JP7108812B2 - モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP7108812B2
JP7108812B2 JP2018543855A JP2018543855A JP7108812B2 JP 7108812 B2 JP7108812 B2 JP 7108812B2 JP 2018543855 A JP2018543855 A JP 2018543855A JP 2018543855 A JP2018543855 A JP 2018543855A JP 7108812 B2 JP7108812 B2 JP 7108812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
pwm
brushless
time
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018543855A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018066423A1 (ja
Inventor
義典 竹岡
秀尚 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2018066423A1 publication Critical patent/JPWO2018066423A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7108812B2 publication Critical patent/JP7108812B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

本開示は、ブラシレスDCモータを駆動するモータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫に関する。
従来、この種のモータ駆動装置では、モータをPWM(Pulse Width Modulation)制御で駆動させている。PWM制御では、PWMのオン幅によってモータへの印加電圧を制御することになるため、現在のモータの回転速度(以下、特記する場合を除き、単に速度と称す)が低いほどPWMオン比率は低く、速度が高いほどPWMオン比率は高くなる。
また、モータの起動時はモータの回転速度が最も低くなるため、PWMのオン比率は極端に低くなり、PWMのオン時間は短くなる。PWMのオン時間が短くなることで、端子電圧が立ち上がる前にオフしてしまい、正確に位置検出ができなくなる。このため、PWMのオン時間を確保できるよう、PWM周期を低くするなどの対策が行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、端子電圧のオン時に発生するリンギングを検出すると、位置誤検出となるため、一般的にリンギングが収束してから位置検出を行う。しかしながら、モータの起動時は、PWMのオン時間が短く、リンギング収束前に端子電圧がオフしてしまう。このため、モータの起動時のみ、位置検出の閾値を変更するなどの対策も行われている(例えば、特許文献2)。
図6は、特許文献1に記載された従来のモータ駆動装置である。図6に示すように、従来のモータ駆動装置100は、ブラシレスDCモータ101と、ブラシレスDCモータ101を駆動するための複数のスイッチング素子で構成されたインバータ102と、インバータ102のスイッチングをPWM制御するドライバ部103と、ブラシレスDCモータ101が起動中かどうかを判断し、判断結果をドライバ部103に入力する起動判断部104を備えている。
ドライバ部103は、ブラシレスDCモータ101を駆動させるためのインバータ102の複数スイッチング素子をオンおよびオフする。また、ドライバ部103は、PWM制御によってオン時間を変化させ、ブラシレスDCモータ101の回転数を制御している。起動判断部104は、ブラシレスDCモータ101が起動中であるか否かを判断し、ドライバ部103に判断結果を入力する。ドライバ部103では、ブラシレスDCモータ101が起動中である場合には、PWMキャリア周波数を、通常の運転中のPWMキャリア周波数より低くする。また、ドライバ部103では、低いPWMキャリア周波数で位置検出が十分可能な状態までブラシレスDCモータ101の回転速度を加速した後に、通常の運転に切り替え、PWMキャリア周波数を起動中より高く設定する。
これにより、PWMのオン幅が大きくなり、インバータ102のスイッチング素子を駆動する際にパルスが十分に立ち上がる。したがって、ブラシレスDCモータの誘起電圧のピーク値が本来のレベルになり、ブラシレスDCモータの起動中における回転子の位置検出を確実に行うことができる。
しかしながら、特許文献1に示す従来の構成は、ブラシレスDCモータの起動時にPWMキャリア周波数を低下させ、オフ時間幅も長くなる。これにより、ブラシレスDCモータの磁極位置を検出できない期間が長くなるため、位置検出精度が低下し、起動性悪化につながる。また、特許文献1に示す従来の構成では、PWMキャリア周波数を自由に選択できないため、共振による騒音が発生するなどの課題がある。
また、特許文献2に示す従来の構成では、リンギングのピーク値は電流値の影響を受けるため、起動時の負荷の大きさによってリンギングのピーク値が変わる。これにより、起動時の負荷が一定ではない冷蔵庫のようなシステムにおいては、位置検出タイミングが起動時の負荷によってずれ、安定した起動が困難となる課題がある。
特開平8-223971号公報 特開2003-111482号公報
本開示は、上記のような従来の課題に鑑みてなされたものであり、負荷トルク変動が大きな状態でも、安定して起動するモータ駆動装置を提供する。
具体的には、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置は、波形生成部とドライブ部とを備える。波形生成部は、通電角が120度以下の矩形波またはそれに準じる波形をPWMによって生成する。ドライブ部は、波形生成部によって生成された波形でドライブ信号を出力し、ブラシレスDCモータを起動させる。
また、印加電圧決定部と、を備え、前記印加電圧決定部はモータへ印加する電圧を決定し、前記波形生成部は、前記ブラシレスDCモータの磁極位置の検出に必要なオン幅を確
保できないときに、前記印加電圧決定部が決定した印加電圧が一定に保たれるように、前記PWM波形生成部が生成するPWMオン比率で不足している比率の半分の割合を120度に乗じ、120度から減じた通電角で駆動するモータ駆動装置。
このような構成により、同じPWMキャリア周波数であっても、PWMのオン幅を広げることが可能となる。このため、120度通電方式では位置検出できないような狭いPWMのオン幅でも、通常運転で使用するキャリア周波数のまま、位置検出が可能となり、安定したモータの起動が可能となる。
また、このような構成により、リンギングの周期は、モータまたは回路インピーダンスによって決定され、負荷によらず収束時間はほぼ一定となる。このため、同じPWMキャリア周波数でPWMオン幅を広げることによって、リンギングが収束するまでの時間を確保できることとなる。よって、このような構成により、負荷の大きさの影響を受けず安定したモータの駆動が可能となる。
また、このような構成により、90度だけではなく、120度未満の中で自由に選択できその結果、電圧変動など単純に90度と120度の切替では対応できない内容に対応できる。また、通常は特別な対応が必要なく起動し、入力電圧が高くなるなどのPWMオン幅が狭くなるような異常状態のときに、位置検出に必要なPWMオン幅を確保できることとなる。これにより、異常時でも安定したモータの駆動が可能となる。
また、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置は、ブラシレスDCモータが組み込まれた圧縮機をさらに備えていてもよい。この場合、ブラシレスDCモータが動作させる負荷が、圧縮機の圧縮要素であってもよい。このような構成により、非常に負荷が軽い起動でも位置検出に必要なPWMオン幅を確保することができる。よって、このような構成により、起動時の負荷が一定でない圧縮機を安定して起動させることができる。
また、本開示は、上述したモータ駆動装置のいずれかを備えた冷蔵庫を提供する。上述したモータ駆動装置のいずれかを備えた冷蔵庫は、圧縮機、凝縮器、減圧器、および、蒸発器がこの順に接続された冷凍サイクルを備えていてもよい。このような構成により、冷蔵庫の負荷が軽く、ブラシレスDCモータの起動に必要な印加電圧が小さくても、位置検出に必要なPWMオン幅を確保することが可能となり、冷蔵庫の周囲温度が低い温度条件でも、安定したモータの起動が可能となる。
図1は、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置のブロック図である。 図2は、本開示の実施の形態の一例によるブラシレスDCモータ5の負荷が軽いときの端子電圧の波形(A)、および、ブラシレスDCモータ5の負荷が重いときの端子電圧の波形(B)を表す図である。 図3は、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置の、一般的なブラシレスDCモータ起動時のスイッチング素子をスイッチングする波形(A)、および、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置の、起動時のスイッチング素子をスイッチングする波形(B)を表す図である。 図4は、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置における、ブラシレスDCモータの起動時と通常時とで、PWMオン時間および通電角を変更する波形生成部の動作の流れを示すフローチャートである。 図5は、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置における、PWMの最小オン時間が確保する波形生成部の動作の流れを示すフローチャートである。 図6は、従来のモータ駆動装置のブロック図である。
以下、本開示の実施の形態の例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態によって本開示が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置のブロック図である。
図1において、交流電源1は、一般的な商用電源で、例えば日本においては、実効値100Vの50Hzまたは60Hzの電源である。
図1に示すように、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置12は、整流回路2、平滑部3、インバータ4、位置検出部6、速度検出部7、印加電圧決定部8、電圧検出部9、波形生成部10、および、ドライブ部11で構成される。モータ駆動装置12は、交流電源1に接続され、ブラシレスDCモータ5を駆動させる。
整流回路2は、交流電源1を入力として交流電力を直流電力に整流するものであり、ブリッジ接続された4個の整流ダイオード2a~2dで構成される。
平滑部3は、整流回路2の出力側に接続され、整流回路2の出力を平滑する。本実施の形態においては、平滑部3は、平滑コンデンサまたはリアクタによって構成される。本実施の形態においては、回路構成の単純化のため、平滑部3が平滑コンデンサのみで構成されている例を示す。
なお、平滑部3にリアクタを用いる場合は、交流電源1とコンデンサとの間に挿入すればよく、整流ダイオード2a~2dの前後どちらでも構わない。また、リアクタについて、高周波除去部を構成するコモンモードフィルタを回路に設けた場合は、高周波除去部のリアクタンス成分との合成成分を考慮する。
インバータ4は、平滑部3からの直流電力を交流電力に変換する。インバータ4は、6個のスイッチング素子4a~4fを3相ブリッジ接続して構成される。また、6個の還流電流用ダイオード4g~4lは、スイッチング素子4a~4fに、それぞれ逆方向に接続される。
ブラシレスDCモータ5は、永久磁石を有する回転子5aと、3相巻線を有する固定子5bとから構成される。ブラシレスDCモータ5においては、インバータ4により作られた3相交流電流が固定子5bの3相巻線に流れることにより、回転子5aが回転する。
位置検出部6は、固定子5bの3相巻線に発生する誘起電圧、並びに、固定子5bの3相巻線に流れる電流および印加電圧などから、回転子5aの磁極位置を検出する。本実施の形態においては、位置検出部6は、ブラシレスDCモータ5の端子電圧を取得し、ブラシレスDCモータ5の回転子5aの磁極相対位置を検出する。具体的には、位置検出部6は、固定子5bの3相巻線に発生する誘起電圧に基づいて、回転子5aの相対的な回転位置を検出する。より具体的には、誘起電圧と基準となる電圧とを比較し、ゼロクロスを検出する。誘起電圧のゼロクロスの基準となる電圧は、3相分の端子電圧から仮想中点を作っても良いし、直流母線電圧を取得しその電圧としても良い。本実施の形態では、誘起電圧のゼロクロスの基準となる電圧は、仮想中点とする。誘起電圧から検出する方式は、構成が簡単でより安価に構成することが可能となる。
速度検出部7は、位置検出部6が検出する位置情報から、ブラシレスDCモータ5の現在の回転速度および過去一回転の平均速度を計算する。本実施の形態では、誘起電圧のゼロクロス検出からの経過時間を測定し、この経過時間から誘起電圧ゼロクロスの間隔を区間経過時間として計算する。最新の区間経過時間からブラシレスDCモータ5の現在の回転速度を計算する。また、速度検出部7は、区間経過時間の過去一回転分の和を算出し、結果から一回転の平均速度を算出する。
印加電圧決定部8は、速度検出部7で検出された一回転の平均速度と、外部から入力される目標速度とを比較する。目標速度のほうが一回転の平均速度より高ければ、印加電圧決定部8は、ブラシレスDCモータ5への印加電圧を上げるよう決定し、決定した印加電圧を波形生成部10へ入力する。目標速度が一回転の平均速度より低ければ、印加電圧決定部8は、ブラシレスDCモータ5に印加する電圧を下げるよう決定し、決定した印加電圧を波形生成部10へ入力する。目標速度が一致していれば、印加電圧決定部8は、ブラシレスDCモータ5に印加する電圧を維持するよう決定し、決定した印加電圧を波形生成部10へ入力する。
電圧検出部9は、平滑部3で平滑されインバータ4に入力される直流母線電圧の値を検出する。検出する方法としては、インピーダンスの高い抵抗により降圧した値を取り込み、分圧比から元の値を取得する方法などがとられる。この方法は、耐圧が通常5V以下であるマイコン(マイクロコンピュータ)で電圧を検出する際に有効で、かつ安価に構成することができる。また、ノイズを除去するフィルタとして、コンデンサなどが直流母線電圧を検出するマイコンの近傍の入力ライン上に挿入される。フィルタ用のコンデンサには、静電容量が数十pFのものから数十μFのものが選択される。平滑部3のリプル成分の除去が必要な場合は、静電容量の大きなコンデンサを選択し、リプルも含めた精密な電圧値を必要とする場合は、静電容量が小さなコンデンサを選択する。本実施の形態では、ブラシレスDCモータ5に印加する電圧を精度良く制御するために、抵抗による分圧および100pFのノイズフィルタによる構成とする。これにより、非常に安価な構成で電圧を精度よく検出できる。
波形生成部10は、印加電圧決定部8で決定された印加電圧値と、電圧検出部9で検出された直流母線電圧値とから、PWMのオン比率を決定する。PWMオン比率の計算には、印加電圧決定部8で決定された印加電圧値を、電圧検出部9で検出された直流母線電圧値で除算することで算出する。直流母線電圧値が一定ならば、印加電圧値が大きいほどPWMオン比率は大きくなるが、直流母線電圧値が大きくなると、PWMオン比率は小さくなる。
また、波形生成部10は、通電率を決定する際に、ブラシレスDCモータ5が停止状態から回転を始め、所定の状態に到達していない状態である起動時かどうかを判定する。起動時であれば、波形生成部10は、通常のPWMオン比率の計算結果に、120度と90度との差分の2倍を120度から引いた60度で、120度を除算した結果となる2を乗じた値を、オン比率とする。起動時かどうかの判定は、ブラシレスDCモータ5の現在の回転速度が、外部から入力される目標速度以下かつ所定値以下のときとする、または、起動開始時にフラグをセットし、目標速度に到達したらフラグをクリアするなどの方法で、容易に判定することできる。本実施の形態では、波形生成部10は、目標速度と、ブラシレスDCモータ5の現在の回転速度とから起動を判定する。この方法では、駆動に必要な情報のみで判定できるため、情報の種類を削減でき、マイコンなどのRAM使用量低減などにより安価に構成できる。
さらに、波形生成部10では、位置検出部6で検出された位置検出のタイミングから、ブラシレスDCモータ5の通電する相を決定し、速度検出部7で計算した現在の速度から通電相を切り換えるタイミングを計算し、インバータ102のスイッチング素子4a~4fの出力を切り換える。ブラシレスDCモータ5は、3相モータであるので、通電相の通電期間は、電気角で60度ごとに組合せが変わり、一つの相の通電期間は、基本的に120度通電後、60度オフを繰り返す。ただし、ブラシレスDCモータ5の起動時は、波形生成部10は、通電期間が90度となるよう通電角を制御し、通常の通電角である120度から、ブラシレスDCモータ5の起動時の通電角である90度の差である30度と、通常のオフ期間である60度加算した90度のオフ期間を設ける。スイッチング素子4a,4c,4eは、それぞれ120度ずつずれ、順番に通電が開始される。スイッチング素子4b,4d,4fも同様に、120度ずつずれ、順番に通電が開始される。さらに、スイッチング素子4aとスイッチング素子4b、スイッチング素子4cとスイッチング素子4d、および、スイッチング素子4eとスイッチング素子4fは、180度ずれて通電が開始される。これによって回転磁界が形成され、ブラシレスDCモータ5が回転する。
波形生成部10は、PWMオン比率の計算結果およびキャリア周波数から、インバータ4の通電相にあたるスイッチング素子4a~4fいずれかが、PWMで周期的にオンする時間およびオフする時間を決定する。波形生成部10は、このPWMオン時間とPWMオフ時間を決定する際に、オンする時間が、予め決定していたPWMの最小オン時間となった場合に、PWMの最小オン時間を維持できるよう、通電期間を狭める。
ここで、Tdは最終的な通電期間、Tnは現在の通電期間、TpはPWMのオン時間、および、TmはPWMの最小オン時間を表す。この場合、波形生成部10は、PWMの最小オン時間Tmに対してPWMのオン時間Tpの不足している割合の半分の比率で、現在の通電期間Tnを狭める。式で表すと(数1)となる。
Figure 0007108812000001
これを変形すると、(数2)となり、例えばTpをTmで除算した結果が0.8であれば、0.8の半分の0.4に0.5を加算した0.9倍の通電期間となるので、通電期間は108度となる。
Figure 0007108812000002
ドライブ部11は、波形生成部10から出力される信号によって、インバータ4のスイッチング素子4a~4fのオンまたはオフ(以下、オン/オフと記す)する。
冷蔵庫22は、圧縮機17、凝縮器19、減圧器20、および、蒸発器21で構成された冷凍サイクルを搭載し、蒸発器21で冷却された空気を冷蔵室および冷凍室に送ることで、冷蔵庫22の筐体内部を冷却する。圧縮機17の圧縮方式(機構方式)は、ロータリ型またはスクロール型など、任意の方式が用いられる。本実施の形態においては、レシプロ型を採用している。レシプロ型の圧縮方式は、圧縮要素である冷媒の漏れが少なく、低速では効率よく圧縮することができる。本実施の形態においては、圧縮機17は、レシプロ型であるため、ブラシレスDCモータ5の回転子5aに接続されたクランクシャフト(図示せず)により、回転運動は往復運動に変換される。クランクシャフトに接続されたピストン(図示せず)は、シリンダ(図示せず)内を往復することとなり、シリンダ内の冷媒を圧縮する。
圧縮機17で圧縮された冷媒は、凝縮器19、減圧器20、および、蒸発器21を順に通って、再び圧縮機17に戻る冷凍サイクルを構成する。このとき、凝縮器19では放熱を、蒸発器21では吸熱を行うので、冷却および加熱を行うことができる。
以上のように構成されたモータ駆動装置12について、図面を参照しながら説明する。
まず、図2を用いて、PWMの最小オン時間の決定について説明する。
図2の波形(A)は、ブラシレスDCモータ5が駆動させる負荷が小さいときの、ブラシレスDCモータ5のスイッチング素子4cにつながる端子電圧の波形を示している。
図2の波形(B)は、ブラシレスDCモータ5が駆動させる負荷が大きいときの、ブラシレスDCモータ5のスイッチング素子4cにつながる端子電圧の波形を示している。
図2において、スイッチング素子4fは、常時オンされており、T1でスイッチング素子4aがオンされ、T3でスイッチング素子4aがオフされる。これに伴い、ブラシレスDCモータ5のスイッチング素子4cにつながる相の端子電圧に、誘起電圧がT1で立ち上がり、T3でオフする。
しかし、T1からT3の区間では、誘起電圧だけでなく、T1での立ち上がりとともにリンギング電圧が発生する。ブラシレスDCモータ5が動作させる負荷の軽い図2の波形(A)より、ブラシレスDCモータ5が動作させる負荷の重い図2の波形(B)の方が、リンギング電圧のピークは高くなる。一方で、リンギング電圧の周期は図2の波形(A)と波形(B)で変わらず、T2の時間で2周期となり、ともにほぼ収束し、誘起電圧そのものの電圧が現れる。
このように、リンギングを含めて位置検出の閾値を決定することは困難であるが、例えば「T2以降のみ位置検出を行う」のように、リンギングの影響がでないよう位置検出を行うことは容易である。ただし、このためには、PWMのオン時間をT2以上確保することが必要であるため、あらかじめリンギングの収束時間を測定し、PWMの最小オン時間として決定し、PWMの最小オン時間として決定する。
次に、図3を用いて、通電角およびPWMのオン時間の変更を説明する。
図3の波形(A)は、ブラシレスDCモータ5の一般的な起動時のスイッチング素子4aをスイッチングする波形を表す。図3の波形(B)は、本実施の形態のブラシレスDCモータの起動時のスイッチング素子4aをスイッチングする波形を表す。
図3の波形(A)および波形(B)において、横軸は、時間を表し、縦軸は、スイッチング素子4aのスイッチング波形の状態のオンとオフを示している。図3の波形(A)および波形(B)において、T4は、スイッチング素子4aの通電開始タイミングであり、T6で120度相当の時間が経過する。本実施の形態において、位置検出に必要な時間はP1である。図3の波形(A)において、PWMのオン時間は、P1よりも短いP2であり、必要なPWMのオン時間がP3だけ不足しており、位置検出が安定せず、ブラシレスDCモータの正常な起動を行うことができない。
一方、図3の波形(B)において、PWMのオン時間はP4とし、図3の波形(A)におけるPWMのオン時間の2倍となるよう変更する。一方で、通電期間は、T4からT5の時間となり、90度相当とする。2相ある通電相に対して、60度ずらして30度の間、1相のみ通電することとなるので、120度の間に30度が2回の計60度、1相のみの通電となり、その間は電流がインバータ4から供給されない。このため、通電期間の90度は、図3の波形(A)の通電期間である120度に対し、電流を供給する区間が半分となる。PWMのオン時間の2倍で通電角での電流を供給する倍率が1/2となるので、通電期間の平均電圧は維持され、目的の印加電圧が保たれることとなる。
また、PWMオン時間を2倍したことにより、位置検出に必要なPWMオン時間は確保され、PWMオン時間が短い状態である起動から正確な位置検出が行え、安定した起動が可能となる。
次に、図4を用いて、ブラシレスDCモータ5の起動時および通常運転時のPWMオン時間、並びに、通電角を変更する動作の詳細を説明する。
図4は、本実施の形態のブラシレスDCモータ5の起動時および通常時で、PWMオン時間および通電角を変更する波形生成部10のフローチャートである。
まず、STEP101において、波形生成部10が、目標速度、および、速度検出部7が検出するブラシレスDCモータ5の現在の回転速度から、ブラシレスDCモータ5が起動中かどうかを判定する。判定は、目標速度より現在の回転速度が低く、かつ現在の回転速度が、例えば15r/s以下のときは、起動中とする。この場合は、目標速度が30r/sで、速度検出部7からの現在の回転速度が10r/sであれば、起動中となる。ここで、判定の結果が起動中として(STEP101でYes)、STEP102に移行する。
STEP102では、波形生成部10が現在出力しようとしているPWMオン時間を2倍に増加させ、ドライブ部11に出力するよう設定する。そして、STEP103に移行する。
STEP103では、ブラシレスDCモータ5の通電相を切り換えずに通電を続ける期間である通電期間を、120度相当の時間から、120度の2倍の逆数の半分である1/4を120度から減じた90度の時間にし、90度経過時点で出力を停止させる。そして、120度相当の時間で通電相を切り換える。このように出力する相とタイミングを決定しながらPWM波形をドライブ信号に出力する。これによってPWMオンの時間を増加させつつ、通電相の120度区間に印加される電圧の平均は、STEP102およびSTEP103を実行する前と同等となる。
一方、STEP101においてブラシレスDCモータ5が起動中でないと判断した場合(STEP101でNo)、STEP104に移行する。
STEP104では、波形生成部10が現在設定されているPWMオン幅をそのまま、ドライブ部11に出力するよう設定し、STEP105に移行する。
STEP105では、通電期間を120度とし、120度ごとに通電相を切り換えながら、PWM波形をドライブ信号に出力する。
以上のSTEP101~STEP105を、通電相の切り換えごとに行うことで、位置検出に必要なPWMオン幅を確保しながら確実な起動を行い、通常運転時は、よりブラシレスDCモータ5の効率が良い120度通電で駆動を行うことができる。
次に、図5を用いて、波形生成部10が電圧変動等により必要なPWMオン幅が確保できない場合の動作について説明する。
STEP201では、まず電圧検出部9で検出したインバータ4に入力される直流母線電圧の値を波形生成部10が取得し、STEP202に移行する。
STEP202では、印加電圧決定部8で計算した印加電圧値を波形生成部10が取得し、STEP203に移行する。
STEP203では、STEP201で取得した直流母線電圧で、STEP202で取得した印加電圧値を除算し、その結果をPWMのオン比率として格納する。そしてSTEP204へ移行する。
STEP204では、STEP203で計算したPWMのオン比率と、ブラシレスDCモータの速度範囲または共振などからあらかじめ決定するPWMキャリア周波数から、PWMのオン時間を設定する。具体的には、PWMキャリアの周期とPWMのオン比率とを乗算した結果を、PWMのオン時間として設定する。そして、PWMのオン時間設定後にSTEP205に移行する。
STEP205では、STEP204で計算したPWMのオン時間が、端子電圧に発生するリンギング電圧の収束時間または処理時間などからあらかじめ決定されるPWMの最小オン時間未満かどうかを判定する。このPWMの最小オン時間よりもPWMのオン時間が短ければ、ブラシレスDCモータ5の回転子5aの磁極位置の検出が正確に行われず、駆動することができなくなる。判定の結果、PWMのオン時間がPWMの最小オン時間未満であるとし、STEP206に移行する。
STEP206では、PWMのオン時間がPWMの最小オン時間よりも短いため、どの程度充たせているかの割合を計算する。具体的にはPWMのオン時間をPWMの最小オン時間で除算する。除算した結果を充足率として格納し、STEP207へ移行する。
STEP207では、現在の通電角と速度とから計算される通電期間に、STEP206で計算した充足率を(式2)に適用し、最終的に出力する通電期間として、ドライブ部11を制御し、ブラシレスDCモータの通電相を切り換える。そして、STEP208へ移行する。
STEP208では、通電期間を変更したので、PWMのオン時間をPWMの最小オン時間に変更し、ドライブ部11に出力する。PWMの最小オン時間に対するPWMのオン時間の不足分を通電角に相当する通電期間で減じることにより、通電角120度区間の平均印加電圧は印加電圧決定部8で決定した印加電圧値となる。
一方で、STEP205でPWMのオン時間がPWMの最小オン時間以上である場合(STEP205でNo)、STEP209に移行する。
STEP209では、PWMのオン時間は変更せず、SETP210へ移行する。
STEP210では、通電期間はそのままでSTEP209で設定されたPWMのオン時間でドライブ部11を制御し、ブラシレスDCモータ5の通電相を、位置検出部6の位置情報に基づき、切り換える。
以上の処理を図4のSTEP104およびSTEP105と置き換えることで、通常の駆動中でも電圧変動等によりPWMオン時間が短くなっても、PWMの最小オン時間を常に確保できることとなり、起動から通常の駆動まで常に位置検出が確実に行われ安定した駆動が可能となる。
また、図5に示すSTEP201~STEP210の処理は、PWMの最小オン時間を常に確保する処理であるため、通常運転時だけでなく、ブラシレスDCモータ5の起動時にも適用することができる。よって、STEP201~STEP210の処理をブラシレスDCモータ5の起動時に適用することにより、ブラシレスDCモータ5の起動時に安定した位置検出が行える。つまり、図4のSTEP101~STEP105の処理と、STEP201~STEP210は、置き換え可能である。これにより、起動時と通常運転時とを別の処理で行う必要がなくなり、同一の処理で起動から通常運転まで安定して駆動できるため、制御を行うためのマイコンのROM容量削減が可能となり、安価な構成が可能となる。
次に、圧縮機17にモータ駆動装置12を適用した際の説明を行う。圧縮機17において、負荷は一定ではなく、圧縮する気体の状態によって負荷は変化するため、ブラシレスDCモータ5の起動時も非常に軽い負荷から重い負荷まで幅広く存在する。非常に軽い負荷に対し、重い負荷にあわせた印加電圧では、制御が追従できず、ブラシレスDCモータ5をうまく起動させることができない。そこで、波形生成部10で、ブラシレスDCモータ5の起動前にどの程度の負荷状態かを判定する。判定方法は、ブラシレスDCモータの固定相に電圧を印加し、回転子5aの位置を固定する。固定した回転子5aが回転する方向の通電相に電圧を印加する。このとき、次の位置検出が発生するまでにどの程度時間がかかったかによって負荷の大きさを判定する。時間が長いほど負荷は重く、すぐに位置検出が発生した場合は負荷が軽いと判定する。このように負荷に対応し、PWMのオン時間を変更すると、通電角が120度のままでは位置検出に必要なPWMの最小オン時間が確保できなくなるため、図4もしくは図5に示す処理を行うことで、PWMの最小オン時間を確保できる。これによって非常に負荷の軽い条件であっても、適切な電圧を印加し、安定した起動が可能となる。
また、レシプロ型の圧縮機はイナーシャが大きく、短時間での速度変動が少ないため、通電角を狭めて無通電区間を設けても影響が殆どなく、圧縮機17は、滑らかな駆動が可能となる。
次に、冷蔵庫22について説明する。冷蔵庫22は、庫内の負荷および外気温度などによって必要な負荷は大きく変動し、特に外気温度が5℃などでは負荷が非常に小さくなる。このような条件では、ブラシレスDCモータ5の起動に必要な印加電圧が小さくなり、圧縮機17を駆動するブラシレスDCモータ5の位置検出に必要なPWMの最小オン時間が確保されず、ブラシレスDCモータ5が起動できなくなる。しかし、本実施の形態では、通電角を狭め、PWMのオン時間を広げ、PWMの最小オン時間を確保できるよう、図4および図5に示すような処理を行うため、ブラシレスDCモータ5を起動することが可能となる。
以上のように、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置12は、通電角が120度以下の矩形波またはそれに準じる波形をPWMによって生成する波形生成部10と、波形生成部10によって生成された波形でドライブ信号を出力しブラシレスDCモータ5を起動するドライブ部11を有するとしたことにより、同じPWMキャリア周波数であってもPWMのオン幅を広げることが可能となる。これにより、120度通電では位置検出できないような狭いPWMのオン幅でも位置検出が可能となり安定した起動が可能となる。
また、リンギングの周期は、モータまたは回路インピーダンスによって決定され、負荷によらず収束時間はほぼ一定となるため、同じPWMキャリア周波数でPWMオン幅を広げることによってリンギングが収束するまでの時間を確保できることとなり、負荷の大きさの影響を受けず安定した駆動が可能となる。
また、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置12において、波形生成部10は、ブラシレスDCモータ5の磁極位置の検出に必要なオン幅を確保できないときに120度未満の通電角を出力する。このような構成により、通常は特別な対応が必要なく起動し、入力電圧が高くなるなどのPWMオン幅が狭くなるような異常状態のときに、位置検出に必要なPWMオン幅を確保できることとなる。これにより、異常時でも安定したブラシレスDCモータ5の駆動が可能となる。
また、ブラシレスDCモータ5のインダクタンスを減少させると、ブラシレスDCモータ5の起動に必要な印加電圧が減少するが、同じ制御のままで位置検出に必要なPWMの最小オン時間が確保できるので、インダクタンスを減少させた安価なモータを採用することができる。
また、交流電源1が、地域によっては100Vより高い110Vなどがある。このような交流電源の電圧が高い地域でブラシレスDCモータを動作させようとすると、ブラシレスDCモータの起動に必要な印加電圧が一定であるため、PWMのオン時間は短くなる。しかしながら、通電角を狭めPWMのオン時間を広げブラシレスDCモータの起動が可能となるため、単一の制御で複数の地域に展開することができ、開発の工数を削減することができる。
また、本開示の実施の形態の一例によるモータ駆動装置12は、ブラシレスDCモータ5が組み込まれた圧縮機17を備えていてもよい。この場合、ブラシレスDCモータ5が駆動する負荷が圧縮機17の圧縮要素であってもよい。このような構成により、非常に負荷が軽い起動でも、位置検出に必要なPWMオン幅を確保することができる。よって、起動時の負荷が一定でない圧縮機17を安定して起動させることができる。
また、本開示の実施の形態の一例による冷蔵庫22は、圧縮機17、凝縮器19、減圧器20、蒸発器21、および、圧縮機17の順に接続された冷凍サイクルを備えていてもよい。圧縮機17に組み込まれたブラシレスDCモータ5をモータ駆動装置12で起動する冷蔵庫22としたことにより、冷蔵庫22の負荷が軽く、ブラシレスDCモータ5の起動に必要な印加電圧が小さくても、位置検出に必要なPWMオン幅を確保することが可能となる。これにより、冷蔵庫22の周囲温度が5℃程度の低い温度条件でも安定した起動が可能となる。
以上述べたように、本開示は、モータ起動時の負荷が一定でなくても、モータの起動が可能となるモータ駆動装置を提供する。よって、冷蔵庫のみならず、エアコン、自動販売機およびショーケース、並びに、ヒートポンプ給湯器等における圧縮機等に適用できる。
1 交流電源
2 整流回路
3 平滑部
4 インバータ
5 ブラシレスDCモータ
5a 回転子
5b 固定子
6 位置検出部
7 速度検出部
8 印加電圧決定部
9 電圧検出部
10 波形生成部
11 ドライブ部
12 モータ駆動装置
17 圧縮機
19 凝縮器
20 減圧器
21 蒸発器
22 冷蔵庫

Claims (3)

  1. 通電角が120度以下の矩形波またはそれに準じる波形をPWMによって生成する波形生成部と、
    前記波形生成部によって生成された波形でドライブ信号を出力しブラシレスDCモータを駆動するドライブ部と、印加電圧決定部と、を備え、
    前記印加電圧決定部はモータへ印加する電圧を決定し、前記波形生成部は、前記ブラシレスDCモータの磁極位置の検出に必要なオン幅を確保できないときに、前記印加電圧決定部が決定した印加電圧が一定に保たれるように、前記PWM波形生成部が生成するPWMオン比率で不足している比率の半分の割合を120度に乗じ、120度から減じた通電角で駆動するモータ駆動装置。
  2. 前記ブラシレスDCモータが組み込まれた圧縮機をさらに備え、
    前記ブラシレスDCモータが動作させる負荷が前記圧縮機の圧縮要素を含む請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 請求項2に記載のモータ駆動装置を備えるとともに、
    前記圧縮機、凝縮器、減圧器、および、蒸発器が順に接続された冷凍サイクルを備えた冷蔵庫。
JP2018543855A 2016-10-05 2017-09-27 モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫 Active JP7108812B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016196909 2016-10-05
JP2016196909 2016-10-05
PCT/JP2017/034849 WO2018066423A1 (ja) 2016-10-05 2017-09-27 モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018066423A1 JPWO2018066423A1 (ja) 2019-09-05
JP7108812B2 true JP7108812B2 (ja) 2022-07-29

Family

ID=61831717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018543855A Active JP7108812B2 (ja) 2016-10-05 2017-09-27 モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7108812B2 (ja)
CN (1) CN109804549B (ja)
WO (1) WO2018066423A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160950A (ja) 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータ駆動装置およびこれを具備した冷蔵庫
US20140013784A1 (en) 2012-07-13 2014-01-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Bldc motor driving apparatus and refrigerator using the same

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2662668B2 (ja) * 1986-05-29 1997-10-15 株式会社 東京アールアンドデー 電動車輛の速度制御装置
JP2009136149A (ja) * 2009-03-19 2009-06-18 Panasonic Corp ブラシレスdcモータの駆動装置及び冷蔵庫の圧縮機およびブラシレスdcモータの駆動方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160950A (ja) 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータ駆動装置およびこれを具備した冷蔵庫
US20140013784A1 (en) 2012-07-13 2014-01-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Bldc motor driving apparatus and refrigerator using the same

Also Published As

Publication number Publication date
CN109804549B (zh) 2022-06-24
JPWO2018066423A1 (ja) 2019-09-05
WO2018066423A1 (ja) 2018-04-12
CN109804549A (zh) 2019-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6134905B2 (ja) モータ駆動装置およびにこれを用いた電気機器
WO2017038024A1 (ja) モータ駆動装置、および、これを用いた圧縮機の駆動装置並びに冷蔵庫
JP2012222842A (ja) モータ駆動装置およびにこれを用いた電気機器
KR20140102536A (ko) 3상 모터의 제어 장치 및 이를 포함한 왕복동식 압축기
JP7308389B2 (ja) モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫
JP2010252406A (ja) モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫
JP7108812B2 (ja) モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫
WO2022176615A1 (ja) モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫
JP2010252480A (ja) モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫
JP5621443B2 (ja) モータ駆動装置およびにこれを用いた電気機器
JP2008005639A (ja) ブラシレスdcモータの駆動方法およびその装置
JP6182462B2 (ja) 電力変換装置
JP2019092353A (ja) モータ駆動装置およびにこれを用いた冷蔵庫
JP2006050805A (ja) ブラシレスdcモータ駆動装置
EP3288176B1 (en) Motor drive device and refrigerator employing same
JP6450939B2 (ja) モータ駆動装置、およびこれを用いた圧縮機の駆動装置、冷凍装置および冷蔵庫
JP2006223014A (ja) モータ駆動装置
JP2012161219A (ja) ブラシレスdcモータの制御装置
WO2019225486A1 (ja) モータ駆動装置およびにこれを用いた冷蔵庫
WO2022176614A1 (ja) モータ駆動装置およびこれを用いた冷蔵庫
JP2006304444A (ja) モータ駆動装置と冷蔵庫
JP6450938B2 (ja) モータ駆動装置、およびこれを用いた圧縮機の駆動装置、および冷蔵庫
JP6383940B2 (ja) モータ駆動装置
JP2006034001A (ja) ブラシレスdcモータの駆動装置
JP2007143240A (ja) モータの駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200918

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220328

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7108812

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151