはケース本体101の内方へ凹むように形成された凹部103が設けられている。この凹部103まわりには、推進装置を構成する推進機15やそのチルト及びステアリング機構等が配設される。凹部103はケース本体101の後面側から前方へ向けて形成されるが、チルト機構及びステアリング機構あるいはそれらの周辺機器や部材等がチルトあるいはステアリング動作する際にケース本体101と干渉しないように必要且つ十分な間隙が設けられている。
前述したように船体1側には燃料タンク、バッテリ等の備品が配備され、これらの備品と船外機10とが接続もしくは連結される。この場合、図5に示すようにケーシング101の前面部とトランサムボード2との間で穴を共あけするかたちで、複数の貫通孔104が形成されている。即ち、エンジンに燃焼用空気を供給するための吸気管25を挿通させるための貫通孔104A、燃料タンクからエンジンに燃料を供給するための燃料パイプを挿通させるための貫通孔104B、エンジンケース100内を換気するための換気空気用筒体を通すための貫通孔104C等が形成される。更に、エンジンケース100内の装置もしくは機器類又は部材と船体1側の操縦装置との間を、電気的(制御信号等を含む)あるいは機械的に接続するコード又はケーブル類を挿通させるための貫通孔104Dが形成される。なお、これらの貫通孔104には吸気管25等の実装時に水密保持手段(シール等)が施される。
ケースカバー102はエンジンケース100の上面部を構成するが、図2あるいは図3に示されるようにケース本体101の後部上端付近にてヒンジ105を介して回動可能に結合する。図12のようにケースカバー102をヒンジ105のまわりに回動させて開成することで、エンジンケース100内部が開放され、これにより露呈したエンジンケース100内部のエンジンユニット11等に自由にアクセス可能となる。ケースカバー102を開けて内部の点検等を容易に行うことができ、この種の作業の利便性を向上することができる。
ケース本体101とケースカバー102の閉合部もしくは合せ面には、図12に示されるようにシール106が敷設され、ケースカバー102をケース本体101に対して閉めることでエンジンケース100の高い水密性が確保・保持される。この場合、シール106は図12に示されるように、ケース本体101及びケースカバー102の合せ面に沿って全周に亘って敷設される。そして、ケースカバー102が閉まった際にはケース本体101の閉合部との間に挟着され、これによりエンジンケース100に対する高い水密性が得られる。
また、ケースカバー102をケース本体101に対して閉じた際、ケースカバー102をその閉合状態に固定保持するロック機構107を有している。このロック機構107として、例えばケース本体101に回動自在に取り付けたハンドル108とケースカバー102に設けたハンドル受け109を含む。ハンドル108をハンドル受け109に対して回動させることで、両者を簡単にロック状態に保持し、また必要に応じてそのロック状態を解除することができる。
上記の場合、エンジンケース100の上面部、即ちケースカバー102の上表面を平坦とすることにより、舟艇もしくはボートのデッキ延長として機能的及び意匠的に、船外機10が船体1から滑らかに連続するように一体化する。なお、ケースカバー102の上表面には滑り止めを設け、その滑り止め効果により、従来の船外機では不可能であった網の取込み、釣った魚の取込み、あるいはレスキューの際対象人員の取り込みが可能であるだけでなく、船尾を桟橋に近づけて、ボートへの乗り降りを船尾から行うことが可能になる。なお、滑り止めとしては、ケースカバー102の上表面に適度な大きさの凹凸を設け、あるいは別体の滑り止めラバー等を添着してもよい。
次にマフラ29は既に述べたように、ケース本体101の下面且つ外側に設置される。図13に示されるようにケース本体101の下面視で一対のマフラ29が概略「ハ」字状を呈するように、別言すれば略二等辺三角形の二等辺に対応するように配置される。この場合、右側のエンジンユニット11に接続されるマフラ29は、その内部を流れる排気ガス流の上流側が後方となり、左側のエンジンユニット11に接続されるマフラ29については、排気ガス流の上流側が前方となるようにそれぞれ配置される。これらのマフラ29が配置されるケース本体101の下面の中央部は略平坦状であり、この中央部の左右両側が適度に上方へ傾斜している。なお、右側のマフラ29に接続される排気ホース30は、該マフラ29の側近に沿って配置され、ケース本体101の後面下部付近で排気出口31に接続される。
マフラ29及び排気ホース30は、ケース本体101の下面から突出しないように配置される。このように配置するために、ケース本体101の下面にはマフラ29及び排気ホース30を収容するための収容部110が形成される。この収容部110はケース本体101の下面外側からケース本体101の内方へ向けて凹設され、ケース本体101の底面にて内側へ凸状となる。収容部110はマフラ29等の配置に対応して概略「ハ」字状を呈する。
図15及び図16に示されるようにマフラ29及び排気ホース30は、収容部110内にすっぽりと嵌まり込むように収容配置される。その場合、マフラ29の外周部を取付金具111によって適度な力で押圧し、マフラ29を収容部110内に的確に固定する。なお、取付金具111はボルト112により締着固定される。
上記のように収容部110に配置されたマフラ29等は、図16に示されるようにマフラカバー113によって覆われる。マフラカバー113はケース本体101の底部まわりに係合し、その状態でボルト114によって締着固定される。マフラカバー113が被着することで、エンジンケース100の下面は極めて平滑な面となる。なお、ケース本体101の下面中央部に対応して、マフラカバー113も略平坦状に形成され、図2及び図3等に示されるように水抜き穴113aが形成される。
更に、ケース本体101内に後述するビルジポンプを配置し、このビルジポンプによってケース本体101内に溜まった水を回収、排出するようにしている。図17に示すようにビルジポンプ115はその吸水口115aが、典型的にはケース本体101の底面適所の最低部に配置される。例えばケース本体101の底面にて凸状となっている収容部110の側近等であってよい。一方、図18のようにケース本体101内で略鉛直に配置された排気ホース28の外側に沿って、平面視にてその右側後部及び左側前部の2箇所で排気ホース28とは適度な隙間を有するように隔壁116が付設される。排気ホース28の外周面と隔壁116との間の間隙117はケース本体101の外部に通じており、この間隙117が排水案内通路となりこの間隙117を介して排水することができる。
この場合、図17のようにビルジポンプ115で吸水した水の送給パイプ118を隔壁116内側の間隙117まで延長して引き回し、このようにケース本体101内に溜まった水を一旦、隔壁116の上端まで持ち上げ、隔壁116の内側を伝ってその下方まで延長した後、排出するようにしている。なお、図17に示されるように送給パイプ118は右側の排気ホース28に対して設けてもよく、更に左側の排気ホース28、あるいは両者に対して設けることができる。いずれの場合も停止(係留中)等、喫水位置がエンジンケース100の底面よりも高くなっていても、マフラ29周囲の水がエンジンケース100内に浸入することはない。
また、図5あるいは図12に示されるようにケース本体101の前面両側縁に凹み119を設ける。一方、これらの凹み119に対応して、図19に示されるようにトランサムボード2に貫通孔6を開設する。この貫通孔6は船体1の船底7からかなり高位置に設定され、且つ喫水線Wよりも上方に位置している。
船体1の床面に溜まった水は、トランサムボード2に開けた貫通孔6を介して船外に排出され、更にトランサムボード2とケース本体101の凹み119の間を下方へ導く。このように船床3に溜まった水を凹み119を経由して下方へ導き船外へと排出することができる。
上記の場合、上述した船外機10の構成部材の他に、エンジンユニット11の冷却配管系、チルト機構及びステアリング機構の駆動用の油圧配管系あるいは部材相互間等で電気信号もしくは電力等を授受するための電気信号線又はコード類等がエンジンケース100内の適所に引き回されると共に、船外機10の運転に必要な補機類が配設される。そして、これらの配管系等を介して、あるいは補機類が作動して、船外機10の適正な運転が遂行される。
次に、本発明における主要構成及びその作用等について要約的に説明する。先ず、本発明において横置きエンジンを搭載する船外機10は、船体1のトランサムボード2にトランサムボルト45を用いて取り付けられる。そして、エンジンケース100は上方にのみ開放され、即ちその前面、側面、後面及び底面は一体的に成形されて、水密構造を取る。エンジンケース10は上方をケースカバー102で覆われる。また、エンジンユニット11はケースカバー102を開ければ、エンジンケース100、フレーム16及び推進機15を船体1に取り付けたまま、取り外すことができる。
エンジンケース100の下面外側(下側)には2本のマフラ29が配置される。これらのマフラ29はマフラ取付用の収容部110内に収まるように配置される。マフラカバー113は凹凸のない平滑な面で構成され、船底7の下面を流れる水流を乱すことがない。なお、収容部110はケース本体101の底面構造において凹凸状ビード部を生じさせるので、このビード形状により特別なブラケット等の補強部品を用いることなく、ケース本体101の底面まわりの剛性を高めることができる。
また、ボート滑走中にマフラカバー113を介して伝わってくる水圧や、ボート陸置き時に船台からマフラカバー113を介して伝わってくる船体1の自重反力を、重量を増すことなくマフラカバー113に負荷することができる。
マフラ29は取付金具111を介して、ボルト112でケース本体101に設けた雌ネジで水密的に取り付けられる。メンテナンス等でマフラカバー113を取り外した場合でも、エンジンケース100側にマフラ29を吊り下げることで支持できる。このように使い勝手や使用性に優れ、利便性を向上する。
マフラ29の前後には排気ホース28,30が接続されるが、マフラ29の収容部110はマフラ29及び排気ホース28,30の形状に略ぴったりと沿うように形成されている。マフラ29及び排気ホース28,30と収容部110の間の空間は最小となっている。かかる空間は、係留(水上停止)時に水面下に位置するため水で満たされるが、滑走時には水面上に位置することになり、その水は水抜き穴113aから排出される。排出される水の量が少ないので、船体1と伴に前進する質量(水)が少なくなり、加速が良くなる。
また、エンジンユニット11の排気はエキゾーストマニホールド26、エキゾーストパイプ27を経由して排気ホース28に繋がり、マフラ29に接続される。この場合、エキゾーストマニホールド26及びエキゾーストパイプ27は水ジャケットを持つ金属製であり、エキゾーストパイプ27内側に噴射される海水で、後流の排気部分を冷やすように構成されている(湿式排気方式)。
そして本発明によれば特に、ケース本体101とケース本体101の開口部101aを覆うケースカバー102とを有することで、エンジンケース100内に収容されたエンジンユニット11及びそのエンジン艤装品等を被水環境から有効に保護することができる。また、エンジンユニット11自体の保持、推進機15の推進力、舵力等をフレーム16で受け持つことで、エンジンケース100自体は水密性と意匠に特化した材質及び構造を実現し、廉価である。
また、エンジンケース100において水面に近く、より厳密な水密性が必要な底面及び側面が開放されないため、簡便な構造で水密性を確保できる。また、ボートの船体1にエンジンケース100及びフレーム16を取り付けたまま、エンジンユニット11を吊り下げて着脱でき、取付及び取外し等が極めて簡単である。
更に、エンジンケース100のケース下面の外側にマフラ29を設置すると共に、該ケース下面にマフラ29及びその排気ホース30を収容する収容部110を形成する。このようにエンジンケース100の底部に重い湿式マフラを配置することで、船外機10全体の重心位置を下げることができる。
また、エンジンケース100のケース底面の適所に吸水ポンプを設置し、該ケース底面の最低部に配置したその吸水部、即ち吸水口115aにて吸水し得るようにする。この場合、エンジンケース100内部に略上下方向に沿って隔壁116を付設形成し、この隔壁116内側に設定される排水案内通路の上端部と吸水ポンプとの間に吸水送給管を配索する。これにより、排水経路がエンジンケース100より直接外部に接していないので、接する部分からの水密性を考慮しないで済む。
また、ケース前面の両側縁に設けた凹みとこの凹みに対応してトランサムボードに形成した貫通孔とを連通させ、船体床面に溜まった水を前記凹みを経由して下方へ導き排出する。
これにより、船体床面上の水を目に触れない箇所から排出することができ、意匠上でも有利である。
また、エンジンケース100のケース底部に係合し、マフラ29を覆うマフラカバー113を設置する。これにより、マフラ29を直接水中の流体に暴露せず、ケース下面が平滑なマフラカバー113で覆うことで、マフラ29に流体が当たらないようにする。また、ケース下面を平滑にしたことで特に滑走前ボートの船体1の後部端から盛り上がる水流を受け止め、滑走への移行が容易になり、大きなエンジン出力を必要とせず、燃費が向上する。
また、マフラカバー113をケース本体101と整合性のある形状にし、一体的な意匠性を実現する。マフラ室容積(マフラ周囲の体積)を小さくでき、滑走時及び陸揚げ時等においてマフラ室が水面上に位置する場合、短時間でマフラ29周囲の水を排出することができる。
更に、エンジンケース100のケース底面に凹凸状のビードが生成され、ケース底面部の剛性強化することができる。ケース底面とマフラカバー113がマフラ29以外の部分で合わさり、2層構造にすることで水流による力をマフラカバー113からエンジンケース100に伝え易くなり、マフラカバー113の剛性を実質的に小さくでき、軽量化を図ることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記実施形態において2基のエンジンユニットを搭載する例を説明したが、1基でもよく、更には3基またそれに応じて推進機を増設することも可能である。
1 船体、2 トランサムボード、3 船床、5 ハンドル、6 貫通孔、7 船底、10 船外機、11 エンジンユニット、12 吸気系、13 排気系、14 動力伝達機構、15 推進機、16 フレーム、17 クランクケース、18 シリンダブロック、19シリンダヘッド、22 エアクリーナ、23 インテークマニホールド、24 インテークパイプ、25 吸気管、26 エキゾーストマニホールド、27 エキゾーストパイプ、28 排気ホース、29 マフラ、31 排気出口、32 減速機、33 ケーシング、34 ドライブシャフト、35 中間減速機、36,37 ユニバーサルジョイント、38 ドライブシャフトケース、39 スイベルブラケット、40 ベアリング、41 ギアケース、42 プロペラ、43 エンジンマウント、44 メインブラケット、45 トランサムボルト、100 エンジンケース、101 ケース本体、102 ケースカバー、103 凹部、104 貫通孔、105 ヒンジ、106 シール、107 ロック機構、110 収容部、111 取付金具、113 マフラカバー、115 ビルジポンプ、116 隔壁、117 間隙、118 送給パイプ、119 凹み。

Claims (2)

  1. ケース内部にエンジンを収容すると共に、ケース外部に推進機を備えた船外機のエンジンケースであって、
    前記エンジン及びその周辺部品のアセンブリを収納するケース本体と、該ケース本体上部の開口部を覆うケースカバーとを有し、
    前記ケース本体下面の外側にマフラを設置すると共に、該ケース本体下面に前記マフラ及びその排気ホースを収容する収容部を形成し、
    前記ケース本体底部に係合し、前記マフラを覆うマフラカバーを設置し、
    前記マフラ及び前記排気ホースを収容するための前記収容部は、筒状の前記マフラ及び前記排気ホースの形状に対応して前記ケース本体の内方へ向けて凹設される溝状の凹みとして、前記ケース本体下面にて前後に亘って形成されたことを特徴とする船外機のエンジンケース。
  2. 前記マフラ及び前記排気ホースを収容するための前記収容部が、前記ケース本体の下面視で後部が左右に開いた「ハ」字状を呈するように配置形成されたことを特徴とする請求項1に記載の船外機のエンジンケース。
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