JP7110672B2 - 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物及びコーティング剤 - Google Patents
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混合物(A)
(a1)ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート
(a2)ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート
(a3)ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
(a4)ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
混合物(B)
(b1)ジペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート
(b2)ジペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート
(b3)ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
(b4)ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
(b5)ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート
(b6)ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート
なお、本発明において、(メタ)アクリルとはアクリルあるいはメタクリルを、(メタ)アクリロイルとはアクリロイルあるいはメタクリロイルを、(メタ)アクリレートとはアクリレートあるいはメタクリレートをそれぞれ意味するものである。
混合物(A)
(a1)ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート
(a2)ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート
(a3)ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
(a4)ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
混合物(B)
(b1)ジペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート
(b2)ジペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート
(b3)ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
(b4)ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
(b5)ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート
(b6)ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート
まず、ウレタン(メタ)アクリレート系組成物[I]について説明する。
本発明において、上記ペンタエリスリトールと(メタ)アクリル酸が反応して得られる上記(メタ)アクリレート(a1)~(a4)の混合物(A)の水酸基価としては、200mgKOH/g以上であることが必要であり、好ましくは210~380mgKOH/g、特に好ましくは230~320mgKOH/gである。
次に、ウレタン(メタ)アクリレート系組成物[II]について説明する。
本発明において、上記ジペンタエリスリトールと(メタ)アクリル酸が反応して得られる上記(メタ)アクリレート(b1)~(b6)の混合物(B)の水酸基価としては、40mgKOH/g以上であることが必要であり、好ましくは43~130mgKOH/g、特に好ましくは45~125mgKOH/g、更に好ましくは70~120mgKOH/gである。
なお、上記の重量平均分子量の測定法は、前記測定法と同様である。
なお、60℃における粘度の測定法はE型粘度計による。
本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物は、上記ウレタン(メタ)アクリレート系組成物[I]及びウレタン(メタ)アクリレート系組成物[II]を含有してなるものである。かかるウレタン(メタ)アクリレート系組成物[I]とウレタン(メタ)アクリレート系組成物[II]の含有割合([I]/[II])については、重量比で90/10~10/90であることが好ましく、特には87/13~20/80、更には85/15~30/70、殊には80/20~55/45であることが好ましい。かかる含有割合が小さすぎると屈曲性が低下する傾向があり、大きすぎると硬度が不充分となる傾向がある。
なお、上記20℃での粘度の測定法はB型粘度計によるものである。ただし、溶剤希釈しない状態で高粘度のため20℃でのB型粘度計による測定ができない場合は、60℃にてE型粘度計を用い測定を行う。
紫外線照射後は、必要に応じて加熱を行って硬化の完全を図ることもできる。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、イソホロンジイソシアネート(C-1)36g、水酸基価288mgKOH/gのアクリレート混合物(A-1)(ペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)64g、溶剤として酢酸エチル100g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.05gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[I-1]を得た(樹脂分濃度50%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[I-1]の重量平均分子量は4,700、20℃での粘度は80mPa・sであった。なお、20℃での粘度の測定はB型粘度計を用いて行った。20℃での粘度測定は以下同様である。
(a1)ペンタエリスリトールモノアクリレート 4%
(a2)ペンタエリスリトールジアクリレート 29%
(a3)ペンタエリスリトールトリアクリレート 49%
(a4)ペンタエリスリトールテトラアクリレート 18%
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、水添化キシリレンジイソシアネート(C-2)33g、水酸基価288mgKOH/gのアクリレート混合物(A-1)(ペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)67g、溶剤として酢酸エチル100g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.05gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[I-2]を得た(樹脂分濃度50%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[I-2]の重量平均分子量は6,200、20℃での粘度は65mPa・sであった。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、キシリレンジイソシアネート(C-3)32g、水酸基価288mgKOH/gのアクリレート混合物(A-1)(ペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)68g、溶剤として酢酸エチル100g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.05gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[I-3]を得た(樹脂分濃度50%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[I-3]の重量平均分子量は5,900、20℃での粘度は50mPa・sであった。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、水添化キシリレンジイソシアネート(C-2)27.9g、水酸基価96mgKOH/gのアクリレート混合物(B-1)(ジペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)172.1g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.1gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[II-1]を得た(樹脂分濃度100%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[II-1]の重量平均分子量は5,500、60℃での粘度は39,400mPa・sであった。なお、60℃での粘度の測定はE型粘度計を用いて行った。60℃での粘度測定は以下同様である。
(b4)ジペンタエリスリトールテトラアクリレート 18%
(b5)ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 51%
(b6)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 31%
ただし(b1)ジペンタエリスリトールモノアクリレート、(b2)ジペンタエリスリトールジアクリレート、(b3)ジペンタエリスリトールトリアクリレートに関しては含有量が測定限界値以下であったため、(b4)~(b6)成分の含有割合を示した。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、イソホロンジイソシアネート(C-1)31.3g、水酸基価96mgKOH/gのアクリレート混合物(B-1)(ジペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)168.7g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.1gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[II-2]を得た(樹脂分濃度100%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[II-2]の重量平均分子量は67,000、60℃での粘度は65,000mPa・sであった。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、イソホロンジイソシアネート(C-1)13.2g、水酸基価54mgKOH/gのアクリレート混合物(B-2)(ジペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)186.8g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.1gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[II-3]を得た(樹脂分濃度100%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[II-3]の重量平均分子量は2,000、60℃での粘度は1,700mPa・sであった。
(b4)ジペンタエリスリトールテトラアクリレート 6%
(b5)ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 54%
(b6)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 40%
ただし(b1)ジペンタエリスリトールモノアクリレート、(b2)ジペンタエリスリトールジアクリレート、(b3)ジペンタエリスリトールトリアクリレートに関しては含有量が測定限界値以下であったため、(b4)~(b6)成分の含有割合を示した。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えたフラスコに、イソホロンジイソシアネート(C-1)38.4g、水酸基価118mgKOH/gのアクリレート混合物(A’-1)(ペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)161.6gを仕込み、重合禁止剤としてハイドロキノンメチルエーテル0.01g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.01gを仕込み、60℃で8時間反応させ、残存イソシアネート基が0.3%以下となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系化合物[I’-1]を得た(樹脂分濃度100%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[I’-1]の重量平均分子量は1,400、60℃での粘度は3,000mPa・sであった。
(a2)ペンタエリスリトールジアクリレート 5%
(a3)ペンタエリスリトールトリアクリレート 50%
(a4)ペンタエリスリトールテトラアクリレート 45%
ただし(a1)ペンタエリスリトールモノアクリレートに関しては含有量が測定限界値以下であったため、(a2)~(a4)成分の含有割合を示した。
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、水添化キシリレンジイソシアネート(C-2)23.3g、水酸基価184.2mgKOH/gのアクリレート混合物(A’-2)(ペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)76.7g、溶剤として酢酸エチル100g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.05gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[I’-2]を得た(樹脂分濃度50%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[I’-2]の重量平均分子量は2,200、20℃での粘度は85mPa・sであった。
(a1)ペンタエリスリトールモノアクリレート 1.6%
(a2)ペンタエリスリトールジアクリレート 14.6%
(a3)ペンタエリスリトールトリアクリレート 49.6%
(a4)ペンタエリスリトールテトラアクリレート 34.2%
温度計、撹拌機、水冷コンデンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた4つ口フラスコに、イソホロンジイソシアネート(C-1)25.8g、水酸基価184.2mgKOH/gのアクリレート混合物(A’-2)(ペンタエリスリトールのアクリル酸付加物)74.2g、溶剤として酢酸エチル100g、重合禁止剤として4-メトキシフェノール0.08g、反応触媒としてジブチル錫ジラウレート0.05gを仕込み、60℃で反応させ、残存イソシアネート基が0.1%となった時点で反応を終了し、ウレタンアクリレート系組成物[I’-3]を得た(樹脂分濃度50%)。
得られたウレタンアクリレート系組成物[I’-3]の重量平均分子量は2,100、20℃での粘度は73mPa・sであった。
〔活性エネルギー線硬化性樹脂組成物の製造〕
上記で得られたウレタンアクリレート系組成物([I]、[II]、[I’])を下記の表1に示す通りの配合組成とし、更に、光重合開始剤(D)として、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(IGM社製、「オムニラッド184」)を硬化成分100部に対して4部配合し、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を得た。
上記で得られた活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を、易接着PETフィルム(東洋紡社製、「A4300」、サイズ15cm×15cm、厚み125μm)基板上にバーコーターを用いて、硬化後の塗膜が10μmの厚みとなるように塗工し、60℃で3分間乾燥した後、高圧水銀灯80W、1灯を用いて、18cmの高さから5.1m/minのコンベア速度で2パスの紫外線照射(積算照射量500mJ/cm2)を行い、硬化塗膜を形成した。
易接着PETフィルム上に塗工した上記硬化塗膜について、JIS K-5600に準じて試験を行い、鉛筆硬度を測定した。
上記の硬度評価と同様にして硬化塗膜を形成し、易接着PETフィルム上に塗工した硬化塗膜について、JIS K 5600-5-1に準じて、円筒形マンドレル屈曲試験機を用いて屈曲性の評価を行った。評価用硬化塗膜を、塗膜面が外側になるように試験棒に巻き付けた際に、割れ又は剥がれが生じる最大の径(整数値、mm)を測定した。値が小さいほど屈曲性の高い塗膜であることを意味する。
一方、ウレタンアクリレート系組成物[I]を含有せず、ウレタンアクリレート系組成物[II]のみを用いた比較例1では、硬化塗膜の屈曲性に劣るものであった。更に、水酸基価の低いアクリレート混合物を用いて調製したウレタンアクリレート系組成物を含有する比較例2及び3においても、硬化塗膜の屈曲性に劣るものであった。
また、水酸基価のやや高いアクリレート混合物を用いて調製したウレタンアクリレート系組成物を含有する比較例4及び5においても、硬化塗膜の屈曲性に劣るものであった。
これらから、実施例の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物が硬度及び屈曲性に良好で、コーティング剤等、とりわけハードコート用コーティング剤や光学フィルム用コーティング剤の用途において有用であることがわかる。
Claims (12)
- ペンタエリスリトールと(メタ)アクリル酸との反応物である下記(メタ)アクリレート(a1)~(a4)の混合物(A)中の(メタ)アクリレート(a1)~(a3)と、キシリレンジイソシアネート(CA)とが反応したウレタン(メタ)アクリレート系組成物[I]、及び、ジペンタエリスリトールと(メタ)アクリル酸との反応物である下記(メタ)アクリレート(b1)~(b6)の混合物(B)中の(メタ)アクリレート(b1)~(b5)と、水添化キシリレンジイソシアネート(CB)とが反応したウレタン(メタ)アクリレート系組成物[II]を含有してなり、上記混合物(A)の水酸基価が200mgKOH/g以上であるとともに、上記混合物(B)の水酸基価が40mgKOH/g以上であり、上記ウレタン(メタ)アクリレート系組成物の含有割合[I]/[II]が重量比で70/30~10/90であり、上記ウレタン(メタ)アクリレート系組成物[I]が未反応の(a4)を含み、上記ウレタン(メタ)アクリレート系組成物[II]が未反応の(b6)を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
混合物(A)
(a1)ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート
(a2)ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート
(a3)ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
(a4)ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
混合物(B)
(b1)ジペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート
(b2)ジペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート
(b3)ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
(b4)ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
(b5)ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート
(b6)ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート - 上記(メタ)アクリレート(a1)~(a4)の混合物(A)中のペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート(a2)の含有割合が10~50重量%であることを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 上記(メタ)アクリレート(a1)~(a3)合計に対するペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート(a2)の含有割合が15~55重量%であることを特徴とする請求項1または2記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 上記ウレタン(メタ)アクリレート系組成物[I]の重量平均分子量が、1,000~20,000であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 上記(メタ)アクリレート(b1)~(b6)の混合物(B)中のジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート(b5)の含有割合が15~60重量%であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 上記(メタ)アクリレート(b1)~(b5)合計に対するジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート(b5)の含有割合が45~90重量%であることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 上記(メタ)アクリレート(b1)~(b6)の混合物(B)中のジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート(b4)の含有割合が1~35重量%であることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 上記(メタ)アクリレート(b1)~(b5)合計に対するジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート(b4)の含有割合が2~40重量%であることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 上記ウレタン(メタ)アクリレート系組成物[II]の重量平均分子量が、1,000~20,000であることを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 請求項1~9のいずれか一項に記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を含有してなることを特徴とするコーティング剤。
- ハードコート用コーティング剤として用いることを特徴とする請求項10記載のコーティング剤。
- 光学フィルム用コーティング剤として用いることを特徴とする請求項10記載のコーティング剤。
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