JP7109327B2 - コミュニケーションシステム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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ここで、互いに離れた場所にいるユーザ同士が各々の端末を通じて連絡し合える場合、一方のユーザ側の媒体の表示内容に応じて他方のユーザが対応することでコミュニケーションを図ることが可能になる。そのようなコミュニケーションの支援を行うことで、コミュニケーションによる効果を高めることが可能になる。
ここで、前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末での事象のタイミングとの関係で、前記読み出された効果音情報を前記媒体側のユーザの端末に出力することを特徴とすることができる。すなわち、前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に音声が入力されたタイミングとの関係で、前記読み出された効果音情報を前記媒体側のユーザの端末に出力することを特徴とすることができる。また、前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に前記媒体の表示内容の電子情報が表示されるタイミングとの関係で、前記読み出された効果音情報を当該媒体側のユーザの端末に出力することを特徴とすることができる。
また、前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に入力された音声を第1出力部から出力し、前記読み出された効果音情報を当該第1出力部とは異なる第2出力部から出力することを特徴とすることができる。また、前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に入力された音声を出力する出力部から前記読み出された効果音情報を出力することを特徴とすることができる。また、前記効果音情報出力手段は、前記読み出された効果音情報の音量を前記他のユーザの端末に入力された音声を出力する場合と出力しない場合とで変更することを特徴とすることができる。
また、上記の目的を達成する他の本発明は、媒体の表示内容を識別するための何れかの情報を取得し、取得した前記情報を基に、当該情報に関する情報を、前記媒体側のユーザとは異なる他のユーザの端末に対して出力し、複数の媒体の表示内容に対応した複数の効果音情報を記憶し、取得した前記情報により識別された前記媒体の表示内容に対応する前記効果音情報を読み出し、読み出された効果音情報を出力する、情報処理装置である。
また、上記の目的を達成する他の本発明は、コンピュータに、媒体の表示内容を識別するための何れかの情報を取得する取得機能と、取得した前記情報を基に、当該情報に関する情報を、前記媒体側のユーザとは異なる他のユーザの端末に対して出力する出力機能と、複数の媒体の表示内容に対応した複数の効果音情報を記憶する記憶機能と、取得した前記情報により識別された前記媒体の表示内容に対応する前記効果音情報を前記記憶機能から読み出す読み出し機能と、読み出された効果音情報を前記媒体側のユーザの端末から出力する効果音情報出力機能と、を実現させるための、プログラムである。
<読み聞かせ支援システムの構成>
図1は、本実施形態に係る読み聞かせ支援システム1の全体構成例を示す図である。
本実施形態に係る読み聞かせ支援システム1は、読み手側に絵本の情報を提供し、聞き手側に、絵本の情報に対応付けられた効果音を提供することにより、絵本の読み聞かせを支援するシステムである。
管理サーバ10は、絵本40に記載されている文章に関する情報(文章情報)を提供する。具体的には、管理サーバ10は、読み聞かせ支援システム1の利用申請を、端末20から受け付ける。また、管理サーバ10は、読み聞かせ支援システム1の利用グループへの招待の承諾を、端末30から受け付ける。そして、管理サーバ10は、端末20からの絵本40の読み聞かせの依頼が端末30にて承諾されることに基づいて、開かれている絵本40のページに関する文章情報を端末30に送信する。また、管理サーバ10は、端末30に送信した文章情報に対応する効果音を端末20に送信する。本実施形態では、絵本40の読み聞かせを依頼するユーザを依頼ユーザと称し、読み聞かせを依頼されるユーザを被依頼ユーザと称する。なお、依頼ユーザおよび被依頼ユーザを区別せずに説明する場合には、単にユーザと称する。また、絵本40の読み聞かせの依頼は、依頼ユーザと被依頼ユーザとのコミュニケーションに関する依頼として捉えられる。
依頼ユーザの端末20は、画像表示部21と、制御部22と、スピーカ23と、マイク24とを備える。
画像表示部21は、画像を表示する。制御部22は、依頼ユーザの端末20の動作を制御する。スピーカ23は、被依頼ユーザの端末30に入力された音声を出力し、また、管理サーバ10から送信された効果音を出力する。マイク24には、依頼ユーザ側の音が入力される。
被依頼ユーザの端末30は、画像表示部31と、制御部32と、スピーカ33と、マイク34とを備える。
被依頼ユーザの端末30は、依頼ユーザの端末20と同じ構成である。
本実施形態の依頼ユーザの端末20および被依頼ユーザの端末30は、タッチパネルが設けられており、画面をユーザがタッチすることで画面に表示される画像に対する操作および指示を行う。
端末20は、情報処理装置の一例である。また、端末20は読取装置80と共に、情報処理装置の一例をなす。
絵本40には、複数の識別シール41と、読取装置80とが取り付けられている。
識別番号43は、識別子42に対応付けられている絵本40のページを識別する番号である。本実施形態では、識別番号43に表示されている数字は、この識別番号43が付された識別シール41の識別子42に対応付けられている絵本40のページ番号を意味する。すなわち、識別番号43が「7」である場合(図1参照)、この識別番号43が付された識別シール41の識別子42には、絵本40の「7ページ」が対応付けられている。依頼ユーザは、一の識別シール41に表示されている識別番号43から、この一の識別シール41を取り付ける対象となる絵本40のページを認識する。
なお、読取装置80は、図中矢印A方向へ移動することで、絵本40に対して進退可能になっている。
図2は、管理サーバ10、依頼ユーザの端末20、および被依頼ユーザの端末30のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、管理サーバ10、依頼ユーザの端末20、および被依頼ユーザの端末30は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)100aと、主記憶手段であるメモリ100cとを備える。また、各装置は、外部デバイスとして、磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)100g、ネットワークインターフェイス100f、表示機構100d、音声機構100h、キーボードやマウス等の入力デバイス100i等を備える。
次に、管理サーバ10の機能構成について説明する。
図3は、管理サーバ10の機能構成例を示した図である。
管理サーバ10は、送受信部11と、利用受付部12と、利用者管理部13と、依頼受付部14と、通信制御部15と、絵本情報管理部16と、表示内容管理部17と、効果音管理部18と、制限部19とを備える。
表示内容管理部17は、依頼受付部14から選択情報を取得すると、取得した選択情報から、依頼ユーザが選択した絵本40を特定する。また、表示内容管理部17は、送受信部11を介して読取装置80から取得したシール識別情報に基づいて、文章情報を送信する対象となる被依頼ユーザの端末30を特定する。具体的には、シール識別情報を取得すると、取得したシール識別情報から識別シール41を特定するとともに、利用者管理部13にてこの識別シール41に関連付けられて記憶されている依頼ユーザを特定する。そして、特定した依頼ユーザが依頼受付部14に対して読み聞かせの依頼を行った被依頼ユーザの端末30を、文章情報の送信対象とする。
なお、ここにいう媒体とは、紙媒体の場合は本や本を構成するページをいい、紙媒体以外の場合は例えば端末20をいう。そして、媒体の表示内容とは、紙媒体の場合はページ(1ページあるいは複数ページ)やページに載っている部分をいい、紙媒体以外の場合は端末20に表示されるページやその部分をいう。
媒体の表示内容を識別するための何れかの情報とは、媒体のページを識別する識別コード等から得られる情報のみならず、媒体に表示されている絵や文章等の情報を含む情報をいう。また、取得した情報を基に他のユーザの端末に対して出力される当該情報に関する情報とは、文書情報をいい、例えば絵本40の電子情報である。
端末30のネットワークインターフェイス100fは、送信手段の一例であり、送信機能の一例である。端末20のネットワークインターフェイス100fは、受信手段の一例であり、受信機能の一例である。
次に、絵本情報管理部16の記憶内容について説明する。
図4は、絵本情報管理テーブルの一例を示した図であり、(a)は文書情報についてのものであり、(b)は効果音情報についてのものである。
図4(a)に示す絵本情報管理テーブルは、絵本のページと、文章情報とを関連付けて管理するためのテーブルであり、(b)に示す効果音情報管理テーブルは、絵本のページと、効果音情報とを関連付けて管理するためのテーブルである。
ここにいう効果音情報とは、「絵本」や「文章情報」の内容に対応するBGM等の音情報をいい、これにより、読み聞かせの効果を高めることが期待できる。
表示内容管理部17の処理について説明する。表示内容管理部17は、選択情報を取得すると、絵本情報管理テーブルに示されている「絵本」のうち取得した選択情報に示された「絵本」を特定する。また、ページ識別情報を取得すると、取得したページ識別情報から識別されるページを含む「ページ」を特定する。そして、特定した「絵本」の「ページ」に示されている文章情報を、被依頼ユーザの端末30に表示させる。
また、表示内容管理部17は、「絵本」および「ページ」を特定すると、対応する効果音情報を特定する。そして、特定した効果音情報を、依頼ユーザの端末20に出力させる。
続いて、本実施形態の読み聞かせ支援システム1の動作例について説明する。
図5は、読み聞かせ支援システム1のシーケンス図である。
図5に示すように、依頼ユーザは、依頼ユーザの端末20を用いて、読み聞かせ支援システム1の利用申請を行う(S101)。
管理サーバ10の利用受付部12は、依頼ユーザの端末20からの利用申請を受け付け、依頼ユーザによる読み聞かせ支援システム1の利用を許可する(S102)。また、依頼ユーザの端末20に対し、読み聞かせ支援システム1の利用グループに招待したいユーザを指定させる(S103)。
管理サーバ10の利用受付部12は、依頼ユーザに指定された被依頼ユーザの端末30に対し、利用グループへの招待を通知する(S105)。
被依頼ユーザは、被依頼ユーザの端末30を用いて、利用グループへの招待を承諾する(S106)。
管理サーバ10の利用受付部12は、依頼ユーザの端末20に対し、被依頼ユーザの利用グループへの招待が承諾されたことを通知する(S107)。
管理サーバ10の依頼受付部14は、読み聞かせの依頼を被依頼ユーザの端末30に通知する(S109)。
被依頼ユーザは、読み聞かせの依頼を承諾する(S110)。
管理サーバ10の依頼受付部14は、依頼ユーザの端末20に対し、依頼ユーザが読み聞かせてほしい絵本40を選択させる(S112)。
依頼ユーザは、依頼ユーザの端末20における画像表示部21に表示されている複数種類の絵本40の中から、被依頼ユーザに読み聞かせてほしい絵本40を選択する(S113)。
管理サーバ10の表示内容管理部17は、ページ識別情報およびシール識別情報に基づいて、絵本情報管理部16に記憶されている特定の絵本40の特定の文章情報を、被依頼ユーザの端末30に送信する(S115)。これにより、被依頼ユーザの端末30における画像表示部31には、文章情報が表示される(S116)。
また、管理サーバ10の効果音管理部18は、特定された効果音情報を依頼ユーザの端末20に送信する(S117)。これにより、依頼ユーザの端末20におけるスピーカ23から効果音情報による出力が行われる(S118)。
本実施形態の読み聞かせ支援システム1を用いることで、例えば、孫(依頼ユーザの一例)と、この孫の祖父母(被依頼ユーザの一例)とが互いに離れた場所に居住する場合であっても、祖父母は孫とコミュニケーションを図ることができる。また、例えば、孫の親は、絵本の読み聞かせを祖父母に依頼することで、絵本40の読み聞かせに必要な時間を、夕飯の支度などの他の用事を済ますために必要な時間に充てることができる。さらには、孫への読み聞かせの際に端末20から効果音を流すことで、孫が絵本に集中し易くなる。
次に、絵本40の読み聞かせ中において開かれている絵本40のページと、被依頼ユーザの端末30に表示される画像および出力される効果音との関係について説明する。図6(a)は、読み聞かせ中において開かれている絵本40および端末20を示した図であり、図6(b)は、被依頼ユーザの端末30の画像表示部31に表示される画像を示した図である。
文章情報51に示されている文章は、絵本40の3ページに記載されている文章72と内容が同じである。
ページ番号52には、絵本40の全ページのうち被依頼ユーザの端末30に表示されている文章情報51に対応付けられているページ番号が示されている。
また、依頼ユーザの端末20では、スピーカ23から効果音が出力されている。その一方で、被依頼ユーザの端末30ではスピーカ33(図1参照)から効果音は出力されない。
この場合、依頼ユーザと被依頼ユーザとが互いに離れた場所にいる場合であっても、依頼ユーザと被依頼ユーザとの絵本40の表示内容を通じたコミュニケーションが可能になる。
この場合、識別シール41を、複数種類の絵本40に共用することができる。
続いて、絵本40の読み聞かせ中における管理サーバ10の処理について説明する。
図7は、絵本40の読み聞かせ中における管理サーバ10の処理の流れを示したフローチャートである。
まず、表示内容管理部17は、絵本40の読取装置80からページ識別情報を取得したか否かを判定する(S201)。否定結果が継続している間、表示内容管理部17は、ステップ201の判定動作を繰り返す。
制限部19は、取得した識別情報から特定されるページに係る文章情報が、被依頼ユーザの端末30に表示されている文章情報51であるか否かを判定する(S202)。すなわち、制限部19は、識別情報から特定されるページに係る文章情報が、表示内容管理部17が被依頼ユーザの端末30に最後に送信した文章情報であるか否かを判定する。制限部19は、表示内容管理部17による文章情報51の送信履歴を参照することで、この判定を行う。ここで、「最後」とは、絵本40の読み聞かせが始まってから終了するまでの間における最後を意味する。
一方、ステップ202で否定結果が得られた場合、表示内容管理部17は、取得した識別情報から特定されるページに係る文章情報51を、被依頼ユーザの端末30に送信する(S204)。また、効果音管理部18は、特定した文章情報51に対応する効果音情報を、依頼ユーザの端末20に送信する(S205)。
この場合、被依頼ユーザの端末30の画像表示部31における表示内容が変わらないにもかかわらず、表示内容管理部17および送受信部11による送信処理や被依頼ユーザの端末30による表示制御処理、依頼ユーザの端末20による音声制御処理が行われることが抑制される。
続いて、本実施の形態の変形例について説明する。
図8は、依頼ユーザの端末20での効果音出力の時期例を説明するタイムチャートであり、(a)はその一例を示し、(b)は他の例を示す。
図8(a)に示す例では、被依頼ユーザの端末30での音声入力と関係付けて依頼ユーザの端末20における効果音出力時期を制御する。かかる制御は、管理サーバ10の効果音管理部18により行われる(図3参照)。
より詳細には、効果音管理部18は、被依頼ユーザの端末30に対して被依頼ユーザによる音声入力があった場合(読み聞かせが始まった場合)、予め定められた時間Taの経過後に依頼ユーザの端末20から効果音が出力されるように制御する。この時間Taは、0秒に設定することも考えられる。
このような制御により、依頼ユーザの端末20では、被依頼ユーザによる音声の出力と効果音の出力がほぼ同時期に開始されるようになり、依頼ユーザ側である孫が絵本に集中し易くなる。
このような制御により、被依頼ユーザが絵本40の電子情報を見ることができてから効果音が出力されるようになるので、孫が絵本40に注意を向けるようになり、その後被依頼ユーザの音声が端末20から出力され、絵本に集中し易くなる。
なお、被依頼ユーザの端末30での他の事象として、被依頼ユーザが読み聞かせを始めようとするときに端末30に対して予め定められた操作がされたこととしても良い。この予め定められた操作として、例えば、被依頼ユーザが読む部分をなぞる操作を挙げることができる。
図9(a)に示す第1態様例では、依頼ユーザの端末20が持つ1つのスピーカ23から、被依頼ユーザの音声および効果音が出力される場合を示す。
図9(b)に示す第2態様例では、依頼ユーザの端末20がスピーカ23として、スピーカ23aおよびスピーカ23bを備えるときには、一方のスピーカ23aから被依頼ユーザの音声が出力され、他方のスピーカ23bから効果音が出力される場合を示す。このように、依頼ユーザの端末20に、読み手の声とは独立して効果音を出力することにより、依頼ユーザは、被依頼ユーザの音声からより強い臨場感を得られる。
スピーカ23aは第1出力部の一例であり、スピーカ23bは第2出力部の一例である。なお、スピーカ23a,23bを、イヤホンにおける左右の出力部のそれぞれとする例でも良い。すなわち、例えばイヤホンの左側から読み手の声、右側は効果音が出力される場合である。
例えば、絵本40に対して識別子42が取り外し可能でなくてもよい。また、絵本40に識別子42が描かれていてもよい。複数種類の絵本40に共用可能な識別子42の代わりに一の絵本40に固有の識別子42が用いられる場合、この識別子42を読み取って生成されるページ識別情報やシール識別情報に、識別子42が設けられる絵本40の種類に関する情報が含まれてもよい。この場合、ページ識別情報やシール識別情報が管理サーバ10に取得されると、絵本40の種類が特定されるため、依頼ユーザが読み聞かせの対象としての絵本40を設定する必要がなくなる。
例えば、ユーザが絵本の読み聞かせを行う者としての読み聞かせ支援システム1の利用申請を行うことで、読み聞かせの依頼の対象となる被依頼ユーザが加わってもよい。この場合に、依頼ユーザは、自らが所属している利用グループ外の被依頼ユーザに対して読み聞かせを依頼してもよい。
例えば、絵本40に取り付けられている識別子42が読取装置に読み取られると、ページ識別情報やシール識別情報とともに、読み聞かせの依頼が管理サーバ10に送信されてもよい。この場合、依頼ユーザが、読み聞かせを依頼するためだけの操作を行う必要がなくなる。
また、絵本40が、依頼ユーザによる絵本40の選択や、読み聞かせを依頼する被依頼ユーザの指定を実行可能に設けられてもよい。さらに、絵本40に音声を出力可能な出力機器を設け、読み聞かせ中において被依頼ユーザの端末30から送信される音声が絵本40の出力機器から出力されてもよい。
すなわち、絵本の読み聞かせには依頼ユーザの端末20が用いられなくてもよい。
また、本実施形態では、絵本情報管理テーブルに、文章情報が2ページごとに管理されていることを説明したが、3ページ分以上の文章に係る文章情報が管理されてもよいし、2ページ分よりも少ない文章に係る文章情報が管理されてもよい。
例えば、管理サーバ10に、絵本40に描かれている絵や記載されている文章が、絵本40のページごとに記憶されていてもよい。そして、画像を認識可能な画像認識装置を用いて絵本40に描かれている絵や記載されている文章を画像認識し、認識した画像に関する情報が管理サーバ10に送信されてもよい。そして、管理サーバ10は、取得した情報から特定される絵や文章と、管理サーバ10に記憶されている絵や文章とを比較することで、画像認識装置に認識された画像が表示されている絵本40のページを特定してもよい。この場合に、画像認識装置から管理サーバ10に送信される情報は、開かれている絵本40に表示されている表示内容を識別するための情報として捉えられる。
例えば、依頼ユーザの端末20や被依頼ユーザの端末30が管理サーバ10の機能を有してもよい。言い換えると、依頼ユーザの端末20や被依頼ユーザの端末30が、管理サーバ10の送受信部11、利用受付部12、利用者管理部13、依頼受付部14、通信制御部15、絵本情報管理部16、表示内容管理部17、制限部19等の機能を備えることとしてもよい。
Claims (9)
- 媒体の表示内容を識別するための何れかの情報を取得する取得手段と、
取得した前記情報を基に、当該情報に関する情報を、前記媒体側のユーザとは異なる他のユーザの端末に対して出力する出力手段と、
複数の媒体の表示内容に対応した複数の効果音情報を記憶する記憶手段と、
取得した前記情報により識別された前記媒体の表示内容に対応する前記効果音情報を前記記憶手段から読み出す読み出し手段と、
読み出された効果音情報を前記媒体側のユーザの端末から出力する効果音情報出力手段と、
を備えた、コミュニケーションシステム。 - 前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末での事象のタイミングとの関係で、前記読み出された効果音情報を前記媒体側のユーザの端末に出力することを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
- 前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に音声が入力されたタイミングとの関係で、前記読み出された効果音情報を前記媒体側のユーザの端末に出力することを特徴とする請求項2に記載のコミュニケーションシステム。
- 前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に前記媒体の表示内容の電子情報が表示されるタイミングとの関係で、前記読み出された効果音情報を当該媒体側のユーザの端末に出力することを特徴とする請求項2に記載のコミュニケーションシステム。
- 前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に入力された音声を第1出力部から出力し、前記読み出された効果音情報を当該第1出力部とは異なる第2出力部から出力することを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
- 前記効果音情報出力手段は、前記他のユーザの端末に入力された音声を出力する出力部から前記読み出された効果音情報を出力することを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
- 前記効果音情報出力手段は、前記読み出された効果音情報の音量を前記他のユーザの端末に入力された音声を出力する場合と出力しない場合とで変更することを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
- 媒体の表示内容を識別するための何れかの情報を取得し、
取得した前記情報を基に、当該情報に関する情報を、前記媒体側のユーザとは異なる他のユーザの端末に対して出力し、
複数の媒体の表示内容に対応した複数の効果音情報を記憶し、
取得した前記情報により識別された前記媒体の表示内容に対応する前記効果音情報を読み出し、
読み出された効果音情報を出力する、情報処理装置。 - コンピュータに、
媒体の表示内容を識別するための何れかの情報を取得する取得機能と、
取得した前記情報を基に、当該情報に関する情報を、前記媒体側のユーザとは異なる他のユーザの端末に対して出力する出力機能と、
複数の媒体の表示内容に対応した複数の効果音情報を記憶する記憶機能と、
取得した前記情報により識別された前記媒体の表示内容に対応する前記効果音情報を前記記憶機能から読み出す読み出し機能と、
読み出された効果音情報を前記媒体側のユーザの端末から出力する効果音情報出力機能と、
を実現させるための、プログラム。
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