JP2008310618A - Web会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法 - Google Patents

Web会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが気づいていないWeb会議を特定してその参加者とコミュニケーションをとることにより、情報の連鎖的拡大を図ること。
【解決手段】Web会議支援装置103は、所定時間経過や画面遷移入力などの画面更新指示があるまで待ち受け、画面遷移指示があると、取得部1001により、ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する。つぎに、特定部1002により、取得属性情報に関連する情報を有する録画会議データファイルを特定し、作成部1003により、関連録画会議データファイルへのリンク情報と新規なWeb会議の開始コマンドを作成する。そして、生成部1004により、リンク情報および開始コマンドが埋め込まれたWebページ情報を生成し、ユーザの端末装置120にWebページ情報を送信する。これにより、関連録画会議データファイルから派生した新規なWeb会議を開催することができる。
【選択図】図10

Description

この発明は、端末装置間でおこなわれるWeb会議システムによるWeb会議を支援するWeb会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法に関する。
従来から、各所に点在するユーザがネットワーク上で会議をおこなうことができるWeb会議システムが提案されている(たとえば、下記特許文献1を参照。)。このようなWeb会議システムにおいては、各ユーザは、その端末装置を介してチャットをおこなったり、インタラクティブボードに自由に書き込みができたり、音声での会話もおこなうことができる。また、端末装置にカメラを設置しておくことにより、各ユーザの映像も他のユーザの端末装置の画面に表示することができる。このWeb会議の内容は記録され、Web会議システムにアクセスすることで、再生することができる。
特開2003−85111号公報
しかしながら、ビデオ会議などの録画ファイルをブログサーバなどの情報発信装置にて記事(Webページ情報)にする場合、人の判断により他の記事や他の録画ファイルとの関連付けを作成する必要がある。また会議の録画ファイルのようなマルチメディアデータでは、その会議データを人が逐次再生するなどして、人自身での内容の把握・関連付けをおこなう必要がある。そのため、会議の録画ファイルのようなマルチメディアデータを含む関連性を持った記事の作成は、投稿する人自身の主観的な関連付けに強く依存するため客観的な関連を求めることが困難であるという問題があった。
また、このようにして投稿された記事に興味を持ったユーザが、その記事に関連する人たちとコミュニケーションを取りたいといった場合には、自身で関連する人たちを検索し、別途電話によるコールやメール送信といったアクションを起こす必要がある。
このように、Web会議の録画ファイルのようなマルチメディアデータコンテンツは投稿者の主観によるライブラリ化が行われるにとどまり、ライブラリ化されたコンテンツを起点とした新たなコミュニケーションは分離されたものとなってしまっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ユーザが気づいていないWeb会議を特定してその参加者とコミュニケーションをとることにより、情報の連鎖的拡大を図ることができるWeb会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、第1の発明にかかるWeb会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法は、ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得し、Web会議の録画会議データファイルの集合の中から、取得された属性情報に関連する情報を有する関連録画会議データファイルを特定し、特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成し、作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、前記関連録画会議データファイルおよび前記新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成し、生成されたWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信することを特徴とする。
また、上記発明において、前記ユーザの端末装置において画面遷移が検出される都度、前記ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得することとしてもよい。また、所定時間が経過する都度、前記ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得することとしてもよい。また、録画済のWeb会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有し、かつ前記ユーザが閲覧権限のある関連録画会議データファイルを特定することとしてもよい。また、録画済のWeb会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有し、かつ閲覧期限満了前の関連録画会議データファイルを特定することとしてもよい。
これらの発明によれば、ユーザが意識しなくても、ユーザに関連性があるにもかかわらずユーザが気が付かない関連録画会議データファイルをユーザに提示したり、関連録画会議データファイルの参加者とコミュニケーションをとる契機を作ることができる。また、閲覧権限や閲覧期限が設定されていると限られたユーザとのコミュニケーションをとる契機を作ることができる。
また、第2の発明にかかるWeb会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法は、Web会議の選択が受け付け可能なWebページ情報が送信された結果、ユーザの端末装置に表示されているWeb画面から選択された録画会議データファイルが再生されることにより、当該録画会議データファイルにおける前記ユーザによる閲覧履歴の更新を検出し、閲覧履歴の更新が検出された録画会議データファイルに関するWeb会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを作成し、作成された開始コマンドに基づいて、前記新規なWeb会議の開催通知を前記参加者の端末装置に送信することを特徴とする。
また、上記発明において、前記開催通知が送信された場合、前記Webページ情報に、当該開催通知が送信されたことをあらわす内容を追加したあらたなWebページ情報を生成し、生成されたあらたなWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信することとしてもよい。
これらの発明によれば、ユーザにより閲覧された録画会議データファイルの参加者が、当該ユーザが閲覧したことを知ることができるため、当該ユーザと当該参加者との新規なWeb会議についてあらかじめ準備ができるなど、をWeb会議をスムーズに進行することができる。
本発明にかかるWeb会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法によれば、ユーザが気づいていないWeb会議を特定してその参加者とコミュニケーションをとることにより、情報の連鎖的拡大を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるWeb会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(Web会議システムのシステム構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるWeb会議システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるWeb会議システムのシステム構成図である。Web会議システム100は、インターネットなどのネットワーク110を介して端末装置120と交信可能に接続されており、端末装置120間でWeb会議をおこなうことができる。
端末装置120は、各ユーザがWeb会議に使用するコンピュータ装置であり、メッセンジャークライアントや会議クライアント、Webブラウザがインストールされている。メッセンジャークライアントとは、端末装置120のユーザの状況をあらわすプレゼンス情報(たとえば、「在席」、「会議中」、「離席」)を表示するアプリケーションである。メッセンジャークライアントを起動することで、Web会議の参加者となるユーザの端末装置120の画面に、プレゼンス情報が表示される。また、会議クライアントとは、Web会議をおこなうアプリケーションである。会議クライアントを起動することにより、Web会議の参加者となるユーザの端末装置120の画面に、会議画面が表示される。WebブラウザはWebページ情報を解析してその内容を画面表示するアプリケーションである。
Web会議システム100は、プレゼンス管理装置101と、会議サービス装置102と、本発明の特徴部分であるWeb会議支援装置103と、が交信可能に接続されて構成されている。プレゼンス管理装置101は、全ユーザのプレゼンス情報を管理するサーバである。また、会議サービス装置102は、Web会議の開催要求が受け付けられると、Web会議を開催するサーバである。
また、会議サービス装置102は、すでにおこなわれたWeb会議を録画した録画会議データファイル群を記憶する会議DB104を備えている。したがって、端末装置120からあるWeb会議に関する録画会議データファイルの再生指示を受け付けると、その端末装置120に対しそのWeb会議を再生する。
また、Web会議支援装置103は、ユーザの属性情報を記憶したユーザDB105を備えており、プレゼンス管理装置101と会議サービス装置102と連携することで、端末装置120にWebページ情報を配信するサーバである。Web会議支援装置103は、あるルールベースにしたがって、ユーザが参加するWeb会議に関連するWeb会議を特定してユーザに通知する役割を果たす。Web会議支援装置103の詳細な処理については後述する。
なお、上述したプレゼンス管理装置101、会議サービス装置102、およびWeb会議支援装置103は、別々のサーバとして構成することとしているが、いずれか2つのサーバの機能を1台のサーバに集約してもよく、すべてのサーバの機能を1台のサーバに集約してもよい。
(サーバ101〜103および端末装置120のハードウェア構成)
つぎに、上述したサーバ101〜103および端末装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、上述したサーバ101〜103および端末装置120のハードウェア構成を示す説明図である。
図2において、サーバ101〜103および端末装置120は、コンピュータ本体210と、入力装置220と、出力装置230と、から構成されており、不図示のルータやモデムを介してLAN,WANやインターネットなどのネットワーク110に接続可能である。
コンピュータ本体210は、CPU,記憶装置,インターフェースを有する。CPUは、サーバおよび端末装置120の全体の制御を司る。記憶装置は、ROM,RAM,HD,光ディスク211,フラッシュメモリから構成される。RAMはCPUのワークエリアとして使用される。
また、記憶装置には各種プログラムが格納されており、CPUからの命令に応じてロードされる。HDおよび光ディスク211はディスクドライブによりデータのリード/ライトが制御される。また、光ディスク211およびフラッシュメモリはコンピュータ本体210に対し着脱自在である。インターフェースは、入力装置220からの入力、出力装置230への出力、ネットワーク110に対する送受信の制御をおこなう。
また、入力装置220としては、キーボード221、マウス222、スキャナ223などがある。キーボード221は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式であってもよい。マウス222は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。スキャナ223は、画像を光学的に読み取る。読み取られた画像は画像データとして取り込まれ、コンピュータ本体210内の記憶装置に格納される。なお、スキャナ223にOCR機能を持たせてもよい。
また、出力装置230としては、ディスプレイ231、プリンタ232、スピーカ233などがある。ディスプレイ231は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。また、プリンタ232は、画像データや文書データを印刷する。またスピーカ233は、効果音や読み上げ音などの音声を出力する。
(録画会議データファイル)
つぎに、録画会議データファイルのデータ構成について説明する。図3は、録画会議データファイルのデータ構成を示す説明図である。図3において、録画会議データファイルFは、会議付加情報301と録画会議データ302とから構成されている。会議付加情報301は、たとえば、構造化テキスト(XML)形式であり、そのWeb会議のタイトル、キーワード、議長(講演者)、参加者、参加者入退出情報、開催日時情報、閲覧権限、閲覧許可期限、閲覧履歴、会議内容(たとえば、資料、チャット内容、画面/アプリ共有データ)が記述されている。録画会議データ302は、バイナリ形式のデータであり、Web会議の内容を再生することができるコンテンツデータである。録画会議データファイルは、会議サービス装置102の会議DB104に記憶されている。
図4−1および図4−2は、録画会議データファイルFの会議付加情報301の一例を示す説明図である。図4−1は、「経済原論(1)」というWeb会議(講義)に関する録画会議データファイルF1を示している。また、図4−2は、「金融政策における為替誘導と内外価格差」というWeb会議(講義)に関する録画会議データファイルF2を示している。
図5は、会議DB104の参照テーブルを示す説明図である。参照テーブル500は、録画会議データファイルFのファイル名と会議DB104内の格納場所を特定するURLとが関連付けられている。この参照テーブル500により、録画会議データファイルFのファイル名を指定することにより、対応するURLを手掛かりとして、その録画会議データファイルFを呼び出すことができる。
(端末装置120における画面表示例)
つぎに、端末装置120における画面表示例について説明する。図6は、端末装置120における画面表示例を示す説明図である。図6において、表示画面600には、メッセンジャークライアントによるプレゼンス画面601、会議クライアントによる会議画面602、WebブラウザによるWeb画面603が表示されている。プレゼンス画面601には、ユーザの状況がリアルタイムに表示されている。会議画面602の詳細については図7で説明する。Web画面603の詳細については図8で説明する。
図7は、会議画面602の一例を示す説明図である。会議画面602は、インタラクティブ領域701と、参加者情報の表示領域702と、チャット領域703と、を備えている。インタラクティブ領域701は、資料をアップロードしたり、文字や図形を書き込むことができる領域である。参加者情報の表示領域702は、Web会議に参加しているユーザ情報を表示する領域である。チャット領域703は、参加者間でチャットをおこなう領域である。
図8は、Web画面603の一例を示す説明図である。このWeb画面603では、ユーザXのスケジュールを表示している。ここでは、例として、ユーザXはWeb会議として「経済原論(1)」を受講している学生であり、講演者Aは先生である。この日(5月17日)は、13:15−15:00に「経済原論(1)」の受講予定がある。「経済原論(1)」の文字列にはリンク情報が埋め込まれており、「経済原論(1)」をクリックすると、そのURLが会議サービス装置102に送信され、「経済原論(1)」の録画会議データファイルF1が会議画面602により再生される。
また、Web画面603には、関連する講義がリストアップされている。関連する講義とは、元となるWeb会議(ここでは、「経済原論(1)」)に関連するWeb会議であり、Web会議支援装置103におけるルールベースにより自動的に関連付けられたWeb会議である。この関連する会議の文字列にもリンク情報が埋め込まれており、たとえば、「金融政策における為替誘導と内外価格差」をクリックすると、そのURLが会議サービス装置102に送信され、「金融政策における為替誘導と内外価格差」の録画会議データファイルF2が会議画面602により再生される。
(ユーザDB105の記憶内容)
つぎに、ユーザDB105の記憶内容について説明する。図9は、ユーザDB105の記憶内容を示す説明図である。ユーザDB105は、ユーザごとに、ユーザ名、グローバルグループ、e−mailアドレス、パスワード、履修科目が記憶されている。ユーザ名は、ユーザを特定する名称であり、氏名でもよく、ハンドル名でもよい。グローバルグループはユーザが属するグループである。Web会議においてはグループ単位で閲覧制限を設ける場合もあるため、閲覧制限をかける場合には、このグローバルグループをチェックすることとなる。
e−mailアドレスは、Web会議のチャットで使用可能なアドレスである。また、パスワードは、Web画面においてユーザがログインする際に必要なパスワードである。また、履修科目は、ユーザが受講する講義(Web会議)の一覧であり、ユーザ固有の属性情報として扱われる。
(Web会議支援装置103の機能的構成1)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援装置103の機能的構成1について説明する。図10は、この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援装置103の機能的構成1を示すブロック図である。図10において、Web会議支援装置103は、取得部1001と、特定部1002と、作成部1003と、生成部1004と、送信部1005と、から構成されている。
これら各機能1001〜1005は、メモリに格納された当該機能に関するプログラムをCPUに実行させることにより、当該機能を実現することができる。また、各機能からの出力データはメモリに保持される。また、図10中矢印で示した接続先の機能は、接続元の機能からの出力データをメモリから読み込んで、当該機能に関するプログラムをCPUに実行させる。
まず、取得部1001は、ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する機能を有する。ここで、属性情報とは、ユーザDB105に記憶されているユーザ固有の情報であり、図9に示したユーザDB105では、講義リストが相当する。取得される属性情報は、その属性情報を示すすべての文字列でもよく、一部の文字列でもよい。
たとえば、「経済原論(1)」の場合、「経済原論(1)」をそのまま取得してもよく、「経済原論」を取得してもよい。また、「経済」や「原論」といった意味のある単語を切り出すこととしてもよい。
また、取得するタイミングは、所定時間が経過する都度、再取得する構成としてもよく、Web画面603の画面遷移する都度、再取得する構成としてもよい。これにより、ユーザが意図しなくても、属性情報をランダムに変更することができる。
また、特定部1002は、Web会議の録画会議データファイルFの集合(会議DB104)の中から、取得部1001によって取得された属性情報に関連する情報を有する録画会議データファイル(以下、「関連録画会議データファイル」)を特定する機能を有する。
また、特定元となる会議DB104を所定のルールベースにより制限することとしてもよい。たとえば、ユーザが再生したことがない録画会議データファイルFを特定元となる録画会議データファイルFの集合としてもよく、また、所定回数以上の閲覧履歴がある録画会議データファイルFを特定元となる録画会議データファイルFの集合としてもよい。さらに、そのユーザが閲覧権限を有する録画会議データファイルFや閲覧期限満了前の録画会議データファイルFを特定元となる録画会議データファイルFの集合としてもよい。
ここで、関連録画会議データファイルについて説明する。関連録画会議データファイルとは、取得された属性情報に関連する情報を有する録画会議データファイルFである。具体的には、取得された属性情報に関連する情報が、会議付加情報301に含まれている場合、関連録画会議データファイルとなる。
図11−1および図11−2は、関連録画会議データファイルの特定例を示す説明図である。ここでは、取得された属性情報が「経済原論」である場合について説明する。図11−1では、会議内容の資料に属性情報である「経済原論」が含まれている録画会議データファイルF3を、録画会議データファイルF1に対する関連録画会議データファイルとしている。また、図11−2では、チャットの内容に属性情報である「経済原論」が含まれている録画会議データファイルF4を、録画会議データファイルF1に対する関連録画会議データファイルとしている。
また、特定部1002は、関連録画会議データファイルを特定する場合、会議DB104の録画会議データファイルFの会議付加情報301をチェックすることとしてもよいが、一度特定された関連録画データファイルFを、関連情報テーブルにより関連付けておくこととしてもよい。
図12は、関連情報テーブルを示す説明図である。図12において、関連情報テーブル1200はユーザごとに用意されている。関連情報テーブル1200は、講義リストのWeb会議ごとに、属性情報と関連録画会議データファイルおよびそのURLとが関連付けられている。たとえば、図11−1および図11−2に示したように、属性情報を「経済原論」とした場合、関連録画会議データファイルF3,F4が得られる。したがって、その後、「経済原論」が属性情報となった場合、会議サービス装置102にアクセスせずに関連録画会議データファイルF3,F4を特定することができる。これにより、特定処理の高速化を図ることができる。
また、関連録画会議データファイルF3,F4の特定後、再度「経済原論」が属性情報となった場合、関連録画会議データファイルF3,F4はこの関連情報テーブル1200により特定されるため、それ以外の録画会議データファイルFについては、会議DB104の録画会議データファイルFの会議付加情報301をサーチすることで、あらたな録画会議データファイルFを特定することもできる。これにより特定処理の高速化を図るとともに、関連録画会議データファイルの網羅性の向上を図ることができる。
また、作成部1003は、特定部1002によって特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報(URL)と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者とユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成する機能を有する。
具体的には、関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報は、参照テーブル500や関連情報テーブル1200を参照することにより、URLとして取得することができる。また、関連録画会議データファイルの会議付加情報301を参照することにより、関連録画会議データファイルの参加者を特定することができるため、これらの参加者とのあらたなWeb会議を立ち上げるための開始コマンドを設定する。この開始コマンドは、会議サービス装置102に送信されると、新規なWeb会議が立ち上がることとなる。
また、生成部1004は、作成部1003によって作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、関連録画会議データファイルおよび新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成する機能を有する。具体的には、Webブラウザにより解析可能な構造化テキスト形式のデータとしてWebページ情報を生成する。
また、送信部1005は、生成部1004によって生成されたWebページ情報をユーザの端末装置120に送信する機能を有する。このWebページ情報がユーザの端末装置120に送信されることにより、ユーザの端末装置120ではWebブラウザにより、図8に示したWeb画面603が表示される。この場合、図8では関連録画会議データファイルを示すWeb会議として、「金融政策における為替誘導と内外価格差」、「<実践>思考技術」、「経済学履修学生フリーディスカッション」という文字列に、それぞれの関連録画会議データファイルにアクセスするURLが埋め込まれている。したがって、当該文字列をクリックすることで関連録画会議データファイルが再生される。
また、図8においては、開始コマンドは、関連録画会議データファイルを示すWeb会議ごとに付加されている「⇒参加者への質問(会議参加)」という文字列に、それぞれの参加者が参加可能な新規なWeb会議の開始コマンドが埋め込まれている。したがって、当該文字列をクリックすることで会議クライアントが起動して、該当する参加者とWeb会議をおこなうことができる。
(関連情報テーブル1200の更新処理手順)
つぎに、関連情報テーブル1200の更新処理手順について説明する。図13は、関連情報テーブル1200の更新処理手順を示すフローチャートである。図13において、まず、更新するか否かを判断する(ステップS1301)。この判断は、所定時間経過するか否かにより判断することとしてもよい。
更新しない場合(ステップS1301:No)、更新開始まで待ち受ける。更新する場合(ステップS1301:Yes)、更新が未処理のユーザがいるか否かを判断する(ステップS1302)。未処理のユーザがいない場合(ステップS1302:No)、ステップS1301に戻る。一方、未処理のユーザがいる場合(ステップS1302:Yes)、そのユーザの未処理の属性情報があるか否かを判断する(ステップS1303)。
未処理の属性情報がない場合(ステップS1303:No)、ステップS1302に戻る。一方、未処理の属性情報がある場合(ステップS1303:Yes)、取得部1001により、ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する(ステップS1304)。そして、特定部1002により、取得属性情報に関連する情報を有する録画会議データファイルを特定して(ステップS1305)、取得属性情報と関連録画会議データファイル(のURL)とを関連付ける(ステップS1306)。これにより、関連情報テーブル1200が更新されることとなる。
(Web会議支援処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援処理手順について説明する。図14は、この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援処理手順を示すフローチャートである。図14において、所定時間経過や画面遷移入力などの画面更新指示があるまで待ち受け(ステップS1401:No)、画面遷移指示があった場合(ステップS1401:Yes)、取得部1001により、ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する(ステップS1402)。
つぎに、特定部1002により、取得属性情報に関連する情報を有する録画会議データファイルを特定し(ステップS1403)、作成部1003により、関連録画会議データファイルへのリンク情報と新規なWeb会議の開始コマンドを作成する(ステップS1404)。そして、生成部1004により、リンク情報および開始コマンドが埋め込まれたWebページ情報を生成し(ステップS1405)、ユーザの端末装置120にWebページ情報を送信する(ステップS1406)。これにより、関連録画会議データファイルから派生した新規なWeb会議を開催することができる。
なお、上述したように、特定部1002では、閲覧権限や閲覧期限によって特定元の録画会議データファイルをフィルタリングすることができる。図15は、閲覧権限および閲覧期限を有する録画会議データファイルを示す説明図である。特定部1002により、図15に示した録画会議データファイルF1’が関連録画会議データファイルになったとすると、この関連Web会議から派生する新規なWeb会議も閲覧権限を有するユーザのみが閲覧期限満了前にのみ参加できることとなる。
したがって、この場合、ユーザXは、グローバルグループG1に所属しているため、生成部1004により生成されたWebページ情報は、グローバルグループG1の所属していないユーザYの端末装置120に送信されない。図16は、グローバルグループG1の所属していないユーザYの端末装置120の表示画面1600を示す説明図である。一方、グローバルグループG1に所属しているユーザXの端末装置120には送信される。図17は、グローバルグループG1の所属しているユーザXの端末装置120の表示画面1700を示す説明図である。
これにより、関連録画会議データファイルに閲覧制限がある場合、このWeb会議から派生する新規なWeb会議にも同一の閲覧制限が自動設定されることとなり、セキュリティの向上を図ることができる。
また、上述した実施の形態では、ユーザの属性情報をキーとして関連Web会議データファイルを特定し、その参加者との新規なWeb会議を開催するためのWebページ情報を生成してユーザに送信することとしているが、ユーザが録画会議データファイルを再生することにより、その参加者(特に講演者)の端末装置120に、当該ユーザが再生したことを通知し、その通知した旨を当該ユーザの端末装置120にも通知する構成としてもよい。
(Web会議支援装置103の機能的構成2)
図18は、この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援装置の機能的構成2を示すブロック図である。図18において、Web会議支援装置103は、検出部1801と、作成部1802と、送信部1803と、生成部1804と、から構成されている。
これら各機能1801〜1804は、メモリに格納された当該機能に関するプログラムをCPUに実行させることにより、当該機能を実現することができる。また、各機能からの出力データはメモリに保持される。また、図18中矢印で示した接続先の機能は、接続元の機能からの出力データをメモリから読み込んで、当該機能に関するプログラムをCPUに実行させる。
まず、検出部1801は、Web会議の選択が受け付け可能なWebページ情報が送信された結果、ユーザの端末装置120に表示されているWeb画面603から選択された録画会議データファイルが再生されることにより、当該録画会議データファイルにおけるユーザによる閲覧履歴の更新を検出する機能を有する。具体的には、たとえば、ユーザXの端末装置120に図8に示したWeb画面603が表示されている場合、ユーザXが「経済原論(1)」をクリックすると、会議クライアントが立ち上がって、「経済原論(1)」の録画会議データファイルが再生される。
この録画会議データファイルの再生が終了すると、その会議付加情報301の閲覧履歴が会議サービス装置102により更新される。会議サービス装置102において更新が完了するとそのコマンドがWeb会議支援装置103に送られるため、閲覧履歴の更新を検出することができる。
また、作成部1802は、検出部1801によって閲覧履歴の更新が検出された録画会議データファイルに関するWeb会議の参加者とユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを作成する機能を有する。具体的には、更新が検出された録画会議データファイルの会議付加情報301から参加者を特定し、当該参加者とユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを設定する。
また、送信部1803は、作成部1802によって作成された開始コマンドに基づいて、新規なWeb会議の開催通知を参加者の端末装置120に送信する機能を有する。具体的には、開始コマンドを会議サービス装置102に送信することで、会議サービス装置102がプレゼンス管理装置101と連携して、プレゼンス管理装置101から参加者の端末装置120に開催通知が送信されることとなる。参加者の端末装置120は、開催通知を受信するとメッセンジャークライアントによりプレゼンス画面が更新される。
図19は、開催通知を受信したときのプレゼンス画面を示す説明図である。図19は、参加者であるユーザAのプレゼンス画面を示している。このプレゼンス画面1900では、ユーザAについて、「イベント通知:ユーザXからのお問い合わせ」という開催通知を示す文字列が表示されることとなる。この文字列をクリックすることで、会議サービス装置102と接続され、ユーザXとの新規なWeb会議に参加することができる。
図20は、開催通知送信後の主催者であるユーザXのプレゼンス画面を示す説明図である。図20では、プレゼンス画面2000は、プレゼンス管理装置101により、ユーザAについて、「お問い合わせ受付中・・・」というプレゼンス情報に更新される。このあと、ユーザAがWeb会議に参加すると、「会議中」というプレゼンス情報に更新される。
また、生成部1804は、送信部1803によってイベント通知が送信された場合、Webページ情報に、当該開始コマンドが送信されたことをあらわす内容を追加したあらたなWebページ情報を生成する機能を有する。具体的には、開始コマンドをプレゼンス管理装置101に送信すると、生成部1804は、その旨を示す文字列をWebページ情報に追加する。そして、追加後のあらたなWebページ情報をユーザXの端末装置120に送信することで、ユーザXのWeb画面603が更新される。
図21は、図10に示したWeb画面603の更新後のあらたなWeb画面を示す説明図である。図21において、更新後のWeb画面2100では、再生した「経済原論(1)」の文字列の下に、ユーザAにWeb会議の開催通知を送信したことを示す文字列「ユーザAにイベント通知されました」が追加されている。
つぎに、Web会議支援装置103の機能的構成2におけるWeb会議支援処理手順について説明する。図22は、Web会議支援装置103の機能的構成2におけるWeb会議支援処理手順を示すフローチャートである。
図22において、まず、検出部1801により、Web画面603のファイル名をクリックすることでユーザにより録画会議データファイルが再生された場合、閲覧履歴の更新が検出されるまで待ち受け(ステップS2201:No)、更新が検出されると(ステップS2201:Yes)、閲覧履歴が更新された録画会議データファイルの会議付加情報301からその参加者を特定する(ステップS2202)。
つぎに、作成部1802により、録画会議データファイルを再生したユーザとその参加者との新規なWeb会議の開始コマンドを作成する(ステップS2203)。そして、送信部1803により、この開始コマンドに基づいて、開催通知を参加者の端末装置120に送信する(ステップS2204)。
このあと、開催通知を送信したことを示す文字列を、ユーザに送信済みのWebページ情報に追加することで、Webページ情報を更新する(ステップS2205)。最後に、更新後のWebページ情報をユーザの端末装置120に送信する(ステップS2206)ことで、ユーザのWeb画面2100が更新される。したがって、開催通知が送信されたことがわかることとなる。
このように、上述した実施の形態では、Web会議支援装置103がユーザの属性情報と録画会議データファイルとの関連性を導き出し、新しい記事(Webページ情報)としてユーザに送信する。これにより、ユーザが受講しているWeb会議とこれまで気付かなかったようなWeb会議との客観的な関連性を抽出できるようになる。
さらに、新しく関連付けされた記事には新たなWeb会議をおこなうためのイベント通知をおこなう開始コマンドが組み込まれ、興味を持ったユーザから関連するユーザへの問い合わせをWeb会議やビデオメールのような形式で相手に伝えることができるようになる。このようにして、効果的な情報の連鎖を自動生成できるようになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、Web会議支援装置103が、リアルタイムコラボレーション装置(プレゼンス管理装置101および会議サービス装置102)に蓄えられた録画会議データファイルの中から、ユーザと関連性のある録画会議データファイルを特定し、関連録画会議データファイルの参加者との新規なWeb会議を開催することができる記事(Webページ情報)を自動生成することができる。これにより、蓄積された録画会議データファイルFの有効活用を実現することができる。また、適切な閲覧権限や閲覧期限を付与することが可能で、著作権保護の機能を実現することも可能である。
このように、人(ユーザ)が気付かなかった記事間の関連を導き出すことは、ビジネスブログなどの情報発信装置に適用した場合、効果的な商品戦略の立案、マーケティング活動、広告配信などに結び付けることができ、極めて有用である。
なお、本実施の形態で説明したWeb会議支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワーク110を介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)コンピュータを、
ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する取得手段、
Web会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有する関連録画会議データファイルを特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成する作成手段、
前記作成手段によって作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、前記関連録画会議データファイルおよび前記新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成する生成手段、
前記生成手段によって生成されたWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信する送信手段、
として機能させることを特徴とするWeb会議支援プログラム。
(付記2)前記取得手段は、
前記ユーザの端末装置において画面遷移が検出される都度、前記ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得することを特徴とする付記1に記載のWeb会議支援プログラム。
(付記3)前記取得手段は、
所定時間が経過する都度、前記ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得することを特徴とする付記1に記載のWeb会議支援プログラム。
(付記4)前記特定手段は、
録画済のWeb会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有し、かつ前記ユーザが閲覧権限のある関連録画会議データファイルを特定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のWeb会議支援プログラム。
(付記5)前記特定手段は、
録画済のWeb会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有し、かつ閲覧期限満了前の関連録画会議データファイルを特定することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のWeb会議支援プログラム。
(付記6)コンピュータを、
Web会議の選択が受け付け可能なWebページ情報が送信された結果、ユーザの端末装置に表示されているWeb画面から選択された録画会議データファイルが再生されることにより、当該録画会議データファイルにおける前記ユーザによる閲覧履歴の更新を検出する検出手段、
前記検出手段によって閲覧履歴の更新が検出された録画会議データファイルに関するWeb会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを作成する作成手段、
前記作成手段によって作成された開始コマンドに基づいて、前記新規なWeb会議の開催通知を前記参加者の端末装置に送信する送信手段、
として機能させることを特徴とするWeb会議支援プログラム。
(付記7)前記コンピュータを、
前記送信手段によって前記開催通知が送信された場合、前記Webページ情報に、当該開催通知が送信されたことをあらわす内容を追加したあらたなWebページ情報を生成する生成手段として機能させ、
前記送信手段は、
前記生成手段によって生成されたあらたなWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信することを特徴とする付記6に記載のWeb会議支援プログラム。
(付記8)付記1〜付記7のいずれか一つに記載のWeb会議支援プログラムを記録した前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
(付記9)ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する取得手段と、
Web会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有する関連録画会議データファイルを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成する作成手段と、
前記作成手段によって作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、前記関連録画会議データファイルおよび前記新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成されたWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするWeb会議支援装置。
(付記10)Web会議の選択が受け付け可能なWebページ情報が送信された結果、ユーザの端末装置に表示されているWeb画面から選択された録画会議データファイルが再生されることにより、当該録画会議データファイルにおける前記ユーザによる閲覧履歴の更新を検出する検出手段と、
前記検出手段によって閲覧履歴の更新が検出された録画会議データファイルに関するWeb会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを作成する作成手段と、
前記作成手段によって作成された開始コマンドに基づいて、前記新規なWeb会議の開催通知を前記参加者の端末装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするWeb会議支援装置。
(付記11)ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する取得工程と、
Web会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得工程によって取得された属性情報に関連する情報を有する関連録画会議データファイルを特定する特定工程と、
前記特定工程によって特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成する作成工程と、
前記作成工程によって作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、前記関連録画会議データファイルおよび前記新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成する生成工程と、
前記生成工程によって生成されたWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信する送信工程と、
を含んだことを特徴とするWeb会議支援方法。
(付記12)Web会議の選択が受け付け可能なWebページ情報が送信された結果、ユーザの端末方法に表示されているWeb画面から選択された録画会議データファイルが再生されることにより、当該録画会議データファイルにおける前記ユーザによる閲覧履歴の更新を検出する検出工程と、
前記検出工程によって閲覧履歴の更新が検出された録画会議データファイルに関するWeb会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを作成する作成工程と、
前記作成工程によって作成された開始コマンドに基づいて、前記新規なWeb会議の開催通知を前記参加者の端末装置に送信する送信工程と、
を含んだことを特徴とするWeb会議支援方法。
以上のように、本発明にかかるWeb会議支援プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、Web会議支援装置、およびWeb会議支援方法は、社内ミーティングや教育機関での講義などのWeb会議に有用である。
この発明の実施の形態にかかるWeb会議システムのシステム構成図である。 サーバおよび端末装置のハードウェア構成を示す説明図である。 録画会議データファイルのデータ構成を示す説明図である。 録画会議データファイルの会議付加情報の一例を示す説明図(その1)である。 録画会議データファイルの会議付加情報の一例を示す説明図(その2)である。 会議DBの参照テーブルを示す説明図である。 端末装置における画面表示例を示す説明図である。 会議画面の一例を示す説明図である。 Web画面の一例を示す説明図である。 ユーザDBの記憶内容を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援装置の機能的構成1を示すブロック図である。 関連録画会議データファイルの特定例を示す説明図(その1)である。 関連録画会議データファイルの特定例を示す説明図(その2)である。 関連情報テーブルを示す説明図である。 関連情報テーブルの更新処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援処理手順を示すフローチャートである。 閲覧権限および閲覧期限を有する録画会議データファイルを示す説明図である。 グローバルグループG1の所属していないユーザYの端末装置の表示画面を示す説明図である。 グローバルグループG1の所属しているユーザXの端末装置の表示画面を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかるWeb会議支援装置の機能的構成2を示すブロック図である。 開催通知を受信したときのプレゼンス画面を示す説明図である。 開催通知送信後の主催者であるユーザXのプレゼンス画面を示す説明図である。 図10に示したWeb画面の更新後のあらたなWeb画面を示す説明図である。 Web会議支援装置の機能的構成2におけるWeb会議支援処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 会議システム
101 プレゼンス管理装置
102 会議サービス装置
103 会議支援装置
120 端末装置
1001 取得部
1002 特定部
1003,1802 作成部
1004,1804 生成部
1005,1803 送信部
1801 検出部

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する取得手段、
    Web会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有する関連録画会議データファイルを特定する特定手段、
    前記特定手段によって特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成する作成手段、
    前記作成手段によって作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、前記関連録画会議データファイルおよび前記新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成する生成手段、
    前記生成手段によって生成されたWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とするWeb会議支援プログラム。
  2. 前記取得手段は、
    前記ユーザの端末装置において画面遷移が検出される都度、前記ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のWeb会議支援プログラム。
  3. 前記取得手段は、
    所定時間が経過する都度、前記ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のWeb会議支援プログラム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載のWeb会議支援プログラムを記録した前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  5. ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する取得手段と、
    Web会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得手段によって取得された属性情報に関連する情報を有する関連録画会議データファイルを特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、前記関連録画会議データファイルおよび前記新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成されたWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするWeb会議支援装置。
  6. Web会議の選択が受け付け可能なWebページ情報が送信された結果、ユーザの端末装置に表示されているWeb画面から選択された録画会議データファイルが再生されることにより、当該録画会議データファイルにおける前記ユーザによる閲覧履歴の更新を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって閲覧履歴の更新が検出された録画会議データファイルに関するWeb会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成された開始コマンドに基づいて、前記新規なWeb会議の開催通知を前記参加者の端末装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするWeb会議支援装置。
  7. ユーザの属性情報の中から任意の属性情報を取得する取得工程と、
    Web会議の録画会議データファイルの集合の中から、前記取得工程によって取得された属性情報に関連する情報を有する関連録画会議データファイルを特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された関連録画会議データファイルへアクセスするリンク情報と、当該関連録画会議データファイルに関する関連Web会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドとを作成する作成工程と、
    前記作成工程によって作成されたリンク情報および開始コマンドを埋め込むことにより、前記関連録画会議データファイルおよび前記新規なWeb会議の選択が受け付け可能なWebページ情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成されたWebページ情報を前記ユーザの端末装置に送信する送信工程と、
    を含んだことを特徴とするWeb会議支援方法。
  8. Web会議の選択が受け付け可能なWebページ情報が送信された結果、ユーザの端末方法に表示されているWeb画面から選択された録画会議データファイルが再生されることにより、当該録画会議データファイルにおける前記ユーザによる閲覧履歴の更新を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって閲覧履歴の更新が検出された録画会議データファイルに関するWeb会議の参加者と前記ユーザとの新規なWeb会議の開始コマンドを作成する作成工程と、
    前記作成工程によって作成された開始コマンドに基づいて、前記新規なWeb会議の開催通知を前記参加者の端末装置に送信する送信工程と、
    を含んだことを特徴とするWeb会議支援方法。
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